JPS5835727B2 - 圧搾式フイルタプレス装置 - Google Patents

圧搾式フイルタプレス装置

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Publication number
JPS5835727B2
JPS5835727B2 JP55075077A JP7507780A JPS5835727B2 JP S5835727 B2 JPS5835727 B2 JP S5835727B2 JP 55075077 A JP55075077 A JP 55075077A JP 7507780 A JP7507780 A JP 7507780A JP S5835727 B2 JPS5835727 B2 JP S5835727B2
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JP
Japan
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reinforcing ring
ring
furnace plate
furnace
pressing
Prior art date
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Expired
Application number
JP55075077A
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English (en)
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JPS571412A (en
Inventor
政行 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd filed Critical Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧搾式のフィルタプレス装置に関スル。
一般に玉梓式のフィルタプレス装置による原液の圧搾濾
過にあっては、その圧搾圧の大小によって濾過効率或い
は処理能率が著しく相異してくる。
一方圧搾p板の本体を剛性の額縁に対して可撓材で形成
し、内部に圧搾媒体を導入して膨張、圧搾するものでは
、圧搾圧を上げると可撓材が破損しやすく、又原液孔付
近での異常な膨出による原液供給の阻害という問題を有
している。
このため従来は例えば可撓材の原液孔部に補強リングを
嵌合して、可撓材の原液孔側への膨出の防止等を行って
いたが、可撓材の異常膨出や局部的な膨出による破損に
対しては対策がなされて卦らず、従って圧搾圧を十分に
上げることができなかった。
本発明は上記欠点を解消し、超高正の圧搾圧を負荷する
ことができる装置を提供する。
本発明の基本的な技術思想は可撓材の膨張形状を適当な
形状に規制し、局部的な膨張等、異常な膨張を防ぐとこ
ろにある。
実施例について説明すると、1は普通F板で、2は圧搾
炉板である。
本発明の装置はこの普通炉板1と圧搾炉板2とを交互に
配し、作業に際してこれらを重合させる形式のものであ
る。
これら普通炉板1圧搾炉板2の正面形状は円形その他角
形でもよい。
圧搾炉板2は周囲の剛性材からなる額縁3と、その内側
に嵌1り込む可撓性材からなる炉板本体4とからなる。
炉板本体4は中央に原液孔部5fr:有し、肉厚中心部
に圧搾媒体導入室6を周囲から前記原液孔部50近くま
で切り込んだ形に形成している。
Iは圧搾媒体導入管である。8は炉布で、原液孔部5付
近では二重にして補強している。
9は炉板本体40表面に形成した滑液溝である。
10はフランジ部11を形成した補強リングで、鋳物、
硬質ゴム等の剛性材からなり、一対に形成されている。
この一対の補強リング10゜10を前記炉板本体4の原
液孔部5に両側から嵌め込み結合する。
このとき補強リング10.10のフランジ部11.11
が炉板本体4の原液孔部5周辺表面を両側から挾持する
この場合、補強リング10のフランジ部外周縁121で
の半径は前記圧搾媒体導入室6の内周端6alでの径よ
りも多小犬きくする。
これは圧搾媒体導入室6に気体、液体等の圧搾媒体を導
入し、炉板本体4を押し広げる際に、強圧により戸板本
体4が圧搾媒体導入室6の内周縁6aから裂けるのを防
止するためである。
13は補強リング10表面に形成した溝で、炉板1,2
重合時に釦ける原液の流通を確保する。
14は補強リング10の結合具である。15はF液排出
路で16はその当て板である。
次に前記普通炉板1は中央部に原液孔部17を有し、周
囲に厚肉の額縁部18を有する剛性材からなるもので、
炉板重合時に該普通炉板1の原液孔部11が圧搾炉板2
の原液孔部5と連通して原液通路19を形成すると共に
額縁部18が前記圧搾炉板2の額縁3と重合してその内
孔側の両済板1゜2間に液室20を形成する。
21は炉布、22は滑液溝である。
23は補助リングで、前記補強リング10と一様に鋳物
、硬質ゴム等の剛性材からなり、一対に形成されている
この補助リング23.23を普通炉板1の原液孔部17
へ両側から装着し結合する。
この結果、補助リング23は普通炉板1の原液孔部17
及び原液孔部17周辺表面に当接することになるが、普
通炉板1を強化することを本旨とするものではない。
又普通炉板1と補助リング23との当接は、実施例の場
合普通炉板1の原液孔部17周辺が原液孔部17に向っ
て肉厚が減少する形になっているが、これに限定される
ものではなく、例えば圧搾炉板2と補強リング10との
図の如き当接面形状と同様にしてもよい。
一方、補助リング23の外周縁24の形状は前記補強リ
ング10のフランジ部外周縁12との関係で重要である
すなわち補助リング23を用いることによって、炉板1
,2の重合時に釦ける補強リング10のフランジ部外周
縁12から普通炉板1表面1での間を前記補助リング2
3の外周縁24により液室20の普通炉板1表面寄りの
領域をフランジ部外周縁12より外径側に制限すること
である。
そして望1しくは滑らかな曲線をもって制限することで
ある。
従って前記補助リング23は、その外径寸法を補強リン
グ10の外径よりも犬きく設定するとともに、補強リン
グ10のフランジ部外周縁12に対向する表面所定部か
ら外周縁にかげて滑らかな傾斜曲面をなすように形成し
ている。
しかしながら補助リング23の外周縁24形状はこれを
厳密なものとする必要はない。
要するに補助リング23の外周縁24は戸板本体4が膨
張時に補強リング10のフランジ部外周縁12を越える
とき、この越えた部分を自然な膨出形状にガイドしてフ
ランジ部外周縁12より外径側に制限できるものであれ
ばよい。
な訃補助リング23と補強リング10は普通戸板1と圧
搾戸板20重合により重合ないし近接するようにする。
近接させる場合には、戸板本体4の膨出部分が近接空隙
内に侵入することがないように、その間隔を十分小さく
設定することは勿論である。
25は補強リング10の溝13と同様な役割をなす溝で
、26に結合具である。
次に作用について説明すると、捷ず戸板1・・・2・・
・を重合させて図の如く原液通路19を連通させると共
に液室20を形成する。
次に原液を原液通路19に導入し、溝13.25を通し
て液室20にも導入する。
さらに圧搾媒体を圧搾媒体導入管7を通じて圧搾媒体導
入室6に供給し、戸板本体4を内部から両側へ押し広げ
膨張させる。
このとき戸板本体4は補強リング10のフランジ部外周
縁12に沿って膨出すると共に、さらに補助リング23
の外周部に沿ってガイドされ、局部的な異常膨張ができ
ない状態で仮想線Aの如く膨張する。
今、もし補助リング23がないとすれば、炉板本体4は
補強リング10のフランジ部外周縁12から普通炉板1
の表面1での間を仮想線Bの如く局部膨張する傾向を示
し、高圧を負荷することができない。
本発明の発明者等の実験によれば、補強リング10だゆ
では許容圧搾圧は30ky/c赤程度であるが、本発明
のように補強リング10と補助リング23とを組合せる
と圧搾圧は100kq/crA程度1で可能となる。
一方原液処理量は2〜3倍となる。な釦補強リング10
と補助リング23とを滑板1,2重合時に重合させるこ
とにより、圧搾炉板2の原液孔側自由端部を両側から確
実に支持して、強圧によっても圧搾炉板2が容易に変形
、変位しないものにすることができる。
以上、本発明によれば、可撓材からなる圧搾炉板本体4
の原液孔部5に補強リング10を嵌め込むと共にそのフ
ランジ部11で前記原液孔部5周辺面を挟着する一方、
補強リング10より大きい外径寸法を有する補助リング
23を普通炉板1の原液右部17に必着し一炉桁重合時
に補強リング10と補助リング23とを重合ないし戸板
本体4の侵入を許さない間隔に近接させて、フランジ部
外周縁12を越える炉板本体4の膨出部分を補助リング
23の外周部でフランジ部外周縁12より外径側に制限
するようにしたので、圧搾時に訃げる戸板本体40局部
的な膨張が防止され、且P板本体4が穏やかに湾曲した
状態で膨出し圧搾媒体の圧力を原液圧搾に集中させるこ
とができ、従って高圧の圧搾圧を炉板本体4に負荷する
ことができる。
勿論、補強リング10により戸板本体4の圧搾媒体導入
による裂け、及び原液通路19側への膨張が防止できる
又、補強リング10と補助リング23とを戸板1,2重
合時に重合するようにすれば、圧搾炉板2が両側から確
実に支持され、圧搾圧に対して堅固となる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、普通戸板と圧搾炉板の重合
状態を示す縦断面図である。 1・・・普通炉板、2・・・圧搾炉板、4・・・戸板本
体、5・・・圧搾炉板の原液孔部、10・・・補強リン
グ、11・・・フランジ部、12・・・フランジ部外周
縁、13.25・・・溝(連通路)、1γ・・・普通戸
板の原液孔部、20・・・液室、23・・・補助リング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧搾炉板と普通炉板とを交互に配して重合し、該重
    合により形成される液室に対して圧搾p板を膨出させて
    原液を圧搾濾過する装置であって、可撓材からなる圧搾
    炉板本体の原液孔部に嵌着され自己のフランジ部で前記
    原液孔部周辺表面を挾持した補強リング、普通炉板の原
    液孔部に装着され補強リングより大きい外径寸法を有し
    炉板重合時に補強リングと重合ないし圧搾炉板本体侵入
    を許さない間隔に近接して自己の外周部で補強リングフ
    ランジ部外周縁を越える圧搾炉板本体の膨出部分を補強
    リングフランジ部外周縁より外径側に制限する補助リン
    グ、補強リングと補助リングが対向し合う部分に形成さ
    れ原液孔部な液室に連通させる連通路からなる圧搾式フ
    ィルタプレス装置。 2 連通路は補強リングまたは補助リングの表面に形成
    した溝である特許請求の範囲第1項記載の圧搾式フィル
    タプレス装置。
JP55075077A 1980-06-03 1980-06-03 圧搾式フイルタプレス装置 Expired JPS5835727B2 (ja)

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JPS571412A JPS571412A (en) 1982-01-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58124209U (ja) * 1982-02-17 1983-08-24 株式会社則武鉄工所 単式フィルタ−プレス
DE202005006535U1 (de) 2005-04-22 2006-08-31 Jvk Filtration Systems Gmbh Kammerfilterplatte

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937264A (ja) * 1972-08-12 1974-04-06

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JPS4937264A (ja) * 1972-08-12 1974-04-06

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JPS571412A (en) 1982-01-06

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