JPS58159492A - コリナンテイン誘導体、その製造方法およびその用途 - Google Patents

コリナンテイン誘導体、その製造方法およびその用途

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JPS58159492A
JPS58159492A JP58019917A JP1991783A JPS58159492A JP S58159492 A JPS58159492 A JP S58159492A JP 58019917 A JP58019917 A JP 58019917A JP 1991783 A JP1991783 A JP 1991783A JP S58159492 A JPS58159492 A JP S58159492A
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acid
salt
hydrogenation
thcn
catalyst
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JP58019917A
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ヘルマン・エルンスト・バルタ−・ヤギ−
シユヤム・スンダ−・カツテルエ−
ベルナルト・ルイス・ガバルト
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Dr Willmar Schwabe GmbH and Co KG
Original Assignee
Dr Willmar Schwabe GmbH and Co KG
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D471/12Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains three hetero rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なコリナンティン誘導体、特にテトラヒド
ロコリナンテイン誘導体、ならびにこれら化合物の薬理
学的許容可能な酸付加塩、その調製方法、およびこれら
化合物を含有する製薬組成物、す々わち薬剤としての新
規なコリナンテイン誘導体の用途に関する。
循環器障害の治療用および高血圧の治療用の医薬品は多
く市販されている。けれども、治療において市販製剤が
非効果的である場合、あるいは製剤に副作用または効能
の経時変化があるため治療が満足すべきものでない場合
がいまだに多い。
かく如く、例えば、ラウバシン(アジ−マリシン、壕か
はδ−ヨノ・ンビン)が循環器障害の治療に数10年間
活性物質として使用されてきた。
しかしながら、ラウ/?シンは活性である期間が仔較的
はんのわずかである。従って、短い時間間隔にわたって
その投薬を連続してくり返すことが必要である。
従っス血圧降下効果性が長続きし、同時に望ましくない
副作用ができるだけない薬理学的活性な化合物および薬
剤がいまだ要求されている。
本発明の目的は新規な薬理学的効果のある化合物および
医薬、特に新規な高血圧防止剤、好ましくは一当量の服
用で、強力かつ長続きする血圧降下をもたらしかつ薬理
学的特徴がラウノ4シンよりも良好である高血圧防止剤
を入手可能にする要求に応えることにある。
この目的は本発明による新規な化合物を入手可能にする
こと、これら化合物の調製方法、およびこれら化合物を
医薬または製薬組成物の成5− 分として使用することKよって達成される。
かくの如く、本発明により、一般式 (式中、Rけ水素原子、アルカリ金114i子、アンモ
ニウム基、アミン残基、炭素原子数最高4までのアルキ
ル基、またはそれらの薬理学的許容可能な酸付加塩であ
る) のコリナンテイン詩導体を提供するものである。
本発明による化合物は、血圧降下作用が優れていること
のほかに、血負拡張効果性が顕著であシ、かつ中枢神経
系に影響を及はす活性力がある。本発明による化合物の
作用期間は公知の6一 化合物ラウパシンの作用期間よりも著しく長い。
他方、望ましくない副作用は本発明による化合物の場合
とれ丑で確認されなかった。
本発明による化合物は部分合成、っまシ天然産の化合物
コリナンティン(式11a)およびジヒドロコリナンテ
ィン(弐nb)の接触水添、コリナンテインとジヒドロ
コリナンティンとの混合物またはこれらの弱塩基性イン
ドールアルカロイド類を含有する天然植物の接触水添に
よって調製することができる。
プセウドシンコナ(Pseudocinchona )
 afri −cana A; Cheva 1 (=
 d 7 )および$ Yoh imbe K、Sch
umの樹皮に天然に産する一般式■のインドールアルカ
ロイドコリナンティン(Ila)およびジヒドロコリナ
ンテイン(nb)は公知な天然産の物質であり、He1
v、Chim、Acta、 9 、1059/1926
およびHe l v 。
Chim、Acta 、 35,851/1952に記
載されている。
   H ■a:X=C試H2 Tl b : X = CH2−CH3コリナンティン
の構成はHe1v、Chim、Acta+ 34 +1
207/1951 K j リ公知であり、ジヒドロコ
リナンティンおよびコリナンティンの絶対配列はT*t
rahedron L@tters、39.9457/
1965にょシ公知である。また、硫酸バリウムに担持
され九ノ4’ラジウム(He1v、Chim、Acta
、 35 、851/1952を参照せよ)および炭酸
バリウムに担持されたパラジウム(Comp’t、re
nd、hebd+5sance Acad。
Sci、、234.1562/1952を参照せよ)に
よるコリナンティンの接触水添およびジヒドロコリナン
ティンへの転化も公知である。
一方、天然物質コリナンティンおよびジヒドロコリナン
ティンを使用することの可能性のある薬理学的効果また
は治療可能性はこれまで開示されていなかった。プセウ
ドシンコナの樹皮の組成物はせき、ハフセン病および発
熱用のアフリカ風土病用医薬に使用されていた(F、R
oIrvineの「ウツディ・プラント・オブ・ガーナ
」オックスフォードユニパーシティプレス発行、196
1.665頁を参照せよ)。
本発明による化合物の調製において、使用される出発原
料としては純粋のコリナンティン、純粋のジヒドロコリ
ナンティンまたはそれらの混合物、またはこれら2釉の
インドールアルカロイドを含有し、またコリナンティン
もできる限り含有する、例えばゾセウドシンコナ(アフ
リカーナ)から得られる天然物質などがあシ、接触水添
はコナリンティンの末端ビニル基がまず水添されて相応
する末端エチル基になってエキソージヒドロコリナンテ
ィンが形成される如く9− 進む。
中間生成物として形成されたノヒドロコリナンテインは
本発明の方法によれば単岨する必要は々く、接触水添を
続けて行うとC16とC17との間の二車結合が水添さ
れて、本発明による一般式(1)(式中、Rはメチル基
である)の化合物が形成される。この化合物はここでは
テトラヒドロコリナンティン(THCN )と呼ぶ。
本発明の方法により、接触水添は常に飽和に々る捷で、
すなわち水素がこれ以上付加しなくなる才で行なわれる
。被水冷原料はコリナンティンを含有し、本発明r(よ
るテトラヒドロコリナンテインの調製には2当量の水素
が必要であるが、しかし原料がジヒドロコリナンティン
のみを含有する場合は、THCNの調製に1当匍の水素
が必要なだけである。
水冷は好捷しくけ原料コリナンティンお」:び/またけ
ジヒドロコリナンティンのアルコール溶液またはアルコ
ール水溶液中で行なわれる。
溶媒として低級アルコール類が特に好ましい。
10− 本発明によシ、使用する触媒は従来の不活性有機甘だは
無機担体に担持された微細な貴金属触媒または他の金属
触媒であり、好ましくは・母うノウム/木炭またはニッ
ケル触媒、例えばラネーニッケルまたは珪藻土に担持さ
れたニッケルである。
水添は好捷しくは50〜110−4−ルの圧力、かつ2
0〜100℃の温度で行なわれる。
本発明によりコリナンテインおよび/またはジヒドロコ
リナンテインから形成されたテトラヒドロコリナンテイ
ンはC16で可能な光学的対称体類の混合物ではなく、
均一な化合物である。
これは13CNMRスペクトル(実施例1を比較せよ)
に基づくものである一方、異なる反応条件下で、溶媒お
よび触媒を変えた場合でさえ、得られたテトラヒドロコ
リナンテインは常に同一の旋光度であるという事実に基
づくものである。理論的に可能な異性体が1柚のみ在住
すると言えるのは薄層クロマトグラフィの場合、種々の
溶離糸で常に1点のみが得られるという本実があるから
である。光学的対称体混合物は、確かにジアステレオマ
ー混合物であるので、ノアステレオマ−化合物コリナン
テインおよびジヒドロコリナンテインの場合のように薄
層クロマトグラフィによって分離されるはすである。
上記方法で個1製烙れた、一般式(I)(式中、Rはメ
チル基である)のテトラヒドロコリナンテインは以下に
記載する如くして一般式(1)の他の化合物へ転化する
ことができる。すなわち、テトラヒドロコリナンテイン
は公知の方法でケン化して遊離酸(R=H)にすること
ができ、またあるいは無機塩基捷たは生理学的許容可能
なアミンによりその塩に転化することができる。
あるいは、公知な方法でエステル交換することもでき、
かくの如く、テトラヒドロコリナンティンは一般式(I
)(式中、Rはエチル基、n−グロビル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基またはtert−ブ
チル基である)の化合物へ転化することができる。しか
しながら、これらアルキルエステル類はまた炭素原子数
2〜4の適当なアルカノールとの反応によって遊離酸を
経て調整することもできる。
本発明による化合物は適当な溶媒中でこれら化合物の溶
液を混合することによって、あるいは無機酸、例えば、
ハロダン系水素酸硫酸硝酸、リン酸など、または有機強
酸、例えば、蓚酸またはメタンスルホン酸によシ触媒を
除去した後残留する反応溶液を直接混合することによっ
て生理学的許容可能な塩に転化される。本発明によるテ
トラヒドロコリナンテインは酸および他の剤に対して非
常に安定であり、特に、エノールエーテル基を有するジ
ヒドロコリナンテインよりもかな多安定である。
本発明はまた従来のキャリヤーおよび添加剤物質のほか
に本発明による化合物の1種または2種以上および/ま
たはその生理学的許容可能な塩を含有する製薬組成物を
提供するものである。従来のキャリヤー物質としては、
例えば、水、植物油、ポリエチレングリコール類、グリ
セロールエステル類、ゼラチン、ラクトースま13− たはでんぷんなどの汗水化物、ステアリン酸マグネシウ
ム塩およびタルクなどがある。従来の添加剤物質として
は、例λは、防腐剤、安定剤、潤滑剤、湿潤剤、乳化剤
、生理学的許容可能々塩、緩衝剤、着色剤、香味料、芳
香物質などがある。キャリヤーおよび添加剤物質の選択
は本発明による化合物が経口投与か非経口投与のいずれ
かで投薬されるべきかによって決まる。
本発明による製薬組成物はヒト用および動物用医薬にお
ける薬剤と1.て、特に高血圧防止剤として使用するこ
とができる。本発明による化合物はまた他の公知な血圧
降下用活性物質、例えば塩分排泄促進剤、ヒドラジノフ
タラジン類およびβ−ブロッカ−類、との組合わせで服
用することができる。ジヒドロコリナンテインおよびテ
トラヒドロコリナンテインまたはその酸付加塩の1種の
投薬量は経口服用の場合、1日に2〜315〜20mg
であυ、静脈服用の場合、相応遊離酸まだは当量のその
酸付加塩の1雅の投薬値は1日に2〜3回1〜5In9
である。
14− 本発明はまたノヒドロコリナンテイン(DHCN)の高
血圧防止剤としての用途に関する。THCN塩基または
当量のその酸付加塩10■を含有する各重量1001Q
の錠剤を調製するには、1、 テトラヒドロコリナンテ
インまたは当量のその酸付加塩の1種10g 2、微結晶セルロース49g 3、 ラクトース20g 4 トウモロコシでんぷん20g 5、 コロイド状珪酸0.59 6、 ステアリン酸マグネシウム塩0.5gを必要とす
る。
物質1〜4を10分分間式混合し、次いで、これに物質
5と物質6との混合物を冷加し、混合をさらに10分間
続ける。かくして得られた粉末を錠剤化機でプレスして
個々の重量100〜の錠剤を得る。
本発明を説明するために示す次の実施例においては、次
の略号を使用する◇ m、p、=”融点(未修正)(実施例1〜8では小さい
融点管での測定、実施例9〜16 では融点顕微鏡で測定)。
decomp、””分解 5ub1.=昇華 〔α)、   =20℃、ナトリウムDラインでの旋光
度。
旋光度の値の後に測定溶液滉度を示してあシ、この場合
、C=2は例えば浴液の濃度l・2.!9/100m1
であることを意味し、各場合溶媒を別別に記述しておく
。温度はすべて℃で示す。
次の実施例1〜8は本発明によるテトラヒドロコリナン
テイン(T)TCN ) 、すなわち一般式(1)(式
中、Rはメチル基である)の化合物を異なる原料および
触媒を使用して調製するととに関するものである。実施
例9〜16は釉々のTHCNの酸付加塩の調製に関する
。実施例17は一般式(I)(式中、Rは水素原子であ
る)の本発明による化合物のLqHに関する。
実施例1 ルカロ ド゛ム物の水添 プセウドシンコナ(−に二火J二二J−)の樹脂のクロ
ロホルム抽出物30gを酢酸エチル500rILlに溶
解し、250m1量のIN塩酸で2回振盪した・25チ
アンモニア溶液で塩酸溶液を−8のアルカリ性にした後
、この溶液を250 ml量の酢酸エチルで3回振盪し
た。化合酢酸エチル相を3004の水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、真空中で蒸発乾燥した。残留物
の重さは23gあり、コリナンティン35.8%、コリ
・ナンテイノン28.6%およびジヒドロコリナンテイ
ン12,2%よシなるコリナンティン系のアルカロイド
類を76.6%含有していた。
アルカロイド混合物20.9をイングロノンノール/水
(容量で80:20)Zooゴに溶解した。活性炭に担
持された10チパラノウム4gヲイングロΔノール/水
(容量で80:20)200m/[添加した後、反応混
合物を高圧オートクレーブ中で、水素圧70パールで揺
動および80〜901:まで外部加熱しながら80時間
水添した。テトラヒドロコリナンティンを得る17− ベくコリナンテインとジヒドロコリナンティンとの反応
はシリカダルによって観察することがテキる。溶離剤ト
ルエン/メチレンクロライド/イソプロパツール(容量
で75:20:5)プラス2596アンモニア溶液5滴
で、次のRF値を得たニコリナンティンRF=0.41
.ノヒドロコリナンテインRF=0.39.テトラヒド
ロコリナンテインRF=0.37.およびコリナンテイ
ノンRF=0.60゜バニリン/リン酸で着色し、薄層
クロマトグラフィグレート上で約5分間120℃まで加
熱した後、物質のスポットは次の色を示した。
コリナンテイン:深青紫色 ジヒドロコリナンテイン:灰紫色 テトラヒドロコリナンテインコ深青紫色コリナンテイン
:淡紫ピンク色 水添終了後、触媒を濾過除去した。濾液を真空中で蒸発
させて残留物19.8.9を侍だ。これを95%エタノ
ール80麻に沸点で浴解し、浴液を加温濾過し、常温ま
で冷却した後、冷凍器18− に入れた。析出した結晶を吸引濾過分離した。
さらに、母液から結晶物質が析出した。計35gの結晶
THCNを得た。
第2の結晶化物(15,2g)から25多アンモニア溶
液5%重量でアルカリ性にした母液は溶媒系トルエン/
酢酸エチル(容量で80:20)を使用して750gシ
リカダルのカラムで分留することができた。2.3gの
無品質粗THCNを得、これを95t16エタノールで
再結晶化した後、結晶質THCN1.2gを得た。
収率は使用したコリナンテインおよびジヒドロコリナン
テインの合計量に対して48.5%であり;m、p、は
215−226℃(物質は175℃以上で分解を伴って
部分的に昇華した);〔α几0は一25°(c=2;ク
ロロホルム);IRスペクトル(kBr):1720(
Co)、3365Cm’−’ (NH)。
22、63 MHzでとったCDC43溶液中での C
核W1気共鳴スペクトルは個々の炭素原子について次の
化学置換数(内標準としてのテトラメチルシランに対し
てのppmで)を示した二C−2134,908 C−360,145または59.174C−553,3
48C−621,954C−7108,4−22C−8
127,680C−9118,294C−10121,
530C−11,119,588C−12111,01
2C−13136,364C−1431,771C−1
540,618または39.916C−1645,74
2C−1772,335C−1810,896C−19
23゜356C−2040,618またけ39.916
C−2160,145捷たは59.174QC)(60
,684 cooとH51,730 ♂0OCI(3173,261 分析のために、再結晶化されたTHCN 0.59を9
5%エタノール101aで再び再結晶化した。
融点が218−219℃である純粋な結晶を得た。
元素分析:C22H3oN205(分子量370.50
 )計算値:C71,32%:H8,16チ: N 7
.56係 ;012.96  チ 実測値:C71,379!l;H8,39%: N 7
.34チ :012.90 % 21− 実施例2 結晶質コリナンテイン/ジヒドロコリナンテイン混合物
(約27ミリモル)1011をn−プo ノj / −
# /水(容量で80:20)100mlに溶解した。
木炭に担持された10チパラジウム1,5gをn−プロ
パツール/水(容量で80:20)200mJに添加し
た後、水素圧60バールかつ90℃の外部加熱温度で8
2時間揺動させなから水添を行った(薄層クロマトグラ
フィ試料ではほんのわずかの末水添ゾヒドロコリナンテ
インが示された)。触媒を濾過除去した後、濾液を真空
中で蒸発乾燥させて残渣9.74gを得た。95チ工タ
ノール50m/!による残渣の再結晶化によυテトラヒ
ドロコリナンテイン3.12gを得、またその母液から
はさらにテトラヒドロコリナンテイン01309および
0.28gを得た。シリカダルによるこの母液の分離に
より、さらに結晶質THCN 1.2 gを得た。テト
ラヒドロ−22= コリナンテインの全収量は4.9gであり、理論値48
.7%に相当する。95チ工タノール40m1で再結晶
化した後、白色の針状結晶3.9gを得た。m、p、2
16−218℃、〔α]、 −−24,5゜(C=2 
;クロロホルム)。
元素分析:C22H3oN203(分子量370.50
)計算値:C71,32%:H8,16チ:H7,56
%;012.96% 実測値:C71,79%;H8,46%;H7,42%
;012.33% 実施例3 パラジウム/木炭によるジヒドロコリナンテインの水添 純粋な結晶質ジヒドロコリナンテイン(27ミリモル)
10gを95%エタノール80TLlに溶解した。木炭
に担持された10%パラジウム2gを95チ工タノール
10m1に添加し、次いで95%エタノール10m1で
ゆすぎ洗いした後、オートクレーブを密閉して窒素を満
たした。50パールの水素圧かつ50〜60℃の温度で
80時間水添を行った。冷却後、水添混合物から結晶が
分離析出した。メタノール100 m、lを添加して結
晶を溶解し、そして溶液から触媒を濾過除去した。濾液
を蒸発乾燥し、この残渣を95係工タノール40m1で
結晶化した後、THCN結晶を7.4g得だ。収率は1
9.97ミlJモルで理論値73.97=1に相当する
。分析のために、一部′fc95 %エタノールで再び
再結晶化した。m、p。
224−226℃;〔α]20=−25,5°(C=2
;クロロホルム) 元素分析:C22H3oN203(分子1370.0)
計算値:C71,32%;rts、16★;H7,56
チ;012.96% 実測値:C71,76%;H8,45%:H7,47チ
;012.32% 実施例4〜7 種々の触媒によるジヒドロコリナンテインの水添 ジヒドロコリナンテイン3gをイソゾロパノール/水(
容量で80:20)またはn−プロノ平ノール/水(容
量で90:10)10(111に溶解し、60〜65)
々−ルの水素圧下90℃で86時間(実施例6;86時
間を2回)水添した。その後、各場合、ジヒドロコリナ
ンテインを約半分量反応させてTHCNを得た。触媒を
濾過除去した後、濾液を蒸発乾燥し、との残渣を95係
エタノール10 wlで再結晶化した。使用した触媒、
および生成THCNの融点および旋光度を次の表に示す
ム 実施例8 ニッケル触媒によるアルカロイド混合物の水添塩酸と酢
酸エチルとに分けて実施例1に記載の25− 如く精製された、プセウドシンコナ(アフリカーナ)の
樹脂からのトルエン抽出物140gをイソプロ・セノー
ルlooOmlに溶解した。ニッケル触媒(珪藻土に担
持された二、ケル55重量%)30.!i’を水200
 TrLlに添加し、次いでイソデロノ2ノール200
 mlでゆすぎ洗いした後、ヒストン攪拌器を備えた高
圧オートクレーブで、100パール水素圧下、約90℃
の温度で120時間、水添を行った。その後、触媒を濾
過除去し、濾液を水圧ポンプ引き真空下回転蒸発器で蒸
発乾燥した。この残渣を沸騰する95%エタノール50
0 mlに溶解し、この溶液を濾過により清澄させた後
、濾液を冷却し、そして冷凍器に入れてほとんど純粋な
THCN26 flを得た。95多エタノールで再び結
晶化した後、この物質はクロマトグラフィにより純粋で
あった。母液から同伴物質を実施例1に記載の如くシリ
カケ゛ルに通して分離し、95%エタノールで再結晶化
した後、さらにTHCNを得た。
26− 実施例9 テトジヒドロコリナンテイン塩化水素塩の調! 純粋の結晶質テトラヒドロコリナンテイン13.3gを
分析的に純粋表クロロホルム100dに溶解した。この
溶液を水浴中で冷却しながら、ガス状塩化水素を飽和ま
で通した。この飽和は塩化水素蒸気が漏出することによ
シ確認することができる。次いで、この溶液を回転蒸発
器で真空下40℃の浴温度で蒸発乾燥して残渣]8.3
1gを得た。この物質を分析的に純粋彦メタノール60
m1に溶解し、溶液を濾過により清澄させた。攪拌しな
がら、ジエチルエーテル/石油エーテル(b、p、40
−50℃)の混合物18 ()mlを一滴ずつ濁り始め
るまで添加した。
結晶析出化するために、混合物を一20℃の冷却器に入
れた。結晶を吸引濾過分離し、オイルポンプ引き真空下
110℃で8時間乾燥した後、結晶12.4.9を得た
。母液からさらに生成物1.17gが結晶化析出した。
最初の結晶化物と合せたもの金ノエチルエーテル/石油
エーテルの絵加によりメタノールから再び再結晶化した
乾燥後、生成物107gを得た。m、p、17−183
℃(150℃から分解、塩基が昇華);〔α〕2D。−
258°(メタノール中C−2)。
分析のために、ジエチルエーテルを添加することによっ
て、生成物を再びメタノールから再結晶化させた。結晶
をオイルポンプ引き真空下110℃で8時間乾燥させた
後、わずかに吸湿性の結晶を得た。m、p、 187℃
(158℃から分解、塩基が昇華);〔α〕も0=−2
6°(メタノール中C=2)。元素分析: C2□H3
oN203x HCl(分子量406.96) 計算値:C64,93%:H7,68%;H6,88チ
;czB、71チ;011.79% 実測値:C64,60%;H7,88’%;N6.79
%; CJ8.90%:011.83% 実施例10 テトラヒドロコリナンテイン臭化水素塩の調! 47%臭化水素酸0.65g(50ミリモル)を純度9
5%のエタノール20 mlで希釈シ、これにTHCN
l、85 g(50ミリモル)を添加した。
これによって、THCNは常温で溶液になった。
(冷凍群中で・塩がゼラチン状に沈析した)。
この溶液を回転蒸発器によ#)50℃で蒸発乾燥した。
残渣を分析的に純粋なメタノール20m1に溶解し、そ
して氷で冷却しながら、ジエチルエーテル/石油エーテ
A/(b、p、60 70℃)(容量で2:1)の混合
物を結晶化し始めるまで一滴ずつ添加した。沈析した塩
を吸引により濾過分離し、乾燥カプセル中120℃で乾
燥して結晶1.23gを得た。m、p、240 242
℃(230℃以上で分解);〔α)%’−−25.5°
(メタノール中C=0.2)。母液からさらに結晶質物
質0.38gを得た。
理論収率71.3% 元素分析:C22H3oN203XHBr(分子量45
1.42 )計算値:C58,53%:H6,92%;
H6,20%−〇10.63%;Br17.70% 29− 実測値:C58,56%;H7,15%:H6,07%
;01 Q、32%;Br17.90% 実施例11 テトラヒドロコリナンテイン硝酸塩の調製65%硝酸0
.48p(50ミリモル)を95チ純度のエタノール2
0m1で希釈し、これにTHCNl、859(50ミリ
モル)を添加した。これによp 、THCNは常温で溶
液となった。(冷凍群中で、結晶化は全く起らなかった
)。溶液を回転蒸発器により50℃で蒸発乾燥した。残
渣を分析的に純粋なメタノール10m1に溶解し、その
後、氷で冷却しながら、ジエチルエーテルを結晶化し始
めるまで一滴ずつ添加した。沈析した塩を吸引により濾
過分離し、乾燥カプセル中120℃で乾燥して結晶1.
66gを得た。m、9゜180℃(175℃から塩が昇
華);〔α〕−〇=−31°(メタノール中C=0.2
);理論収率76.6%。
元素分析:C22H3oN203XI(N03(分子量
433.52)計算値: C60,95%;H7,20
%:H9,69%;〇30− 22.12% 実測値:C61,02チ;H7,43%N9.71%;
021.84チ 実施例12 テトラヒドロコリナンテイン硫酸水素塩の調濃硫酸0.
49g(50ミリモル)を95%純度のエタノール2Q
mlに希釈し、これにTHCNl、85g(50ミリモ
ル)を添加し、この混合物をTHCNが溶解するまで湯
浴によシ加熱した。
冷凍器中で結晶化析出した塩を吸引によシ濾過分離し、
乾燥カプセル中120℃で乾燥して結晶1゜61gを得
だ。m、p、247 248℃;〔α〕′2D。
=−25,5°(メタノール中C=0.2)。母液から
はさらに結晶質0.53gを得た。理論収率91.3%
であった。
元素分析二C22H3oN205×H2S04(分子量
468.58 )計算値:056.39%;H6,88
%:H5,98%;023.90%; S 6.84% 実測値−057,00%;)(7,16%:H5,86
%]023.38チ: S 6.60% 実施例13 テトラヒドロコリナンテイン硫酸塩の調製濃硫酸0.2
45jq (25ミリモル)を95%純度のエタノール
20 mlで希釈し、これにTHCNl、85g(50
ミリモル)を添加した。生成したミルク状の濁シはエタ
ノール200 mlによる環流下煮沸によっても清澄し
なかった)。この溶液を回転蒸発器により50℃で蒸発
乾燥した。
残渣を分析的に純粋なメタノールで環流下煮沸によシ溶
解し、メタノールの一部を回転蒸発器で留去した。冷凍
群中放置により沈析した塩を吸引によシ濾過分離し、乾
燥カプセル中120℃で乾燥して結晶1.66.9を得
た。m、p、244.5−245.5℃;〔α〕−〇=
−26°(メタノール中C=0.2)。母液からはさら
に結晶質0.25.9を得だ。理論収率91% 元素分析;C22H6oN203×AH2S04(分子
量419.54) 計算値:C62,99%;H7,45%:H6,68%
:019.07%; S 3.82% 実測値:C62,30%;H7,63チ;H6,35q
6;019.92%; S 3.80係 実施例14 テトロヒドロコリナンテインメタンスルホン酸塩の調製 メタンスルホン酸0.48g(50ミ!7モル)を95
%純度のエタノール20プに溶解し、これにTHCNl
、85 、? (50ミリモル)を添加した。
これにより、THCNは常温で溶液となった。(冷凍中
で結晶化は全く起らなかった)。溶液を回転蒸発器によ
り50℃で蒸発乾燥した。残渣をエタノール20TLl
に溶解した。冷凍器中で結晶化析出した塩を吸引により
濾過分離し、乾燥カプセル中120℃で乾燥して結晶1
.28.litを得た。m、 p、 243−250℃
(175℃から塩基が昇華);〔α〕−〇=−27.5
0(メタノール中C;0.2)。母液からはさらに結晶
質0.38gを得た。理論収率71.1チ。
元素分析:022H3ON2°s x CH35o3H
(分子量33− 466.62 ) 計算値:C59,20%;H7,34%;H6,00%
;020.57チ: S 6.87% 実測値;C59,42%;H7,61%;H5,82%
;020.15%:S7.+10% 実施例15 テトラヒドロコリナンティン燐酸二水素地の□ 調製 85%燐酸0.576g(50ミリモル)を95チ純度
のエタノール20 mlで希釈し、これにTHCNl、
85.9 (50ミリモル)全添加した。これにより、
THCNは常温で溶液となった(冷凍中で結晶化は全く
起らなかった)。溶液全段1転蒸発器により50℃で蒸
発乾燥した。残渣を純度95eIjのエタノールに溶解
し、その後これにジエチルエーテルを結晶化し始めるま
で一滴ずつ添加した。沈析した塩を吸引にょシ濾過分離
し、乾燥カプセル中120℃で乾燥して結晶1.94g
を得た。m、p、166 167℃;〔α几−−24.
5°(メタノール中C=0.2)。理論収率34− 76.9%であった。
元素分析:C22H6oN2o3×H3PO4×2H2
o(分子量504.22) 計算値:C52,38%;H7,39%;H5,55%
;028.54%;P6.14% 実測値: C52,15%;H7,08%;H5,36
%;029.51%;P5.90% 実施例16 テトラヒドロコリナンテイン蓚酸塩の調製蓚酸二水和物
0.315g(25ミ!Jモル)を分析的に純粋なメタ
ノール60m1に溶解した。
これにTHCNl、859 (50ミリモル)を添加し
、この混合物を湯浴により THCNが溶解するまで加
熱し、次いで加温濾過した。冷凍群中放置によって結晶
化析出した塩を吸引によシ濾過分離して結晶117gを
得た。m、p、232 233℃;(158℃以上で塩
基が昇華);母液からはさらに結晶質0.36gを得た
。理論収率72チであった。
元素分析:C22H3oN203×杯C2H204×≠
H2o(分子量424.53) 計算値:C65,07%;H7,60%;H6,60%
:020.73q6 実測値: C65,29%;H7,63%:H6,58
%;020.50チ 実施例17 テトラヒドロコリナンテイン酸の潤製 □−11−雫−□1、               
               −一一一、1..。
テトラヒドロコリナンティン5,1i(13,5ミリモ
ル)を2N塩酸500m11!で環流下6時間加熱した
。常温まで冷却した後、外部冷却しながら2N水酸化す
) IJウム水溶液を一滴ずつ添加することによって−
を約9に調整した。未加水  。
分解テトラヒドロコリナンティン0.14.9を200
 ml量のメチレンクロライドで2回抽出することによ
って除去した。水溶液を氷酢酸で−6〜6.5まで酸性
にしだ。水性相の重量に対して20チの硫酸アンモニウ
ムを添加した後、300m/!iのメチルエチルケトン
で3同抽出を行った。混合した有機相を無水硫酸す) 
IJウムで乾燥し、次いで回転蒸発器で蒸発乾燥して残
渣4.57gを得た。これをメチルエチルケトンで再結
晶化して結晶3.83g’i得た。メチルエチルケトン
200 mlで再結晶化し、真空中110℃で乾燥した
後、結晶質テトラヒドロコリナンテイン酸317gを得
た。m、p−245248℃(分解);〔α〕2D。−
一138°(ピリジン中c−(12)。理論収率642
%。
元素分析:C21H28N203 ×v2H20(分子
!365.47 )dl−算値: C69,02%;H
8,00%;H7,66%:015.32% 実測値: C68,92% ;H8,09%;H7,4
3%;015.56チ 遊離酸は水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
ルシウムまたはアンモニア水溶液などの無機塩基、ある
いはアミン類でその相応塩に転化することができる。
すでに述べたように、本発明による化合物は血圧降下作
用が優れており、並びに血管拡張性および中枢神経系作
用性が顕著である。従って、上記化合物は好ましくは高
血圧防止剤として使37− 用される。
次に記載する薬理学的調査の場合、ラウパシン(アノ−
マリシン)は常に比較化合物として使用するものである
本発明による化合物T HCNおよびDHCNの血圧降
下作用を経口投薬後の自発的高血圧のラットについて調
査し、そしてアノ−マリシンの場合と比較l〜だ。心臓
収縮血圧および心拍数のラットについての測定に使用し
た方法はArzneimi ttel−Forschu
ng+見、1285−1287/]968に記載されて
いる。実験を始める前に、動物を測定過程になじ1せた
最初の一連の実験において、心臓収縮血圧および心拍数
を塩化水素塩形態の試験物質の経口投薬後2時間調査[
−だ。この物質を0.296の寒天に懸濁させ、10m
e/kgの容量で投薬した。得られた結果を次の表1〜
3に示す。これら表から3棟の物質すべてが投薬量に依
存するごとく血圧を降下させていることがわかる。
3種の場合すべてにおいて、回帰線の計算に38− より、投薬量と血圧降下度とに統計的にかなシの相関性
があることが示されている(第4表を参照)。アジュマ
ルシンについては、投薬量56my/kgの場合、降下
は約18%の最高に達し、投薬量100 m9/kl1
7 までこれを越えることができなかった。DHCNと
の比較の結果、両方の投薬量活性度曲線は平行に延び(
P=0.30)、P=065の両線の間隔はOとさほど
異ならなかった。一方、THCNについての投薬量活性
度曲線は急勾配であり、作用はより高い投薬量で強力で
ある。
心拍数は3種の物質によるすべての場合はとんど影響が
ない。すなわち、傾向性も投薬量依存性も認め°ること
かできない。
さらに一連の実験において、血圧降下の経時経過を調査
した。この目的で、自発性高血圧のラットを経口によシ
DHCN101す/kgおよびTHCN5■/kgまた
は10■/に9で治療した。各場合、6または12匹の
治療情動物について治療後一定時間で測定した。
得られた結果を表5および6に示す。DHCN(10m
9/kg)およびTHCN (5■/kg)は作用が同
じであり、投薬後40分でその最高に達する。
その後、血圧は再び最初の値に上昇した。THCN(1
01n9/kg)は作用がより強い。投薬後30分で最
高降下30チが達成される。投薬後6時間、血圧は依然
はっきりと最初の値より低い。
心拍数はTHCN 5 rR9/に9の投薬後、変化し
なかった。DHCN (10m9/kg)およびTHC
N (10m9/に!? )の投薬後、上昇は観察する
ことができ、統計的にかなりの領域にとどマツていた。
実験の結果、特にT)(CNは経口投薬の場合、血圧降
下作用がアジ−マリシンよりも明らかに強くかつ長続き
した。
さらに異なる種類についての実験において、末梢抵抗な
らびに血管拡張効果について、本発明の化合物の降下作
用を確かめた。本発明による化合物は拮抗性を示し、か
く如く、収縮剤、例えばノアアドレナリン、アドレナリ
ンおよびニコチン、に対しての毒性防止効果を示す。
さらに薬理学的調査において、THCNは特に中枢神経
系作用性および抗不整脈性があることが確かめられた。
かく如く、ハツカネズミには、THCNの投薬後、投薬
量に依存して(投薬量5〜20■/k17の場合)鎮静
作用および体温降下作用があることがわかった。同動物
かつ同投薬量範囲では、本発明による化合物はヒドロキ
シトリプトファンによって生じた「ヘッドトウィッチ」
症候群の防止を示した( Br1t、J、Pharma
col、+20.106−120/1963による実験
手順)。
従って、THCNには、中枢抗セロトニン作用がある。
さらに、THCNはハツカネズミに(10〜20m9/
ky の投薬量で)経口投薬した後、アポモルヒネによ
って生じた常開症を増強する(7°シコフ丁ラマコロジ
イ、50.1/1976の方法について)ことがわかっ
た。このことはTHCNにドハーミン性の中枢神経刺激
性があることを示している。
これに対比して、この投薬量範囲で、DECNお41− よびアジ−マリシンは中枢神経系に作用する性質を全く
示さない。
DHCNおよびTHCNの抗不整脈効果をハッカネズミ
およびラットについて調査した。その結果、THCNは
内腹膜投薬後、クロロホルムによって生じた不整脈を投
薬量に依存して防止することがわかった( J、Pha
rmacol、Exptl、Therzl 60 +2
2〜31/1968の方法について)。ウレタン麻酔し
たラットに静脈内投薬(2〜5m9/に9)シた後、T
HCN した後、TI(CNidまたアコニチン誘発の
不整脈に対する保護を示した( J、Pharmaco
l、Exptl。
Ther、、160,22 31/1968の方法につ
いて)。
一方、アジ−マリシンは上記両方のモデルでの抗不整脈
効果を全く示さなかった。
本発明による化合物の毒性は静脈、山腹膜および経口投
薬についての表8に示されたLD5o値かられかること
ができる。従って、THCN、DHCNおよびアジュマ
ルシンの毒性はelとんど同じであるとわかる。
しかしながら、上記の薬理上および毒性上の42− 調査から、本発明による化合物およびDHCNの活性の
期間および強さは公知の比較化合物アジ−マリシンのも
のよシ太である。また、THCNには、特に中枢神経系
に影響を及ぼす好適な作用および抗不整脈作用がある。
示された薬理学的活性曲線に基づいて、本発明による化
合物は次の諸病気の治療に適している。
1、 中枢および/または末梢循環器障害2、不整脈 3、 症状がセロトニンおよび/またはトノやミンの代
謝の障害に因る中枢神経系の病気4、高血圧 5、上記病気の併発 第1頁の続き 221100 )        6675−4C(l
  明 者 シュヤム・スンダー・カッチルニー ドイツ連邦共和国デー−7500カ ールスルーへ41ベラプロネル。
シュトラーセ8アー [相]発 明 者 ベルナルト・ルイス・ガバルトドイ
ツ連邦共和国デー−7500カ ールスルーへ31ギユリツヒシユ トラーセ44 988−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、     一般式(1) (式中、Rは水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウ
    ム基、アミン残基、または炭素原子数4までのアルキル
    基である)のコリナンテイン誘導体、またはその薬理学
    的許容可能な酸付加塩であるコリナンテイン籾導体。 2、 前記一般式(1)においてRはメチル基であるテ
    トラヒドロコリナンティンせたはその薬理学的許容可能
    な酸付加塩である和許趙求の範囲第1項記載のコリナン
    ティン銹導体。 3、前記一般式(1)においてRは水素原子であるテト
    ラヒドロコリナンティン酸、その無機塩基との塩又はそ
    の薬理学的許容可能なアミンとの地である特許請求の範
    囲第1項記載のコリナンテイン誘導体。 4、 (a)  コリナンティンおよび/またはジヒド
    ロコリナンティンあるいはこれら2秒の化合物を含有す
    る天然混合物を水添し、 (b)  かくの如く形成したテトラヒドロコリナンテ
    ィンをケン化させてその遊離酸(R=H)にするか、あ
    るいはエステル交換させる(Rはエチル、グロビルまた
    はブチル)、 (c)  この遊離酸(R=H)を任意にC4〜c4ア
    ルキルエステルへ転化させるか、あるいは無機塩基また
    は薬理学的許容可能なアミンVCよシその塩へ転化させ
    、 (d)  上記工程a) 、 b)および/撞たはC)
    を行った後得られた反応溶液を任意に無機酸または有機
    強酸と反応させ、その相応酸付加塩を形成する、ことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のコリナンデイ
    ン銹導体の製造方法。 5、水添は貴金属触媒捷たは活性ニッケル触媒を使用し
    て行うことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の
    方法。 6、貴金属触媒がパラジウム、白金またはロジウムであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の方法
    。 7、 触媒が木炭に担持されたパラジウム、珪藻土に担
    持されたニッケル、またはラネーニッケルであることを
    特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の方法。 8、水添は原料として使用のアルカロイドのアルコール
    溶液またはアルコール水溶液中で行うことを特徴とする
    特許請求の範囲第4項から第7項までのいずれかの項に
    記載の方法。 9、水添は50〜110パールの圧力かつ20〜100
    ℃の温度で行うことを特徴とする特許請求の範囲第4項
    から第8項までのいずれかの項に記載の方法。 10、特許請求の範囲第1項から第3項才での項のいず
    れかの項に記載の少なくとも1釉の化合物を含有する製
    薬組成物。 11、  ジヒドロコリナンティンの高血圧防止剤とし
    ての用途。
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