JPS5810999B2 - 表面処理装置 - Google Patents

表面処理装置

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JPS5810999B2
JPS5810999B2 JP10404779A JP10404779A JPS5810999B2 JP S5810999 B2 JPS5810999 B2 JP S5810999B2 JP 10404779 A JP10404779 A JP 10404779A JP 10404779 A JP10404779 A JP 10404779A JP S5810999 B2 JPS5810999 B2 JP S5810999B2
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
frame
clamping part
surface treatment
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP10404779A
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English (en)
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JPS5629696A (en
Inventor
小西陽夫
染野勇
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KOSAKU KK
Original Assignee
KOSAKU KK
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Publication date
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  • Chemically Coating (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は目的物を載せた受皿を液槽中に浸漬し、又こ
れを引上げて移送する表面処理装置に関し、特にその受
皿を揚げた軸が高速回転して付着液を遠心分離できるよ
うにしたことを主な特徴とするものである。
金属製品、半製品の酸洗工程、電解、非電解メッキ工程
、その他、目的物を次々と異なる液槽に浸漬してゆく表
面処理工程は少くない。
各液槽への浸漬時間は液の種類と処理目的により異り、
長時間を要するものであるため、この浸漬工程を自動化
することは難しかった。
高価な自動浸漬、移送装置を設置しても、これが各液槽
上で、処理時間中、及び処理後、付着液が落ちるのを待
っていたのでは採算がとれないからである。
この発明は、目的物を載せる受皿(又は籠)と、これを
液槽上へ運び、液中へ沈めたり引上げたりする機械部分
とを分離し、処理内容に応じて、機械部分は浸漬中、受
皿を回転させるか、あるいは受皿を液槽へ沈めたら、別
の槽の受皿を引上げて次の槽へ移すというように、状況
に応じて有効に働かす構想にもとづく。
さらに、その機械部分、つまりキャリアは単に人間の浸
漬、引上げ、移送作業を機械化するだけでない。
前述のように、浸漬中の製品受皿を低速回転して、製品
間隙部や表面に挾やくされ、付着した液と、化学反応で
生じた気泡とを液の流動により移動、除去し、効率よく
、ムラなく処理目的を達するようにした。
さらに、処理後、当該液槽上で遠心分離により付着液を
槽へ戻してから他へ移すようにしたのである。
以下、図面について、この発明の実施態様を説明する。
第1図はこの発明の一実施例をその走行方向から見た立
面図で、目的物を載せる受皿Pの外縁をつかむ挾持部1
、この挾持部1を下端につけた垂直ホール・スプライン
軸2、この軸2の上端を支持して昇降する昇降枠3及び
その案内材となる垂直フレーム4、昇降駆動用吊上装置
5、これらの案内、駆動機構を載せて移動する走行台6
及びそのレール7、昇降枠3に付きスプライン軸2の軸
芯を貫通する操作棒8を上下動させて挟持部1を作動す
る操作機構の駆動レバー9やパワーシリンダ10、そし
てスプライン軸2に外挿係合し、走打合6に付いた遠心
分離用モータ11の回転を該軸2に伝える管軸12及び
その軸受機構である下枠13、走行台6に固定した垂直
フレーム4下部の下枠13下端に付けた、受皿P上昇位
置の外周にあって遠心分離した液滴を受止め液槽Tへ滴
下せしめる防滴カバー14等がある。
受皿Pは目的物に応じて変るが、これを槽底、又は準備
台等、平面上に載せた時、その外縁が浮上っており、挾
持部1の爪1aが入る隙をもつか、特に爪がか5る凹み
を作ったものでなければならない。
挾持部1は第2,3図にも示すように、四本の■形断面
のアーム1bは、スプライン軸2下端に固定された水平
円板15下面の四方へ向けた箱形案内部16内を放射方
向へ摺動する。
これを摺動させるのは、アーム1b基端に軸支した長さ
調節できるボルト17である。
このボルト17の他端はリンク18.18の関節18a
に軸支され、リンク18.18は夫々、案内部16から
出たブラケツH6a、操作棒8下端の十字形金具8aに
他端を軸支されているから、操作棒8を引上げるとアー
ム1bは放射方向へ押出される。
逆に操作棒8を下げるとアーム1bは求心方向へ入り、
その爪1aが受皿をつかむのである。
なお、操作棒8の上下動により受皿を挟持、解放する機
構は、この実施例に限らず、公知技術により多様に設計
できる。
この発明の最大の特徴は液槽T中において受皿と目的物
を低速回転し又、液面から引上げたところで付着液分離
のため高速回転させる点にあるが、そのため上記挟持部
1を吊るしたま一回転する構造が必要となる。
そのため、挟持部1は一本の回転軸で吊るさねばならな
い。
しかも、その軸は昇降しなければならない。
軸が揺れる事は致命的な事故になるおそれがある。
といった難しい問題があった。
この実施例は、軸をスプライン軸2とし、その昇降は軸
2上端を支持する昇降枠3とその吊上装置5により、そ
の高速回転は外挿係合した管軸12により遠心分離用モ
ータ11の回転を軸2へ伝えるようにした。
そして、その管軸12の軸受は下枠13に取付けた。
ボール、スプライン軸2は公知のものである。
第4,5図に示すようにポール19は軸2の昇降を妨げ
ず、管軸12が回転すると、その動きをスプライン軸2
へ伝える。
管軸12は上下のボールベアリング20により下枠13
に支持され、モータ11の駆動を受ける■ベルト21三
本により回転駆動される。
下枠13は走行台6の主構造である垂直フレーム4の下
部に確実に固定されている。
モータ11以下の遠心分離回転用駆動機構の変速機、プ
リー軸受等も垂直フレーム4下部外側に固定されている
熱論、垂直フレーム4は走行台6と共に頑丈に作られ、
安定した遠心分離作用が行われるようにしている。
下枠13内には、この場合、特に電磁ブレーキ22を一
対膜け、管軸12外周に取付けた水平円板23の回転を
抑え、走行台6の移動中に回転しないようにしている。
なお、下枠13下面と軸2下端の円板15との間に筒状
伸縮カバー24をつけて、軸2の汚損を防いでいる。
垂直フレーム4の上部の昇降枠3は第6,7図のように
、昇降用モータ25、傘歯車26、垂直、水平中間軸2
7、チェン車28、チェノ29aによりチェノ29を巻
上げるようにしている。
そして、昇降枠3を吊板3aを介して吊ったチェノ29
は上下の案内車30を経て昇降枠3下面に他端を取付け
、途中に張力検出スイッチ31を入れている。
これでモータ25の正逆転により昇降枠3が昇降し、第
6図では略した挾持部1が下につかえた時、スイッチ3
1が働いてモータ25を停めるようにしている。
昇降枠3周壁上下にローラ32を付けて垂直フレーム4
の内面を円滑に動くようにしている。
主構造である昇降枠3、下枠13、低速兼遠心分離用モ
ータ11を載せた垂直フレーム4を固定し、また昇降枠
3吊上用モータ25も取付けた走行台6は、架構33上
のレール7に載って走る。
これは一般の走行台同様、モータ34により車軸を介し
て車輪35を駆動し、レール7の内側には従動車36を
当てゝいる。
以上、この発明を一実施例によって説明したが、その要
旨を変えることなく、設計条件に応じ設計者の公知技術
により多様に変化し得ることは、いうまでもない。
この発明は表面処理装置として、受皿を持たず、受皿の
移送、液槽への浸漬、引上げの必要を生じた時、その位
置へ来て操作するので、受皿浸漬時間が待ち時間になら
ず、有効に稼働する。
そして液中において目的物を低速回転させ、液の流動と
気泡除去により処理ムラもなくし効率を高める。
さらに液槽から引上げた目的物を、その場で遠心分離に
より付着液を槽へ戻すので液の無駄がなく、次の工程の
ためにも極めて有効である。
そして、受皿を吊る手段をスプライン軸としたので、低
速兼遠心分離用回転駆動機構を定位置に置いたま5軸を
昇降し、何処でも低速、高速回転させられるようになっ
た。
この発明により、表面処理作業の労力激減、能率向上、
処理品質、効率の向上、処理液の節減を得たほか、有害
処理液の滴下、流出減少による公害防止効果、労働衛生
上の効果も大きいのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例立面図、第2,3図はその
挾持部の立面及び平面図、第4,5図は同じく下枠の平
面及び立面図、第6,7図は同じく吊上装置の立面及び
平面図である。 1……挾持部、2……垂直スプライン軸、3……昇降枠
、4……案内材兼用垂直フレーム、5……吊上装置、6
……走行台、7……レール、8……操作棒、12……管
軸、13……下枠。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 目的物を載せた受皿の外縁をつかむ挾持部と、この
    挾持部を下端につけた垂直スプライン軸と、この軸の上
    端を支持して昇降する昇降枠と、この昇降枠の昇降案内
    、昇降駆動機構と、この案内、駆動機構を載せて移動す
    る走行台及びそのレールと、上記昇降枠に付き、上記ス
    プライン軸芯を貫通する操作棒を上下動させて上記挾持
    部を作動する操作機構と、上記スプライン軸に外挿係合
    し、上記走行台に付いた遠心分離用モータの回転を該軸
    に伝える管軸及びその軸受機構とを備えることを特徴と
    する表面処理装置。 2、特許請求の範囲1記載の装置において、その走行台
    は下部に受皿上昇位置の外周にあって遠心分離した液滴
    を受止め液槽へ滴下せしめる囲板を有する表面処理装置
JP10404779A 1979-08-17 1979-08-17 表面処理装置 Expired JPS5810999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10404779A JPS5810999B2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 表面処理装置

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JP10404779A JPS5810999B2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 表面処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS5629696A JPS5629696A (en) 1981-03-25
JPS5810999B2 true JPS5810999B2 (ja) 1983-02-28

Family

ID=14370296

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JP10404779A Expired JPS5810999B2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 表面処理装置

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CN102817066B (zh) * 2011-06-09 2014-11-05 沈阳中科超硬磨具磨削研究所 一种快捷转换电镀夹具
CN104213181B (zh) * 2014-09-18 2016-05-18 丹阳市新光电子有限公司 一种防触电的升降电镀装置
CN110257885A (zh) * 2019-07-31 2019-09-20 河池市机务材料有限公司 一种松孔镀铬电镀工具

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