JPS581727B2 - エキタイノケイリヨウホウホウ - Google Patents

エキタイノケイリヨウホウホウ

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JPS581727B2
JPS581727B2 JP50065842A JP6584275A JPS581727B2 JP S581727 B2 JPS581727 B2 JP S581727B2 JP 50065842 A JP50065842 A JP 50065842A JP 6584275 A JP6584275 A JP 6584275A JP S581727 B2 JPS581727 B2 JP S581727B2
Authority
JP
Japan
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opening
liquid
container
closing mechanism
measuring
Prior art date
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Expired
Application number
JP50065842A
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English (en)
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JPS51141658A (en
Inventor
斉藤富秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS51141658A publication Critical patent/JPS51141658A/ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体の計量方法に関する。
さらに詳しくは、2つの液体規制用開閉機構および2つ
の大気圧規制用開閉機構の簡単な開閉操作により高精度
なバッチ計量が行なえる液体の計量方法に関する。
従来の液体計量法としては読取式から記録式に至るまで
多種のものが知られている。
主な液体計量法ないし計量機器について検討すると、た
とえば簡易さの点で多用されているメスシリンダーによ
る計量法は、溶剤や劇薬の計量が危険であり、とくに被
計量液に泡が生じるような場合には読取りが困難で精度
が問題になるし、回転式積算定量計による計量方法は少
量液体の計量時にルーツ1回転分の固有誤差(器差)が
みられるほか、被計量液の性状によってはルーツの回転
不良の問題が生じ、かつ残溜液の排出が困難なため経時
変化による残溜液の変質の虞れがある。
また、電磁流量計による積算計量方法は、とくに少量液
体のバッチ計量の際、スタート時点での装置の追従が困
難で計量精度が出せない欠陥があるばかりでなく、被計
量液に泡が生じるような場合には誤差が生じる虞れがあ
る。
さらに、フロートなどを用いる液面検出による計量方法
によるときは被計量液によって生じる液面の波や泡など
によって高精度な液面検出が困難であり、計量精度が低
下することがあった。
さらにまた、定量ポンプを用いる方法ではボンプシール
材料が摩耗を起こして液体中に混入し、被計量液の品質
が問題になったり、ポンプ中に残溜する被計量液の排出
が困難なために上記回転式積算定量計と同じように残溜
液の経時的変質が問題であった。
叙上の如く従来の液体計量法にはそれぞれ性能面での欠
点、不都合がみられるほか、メスシリンダーを用いる場
合を除き使用される機器が高価となる欠点もあった。
本発明は叙上の点に着目して成されたもので、一定容量
の密閉容器中に被計量液を充満せしめたのち、(少なく
とも)大気圧を利用して充満液体のすべてを取出すこと
により、液体の高精度なバッチ計量を行なうことができ
るようにした液体の計量方法を提供することを目的とす
る。
さらに、本発明の他の目的は、2つの液体規制用開閉機
構および2つの大気圧規制用開閉機構の簡単な操作によ
り、被計量液中の泡や混入浮遊物を取除くことが容易で
あり、しかも計量値の読取りが不必要で読取りの誤認や
誤差が生じる虞れがなくなるので暗い場所での計量にも
適するし、かつ迅速な計量が可能な液体の計量方法を提
供することである。
さらにまた、本発明の他の目的とする処は、計量時に被
計量液のすべてを排出させ、残溜液が生じるのを防止す
ることにより、この残溜液の変質が問題になる液体であ
っても任意の時期にその品質を劣化させることなくパッ
チ計量できるようにした液体の計量方法を提供するにあ
る。
なお、本発明の他の目的は、密閉容器の使用により、溶
剤や劇薬などの危険物の計量にも適するようにした液体
の計量方法を提供することである。
以下、叙上の目的および下記に述べる他の目的を達成す
る本発明法の詳細を図面と共に説明する。
第1図は本発明法に用いる計量器の−実施例を示す断面
図である。
まず、この計量器について説明すれば、容量調節装置1
を有する容器2の第1開口3と所望量の被計量液体を溜
める液体貯蔵タンク4とを通じさせる通路5には第1開
閉機構6が設けられ、容器2の最下部に設けた第2開口
7に連通する液体取出通路8には第2開閉機構9が設け
られ、容器2の最上部に設けた第3開口10に連通ずる
大気開放の溢水貯溜部11には第3開閉機構12が設け
られ、さらに第4開口13を大気に通じさせる太気吸込
通路14には第4開閉機構15が設けられる。
本発明法による容器2は上記各開閉機構6,9,12.
15が閉状態のとき密閉容器となり、一定容量を有する
ように構成される。
つぎに、上記構成の計量器を用いる本発明法を説明する
まず、第2および第4開閉機構9,15を閉じた状態で
第1および第3開閉機構6,12を開いて、液体貯蔵タ
ンク4中の液体を大気の排出に従って第1開口3から容
器2中に導入する。
すなわち、液体貯蔵タンク4が大気開放されているとき
は大気圧により、またタンク4が密閉されているときは
液圧により被計量液体を容器2中に導入する。
導入された液体を第3開口10全通して溢水貯溜部11
まで浸入せしめて、液体中の泡や混入浮遊物をこの溢水
貯溜部11に溜めることにより容器2中に液体のみを充
満せしめる。
しかるのち第1および第3開閉機構6,12を閉じる。
この状態で第2および第4開閉機構9,15を開けば、
上記容器中に充満した液体は大気の導入に従って第2開
口7を通して液体取出通路8に排出され、一定容量の液
体が計量される。
本発明法は叙上の如く容器中の空気を容器外に排出しな
がら被計量液体を容器中に導入せしめ、さらに容器中に
空気を導入しながら被計量液体を容器外に排出せしめる
方法であるので、第3開閉機構として例えば三方弁を用
いれば、第4開口13を容器2に設けることなく、この
三方弁を第3開閉機構12および第4開閉機構15とし
て併用することができる。
すなわち、第2図および第3図に示す如く三方弁の筒体
16の最下部に第3開口10に通じる下部開口17を、
最上部に溢水貯溜部11に通じる上部開口18を、およ
び側方部に太気吸込通路14に通じる側部開口19をそ
れぞれ設けると共に三方弁を構成する回転弁体20に三
方通路21を設ければよい。
斯かる三方弁を用いるときは密閉容器の容量の決定につ
いて三方通路21中の液量を加算すればよい。
さらに本発明法にあっては、第2開閉機構9として三方
弁を用いるときは第1開口3を容器2に設けることなく
、この三方弁を第1開閉機構6および第2開閉機構9と
して併用することができる。
すなわち、第4図および第5図に示す如く三方弁の筒体
22の最上部に第2開口7に通じる上部開口23を、最
上部に液体取出通路8に通じる下部開口24を、および
側方部に液体貯溜タンク4に通じる側方開口25をそれ
ぞれ設けると共に三方弁を構成する回転弁体26に三方
通路27を設ければよく、密閉容器の容量の決定につい
ても前述した如く三方通路27中の液量を加算すればよ
い。
さらにまた、本発明法にあっては、前述の2つの三方弁
を同時に用いてもよいことは勿論である。
本発明法による計量後に溢水貯溜部に残った液体は、計
量後にその経時的変質を防止するために第3開閉機構1
2と第2開閉機構9のみを開として外部に排出すること
が望ましいが、第1図および第4図に示す実施例におい
て、第3開閉機構12を三方弁となし、この三方弁のみ
の操作により容器2中を通すことなく外部に排出するよ
うにしてもよいし、第1図〜第5図に示すすべての実施
例において第3開閉機構12と第3開口10との間に他
の三方弁を設けてこの三方弁から外部に排出するように
してもよい(図示せず。
)。本発明法に用いる計量器の各開閉機構としては公知
のものを用いることができるが、各開口部3,7,10
.13により近い位置に設けることが望ましい。
本発明法による最も望ましい各開閉機構の配設位置は、
各開口部自体を開閉することである。
このために用いられる開閉機構の代表的具体例を示せば
第6図〜第8図に示すようなフラッシュバルブや第9図
に示すようなダイヤフラムバルブが挙げられる。
第6図に示すグランドタイプのフラッシュバルブは容器
2の開口3,7,10.13に対してピストン28を直
角方向に移動させるシリンダー29を用いると共に、上
記ピストン28の先端に弁30を取付け、開口には液体
(または空気)出入口31を有する被覆体32を取付け
る。
なお、図中33はグランドパッキンを示す。
第7図に示すダイヤフラムタイプのフラッシュバルブは
、第6図に示すフラッシュバルブのグランドパッキン3
3に代え、ピストン28の移動に応動するダイヤフラム
34を用いたものであり、第8図に示すベローズタイプ
のフラッシュバルブは同じくべローズ35を用いてピス
トン28に対する応動性k良好にしたものである。
第9図に示すダイヤフラムバルブは計量容器2の開口3
,7,10,13にダイヤフラム36を添設し、このダ
イヤフラム36と共に開口3,7,10,13を覆う被
覆体37を設け、この被覆体37にダイヤフラム36を
開口に圧接する圧縮空気の出入口38を設け、さらにダ
イヤフラム36と容器2との間の液体(または空気)の
出入口39を形成してある。
本発明法に用いる計量器の各開閉機構の構成は上記のも
のに限定されるものではない。
本発明に用いられる計量器を構成する密閉容器2には容
量調節装置1が付設されることが望ましい。
その構成は例えば第1図に示す如く容器2中に摺動自在
のピストン40をパッキング41を介して設け、このピ
ストン40を例えば容器2の雌ネジに螺合された雄ネジ
構成のピストンロツド42を回動操作することにより容
器中を前後動させるようにすればよい。
なお、この場合、計量容器の目盛表示は、容器自体に表
わしてもよいが、ピストンロンドまたはこのピス1ヘン
ロツドヲ回動ずるために設けられるハンドルなどに表わ
してもよい。
本発明法によれば、液体の高精度なバッチ計量を行なう
ことができるし、操作が簡単であり、計量値を読取る必
要がないので迅速な計量が可能となり、しかも従来のメ
スシリンダーを用いる方法の如き読取り誤差や読み違い
の虞れがまったくなくなるので暗い場所での計量にも適
するし、計量後の液体中に泡や浮遊物が混入するのを防
ぐことができ、かつ計量容器中に被計量液が残溜するこ
とがないので残溜液の経時的変質の虞れがなく、例えば
写真感光材料などのように残溜液が存在すると次のバッ
チ計量の際に混入しその性質を低下させることを防止で
き、さらに密閉容器を使用するの危険な液体の計量も安
全である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明法に用いる計量器および部品を示すもので、
第1図は計量器の一実施例を示す断面図、第2図は計量
器の他の実施例を示す要部拡大断面図、第3図は同上図
における第4開閉機構の断面図、第4図は計量器の他例
を示す要部拡大断面図、第5図は同上図における第1開
閉機構の断面図、第6図〜第9図はそれぞれ計量器に用
いる開閉機構の断面図である。 2は密閉容器、4は液体貯蔵タンク、6は第1開閉機構
、8は液体取出通路、9は第2開閉機構、11は溢水貯
溜部、12は第3開閉機構、14は太気吸込通路、15
は第4開閉機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液体貯蔵タンクに通じさせる第1開閉機構、最下部
    に位置して液体取出通路に通じさせる第2開閉機構、最
    上部に位置して大気開放の溢水貯溜部に通じさせる第3
    開閉機構および大気に通じさせる第4開閉機構を備え、
    上記各開閉機構が閉状態のとき一定容量を有する密閉容
    器中に、第2および第4開閉機構を閉じた状態で第1お
    よび第3開閉機構を開いて液体貯蔵タンク中の液体を上
    記溢水貯溜部まで導入することにより充満せしめ、しか
    るのち第1および第3開閉機構を閉じた状態で第2およ
    び第4開閉機構を開いて前記密閉容器中の液体を液体取
    出通路へ排出させることを特徴とする液体の計量方法。
JP50065842A 1975-05-31 1975-05-31 エキタイノケイリヨウホウホウ Expired JPS581727B2 (ja)

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