JPS58173955A - 公衆電話機 - Google Patents

公衆電話機

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JPS58173955A
JPS58173955A JP5785582A JP5785582A JPS58173955A JP S58173955 A JPS58173955 A JP S58173955A JP 5785582 A JP5785582 A JP 5785582A JP 5785582 A JP5785582 A JP 5785582A JP S58173955 A JPS58173955 A JP S58173955A
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竹田 義昭
Makoto Iwabuchi
信 岩淵
Takashi Oyamada
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F5/00Coin-actuated mechanisms; Interlocks
    • G07F5/24Coin-actuated mechanisms; Interlocks with change-giving

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1つの蓄積軌道に複数重の硬貨を混・在して
蓄積するようにした公衆電話機に関するものである。
一般にこの種の電話機は、使用硬貨の種類に応じて複数
の蓄積軌道を設けた場合に比較して、構成部品、構成規
模を小さくでき、また利用者も硬貨の種類に応じて硬貨
投入口を逐一確認しながら入れる必要がないなどのメリ
ットを有するが、反面、従来各硬貨は投入順に蓄積し、
かつ蓄積順に収納する他はなく、任意位置の硬貨を収納
することはできなかった。従って、低額貨優先あるいは
高額貨優先等、任意の収納方式を採用することができず
、利用者の釣銭の被害に考慮を払うことも当然できなか
った。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであ
り、その目的は1つの蓄積軌道に複数種の硬貨を混在し
て蓄積する方式をとりながら、簡単な軌道構成により任
意位置の硬貨を収納し得る公衆電話機を提供することに
ある。
このような目的を達成するために、本発明は、それぞれ
個別に動作する収納手段と、連動して動作する返却手段
とを備え、それぞれ1個の硬貨を蓄積する一連の蓄積領
域からなる傾斜軌道をもって蓄積軌道を構成したもので
ある。以下、実施例を用いて本発明の詳細な説明する。
構成説明 第1図は、本発明を局電源方式の公衆電話機に適用した
場合の一実施例を示す回路構成図である。
本実施例は、送受器を外すこと(オフフック)により硬
貨の投入を待たずに交換機との間に回線が閉成され、ま
た一定の通話が行なわれた後にその間の通話料金に相当
する硬貨を収納する、いわゆる先ループ・後収納方式を
採用し、利用者の釣銭の被害が最も少ない最小被害方式
をとった例であり、全体の構成は、大別して通常の電話
機回路部10、この電話機回路部10を通じて図示しな
い交換機から課金信号を受けて硬貨の収納・返却等を制
御する制御部20、および制御部20からの指令に基い
て実際に硬貨を検知選別し、図示しない金庫へ収納し、
あるいは返却を行なう硬貨処理部30からなる。また、
この他に、フックスイッチ40、リレー制御回路50、
表示回路60、および3×4マトリクス構成のテンキー
形式のキーボード70を有している。
上記蹴話機回路10は、局線端子Ll、L2により、局
線を介して図示しない交換機に接続されている。そして
、局線端子Ll、L2には、着信があることを報知する
ベル回路11、交換機からの課金信号を検出する課金信
号受信回路12、ダイオードブリッジ回路13、リレー
接点g8、ダイヤルパルス送出および強制切断回路14
、゛を源回路15並びに通話回路16が順次配列接続さ
れている。
上記構成において、送受器を置いたオンフック状帳では
、接点g8は図示のような状態にあるが、この状態でオ
フフックすると、フックスイッチ40がオンし、リレー
制御回路50が働いて、接点gsは図示とは反対側に切
換わる(以下、これを動作もしくはオンするといい、図
示の状態に戻ることを復旧もしくはオフするという)。
これにより、局線端子Ll、L2に対してダイヤルパル
ス送出および強制切断回路14および通話回路16を含
む直流ループが閉成される。
ここで、上記回路14には、直流ループに対して直列に
トランジスタが挿入されており、常時はオンとなってい
るが、制御部20からのダイヤル信号に応じてオン・オ
フを繰返し、これにより交換機側へダイヤルパルスを送
出して相手加入者番号を通知すると共に、同じく制御部
20から連続的なオフ信号を受けることにより、連続的
にオフ状態となって、接点gsを動作状態としたまま上
記直流ループを強制的に切断状態とすることができる。
このようにリレー接点g8を介して直流ループの閉成・
開放を行なうようにしたのは、この公衆電話機が後収納
方式をとっているため、フックスイッチ40をオフした
後も、未収納の通話料金を精算するために電源を必要と
するからである。
即ち、回路13により直流ループを強制切断して交換機
に通話の終了を報知し、復旧させた後、再びオン状態と
し、交換機からの電流により充電される電源回路15の
電源を用いて精算処理を行なうことができる。
なお、前記ダイヤルパルス送出中は、通話回路16は、
制御部20から入力されるダイヤルシャント信号により
短絡状態となるため、発呼者にダイヤルパルスによる雑
音は与えられないようになっている。
また電源回路15は、ループ電流によって生ずる定電圧
ダイオードZD1..ZD2のツェナー電圧によ〕逆流
阻止用ダイオードDI 、D2.D3.D4゜D5を介
してコンデンサ01,02,03を各個、に充電し、こ
れらの端子電圧を電源電圧VER,,VMG。
VDDとして制御部20および硬貨処理部30に供給す
るもので、コンデンサ01はオフフック時のみ充電され
るが、コンデンサ02,03はオンフック時にも充電さ
れるようにしてあり、これにより、制御部20の後述す
る可変メモリ240バツクアツプ用として常時必要な電
源電圧VEEおよび硬貨の処理に際して電磁石を動作さ
せるために消耗が激しい電源電圧VMGを確保している
なお、ダイオードブリッジ回路13は、局線端子Ll、
L2間に印加される交換機からの直流電圧の極性にかか
わらず、回路14および電源回路15に加わる電圧の極
性を一定とするためのものである。
制御部20は、周知の入出力ボート21.中央処理装置
t(以下OPUという)22.固定メモリ(以下ROM
という)23.可変メモリ(以下、RAMという)24
に加え、更に、タイギング回路25および可変条件設定
回路26を備えている。
このタインング回路25は、fn8周期のパルスを発生
する発振回路から構成され、後述するように0PU22
に対し、メインプログラムの処理に対シて、25trL
8で割込み処理を行なわせるための割込み信号を与える
ためのものである。また、可変条件設定回路26は、例
えば市内通話における単位料金当りの通話時間や、1課
金当りの単位通話料金、即ちタリフを任意に設定するた
めのもので、ディジタルスイッチ等により構成される。
上記構成において、オフフックによりフックスイッチ4
0がオンとなった場合、リレー制御回路50によって接
点、9sが動作され、直流ループが閉成されて電源回路
15のコンデンサO1が充゛醒される。この結果、0P
U22に電源電圧VDDが供給され、CPU22は、予
めROM23に格納された処理プログラムに従って、R
,AM24に対し必要なデータの書込み、読出しを行な
いながら所定の制御動作を実行する。この動作について
は後にフローチャートを用いて詳細に説明する。
硬貨処理部30は、硬貨選別共#31.蓄積マグネット
32.Mi〜第4の収納マグネット33A〜33Dおよ
び返却マグネット34から構成される。
ここで、硬貨選別装置31は、投入された硬貨が当電話
機において使用が予定されている正貨であるか否かおよ
び正貨であるとしてその金種を判別するだめのものであ
り、例えば硬貨の落下軌道を挾んで対向して配置された
発光素子および受光素子からなる光センサを備えた硬貨
外径識別装置と、同じく落下軌道を挾んで対向して配置
されかつ相互に電磁的に結合した発信コイルおよび受信
コイルからなる検知コ・イルを備えた硬貨材質選別装置
とによって構成することができる。即ち、前者は落下す
る硬貨が発光・受光素子間の光路を遮る時間が当該硬貨
の外径によって異なることを利用するもの、後者は例え
ば受信コイルに誘導される出力′電圧のピーク匝が両コ
イル間に介在する硬貨の材質により異なることを利用す
るものであるが、本発明の適用において、この硬貨選別
装置31の構成はこれに限られるものではなく、他の任
意の選別手段を用い得るものであるから、詳細な説明は
省略する。
上記外径および材質選別装置の選別結果により、正貨か
擬似貨の判定を行ない、正貨であれば、その種別に対応
する選別信号が0PU22に送出され、几AM24の一
定領域にメモリされる。例えば、使用される硬貨が10
0円、50円、20円、10円の4金種であるとすれば
、RAM24の特定のメモリアドレスを有する容量8ビ
ツトのメモリエリアを硬貨投入メモリとし、その下位4
ビツトを各金種に対応させ、100円硬貨を示す選別信
号の人力があれば上位から第5番目、以下、順次低額に
なるに従ってそれぞれ第6番目、第7番目、第8番目の
ビットを′1′とするようにすれば、この硬貨投入メモ
リの内容を見ることによりどの金種の正貨が投入された
か確認することができる。なお、硬貨選別装置31から
制御部20への信号線に斜線を入れ、傍らに% 4 N
の数字を付したのは4金種についてそれぞれ選別信号送
出用の信号線が設けであることを示したものである。
なお、上述したような投入硬貨の検知選別は、後述する
ように割込み処理プログラムの先頭に置かれたエツジ検
出処理ステップにおいて25tn8周期で行なわれる。
蓄積マグネット32.第1〜第4の収納マグネット33
A〜33D、返却マグネット34は、それ、 それ後述
する蓄積レバー、第1〜第4の収納レバー、返却レバー
を動作させるもので、制御部20からの動作指令信号に
より動作される。これらについては後に第2図を用いて
説明を補足する。
また、表示回路60は、例えば周知の7セグメント表示
方式の表示器およびこれを制御する表示制御回路から構
成され、制御部20の制御に基いて、蓄積硬貨総額から
未収納通話料金を減じた未使用硬貨額、即ちクレジット
の値を表示して発呼者に知らせる。この表示器60の構
成は特に限定されないが、消費電力の抑制の観点からは
例えば液晶表示器が好適である。
以上、本実施例の公衆電話機の全体的な回路構成を説明
したが、第2図にその軌道構成の概略を示す。
第2図において、硬貨投入口100から投入された硬貨
101は、傾斜した選別軌道102を転勤落下しながら
硬貨選別装置31による選別を受ける。
選別軌道102の下端は、図示しない返却口へ通じてい
るが、その途中に蓄積レバー103が配置されている。
この蓄積レバー103は、中心線103aのまわりに回
動自在に構成され、図上省略したが常時は軌道側壁に穿
設された孔からレール部103bを軌道内に出して蓄積
軌道104の木口をふさいでいる。
従って、常時は硬質101はごΩレール部103bの上
を通って矢印Aで示すように返却口へ返却される。これ
に対し、後述するように0PU22からの動作指令信号
により蓄積マグネット32が励磁された場合、アーマチ
ュア103cが吸引されて回動し、レール部103bが
軌道から引込む。このため、硬貨101は蓄積軌道10
4に入る。
蓄積軌道104は、それぞれ第1〜第4の収納レバー1
05A〜105Dと第1〜第4の返却レバー106A〜
106Dを備えた4個の蓄積領域104A〜104Dに
よって構成される。各収納レバー105A〜105Dお
よび返却レバー106A〜106Dは基本的に上述した
蓄積レバー103と同様の構成を有し常時はそのレール
部を軌道内に出している。そこで、はじめに蓄積軌道1
04に入った硬貨101は、最上位の蓄積領域104人
に蓄積される。次いで蓄積軌道104に入った硬貨は、
先に蓄積・領域104Aに蓄積された硬貨の上を通って
第2の蓄積領域104Bに入る。以下、順次第3.第4
の硬貨が第3、第4の蓄積保持される。この実施例では
、蓄積容量は4枚であ、る。これに対し、第1〜第4の
収納マグネツ)33A〜33Dが励磁され、収納レバー
105A〜105Dが回動してそのレール部が軌道から
引込んだ場合には、各硬貨は矢印B−Eに示すように図
示しない金庫に収納される。また、返却レバー106A
〜106Dについては、図上そのレール部のみ示したが
、基本的には上述した蓄積レバー103および収納レバ
ー105A〜105Dと同様の構成を有し、図上省略し
た返却マグネット34が励磁された場合、回動して上記
レール部が軌道から引込む。この場合、各返却レバー1
06A〜106Dは連動して一斉に動作するため、蓄積
硬貨は各収納レバー105A〜105Dのレール部上を
転勤落下して矢印Fで示すように返却口へ導かれる。な
お、上記各マグネットとレバーとの具体的な構成は任意
である。
動作説明 次に、上記構成を有する公衆電話機の動作を、第3図〜
第8図のフローチャートを用いて説明する。なお、ここ
での説明は、本発明に特有な処理の流れを理解する上で
必要な範囲に限定したものであり、CPUを用いた制御
において当然に必要とされる周知の処理動作の詳細につ
いては省略しである。
全体の動作説明 はじめに、第3図に示すメインルーチンおよび第4図に
示す割込みルーチンについて全体的な動作の流れを説明
する。
先にも述べた通り、本実施例においては、第3図に示す
メインルーチンに対し、25ffISの周期で割込み信
号が入り、第4図のルーチンが割込み処理される。実際
に割込みルーチンの処理に要する時間は場合により一定
ではないが、25m5  ごとに処理が開始され、一連
のステップを経て再びメインルーチンの処理に戻る動作
が繰返される。
即ち、先ずオンフック状態から発呼者が送受器を外すと
、前述したように接点g8が動作し、直流ループが閉成
されて電源電圧VDDの供給が可能となる。
そこで、制御部20は、所定の電源電圧VDDが供給さ
れると第3図のイニシャライズ処理ステップ10口Oを
実行する。即ち、0PU22はROM23にアクセスし
、R,AM24の各メモリエリアや入出力ボート21の
バッファメモリ等をイニシャライズする。このイニシャ
ライズ処理の最終段階で、硬貨選別装置31の動作が許
可されると共に、割込みが許可されてタイミング回路2
5は割込み信号の送出を開始する。従って、これ以降O
PU’22は、第3図のメインルーチンの進行状況如何
にかかわらず25 f711]ごとに第4図の割込みル
ーチンに示される処理を1口実行する。
そこで、次にこの割込みルーチンについてその概略を説
明する。
即ち、プログラムの実行が割込み処理に移行すると、は
じめにエツジ検出処理ステップ2000が実行される。
ここでは、入出力ボート21を介して電話機回路部10
および硬貨処理部30から入力される各入力信号をチェ
ックし、その結果を示すデータを、RAM24の所定の
メモリエリアに格納する。例えば課金信号受信回路12
を通じて課金信号の入力があった場合には、・課金フラ
グメモリの内容をrlJとして、課金信号の到来を示す
課金フラグをセットする。また、硬貨選別装置31から
選別信号の入力があれば、前述したように硬貨投入メモ
リに当該硬貨の投入を示すデータが書込まれる。
次に、プログラムの実行はダイヤル制御処理ステップ2
001に移行する。即ち、キーボード70によって構成
された押しボタンダイヤルからの入力があれば、それに
応じて市内か市外か、また無料や禁止の番号でないかな
どダイヤル番号種類の判定等が行なわれるが、本発明の
要旨には直接関係しないので詳細な説明は省略する。
ダイヤル制御処理が終了すると、プログラムの実行は、
次いで表示処理ステップ2002に移行する。ここでは
、前述したように表示回路60を構成する表示器にクレ
ジットの額を表示させる処理が行なわれるが、本発明の
要旨には直接関係がないので詳細な説明は省略する。
次いで、プログラムの実行は課金演算処理ステップ20
03に移行する。
ここでは、前記課金フラグメモリにフラグがセットされ
ているか否かをチェックし、セットされていれば、RA
M24の一部に設けられた課金メモリの内容を「1」イ
ンクリメントすると共に、同じ<R,AM24の一部に
設けられた未収納通話料金メモリの内容を更新する。上
記課金メモリの内容は、上述したように課金信号が到来
するごとに[ljずつ加算される一方、後述するように
収納判断処理が行なわれるごとに「1」ずつ減算される
。また、未収納通話料金メモリは、未収納の通話料金を
示すデータを格納するものである。従って、その内容は
この課金演算処理ステップ2003において1課金ごと
にクリア分ずつ加算される一方、後述するように収納処
理において硬貨の収納があった場合には収納硬貨額分だ
け減算される。他方、上述したように課金フラグがセッ
トされている場合には、クレジットメモリの内容からク
リア分を減算する。このクレジットメモリはRAM24
の一部に設けられ、クレジットを示すデータを格納する
ものである。なお、上記減算の結果クレジットが0より
小さくなつ九場合には、RAM24の特定エリアに設け
られたフック処理フラグメモリの内容を「1」として、
後述するフック処理を指示するフック処理フラグをセッ
トする。
これに対し、課金フラグがセットされていなければ、プ
ログラムの実行は直ちに次の硬貨投入処理ステップ20
04に移行する。
この硬貨投入処理ステップ2004においては、後に第
5図のフローチャートを用いて詳述するように、前記硬
貨投入メモリの内容により硬貨の投入をチェックし、一
定の条件の下に蓄積マグネット32を動作させ、硬貨の
蓄積を許可する。
次のタイマ処理ステップ2005においては、RAM2
4に設けられた各種タイマリクエストフラグメモリの内
容に応じ、フラグがセットされていれば、同じ<R,A
M24に設けられた各タイマの内容をrlJインクリメ
ントする。即ち、タイマリクエストフラグがセットされ
ている間、25frL8周期でタイマの内容がインクリ
メントされるため、このタイマの内容によって計時が行
なえる。
次いで、プログラムの実行はダイヤル送出処理ステップ
2006に移行する。ここでは、キーボード70からの
入力に応じ、交換機に被呼者の番号を示すダイヤル信号
を送出して通知する。
このように割込みルーチンを1回終了した後、プログラ
ムの実行は再びメインルーテンに戻り、中断位置から処
理が再開される。
さて、第3図に示すメインルーチンにおいて、イニシャ
ライズ処理ステップ1000が終了すると、プログラム
の実行は自己診断処理ステップ1001に移行する。こ
れは、硬貨軌道に配置された図示しない各種センサ等を
用いて硬貨詰りその他の故障の有無を自己診断するもの
であるが、実際のセンサ系の出力状態の検出は前記エツ
ジ検出処理ステップ2000において行なわれ、所定の
フラグメモリに診断結果を示すフラグがセットされる。
従って、ステップ1001における処理自体は、所定の
フラグレジスタの内容をチェックすることであるが、本
発明の要旨には直接関係しないため詳細な説明は省略す
る。
異常がないことが確認された場合、プログラムの実行は
通話許可処理ステップ1002に移行し、返却レバー1
06A〜106Dを硬貨返却阻止状態として硬貨を蓄積
できるようにする。
従って、ここで発呼者が硬貨を投入してダイヤル操作を
行ない、被呼者が応答すれば通話状態に入る。
次いで、プログラムの実行は、オンフックか否かの判断
処理ステップ1003に移行し、フックスイッチ40か
らの入力信号をチェックすることによりオフフックの継
続が確認されれば次の収納判断処理ステップ1004に
移行する。これに対し、オンフックが確認された場合に
は、ステツ7’1008に移行してフック処理フラグを
セットした後、後述するフック処理ステップ1009に
移行する。
収納判断処理ステップ1004においては、後に第6図
のフローチャートを用いて詳述するように、一定の条件
に従って収納すべき硬貨を決定する。
次いで、プログラムの実行はフック処理フラグがセット
されている。、、か否かの判断処理ステップ1005に
移行し、フラグがセットされていれば、フック処理ステ
ップ1009に移行する。フラグがセットされていなけ
れば、次の収納処理ステップ1006に移行する。
この収納処理ステップ1006においては、後に第7図
のフローチャートを用いて詳述するように、先に収納判
断処理ステップ1004において決定された結果に基き
、実際に硬貨の収納が行なわれる。
次いで、プログラムの実行はフック処理フラグがセット
されているか否かの判断処理ステップ1007に移行し
、フラグがセットされていればフック処理ステップ10
09に移行する。フラグがセットされていなければステ
ップ1003に戻る。以降、通話が有効に継続される限
り、ステップ1003からステップ100Tまでの処理
が繰返し実行される。
フック処理ステップ1009では、前記ダイヤルパルス
送出および強制切断回路14のトランジスタをオフする
ことにより、接点g8を動作状態としたままで、800
maの間だけ直流ループが切断される。これにより交換
機に対しては通話の終了を通知できると共に、電源回路
はオフフック時と同様の状態を保持したまま、次の精算
処理ステップ1010に移行できる。なお、この時点で
交換機は復旧するから、もはや課金信号の到来はなくな
る。
精算処理ステップ1010においては、後に第8図のフ
ローチャートを用いて説明するように未収納通話料金を
利用者にとって釣銭の被害が最も少なくなるような方法
で精算する蓄積硬貨の組合せを選定する。
次いで、プログラムの実行は収納処理ステップ1011
に移行する。ここでは、上記精算処理ステップ1010
において選定された組合せに従って、当該組合せに該当
する硬貨を収納する。プログラム自体は先に述べた収納
処理ステップ1006と同様であり、後に第7図のフロ
ーチャートを用いて詳細に説明する。
次に、プログラムの実行は終了処理ステップ1旧2に移
行する。ここでは、前記精算処理にお−いて決定した最
終的な返却類の所定表示時間が経過したことを確認し、
かつ電源電圧VMGが4.5v以上に充電されたことを
確認し、更にオンフック状態が継続していることを確認
した上で、接点gsを復旧させると共に、返却マグネッ
ト34を動作させて残った硬貨を返却口に返却する。
次に、先に述べたように、硬貨投入処理、収納判断処理
、収納処理、fft算処理の各ステップについて、第5
図〜第8図のフローチャートを用いて詳細に説明するが
、そこでの理解を容易にするために、ここで、特に重要
ないくつかのメモリについて下の表に掲げ、その構成に
ついてまとめて説明しておく。なお、これらのメモリは
、先に説明した硬貨投入メモリ、未収納通話料金メモリ
、クレジットメモリ等と同様にR,AM24の特定エリ
アを利用して設けられ、収納メモリ以外はそれぞれ8ビ
ツトの容量を有している。
23− 先ず、蓄積メモリは、蓄積軌道104の各蓄積領域にど
の金種の硬貨が蓄積されているかを示すデータを格納す
るものである。ここでは蓄積軌道104の蓄積容量は4
枚でおるから、(0)〜(3)の4個の蓄積メモリが、
それぞれ最上位から順次最下位まで4個の蓄積領域10
4A〜104Dに対応し、それぞれ蓄積されている硬貨
の硬貨額を示すデータを格納する。先に述べたように本
電話機で使用される4金種の硬貨が、100円、50円
、20円。
10円硬貨であるものとすれば、これらの硬貨額を示す
データ、即ち16進表記で’64’(100円)’32
’(50円)、’14’(20円)、’OA’(10円
)の各データが格納される。
次に、蓄積枚数メモリは、蓄積軌道全体にどの金種の硬
貨が何枚蓄積されているかを示すデータを格納するもの
であり、(0)〜(4)の各メモリは、それぞれ最高額
硬貨(100円)から順次最低額硬貨(10円)までに
対応している。即ち、前記蓄積メモリの内容を金種別に
書換えた内容となっている。
これに対し、収納枚数メモリは、蓄積硬貨のう24− ち収納すべき硬貨の枚数を金種別に示すデータを格納す
るもので、(0)〜(4)の各メモリが、それぞれ最高
額硬貨(100円)から順次最低額硬貨(10円)まで
に対応している〇 また、収納メモリは、どの蓄積位置の硬貨を収納すべき
かを示すデータを格納するものである。
即ち、1バイトのメモリエリア中の最下位から4ビツト
目までがそれぞれ最上位から最下位までの各蓄積領域に
対応しており、当該ビットが′lIの場合、対応する蓄
積位置の硬貨を収納すべきことを示す。従って、この収
納メモリの内容は、前記収納枚数メモリの内容に示され
る収納枚数を、各蓄積領域の硬貨に割当てたものになっ
ている。割当ては例えば最上位から行なわれる。即ち、
10円硬貨が最下位と最上位に蓄積されている場合に、
その収納枚数が1枚であれば、収納メモリの、最上位の
蓄積領域に対応する最下位のビットに′1′が書込まれ
る。
硬貨投入処理 第5図は、硬貨投入処理ルーチンを示すフローチャート
である。この硬貨投入処理ルーチンは、前述したように
、25tnS周期で開始される割込みルーチンにおいて
、課金演算処理に引続いて実行される。
プログラムの実行が硬貨投入処理に移行すると、先ず、
ステップ2010において新たな正貨の投入があったか
否かの判断が行なわれる。これは、前記硬貨投入メモリ
に、格納されたデータをチェックすることにより行なわ
れる。即ち、硬貨投入メモリのそれぞれの金種に対応す
るビットが′lNであれば、当該金種の正貨の投入があ
ったことになる。
命、その金種自体は問わないが、正貨の投入が確認され
れば、プログラムの実行はステップ2011に移行し、
蓄積軌道が満杯であるか否かを判断する。これは、前記
最下位に対応する蓄積メモリ(3)に硬貨額データが書
込まれているか否かで判定することができる。
そして、満杯でない場合には次の蓄積マグネット処理ス
テップ2012に移行し、蓄積マグネット32を動かし
て蓄、撹レバー103を軌道から引込め、転勤落下して
来る投入硬貨101を蓄積軌道104に導く。
このように蓄積を許可した場合には、次いで硬貨投入演
算処理ステップ2013において、クレジットメモリお
よび蓄積メモリならびに蓄積枚数メモリの内容の更新が
行なわれる。即ち、クレジットメモリの内容に新たに蓄
積した硬貨の硬貨額を加算すると共に、硬貨額データの
書込みがない蓄積メモリのうちで最も上位の蓄積領域に
対応するものに硬貨額データを書込み、更に当該金種に
対応する蓄積枚数メモリの内容をrlJインクリメント
する。
これに対し、ステップ2010において正貨の投入が検
出されなかった場合、およびステップ2011において
蓄積軌道が既に満杯であった場合には、以降の処理を行
なわず直ちに硬貨投入処理ルーチンを終了する。前者の
場合は、硬貨の追加投入が全くなかった場合と投入はら
ったが擬似貨であった場合とがちるが、この擬似貨は、
蓄積レバー103が動作しないため直接返却口へ返却さ
れる。同様に蓄積軌道が満杯の場合も投入硬貨はそのま
ま返却口へ返却される。
次に、収納判断処理について説明する。
収納判断処理 第6図は、収納判断処理ルーチ/を示すフローチャート
である。この収納判断処理は、先に述べたように通話の
継続中において収納すべき硬貨を決定する際に行なわれ
る。
プログラムの実行が収納判断処理に移行すると、先ず、
ステップ1020において収納メモリの内容のクリアが
行なわれる。
次いで、ステップ1021において新たな課金信号の到
来があったか否かの判断を行なう。この判断は、前述し
た課金レジスタの内容がrOJか否かで行なう。
課金レジスタの内容が「0」でない場合、即ち、前回の
収納判断処理から今回の収納判断処理までの間に新たな
課金信号の到来があった場合には、次ノステップ102
2において上記課金レシスタノ内容をrlJ減算し、ス
テップ1023以降の実質的な収納判断処理を開始する
。これに対し、課金レジスタの内容が「0」でおる場合
には、実質的な処理には入らずに直ちにこの収納判断処
理ルーチンを終了する。
そこで、課金レジスタの内容の減算を行なった場合、先
ず、最高額硬貨から順に、蓄積硬貨の有無をチェックす
ることから行なわれるが、はじめに、ステップ1023
において全金種の処理が終了したか否かを判断し、終了
していなければ、ステップ1024において最高額硬貨
に対応する蓄積枚数メモリ(0)から順に指定して硬貨
の有無をチェックする。
そこで、ステップ1025において当該金種の硬貨の蓄
積があることが確認された場合には、次のステップ10
26において未収納通話料金を当該硬貨額で割って収納
許可回数、即ち、当該硬貨をその回数分だけ収納しても
未収納通話料金を越えない最大限の回数を求める。
次いで、ステップ1021において上記回数が「0」で
あるか否かを判断し、「0」であれば直ちに収納判断処
理ルーチンを終了する。例えば、はじめ未収納通話料金
が10円であるのに対して100円硬貨の蓄積がある」
場合には、その100円硬貨はまだ収納することはでき
ない。
これに対し、上記収納許可回数が「0」でなければ、次
のステップ1028において収納メモリに収納を示すデ
ータを書込む。即ち、ここでは先ず、当該金種の硬貨の
蓄積領域を蓄積メモリの内容から確認し、その蓄積領域
に対応する収納メモリのビットアドレスのビットを11
′とする。例えば、100円硬貨が最下位に蓄積されて
いる場合なら、収納メモリの上位から第5ビツト目のビ
ットを11′′とする。この場合、当該金種の硬貨が2
枚以上蓄積されている場合には、より上位の硬貨を優先
することは先に述べた通りである。上記収納許可回数が
「2」以上となる場合にも:最上位優先で割当てて行く
が、タリフが最低額硬貨額以下程度と少額であり、かつ
課金信号の到来間隔もある程度大きい場合には、通話継
続中におけるこの収納許可回数はほぼ0か1に限られよ
う。
これに対し、ステップ1025において当該金種の硬貨
の蓄積がないことが確認された場合には、プログラムの
実行はステップ1023に移行し、より低額な硬貨につ
いて同様の処理を行ない、全金種についての検討が終了
すればこの収納判断ルーチンは終了となる。
従って、この収納判断処理を要約すれば、蓄積硬貨額中
で最も高額な硬貨について、未収納通話料金がその硬貨
額を越えていれば、当該硬貨の収納が決定されるという
ことになる。
次に、収納処理について説明する。
梨1■い1 @7図は、収納処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。この収納処理は、先に述べたように、上記収納判断
処理もしくは次に詳細に説明する精算処理において収納
すべき蓄積硬貨が決定され、決定結果を示すデータが収
納メモリに書込まれた後に、上記データに基いて実際に
硬貨を収納する際に行なわれる。
プログラムの実行が収納処理に移行すると、ステップ1
030において収納メモリの内容が収納を表わすもので
あるか否かが判断される。即ち、収納メモリの下位4ピ
ツト中のいずれかに′1″のビットがあれば、対応する
蓄積領域にある硬貨を収納す であることが分る そこで、収納を示すデータが格納されている場合には、
引続きステップ1031において、収納メモリの11“
のビットに対応する蓄積領域の収納マグネットを動作さ
せる。この結果、当該蓄積軌道の収納レバーは軌道から
引込み、蓄積硬貨は金庫へ収納される。この場合、収納
硬貨が2枚以上ある場合にも、それらは同時に収納され
る。
このように硬貨を収納した場合には、次いでステップ1
032において収納硬貨に対応する蓄積メモリの内容を
クリアする。即ち、例えば最下位に蓄積されていた10
0円硬貨を収納した場合なら、このステップ1032に
おいて蓄積メモリ(3)の内容が164′から′00″
に書換えられる。
次いで、ステップ1033において、未収納通話料金か
ら収納した硬貨の額を減算する処理を行なった後、ステ
ップ1034において収納した硬貨の金種に対応する蓄
積メモリの内容を収納枚数だけ減算する。
これに対し、通話継続中において、ステップ1030に
おいて収納メモリに収納を示すデータが全く格納されて
いないことが確認された場合には、以降の処理は全く行
なわず、直ちに収納処理ル」チンを終了する。
そこで、次に精算処理について説明する。
精算処理 第8図は、精算処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。この精算処理は、先に述べたように通話終了後、即
ちフック処理ステップ1009の終了後に、未収納通話
料金を利用者にとって釣銭の被害が最も少なくなるよう
に精算する蓄積硬貨の組合せを決定するためのものであ
る。     ・プログラムの実行が精算処理に移行す
ると、ステップ1041において未収納通話料金の端数
を最低額硬貨額の単位で切上げる処理が行なわれる。、
即ち、未収納通話料金は必ずしも最低額硬貨額の整数倍
とはならないが、実際に収納し得る金額は最低額硬貨額
が単位となるからである。具体的には、未収納通話料金
を最低額硬貨額で除し、余りがあれば商にrlJを加え
た匝、余りがなければ商自体に最低額硬貨額を乗じるこ
とにより算出できる。
次に、ステップ1041において、未収納通話料金を示
すデータを、RAM24の特定エリアに設けたワーキン
グメモリに格納する。以下、このワーキングメモリに格
納したデータに基いて、未収納通話料金に相当する蓄積
硬貨の組合せを選定する。
即ち、先ず、最高額硬貨から順に硬貨の有無をチェック
することから行なうが、はじめに、ステップ1042に
おいて全金種の処理が終了したか否かを判断し、終了し
ていなければ、ステップ1043において最高額硬貨に
対応する・・蓄積メモリ(0)から順に指定して硬貨の
有無をチェックする動作に入る。
そこで、ステップ1044において当該金種の硬貨が蓄
積されていることが確認された場合には、ステップ10
45において、前記ワーキングメモリの内容としての未
収納通話料金を当該硬貨額で割って、収納許可回数、即
ち、当該硬貨をその回数だけ収納しても未収納通話料金
を越えない最大回数を求める。
しかし、実際にそれだけの蓄積がなければ現実には収納
できない。そこで、ステップ1046において上記収納
許可回数以上の蓄積枚数が有るか否かを判断する。
第1のケースとして、蓄積枚数が収納許可回数以上であ
れば、ステップ1047において未収納通話料金から収
納許可回数分の硬貨総額を減算し、当該金種の硬貨を収
納したものとした場合になお残る未収納通話料金額を算
出する。
これに対し、第2のケースとして蓄積枚数が収納許可回
数を下回・る場合には、ステップ1048において、未
収納通話料金から、現実に収納できる枚数としての蓄積
枚数分の硬貨総額を減算する。
上記いずれかの減算処理の終了後、ステップ1049に
おいて収納メモリに収納枚数を示すデータを書込む。即
ち、第1のケースでは収納許可回数がそのまま、第2の
ケースでは蓄積枚数が、それぞれ書込まれる。
次いで、ステップ1050において上記減算の結果、未
収納通話料金が零となったか否かが判断され、零であれ
ば次のステップ1051に移行スるが、零でなければス
テップ1042に戻り、順次より低額な硬貨について同
様の処理を繰返す。なお、ステップ1044において、
当該金種の硬貨の蓄積がないことが確認された場合には
、プログラムの実行は直ちにステップ1043に移行し
てより低額な硬貨についての処理を行なう。
この結果、未収納通話料金が丁度零とならないのに全金
種についての処理が−通り終了してしまった場合、即ち
、未収納通話料金に丁度対応する蓄積硬貨の組合せがな
い場合には、プログラムの実行はステップ1042から
ステップ1052に移行し、未収納通話料金に最低額硬
貨額を加算し、加算後の未収納通話料金について、ステ
ップ1041から前記と同様の処理を繰返す。その結果
、なお未収納通話料金に一致する金額の蓄積硬貨の組合
せが選定できなければ、更に最低額硬貨額を加算して同
様に繰返す。
このようにして未収納通話料金に一致する蓄積硬貨の組
合せが選定できた場合、即ち、ステップ1050におい
てワーキングメモリの内容としての未収納通話料金が零
となった場合、プログラムの実行はステップ1051に
移行し、収納枚数メモリ −と蓄積メモリの内容に従っ
て、収納メモリに収納データを書込んで行く。これは、
先に述べたように、各金種別の収納枚数を現実に蓄積メ
モリの内容で示されるように蓄積されている各硬貨に割
当てて行く作業であり、割当ては上位優先で行なう。
従って、例えば蓄積されている硬貨が上位から20円、
20円、100円であれば、各蓄積メモリ(0)〜(3
)の内容はそれぞれ’14’(20円)、′1411’
64’(100円)、’oo“である。これに対し、収
納枚数メモIJ (01〜(3)の内容がそれぞれrt
JtrOJ t rlJ 1 rOJである場合、即ち
100円硬貨と20円硬貨とをそれぞれ1枚ずつ収納す
べき場合には、上位から3番目の100円硬貨と、最上
位の20円硬貨を収納すべきことが決定され、2番目の
20円は返却すべきこととなる。この結果、収納メモリ
には、最下位および下位から3番目のビットを′l″と
したデータが書込゛まれる。
このようにして収納すべき蓄積硬貨の組合せが決定され
、収納メモリにその組合せを示すデータが書込まれた後
、プログラムの実行はステップ1011に移行し、先に
述べた収納処理が行なわれる0 101町グ舛米 以上、第1図および第2図に示した本発明の1実施例の
動作について、第3図〜第8図のフローチャートを用い
て詳細に説明したが、上に述べたところから明らかなよ
うに、本実施例は次のような効果を有する。     
   −。
即ち、通話継続中においては未収納通話料金が蓄積硬貨
のうち最も高額な硬貨の額を越えた場合にのみその硬貨
を収納するようにし、また、特に通話終了後においては
、未収納通話料金以上でありかつ当該未収納通話料金に
最も近い総額となる蓄積硬貨の組合せを選定して収納す
るため、利用者の釣銭の被害を最小にすることができる
また選定された組合せに該当する蓄積硬貨の蓄積領域の
収納レバーを一斉に動作させて各蓄積硬貨を同時に収納
することにより、迅速な精算処理が可能で、電話機の利
用率を向上させることができる。
更に、投入された硬貨が正貨である場合にのみ蓄積レバ
ー103を動作させるため、即ち正貨のみを蓄積軌道1
04に入れるようにしたため、その後の収納処理が円滑
に行なえる。
他の実施例 なお、上述した実施例では正貨の投入を示す選別信号を
CPUに取込み、OPUから一定条件の下に蓄積マグネ
ットに動作指令信号を与えて蓄積レバーを動かし、蓄積
を許可する構成をとったが、上記正貨の投入を示す選別
信号を、専用の論理回路を介して動作指令信号として蓄
積マグネットに与えることにより蓄積レバーを動かす構
成をとっても良い。その場合例えば、蓄積軌道が満杯の
場合にCPUからの信号により上記論理回路を構成する
ゲートを開けるように構成すれば良い。
また、上述した実施例においては、常時閉状態にある蓄
積レバーを設け、正貨の投入にのみ応答して蓄積レバー
を開けて蓄積を許可する方式を用いたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、蓄積軌道の入り口は常時開
状態としておき、蓄積軌道が満杯でオーバーフローしな
い限り、投入硬貨はすべて蓄積する方式を用いても良い
。その場合には、例えば尚該硬貨が擬似貨であることを
メモリに記憶して、その硬貨については無条件に返却す
るように処理すれば良い。
更に、上述した実施例においては、利用者にとって釣銭
の被害が最小となるように精算する方式についてのみ説
明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、通話
の継続中、終了後を問わず、例えば低額硬貨優先あるい
は高額硬貨優先等、任意の収納方式に適用することが可
能である。従うて、課金信号の到来に応じて先に一定の
硬貨を収納し、収納分に相当する時間の通話を許可する
先収納方式によっても良い。
また、上述した実施例では、返却レバーによって各硬貨
を各蓄積領域に固定すると共に当該返却レバーを動作さ
せて全蓄積硬貨を返却するようにしたが、各硬貨の分離
固定のためにはストッパを設け、返却は返却フジツバに
エリ行なうように構成しても良い。
更に、上述した実施例においては、第2番目以降の硬貨
は先に蓄積された硬貨の上を転勤落下してその蓄積位置
に到達するように構成したが、特に金種間で硬貨の直径
に大きな差があって円滑に落下しないおそれがおるよう
な場合には、第9図のようなガイドレバー101A〜1
07Dを設けることが有効である。
第9図(a)において、例えばガイドレバー107Dは
、中心線107Daのまわ9に回動自在に構成され、常
時は同図(C)に示すように錘107Dbによって矢印
aに示すように付勢されて、その下端107Dcが軌道
側壁108aに穿設された孔から軌道内に出ると共に、
上端のガイド部107Ddが軌道から引込んだ形となっ
ている。これに対し、ここに硬貨が入って来た鴨合、硬
貨はその自重によって錘り107Dl)による付勢に抗
して下端107DCを押下げる。これにより、ガイドレ
バー107Dは矢印aと反対方向に回動し、同図(b)
で示すように硬貨が収納レバー105Dのレール部に達
した時にはガイド部107Ddは軌道側壁108aと1
08bとの間に架渡された形となる。これはガイドレバ
ー107八〜107Cについても全く同様である。従っ
て、後続の硬貨は、先に慶賀が収納されたより上位の蓄
積位置のガイドレバーの平坦な上面を円滑に転勤落下し
てその蓄積領域に到達することができる。
また、各蓄積領域の蓄積硬貨を検知確認するために光セ
/すを設けても良い。□・”。
本発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、個別に動作する収
納手段と連動して動作する返却手段とを備え、それぞれ
1個の硬貨を蓄積する一連の蓄積領域からなる傾斜軌道
によって蓄積軌道を構成するという簡竿な構成により、
1軌道に複数種の硬貨を混在して蓄積する方式をとりな
がら、任意の蓄積硬貨を収納することができ、各金種ご
とに専用の蓄積軌道を設けた場合と同様に、最小被害方
式をはじめ任意の方式による収納が可能であるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す公衆電話機の回路構成
図、第2図は第1図の公衆電話機の硬貨軌道の構成例を
示す説明図、第3図は第1図の公衆電話機の制御部にお
けるメインルーチンプログラムの一例を示すフローチャ
ート、第4図は同じく割込みルーチンプログラムの一例
を示すフローチャート、第5図は硬貨投入処理ルーチン
プログラムの一例を示すフローチャート、第6図は収納
判断処理ルーチンプログラムの一例を示すフローチャー
ト、第7図は収納判断処理ルーチンプログラムの一例を
示すフローチャート、第8図は精算処理ルーチンプログ
ラムの一例を示すフローチャート、第9図(a) 、 
(b) 、 fc)は他の軌道構成例を示す説明図であ
る。 10・・・・屯話機回路、20・・・・制御部、21・
・・・入出力ボート、22・・・・中央処理装置、23
・・・・固定メモリ、24・・・・可変メモリ、30・
・・・硬貨処理部、31・・・・硬貨選別装置、33A
〜33D  ・・・・収納マグネット、34・・・・返
却マグネット、104・・・・蓄積軌道、104A〜1
04D・・・・蓄積領域、105A〜105D・・・・
収納レバー、106e11@e返却レバー0 特許出願人 株式会社田村1機製作所 代 理 人  山  川  政  樹(ほか1名)特開
昭58−173955 (14) 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1つの蓄積軌道に複数種の硬貨を混在して蓄積するよう
    にした公衆電話機において、前記蓄積軌道は傾斜軌道を
    構成すると共に投入硬貨を上部から順次個別に蓄積する
    一連の蓄積領域からなり、各蓄積領域は、それぞれ個別
    に動作して当該蓄積領域に蓄積された硬貨を個別に収納
    する収納手段と、全蓄積領域について連動して動作して
    各蓄積領域に蓄積された硬貨を一括して返却する返却手
    段とを備え、任意の蓄積領域に蓄積された硬貨を個別に
    収納できる二うにしたことを%徴とする公衆電話機。
JP5785582A 1982-04-06 1982-04-06 公衆電話機 Granted JPS58173955A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5785582A JPS58173955A (ja) 1982-04-06 1982-04-06 公衆電話機

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JPS58173955A true JPS58173955A (ja) 1983-10-12
JPH0137905B2 JPH0137905B2 (ja) 1989-08-10

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ID=13067599

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JP5785582A Granted JPS58173955A (ja) 1982-04-06 1982-04-06 公衆電話機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2156724A1 (es) * 1999-05-06 2001-07-01 Azkoyen Medios De Pago Sa Dispositivo de recepcion cobro y devolucion de monedas para maquinas accionables por monedas.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2156724A1 (es) * 1999-05-06 2001-07-01 Azkoyen Medios De Pago Sa Dispositivo de recepcion cobro y devolucion de monedas para maquinas accionables por monedas.

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