JPS581762A - 赤外線吸収性インキ組成物 - Google Patents
赤外線吸収性インキ組成物Info
- Publication number
- JPS581762A JPS581762A JP9987981A JP9987981A JPS581762A JP S581762 A JPS581762 A JP S581762A JP 9987981 A JP9987981 A JP 9987981A JP 9987981 A JP9987981 A JP 9987981A JP S581762 A JPS581762 A JP S581762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared ray
- ink
- ink composition
- acid dye
- action
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は７００〜１ｌ１００ｎの範囲で赤外線吸収の
ピークを示す赤外線吸収性インキ組成物に関わる。
ピークを示す赤外線吸収性インキ組成物に関わる。
現在、統計集計あるいは調査の領域において、カードの
適宜個所に黒インキでマークしておき赤外線をカードに
照射して多数のカードの中からマークした情報を記録し
あるいはマークしたカードのみを選択して取り出すいわ
ゆる光学読取装置と称する機械が広く普及している。こ
の機械は７００〜１ｌ１００ｎの波長の赤外線を照射し
この光線を通過又は反射させるカード（マークのないも
の）は通過させ、この光線を吸収して通過させないか又
は反射させないカード（マークされたもの）のみ情報を
記録しあるいはカードを選択して取り出すよう設計され
ていて、通常マークするためにニグロシン系染料を使用
した黒インキが使用され、特に使いやすさのためマーキ
ングペンの形式で使用されている。黒インキは全波長の
光線を吸収するので上記目的に適性はあるが、誤ってマ
ークの必要のない個所ヘマークしだとき消去が困難で砂
ゴムや刃物でマーク部分を削り取らねばならず紙面を汚
損するし手数もかかるしあるいは一度マークされたガー
ドを捨ててしまい不経済である等の大きい欠点とされて
いる。
適宜個所に黒インキでマークしておき赤外線をカードに
照射して多数のカードの中からマークした情報を記録し
あるいはマークしたカードのみを選択して取り出すいわ
ゆる光学読取装置と称する機械が広く普及している。こ
の機械は７００〜１ｌ１００ｎの波長の赤外線を照射し
この光線を通過又は反射させるカード（マークのないも
の）は通過させ、この光線を吸収して通過させないか又
は反射させないカード（マークされたもの）のみ情報を
記録しあるいはカードを選択して取り出すよう設計され
ていて、通常マークするためにニグロシン系染料を使用
した黒インキが使用され、特に使いやすさのためマーキ
ングペンの形式で使用されている。黒インキは全波長の
光線を吸収するので上記目的に適性はあるが、誤ってマ
ークの必要のない個所ヘマークしだとき消去が困難で砂
ゴムや刃物でマーク部分を削り取らねばならず紙面を汚
損するし手数もかかるしあるいは一度マークされたガー
ドを捨ててしまい不経済である等の大きい欠点とされて
いる。
この発明は上記黒インキの欠点を解決し、誤つマーク用
に好適なインキ組成物を提供する他必要に応じ透明にす
ることも可能でマーク部の下地の印刷部を判読できて便
利である。通常はマーキングペンの形式で使用すること
が好適であるが、ボールペンや万年筆の形式で使用して
も便利に使用できる。
に好適なインキ組成物を提供する他必要に応じ透明にす
ることも可能でマーク部の下地の印刷部を判読できて便
利である。通常はマーキングペンの形式で使用すること
が好適であるが、ボールペンや万年筆の形式で使用して
も便利に使用できる。
この発明で使用される染料は７００〜１ｌ１００ｎの範
囲で赤外線吸収のピークを示すシアニン系酸性染料であ
る。シアニン系染料は一般に塩素系漂白剤により脱色あ
るいは赤外線吸収性ある分子構造が変化されやすいが、
この発明では特にその性質が顕著であることが望ましく
、８．８．３．８−テトラメチル−１，１−ジ（４スル
ホブチル）−４，５，４，５−ジベンゾーインドトリ力
ルポシアニンヨーグイドモノナトリウム塩やアンヒドロ
−１１−（４−エトキシカルボニル−１−ピペラジニー
ル）−１０，１２−エチレン−３，３，３，３−テトラ
メチル−１、ンゾインドトリカルボシアニンヒドロキシ
ドトリエチルアンモニウム塩が例示できる。いずれもイ
ーストマンオーガニツクケミカルズ社で製造販売されて
いる染料であって、前者はｌＲ１２５、後者はｌＲ１４
４の商品名で普及している。
囲で赤外線吸収のピークを示すシアニン系酸性染料であ
る。シアニン系染料は一般に塩素系漂白剤により脱色あ
るいは赤外線吸収性ある分子構造が変化されやすいが、
この発明では特にその性質が顕著であることが望ましく
、８．８．３．８−テトラメチル−１，１−ジ（４スル
ホブチル）−４，５，４，５−ジベンゾーインドトリ力
ルポシアニンヨーグイドモノナトリウム塩やアンヒドロ
−１１−（４−エトキシカルボニル−１−ピペラジニー
ル）−１０，１２−エチレン−３，３，３，３−テトラ
メチル−１、ンゾインドトリカルボシアニンヒドロキシ
ドトリエチルアンモニウム塩が例示できる。いずれもイ
ーストマンオーガニツクケミカルズ社で製造販売されて
いる染料であって、前者はｌＲ１２５、後者はｌＲ１４
４の商品名で普及している。
この発明ではシアニン系染料の溶解を助けるとともにイ
ンキの乾燥を防ぐために、水性マーキングペン用インキ
に通常使用されている多価アルコール類および／または
多価アルコール系誘導体を使用することが望ましい。エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、フロピレン
ゲリコール、グリセリン、グリコールエーテル、グリコ
ールエステル等が例示できる。
ンキの乾燥を防ぐために、水性マーキングペン用インキ
に通常使用されている多価アルコール類および／または
多価アルコール系誘導体を使用することが望ましい。エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、フロピレン
ゲリコール、グリセリン、グリコールエーテル、グリコ
ールエステル等が例示できる。
又この発明で用いる染料は分子量が大きくインキの粘度
が大きくなるので、粘度を小さくするだめにエタノール
、イングロビルアルコール等のアルコール類を添加する
ことができる。又アルコールに代え他の親水性溶剤で同
等効果を得ることもできる。
が大きくなるので、粘度を小さくするだめにエタノール
、イングロビルアルコール等のアルコール類を添加する
ことができる。又アルコールに代え他の親水性溶剤で同
等効果を得ることもできる。
しかし溶剤の成分は水であって、シアニン系染料は塩素
により変質されやすいので水道水ではなく、蒸溜水を用
いることが望ましい。
により変質されやすいので水道水ではなく、蒸溜水を用
いることが望ましい。
又この発明では染料の溶解助剤、防腐剤、粘度を増加さ
せるだめの水溶性高分子、香料等を必要により添加する
ことができる。
せるだめの水溶性高分子、香料等を必要により添加する
ことができる。
この発明の組成物ではシアニン系染料が０．５〜２０重
量％（以下チを記すけ重量％を意味する）、好ましくは
１〜５％、多価アルコールおよび／または多価アルコー
ルの誘導体０〜４０％、好ましくは１０〜３ｏチ、アル
コール類０〜３ｏチ、好ましくは１０〜２ｏチ、水３０
〜９５％、好ましくは４０〜７０％が使用される。シア
ニン系染料が上記範囲を超えると塩素系漂白剤によって
変質しかた−くこの発明の目的が達せられず、少すぎる
とマークの判読がしがたい。
量％（以下チを記すけ重量％を意味する）、好ましくは
１〜５％、多価アルコールおよび／または多価アルコー
ルの誘導体０〜４０％、好ましくは１０〜３ｏチ、アル
コール類０〜３ｏチ、好ましくは１０〜２ｏチ、水３０
〜９５％、好ましくは４０〜７０％が使用される。シア
ニン系染料が上記範囲を超えると塩素系漂白剤によって
変質しかた−くこの発明の目的が達せられず、少すぎる
とマークの判読がしがたい。
多（ｆｌ ア＃ ：ｙ−／ｌ／ オよＵ／−４たは多価
アルコール使用した場合インキの流出が悪く々す、少な
いとインキ中の水分が減少して染料析出、インキ流出不
良等の欠点を招く。
アルコール使用した場合インキの流出が悪く々す、少な
いとインキ中の水分が減少して染料析出、インキ流出不
良等の欠点を招く。
上記の成分よりインキ組成物を得るには全成分を一度に
攪拌槽中に投入し室温又は５０’ｃ程度に加温して完全
に溶解する迄攪拌を続ければよい。
攪拌槽中に投入し室温又は５０’ｃ程度に加温して完全
に溶解する迄攪拌を続ければよい。
あるいは液体成分を攪拌槽に入れ攪拌しつつ固体成分を
除々に加えてもよい。
除々に加えてもよい。
この発明のインキ組成物によるマークの赤外線吸収性を
なくするために用いる塩素系漂白剤としては次亜塩素酸
ソーダ、次亜塩素酸リチウム、次亜塩素酸カルシウム、
クロラミンＴ１クロラミンＢ１塩素化インシアヌル酸ソ
ーダ等の塩素化合物が例示でき有効塩素量０．５〜１０
％、好ましくは２〜５％の水溶液として使用される。
なくするために用いる塩素系漂白剤としては次亜塩素酸
ソーダ、次亜塩素酸リチウム、次亜塩素酸カルシウム、
クロラミンＴ１クロラミンＢ１塩素化インシアヌル酸ソ
ーダ等の塩素化合物が例示でき有効塩素量０．５〜１０
％、好ましくは２〜５％の水溶液として使用される。
次に実施例を記し、この発明をさらに明らかにする。
実施例Ｉ
ＩＲＩ ２５ ３％
（商品名、イーストマンオーガニックケミカルズ社製シ
ャニン系染料） エタノール ２０俤 エチレングリコール ２０％ 蒸溜水 ５５％ 上記成分を室温で１時間攪拌して緑色のインキを得た。
ャニン系染料） エタノール ２０俤 エチレングリコール ２０％ 蒸溜水 ５５％ 上記成分を室温で１時間攪拌して緑色のインキを得た。
このインキをフェルトペン先をセットするマーキングベ
ンに填充し、タナツク社製ＯＭＲ用紙にマークした後マ
ークされないカードと混合しタナツク■製のタナツクカ
ードセレクター６８０ Ｉ（ＥＭＰを通過させたとき１
００チの確実性で選択されることを確認し、かつ次亜塩
素酸ソーダ水溶液（有効塩素量５％）をマーク部に塗布
すると完全に消色した。再び上記セレクターを通過させ
たところ全部のカードは選択されることなく通過した。
ンに填充し、タナツク社製ＯＭＲ用紙にマークした後マ
ークされないカードと混合しタナツク■製のタナツクカ
ードセレクター６８０ Ｉ（ＥＭＰを通過させたとき１
００チの確実性で選択されることを確認し、かつ次亜塩
素酸ソーダ水溶液（有効塩素量５％）をマーク部に塗布
すると完全に消色した。再び上記セレクターを通過させ
たところ全部のカードは選択されることなく通過した。
実施例２
ＩＲ１４４５チ
エチレングリコール ２０ｑ６
ジメチルスルホキシド ３０％
蒸溜水溜水 ４５チ
を実施例１に準じて青色のインキを得た。そして実施例
１と同様に次亜塩素酸ソーダ水溶液により完全に消色し
、かつセレクターを通過させることができた。
１と同様に次亜塩素酸ソーダ水溶液により完全に消色し
、かつセレクターを通過させることができた。
Claims (1)
- ７００〜１ｌ１００ｎの範囲で赤外線吸収のピークを示
すシアニン系酸性染料を含むことを特徴とする赤外線吸
収性インキ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9987981A JPS581762A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 赤外線吸収性インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9987981A JPS581762A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 赤外線吸収性インキ組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581762A true JPS581762A (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=14259084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9987981A Pending JPS581762A (ja) | 1981-06-27 | 1981-06-27 | 赤外線吸収性インキ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581762A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0802178A2 (en) | 1996-02-23 | 1997-10-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Schiff base quinone complexes and optical recording materials comprising the same |
| US6651894B2 (en) | 2000-12-12 | 2003-11-25 | Ricoh Company, Ltd. | Imaging method, imaging apparatus, and image information management system |
-
1981
- 1981-06-27 JP JP9987981A patent/JPS581762A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0802178A2 (en) | 1996-02-23 | 1997-10-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Schiff base quinone complexes and optical recording materials comprising the same |
| US6651894B2 (en) | 2000-12-12 | 2003-11-25 | Ricoh Company, Ltd. | Imaging method, imaging apparatus, and image information management system |
| US6935565B2 (en) | 2000-12-12 | 2005-08-30 | Ricoh Company, Ltd. | Imaging method, imaging apparatus, and image information management system |
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