JPS5831927B2 - 保温兼用炊飯器 - Google Patents
保温兼用炊飯器Info
- Publication number
- JPS5831927B2 JPS5831927B2 JP8587782A JP8587782A JPS5831927B2 JP S5831927 B2 JPS5831927 B2 JP S5831927B2 JP 8587782 A JP8587782 A JP 8587782A JP 8587782 A JP8587782 A JP 8587782A JP S5831927 B2 JPS5831927 B2 JP S5831927B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heat
- temperature
- reed switch
- thermal reed
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感温素子としてサーマルリードスイッチを用い
た温度制御回路を有する保温兼用炊飯器に関するもので
ある。
た温度制御回路を有する保温兼用炊飯器に関するもので
ある。
従来、電子ジャー炊飯器の保温回路としては、第４図に
示すようにヒータを直接サーマルリードスイッチ制御す
る方式と、第６図に示すようにサーミスタ又はサーマル
リードスイッチを用いたゲート回路でＳＣＲを０Ｎ−Ｏ
ＦＦＬ、ヒータな通電制御する方式があった。
示すようにヒータを直接サーマルリードスイッチ制御す
る方式と、第６図に示すようにサーミスタ又はサーマル
リードスイッチを用いたゲート回路でＳＣＲを０Ｎ−Ｏ
ＦＦＬ、ヒータな通電制御する方式があった。
しかし、前者の方式ではサーマルリードスイッチ１３の
接点容量の点で大容量の保温ヒータ１２の制御が不可能
であり、常に通電しているヒータ１１と、サーマルリー
ドスイッチ１３によって通電制御しているヒータ１２の
２本のヒータを使用し、全体として保温ヒータの電力を
増す方法が行なわれていた。
接点容量の点で大容量の保温ヒータ１２の制御が不可能
であり、常に通電しているヒータ１１と、サーマルリー
ドスイッチ１３によって通電制御しているヒータ１２の
２本のヒータを使用し、全体として保温ヒータの電力を
増す方法が行なわれていた。
この方法では、サーマルリードスイッチ１３の接点容量
の関係で、保温主ヒータ１２の抵抗値をできる限り大き
くし、保温ヒータ１１の抵抗値をできる限り小さくする
必要がある。
の関係で、保温主ヒータ１２の抵抗値をできる限り大き
くし、保温ヒータ１１の抵抗値をできる限り小さくする
必要がある。
このため、室温が低く交流電源電圧が低いときには、サ
ーマルリードスイッチ１３の平均温度はサーマルリード
スイッチ１３のＯＦＦ温度（ＴＯＦＦ）付近になり（第
５図ａ）、逆に、室温が高く交流電源電圧が高いときに
は、サーマルリードスイッチ１３の平均温度はサーマル
リードスイッチ１３のＯＮ温度（ＴＯＮ）付近になる（
第５図ｂ）。
ーマルリードスイッチ１３の平均温度はサーマルリード
スイッチ１３のＯＦＦ温度（ＴＯＦＦ）付近になり（第
５図ａ）、逆に、室温が高く交流電源電圧が高いときに
は、サーマルリードスイッチ１３の平均温度はサーマル
リードスイッチ１３のＯＮ温度（ＴＯＮ）付近になる（
第５図ｂ）。
ただし、ＴＯＦＦはサーマルリードスイッチ１３の温度
を上げていったときに、サーマルリードスイッチ１３の
接点が開く温度、ＴＯＮ はサーマルリードスイッチ１
３の温度を下げていったとき、サーマルリードスイッチ
１３の接点が閉じる温度である。
を上げていったときに、サーマルリードスイッチ１３の
接点が開く温度、ＴＯＮ はサーマルリードスイッチ１
３の温度を下げていったとき、サーマルリードスイッチ
１３の接点が閉じる温度である。
この結果、ご板温度ＣＴ□ ）も室温、電圧により差が
でき、ご飯がうまく保温できないという欠点があった。
でき、ご飯がうまく保温できないという欠点があった。
一方、後者の方式の場合は、正常時に炊飯ヒータ１５お
よび保温ヒータ１７は５ＣＲ１８により半波で通電制御
されるため、５ＣＲ１８に異常が生じ、５ＣＲ１８のア
ノードとカソード間がショートした場合には炊飯ヒータ
１５および保温ヒータ１７は正常時の倍の電力を消費し
、危険であった。
よび保温ヒータ１７は５ＣＲ１８により半波で通電制御
されるため、５ＣＲ１８に異常が生じ、５ＣＲ１８のア
ノードとカソード間がショートした場合には炊飯ヒータ
１５および保温ヒータ１７は正常時の倍の電力を消費し
、危険であった。
また、炊飯ヒータ１５の抵抗値は炊飯の関係で決定され
、保温ヒータ１７の抵抗値も保温時に必要な電力が決ま
っているため大きな値にできず、保温時の（保温ヒータ
の消費電力／炊飯ヒータの消費電力）の値は約３以下と
なる。
、保温ヒータ１７の抵抗値も保温時に必要な電力が決ま
っているため大きな値にできず、保温時の（保温ヒータ
の消費電力／炊飯ヒータの消費電力）の値は約３以下と
なる。
この値は保温におけるヒータのバランスとしては炊飯ヒ
ータの電力が大きすぎ、結果として、保温容器の温度分
布にむらが生じ内鍋上部に露が付き、保温時に周辺のご
飯が水っぽくなる原因となっていた。
ータの電力が大きすぎ、結果として、保温容器の温度分
布にむらが生じ内鍋上部に露が付き、保温時に周辺のご
飯が水っぽくなる原因となっていた。
本発明は上記従来の温度制御回路を用いた保温兼用炊飯
器の欠点を解消するもので、以下に本発明の実施例につ
いて添付図面を参照して説明する。
器の欠点を解消するもので、以下に本発明の実施例につ
いて添付図面を参照して説明する。
第１図において、１は交流電源、２は炊飯ヒータ、３は
炊飯スイッチ、４は保温ヒータ、５は保温ヒータ４に接
続された双方向性サイリスタ、６は抵抗、７はサーマル
リードスイッチであり、炊飯スイッチ３が開いていると
き双方向性サイリスタ５は、サーマルリードスイッチ７
の開閉でゲート電流が流れたり流れなかったりすること
によりＯＮ、０ＦＦＬ、炊飯ヒータ２と保温ヒータ４へ
の通電制御を行なう。
炊飯スイッチ、４は保温ヒータ、５は保温ヒータ４に接
続された双方向性サイリスタ、６は抵抗、７はサーマル
リードスイッチであり、炊飯スイッチ３が開いていると
き双方向性サイリスタ５は、サーマルリードスイッチ７
の開閉でゲート電流が流れたり流れなかったりすること
によりＯＮ、０ＦＦＬ、炊飯ヒータ２と保温ヒータ４へ
の通電制御を行なう。
次に、上記回路構成における動作について説明する。
サーマルリードスイッチ７が開いている時は、双方向性
サイリスタ５のゲート電極に電流が流れないため、双方
向性サイリスタ５はＯＦＦし、炊飯ヒータ２、保温ヒー
タ４は通電されない。
サイリスタ５のゲート電極に電流が流れないため、双方
向性サイリスタ５はＯＦＦし、炊飯ヒータ２、保温ヒー
タ４は通電されない。
一方、サーマルリードスイッチ７が閉じている時は、交
流電源１より炊飯ヒータ２、保温ヒータ４、抵抗６、サ
ーマルリードスイッチ７を通じて双方向性サイリスタ５
のゲート電極に電流が流れ、双方向性サイリスタ５はＯ
ＮＬ、炊飯ヒータ２、保温ヒータ４へ通電が行なわれる
。
流電源１より炊飯ヒータ２、保温ヒータ４、抵抗６、サ
ーマルリードスイッチ７を通じて双方向性サイリスタ５
のゲート電極に電流が流れ、双方向性サイリスタ５はＯ
ＮＬ、炊飯ヒータ２、保温ヒータ４へ通電が行なわれる
。
このように、サーマルリードスイッチ７が温度を検出し
て開閉することにより、双方向性サイリスタ５を制御し
て、炊飯ヒータ２、保温ヒータ４を通電制御する。
て開閉することにより、双方向性サイリスタ５を制御し
て、炊飯ヒータ２、保温ヒータ４を通電制御する。
なお、双方向性サイリスタ５はゲートトリガ電流（ＩＧ
Ｔ）以上の電流がゲート電極に流れれば点弧するので、
ゲート電流（サーマルリードスイッチに流れる電流）は
第２図すに示す波形となり、非常に小さく、サーマルリ
ードスイッチ７の接点の劣化は非常に少ない。
Ｔ）以上の電流がゲート電極に流れれば点弧するので、
ゲート電流（サーマルリードスイッチに流れる電流）は
第２図すに示す波形となり、非常に小さく、サーマルリ
ードスイッチ７の接点の劣化は非常に少ない。
又、双方向性サイリスタ７でヒータ２，４の通電制御を
行なっているため、保温ヒータ４に大電力のヒータが使
用でき、しかも保温ヒータ４が１本で済むため、感温ス
イッチの加熱時間、冷却時間共に速くなり、室温、交流
電源電圧の高低にほとんど関係なくご飯を一定温度に保
温でき、第３図ａに示すように室温、交流電源電圧共に
低い場合や、第３図すに示すように室温、交流電源電圧
共に高い場合において、ご板温度Ｔｏはいずれもほとん
ど一定である。
行なっているため、保温ヒータ４に大電力のヒータが使
用でき、しかも保温ヒータ４が１本で済むため、感温ス
イッチの加熱時間、冷却時間共に速くなり、室温、交流
電源電圧の高低にほとんど関係なくご飯を一定温度に保
温でき、第３図ａに示すように室温、交流電源電圧共に
低い場合や、第３図すに示すように室温、交流電源電圧
共に高い場合において、ご板温度Ｔｏはいずれもほとん
ど一定である。
さらには、ＳＣＲを使用する場合と違い、全波でヒータ
が通電制御されるため、保温時の（保温ヒータの消費電
力／炊飯ヒータの消費電力）値を５〜６に設定でき、こ
の値は保温におけるヒータの電力バランスとしてはちょ
うど良く、保温容器の温度分布が適当になり、ご飯が最
良の状態で保温できろ。
が通電制御されるため、保温時の（保温ヒータの消費電
力／炊飯ヒータの消費電力）値を５〜６に設定でき、こ
の値は保温におけるヒータの電力バランスとしてはちょ
うど良く、保温容器の温度分布が適当になり、ご飯が最
良の状態で保温できろ。
以上のように本発明によれば、サーマルリードスイッチ
に流れる電流が少ないため、サーマルリードスイッチの
みの場合と比べて信頼性が格段に良くなり、保温温度の
外部要因による変化が少なく、またＳＣＲを用いている
場合と違って、制御素子（双方向性サイリスタ）がショ
ートしても、ヒータの消費電力は正常時と同じであり危
険が少ない等、工業的価値の犬なるものである。
に流れる電流が少ないため、サーマルリードスイッチの
みの場合と比べて信頼性が格段に良くなり、保温温度の
外部要因による変化が少なく、またＳＣＲを用いている
場合と違って、制御素子（双方向性サイリスタ）がショ
ートしても、ヒータの消費電力は正常時と同じであり危
険が少ない等、工業的価値の犬なるものである。
第１図は本発明の一実施例を示す保温兼用炊飯器の温度
制御回路、第２図ａ、ｂは同回路の要部信号波形図、第
３図ａ、ｂは同保温兼用炊飯器の温度特性図、第４図は
従来の保温兼用炊飯器の温度制御回路、第５図ａ、ｂは
同保温兼用炊飯器の温度特性図、第６図は従来の他の保
温兼用炊飯器の温度制御回路である。 １・・・・・・交流電源、２・・・・・・炊飯ヒータ、
３・・・・・・炊飯スイッチ、４・・・・・・保温ヒー
タ、５・・・・・・双方向性サイリスタ、６・・・・・
・抵抗、７・・・・・・サーマルリードスイッチ。
制御回路、第２図ａ、ｂは同回路の要部信号波形図、第
３図ａ、ｂは同保温兼用炊飯器の温度特性図、第４図は
従来の保温兼用炊飯器の温度制御回路、第５図ａ、ｂは
同保温兼用炊飯器の温度特性図、第６図は従来の他の保
温兼用炊飯器の温度制御回路である。 １・・・・・・交流電源、２・・・・・・炊飯ヒータ、
３・・・・・・炊飯スイッチ、４・・・・・・保温ヒー
タ、５・・・・・・双方向性サイリスタ、６・・・・・
・抵抗、７・・・・・・サーマルリードスイッチ。
Claims (1)
- １ 交流電源に対し、炊飯ヒータと炊飯スイッチの直列
回路を接続し、保温ヒータと双方向性サイリスタの直列
回路を前記炊飯スイッチに並列接続し、抵抗とサーマル
リードスイッチの直列回路を前記双方向性サイリスタの
アノード電極とゲート電極間に接続してなる保温兼用炊
飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8587782A JPS5831927B2 (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 保温兼用炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8587782A JPS5831927B2 (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 保温兼用炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57196927A JPS57196927A (en) | 1982-12-03 |
| JPS5831927B2 true JPS5831927B2 (ja) | 1983-07-09 |
Family
ID=13871124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8587782A Expired JPS5831927B2 (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 保温兼用炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5831927B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103006055B (zh) * | 2012-12-28 | 2014-12-17 | 九阳股份有限公司 | 一种节能防溢的机械式电饭煲及其节能防溢加热电路 |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP8587782A patent/JPS5831927B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57196927A (en) | 1982-12-03 |
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