JPS5814055Y2 - ア−ク溶接用オシレ−ト装置 - Google Patents

ア−ク溶接用オシレ−ト装置

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JPS5814055Y2
JPS5814055Y2 JP1977097955U JP9795577U JPS5814055Y2 JP S5814055 Y2 JPS5814055 Y2 JP S5814055Y2 JP 1977097955 U JP1977097955 U JP 1977097955U JP 9795577 U JP9795577 U JP 9795577U JP S5814055 Y2 JPS5814055 Y2 JP S5814055Y2
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signal
oscillation
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torch
voltage
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JP1977097955U
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JPS5425229U (ja
Inventor
喜久夫 寺山
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株式会社ダイヘン
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、予め設定された波形のオシレート信号の振幅
を開先幅の変動に応じて制御しながら溶接用トーチをオ
シレートさせるアーク溶接用オシレート装置に関するも
のである。
従来、溶接用トーチをオシレートさせるために使用され
たカムその他の機械的な装置は、溶接中にオシレート幅
、オシレート速度、停止時間などを変更することが困難
であったため予め設定された周期、振幅等を有する波形
のオシレート信号及び開先幅の検出信号にしたがって溶
接トーチを一つの駆動機構により追値制御する電気的な
オシレート装置が開発された。
第1図は従来の電気的オシレート装置を示したもので、
同図において1は被溶接物、2は溶接用トーチ、3はト
ーチ2をオシレートさせるため予め定めたオシレート幅
、オシレート振幅、休止時間等に対応した波形のオシレ
ート信号S。
を出力するオシレート信号発生器である。
また4はオシレートの中心位置を予め設定するためのオ
シレート中心基準位置設定器であって、その出力信号S
1は後記する信号S3.S4とともに第1の加算器5に
人力される。
6は第1の加算器の出力信号と後記する逆極性の信号S
2とを入力とする第2の加算器であって、この第2の加
算器の出力信号は増幅器7を通してトーチ2をオレシー
トさせるための駆動機構8、例えば電動機M1に与えら
れる。
9はトーチ2の移動又は電動機の回転に連動してトーチ
の位置に対応した信号S2を加算器6に逆極性で与える
トーチ位置検出器、例えばポテンショメータである。
この場合ポテンショメータはその摺動子9bがトーチの
位置または電動機の回転に連動するように設けられてい
る。
11はトーチ2を搭載した図示しない台車に取付けられ
て被溶接物の開先の中心位置を検出する開先中心検出器
で、この検出器は開先の中心に対応した信号S3を第1
の加算器5に与える。
12は開先中心検出器11と同様に台車に取付けられて
被溶接物の開先幅に対応した信号S4を出力する開先幅
検出器であって、オシレート信号発生器3が出力するオ
シレート信号の振幅を増減させることによりトーチ2の
オシレート幅を制御する。
上記オシレー1〜装置において、溶接開始前においては
、開先中心検出器11及び開先幅検出器12の摺動子は
それぞれ略中夫にあるものとし、これらの検出器が被溶
接物の開先を検出できるように台車を配置する。
このときオシレート中心基準位置設定器4によって、ト
ーチの中心すなわち電極先端が開先の中央に位置するよ
うに調整する。
次に図示しないスイッチによって、被溶接071と1−
−チ2との間に溶接電力を供給するとともにオシレート
信号発生器3から信号S。
を出力させて溶接を開始する。
この信号S。は開先幅検出器12を通って信号S4とな
り、この信号S4は設定器4の出力信号S1及び開先中
心検出器11の出力信号S3とともに第1の加算器5に
供給され、第1の加算器5の出力はさらに第2の加算器
6に供給される。
第1の加算器5の出力信号とトーチ位置検出器9の出力
信号S2との差の信号が第2の加算器6から出力され、
この差信号は増幅器7によって増幅された後駆動機構8
に供給される。
これによりトーチ2は開先の一端に向けて移動し、トー
チの移動に追従してトーチ位置検出器9が出力信号S2
を第2の加算器6に与える。
オシレー1へ信号発生器3からの出力信号S。
が一定値になると、信号S2が第1の加算器5からの出
力信号と略一致し、第2の加算器6の出力信号が略零と
なって1・−チは停止する。
次にオシレート信号発生器3の出力信号S。
か゛減少を開始すると、第1の加算器5の出力信号と信
号S2との差の前記と反対極性の信号か゛第2の加算器
6から出力される。
この出力信号は増幅器7を通して駆動機構8に供給され
、駆動機構8はトーチを前とは逆に開先の他端に向って
移動させる。
二のようにしてオシレート信す発生器3の出力信号S。
の波形にNtしてトーチがオシレートする。
ここで゛、開先幅が変fヒした場合、例えば開先幅が減
少した場合には、開先幅検出器12の摺動子12bか接
地側に移動する。
摺動子12 bか接地側に駆動するとオシレート信号S
を分圧した信号S4の振幅か減少し、この信号S4が第
1の加算器5に供給されるのでトーチのオシレート幅は
減少する。
開先端が増加したときは上記と逆に開先幅検出器12の
摺動子12 bが端子12 a側に移動するので、信号
S4の振幅が増加してオシレート幅が増加する。
また開先中心検出器11は、開先の中心が台車の走行方
向からはずれたときに信号S3を出力し、この信号は第
1の加算器5.第2の加算器6及び増幅器7を通じて駆
動機構8に供給される。
これにより駆動機構8はオシレート動作に加えて1・−
チを移動させるので、トーチのオシレートの中心が開先
中心検出器11に設定されている中心に追従する。
上記のように、1・−チを電気的信号によってオシレー
1へさせるためには、オシレート信号発生器3の出力信
号S。
(電圧信号)の振幅を制御する要素が必要であるが、こ
の要素として通常可変抵抗器が使用されているため、開
先幅の変化にオシレート幅を追従させるためには開先幅
の変化に応じて可変抵抗器の摺動子を機械的に変位させ
なければならず、開先幅の検出感度を高めることができ
なかった。
またこのように開先幅に応じて可変抵抗器の摺動子を変
位させる場合には、可変抵抗器を溶接部の近傍に配置す
る必要があり、遠隔制御を行なう場合にはオシレート信
号発生器からオシレート信号の振幅を変化させる可変抵
抗器までの距離が長くなるためオシレート信号にノイズ
が入り遠隔制御を確実に行うことができないという欠点
か゛あった。
−h、このようなトーチをオシレー トさせるアク溶接
方法において、開先幅検出器12が開先幅を検出する位
置とトーチが実際に溶接する位置とは離れている。
したがって、開先幅の変動が短距離ごとに変化する場合
には、検出器が通過して検出した開先幅に対応する信号
を記憶しておき、遅れてl・−チが検出位置と同じ位置
を通過するときに先に記憶した検出信号によりオシレー
ト幅を制御する必要がある。
また多層盛り溶接においては、先に溶接した層の溶着金
属のために最終層の開先幅の検出が困難であるので、最
終層以前に開先幅を検出して記憶させておき、最終層の
同じ位置で゛、記憶回路から開先幅に対応した信号を出
力してオシレート信号S。
の振幅を制御する必要がある。このような場合に第1図
の装置を用いるとすれば゛、開先幅に対応した信号を記
憶しておきその後にこの記憶した信号によりオシレート
信号S。
の振幅を制御しなければならない。
しかし記憶回路がら出力される信号は電圧信号であり、
このような電圧信号により同じ電圧信号であるオシレー
ト信号Soの振幅を制御することは難しいため、結局従
来は電気的オシレート制御に記憶操作機能をもたせるこ
とか困難で゛あった。
本考案は、検出した開先幅に対応した電圧信号またはこ
の検出した信号を記憶させた後に読み出した電圧信号を
抵抗値の変化に変換し、この抵抗値の変化に応じてオシ
レート信号(電圧信号)S。
の振幅を制御するアーク溶接用オシレート装置を提供し
たものである。
以下、図示の実施例により本考案のオシレート装置を説
明する。
第2図は本考案の一実施例を示したもので、同図におい
て第1図と同一部分には同一符号を付しである。
第1図の装置と異なるのは、オシレート信号発生器3と
開先幅検出器12との間に電圧・抵抗値変換器20が挿
入されている点である。
この変換器20は、加算器21と、増幅器22ど、駆動
機構23、例えばマイクロモータM2と、このマイクロ
モータに連動して信号を出力するポテンショメータ24
とマイクロモータに連動して抵抗値が変化する可変抵抗
器25とから構成される。
第2図の装置において、開先幅検出器12を構成する可
変抵抗器の両端に一定電圧Vを供給し、開先幅の増減に
応して摺動端子12bを移動させると、加算器21に供
給する電圧が増加又は減少する。
この電圧とポテンショメータ24の出力電圧との差の電
圧が増幅器22に供給され、その出力電圧によりマイク
ロモータM2が駆動される。
これによりポテンショメータ24の摺動子24 aが移
動し、二の出力電圧と開先幅検出器12の出力電圧とが
一致したときに、加算器21の出力電圧は略零となり、
マイクロモータM2が停止する。
一方、可変抵抗器25の摺動端子25 bは、マイクロ
モータM2と連動するので゛、マイクロモータM2の回
転にしたがってi1T変抵抗器25の抵抗値が増加また
は減少する。
従ってオシレート信号発生器3から出力されるオシレー
ト信BS。
の振幅が調整され、振幅が調整された信号S4が第1の
加算器5に供給され、1〜−チのオシレー 1−幅が制
御される。
その池の動作は第1図と同様で゛あるので゛、省略する
第3図に示した装置は、第2図に示した本考案の実施例
に記憶回路を付加したもので゛、前述したような記憶を
必要とする場合に、開先幅に対応した信号゛を記憶させ
るようにしたものである。
すなわち開先幅検出器12の出力電圧を第1のA/D変
換器13によりテ゛イジタル信号に変換して第1の記憶
回路14に記憶させ、トーチが記憶した信号の位置に達
したときに、図示しない装置から出力された制御パルス
Pによって第1の記憶回路14に記憶した信号をディジ
タル信号として出力させ、第1のD/A変換器15によ
って、アナログ電圧信号に変換して電圧−抵抗値変換器
20に供給する。
以下の動作は第2図の場合と同様であるので省略する。
また第3図の装置において、開先中心を検出している場
合には、前述した開先幅に対応した信号をも記憶させる
すなわち、開先中心検出器11の出力信号を第2のA/
D変換器16によりディジタル信号に変換して第2の記
憶回路17に記憶させ、トーチが記憶した信号の位置に
達したときに、図示しない装置から出力された制御パル
スPによりその記憶した信号をテ゛イジタル信号として
出力させ、第2のD/A変換器18によりアナログ電圧
信号に変換して第1の加算器5に供給する。
その他の動作は第1図の場合と同様であるので省略する
尚上記各実施例では、開先幅を検出して開先幅に対応し
た電圧を出力する開光幅検出器として、可変抵抗器を利
用したものを示して説明したが、この開光幅検出器とし
ては差動変圧器等の高感度検出素子を用いることか゛で
゛きるのは勿論であり、高感度検出素子を用いた場合に
は開先幅の検出感度を高めることができる。
また開先幅の検出を電流または周波数等の電気信号とし
て検出しこjしを開先幅に対応した電圧に変換するよう
にした開先幅検出器を用いることもで゛きる。
以上のように、本考案によれば、開先幅検出器の出力電
圧を抵抗値に変換する電圧・抵抗値変換器を設けたので
、開先幅の検出に差動変圧器その他の高感度検出素子を
用いることができ、開先幅の検出感度を高めることがで
きる。
また電圧・抵抗値変換器は溶接装置の近傍に配置する必
要がないので、オシレート信号発生器と電圧・抵抗値変
換器との間の距離を短くすることができ、オシレート信
号へのノイズの混入を防止して遠隔制御を確実に行なう
ことができる利点か゛ある。
更に、記憶回路の出力電圧信号によってもオシレート信
号の振幅を制御することが可能になるので、開先幅が細
かく変化するような場合でも適確にオシレート動作を行
なわせることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、従来の電気的オシレート装置の接続図、第2
図は本考案の一実施例を示す接続図、第3図は本考案の
装置に記憶回路を付加した例を示す接続図である。 2・・・・・・溶接用トーチ、3・・・・・・オシレー
ト信号発生器、8・・・・・・駆動機構、9・・・・・
・トーチ位置検出器、12・・・・・・開先幅検出器、
20・・・・・・電圧抵抗値変換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予め設定された波形のオシレート信号を出力するオシレ
    ート信号発生器と、開先幅を検出して開先幅に対応した
    電圧を出力する開先幅検出器と、前記開先幅検出器の出
    力電圧を該出力電圧に対応した抵抗値に変換する電圧・
    抵抗値変換器と、トーチのオシレート中の各位置に対応
    した信号を出力するトーチ位置検出器と、前記オシレー
    ト信号と振幅を前記電圧・抵抗値変換器によって得られ
    た前記抵抗値に応じて変化させた信号と前記トーチ位置
    検出器の出力信号との差の信号を入力としてトーチをオ
    シレートさせる駆動機構とを具備し、開先幅に対応させ
    てオシレート幅を変化させることを特徴とするアーク溶
    接用オシレート装置。
JP1977097955U 1977-07-22 1977-07-22 ア−ク溶接用オシレ−ト装置 Expired JPS5814055Y2 (ja)

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JPS5425229U JPS5425229U (ja) 1979-02-19
JPS5814055Y2 true JPS5814055Y2 (ja) 1983-03-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044145A (ja) * 1973-08-22 1975-04-21
JPS5166988A (ja) * 1974-12-07 1976-06-10 Shin Meiwa Ind Co Ltd Jidoichiseigyosochi

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044145A (ja) * 1973-08-22 1975-04-21
JPS5166988A (ja) * 1974-12-07 1976-06-10 Shin Meiwa Ind Co Ltd Jidoichiseigyosochi

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