JPS58225587A - 点火栓 - Google Patents
点火栓Info
- Publication number
- JPS58225587A JPS58225587A JP10753682A JP10753682A JPS58225587A JP S58225587 A JPS58225587 A JP S58225587A JP 10753682 A JP10753682 A JP 10753682A JP 10753682 A JP10753682 A JP 10753682A JP S58225587 A JPS58225587 A JP S58225587A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion
- internal combustion
- resistant material
- combustion engine
- nickel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は内燃機関に用いられる点火栓に関する。
自動車用エンジンの点火栓の電極材料としては、従来ヨ
リニッケルにマンガン、シリコン、クロムを少量含有さ
せた合金（例えばＮｉ −３Ｍｎ−２８１−２Ｃｒ）
が実用されている。
リニッケルにマンガン、シリコン、クロムを少量含有さ
せた合金（例えばＮｉ −３Ｍｎ−２８１−２Ｃｒ）
が実用されている。
この合金は、点火栓の電極に要求される特性を一応満足
するものではあるが、最近要求の強い点火栓の長寿命化
という課題に対してはまだ改良すべき点がある。
するものではあるが、最近要求の強い点火栓の長寿命化
という課題に対してはまだ改良すべき点がある。
本発明者らは、従来よりこの点、特に消耗性という観点
から鋭意研究を進めた結果、電極を構成する中心電極（
高圧電極）と接地電極とでは消耗に寄与する要因が１律
でなく、同じ材料でこれらの電極を形成した場合、消耗
する度合が異なることを見い出して、先に、中心電極と
接地電極とを、それぞれ各電極を構成したとき、耐消耗
性が良好となるような、異なる材料で構成した点火栓に
ついて特許出願した。（特願昭５６−１５４８８１ ）
本発明者らは更にこの長寿命化という課題にとりくみ、
研究を進めた結果、中心電極の中心部はアーク放電によ
り消耗が著しいが、その外周部は、むしろ燃焼雰囲気に
よって腐食されやすく、そのため、耐消耗性の良好な材
料で中心電極を構成しても、外周部が腐食して破損しゃ
すｂｌと１／）うことを発見した。
から鋭意研究を進めた結果、電極を構成する中心電極（
高圧電極）と接地電極とでは消耗に寄与する要因が１律
でなく、同じ材料でこれらの電極を形成した場合、消耗
する度合が異なることを見い出して、先に、中心電極と
接地電極とを、それぞれ各電極を構成したとき、耐消耗
性が良好となるような、異なる材料で構成した点火栓に
ついて特許出願した。（特願昭５６−１５４８８１ ）
本発明者らは更にこの長寿命化という課題にとりくみ、
研究を進めた結果、中心電極の中心部はアーク放電によ
り消耗が著しいが、その外周部は、むしろ燃焼雰囲気に
よって腐食されやすく、そのため、耐消耗性の良好な材
料で中心電極を構成しても、外周部が腐食して破損しゃ
すｂｌと１／）うことを発見した。
本発明は、耐摩耗性かつ耐食性）二すぐれた、イ言頼性
のある点火栓を提供することを目的とする。
のある点火栓を提供することを目的とする。
本発明は、第１図に示すよう（二中ノド電極１の中心部
２を、アークによる消耗の非常に小さｖ１純ニッケルで
構成し、外周部６を純ニッケル以外の耐食性の良好な材
料で構成することを特徴とする。
２を、アークによる消耗の非常に小さｖ１純ニッケルで
構成し、外周部６を純ニッケル以外の耐食性の良好な材
料で構成することを特徴とする。
この場合接地電極４は純ニッケル以外の耐食性の良好な
材料で構成するか、あるいは中ＩＣ，％電極（一対向す
る面５だけをアークによる消耗の小さい純ニッケルで構
成し、あとの部分を耐食性の良好な材料で構成するのが
好ましい。その理由は、接地電極は内燃機関のシリンダ
に突出されて苛酷な酸化条件に曝されるため腐食されや
すく、耐食性の良好な材料はど消耗が少なり・こと３・
よる。 ４本発明に使用する純ニッケルは
純度が９９．８重量％以上のものが適切である。
材料で構成するか、あるいは中ＩＣ，％電極（一対向す
る面５だけをアークによる消耗の小さい純ニッケルで構
成し、あとの部分を耐食性の良好な材料で構成するのが
好ましい。その理由は、接地電極は内燃機関のシリンダ
に突出されて苛酷な酸化条件に曝されるため腐食されや
すく、耐食性の良好な材料はど消耗が少なり・こと３・
よる。 ４本発明に使用する純ニッケルは
純度が９９．８重量％以上のものが適切である。
本発明に使用する耐食性材料としては、２〜３０重量％
゛のクロムと残部ニッケルから成る合金（例えばＮｉ−
１５Ｃｒ合金）、１〜１０重量％の一７７ガンと残部ニ
ッケルから成る合金、１〜１０重、量％のシリコンと残
部ニッケルから成る合金、１〜１０重量％のアルミニウ
ムと残部ニッケルから成る合金（例えばＮｉ−４Ａ１合
金）、あるいは１〜４０ 重量％の、クロム、マンガン
、シリコン、アルミニウム等の２種以上と残部ニッケル
から成る合金（例えば、Ｎｉ−２ＣｒＮｉ−２Ｃｒ−３
合金、Ｎｉ−２０，３Ｏｒ −０，Ｉ Ｓｔ金合金等が
ある。
゛のクロムと残部ニッケルから成る合金（例えばＮｉ−
１５Ｃｒ合金）、１〜１０重量％の一７７ガンと残部ニ
ッケルから成る合金、１〜１０重、量％のシリコンと残
部ニッケルから成る合金、１〜１０重量％のアルミニウ
ムと残部ニッケルから成る合金（例えばＮｉ−４Ａ１合
金）、あるいは１〜４０ 重量％の、クロム、マンガン
、シリコン、アルミニウム等の２種以上と残部ニッケル
から成る合金（例えば、Ｎｉ−２ＣｒＮｉ−２Ｃｒ−３
合金、Ｎｉ−２０，３Ｏｒ −０，Ｉ Ｓｔ金合金等が
ある。
またこれら以外に、１０重檄％以上のクロムと残部鉄ま
たはコバルトから成る合金等もあげられる。
たはコバルトから成る合金等もあげられる。
本発明における中心電極は例えば、銅から成る円柱状芯
材の上面に、純ニツケル板と耐食材料から成る円板を順
次重ね、冷間鍛造法により耐食材料が外側になるように
して円柱状に成形し、その後、外周上面の耐食材料を純
ニツケル面がでるよう切断することにより得られる。
材の上面に、純ニツケル板と耐食材料から成る円板を順
次重ね、冷間鍛造法により耐食材料が外側になるように
して円柱状に成形し、その後、外周上面の耐食材料を純
ニツケル面がでるよう切断することにより得られる。
次に本発明の実施例について説明する。
３、Ｑ＋ｕｓ＄の中心電極の中心部（２，０扉ｍｕ）と
外周部及び接地電極を次表の材料で構成して点火栓を製
造した。これらの点火栓をエンジンへ装着して実機テス
トおよび実機での電極の消耗をシュミレートしたペンチ
テストを行なった。その結果を同表中に示す。なお試験
項目中の電極消耗量および酸化層厚さはそれぞれ次のよ
うにして測定したｉものである。
外周部及び接地電極を次表の材料で構成して点火栓を製
造した。これらの点火栓をエンジンへ装着して実機テス
トおよび実機での電極の消耗をシュミレートしたペンチ
テストを行なった。その結果を同表中に示す。なお試験
項目中の電極消耗量および酸化層厚さはそれぞれ次のよ
うにして測定したｉものである。
耐消耗性
高圧大気中（５Ｋｒｍ ）で中心、接地両電極間に通常
のイグニッション点火システムを介して１２０００回／
分のアーク放電を生じさせ、１００時間試験後の体積減
量を測定した。
のイグニッション点火システムを介して１２０００回／
分のアーク放電を生じさせ、１００時間試験後の体積減
量を測定した。
耐酸化性
エンジンに被評価点火栓を装着し、フル回転（６０００
ｒｐｍ ） で１００時間運転後、接地電極表面（外
側）及び中心電極外周面からの酸化進行厚さを測定した
。但し、元の接地電極厚さは１．４朋である。
ｒｐｍ ） で１００時間運転後、接地電極表面（外
側）及び中心電極外周面からの酸化進行厚さを測定した
。但し、元の接地電極厚さは１．４朋である。
※※
表からも明らかなように、中心電極の中心部を純ニッケ
ル、外周部を耐食材料で構成することにより、従来の中
心部と外周とを分離しないものに比べて消耗量及び酸化
層厚さが小さくなっている。
ル、外周部を耐食材料で構成することにより、従来の中
心部と外周とを分離しないものに比べて消耗量及び酸化
層厚さが小さくなっている。
以上の実施例からも明らかなように、本発明の点火栓は
耐消耗性、耐腐食性の両方の特性に優れており、寿命お
よび信頼性が向上する。
耐消耗性、耐腐食性の両方の特性に優れており、寿命お
よび信頼性が向上する。
第１図は本発明の一実施例の部分斜視図、第２図は部分
断面図である。 １ ・・・・・・ 中心電極 ２ ・・・・・・ 中心部 ６ ・・・・・・外周部 ４ ・・・・・・接地電極 ５ ・・・・・・対向面 （７３１７）代理人弁理士 則 近 憲 佑（ばか１名
） ３８５− 第１ 図、・。 第２図
断面図である。 １ ・・・・・・ 中心電極 ２ ・・・・・・ 中心部 ６ ・・・・・・外周部 ４ ・・・・・・接地電極 ５ ・・・・・・対向面 （７３１７）代理人弁理士 則 近 憲 佑（ばか１名
） ３８５− 第１ 図、・。 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、中心電極と接地電極とを火花間隔をおいて対向配置
させて成る内燃機関用点火栓において、前記中心電極の
中心部が純ニッケルで構成され、外周部が純ニツケル以
外の耐食性材料で構成されて成ることを特徴とする内燃
機関用点火栓。 ２、接地電極が純ニツケル以外の耐食性材料で構成され
る特許請求の範囲第１項記戦の内燃機関用点火栓。 ３、接地電極の中心電極と対向する面が純ニッケルで構
成され、他の部分が純ニツケル以外の耐食性材料で構成
される特許請求の範囲第１項記載の内′燃機関用点火栓
。 ４、耐食性材料がクロム２〜３０重量％、残部ニッケル
の合金である特許請求の範囲第１項乃至第６項のいずれ
か１項記載の内燃機関用点火栓。 ５、耐食性材料がマンガン１〜１０重量％、残部ニッケ
ルの合金である特許請求の範囲第１項乃至第６項のいず
れか１項記載の内燃機関用点火栓。 ６、耐食性材料がシリコン１〜１０重量％、残部ニッケ
ルの合金である特許請求の範囲第１項乃至第６項のいず
れか１項記載の内燃機関用点火栓。 ７、耐食性材料がアルミニウム１〜１０重量％、残部ニ
ッケルの合金である特許請求の範囲第１項乃至第３項の
いずれか１項記載の内燃機関用点火栓。 ８、耐食性材料がクロム、マンガン、シリコン、アルミ
の群から選ばれた２種以上の１〜４０重量％と残部ニッ
ケルの合金である特許請求の範囲第１項乃至第６項のい
ずれが１項記載の内燃機関用点火栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10753682A JPS58225587A (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | 点火栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10753682A JPS58225587A (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | 点火栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58225587A true JPS58225587A (ja) | 1983-12-27 |
| JPH0547953B2 JPH0547953B2 (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=14461673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10753682A Granted JPS58225587A (ja) | 1982-06-24 | 1982-06-24 | 点火栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58225587A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544502A (en) * | 1978-09-07 | 1980-03-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | Nickel alloy for ignition plug electrode |
| JPS55163786A (en) * | 1979-03-13 | 1980-12-20 | Texas Instruments Inc | Ignition plug |
-
1982
- 1982-06-24 JP JP10753682A patent/JPS58225587A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544502A (en) * | 1978-09-07 | 1980-03-28 | Ngk Spark Plug Co Ltd | Nickel alloy for ignition plug electrode |
| JPS55163786A (en) * | 1979-03-13 | 1980-12-20 | Texas Instruments Inc | Ignition plug |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0547953B2 (ja) | 1993-07-20 |
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