JPS5812438Y2 - コンデンサの巻込み装置 - Google Patents

コンデンサの巻込み装置

Info

Publication number
JPS5812438Y2
JPS5812438Y2 JP1977176564U JP17656477U JPS5812438Y2 JP S5812438 Y2 JPS5812438 Y2 JP S5812438Y2 JP 1977176564 U JP1977176564 U JP 1977176564U JP 17656477 U JP17656477 U JP 17656477U JP S5812438 Y2 JPS5812438 Y2 JP S5812438Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
winding core
rotating shaft
capacitor
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977176564U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54102631U (ja
Inventor
金寿 下田
征二 神野
Original Assignee
エルナ−株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルナ−株式会社 filed Critical エルナ−株式会社
Priority to JP1977176564U priority Critical patent/JPS5812438Y2/ja
Publication of JPS54102631U publication Critical patent/JPS54102631U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5812438Y2 publication Critical patent/JPS5812438Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンデンサペーパと電極箔とを可能な限り小
さくかつ硬く巻込んでコンデンサを形成するコンテ゛ン
サの巻込み装置に関するものである。
従来コンデンサペーパ及び電極箔の自動的な巻込み装置
は、第1図に示すように、円形の棒の中心・に縦方向の
摺割1を形成した2本の巻心2,2からなり、この摺割
1内に、コンデンサペーパ3の略中間位置を挿入して巻
心2,2を一体に矢印方向に回転スる。
コンデンサペーパ3が巻心2,2の外周に数回巻付いた
とき、両側から電極箔4,5を差込んで、コンデンサペ
ーパ3を中間にして2枚の電極箔4,5を重ねながら巻
込み、最後にコンデンサペーパ3のみ数回巻回した後先
端を貼着し、つぎに前記巻心2,2を抜き取って、第2
図に示すようなコンデンサ6を形成していた。
このような、摺割1を形成した2本の巻心2,2からな
るものは、第2図に示すように、巻心2,2を抜き取っ
た後の空胴部7,7が大きな体積を占めることと、コン
デンサペーパ3と電極箔4,5の巻込みを硬くすると、
2本の巻心、2,2がコンデンサペーパ3を挟んで密着
して巻心2,2の抜き取りが困難になるので、2本の巻
心2,2を円滑に抜き取るにはこれらの巻込みを柔くせ
ざるを得ないこととが相俟って、コンデンサ全体の形状
が大きくなり、半導体その他の部品の小型化とは逆行す
るとともに、前記のように柔く巻込むと、電気的な抵抗
値が大きくなり特性が悪くなるという欠点があった。
また1、巻心゛2,2は、2つ割りのため、巻込みと抜
き取りを繰返すと、巻心2,2・が弾性劣化して摺割1
が密着したり、巻心2,2が捩れたりして短期間で使用
不能になる欠点があった。
本考案はこのような欠点を改良するためになされたもの
で、主巻心とこの主巻心より細くて短かい副巻心とから
なり、最初の1〜数回は、これら2本の主副巻心の対峙
した位置でコンデンサペーパを巻込んだ後、主巻心だけ
の位置に移動してその後のコンデンサペーパと電極箔と
を巻込むようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を第3図a、l)、cおよび第
4図に基づいて説明する。
なお、第1図および第2図と同一部分は同一符号とする
第3図a、l)、cは、本考案による巻込みの原理を示
すもので、まず、同一回転軸の先端に、外周に巻込み時
の抵抗を有する3角柱の主巻心10と、この主巻心10
とわずかな間隙11をもって対峙し、かつ主巻心10よ
り短かい副巻心12とを設ける。
この状態で間隙11内にコンテ゛ンサペーパ3の略中間
部分を挿入してこれらの主巻心10と副巻心12との外
周に1〜数回巻込む。
この最初の巻込みが完了すると、回転軸を軸方向に移動
させて、副巻心12のない主巻心10のみの位置に移動
させる。
この副巻心12がなくなっても、主巻心10の外周が抵
抗をもっているのでもはやコンテ゛ンサペーパ3は解け
ることはない。
この状態で、b図のように、両側から電極箔4,5を差
込んで一体に巻込む。
コンテ゛ンサペーパ3と電極箔4,5との巻込みが完了
してコンデンサペーパ3の先端を貼着し、主巻心10を
抜き取ると、0図のようなコンテ゛ンサ6が形成される
これを公知の方法で含浸剤を含浸する等の処理をして完
成したコンデンサとする。
つぎに、前記主巻心10と副巻心12とは、具体的には
第4図に示すように構成される。
すなわち、13は、図示しない回転装置に伝動される回
転軸で、この回転軸13の先端には、この回転軸13の
軸心と略一致させて3角柱状で細い主巻心10を一体に
固着する。
また、この主巻心10よりもその長さが短かく、かつ主
巻心10とわずかな間隙11をもって対峙するように、
副巻心12を前記回転軸13に一体に固着する。
すなわち、副巻心12の長さは、コンデンサペーパ3の
巾よりやや長くシ、主巻心10の長さは副巻心12の長
さの約2倍とする。
このような構成において、主巻心10と副巻心12とが
対峙している位置Aの間隙11にコンデンサペーパ3を
挿入して回転軸13を回転して1〜数回巻込み、つぎに
、回転軸13とコンデンサペーパ3とが互いに離れる方
向に、回転軸13を移動せしめると、副巻心12が抜き
取られ、コンデンサペーパ3は主巻心10だけの位置B
に移動し、以下、第3図の要領で巻込みを行なう。
本考案は上述のように、副巻心12を巻込みの途中で抜
き取るようにしたので、巻心によって形成される中央の
空胴部分が主巻心10によるだけであるから、その体積
が小さく、シかも途中からの巻込みは、主巻心10のみ
に巻きつけるため、巻込みを硬くしても主巻心10の抜
き取りは簡単であり、したがって、コンデンサの形状が
小型化されるとともに電気的特性も良好であり、しかも
、主巻心10と副巻心12との長期の使用による弾性劣
化も生じない。
さらに副巻心12を抜き取る場合において、主巻心10
を長くしたので、回転軸13、主巻心10および副巻心
12を一体構造にでき、構成が簡単であるとともに、コ
ンデンサペーパ3の間隙11への挿入時には、長さの長
い主巻心10に沿って摺動せしめれば、その挿入操作も
容易になり、自動化がし易くなるなどのすぐれた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の巻込み装置の斜視図、第2図は従来の装
置により巻込んだコンテ゛ンサの平面図、第3図a、l
)、cは本考案による巻込み動作の原理説明図、第4図
は本考案による巻込み装置の1実施例の正面図である。 3・・・・・・コンデンサペーパ、4,5・・・・・・
i極’X、6・・・・・・コンデンサ、10・・・・・
・主巻心、11・・・・・・間隙、12・・・・・・副
巻心、13・・・・・・回転軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方向の回転と軸方向〜の°移動可能な回転軸と、この
    回転軸の先端の略軸心から一体に軸方向に伸びて設けら
    れた角柱状で細い主巻心と、前記回転軸の先端であって
    この主巻心、とわずかな間隙をもって対峙して設けられ
    たさらにこの主巻心より細くかつ長さの短かい副巻心と
    を具備し、コンデンサペーパを主巻心と副巻心との対峙
    位置に挿入して回転軸を1〜数回回転した後、巻込み装
    置が主巻心のみの位置になるように回転軸を軸方向に移
    動し、この位置で再び回転軸を回転して巻込みを行なう
    ようにしたことを特徴とするコンデンサの巻込み装置。
JP1977176564U 1977-12-29 1977-12-29 コンデンサの巻込み装置 Expired JPS5812438Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977176564U JPS5812438Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 コンデンサの巻込み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977176564U JPS5812438Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 コンデンサの巻込み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54102631U JPS54102631U (ja) 1979-07-19
JPS5812438Y2 true JPS5812438Y2 (ja) 1983-03-09

Family

ID=29185216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977176564U Expired JPS5812438Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 コンデンサの巻込み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5812438Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54102631U (ja) 1979-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5812438Y2 (ja) コンデンサの巻込み装置
FR2365388A1 (fr) Noyaux de fabrication de pieces coulees presentant des canaux notamment de petits diametres
JP5402523B2 (ja) 巻線部品
JPS6018181B2 (ja) コイル巻線插入機
JPS5863054A (ja) 界磁コイルの製造方法
JPH01308366A (ja) ロール紙巻取り装置
JPS5943686Y2 (ja) 整列巻線用巻枠
JP2001268862A (ja) 電動機のステータの製造方法
JPS5918852B2 (ja) 誘導電器コイルの中間タップ引出し方法
JPS6035210Y2 (ja) 固定インダクタ
JPH0753045Y2 (ja) 光ケーブルの構造
JP2686590B2 (ja) 平角コイルの製作方法
JP3071129U (ja) 釣竿用回転トップ
JP2528900Y2 (ja) 巻線用ノズル
JPH04138044A (ja) スロット絶縁フィルム
JPS6082576A (ja) 巻回体の製造方法
JPS6236256Y2 (ja)
JPS5931211U (ja) 静止誘導電器の巻鉄心
JPS5914965B2 (ja) コイルエンド支持体
JPH0686302U (ja) コイル部材
JPH0617212U (ja) ラインフィルタ用コイルボビン
JPH0410647Y2 (ja)
JPS58140316U (ja) コントロ−ルケ−ブルの端末装置
JPH031518U (ja)
JPS6236258Y2 (ja)