JPS58137663A - ベルト式動力伝達装置の冷却装置 - Google Patents

ベルト式動力伝達装置の冷却装置

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JPS58137663A
JPS58137663A JP57029329A JP2932982A JPS58137663A JP S58137663 A JPS58137663 A JP S58137663A JP 57029329 A JP57029329 A JP 57029329A JP 2932982 A JP2932982 A JP 2932982A JP S58137663 A JPS58137663 A JP S58137663A
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Japan
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chamber
belt
drive
face
pulley
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Yasuo Ikenotani
池ノ谷 保男
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車におけるベルト変速機室の冷却装置
にかかり、特に内気循環式冷却装置に関する。
自動二輪車の中でも比較的エンジン出力が小さく、駆動
輪への伝達トルクが小さい自動二軸車においては、エン
ジンのクランクシャフトの回転を駆動軸に伝達する手段
として、ゴムを主体とするドライブベルトが使用されて
いる。そして変速には、エンジンの回転数の増加に伴な
う遠心力の利用によりクランクシャフト側のプーリのピ
ッチを自動的に変え、それに応じて駆動軸側のプーリの
ピッチが変化して自動的に回転比が変る無段変速機が一
般に採用され、運転の軽便性が図られている。
上記ベルト駆動による自動変速機構は、簡単な構造で無
段変速が行なえるので、特に自動二軸車のような小型で
安価な、しかも広範囲の使用回転ゾーンが要求される機
種に対して極めて有効である。
しかし、その反面、駆動輪への動力伝達力が(ベルト摩
擦係数)×(押圧力)で決定されるため、大きな伝達力
を得ようとしてベルトの押圧力を大きくすると、ベルト
とプーリとの間に発生する摩擦熱によりベルトが過熱し
て動力伝達力に制限があり、適用する車輌に対する出力
または排気量の制約が大きいという欠点がある。
一方、塵攻、泥、水等の侵入を防いでベルトの耐久性を
確保するため、変速機を変速機室に収め、外部と遮断し
ている。そのため上記発熱により変速機室内の温度の上
昇を促進され1機械的強度を保持するゴム系のベルトの
寿命に影響を与える。
本発明は上記従来の問題点に着目し、変速機室内におい
て発生するベルトの摩擦熱を内気循環作用により変速機
室のケースに効果的に伝達させ、外部への放熱性能を高
め得るようにした自動二輪車におけるベルト変速機室の
冷却装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
上記目的達成のため1本発明においては、エンジンのク
ランクシャフトから駆動軸側のドリブンシャフトへ回転
伝達に、エンジン回転数の増加に伴なう遠心≠なりクラ
ンクシャフト側のドライブプーリのピッチが自動的に変
り、これに応じて駆動軸側のドリブンプーリのピッチが
変化して自動的に変速比が変るベルト変速機を用い、二
のベルト変速機を密閉構造の変速機室内に収納した構成
を有するものにおいて、前記ドライブプーリおよびドリ
ブンプーリの一部にファンを設け、前記変速機室内を前
記ベルトの回転面に平行して設置する中仕切パツキンに
より左右2室に区分してなり、前記各、プーリのファン
により前記変速機室内の空気を前記一方の室を往路とし
、他方の室を復路として循環するようにし、これにより
プーリとベルトとの間において発生する熱を変速機室を
構成している外壁部材に効果的に接触させ、二の外壁を
通じ外部への熱の放散能率を向上せしめて変速機室内、
ひいてはベルトの冷却効果を高めるようにしたことにあ
る。
以下本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する。
自動二輪車は、第1図にその一例を示すように、車体1
の後方部位にエンジン2が搭載され、二のエンジン2の
後方にキャブシタ3.エアクリーナ4がそれぞれ配設さ
れるとともに、車体1の左側に変速機室5が設置されて
いて、二の内部においてエンジン2の回転を駆動軸とな
る後軸6に変速して伝達するベルト変速機構が内装され
ている。
上記ベルト変速機構それ自体は公知技術に属するが、そ
の概略を第2図および第3図を参照して説明すると、エ
ンジン2のクランクシャフト7の左側に遠心式可変ピッ
チ構造のドライブプーリ8が、後輪6に回転を伝達する
ドリブンシャフト9上に可変ピッチ構造のドリブンプー
リ1oがそれぞれ設けられ、これらのプーリ8,1o間
にゴムを主体として形成されたVベルト構造のドライブ
ベルト11が掛回され、エンジン2の回転をドリブンシ
ャフト9に伝達し、このドリブンシャフト9の反対端側
に設けられた減速ギヤ12.13を介してファイナルシ
ャフト14から後軸6に回転が伝達されるようになって
いる。
前記ドライブプーリ8は、ムーバブルドライブフェース
15と、熱伝導性のよい例えばアルミニウムにより形成
されたドライブフェース16とがらなり、ムーバブルド
ライブフェース15は、クランクシャフト7に外嵌され
たドライブフェースカラー17の外周にオイルシール1
8,19を介して軸方向に摺動自在に嵌挿され、またド
ライブフェース16は、クランクシャフト7の軸虻に嵌
挿されて該軸端に螺合されるナツト2oにより前記カラ
ー17端に圧接固定されている。
前記ムーバブルドライブフェース15にはランププレー
ト21が固着されており、二のランププレート21とム
ーバブルドライブフェース15の背面との間にはウェイ
トローラ22が介在されている。前記ランププレート2
1とムーバブルドライブフェース15の背面との間隔は
、その外周方向になるにつれて次第に幅狭は形成されて
おり、ウェイトローラ22が遠心力を受けて外方に移動
するときその遠心力に釣合った位置までムーバブルドラ
イブフェース15がドライブフェース16方向に移動さ
れ、ピッチが定められるようになっている。
つぎにドリブンプーリ1oは、ドリブンシャフト9上に
ベアリング23.23を介して回転自在に外嵌されるド
リブンフェースボス24に溶着されたドリブンフェース
25と、前記ドリブンフェースボス24上に摺動可能に
嵌挿されたムーバブルトリフンフェース26とがらなり
、二のムーバブルドリブンフェース26は、そのボス部
27に軸線方向に対し所定角度(45°程度)傾斜して
切設されたカム溝28を有し、このカム溝28にドリブ
ンフェースボス24に植設されたピン29が嵌入されて
いて、ムーバブルドリブンフェース26の進退に応じ自
己回転されるようになっている。
そして二のムーバブルドリブンフェース26は。
ドリブンフェースボス24の端部にナツト3oにより固
定されたクラッチプレート31との間に介在するスプリ
ング32の伸長力によりドリブンフェース25の方向に
偏倚され、ドライブベルト11の張力にスプリング32
の力がバランスした位置にムーバブルドリブンフェース
26が位置されるようになっている。
前記ドリブンシャフト9の軸端には、断面が略コ字状を
なす椀状のクラッチアウタ33が該軸端に螺合されるナ
ツト34により固定され、このクラッチアウタ33の円
筒状の周側部35の内面にはクラッチシュー36が設け
られており、前記クラッチプレート31に固着された遠
心クラッチ37に摺接自在とされていて、前記ドリブン
フェースボス24があらかじめ設定された回転数以上に
なったとき遠心クラッチ37がクラッチアウタ33に接
合してドリブンシャフト9に回転を伝達するように配設
されている。
つぎに本発明に関する冷却装置部分について説明する。
本発明における変速機室5は密閉構造とされているが、
その構成は、エンジン2のクランクケースに連設される
ケース38と、このケース38に最中合せして結合され
るカバー39とがらなり、これらケース38とカバー3
9との接合面間には中仕切パツキン40が介挿されてい
て、このパツキン40により上記接合面間の気密の確保
と変速機室5内を大略2分割し、クランクケース側のA
室とカバー39側のB室とを区画形成している。
そして前記ドライブプーリ8およびドリブンプーリ10
は、前記A室とB室との間に位置され、二の部分のパツ
キン40には該プーリ8,10を許容する孔41.42
が穿設されている6前記ドライブプーリ8の外周囲半周
域をとりまく変速機室5の端部分の内周面は、クランク
シャフト7の軸心に対し第2図示のようにドライブプー
リ8の回転方向に次第に拡張する渦室43とされている
前記ドライブプーリ8のドライブフェース16の背面に
は、第2図に示すように回転方向に凹面を有するタービ
ン翼状のファン44が放射状に形成され、これらファン
44の先端はカバー39の内面に可及的近接されている
前記ドライブプーリ8の部分には、前記A室とB室のド
ライブシャフト9の軸端部位に対応するドライブフェー
ス16の中心部分とにわたり空気の連絡通路45が設け
られている。なお第3図においては、便宜上第2図の連
絡通@45部分を90゜展開した状態として示されてい
る。
二の連絡通路45は、第5図に示す通路部材46によっ
て構成されている。すなわち、この通路部材46は、ケ
ース38側に設けられたボス部にねじ47.47により
固定するための弧状に延びる取付脚部48と、この取付
脚部48の中間部分において該取付脚部48に対し直角
に連設された通路面部49と、この通路面部49の末端
からさらに直角に下方に連設される誘導面部50とがら
なっており、二の誘導面部50はその外面両側縁にカバ
ー39の内面に接して共振を防止するための防振ラバー
51.51が取付けられ、さらに誘導面部50の下端は
凹曲状にえぐられて、風が誘導面部50の前後面方向に
分散して流出されるようになっている。これ1によりA
室とB室とは前記通路面部49の上面部分の空間を通じ
て連通する連絡通路45が確保され、かつA室からB室
に入る風はドライブフェース16の中心部に、流入し、
二のドライブフェース16のファン44により中心から
外周方向に放出する流路系統を保証している。
一方、ドリブンプーリ10側においては、ドリブンフェ
ース25の脊面にドリブンフェースブアン52が放射方
向に設けられている。そしてドリブンフェース25の平
担面部53には、ドリブンシャフト9の軸心を中心とし
て複数の通気孔54゜54・・・が一定の間隔をおいて
環状に配設され、これと相対向するムーバブルドリブン
フェース26の平担面部55には前記ドリブンフェース
25の通気孔54.54・・・と対応して同一間隔をお
いて通気孔56,56・・・が環状に配設されている。
二のドリブンフェース25とムーバブルドリブンフェー
ス26との各通気孔54と56との関係は、第4図に示
すようにドリブンフェース25に対しムーバブルドリブ
ンフェース26がカム溝28とピン29との関係により
回転して最接近したとき、換言すればドリブンプーリ1
0のピッチが最大のときに両者の通気孔54.56が略
合致するようになっており、離反するにつれて通気孔5
4.56の位置が次第にずれるようになっている。
前記クラッチアウタ33の周側部35の外周面には、第
2図に示すようにプレスにより打抜いて形成されたクラ
ッチアウタファン57が風をクラッチアウタ33の外周
に送る方向に軸線に対し所定の角度をもつようにして放
射状に固着され、このファン57の先端は、カバー39
の外方にクラッチアウタ33の形状に即して膨出形成さ
れたクラッチアウタ収納凹部58の内周面に可及的近接
され  、ている。
また、クラッチアウタ33の側面部には、第2図示のよ
うにドリブンシャフト9の細心を中心として通気孔59
,59・・・が環状に配設され、さらにクラッチプレー
ト31にも前記クラッチアウタ33の通気孔59.59
・・・に対応する通気孔60゜60・・・が環状配置さ
れており、これら通気孔59゜60を通じて入る風がド
リブンフェースボス24の周囲および遠心クラッチ37
の部分を通って前記ドリブンプーリ8の各フェース25
.26の通気孔54.56に流入し、A室に至る流路を
保証している。
前記クラッチアウタ収納凹部58の周面61から側面6
2にかけての内面で、クラッチアウタ33のクラッチア
ウタファン57の端部からその通気孔59を越える範囲
にわたり誘導フィン63.63が設けられ、これらフィ
ン63,63により風が前記通気孔59に誘導されるよ
うになっている。
なお、この誘導を助長するため、第6図に示すように、
誘導フィン63.63の末端の内面に弧状の誘導壁64
を設け、この誘導壁64の内面に沿って流れ今風がクラ
ッチアウタ33の通気孔59に丁度望むようにすれば一
層効果をあげることができる。
つぎに作用を説明する。−【 ドライブフェース16とドライブベルト11との間で発
生する熱は、熱伝導率のよいアルミニウム製のドライブ
フェース16に伝えられ、これに設けられたドライブフ
ェースファン44がその広い表面積により放熱するとと
もに、このファン44の回転により後方へ送られる。二
の空気は中仕切パツキン40により仕切られたB室内を
後方に移動するとき、カバー39に熱伝達し、外部に熱
を放散する。またそのとき空気はドライブベルト11の
表面にも流れるので、ドライブベルト11自体の熱を奪
い去る作用をも司る。こうして後方に達した空気は、ク
ラッチアウタ33の周側部外周のクラッチアウタファン
57によりクラッチアウタ33の外側に送られてカバー
39のクラッチアウタ収納凹部58内の中心部に吹き込
まれる。そこで誘導フィン63に接して放熱冷却作用を
受けるとともに二のフィン63により整流作用を受けて
クラッチアウタ33の通気孔59に流入し、クラッチプ
レート31の通気孔60を通ってムーバブルドリブンフ
ェース26に吹き当る。この空気はドラブフェースブア
ン52の遠心力の作用を受けてムーバブルドリブンフェ
ース26とドリブンフェース25との通気孔54.56
を通ってへ室内に吹き出され、ドライブベルト11とド
リブンプ−リ10の各フェースとの間において生じる熱
を奪って腋部の加熱を防止する。
A室内に流入した温度の高い空気は、ケース38に接し
て熱を放散しながら前方に移動し、その間に温度が低下
した空気はドライブフェース16のファン44の作用に
よって連絡通路45の通路面部49.誘導面部50を通
ってB室内に流入する。
二の空気はドライブプーリ8の中心部に流入し、ドライ
ブフェース16のファン44の遠心力の作用により外周
方向に吹きとばされる。二のドライブフェース16の周
囲にある渦室43は、流入空気の速度を低下する二とな
く流量を確保するよう徐々に体積が増大する形状とされ
ているので、抵抗なくB室の後方側へ送られる。
このようにして密閉された変速機室5内を内気循環方式
によって空気が流れ、ドライブベルト11と各プーリと
の間において発生する熱を効果的に冷却することができ
る。
以上説明したように、本発明による自動二輪車における
変速機室の冷却装置は、エンジンのクランクシャフトか
ら駆動軸側のドリブンシャフトへの回転伝達に、エンジ
ン回転数の増加に伴なう遠心力によりクランクシャフト
側のドライブプーリのピッチが自動的に変り、これに応
じて駆動軸側のドリブンプーリのピッチが変化して自動
的に変速比が変るベルト変速機を備え、二のベルト変速
機を密閉構造の変速機室内に収納した構成を有するもの
において、前記ドライブプーリおよびドリブンプーリの
一部にファンを設け、前記変速機室内を前記ベルトの回
転面に平行して設置する中仕切パツキンにより左右2室
に区分し、前記各プーリのファンにより前記変速機室内
の空気を前記一方の室を往路とし、他方の室を復路とし
て内部で循環するようにしたので、プーリとベルトとの
間において発生する熱を変速機室を構成している外壁部
材に万遍なく効果的に接触させる二とができ、この外壁
面を通じ外部への熱の放散を能率よく行なわせることが
できて、密閉型の変速機室であってもその冷却効果を著
しく高める二とができる。
したがってベルトの発熱を軽減し、その耐用寿命を大巾
に延長することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する自動二輪車の一例を示す側面
図、第2図は本発明のよる冷却装置を備えた変速機室の
一部を断面とした側面図、第3図は同水平断面図、第4
図はドリブンプーリの平面図、第5図は通路部材の斜視
図、第6図は第3図における誘導フィンの変形例を示す
一部の断面図である。 1・・・車体、2・・・エンジン、5・・・変速機室、
7・・・クランクシャフト、8・・・ドライブプーリ、
9・・・ドリブンシャフト、10・・・ドリブンプーリ
、11・・・ドライブベルト、15・・・ムーバブルド
ライブフェース、16・・・ドライブフェース、24・
・・ドリブンフェースボス、25・・・ドリブンフェー
ス、26・・・ムーバブルドリブンフェース、28・・
・カム溝、29・・・ピン、31・・・クラッチプレー
ト、33・・・タラツチアウタ、37・・・遠心クラッ
チ、38・・・ケース、39・・・カバー、40・・・
中仕切パツキン、43・・・渦室、44・・・ドライブ
フェースファン、45・・・連絡通路、46・・・通路
部材、48・・・取付脚部、49・・・通路面部、50
・・・誘導面部、51・・・防振ラバー、52・・・ド
リブンフェースファン、54.56.59.60・・・
通気孔、57・・・クラッチアウタファン、63・・・
誘導フィン。 出 願 人   本田技研工業株式株社代理人 弁理士
  渡 部 敏 彦 手続補正帯 (自発) 昭和58年3月22日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第29329号 2、発明の名称 ベルト式動力伝達装置の冷却装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出頴人 住所 東京都渋谷区神宮前6丁目27番8号名称 (5
32)   本田技研工業株式会社代表者   河  
島  喜  好 4、代理人 住所 東京都豊島区東池袋3丁目2番4号サンシャイン
コーケンプラザ301号 5、補正の対象 (1)願書の発明の名称の欄及び明細書の特許請求の範
囲の欄及び発明の詳細な説明の欄及び6、補正の内容 (1)本願の願書を別紙の通りに補正する。 (2)本願の明細書の特許請求の範囲を別紙の通りに補
正する。 (3)本願の明細書の第1頁第3行目「自動二輪車にお
けるベルト変速機室の冷却装置」とあるを「ベルト式動
力伝達装置の冷却装置」に訂正する。 (4)同第2頁第2行目「自動二軸車におけるベルト変
速機室」とあるを「ベルト式動力伝達装置」に訂正する
。 (5)同頁第5行目「自動二軸車」とあるを「例えば自
動:軸車」に訂正する。 (6)同頁第16行目「ベルト駆動による自動変速機構
」とあるを「ベルト式動力伝達装置」に訂正する。 (7)同第3頁第9行目、第13行目「変速機室」とあ
るをrケース」に訂正する。 (8)  同頁第15行目「変速機室の」とあるを削除
する。 (9)同頁第16行目から第17行目「自動二軸車にお
けるベルト変速機室」とあるを「ベルト式動力伝達装置
」に訂正する。 (lO)同頁第19行目から第4頁第13行目「エンジ
ン−循環するようにし、」とあるを以下の文章に訂正す
る。 「 ドライブブーりと、ドリブンプーリと、これららの
両ブーりに掛回されるドライブベルトとを収納するケー
スを有するベルト式動力伝達装置の前記プーリの少なく
とも一方にファンを固着すると共に、前記ケースを2室
に画成する中仕切を設け、一方の室を往路、他方の室を
復路として前記ケース内の気体を前記ファンにより循環
させるようにしたので、」 (11)同第4頁第14行目から第15行目「変速機室
を構成している外壁部材」とあるをrケース」に訂正す
る。 (12)同頁第15行目「外壁」とあるをrケース」に
訂正する。 (13)  同頁第16行目から第17行目「変速機室
内。 ひいては」とあるを削除する。 (14)同第5頁第5行目「変速機室」とあるを「変速
機ケース」に訂正する。 (15)同第6頁第1行目から第3行目「ムーバブルド
ライブフェース15と、熱伝導性のよい例えばアルミニ
ウムにより形成された」とあるを1伝導性のより例えば
アルミニウムにより形成されたム・−バブルドライブフ
ェース15と」に訂正する。 (16)  同頁第11行目「ムーバブルドライブフェ
ース15には」とあるを「ムーバブルドライブフェース
15に対向してクランクシャフト7には」と訂正する。 (17)  同第7頁第9行目「そのボス部27」とあ
るを「第4図に示すようにそのボス部27」に訂正する
。 (18)  同第8頁第16行目「変速機室」とあるを
rケース」に訂正する。 (19)同頁第18行目及び第20行目rケース38」
とあるをVケース部38」に訂正する。 (20)同9頁第1行目「介挿」とあるを「介在」に訂
正する。 (21)同頁第2行目から第3行目及び第10行目「変
速機室」とあるをrケース」に訂正する。 (22)同頁第14行目「ドライブフェース」とあるを
「フェース」に訂正する。 (23)同第10頁第7行目rケース38」とあるをケ
ース部38」に訂正する。 (24)  同第13頁第16行目「ドライブフェース
16」とあるを「ドライブプーリ8」に訂正する。 (25)同頁第18行目「ドライブフェース16」とあ
るを「ドライブフェース15,16Jに訂正する。 (26)同頁第18行目から第19行目「これに設けら
れた」とあるを削除する。 (2))同頁第20行目「放熱する」とあるを「放熱を
助長する」に訂正する。 (28)  同第14頁第19行目「通気孔54,56
Jとあるを「通気孔56,54Jに訂正する。 (29)同第15頁第3行目[ケース38」とあるをケ
ース部38」に訂正する。 (30)同頁節15行目「変速機室」とあるをrケース
」に訂正する。 (31)  同頁筒19行目から第16頁第14行目r
自動二輪車〜循環するようにしたので、」とあるを以下
の文章に訂正する。 「ベルト式動力伝達装置の冷却装置は、ドライブプーリ
と、ドリブンプーリと、これらの両プーリに掛回される
ドライブベルトとを収納するケースを有するベルト式動
力伝達装置の前記プーリの少なくとも一方にファンを固
着すると共に、前記ケースを2室に画成する中仕切を設
け、一方の室を往路、他方の室を復路として前記ケース
内の気体を前記ファンにより循環させるようにしたので
、」 (32)同頁節15行目から第16行目「変速機室を構
成している外壁部材」とあるをrケース」に訂正する。 (33)  同頁筒16行目から第17行目[ることが
でき、この外壁面を通じ」とあるを削除する。 (34)同頁筒18行目「変速機室」とあるを「ベルト
式動力伝達装置」に訂正する。 (35)  同第17頁第5行目及び第10行目「変速
機室」とあるをrケース」に訂正する。 (36)  同頁筒18行目「38・・・ケース」とあ
るを「38・・・ケース部」に訂正する・ (37)本願明細書に添附した図面の第3図及び第5図
を別紙の通りに補正する。 特許請求の範囲 11互造乱111」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 】、エンジンのクランクシャフトから駆動軸側のトリセ
    ブンシャフトへの回転伝達に、エンジン回転数の増加に
    伴なう遠心力によりクランクシャフト側のドライブプー
    リのピッチが自動的に変り、これに応じて駆動軸側のド
    リブンプーリのピッチが変化して自動的に変速比が変る
    ベルト変速機を用い、二のベルト変速機を密閉構造の変
    速機室内に収納した構成を有するものにおいて、前記ド
    ライブプーリおよびドリブンプーリの一部にファンを設
    け、前記変速室内を前記ベルトの回転面に平行して設置
    する中仕切パツキンにより左右2室に区分してなり、前
    記各、プーリのファンにより前記変速機室内の空気を前
    記一方の室を往路とし、他方の室を復路として循環すよ
    うにしたことを特徴とする自動二輪車におけるベルト変
    速機室の冷却装置。
JP57029329A 1981-12-29 1982-02-25 ベルト式動力伝達装置の冷却装置 Granted JPS58137663A (ja)

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ES82518615A ES8401395A1 (es) 1981-12-29 1982-12-28 Un dispositivo de transmision por correa.
US06/454,455 US4493677A (en) 1981-12-29 1982-12-29 Belt transmission having circulated air cooling function
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US4671782A (en) * 1984-05-28 1987-06-09 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Cooler for a belt type stageless transmission
EP1433645A3 (en) * 2002-12-26 2006-06-07 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha V-belt type continuously variable transmission

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