JPS5818201A

JPS5818201A - 往復運動切削工具

Info

Publication number: JPS5818201A
Application number: JP11795381A
Authority: JP
Inventors: 黒沢　秀樹; 熊坂　泰一
Original assignee: Hitachi Koki Co Ltd
Current assignee: Koki Holdings Co Ltd
Priority date: 1981-07-27
Filing date: 1981-07-27
Publication date: 1983-02-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、電気ジグソーのような往復運動切削工具に関
するものである。

一般に、電気ジグソー等のように、モータの回転運動を
切削部の往復運動に変換して切削する往復動切削工具は
、切削部の往復運動により工具本体に不均衡力が作用し
振動が発生する。そのため従来の往復運動切削工具には
、切削部の往復運動と対向して往復運動を行なうバラン
スウェイトを並設し、切削部で発生する不均衡力の低減
を行なっていた。しかし、従来の往復運動切削工具にお
いては、その構造上、切削部とバランスウェイトのそれ
ぞれの重心位置は一定の距離を保って往復運動をさせる
ため、往復運動切削工具の本体には回転モーメントが作
用し続け、振動低減を図る上で障害となっていた。□ 本発明は上記の状況に鑑み擾されたものであり振動を低
減し操作性を向上できる往復運動切削工具を提供するこ
とを目的としたものである。

本発明の往復運動切削工具は、駆動源にピニオンを介し
駆動されるギアと、該ギアに同心に固定されたウェイト
ホルダの回転中心から偏心した位置罠突設されたピンと
、一端にブレードが固着され上記ピンに直交位置となる
ように複数個の支持器により支持し配設されたプランジ
ャと、該プランジャを固定し偏心位置で円軌道を回転す
る上記ピンに軸受を介し結合されると共に内壁を摺動さ
れ往復駆動されるコネクタと、上記ギアの偏心軸に長大
を介し嵌合され上記ギア、ピニオン等を支持するカバー
に取り付けられた案内ピンにより上記プランジャの進行
方向のみの動きに規制され上記ピンと対向位ｆｌＫ偏心
し上記ギアとウェイトホルダとの間に配置されたバラン
スウェイトとを設けてなり、上記ウェイトホルダの移動
範囲を避けて上記バランスウェイトを上記プランジ勺側
に突出形成してなるものである。

以下本発明の往復運動切削工具の一実施例を図により説
明する６図は電気ジグソーのパラ／ス機構部を示し、１
は電気ジグソ一本体、２は回転子と同軸に取り付けられ
たピニオンで、ピニオン２はギア３と噛み合っ゛ており
、ギア３はペアリノグ１４を介してスピンドル５に軸支
されている。ギア３にはスピンドル５の回転中心から偏
心した偏心軸５ａを設けている。偏心軸５ａにはバラン
スウェイト１０が長大を介し嵌合され堰り付けられてお
り、バランスウェイト１ｏは、ギア２及びスピンドル５
等を固定保持するカバー１５に保持固定された案内ピノ
ｌｌａ、１１ｂにより後述のプランジャ８の進行方向の
みの動きに規制されている。

ギア５にはウェイトホルダ４が同軸に固定されている。

バランスウェイト１ｏけ、ギア３とウェイトホルダ４と
の間に取り付けられ、ウェイトホルダ４の動きを妨げな
いように′後述するプランジャ８側へ突出した形状に形
成されている。

ウェイトホルダ４には、ギア６の偏心軸５ａと対向する
位置にピン６を突設固定し、ピン６のプランジャ８側端
部は軸受１２に支持され、軸受１２はコの字形で紙面の
裏側方向へ長く形成されたコネクタ７の内壁を転勤自在
に移動できるようにコネクタ７と結合されている。コネ
クタ７とコネクタホルダ１６とはプラノジャ８を挾持し
ている。プラノジャ８が挿通され九支持器９ａ、９ｂは
ピ／６に対しプランジャ８を直交し九位蓋に配設されて
いる。プランジャ８の端部には被剛材切断用のブレード
１５が堆り付けられている。

上記の構造において、駆動源の回転はピニオン２を介し
・ギア５に伝動され、さらにギア５に連結され九ウェイ
トホルダ４を回転させる。ウェイトホルダ４に突設固定
されたピン６は偏心した位置に保持され円軌道を描いて
回転する。ピノ６は軸受１２を介してコネクタ７と保合
状態にあるのでピン６上の軸受１２はコネクタ７の内壁
を転動し、コネクタ７と直結されているプラノジャ８を
駆動する。プランジャ８は支持器９ａ、９ｂにより往復
運動のみに抑制されるため、ビン６０円軌道運動はプラ
ノジャ８の往復運動に変換され、プランジャ８の一端に
象り付けられえブレード１５により被剛材の切断が行わ
れる。

一方、バランスウェイト１０に設けられ九長大は、ウェ
イトホルダ４に突設固定されたピ／６と対向位置に偏心
している偏心軸５ａに遊嵌されているため、バランスウ
ェイト１０の動きは、プランジャ８の移動方向と同方向
の往復運動に案内ピｙ１１ａ、１１ｂＫ’より規制され
てギアろの偏心軸５ａの回転運動によりプランジャ８と
対向する往復運動に変換駆動される。即ち、コネクタ７
、コネクタぷルダ１６、プランジャ゛８及びブレード１
３を合せたプランジャ部１７が上昇するときＫ。

バラノスウエ身２０は下降するととにより、バランスウ
ェイト１０は電気ジグソ一本体１の不均衡力を消勢する
ように動く。そして、バランスウェイト１０は、破線で
示した従来のバランスウェイトに比べ、実線で示したよ
うに一部がプランジ岑゛８側に突出しているため、プラ
ンジャ部１７とバランスウェイト１０のそれぞれの重心
の距離が従来よ６ａだけ゛短くなってｄとなる。従って
プランジャ部１７と、バランスウェイト１０のそれぞれ
の重心の位置が従来より接近するため電気ジグソ一本体
１に作用する回転モーメントが小さくな９振動が低減さ
れる。

このように本実施例の往復運動切削工具は、バランスウ
ェイトの一部をプランジャ側に突出させることにより、
往復運動切削工具のバランス機構から生じていた不均衡
力を消勢するようにしたので、振動を低減し操作性を向
上できる。

上記実施例は電気ジグソーの場合について説明したが、
同様なバランス機構を有する他の往復運動切削工具でも
同様の作用効果を有する。

以上記述した如く本発明の往復運動切削工具は振動を低
減し操作性を向上できる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の往復運動切削工具の実施例の要部断面図で
ある。１・・・電気ジグソ一本体、２・・・ピニオン、５・・
・ギア、５ａ・・・偏心軸、４・・・ウェイトホルダ、
６・・・ピン、７・・・コネクタ、８・・・プランジャ
、９ａ、９ｂ・・・支持器、１０・・・バランスウェイ
ト％１１ａ、１１１）・・・案内ピン、１５・・・ブレ
ード、１４・・・軸受、１５・・・カバー。

Claims

【特許請求の範囲】

ｔ　駆動源にピニオンを介し駆動されるギアと、該ギア
に同心に固定されたウェイトホルダの回転中心から偏心
した位置に突設されたピノと、一端にブレードが固着さ
れ上記ピノに直交位置となるよう（複数個の支持器によ
り支持し配設されたプラノジャと、該プラノジャに固定
し偏心位置で円軌道を回転する上記ビンに軸受を介し結
合されると共に内壁を摺動され往復駆動されるコネクタ
と、上記ギアの偏心軸に長穴を介し、嵌合され上記ギア
、ピニオン等を支持するカバーに取り付けられた案内ピ
ンにより上記プラノジャの連行方向のみの動きに規制さ
れ上記ピンと対向位置に偏心し上記ギアとウェイトホル
ダとの間に配置されたバランスウェイトとを設けたもの
にｊｉＰＩＡで、上記ウェイトホルダの移動範囲を避け
て上記バランスウェイトを上記プランジャ側に窒出形成
して表ることを特徴とする往復運動切削工具。