JPS58154584A - 5位ヒドロキシ置換カンプトテシン誘導体の製造法 - Google Patents

5位ヒドロキシ置換カンプトテシン誘導体の製造法

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JPS58154584A
JPS58154584A JP3634682A JP3634682A JPS58154584A JP S58154584 A JPS58154584 A JP S58154584A JP 3634682 A JP3634682 A JP 3634682A JP 3634682 A JP3634682 A JP 3634682A JP S58154584 A JPS58154584 A JP S58154584A
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宮坂 貞
Seigo Sawada
誠吾 沢田
Kenichiro Nogata
野方 健一郎
Masahiko Mutai
務台 方彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、5−ヒドロキンカンプトテシン誘導体の新規
な製造法に関する。
更に詳細にいえば、本発明は、一般式 〔式中 R1はA環が置換基を有していてもよいことを
示す4箇までの数のA環上の任意の置換基を意味し、R
2は水素゛原子、または非炭素置換基たとえばハロゲン
、ヒドロキシル基、メトキシ基、アミノ基、アルキルア
ミノ基、あるいは炭素置換基たとえばアルキル基、アラ
ルキル基、置換アルキル基、ホルミル基、ジアルコキシ
メチル基、N−置換イミノメチル基、カルボキシル基、
アルコキンカルボニル基、カルボキサミド基、N−置換
力ルポキサミド基である〕で表わされる5−ヒドロキシ
カンプトテシン誘導体の製造法を提供するものである。
カンプトテシンは落葉喬木喜樹(Camptothec
aacuminata Nyssaceae )等から
抽出・単離されるアルカロイドで、強力な核酸合成阻害
作用を有しtその作用は迅速かつ可逆性を示すことが特
徴で、既存の制癌剤と交叉耐性を示さないという独特な
作用機作をもつ抗腫瘍性物質であり、マウス白血病L1
210 、ラットウォーカー256肉腫など実験移植価
に対して、強力な制ガン効果を示すことが認められてい
るが、毒性作用を有するために、医薬品としての有用性
がおのずから、制限されている現状にある。
そこで、このカンプトテシンを化学的に他の物質に変換
するととすなわち、カンプトテシン誘導体に変えること
により、制ガン活性を保持しながら、毒性の低下を図る
という試みが従来なされて来た。
しかしながら、カンプトテシンそれ自体が各種有機溶剤
に難溶であることや、カンプトテシンがその化学構造中
に有するペテロ環に由来して親電子置換反応に対する抵
抗性を有することなどの理由で、誘導体に変換するのに
も、種々の障害があり、机上で企画するほどに新規な誘
導体を得ることは容易ではないのが実情である。
本発明者らは、先にカンプトテシンの誘導体合成の研究
を行い、ラジカル反応などを用いて、カンプトテシンの
7位炭素置換誘導体を、また光反応を用い10位置換誘
導体を、また過硫酸酸化により5−ヒドロキシカンプト
テシンを提供してきたがさらに、カンプトテシンならび
に7位置換カンブトテン/誘導体の5位にヒドロキシル 7基を導入する方法を一研究した結果 一般式 〔式中 R1およびR2は前述の定義を有する〕で表わ
されるカンプトテシンもしくは7位炭素置換カンプトテ
シン誘導体をDMFなとの溶媒中、炭酸カリウムなどの
塩基の存在下、ヨウ素などの単体のハロゲンで処理する
ことにょシ簡便に5位にヒドロキシル基を導入できるこ
とを見出した。本発明はかがる知見に基づいてなされた
ものである。
本発明によるカンブトテノン誘導体の5位にヒドロキシ
ル基を導入する方法は、本発明者らが先に開発した過硫
酸酸化による5位のヒドロキシル化に比べ操作が簡便で
あること、収率が向ヒしたこと、ならびに多くの各種カ
ンプトテシン誘導体に適用可能であることなど有利な点
が多く見出される。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明方法は、カンプトテシンもしくはカンプトテシン
誘導体を有機溶媒、例えばピリジン、DMA (ジメチ
ルアセトアミド)、DMSO(ジメチルスルフオキシド
)、DMF(ジメチルポルムアミド)、ジグライム、グ
ライム、HMPA(ヘキサメチルフォスフオトリアミド
)、ジオキサン、アセトンなどに溶解し、それに、有機
もしくは無機の塩基の存在下で、単体のハロゲンを加え
、水冷下または室温下であるいは30〜40℃で0.5
〜48時間攪拌することによって行われる。これにより
、カンプトテシン誘導体の5位にヒドロキシル基を導入
することができる。この場合、無機塩基としては、例え
ば。
炭酸アルカ1ハ炭酸アルカリ十類、水酸化アルカリ、水
酸化アルカリ土類、有機塩基としては例えば、第3級ア
ミン類たとえばトリエチルアミン、および4級塩の水酸
化物、たとえばトリトンB(水酸化ペンジルトリメチル
アンモニウム)を用いることができる。ノ・ロゲンとし
ては、ヨウ素、臭素などを用いることができる。反応混
合物に不溶物が存在する場合には、必要に応じ、濾過に
より不溶物を除去した後、減圧で乾固し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することに
より5−ヒドロキシカンプトテシン誘導体を得ることが
できる。
本発明方法は、前述の一般式で表わされる5位ヒドロキ
ン置換カングトテン/誘導体の製造に際し、極めて有用
な方法である。
以下に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はかかる実施例に限定されるものではない。
実施例 1 5−ヒドロキシカンプトテシンの製造 カップトチノン(1,17f、3.36mmol)をD
MF(300m1)に溶解し、これにヨウ素(930q
、 1.2eq、)とに2CO3(1,2F。
2、5 eq、)を加え、20時間攪拌する。反応後、
反応混合物を濾過して不溶物を除き、P液を減圧で乾固
する。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
C′HCl3)により精製すると、900■(74,5
%)の標記化合物が得られたOm、p、232−234
℃(アセトンより)IR4’ KBrcm ’ : 3
350.2970.2940.1743.1655゜a
X 1597、1400.1225.1155.1043.
763゜IH−NMR(DMSOdG中)δppm: 
 0.89(3H,t、 J =7Hz)、 1.88
(2H,q、 J=7Hz)、5.41(2K br、
 s)、6.51(IH%s)、6.90および6.9
8(two O,5Hs、 d、 J=4゜5Hz )
、7.21および7.24(two 0.5Hs、 s
)、7.65−8.21(5H,m)、8.66(IH
,s)。
MS mle : 364.11041C+) C20
H16N205 =364.1053として。
実施例 2 7−クロル−5−ヒドロキシカンプトテシンの製造 7−クロルカンプトテシy(100w9、C,261r
rmol)をDMF(80m/)に溶解し、これに炭酸
カリウム(100〜、約3eq、”)とヨウ素(79,
5m9.1.2eq−)を加え、室温で35時間攪拌す
る。反応混合物を濾過して不溶物を除いた後、F液を減
圧で乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製すると、77■(74,1%)の標記化
合物が得られた。
mp、269−271’C(CH2C12−C)(aO
Hより)IRvKBrCm ”:  3350,297
0.2930.1750.1658、aX 1600、1505.1380.1225.1155.
1045.765゜’H−NMft (CDC13−C
D30D中)δppm : 1.04 (3H,t、 
J−7Hz)、1.95(2H,q1JニアHz)、5
.45 (2H,ABq)、 7.08および7.14
(two O,5Hs、 s)、 7.58(IH,s
)、7.76−8.42 (4H,m)。
MS mle : 398 (M+)、400(M++
2)、 C20H15N205CI −398として。
実施例 3 7−クロル−5−ヒドロキシカンプトテシンの製造 7−りロルカンプトテシン(100■、0.261mm
ol)をD M F (80ml )に溶解し、これに
トリエチルアミン(3t7q、1.2eq、)とヨウ素
(795w、 ]、2eq、)を加え、3時間攪拌する
。これに、史に、トリエチルアミン(31,7#、1.
2 eq、)を加え18時間攪拌するー。反応液を減圧
で乾固した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(CHCla)で精製すると8■(8チ)の未反
応原料とともに71■(68,1%)の標記化合物が得
られた。
実施例 4 7−クロル−5−ヒドロキシカンプトテシンの製造 7−り0 /l、カンプトテシ7 (100*、 0.
261mmol )をDMF(50m/)に溶解し、こ
れに炭酸カリウム(300■、約10eq、)と臭素(
80M9.1.2のq、)を加え、室温で24時間攪拌
する。反応液を濾過して不溶物を除いた後、F液を減圧
で乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(CHCL3)により精製すると、38■(38チ)
の未反応原料とともに、20mg(19,2%)の標記
化合物が得られた。
実施例 5 7−クロル−5−ヒドロキシカンプトテシンの製造 7−り0 /l、カンプトテシン(100鴨0.261
mmol)をピリジン(40+nJ)に溶解し、炭酸カ
リウム(100〜、3eq、)とヨウ素(795飄1.
2 eq、 )を加え48時間攪拌する。反応混合物を
濾過した後%p液を減圧で乾固し、残留物を7す力ゲル
カラムクロマトグラフィー(CuCl2)により精製す
ると、33〜(31,7%)の標記化合物が得られた。
実施例 6 5−ヒドロキン−7−メチルカンプトテシンの製造 7−メチルカンプトテシン(300v、 0.829m
mol)をD M F (300ml )に溶解し、こ
れにヨウ素(2509,1,2eq、 )とに2CO3
(1F、約10eq、)を加え、室温で6時間攪拌する
。反応後、反応混合物を濾過して不溶物を除き、F液を
減圧で乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(CuCl3)により精製すると、未反応の原料
(65■、21.7%)とともに標記化合物(196気
626%)が得られる。
m、p、 265−267℃(C2H50H−n−ヘキ
サンより)■RシKBrCm−1=3300.2960
.2930.1750.1655、aX 1600.1460.1380.1215.1155.
1055.755、’B−NMR(CDCl2−CD3
0D中)δppm: 1.03(3H,t、 J=7H
z)、1.96 < 2)I、 +1. J=7Hz 
)、2.93(3I(4s)、5.45(2H。
ABq )、7,05および7.11(two @、5
Hs、 s)、7.58および7.60(two Q、
5Hs、 s)、7.77−8.16 (4H,m)。
MS m/e: 378(M”)、C21H,9N20
5=378として。
実施例 7 ツーエチル−5−ヒドロキシカンプトテシンの製造 7−ニチルカンプトテシン(300% 0.798mm
ol)をDMF(60m/)に溶解し、炭酸カリウム(
1,1?、10eq、)とヨウ素(250〜、1.2 
eq、)を加え。
室温で3時間攪拌する。反応混合物を濾過して不溶物を
除き、p液を減圧で乾固し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(CuCl2)により精製すると、
243〜(77,7%)の標記化合物が得られる。
m、p、 263−266℃(C2H50H−n −ヘ
キサンより)■RシKBrCm−1:3350.296
0.2930.1740.1660゜ax 1600.1515.1460.1223.1155.
1050.760゜’H−NMR(DMSO−cic;
中) Jppm: 0.89(3H,t、  J=7H
z)、1.33(3H,t、 J=7H2)、1.83
(2H1(1%J=7Hz)、3.33(2H,q、 
J=7Hz)、 5.41(2H,br、 s)、6.
5oおよび6.52 (two O,、5Hs、 s 
)、 6.99および7.07 (two 015Hs
d)、7.18および7.21 (two Q、 5H
s、 s )、7.50−8.24(5H,m)。
MS m/e : 392 [M+l* c22H2O
N2 o5=a 92として。
実施例 8 5−ヒドロキン−7−ヒドpキシメチルカンプトテシン
の製造 7−ヒドロキシメチルカンプトテシン(300〜、0.
794mmol)をDMF (400ml )に溶解し
、ヨウ素(24ON9.1.2 eq、)と無水炭酸カ
リウムを加え、室温で8時間攪拌する。反応混合物を渥
過して不溶物を除いた後、減圧で乾固し、残留物を7す
力ゲルカラムクロマトグラフィー(CuCl2)により
精製すると95〜(304%)の標記化合物を得る。
m、p、 248−250℃(C2H50H−n−ヘキ
サンより)IH−NMR(CDCl2−CD30D中)
δI)pm: 1.03(3H,t。
J=7−5Hz)、1.95 (2H%qs 7−5H
z )、5.36(2H%s)、5.44(2H,AB
Q )、7,21および7.28(two 、0.5H
s、S)%7.57(IH,s)、7.75−8.28
(4H,m)。
IRνKBrcm−1:3360.2980.2940
.1748.1660、aX 1598.1158.1050.768゜MS mye
 : 394(M”)、 376(M+−H2O) ベ
ースビーク。
C21H18N206−394  として。
実施例 9 7−アセドキシメチルー5−ヒドロキシカングトテシン
の製造 7−アセドキシメチルカンプトテシン(155乞0.3
69 mmol )をDMF(40m/)に溶解し。
これにヨウ素(11QII9.1.2eq、)および無
水炭酸カリウム(500sw、10.Oeq、 )を加
え、室温で1.5時間攪拌する。反応混合物を濾過して
不溶物を除いた後、p液を減圧で乾固し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(CuCl3)により
精製すると、98v(60,9%)の標記化合物が得ら
れる。
m、 p、 218−220℃(CuCl2−n −ヘ
キサンより)IRν、!;:P;cm ’: 3390
.2930.1740.166011600゜1227
.1158.1075.1o55.1o35.765゜
1H−NM R(DMSO−d6中)δppm: 0.
90(3H,t、 J=7Hz )、1.88(2H,
q、 J−=7Hz)、2.08(3H%s)、5.4
2(2H。
br、 s)、 5.75(2H,br、 s)、6.
52(IH,s)、7.08−7.24(2H%m)、
7.73−8.25(5H4m)。
実施例 10 7−ジェトキシメチル−5−ヒドロキシカンブトテンン
の製造 7−ジニトキシメチルカンプトテシン(1009,0,
222mmol )をDMF (30ml )に溶解し
、これにヨウ素(95■、0.374 mmol )と
炭酸カリウム(300乳2.17mrnol )を加え
、室温で4時間攪拌する。反応後反応混合物を濾過して
不溶物を除き、P液を減圧で乾固し、残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(CuCl2)により精製
すると、未反応の原料(25m9.25%)とともに標
記化合物(55!、53.1%)が得られる。
m、 p、 l 56−159℃ (エーテルより)I
RI/KBrcm ’: 3440.2975.174
5.1660.1600、aX 1155.1053,765゜ ”H−NMR(DMSO−d6中)δppm: 0.8
8および0.90 (tw。
1−5Hs、 t%J=7Hz )、1.16および1
.19(two 3Hs、 t、 J=7Hz)、1.
87(2H,br、 q )+ 3.57−3.88(
4H,m)、5,41(2H,br、 s)、6.16
 (IH,s )、 6.49および6.51(two
 O,5Hs、s)、7.11および7.15 (tw
o O,5Hs、 d、 J= 8.5Hz )。
7.21および7.24 (two 0.5Hs、 s
 )、 7.69および7.70(tw。
O,5Hs、d、J=8.5Hz)、7.6−8.2(
3H,m)、 8.65(IH%g)−MS m/e 
: 466 (M”)−C25H26N207=466
として。
実施例 11 5−ヒドロキシ−7−メドキシカルポニルカンブトテシ
ンの製造 7−メドキシカルポニルカンブトテシン(1009,0
,246mmol )をDMF(30m)に溶解し、こ
れにヨウ素(95■、0.374 mmol )と炭酸
カリウム(300q、2.17mmol )を加え、室
温で2時間攪拌する。反応後、反応混合物を濾過して不
溶物を除き、P液を減圧で乾固し、残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(CuCl2)により精製す
ると、標記化合物(80〜、77.0%)が得られる。
m、p、253−255℃(CHC13CH30H一旦
−ヘキサンより)’HNMR(CDCl2−CD30D
中)δppm:1.04 (3)L t、 J=7.3
Hz )、1.95 (2H* q、J−7,’3Hz
 )、4.18(3H,s)、 5.46(2H1AB
q)%7.21および7.27(twoO,5Hs、 
s)%7.63(IHls)、7.67−8.51(4
H4m)。
IRvKBrcm ’: 3500.33501295
0.1740.1720、aX 1660、1615.1220.770゜MS mA 
: 422 (M+″1lC2□H18N207−42
2として。
元素分析値(C2□H18N20□) 計算値C;62.56  Hi4.30  N;6.6
3実測値C;63.05  H;4.27  N;6.
60実施例 12 7−ニトキシカルボニルー5−ヒドロキシカンプトテシ
ンの製造 7−ニトキシカルポニルカンプトテシン(10011、
0,238mmol)をDMF (30ml )に溶解
し、これにヨウ素(95W9.0.374 mmol 
)と炭酸カリウム(300ap、 2.17mmol)
を加え、室温で2時間攪拌する。反応後、反応混合物を
濾過して不溶物を除き、P液を減圧で乾固し、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(CuCl3)に
より精製すると、標記化合物(854,81,9%)が
得られる。
m、p、244−250℃(C6H6C2H50H−n
 −ヘキサンより)”H−NMR(CDCl2中)δp
pm: 1.04(3H,t、 J=7.5Hz)、1
.53および1.54 (two 1.5 Hss t
s J=7.3Hz )、1.89 (2H−q、 J
=7.5Hz)、4.62および4.63 (two 
I Hs、 q、J=7.3Hz)。
5.46 (2)L ABq)、7.26 (IH,s
 )、 7.55および7.58(tw。
085Hs、 s)、 7.67−8.49(4H%m
)。
IRvKBrcm−1: 3380.2975.174
8.1720.1660、aX 1615.1316.1200.1162.1050.
775.768゜MS rrv’e : 436 (M
”)−C23H2ON207=436として。
元素分析値(C23H20N207 )計算値C163
,30H;4.62  Ni6.42実測値C;63.
17  H;4.65  Ni6.20実施例 13 5−ヒドロキシカンプトテシン−7−N−エチルカルボ
キサミドの製造 カッブトテノン−7−N−エチルカルボキサミド(10
叩、0.024 mmol )をDMF(3ml)に溶
解し、これにヨウ素(10m?、 0.039mmol
 )と炭酸カリウム(30■、0.22 mmol )
を加え、室温で12時間攪拌する。その後、反応混合物
を濾過して不溶物を除き、二戸液を減圧で乾固し、残留
物を7リカゲルカラムクロマトグラフイー(CHCL3
)にて精製すると、標記化合物(6−57,5係)が得
られる。
’H−NMRCDMso−ag)δppm : 0.9
0 (3H,t、 J=7Hz )、1.25(3H,
t、 J=7Hz)、1.87 (2H,q、 J=7
Hz )、3.30(2H,m)、5.40 (2H*
 s )+ 6.49および6.51 (two 0.
5Hs。
s )+ 6.9C1−7,30(2H,rn)、 7
.60−8.20(5H4m)、 8.90(IH,m
)。
MS m/e:435 (M+l、 C23H21N3
06=435.とじて。
実施例 14 5−ヒドロキン=lO−メトキ/カンプトテンノの製造 10−メトキノカンブトチアン(50■、0.132m
mol)をDMF’(10d)に溶解し、ヨウ素(45
”?、0.177mmo1)と炭酸カリウム(150s
v、1.09mmol)を加え、室温で3時間攪拌する
。次いで、反応混合物を濾過して不溶物を除き、P液を
減圧で乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(CHCl3)により精製すると、標記化合物(
43〜、82.7%)が得られる。
m、p、269−270℃(CH30H−CH2C12
より)IRνKBrcm ’: 3380.2940.
1750.1660.1622、aX 1600.1510.1366、1234.1155.
1045.834゜1H−NMR(DMSO−d6中)
δppm: 0.89(3N(4t、 J=7Hz)%
1.87(2H4Q、 J=7Hz)、 4.04(3
H,s)、5.39(2H,a)、6.48(LH,s
)、6.89および6.93 (two O,5Hs、
 d、 J=8.5)h)s7.107.21(2H4
m )+ 7.597.82(33rn’)= 8.6
8(IFL a )。
MS m/e : 394 (M+) C21HIBN
2へ=394として。
実施例 15 5−ヒドロキシ−9−メトキシカンプトテシンの製造 9−メトキシカンプトテシン(50■、0.132mm
ol)をDMF(10ml)に溶解し、ヨウ素(459
,0,177mmol)と炭酸カリウム(15oap、
 1.09mmo+)を加え、室温で6時間攪拌する。
次いで。
反応混合物を濾過して不溶物を除き、P液を減圧で乾固
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(C
HCL3)により精製すると、標記化合物(45#、8
6.5%)が得られる。
m、p、275−278℃(CH30H−CH2C12
より)IRνKBrcm ’ : 3410.2930
.1748.1658.1615゜aX 1600、1365.1265.1226.1054.
1097.815゜1)I−NMR(DMSO−d6中
)δppm: 0.89(3H,t、 J=7Hz)、
1.86(2H,q、 J””7Hz )、 3.93
(3H%S)、5.38(2H,s)。
6.45(IH,s)、6.89(IH,m)、7.1
4および7.15(two O,5Hs 。
S)、7.45−8.08(4H,m)、8.48(L
H,s)。
MS mA :394 [:M+) C21H18N2
06=394として。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 〔式中、R1はA環が置換基を有していてもよいことを
    示す4箇までの数のA環上の任意の置換基を意味し R
    2は水素原子、または非炭素置換基たとえばハロゲン、
    ヒドロキシル基、メトキン基、アミ7基、アルキルアミ
    ノ基、あるいは炭素置換基たとえばアルキル基、アラル
    キル基、置換アルキル基、ホルミル基、ジアルコキシメ
    チル基、N−置換イミノメチル基、カルボキシル基、ア
    ルコキシカルボニル基、カルボキサミド基、N−置換力
    ルポキサミド基である〕で表わされるカン゛プトテシン
    あるいはカンプトテシン誘導体を塩基の存在下、単体の
    ハロゲンで処理することを特徴とする一般式 〔式中 R1およびR2は前述の定義を有する〕で表わ
    される5−ヒドロキシカンプトテシン誘導体の製造法。
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