JPS5832903Y2 - ポリウレタン樹脂混合装置 - Google Patents
ポリウレタン樹脂混合装置Info
- Publication number
- JPS5832903Y2 JPS5832903Y2 JP8232078U JP8232078U JPS5832903Y2 JP S5832903 Y2 JPS5832903 Y2 JP S5832903Y2 JP 8232078 U JP8232078 U JP 8232078U JP 8232078 U JP8232078 U JP 8232078U JP S5832903 Y2 JPS5832903 Y2 JP S5832903Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- mixing
- resin component
- outlet
- mixing chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、各樹脂成分の流入口ならびに流出口および
これらの混合液の成形型への吐出口とを有する混合室内
を、該樹脂成分の流出入を制御するピストンが往復動す
るポリウレタン樹脂混合装置の改良に関する。
これらの混合液の成形型への吐出口とを有する混合室内
を、該樹脂成分の流出入を制御するピストンが往復動す
るポリウレタン樹脂混合装置の改良に関する。
従来、ポリウレタン樹脂の成形においては、化学的に反
応する各樹脂成分を対向する流入口より混合室内に注入
し、両成分を向流混合せしめて成形型へ吐出する混合装
置が知られているが、この装置において混合液の成形型
への送入を間欠的に行なうため、混合室内に各樹脂成分
のための戻し溝を備えたピストンを往復動させ、混合停
止中には各流入口から混合室内に流入する樹脂成分を該
戻し溝を通じ、混合室のそれぞれの流出口から各樹脂成
分のタンクに循環するように構成されたものが使用され
ている。
応する各樹脂成分を対向する流入口より混合室内に注入
し、両成分を向流混合せしめて成形型へ吐出する混合装
置が知られているが、この装置において混合液の成形型
への送入を間欠的に行なうため、混合室内に各樹脂成分
のための戻し溝を備えたピストンを往復動させ、混合停
止中には各流入口から混合室内に流入する樹脂成分を該
戻し溝を通じ、混合室のそれぞれの流出口から各樹脂成
分のタンクに循環するように構成されたものが使用され
ている。
このように、戻し溝を備えたピストンによって混合停止
中における各樹脂成分が流出口を通じて各樹脂成分タン
クに循環するように構成されたものにあっては、混合の
開始および停止の切替を極めて適確かつ簡単容易に制御
することができ、同時に各樹脂成分の流入の圧力を常に
一定に保持することができるために作業工程上の効率が
極めて良好である。
中における各樹脂成分が流出口を通じて各樹脂成分タン
クに循環するように構成されたものにあっては、混合の
開始および停止の切替を極めて適確かつ簡単容易に制御
することができ、同時に各樹脂成分の流入の圧力を常に
一定に保持することができるために作業工程上の効率が
極めて良好である。
ところで、上述した混合装置においては、混合停止中に
あっても各樹脂成分を混合室内に注入しピストンの戻し
溝を通じて循環させるので、この場合における両樹脂成
分の干渉を防止するために、両戻し溝間のピストンロン
ドと混合室内壁との間のシーリングを図る必要がある。
あっても各樹脂成分を混合室内に注入しピストンの戻し
溝を通じて循環させるので、この場合における両樹脂成
分の干渉を防止するために、両戻し溝間のピストンロン
ドと混合室内壁との間のシーリングを図る必要がある。
通常このシーリングは、ピストンロンドの二つの戻し溝
の間に該戻し溝と平行するシール溝を設け、該シール溝
の両端部にも環状シール溝を形成し、該シール溝および
環状シール溝に各樹脂成分の反応混合物を付着させシー
ル層を形成せしめることによって行なわれている。
の間に該戻し溝と平行するシール溝を設け、該シール溝
の両端部にも環状シール溝を形成し、該シール溝および
環状シール溝に各樹脂成分の反応混合物を付着させシー
ル層を形成せしめることによって行なわれている。
しかしながら、この種の混合装置にあっては、反応混合
物によるシール層が形成されるピストンロンド自体が、
混合室内壁を常時往復動するものであるから、該シール
層が破壊されやすく、また、混合停止中における樹脂成
分の混合室内への流入圧力も相当高いものであるので、
シール層のわずかな間隙から両樹脂成分が漏洩し、互い
に干渉し合うという好ましくない現象がしばしば生じて
いた。
物によるシール層が形成されるピストンロンド自体が、
混合室内壁を常時往復動するものであるから、該シール
層が破壊されやすく、また、混合停止中における樹脂成
分の混合室内への流入圧力も相当高いものであるので、
シール層のわずかな間隙から両樹脂成分が漏洩し、互い
に干渉し合うという好ましくない現象がしばしば生じて
いた。
この考案は、かかる状況に鑑みて考案されたものであっ
て、混合停止中における戻し溝通過中の樹脂成分の流体
圧力を低下せしめることによって、各戻し溝間における
樹脂成分の漏洩を低減もしくは防止しようとするもので
ある。
て、混合停止中における戻し溝通過中の樹脂成分の流体
圧力を低下せしめることによって、各戻し溝間における
樹脂成分の漏洩を低減もしくは防止しようとするもので
ある。
以下添付の図面に従って、この考案の詳細を説明すると
、第１図は混合時における混合装置の縦断面図であり、
第２図は混合停止時における同装置の縦断面図である。
、第１図は混合時における混合装置の縦断面図であり、
第２図は混合停止時における同装置の縦断面図である。
この混合装置は、混合室１０内に、各樹脂成分Ａ、Ｂの
流入口１１．１２ならびに流出口１３．１４およびこれ
らの混合液の成形型への吐出口１５を有し、該混合室１
０内を各樹脂成分の流出入を制御するピストン２０が往
復動するものである。
流入口１１．１２ならびに流出口１３．１４およびこれ
らの混合液の成形型への吐出口１５を有し、該混合室１
０内を各樹脂成分の流出入を制御するピストン２０が往
復動するものである。
図示するように、混合時においては、ピストン２０は各
流入口１１．１２を開口する位置に移動しく第１図）、
混合停止時においては、各樹脂成分Ａ、Ｂの流入口１１
．１２とその流出口１３．１４とをピストン２０に設け
た戻し溝２１．２２によって連結する位置に移動する（
第２図）。
流入口１１．１２を開口する位置に移動しく第１図）、
混合停止時においては、各樹脂成分Ａ、Ｂの流入口１１
．１２とその流出口１３．１４とをピストン２０に設け
た戻し溝２１．２２によって連結する位置に移動する（
第２図）。
そして、混合停止時における各樹脂成分Ａ、Ｂば、ピス
トン２０の戻し溝２１．２２を通じ、各流出口１３．１
４よりそれらの成分タンクに循環送入されるように構成
されている。
トン２０の戻し溝２１．２２を通じ、各流出口１３．１
４よりそれらの成分タンクに循環送入されるように構成
されている。
流入口１１．１２の先端には、ノズル１１’、１２’が
装着されていて、各樹脂成分が一定の射出圧をもって混
合室内に噴射される。
装着されていて、各樹脂成分が一定の射出圧をもって混
合室内に噴射される。
流出口１３．１４は、ピストン２０の軸線方向に長い、
楕円形もしくは長円形又は矩形に構成されている（第３
図）。
楕円形もしくは長円形又は矩形に構成されている（第３
図）。
この考案にあっては、従来はぼ円形であった流出口１３
’、１４’（第４図）を、ピストン２０の軸線方向に長
い、楕円形もしくは長円形又は矩形としたので、混合室
の容積を変えることなく流出口１３．１４の断面積を大
きく確保することができ、混合停止時における戻し溝２
１．２２を通過する各樹脂成分の流体圧力を低下せしめ
ることが可能となる。
’、１４’（第４図）を、ピストン２０の軸線方向に長
い、楕円形もしくは長円形又は矩形としたので、混合室
の容積を変えることなく流出口１３．１４の断面積を大
きく確保することができ、混合停止時における戻し溝２
１．２２を通過する各樹脂成分の流体圧力を低下せしめ
ることが可能となる。
上述したように、流入口１１．１２の先端にはノズル１
１’、 １２’が装着されていて、混合停止中において
も各樹脂成分は一定の射出圧でもって混合室１０内に噴
射されているのであるが、流出口１３．１４の断面積が
小さい場合には、戻り溝２１．２２を通過する樹脂成分
の流体圧力は高くなり、それだけピストン２０と混合室
内壁１０ａの間隙に流出しようとする圧力が大きくなる
。
１’、 １２’が装着されていて、混合停止中において
も各樹脂成分は一定の射出圧でもって混合室１０内に噴
射されているのであるが、流出口１３．１４の断面積が
小さい場合には、戻り溝２１．２２を通過する樹脂成分
の流体圧力は高くなり、それだけピストン２０と混合室
内壁１０ａの間隙に流出しようとする圧力が大きくなる
。
一方、この考案のように流出口？３．１４の断面積を大
きくすれば、各樹脂成分の流体圧力は低下し、ピストン
２０と混合室内壁１０ａの間隙に対する圧力は小さくな
る。
きくすれば、各樹脂成分の流体圧力は低下し、ピストン
２０と混合室内壁１０ａの間隙に対する圧力は小さくな
る。
前述したように、この種の混合装置におけるシール機構
は、極めて不安定なものであるから、戻し溝を通過する
樹脂成分の流体圧力を低下せしめることは、両樹脂成分
の漏洩流動を低減もしくは防止するうえで極めて有効で
あり、シール効果を実質的に高める効果がある。
は、極めて不安定なものであるから、戻し溝を通過する
樹脂成分の流体圧力を低下せしめることは、両樹脂成分
の漏洩流動を低減もしくは防止するうえで極めて有効で
あり、シール効果を実質的に高める効果がある。
第１図は、混合時における混合装置の要部の縦断面図、
第２図は、混合停止時における同装置の縦断面図、第３
図は、この考案の実施例を示す流出口近辺の混合室の一
部断面図、第４図は、従来の流出口近辺の混合室の一部
断面図である。 １０・・・・・・混合室、１１．１２・・・・・・流入
口、１３゜１４・・・・・・流出口、１５・・・・・・
吐出口、２０・・・・・・ピストン、２１．２２・・・
・・・戻し溝。
第２図は、混合停止時における同装置の縦断面図、第３
図は、この考案の実施例を示す流出口近辺の混合室の一
部断面図、第４図は、従来の流出口近辺の混合室の一部
断面図である。 １０・・・・・・混合室、１１．１２・・・・・・流入
口、１３゜１４・・・・・・流出口、１５・・・・・・
吐出口、２０・・・・・・ピストン、２１．２２・・・
・・・戻し溝。
Claims (1)
- 混合室１０内に各樹脂成分の流入口１１．１２ならびに
流出口１３．１４およびこれらの混合液の成形型への吐
出口１５を有し、該混合室１０内を各樹脂成分の流出入
を制御するピストン２０が前記流入口１１，１２を開口
する位置と、各々の樹脂成分の流入口１１．１２とその
流出口１３゜１４とをピストン２０に設けた戻し溝２１
．２２によって連結する位置の間を往復動する混合装置
において、前記流出口１３．１４をピストン２０の軸線
方向に長い円形もしくは矩形に構成したことを特徴とす
るポリウレタン樹脂混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232078U JPS5832903Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | ポリウレタン樹脂混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232078U JPS5832903Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | ポリウレタン樹脂混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54182656U JPS54182656U (ja) | 1979-12-25 |
| JPS5832903Y2 true JPS5832903Y2 (ja) | 1983-07-22 |
Family
ID=29003058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8232078U Expired JPS5832903Y2 (ja) | 1978-06-15 | 1978-06-15 | ポリウレタン樹脂混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832903Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-15 JP JP8232078U patent/JPS5832903Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54182656U (ja) | 1979-12-25 |
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