JPS58156632A - ハンギングウオ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は傾斜地の土木工事におφて、自然斜面や切取法
面の法面防御用として適用されるところのバンキングウ
オールに関する。

従来、上述法面防護工としては、ブロック積、石積、そ
の他金網、又は着面に直接コンクリートを吹き付けする
等の手段が知られているが、−ヒ記釜網以外は、すべて
現場作業となるので工期が長くなり、多額の費用を要し
、更に施工管理が困難である等の欠点があった。

父、上述金網による時は、主として落石防止が目的であ
るから風化土の浸蝕や土砂の流出は防止できない欠点が
ある。

そこで本発明は、上述従来の欠点に鑑みて検討の結果、
法面防護工としての新規なハンキングウ、オールを得た
ものであって、その目的とするところは、工場生産でき
、かつアンカーピン等によって容易ｉこ斜面ｆこ被着で
きるので、工期及び費用を大巾書こ短縮及び軽減できる
と共Ｇこ、自重ｌこぶり斜面に作用する分力によって表
土又は切取法面の風化土等を押え・ｂことができ、しか
も植生が定着し、かつ土砂の流出をも防止できるように
したことｇこある。

以下本発明を図面の実施図面に基づいて詳述すれば、バ
ンキングウオール（１）は第１図ないし第４図に示した
ように、中央部に窓孔（３）を、左右両側部にワイヤー
挿通孔ｉ４１　［４）を縦方向へ設けて板状に形成した
正面矩形状の単位ウオール体（２）・・・・・を、第３
図に示す如く多数個２本のワイヤー＋５１　＋５１に↓
す、縦方向へ列状に挿通吊支せしめ、これを斜面（６）
Ｉこ打設したアンカーピン（７）に支持して、斜面（６
）上に載置被着するよう構成したものである。

こ＼で、単位ウオール体（２）は、コンクリート、又は
鉄筋コンクリートにて一体−こ、工場生産方式によって
形成されるもので、中央部の窓孔（３）は植生定着の為
に設けられている。

又、上記各単位ウオール体（２）・・・・・は、アンカ
ーピン（７）から斜面（６）に沿って縦方向へ吊持した
２本のワイヤー［５１［５）により適当な間隔ｔを保持
して挿通支持せしめ、上述のように窓孔【３）だ′汐　
　　　　　　け、、ヶく、１司ウオ一１体（２１−−−
−−０外周６ｃも植生が定着するようにしである０ 上記ワイヤー１５１に対する単位ウオール体（２）の固
定手段としては、第５図に示した如く、ワイヤー　４４
１　通孔ｉ４）の下側孔口にチャック（８）全嵌着して
単位ウオール体（２）を同定する。

又、最下端の単位ウオール体（２）の下端では、ワイヤ
ー（５）のシップを折り曲げてＵクリラフ（９）を２個
以上使用して固定し、端末に形成したワイヤーの輪（５
）ａを、斜面（６）の下部にアンカーピン０１１こて横
方向へ張設した支持ワイヤーα旧こ挿通して、ハシキン
グウオール（１）を第３図、第４図に示した如く斜面（
６）上ｆこ安定的に被着するようにする。

更に第２発明では、上述のようにして斜面（６）上に被
着する際、隣接する各単位ウオール体（２）＋２１　＋
２１　［２１の各出隅（２１’　＋２１’　Ｔ２＋’　
１２１’　間に第３図が示す如く土砂流出防止栓Ｑ２を
嵌合して雨水に伴う土砂の流下を防止できるように構成
されている０ こ＼で、上記土砂流出防止栓ａ４は、第６図にこ示した
如く千面略十字形状に四方の角隅部に入隅α３ａ・・・
・・を設けて、相隣接配置とした４個の各単位ウオール
体＋２１　＋２１１２１　＋２１１こつきｔその各出隅
（２）′　　・・・・・と係合できるよう形成されてお
り、上述のようＧこして第３図の如く斜面（６）上に被
着した際、相隣接するノ・ンキングウオール１１１１１
）及び、各単位ウオール体（２）・・・・・が上記土砂
流出防止栓ｒｉり・・・・・によって縦横方向へ所定間
隔に配列保持されると共≦こ、両／Ｓンキングウオール
ｉｌｌ　（１）間−こ形成される縦方向の間隔を上記土
砂流出防止栓α４・−・・・番こよって寸断し、このこ
とにより雨の流下を阻止し、縦方向Ｉこ表土、又は風化
上が浸蝕されて゛ガリ”が発生することを防止するもの
である。

以上説明したように本発明に係るノ飄ンキングウオール
によれば、中央部に窓孔（３）を、側部にワイヤー挿通
孔＋４１　＋４１を縦設して板状に形成した単位ウオー
ル体（２）を所望数個だけワイヤー１５１　＋５）によ
り列状に挿通吊支し、これを斜面又は切取法面（６）上
に被着するよう構成したものであるから、単位ウオール
体（２）は工場生産方式によって大量生産が可能であり
、かつ法面防謹工としての決場作業はアンカーピン（７
１ＩＩにより支持するだけの作業でよいから、従来例に
比べて大巾に工期短縮と費用軽減を計り得るものであり
、又各学位ウオール体（２）・・・・・の自重は、その
斜面（６目こ直角に作用する分力によって斜面（６）を
押圧し、これにより表土、又は切取法面の風化上等が押
えられ、しかも中央部に設けた窓孔（３）と、各単位ウ
オール体（２）・・・・・外周に植生を定着することに
よって安定的に法面防護を行なうことができる。

又、第２発明によると、相隣接する単位ウオール体＋２
１　＋２１　＋２１　（２＋　１７）各出隅間Ｃコ土砂
流出防止栓ａ）を嵌合して構成したものであるから、縦
方向の雨水の流れは上記土砂流出防止栓じ・・Φ・・ｌ
こ工って寸断されるので、雨水によって斜面及び切取法
面（６）の表土、又は風化上が浸紗されるのを防止する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明に係るバンキングウオールにお
ける単位ウオール体を夫々示した端面図と正面図、第３
図、第４図は同バンキングウオールの一使用状態を夫々
示した正面図と側面図、第５図は同バンキングウオール
におけるワイヤーと単位ウオール体との固定−を示した
縦断側面図、第６図は同バンキングウオールにおける土
砂流出防止栓の斜視図である。 ｆｌ）＠’・・バンキングウオール （２）・・・０単位ウオール体 （３）００舎・・窓　孔 （４）・・・・・ワイヤー挿通孔 （５）ａυ−・・ワイヤー （６）・・・・・斜面又は切取法面 （７）顛−・・アンカービン α３・・・・・土砂流出防止栓 特許出願人 代理人　弁理士　　井　藤　　　緘

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１　　中央部に窓孔を、側部にワイヤー挿通孔を縦
   設して板状（こ形成した単位ウオール体を、所望数個ワ
   イヤーにより列状に挿通吊支して斜面又は切取法面上に
   被着するよう５こしたことを特徴とするバンキングウオ
   ール。 （２）中央部に窓孔を、側部にワイヤ、−挿通孔を縦設
   して板状に形成した単位ウオール体を、所望数個ワイヤ
   ーにエフ適宜間隔を有して列状に挿通吊支し、相互に隣
   接する各単位ウオール体の各出隅間に土砂流出防止栓を
   嵌合して斜面又は切取法面上に被着するようにしたこと
   を特徴とするハ・ンキングウオール。