JPS5828529Y2 - まぶし毛羽取装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転筐ぶしに残った毛羽な摩るようにした毛
羽取装置に関するものである。

種々の毛羽取装置が提案され、かつ使用されているが、
使用により毛羽取ベルトが摩耗したとき、その交換や調
節が面倒なものが少なくない。

本考案は、そのような欠点を改良しその他の種種の特長
を有するもので、毛羽取ベルトを担持する案内ロールや
駆動ロールの軸端を支持片に取付け、該支持片を基板に
設けた開口部に着脱可能にのぞませ、毛羽取ベルトを交
換するとき該支持片を取外して該開口部から容易にベル
トを出し入れできるようにし、また交換後のベルトの張
りの調節も該支持片の取付位置を調整して容易にできる
ようにしたものである。

図には、両面からまぶしの毛羽を除去できるようにした
ものが示されている。

本体１は角部に設けた支柱２により対向する基板３，４
を具備し、その間に毛羽取ロール５，５を回転自在に軸
支６゜６している。

該毛羽取ロールは、ロール本体１の周囲に人工芝その他
のブラシ体８を巻き付けて形成されているが、その他の
摩擦手段を形成することもある。

上記ロール間には、筐ぶしく図示時）の通路９が形成さ
れており、案内板１０．１０に沿って普ぶしをロール間
に挿通させる。

該ロールに近接して案内ロールＬｌ、１１及び１２，１
２が設けられている。

図に示すものでは、一方の毛羽取ロールに対して２つの
案内ロールを設けであるが、１つにすることもできる。

なお、該案内ロールは、いずれも回転可能になっている
が、回転しないようにすることもできる。

該案内ロールの側方には、駆動ロール１３．１３がある
。

該駆動ロールは、基板の図において下方に設けたモータ
ー等の駆動手段１４からの回転力を、プーリ１５゜１６
．１７，１８及び各プーリ間にかけ渡したベルト１９．
２０により軸２１に伝えて毛羽取ロールと反対方向に回
転されるようになっているが、チェーンその他の伝達手
段によって回転を伝えたり、直接的に駆動するようにし
てもよい。

上記案内ロールと駆動ロールにわたって、ゴム材料等で
作られ表面に条溝等の凹凸を有する毛羽取ベルト２２．
２２をかけ渡しである。

該毛羽取ベルトは上記毛羽取ロールの周面の一部に接触
するように設けられており、これにより案内ロールと毛
羽取ロール間に入り込んだ毛羽ば、毛羽取ロールに押し
つけられると共にその一部は毛羽取ベルトにも付着する
。

上記毛羽取ベルトを挿通可能な開口部２３．２３が１図
において上方の基板に設けられている。

該開口部にのぞんで、上記案内ロールの軸２４．２５の
端部を軸支する支持片２６．２６及び上記駆動ロールの
軸２１の端部を軸支する支持片２７，２７が、着脱可能
に増付けられている。

案内ロールの軸を支持する支持片は、一端に立上り部２
８を有し、調整溝２９，３０にボルト３１゜３２を挿通
して増付けられる（第３図）。

駆動ロールの軸を支持する支持片は、はぼ三角形状に形
成され、その先端をボルト３３で増付け、−側に設けた
長溝３４にボルト３５を挿通して増付けられる。

また該支持片の両側には立上り部３６ 、３７があり、
上記支持片の立上り部２８とともに単打位置を調整する
とき、支持片を移動させ易くしである（第３図）。

上記駆動ロールに近接して、周面にゴム片その他の弾性
的かき取部片３８を設けたかき取ロール３９，３９があ
る。

該かき増ロールは上記駆動ロールの軸に設けたプーリ４
０、ベルト４１．プーリ４２を介して毛羽取ベルトと反
対方向に回転され１毛羽取ベルトに付着した毛羽なかき
落す。

基板の一側には、揺動自在にレバー４３．４３が軸支４
４，４４されており、該レバー４３の先部に設けたスク
レーパ４５を上記毛羽取ロールのブラシ体に蟲てて該ブ
ラシ体に付着した毛羽をすくい出すようにして摩り出し
、基板の側方に設けたかき単板４６．４６と弾性板４７
゜４７の間に該スクレーパの先端を差し込み、毛羽をそ
ぎ落すようにしであるが、その他の種々の機構で毛羽を
毛羽取ロールから除去することもてきる。

上記レバーを揺動させるには種々の構成にすることがで
きるが、図に示すものでは、上記駆動ロールの軸２１に
クランク片４８，４８をねじ４９で増付け（第３図）、
該クランク片と上記レバーの軸４４に堆付けた揺動片５
０を連結杆５１で連結し、上記駆動ロールの回転により
レバー軸を揺動させ上記スクレーパを移動させている。

なお、図に示すものでは、上記レバー軸、かき単板等は
補助板５２に支持され、該補助板が基板にボルト５３に
より調節可能に増付けである。

而して、上記毛羽取ロール間に１ふしを挿通させれば、
毛羽を摩ることができる。

そして、上記毛羽取ベルトが摩耗したときには、上記支
持片２６．２７を項九せば、毛羽取ベルトの端面が開口
部に露出するから、簡単に交換できる。

新しいベルトを増付けたら、上記駆動ロール、案内ロー
ル等の単打位置を調節して適度な張りを保たせればよ鴇
上記実施例は、両面から毛羽を除去するようにしたもの
であるが、片面から除去させるものでもよく、捷た毛羽
取り機構も図に示すものの外種々ノ構成にすることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示し、第１図は一方の基板を項
九した状態の平面図、第２図は平面図、第３図は一部の
拡大斜視図、第４図は、一部を省略した側面図である。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 対向する基板間に設けた毛羽取ロールに近接して案
   内ロールを設け、該案内ロールの側方に駆動ロールを設
   け、該案内ロールと駆動ロールにわたって上記毛羽取ロ
   ールに接触して回転する毛羽取ベルトをかけ渡し、該基
   板に上記毛羽取ベルトを挿通可能な開口部を形成し、該
   開口部にのぞんで上記案内ロールの軸端を軸支する支持
   片及び上記駆動ロールの軸端を軸支する支持片を着脱可
   能に増付けたまぶし毛羽取装置。 ２ 支持片を球付位置調整可能に設けた実用新案登録請
   求の範囲第１項記載のまぶし毛羽取装置。