JPS58140590A - キルン用炉壁 - Google Patents

キルン用炉壁

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Publication number
JPS58140590A
JPS58140590A JP2209082A JP2209082A JPS58140590A JP S58140590 A JPS58140590 A JP S58140590A JP 2209082 A JP2209082 A JP 2209082A JP 2209082 A JP2209082 A JP 2209082A JP S58140590 A JPS58140590 A JP S58140590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
kiln
heat insulating
furnace wall
insulating layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2209082A
Other languages
English (en)
Inventor
明 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Plibrico Co Ltd
Original Assignee
AGC Plibrico Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by AGC Plibrico Co Ltd filed Critical AGC Plibrico Co Ltd
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Publication of JPS58140590A publication Critical patent/JPS58140590A/ja
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  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばセメント原料の焼成や、その他、乾燥
、燃焼等に使用される回転キルンの炉壁構造に関するも
のである。
従来、この種のキルンでは、外筺の内部に耐火レンガを
敷き並べて炉壁を構築するものや、キャスタブル等の不
定形耐火物をライニングして炉壁を構築す冷ものがある
が、後者の場合、そのライニングを、下層の断熱層と上
層の耐火層との2層構造にすると、熱効率等の点で極め
て有利になる。
しかしながら、断熱層は、一般に断熱性には浸れている
が機械的強度が小さいため、この断熱層を覆う、機械的
強度の大きい、耐摩耗性の優れた耐火層から、例えば熱
膨張等によって圧迫された場合に破損することがあシ、
このような破損が生ずると、キルンの回転に伴って耐火
層の下層で断熱層が動くという不具合が発生する。また
、回転キルンの炉壁から突出させ、キルンの回転ととも
にその突出部で被焼成物等を持ち上げ、それを落下させ
て加熱効率を高めるようにしたいわゆるリフターと、ラ
イニング上層の耐火層との隙間から被焼成物等の微粉が
下層の断熱層のところまで入シ込むと、キルンが回転し
ている間に、耐摩耗性に尤る断熱層が微粉によって浸食
され、それがまた炉内に出てきて、断熱層に空洞ができ
たシ、断熱層自体が動くという不具合が発生することに
なる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、キルンの
熱効率を高めるために、その炉壁を断熱層と耐火層の2
層ライニングにするとともに、断熱層を複数分割し、そ
の分割された各部分をキルン外筐と耐火層で包むように
して、断熱層に無理な機械的圧迫が加わらないように%
また、被焼成物等の微粉が入シ込まないようKした、信
頼性の高いキルン用炉壁を提供するものである。以下、
図面によシ実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例における回転キルンの一部
を示したもので、第1図(B)の上半分および下半分は
それぞれ第1図(4)のイーイ断面およびローロ断面を
示している。第1図において、1は全綱からなるキルン
の外筐、2は外筐lの内部にライニングした炉壁で、2
層構造になっておシ、断熱性キャスタブルからなる断熱
層2aと耐火性キャスタブルからなる耐火層2bとが積
層されている。断熱層2aは、キルンの軸方向に複数分
割ルが埋め込まれ、従って、断熱層2aの各部分を外筐
1と耐火層2bとで包み込むように構成されている。断
熱層2aの分割部3に割シ込んた耐火層2bの割込部に
はキルンの内周に沿って浅い切込溝(通称セパレーショ
ン力、ト)4が設けられている。これは、炉壁に加熱、
放冷の熱サイクルがかかって、耐火層2bにクラックが
はいることがあるが、そのようなとき、割込部に生ずる
ように、予め浅い切込溝の弱い部分を設けて置くのであ
る。耐火層2bのクラックが断熱層2aの上に生ずると
、そのクラ、りの細い隙間から被焼成物等の微粉が入り
込み、断熱層2aを浸食して、前記の如き不具合が発生
するからである。5はY字形アンカーである。
6は炉壁よシ突出させたりフタ−で、第1図のへ部およ
び二部をそれぞれ拡大して第2図(A>、(B)に示し
である。リフター6は、ベースプレート7から立上がっ
たY字形アンカー8を内部に埋没して不定形耐火物を成
形してなるリフターブロックを、複数個差べて構成され
ており、リフターブロックは、ペースグレート7と耐火
性のキャスタブルまたはプラスチックからなるブロック
本体6aとの間に、断熱性キャスタブルからなる裏当部
6bを設けている。なお、プロ、り本体6aと裏当部6
bとを同一材料で製作しても構わない。9はリフターブ
ロックをキルン外筐1の内部に固着するために、ベース
プレート7を押える押え金具である。
ここで、リフターブロックにおけるブロック本体6aと
裏当部6bの6幅を違えて段部を設けているのは、リフ
ター6とライニングの耐火層2bとの隙間から被焼成物
等の微粉が入シ込むのを防止するためで、微粉が下層の
断熱層2aのところまで入ると、不具合が発生すること
は前述の通シである。この意味から、第1図(B)K示
した、断熱層2aの分割部3に耐火層2bを割シ込ませ
たと同様に、断熱層2&とりフタ−の裏当部6bとの間
に隙間を設け、これに耐火層2bを割シ込ませるように
すればなおよい。なお、リフターのないキルンでは、円
周方向にも軸方向と同様にセ・母し−ショ/カットを入
れる場合があるが、この場合は、軸方向のセ/4’レー
ションカット部と同じく断熱層2a部に耐火層2bが入
り込むようにする。
以上述べたように、本発明によれば、分割した断熱層を
キルンの外筐と耐火層とによってそれぞれ包み込んでい
るので、被焼成物等の微粉が断熱層まで入り込むことは
なく、また、分割部に割り込んだ耐火層の割込部にセミ
4?レージ目ンカットを設けであるから割込部以外のク
ラックの発生も防ぐことができる。さらに、耐火層の割
込部が支えとなって、熱膨張等による耐火層の断熱層へ
の圧迫が防止される。以上のことから、機械的強度の小
さい断熱層が十分保護され、空洞の発生や、断熱層自体
が動くという不具合の発生もなく、断熱効果を十分発揮
して熱効率を高めることができ、信頼性並びに性能を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例における回転キルンの一部
断面図、第2図は、第1図のりフタ一部の拡大断面図で
ある。 1・・・外筐、2・・・炉壁、2a・・・断熱層、2b
・・・耐火層、3・・・分割部(割込部)、4・・・セ
パレーションカット、6・・・リフター。 第1図 (A) 4、 第2 (A) (B)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外筐の内部に不定形耐火物をライニングして炉壁
    を構築してなる回転キルンにおいて、前記ライニングを
    、下層の断熱層と上層の耐火層との2層、構造とし、か
    つ、前記断熱層をキルンの軸方向まだは円周方向に複数
    分割してその分割部に耐大層を割シ込ませ、分割された
    前記断熱層の各部分を前記外筐と耐火層とでそれぞれ包
    むようにしたことを特徴とするキルン用炉壁−
  2. (2)  前記耐火層は、前記断熱層への割込部にセ・
    ぐレーションカットを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載のキルン用炉壁。
JP2209082A 1982-02-16 1982-02-16 キルン用炉壁 Pending JPS58140590A (ja)

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JPS58140590A true JPS58140590A (ja) 1983-08-20

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ID=12073174

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6086376A (ja) * 1983-10-14 1985-05-15 日本碍子株式会社 耐火性炉体
JP2007285573A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Sumitomo Metal Ind Ltd 回転式溶融炉における耐火物の内張り構造及び回転式溶融炉
JP2010139100A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Ngk Insulators Ltd 熱処理炉用耐火材

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