JPS58169431A - 洗剤含浸セルロ−ズ・スポンジ及びその製造方法 - Google Patents

洗剤含浸セルロ−ズ・スポンジ及びその製造方法

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JPS58169431A
JPS58169431A JP5338882A JP5338882A JPS58169431A JP S58169431 A JPS58169431 A JP S58169431A JP 5338882 A JP5338882 A JP 5338882A JP 5338882 A JP5338882 A JP 5338882A JP S58169431 A JPS58169431 A JP S58169431A
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JP
Japan
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detergent
sponge
cellulose sponge
impregnated
cellulose
Prior art date
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Pending
Application number
JP5338882A
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English (en)
Inventor
北川 日出次
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Showa Kogyo KK
Original Assignee
Showa Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗剤含浸セルローズ・スポンジ及びその製造方
法に関する。
洗剤含浸スポンジは機能商品として注目できる。
例えば一般家庭のキッチン用として皿、コツプなどの洗
浄用に或いはハイキングの必需品として。
又窓ガラスなどのクリ−すとしても利用できる。
近年、大きな需要が見込める分野では乗用車の洗車用が
あり、洗剤を併用した水洗いが一挙にできる点でも便利
で実用的である。
従来、洗剤含浸スポンジ商品としてはポリウレタンスポ
ンジ製のものが知られているが、ポリウレタンスポンジ
製品は自動車の塗装面を傷つけるため、自動車の洗車に
は好ましくないという問題がある。
一方、セルローズ・スポンジは洗車用スポンジの中でも
特に吸水特性に秀れ、かつソフトタッチのために自動車
の塗装面にも傷をつけないという特長充備えているため
、セルローズ・スポンジに洗剤を含浸させることが考え
られる。
しかしながら、セルローズ・スポンジは、■製法が他の
スポンジとは大巾に異なること1例えば洗剤中で発泡さ
せたり、予め製造前工程中で洗剤を添加したりする手段
が採用できないこと、■セ  ・ルローズ・スポンジの
気泡構造が発泡ポリウレタンなどの独立気泡と異なり連
続気泡構造であるため単に洗剤を吸着させただけでは、
水洗いの際の溶出量が大きく洗剤効力の持続性が少ない
9等の問題があり、セルローズ・スポンジタイプの洗剤
含浸スポンジの開発は難しいとされて来た。
本発明者は、かかる在来技術の現状に鑑み、更にセル・
ローズ・スポンジタイプによる開発につき検討を進めた
結果、洗剤つきスポンジを水に浸漬、着させた状態でセ
ルローズ・スポンジの連続気泡の間隙を、ソフトで弾力
性のある皮膜状物で狭小化するかまたは部分的に閉塞さ
せた場合には、洗浄時に洗剤の滲出速度を大巾に低下さ
せることができることを知見し1本発明に到達したもの
である。
従って本発明の目的は洗剤による洗浄力の持続回数を大
巾に向上した洗剤含浸セルローズ・スポンジ及びその製
造方法を提供することにある。
かかる本発明の目的は。
fil  気孔内部に洗剤′固形分と1種又は2種以上
のラテックス固形分とが吸着されてなる洗剤含浸セルロ
ーズOスポンジ。
(2)  液体洗剤または洗剤水溶液と1種捷たは2種
以上のゴム系または熱可塑性高分子物系うテックとを混
合し、該混合液をセルローズ・スポンジに含浸または吸
着させた後、該セルローズ・スポンジを乾燥することを
特徴とする洗剤含浸セルローズ・スポンジの製造方法。
により達成される。
即ち0本発明は洗剤との相溶性に秀れ、かつスポンジ中
に容易に滲透し、含浸処理後にスポンジを乾燥する際、
2次転移点が低くて低温度でもソフトで弾力性のある皮
膜を形成し易い高分子物。
具体的には天然或いは合成のゴム系ラテックス又は熱可
塑性合成樹脂ラテックスを洗剤処理溶液中に添加してこ
の中にスポンジを入れて含浸処理し。
その抜性を量絞り、乾燥処理を施すことにより。
洗剤効力の持続回数を大巾に向上した洗剤含浸スポンジ
を得るもので、スポンジ気孔隔壁の膜が。
これに吸着されたソフトで弾力性のあるラテックス固形
分からなる膜状物で補強されるため、水に青 洗剤時の洗剤固形分の溶出がコントロールされ。
洗浄持続回数が大巾に向上するものである。
本発明で用いられるゴム系ラテックスとしては天然ゴム
のラテックスまたは合成ゴム系のラテックスのいずれで
もよく、これらは2次転移点が室温以下であり、低温乾
燥でも皮膜形成能は十分である。合成ゴム系としてはポ
リブタジェン、スチレン−ブタジェン、ニトリル〜ブタ
ジェン、アクロニトリル〜スチレン〜ブタジェン、クロ
ロフレン、イソプレン系ラテックスが例示される。
また熱可塑性高分子物のラテックスとして実用性の点で
は2次転移点が約50℃以下のものが好ましいが、これ
に限定されるものではない。
2次転移点が50℃付近以下のものとしては。
ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリメタク
リル酸エステル、ポリビニルエーテル及びポリ塩化ビニ
リデンなどがあり、これらを主体にした他のオレフィン
系単量体との共重合体エマルジョンなども使用できる。
5− 次に本発明で使用される洗剤としては、一般に液体洗剤
が処理及び固形分を吸着させる上で便利である。固体洗
剤は一度水溶液の形に加工する必要がある。沢山ある洗
剤の中から安価で、洗浄効果と起泡効果が大で、かつ無
公害のもので人体の皮膚にも比較的安全なものとして、
カルボン酸ソータ系、直鎖アルキルベンゼンスルフオン
酸ソーけられ、これら単独又は混合系で使用できる。
洗剤水溶液とゴム系ラテックス或いは熱可塑性高分子エ
マルジョンとの混合はスポンジを含浸処理する前に予め
調製しておくことが望ましいが、この場合の両液を混合
した時の溶液の安定性は事前によく調べておく必要があ
る。両液の組合せが悪いとエマルジョンやラテックスの
凝集が起るからである。大域のエマルジョンはアニオン
系か非イオン系の界面活性剤を用いるので陰イオン系洗
剤を選ぶことが望捷しい。ラテックスやエマルジョンの
添加量は概して乾燥スポンジ量の20%以下 − が良いがラテックス、エマルジョンの種類などで一概に
規制できない。濃度が高くなるとスポンジが固くなるの
で、それぞれの種類に応じた適正濃度が必要である。洗
剤量についても同様で太約。
乾燥スポンジ量の10〜60係の含浸量で先ず実用性能
は保持できるが、これに規定されるものでもない。
、次に本発明で使用する洗剤効果持続の規定法を説明す
る。即ち、この方法は洗剤による起泡力の持続回数を表
すもので、洗剤含浸セルローズ・スポンジを流水中に漬
けて完全に濡らし2次いで引上げて手で絞り、再び流水
中に浸し引上げて手で絞る操作を繰返し、絞った時の泡
立ち回数が伺回まで持続するかの回数で判定するもので
ある。この場合、スポンジの厚さや、大きさ、気泡径に
よって同一の洗剤含浸処理を施しても起泡力持続回数は
異なるので、テストは同一ペースで行なう必要がある。
本発明において含浸処理に際しては、所定量の配合を行
なった洗剤とラテックスの混合水溶液中に予め乾燥した
セルローズ・スポンジを投入し。
完全に処理液を吸着させた後、所定付着量になるように
所定の絞りを行ない9次いで乾燥処理される。
乾燥は一般に低温乾燥(40〜50°0)がよい。
セルローズ・スポンジは特性として水分の蒸発につれ、
ある水分率(50%)以下では変形が起り形成を目的に
しているので、絶乾状態の乾燥過程を経過させる必要が
あり、固くなり勝ちである。
このため商品変形を嫌う場合は乾燥処理の後、再淳 度調温処理して元に戻すことが望ましい。
所で9本発明以外の含浸洗剤の溶出速度のコントロール
化として1例えば、吸着性能のある無機粉末をスポンジ
中に含有させるとか、或いは高粘性の高分子水溶物と一
緒に洗剤を含浸させるなども考えられるが、量産化に移
す場合に問題が多い。
即ち添加物による回収系統の汚染1回収物質の汚染、生
産した商品が実質的に見劣るなどの問題で採用困難なケ
ースが多い。
本発明は上述のごとく構成したので次の■〜■の特長を
同時に具備したセルローズ・スポンジを得ることができ
、自動車の洗車用等広範囲な用途展開が可能となるもの
である。
■ ソフトで被洗浄面等を損傷しないこと。
■ 洗浄効力に持続性があること。
■ 洗浄力のあること。
■ 洗剤が安価、無公害かつ人体に無害であること。
■ スポンジが安価、耐久性に富み、かつ廃棄時に無公
害であること。
以下実施例について本発明を具体的に説明する。
実施例1 セルローズOスポンジ(東し■製、セルローズ・スポン
ジ、規格c1 ol)を2個用意する。他方、洗剤処理
溶液として次のA液、B液を用意する。
A液・・・アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ10% 9− スチレン〜ブタジェンゴムラテックス 50%濃度         15ccB液・・・アル
キルベンゼンスルホン酸ソーダ上記A液、B液の含浸処
理水溶液中に0101のスポンジをそれぞれ浸漬し、そ
の後C1011乾燥重量(約60g)の5倍量まで絞り
、40°Oで完全乾燥する。A液処理のスポンジは若干
回目に乾燥された。次にこの2個のスポンジを本文記載
の方法で水洗による起泡持続回数をテストした。
本発明を満足するA液処理のものは190回でも起泡持
続力はあるが、B液処理のもの(比較品)は100回程
度であり、ラテックス添加による効果は無添加の場合に
較べ17〜20倍の持続性であった。
実施例2 東し■製セルローズ・スポンジの洗車用C12110− を2個用意する。次に洗剤含浸液を下記調製する。
Alt−・・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ツーダボ
1Jffl[2ビニルエマルジヨン(35%)Qcc B液・・・同上組成でポリ酢酸ビニルエマルジョンのみ
無添加 A、B液に0121をそれぞれ浸漬して洗剤液を吸着さ
せ、乾燥スポンジ量(り5g)の4倍量まで絞って、5
o゛oで乾燥する。乾燥後のスポンジはA液処理のもの
は若干固い風合であるが、水に浸漬すると柔らかさを戻
す。これら両スポンジを実施例1と同様に水洗いによる
起泡持続回数をテストした。
A液処理のスポンジ(本黛明)は200回、B液処理の
もの(比較品)は120回であった。
実施例6 東し■製セルローズ・スポンジ100x75x25(皿
)の大きさのもので乾燥重量が10gのものを準備する
次に直鎖アルキルベンセンスルホン酸ソーダ/α−オレ
フィンスルホネート/アルコールサル7次の水準で添加
した含浸液を調製した。
上記処理液中に、予め用意したスポンジを1個宛浸漬し
、それぞれ乾燥スポンジ量の4倍量にま   ”で絞り
、その後40℃で乾燥する。しかる後、これらのスポン
ジを前記に準じ水洗いによる起泡持続回数テストした結
果は無添加の標準品(e)が55回、(a)は125回
、(b)は120回、(C)は107回。
(d)は124回であった。
特許出願人 昭和工業株式会社 15−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  気孔内部に洗剤固形分と1種又は2種以上の
    ラテックス固形分とが吸着されてなる洗剤含浸セルロー
    ズ・スポンジ。
  2. (2)  液体洗剤または洗剤水溶液と1種または2種
    以上のゴム系または熱可塑性高分子物系うテツクとを混
    合し、該混合液をセルローズ・スポンジに含浸または吸
    着させた後、該セルローズ・スポンジを乾燥することを
    特徴とする洗剤含浸セルローズ・スポンジの製造方法。
JP5338882A 1982-03-30 1982-03-30 洗剤含浸セルロ−ズ・スポンジ及びその製造方法 Pending JPS58169431A (ja)

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JP5338882A JPS58169431A (ja) 1982-03-30 1982-03-30 洗剤含浸セルロ−ズ・スポンジ及びその製造方法

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JPS58169431A true JPS58169431A (ja) 1983-10-05

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ID=12941437

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JP5338882A Pending JPS58169431A (ja) 1982-03-30 1982-03-30 洗剤含浸セルロ−ズ・スポンジ及びその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033963U (ja) * 1989-05-31 1991-01-16

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4972955A (ja) * 1972-11-16 1974-07-15
JPS54110657A (en) * 1978-01-19 1979-08-30 Minnesota Mining & Mfg Improved pad for purification

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