JPS5813189A - 多段ウエスコポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えば水中式多段クエスコ、ボン７の改良に
関するものである。

従来のこの種のクエスコポンプを第１図〜第４図に従っ
て説明する。図において、（１）は例えば井戸水内に浸
漬される水中電動機（以下電動機という）　、（２）は
この電動機（１）の上部ブラケット、（２ａ）は仁の上
部ブラケット（２）の中心部に設けられた段付貫通孔、
（３）はこの段付貫通孔（２ａ）に嵌合されたオイルシ
ール、（４）は上記上部ブラケット（２）の端面に圧接
する砂防部材で中心部に貫通孔（４ａ）が設けられてい
る。（５）は上記上部ブラケット（２）に結合された吸
込フレームで側部に吸水孔（５ａ）を有している。（６
）は上記吸込フレーム（５）の上部に結合された吸込ケ
ーシング、（６ａ）はこの吸込ケーシング（６）に設け
られた吸込口で上記吸水口（５ａ）と連通している。な
お吐出口が上記吸込口（６ａ）と水切壁を介して所定の
角度で配設されている（図示せず）、（７）は上記吸込
ケーシング（６）に結合されたケーシングで吸込口（７
ｂ）と吐出口（７ｃ）とが上記吸込ケーシング（６）の
吸込口（６ａ）と吐出口との配役角度と同一角度に形成
されると共に１吸込口（７ｂ）が上記吸込ケーシング（
６）の吐出口に対設している。（８）　Ｆｉ上記ケ−Ｅ
／リング７）の上ｆ！に結合されたケーシングカバーで
、吸込口（８りと吐出口（８ｄ）とが上記ケーシング（
ηの吸込口（７ｂ）と吐出口（７ｃ）との配設角度と同
一角度に配設され、上記吸込口−　（８０）が上記吐出
口（７ｃ）に対設している。（８ａ）は上記ケーシング
カバー（８）の一端内周面に刻設；れた雌ねじ、（８ｂ
）はこの雌ねじ（８ａ）に連通ずる水通路、（６１））
　（７ａ）は上記吸込ケーシング（６）及び上記ケーシ
ング（７）に設けられた貫通孔、（９）は上記電動機（
１）の回転軸で、上記貫通孔（４ａ）　、　（６１）３
　、（’ｉａ）を貫通して上記ゲージングカバー（８）
内に突出している。（１０）は上記回転軸（９）Ｋ嵌着
されると共に上記吸込ケーシング（６）と上記ケーシン
グ（ηとの対向端面との間に細隙を介して対設し、上記
吸込ケーシング（６）と上記ケーシング（ηとで包囲さ
れた第１のハネ車、（１１）は上記回転軸（９）に嵌着
されると共に上記ケーシング（ηと上記ケーシングカバ
ー（８）との対向端面との間に細隙を介して対役し、上
記ケーシング（７）と上記ケーシングカバー（ｓ）とで
包囲された第２のハネ本、（１２）ハ多数の細孔（１２
＆）を有する円形平板状のストレーナ、で、上記吸込；
レーム（５）と上記吸込ケーシング（６）ネ車（ｌＯ）
とで１段目のクエスコポンプ（１３）を構成シ、上記ケ
ーシング（ηと上記ケーシングカバー（８）及び上記第
２のハネ車（１１）とで２段目のクエスコポンプ（１４
）を構成１ている。（１５）は上記雌ねじ（８ａ）に螺
着結合された送水管で、地上に設置された圧力タンクＣ
図・示せず）に連通している。（１６）は一端部が上記
竜、動機（１）の固定子コイルＣ図示せず）Ｋ接続され
他端部が電源に接続される給電ケ　　　　１−グルであ
る。

次にこのように構成されたものの動作について説明する
。電源スィッチを閉成すると回転軸（１９）第１のハネ
車（１０）及び第２のハネ＊　（ｎ）が回転する。第１
、第２のハネ４ｉ　（１０）、（１１）が回転すると例
えば電動機（１）及びポンプ部分が浸漬される井戸内の
水は吸水口（５ａ）→吸込フレーム（５）内→ストレー
ナ（１２）→吸込口（６ａ）→吐出口→吸送口（７ｂ）
→吐出口（７Ｃ）−吸込口（８Ｃ）−吐出口（８ｄ）−
車通路（８ｂ）→雌ねじ（８＆）→送水管（１５）を介
して圧力タンク内圧揚水されることになる。この場合１
段のクエスコポンプ（１３）で昇圧された井戸水＃−１
２段のクエスコポンプ（１４）で更に昇圧されて送水管
（１５）より圧力タンク内に圧送される。この場合クエ
スコボシプの宿命的な課題である吐出側圧力が吸込側圧
力よりも大となるため、１段のクエスコポンプ（１３）
では第２図に示す如く吐出側圧力と吸込側の圧力差が（
ＩＬ）矢の方向に作用し、２段のクエスコポンプ（１４
）では第３図に示す如く圧力差が（ｄ）矢の方向に作用
しその合成力が第４図に示す□如く（ｔＯ矢の方向く作
用する。クエスコポンプにおいては高揚　または高揚水
量を図る場合には多段のクエスコポンプにすることによ
って対処しているが、多段化するに伴なって上記の圧力
差は益々大きくなると共に回暉軸（９）が電動機（１）
の軸受部から更に突出するようになるので回転軸（９）
及びこの回転軸（９）を支承する軸受に作用する圧力差
による荷重の影響は益々悪くなる。即ち回転軸（９）に
加わる曲げモーメントが大きくなって回転軸（９）の撓
みが大となり、このため回転軸（９）を支承する軸受が
早期に損傷したり、回転軸（９）の撓みのために回転軸
（９）と吸込ケーシング（６）とが摺接、あるいは回転
軸（９）とケーシング（ηとが摺接して回転軸（９）、
吸込ケーシング（６）及びケーシング（ηが早期に損傷
する支点があった。

また、回転軸（９）と吸込ゲージング（６）、ケーシン
グ（ηとの摺接により電動機（１）の効率が低下する欠
点があった。また、このような欠点を解消するために１
段、２段のクエスコポンプ（１３）　、（１４）の圧力
差の合成力を相殺すればよいが、１段、２段のクエスコ
ボンプ（１３）を直結する場合には各段のクエスコポン
プ（１３）　、（１４）のポンプ作用通路の長さが短か
くなり、ポンプ特性が低下する欠点がある。特にクエス
コポンプの段数が少ない場合にはポンプ・特性の低下が
大きくなる。

この発明はこのような従来の多段クエスコポンプの欠点
をボンタ特性を゛低下させ′慝ことな“〈解消しようと
してなされたもので、第５図〜第７図に従ってこの発明
の一実施例について説明する。（１７）はケーシング（
ηとケーシングカバー（８）との間に介在され且つ咳ケ
ーシング（ηとケーシングカバー（樟とに結合された中
間室で、円周角／クエスコポンプの段数＝３６０度／　
２　＝　１８０度に配設された吸込口と吐出ｑとを有し
ている。（７ｂ）　、　（７ａ′）Ｆｉ−３段のクエス
コポンプ（１３）のケーシング（ηに設けられた吸込口
と吐出口で円周角／クエスコポンプの段数＝１８０度に
配設されて吟る。（８ｃ）　、（８４）は２段のクエス
コポンプ（１４）のケーシングカバー（８）　Ｋ投口と
吐出口で円周角／クエスコポン プの段数＝１８０度に゛配設されている。なお、上記ゲ
ージング（ηの吐出口（７Ｃ）に上、Ｉ！！、中間室（
１７）の吸込口が対設するように結合され、上記中間室
（１７）の吐出口に上記ゲージングカバー（８）の吸込
口（８Ｃ）が対設するように結合されている。その他の
構成は従来の２Ｒクエスコポンプと同様であるので説明
を省略する。

このように構成されたものにおいて、電源スィッチを閉
成すると回転軸（９）、第１のハネ車（１０）及び第２
のハネ＠　（１１）が回転し、井戸内の水は吸水口（５
ａ）→吸込フレーム（５）内→ストレーナ（１２）→吸
込口（６ａ）→吐出ロー吸込口（７ｂ）→吐出口（７Ｃ
）→中間室（１７）の吸込ロー中間室（１７）の吐出ロ
ー吸込口（８０）→吐出口（８（１）　→水通路（８Ｑ
’）−雌ねじ（８ａ）、７送水管（１５）を介して圧力
タンク内に揚水されることになる。また、１段のクエス
コポンプ（１３）では第　６図に示す如く吐出側圧力と
吸込側圧力との圧力差が（ａ）矢の方向に作出し、２段
のクエスコボンプ（１４）では第７図に示す如く吐出側
圧力と吸込側圧力との圧力差が（Ｊ）矢の方向に作用す
る。１段のクエスコポンプ（１３）　Ｏ圧力差の方向（
ＩＬ）と２段のクエスコポンプ（１４）のｉ、＝差の方
向（ａ）とは逆方向になり且？圧力差の大きさは等しい
から１段のクエス　　　　□コポンプ（１３）の圧力差
と２段のクエスコポンプ（１４）の圧力差とは相殺され
るととＫなる。また、１段のクエスコボング（１３）か
ら２段のり土スコポンプ（１４）までのポンプ作用通路
の長さはケーシング（７）の吸込口（７ｂ）から吐出口
（７Ｃ）までの長さに中間室（１７）の吸込口から吐出
口までの長さを加えた長さとなる。上記から回転軸（９
）及びこの回転軸（９）を支承する軸受には圧力差によ
る荷重は全く作用しないととＫなると共にポンプの作用
通路が中間室（１７）の吸込口から吐出口までの長さだ
け長くなるのでポンプ特性が低下しない。なお、この実
施例では２段のクエスコポンプについて□説明したがこ
の実施例に限定されるものではなく、例えη３段、４段
のクエスコポンプであってもよい。即ち例えば３段のク
エスコボングの場合には１段、２段のクエスコポンプの
闇に中間室を設け、ｔた２段、３段のクエスコポンプの
闇に中間室を設け、各段のクエスコポンプ及び各中間室
の吸込口と吐出１口との配設角度を円周角／　３　＝　
１２０度として１段のクエスコポンプの吐出口に第１の
中間室の吸込口を対設に第１の中間室の吐出口に２段の
クエスコポンプの吸込口を対設し、２段のクエスコボン
プの吐出口に第２の中間室の吸込口を対設すると共に第
２の中間室の吐出口に３段のクエスプポンプの吸込口が
対設するように結合したものであればよい。

この発明は以上説明したように複数段のクエスコポンプ
の各段の間に中間室を設けると共に各段のクエスコポン
プの吸込口と吐出口との配役角度を円周角をクエスコポ
ンプの段数で除した角度とし、各中間室を介して互に隣
接する各段のクエスコポンプの吸込口と吐出口とが互に
対向するように結合した構成としたしたので、各段のク
エスコポンプに発生する吐出側圧力と吸込側圧力との圧
力差が相殺さ゛れるので損傷の少ない長寿命の多段クエ
ス薯ボンを提供することができると共に効率の良い多段
のクエスコポンプを提供することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は従来の２段りエスコポンプを示すもの
で、第１図は一部断面図、第２図は１段のクエスコポン
プの吸込口と吐出口との配役位置と吐出側圧力と吸込側
圧力の圧力差の方向と矢きを示す図、第３図は２段のク
エスコポンプの吸込口と吐出口との配役位置と吐出側圧
力と吸込側圧力の圧力差の方向と大きさを示す図、第４
図は１段、２段のクエスコポンプの圧力差の合成力の方
向七人きさを示す図、第５図〜第７図はこの発明の一実
施例を示すもので、第５図は１部所面図、第６図Ｆｉ１
段のクエスコポンプの吸込口と吐出口との配設位置と吐
出側圧力と吸込側圧力との圧力差の方向と大きさを示す
図、第７図は２段のクエスコポンプの吸込口と吐出口と
の配設位置とｄ出側圧力と吸込側圧力の圧力差の方向と
大きを示す図である。 図中、（１）　Ｆｉ電動機、（勾は吸込フレーム、（６
）　Ｆｉ吸込ケーシング、（ηはケーシング、（７ｂ）
　、（８ｃ）は吸込口、（’Ｉａ）　、　（８４）は吐
出口、（８）はケーシングカバー、（８ａ）は雌ねじ、
（８ｂ）は、永Ｉ・通路、（９）　Ｉｆ　回転軸、（１
０）は第１のハネ車、（１１）Ｆｉ第２のハネ車、（１
３）は１段のクエスコポンプ、　（１４）は２段のクエ
スコポンプ、（ｌｓ）　Ｉｄ送水管、（１６）は給電ケ
ーブル、（なお、図中同一符号は同一または相当部分を
示す。 代　理　人　　葛　　野　　　　信　　−１ ’：、ｊｌ’：、□、 □ 第１図 第１図 第ｊ図 第を図 第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電動機、この電動機に多段に結合されると共に該
   電動機によって駆動される複数段のクエスコポンプを備
   えたものにおいて、上記複数段のクエスコポンプの各段
   の間に中間室を形成すると共に、上Ｅ４Ｓｆ＆のクエス
   コポンプの吸入口と吐出口との配設角度を円周角を上記
   クエスコポンプの段数で除した角度とし、且つ上記各中
   間室を介しそ互に隣接する各段の吸込口と吐出口とが互
   に対向するように結合したことを特徴とする多段クエス
   コポンプ。
2. （２）　各Ｒのクエスコポンプの吸入口と吐出口とは各
   段のケーシングと最終段のケーシングに結合されるケー
   シングカバーとに形成されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の多段クエスコポンプ。
3. （３）各中間室の吸込口は前段のケーシングの吐出口に
   対向し、各中間室の吐出口は後段のケーシングの吸込口
   に対向していることを特徴とする特許請求の１範１１＊
   １項記載の多段クエスコポンプ。