JPS582601A - ケ−ブル管路の屈曲度測定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ケーブル布設される管路の屈曲率をケーブル
引込み前にあらかじめ測定する方法に関するものである
。

従来管路の曲率を測定する方法としては、発信器等の測
定器を一体化した専用装置を管路内に引込む方法か又は
専用のボビンを通して通過する度合を調べる方法が行な
われていた。

これらはいずれも、かなり複雑な専用測定装置を注意深
く管路内に引込むということで、犬がかり−で専用の装
置を必要とし、かなり高度な技術を要し困難な不経済な
方法であった。

本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、管
路内屈曲を容易に早く正確に測定できる方法を提供する
ものである。

すなわち、本発明の要旨は、曲げひずみによって電気特
性の変るひずみ材をチューブ又はロープ（以下両者をロ
ットと言う）内の上下左右対象位置に連続的に均一にう
め込み、そのロットを測定すべき管路に挿入又は引込み
をし、その時のロット内にうめ込まれたひずみ材のひず
み量を電気的に測定し、そこから管路の屈曲率を測定す
るものである。

本発明で用いるロットはある程度の柔軟性をもったもの
で、電気絶縁性にすぐれたものであれば何んでもよい。

しかし耐水性、耐摩耗性引張圧縮強度等を要する。

また表面をヒダ付とすることにより、ロフト自体を強い
ものにするばかシか管路へ挿入又は引込み中、ロット自
体のねじれを防止するものであり、ロットの材質４寸法
に合せて、ヒダの大きさを選定すればよい。

［ｊノドの中心には良電気導体を長手方向に設けること
もげ能であり、この場合中心に設けられる中心導体とし
ては一般には銅線、アルミ線、ピアノ線、ステンレス電
線等が好ましい。

ひずみ材料としては、ひずみ量によって電気特性が犬き
く変るものであれば特に制約されない。

次に本発明の実施例を添付図面を参照して説明すると、
捷ずロットとしてチューブ型を使用する場合は、第１図
（ａ）　Ｋ示すようにプラスチック製のチューブロット
３又は第１図（ｂ）に示すようにそれにヒダ７をつけた
ヒダ付チューブ４の中に、曲げシてよってひずみ量の大
きなひずみ材又は線１ａ。

ｉ　ｂ、　２ａ、　２ｂをそれぞれ上下左右対称な位置
に長手方向に連続的に均一にうめ込み、管路内油曲率測
定ロットを作成する。

結方ロットとしてロープ型を使用する場合は、第２図（
ａ）に示すようにプラスチック製ロープ５又は第２図（
シ）に示すようにヒダ８のついたヒダ付ロープ６の中に
、曲げによってひずみ量の大きなひずみ材又は線１ａ、
１ｂ、２ａ、　２ｂをそれぞれ上下左右対称となる位置
に長手方向に連続的に均一にうめ込み、さらに中心に良
導体９を長手方向に連続的に均一にうめ込み管路内油曲
率測定ローブを作成する。

次にこれらのチューブロット６又は４やロープ５又は６
を、屈曲率を測定すべき管路内に、挿入されるチューブ
ロット３又は４やロープ５又は６が回転、ねじれ等生じ
ないように挿入又は引込みを行う。測定目的の管路部を
通過した後、挿入又は引込みをストップさせ、次に挿入
又は引込みを行ったチューブロット又はロープ内のひず
み材ｉａ、　１ｂ、２ａ、　２ｂのそれぞれのひずみ量
を電気的に測定する。

例えばチューブロット６又は４の場合Ｖｉ　、１　ａ−
１ｂおよび２ａ−２ｂ間のひずみ量の差から管路の屈曲
率を測定する。あるいは、チューブロットの中に絶縁さ
れた良導体線を通しておけばその電線をもとにそれぞれ
１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂのひずみ量を測定でき、それぞ
れのひずみ量から管路全体の屈曲を求める。

結方ローブ５又ａ６を使用した場合は、中心に設けられ
た中心導体で各ひずみ材１ａ、ｌｂ。

２ａ、　２ｂのひずみ量を求め、管路全体の屈曲を求め
ることができる。

この様な実施例によれば、ロットを管路内に挿入しなが
ら屈曲率を測定することができるので、管路内の距離と
それぞれの地点における管路の屈曲率を連続的に記録調
査することができる。

本実施例のロットには、ひずみ材の位置を示すために、
ロットの表面にライン上に色を設けてやると便利である
。

また本実施例では、精度を向上さすためにチューブの中
に絶縁された電気良導体を合せて挿入して使用する方法
もある。

本発明はケーブル用管路のみならず、ガス管、水道管、
空気圧管、石油用管など一般の管路にも適用できる。

以上説明した本発明によれば上、下、左、右に配置され
たひずみ材のひずみ量を電気的に測定して、管路の屈曲
度を調べるために、 （１）精度の高い屈曲度が得られる。

（２）　　データの信頼性が高い。

（３）　　チューブを数本接続するか又はローブ型を使
用することによシ長尺管路についても適用できる１０ （４）　　ロットを管路に通した後、電気測定すれば直
ちに屈曲度が判明できるので、簡単に容易に測定できる
し、経済的である。

（５）　　個人差や方法による差が少ない。

などの効果があるものでｓｂ、その工業的価値は非常に
大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明方法に於て使用されるロットの実施例
を示すもので、第１図はチューブロット型の管路屈曲度
測定ロットで（ａ）は円型ロット、（ｂ）はヒダ付円型
ロットの断面を示す説明図、第２図はローブ型の管路屈
曲度測定ロープで、’（ａ）は円型ロープ、（ｂ）はヒ
ダ付ロープの断面を示す説明図である。 １ａ、Ｉｂ、２ａ、２ｂ：ひずミ材、 ３：チュープロット、 ４：ヒダ付チューブロット、 ５：ロープ、 ６：ヒダ付ローブ、 ７．８：ヒダ、 ９：中心導体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 管路の屈曲度を測定するため、上下左右対象位置にひず
   み材を長手方向に均一に連続的にうめ込んたロットを用
   い、該ロットを管路中に挿入又は引き込み、それぞれの
   ひずみ材のひずみ量を電気的に測定し管路の屈曲率を測
   定することを特徴とするケーブル管路の屈曲度測定方法
   。