JPS5816779B2 - Ssra通信方式におけるc/n比向上法 - Google Patents

Ssra通信方式におけるc/n比向上法

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JPS5816779B2
JPS5816779B2 JP52037545A JP3754577A JPS5816779B2 JP S5816779 B2 JPS5816779 B2 JP S5816779B2 JP 52037545 A JP52037545 A JP 52037545A JP 3754577 A JP3754577 A JP 3754577A JP S5816779 B2 JPS5816779 B2 JP S5816779B2
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JP
Japan
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signal
band
pass
filter
bpfc
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JP52037545A
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横山光雄
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JUSEISHO DENPA KENKYUSHOCHO
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JUSEISHO DENPA KENKYUSHOCHO
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、衛星多元接続方式の一つである、S S R
A (S pread S pectrum Ra
ndcmAccess )通信方式において、情報変調
信号の復調段における、搬送波信号対雑音比(以下「C
ZN比」という)を増加させる方法に関するものである
第1図は、従来の5SRA通信方式の説明図である。
通信の相手方に伝えたい情報15を情報変調器16に供
給し、搬送波に変調をかける。
情報変調信号の帯域幅より格段に広い帯域幅(102〜
104倍)を有するPN符号信号をPN符号発生回路1
7で発生し、これで拡散変調器18で、情報変調信号に
2相位相変調を施す。
その結果送信アンテナ19から送信される拡散変調信号
(以下1’−8SRA信号」という)は、情報を伝送す
るのに必要な帯域幅を102〜104倍も上回る広帯域
な信号となる。
異なる局から送信された、多数の5SRA信号も同一伝
送路の同一帯域で相手方に伝送される。
そのため受信アンテナ20には、無数の5SRA信号が
入って来るが、その中から、自局に送られた5SRA信
号のみを抽出する必要がある。
まず、同期回路21で、自局のPN符号信号と一致する
内容を含んだ5SRA信号があるかどうかを調べ、存在
していれば、その信号と同期を確立させる。
同期したPN符号信号を拡散復調器22に供給し、自局
に送られて来たSSRA信号に拡散復調を施し、情報変
調信号を再現させ1に出力する。
中心周波数fcに同調したバンド。パス、フィルタBP
Fc2で帯域制限後、情報復調器13で復調し、情報1
4を出力する。
この際、拡散復調器22からは、自局のPN符号信号で
他局向け5SRA信号が、拡散したままで出力され、そ
の成分の一部はBPFc 2の通過帯域内に落込み、情
報変調信号に対し雑音として作用する。
そのため、情報変調信号C/N比が十分とれず、他の多
元接続通信方式(例えば、TDMA、又はFDMA)と
比べた場合、同時通信局数が1/10位に制限され、大
きな欠点であった。
本発明は、拡散復調された自局あて情報変調信号に重畳
して雑音として作用する、他局向けに伝送された5SR
A信号成分を、情報変調信号の帯域外の成分から予測発
生させ消去してしまうことを特徴とするもので、その目
的は、5SRA通信方式の完全に近いランダムアクセス
性を保持しながら、同時通信局数を飛躍的に増やし、周
波数の有効利用を図ることにあ□る。
第1の発明を第2図で説明する。
なお、第1図から第6図まで用いた番号で同一番号は、
同一機能である。
端子1に拡散復調器22を通過した自局あて情報変調信
号と、他局向け5SRA信号(以下「U信号」と呼ぶ)
が入力するが、それらの波形とスペクトルを図示すると
第4図のaからeまでのようになる。
1において、自局あての情報変調信号は、拡散復調され
ているので、位相がU信号と(らべて、ゆつ(り変化し
、必要帯域幅はBPFc 2によって制限されている。
一方U信号は、(0、π)の急激な位相変化があるため
、広帯域なスペクトルを持つ信号となっている。
第4図eは、U信号のスペクトルで、図中斜線で示した
領域の成分が雑音として作用する部分で、そのご(近傍
の周囲の成分(点々で示した部分)は斜線で示した部分
と強い相関を持っている。
この部分を第4図eに示すように、fcよりB P F
cの帯域幅より大きな値Δf高い周波数fc+Δfに同
調しているバンド、パス、フィルタBPFu、Δf低い
周波数fc−Δfに同調しているバンド。
パス、フィルタBPFdのそれぞれの通過域とする。
U信号は、第4図Cに示すように独立した孤立バースト
信号に分解できるので、雑音として作用する成分を周囲
の成分から除去する作用を孤立バースト信号で説明する
総合の特性は、独立した孤立バースト信号の応答を、T
sという限られた時間内で線系加算して求めればよい。
1の端子に孤立バースト信号を入力し、第5図aのBP
Fc 2から出力する信号をqc(t)、BPFu 3
及びBPFd4から出力する信号をそれぞれqu、qd
とし、利得調整器6の利得をGとしてそれらのフィルタ
からの出力波形を図示すると第5図すのようになる。
ただし、フィルタの帯域幅はすべて等しくBである。
qu(t)は、中心周波数がfc+△fとfcより△f
高い周波数に同調しているBPFu3からの出力信号の
ため、第5図すに示す一点鎖線の波形のように、実線で
示したqc(t)の波形より少しづつ早(横軸と交叉す
る。
一方、qd(t)はfcより△f低いfc−△fに同調
しているBPFd4からの出力のため、破線の波形のよ
うにqc(t)の波形より、少しづつ遅れて横軸と交差
している。
第5図すかられかるように、波形応答の初期においては
、qu(t)とqd(t)は近似的にqc(t)と等し
く見なせるが、一定時間後の応答では、qu(t)、q
d(t)がqc(t)’と逆位相の関係になってしまう
この逆位相になる時点を第5図すのに点で示等。
そのため、禾提案回路の動作をqu (t )及びqd
(t)とqc(t)との間の位相差が、小さい範囲のみ
に制限する必要がある。
即ち、位相関係がコヒーレントであるのはある期間のみ
で、長時間の連続動作をさせると、引算でな(加算する
効果になってしまう。
そのためスイッチ8により充放電動作をさせ、ある期間
をすぎるとそれ迄の影響をすくでとり除いてしまう必要
がある。
スイッチ8では、その除去効果をい(らに設定するかに
より、加算器7と情報復調器13の接続時間Tsが決定
される。
放電させるためにスイッチ8の接点を9から10の接地
側に倒す時間△Tsは、Tsに比べ無視できるほど小さ
い。
以上の原理によりU信号のBPFc2を通過して雑音と
して作用する成杵は、情報変調信号の帯域外に同調して
いるBPFu3とBPFd4の出力により大きな相関関
係を有する時間の間だけ、U信号成分を抽出し、加算器
7へ逆相で供給することにより、除去することが出来る
゛しがし情報変調信号の成分は、BPFu3、BPFd
4の通過帯域内には存在しないので、これらのフィルタ
の影響は受けない。
スイッチ8の接点9又は10への制御は、スイッチ8の
内蔵発振器の信号で自己制御するか、同期回路21又は
情報復調器13からのトリガー信号に同期して行う。
スイッチ8から出力される情報変調信号の波形を第6図
aに示す。
情報変調の内容がデジタル変調(PSKやFSK等)の
場合は、この三角波ノ(−ストになった信号のままでも
情報復調をすることが可能なので、そのまま情報復調器
13へ導びいて情報14を出力することが出来る。
次に第2の発明について、第3図により説明する。
1の出力が周波数変調(以下[FMJと呼ぶ)の場合は
、第2図に示す第1の発明の方式では処理が出来ないの
で、第6図aに示す、スイッチ8出力の信号をBPFl
lに供給し、第6図すに示すよう残響振動を発生させ、
後続の信号と連続した信号に変換する。
その結果、振幅変調(以下rAMJと呼ぶ)されたFM
信号となる。
この様子を第6図Cに示す。
次に、このAM成分を除去する目的で、振幅制限器12
に供給し、振幅変動のない一定幅のFM信号として第6
図dに示す波形に変換し情報復調器13に導き、情報1
4を出力する。
衛星多元接続方式の主流である時分割多元接続方式や周
波数分割多元接続方式には、衛星中継器入力で、各局の
信号が規定された時間や周波数及び、電力の偏差に厳し
い制限があり、回線全体が主局、又は基準局のような統
制局の監視のもとに運営されるのに対し、5SRA通信
方式においては、はとんど自由な形で運営できるという
完全に近いランダムアクセス通信が可能である。
しかし、5SRA通信方式の場合、他の方式と比して同
時通信局数が1/10位しか望めないという欠点がある
この原因は他局向けの5SRA信号成分が、自局の情報
変調信号の通過帯域内に、落込んで来るためで、本発明
によりそれを除去し、同時通信局数の点でも、他の方式
に遜色のない真のランダムアクセス通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先存技術のブロックダイアグラム。 第2図と第3図は本発明のブロックダイアグラム。 第4図は、拡散復調器から出力される信号の波形の線図
とスペクトログラム。 第5図は本発明のU信号除去効果の原理を説明するブロ
ックダイアグラムと線図。 第6図は線図である。1・・・・・・拡散復調器22と
BPFc 2の接続点。 2.3,4,11・・・・・・バンドパスフィルす(B
PF c、BPFu 、BPFd 、BPF)。 5,7・・・・・・加算器。6・・・・・・利得調整器
。 8・・・・・・、スイッチ。12・・・・・・振幅制限
器。 13・・・・・・情報復調器。14・・・・・・情報。
22・・・・・・拡散復調器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 拡散復調器からの出力信号を中心周波数fcに同調
    したバンド、パス、フィルタBPFcとfcよりBPF
    cの帯域幅より大きな値Δf高い周波数に同調したバン
    ド、パス、フィルタBPFuとfcよりΔf低い周波数
    に同調したバンド、パス。 フィルタBPFd に分岐し、BPFuとBPFdの出
    力を合成し、BPFcからの出力信号と同じ出力信号に
    なるよう利得を調整して推定信号を発生させ、その信号
    なりPFcの出力から引算し、自局あてに送信された希
    望信号成分の通過に十分な帯域を有するBPFcの帯域
    幅より広帯域のスペクトル成分を有する他局あての信号
    成分を減少させることによって、自局あて信号成分対他
    局あて信号成分(C/N)比が改善された信号を得るこ
    とを特徴とするS S RA (S pread S
    pectrumRandom Access )通信方
    式におけるC/N比向上向上 向上拡散復調器からの出力信号を中心周波数fcに同調
    したバンド、パス、フィルタBPFcとfcよりBPF
    cの帯域幅より大きな値Δf高い周波数に同調したバン
    ド、パス、フィルタBPFuとfcよりΔf低い周波数
    に同調したバンド、パス、フィルタBPFdに分岐し、
    BPFuとBPFdの出力を合成し、BPFcからの出
    力信号と同じ出力信号になるよう利得を調整して推定信
    号を発生させ、その信号をBPFcの出力から引算し、
    この信号をスイッチを通して断続した信号を得、帯域制
    御フィルタと振幅制限器により再び連続信号を発生させ
    、自局あてに送信された希望信号成分の通過に十分な帯
    域を有するBPFcの帯域幅より広帯域のスペクトル成
    分を有する他局あての信号成分を減少させることにより
    、自局あて信号成分対他局あて信号成分(C/N)比が
    改善された信号を得ることを特徴とする5SRA(5p
    read Spectrum RandomAcce
    ss )通信方式におけるC/N比向上向上
JP52037545A 1977-04-04 1977-04-04 Ssra通信方式におけるc/n比向上法 Expired JPS5816779B2 (ja)

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JPS53123019A JPS53123019A (en) 1978-10-27
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