JPH1198026A - 可変長符号接続装置 - Google Patents

可変長符号接続装置

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JPH1198026A
JPH1198026A JP25982797A JP25982797A JPH1198026A JP H1198026 A JPH1198026 A JP H1198026A JP 25982797 A JP25982797 A JP 25982797A JP 25982797 A JP25982797 A JP 25982797A JP H1198026 A JPH1198026 A JP H1198026A
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JP25982797A
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Kazunari Akaogi
一成 赤荻
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Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮率に係わらず高速に、可変長のデジタル符
号の有効ビットだけを接続し、一定単位のビット長を有
するデータに変換することができる可変長符号接続装置
を提供すること。 【解決手段】コードデータおよびサイズデータからなる
データ組を複数保持するレジスタを設け、各々のレジス
タに保持されたサイズデータを所定の順序で累積加算
し、各々のレジスタに保持されたコードデータを、これ
に各々対応するサイズデータの累積加算値に相当するビ
ット数分シフトしておき、累積加算された順序で各々の
累積加算値を確認して、一定単位のビット長を持つデー
タのビット長以上となるものを検出し、複数のコードデ
ータの中から、一定単位のビット長を持つデータとなる
有効ビットだけを1ビット毎に選択出力することによ
り、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変長のデジタル
符号の有効ビットだけを接続し、一定単位のビット長を
有するデータに変換する可変長符号接続装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上述する可変長のデジタル符号は、例え
ば画像データの圧縮処理等の分野で用いられる。一般的
に、画像データの情報量は大きいため、遠隔地に伝送し
たり、記憶装置に保存したりする場合には、画像データ
を圧縮し情報量を削減するデータ圧縮技術が用いられて
いる。このようなデータ圧縮技術の1つとしては、例え
ばカラー静止画像の国際標準符号化方式であるJPEG
(Joint Photographic Experts Group)アルゴリズムが
ある。
【0003】JPEGアルゴリズムでは、画像データの
符号化は、例えば画像データを水平8画素×垂直8画素
のブロックに分割し、このブロック内の64画素分の画
像データを1つの単位として順次行われる。各々の画像
データは、例えばDCT変換(離散コサイン変換)によ
って周波数成分に変換された後、量子化テーブルに基づ
いて量子化され、符号化テーブルに基づいて、例えばハ
フマン符号化されて可変長のデジタル符号とされる。
【0004】可変長のデジタル符号は、例えば1〜16
ビット長の有効ビットを含む16ビット長のコードデー
タCODE、および、このコードデータCODEの有効
ビット長を表す4ビット長のサイズデータSIZEを有
する。図4に示すように、コードデータCODEは、例
えば有効ビットがMSB側に詰めて格納され、サイズデ
ータSIZEは、コードデータCODEの1〜16ビッ
ト長の有効ビットに対応して各々0〜15が割り当てら
れる。
【0005】可変長符号接続装置は、図5に示すよう
に、可変長のデジタル符号である16ビットのコードデ
ータCODEの内、上述するように、例えばMSB側に
詰めて格納された有効ビットだけを取り出して接続し、
一定単位のビット長、一般的には8ビット、16ビッ
ト、32ビット等のバイト単位のビット長を有するデー
タに変換するものである。このように変換されたデータ
は、変換されたバイト単位で、例えば遠隔地へ伝送され
たり、記憶装置へ保存される。
【0006】ここで、図6に、従来の可変長符号接続装
置の一例の概念図を示す。図示例の可変長符号接続装置
30は、16ビット長のコードデータCODEの中か
ら、4ビット長のサイズデータSIZEで表される1〜
16ビット長の有効ビットを接続し、8ビット長のデー
タに変換するもので、+1回路32、加算器34、−8
回路36、検出回路38、セレクタ40,50、フリッ
プフロップ42,52、切換信号発生回路44およびシ
フト回路46,48を有する。
【0007】可変長符号接続装置30において、+1回
路32は、上述するように、コードデータCODEの1
〜16ビット長の有効ビットに対応して各々0〜15が
割り当てられるサイズデータSIZEに‘1’を加算
し、コードデータCODEの有効ビット長である1〜1
6と同じ数値を出力する。+1回路32の出力信号は加
算器34に入力され、加算器34によって、+1回路3
2の出力信号と後述するシフト信号SHFTとが加算さ
れる。
【0008】−8回路36は、加算器34の出力信号か
ら8を減算する。検出回路38は、加算器34の出力信
号が8以上であるかどうかを検出する。この検出結果に
応じて、セレクタ40からは、加算器34の出力信号が
8以上である場合、−8回路36の出力信号が出力さ
れ、加算器34の出力信号が8よりも小さい場合、加算
器34の出力信号が出力される。セレクタ40の出力信
号は、フリップフロップ42に保持されてシフト信号S
HFTとして出力される。
【0009】すなわち、シフト信号SHFTは、同じ1
つの8ビット長のデータを構成するコードデータCOD
Eの有効ビットのビット長の累積加算値を示すもので、
次のコードデータCODEに対するシフト量として使用
される。この例の場合、コードデータCODEを8ビッ
ト長のデータに変換するものであるため、シフト量の累
積加算値の最大値は7であり、8以上となった場合に
は、加算器34の出力信号から8を減算したものがシフ
ト信号SHFTとされる。
【0010】シフト信号SHFTは、シフト回路46お
よび切換信号発生回路44にも入力される。シフト回路
46は、シフト信号SHFTに応じて、コードデータC
ODEをシフト信号SHFTの数値分LSB側にシフト
する。また、シフト回路48は、フリップフロップ52
の出力信号を常に8ビット分MSB側にシフトする。切
換信号発生回路44は、シフト信号SHFTに応じて、
セレクタ50の出力を1ビット毎に切り換えるための切
換信号を出力する。
【0011】セレクタ50は、この切換信号に応じて、
シフト回路46,48の出力信号の中から、8ビット長
のデータとなる有効ビットを1ビット毎に選択出力す
る。セレクタ50の出力信号はフリップフロップ52に
保持され、出力信号OUTとして出力されるとともに、
8ビット長のデータとなる最後のコードデータCODE
の有効ビットの内、この8ビット長のデータに納まりき
らない残りの有効ビットがシフト回路48に戻される。
【0012】この可変長符号接続装置30において、シ
フト信号SHFTの初期値は‘0’である。例えば図7
に示すように、まず、コードデータCODE=‘101
1’、サイズデータSIZE=‘3’が入力されると、
シフト信号SHFT=‘0’であるから、コードデータ
CODE=‘1011’はシフト回路46によってシフ
トされず、MSB側に詰めて格納されたままの状態で、
セレクタ50によって有効ビットが選択出力され、フリ
ップフロップ52に保持される。
【0013】なお、既に述べたように、コードデータC
ODEは16ビット長のデータであって、サイズデータ
SIZEによって有効ビットのビット長を指定するた
め、例えば上記コードデータCODE=‘1011’
は、実際には、コードデータCODE=‘1011XX
XXXXXXXXXX’(X=0または1)の有効ビッ
トだけを示したものであるが、以下、説明を容易化する
ために、16ビットのコードデータの有効ビットだけを
表すものとする。
【0014】一方、+1回路32によって、サイズデー
タSIZE=‘3’に‘1’が加算され、加算器34に
よって、さらに今回のシフト信号SHFT=‘0’が加
算され、加算器34の出力信号=‘4’になる。ここ
で、加算器34の出力信号=‘4’<‘8’であるた
め、セレクタ40からは、加算器34の出力信号である
‘4’が選択出力される。セレクタ40の出力信号はフ
リップフロップ42に保持され、次回のシフト信号SH
FTとされる。
【0015】続いて、2番目のコードデータCODE=
‘11100’、サイズデータSIZE=‘4’が入力
されると、シフト信号SHFT=‘4’であるから、コ
ードデータCODE=‘11100’は、シフト回路4
6によって4ビット分LSB側にシフトされ、この4ビ
ット分LSB側にシフトされたコードデータCODE=
‘11100’は、セレクタ50によって有効ビットが
選択出力され、フリップフロップ52に保持される。
【0016】同図に示すように、フリップフロップ52
には、この段階でデータ=‘101111100’が保
持されている。この内のMSB側の8ビット分のデータ
=‘10111110’は出力信号OUTとして出力さ
れ、残りの1ビット分のデータ=‘0’はシフト回路4
8に戻され、シフト回路48によって8ビット分MSB
側にシフトされた後、セレクタ50によって有効ビット
が選択出力され、フリップフロップ52のMSBに保持
される。
【0017】一方、+1回路32によって、サイズデー
タSIZE=‘4’に‘1’が加算され、加算器34に
よって、さらに今回のシフト信号SHFT=‘4’が加
算され、加算器34の出力信号=‘9’になる。ここ
で、加算器34の出力信号=‘9’>‘8’であるた
め、セレクタ40からは、−8回路36によって加算器
34の出力信号=‘9’から‘8’が減算された‘1’
が選択出力され、次回のシフト信号SHFTとしてフリ
ップフロップ42に保持される。
【0018】以下同様にして、3番目以降のコードデー
タCODE、サイズデータSIZEが入力されると、コ
ードデータCODEは、シフト信号SHFTに相当する
ビット数分LSB側にシフトされ、その有効ビットだけ
が選択されて順次接続され、8ビット長のデータに順次
変換される。一方、サイズデータSIZEはシフト信号
SHFTと加算され、すなわち、サイズデータSIZE
は累積加算され、次回のシフト信号SHFTとして使用
される。
【0019】このように、従来の可変長符号接続装置3
0においては、16ビット長のコードデータCODEお
よびサイズデータSIZEを1組ずつシリアルに処理
し、コードデータCODEの中から、サイズデータSI
ZEで表される1〜16ビット長の有効ビットを取り出
して順次接続し、8ビット長のデータに変換しているた
め、圧縮率が高くなるほど、すなわち、有効ビット長の
短いコードデータCODEが多くなるほど、変換効率が
低下するという問題点があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点をかえりみて、圧縮率に係わら
ず高速に、可変長のデジタル符号の有効ビットだけを接
続し、一定単位のビット長を有するデータに変換するこ
とができる可変長符号接続装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、連続的に入力される、可変長の有効ビッ
トを含む一定単位のビット長を持つコードデータ、およ
び、このコードデータの有効ビット長を表すサイズデー
タからなるデータ組の内、前記サイズデータで表される
前記コードデータの有効ビットだけを接続し、一定単位
のビット長を持つデータに変換する可変長符号接続装置
であって、前記データ組を保持する少なくとも2つのレ
ジスタと、各々の前記レジスタへの前記データ組の書き
込みを制御するコントローラと、各々の前記レジスタに
対応して設けられ、各々の前記レジスタに保持された前
記サイズデータを所定の順序で累積加算する少なくとも
2つの加算器と、各々の前記レジスタに対応して設けら
れ、各々の前記レジスタから出力される前記コードデー
タを、これに各々対応する前記加算器の出力信号に相当
するビット数分シフトする少なくとも2つのシフト回路
と、前記累積加算された順序で各々の前記加算器の出力
信号を確認し、前記一定単位のビット長を持つデータの
ビット長以上となる前記加算器の出力信号を検出する制
御回路と、この制御回路の検出結果に応じて、各々の前
記シフト回路の出力信号の中から、前記一定単位のビッ
ト長を持つデータとなる前記コードデータの有効ビット
だけを1ビット毎に選択出力するセレクタと、このセレ
クタの出力信号を保持し、前記一定単位のビット長を持
つデータのビット長に相当するビットを、前記一定単位
のビット長を持つデータとして出力するとともに、残り
のビットを前記セレクタに戻すフリップフロップとを有
することを特徴とする可変長符号接続装置を提供するも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明の可変長符号接続装置を詳細に
説明する。
【0023】図1は、本発明の可変長符号接続装置の一
実施例の概念図である。図示例の可変長符号接続装置1
0は、16ビット長のコードデータCODEの中から、
4ビット長のサイズデータSIZEで表される1〜16
ビット長の有効ビットだけを接続し、8ビット長のデー
タに変換するもので、FIFOレジスタ12、FIFO
コントローラ14、+1回路16、加算器18、制御回
路20、シフト回路22、セレクタ24およびフリップ
フロップ26を有する。
【0024】可変長符号接続装置10において、まず、
FIFOレジスタ12は、図2に示すように、図示して
いない画像データの符号化器から供給される、1〜16
ビット長の有効ビットを含む16ビット長のコードデー
タCODE、および、このコードデータCODEの有効
ビット長を表す4ビット長のサイズデータSIZEから
なる20ビットのデータ組を一時的に格納するためのも
ので、図示例では、4つのレジスタ12a,12b,1
2c,12dを有する。
【0025】続いて、FIFOコントローラ14は、F
IFOレジスタ12へのデータ組の書き込みを制御す
る。このFIFOコントローラ14には、図示していな
い画像データの符号化器から、コードデータCODEお
よびこれに対応するサイズデータSIZEからなるデー
タ組が入力され、このデータ組は、基本的に、制御回路
20からの制御信号に応じて、FIFOレジスタ12に
レジスタ12a,12b,12c,12dの順番で書き
込まれる。
【0026】例えば、データ組がレジスタ12a、レジ
スタ12bの順番で書き込まれた時、レジスタ12aに
書き込まれたコードデータC[0]、および、レジスタ
12bに書き込まれたコードデータC[1]の有効ビッ
トの合計が8ビット以上になると、制御回路20から制
御信号が出力され、これ以降のデータ組は、レジスタ1
2cではなく、再びレジスタ12aから、レジスタ12
a,12b,12c,12dの順番で書き込まれる。
【0027】なお、FIFOコントローラ14のデータ
組の書き込みの制御は上記実施例に限定されず、例えば
FIFOレジスタの4つのレジスタ12a,12b,1
2c,12dにデータ組を予め書き込んでおき、制御回
路20によって、コードデータC[0],C[1]の有
効ビットの合計が8ビット以上であることが検出された
時に、改めてレジスタ12c,12dに書き込んだデー
タ組およびこれに続くデータ組をレジスタ12aから再
度書き込むようにしてもよい。
【0028】また、上述するFIFOレジスタ12およ
びFIFOコントローラ14は、先に書き込まれたデー
タ組が、先に読み出されて使用されるという意味でFI
FO(First-In First-Out)という言葉を使用している
が、本発明はこれに限定されず、FIFOレジスタ12
の代わりに通常のレジスタを使用し、かつ、FIFOコ
ントローラ14の代わりに、この通常のレジスタへのデ
ータ組の書き込みを上述するように制御するコントロー
ラを使用してもよい。
【0029】FIFOレジスタ12の各々のレジスタ1
2a,12b,12c,12dから出力されるサイズデ
ータS[0],S[1],S[2],S[3]は+1回
路16に入力される。+1回路16は、このサイズデー
タS[0],S[1],S[2],S[3]に各々
‘1’を加算するもので、図示例では、FIFOレジス
タ12の各々のレジスタ12a,12b,12c,12
dに対応して4つの+1回路16a,16b,16c,
16dが設けられている。
【0030】ここで、この実施例では、コードデータC
ODEは、有効ビットがMSB側に詰めて格納され、サ
イズデータSIZEは、コードデータCODEの1〜1
6ビットの有効ビット長に対応して各々0〜15が割り
当てられるものとする。すなわち、+1回路16は、各
々のサイズデータS[0],S[1],S[2],S
[3]に1を加算し、各々のコードデータC[0],C
[1],C[2],C[3]の有効ビット長と同じ1〜
16の数値を出力する。
【0031】なお、+1回路16は、16ビット長のコ
ードデータCODEの内の1〜16ビット長の有効ビッ
トに対応して、4ビット長のサイズデータSIZEの数
値0〜15が割り当てられる場合にだけ必要なもので、
コードデータCODEの内の1〜16ビット長の有効ビ
ットに対して、5ビット長のサイズデータSIZEの数
値1〜16が割り当てられる場合には必要のないもので
ある。また、+1回路16は、次に述べる加算器18と
一体的に構成してもよい。
【0032】+1回路16a,16b,16c,16d
の各々の出力信号は加算器18に入力される。加算器1
8は、制御回路20から出力されるシフト信号SHF
T、および、+1回路16a,16b,16c,16d
の各々の出力信号を、+1回路16a,16b,16
c,16dの順番で累積加算するもので、図示例では、
+1回路16a,16b,16c,16dに対応して4
つの加算器18a,18b,18c,18dが設けられ
ている。
【0033】ここで、シフト信号SHFTは、同じ1つ
の8ビット長のデータを構成する最後のコードデータの
有効ビットの内、この8ビット長のデータに納まりきら
ない残りの有効ビットのビット長を示すもので、次の8
ビット長のデータを構成する最初のコードデータに対す
るシフト量として使用される。なお、この8ビット長の
データを構成する最後のコードデータの残りの有効ビッ
トは、次の8ビット長のデータのMSB側に詰めて配置
される。
【0034】加算器18a,18b,18c,18dの
出力信号は制御回路20に入力される。制御回路20
は、加算器18a,18b,18c,18dの出力信号
を、加算器18a,18b,18c,18dの順番で確
認して8以上となっているものを検出し、これに応じ
て、セレクタ24に対して切換信号を出力し、加算器1
8およびシフト回路22に対してシフト信号SHFTを
出力し、FIFOコントローラ14に対して制御信号を
出力する。
【0035】続いて、シフト回路22は、制御回路20
から出力されるシフト信号SHFT、および、加算器1
8a,18b,18cの出力信号に相当するビット数
分、これに対応する各々のコードデータC[0],C
[1],C[2],C[3]をLSB側にシフトするも
ので、図示例では、FIFOレジスタ12の4つのレジ
スタ12a,12b,12c,12dに対応して4つの
シフト回路22a,22b,22c,22dが設けられ
ている。
【0036】シフト回路22a,22b,22c,22
dの出力信号はセレクタ24に入力される。セレクタ2
4は、制御回路20からの切換信号に応じて、シフト回
路22a,22b,22c,22dの出力信号、およ
び、フリップフロップ26の出力信号の中から、8ビッ
ト長のデータとなる有効ビットだけを1ビット毎に選択
出力する。すなわち、セレクタ24は、この実施例の場
合、5ビットのデータの中から1ビットのデータを選択
出力するものが用いられる。
【0037】セレクタ24の出力信号はフリップフロッ
プ26に入力される。フリップフロップ26は、セレク
タ24から選択出力される8ビット長のデータとなる有
効ビットを保持し、これを出力信号OUTとして出力す
るとともに、8ビット長のデータを構成する最後のコー
ドデータの有効ビットの内、この8ビット長のデータに
納まりきらない残りの有効ビットを保持し、これをMS
B側に8ビット分シフトしてセレクタ24に入力する。
【0038】この可変長符号接続装置10において、シ
フト信号SHFTの初期値は‘0’である。図3に示す
ように、この実施例では、可変長符号接続装置10に対
して、従来技術の説明で用いたものと同じコードデータ
CODEおよびサイズデータSIZEのデータ組が同じ
順番で入力されるものとする。これらのデータ組は、基
本的に、FIFOコントローラ14の制御によって、F
IFOレジスタ12にレジスタ12a,12b,12
c,12dの順番で書き込まれる。
【0039】可変長符号接続装置10においては、ま
ず、FIFOコントローラ14によって、1番目のデー
タ組であるコードデータCODE=‘1011’、サイ
ズデータSIZE=‘3’が、FIFOレジスタ12の
レジスタ12aに書き込まれる。そして、このレジスタ
12aに書き込まれたデータ組の内、コードデータC
[0]はシフト回路22aに入力され、サイズデータS
[0]は+1回路16aに入力される。
【0040】ここで、コードデータC[0]=‘101
1’は、上述するように、シフト信号SHFT=‘0’
であるから、シフト回路22aによってシフトされず、
MSB側に詰めて格納されたままの状態でセレクタ24
に入力される。一方、サイズデータS[0]=‘3’
は、+1回路16aによって‘1’が加算された後、加
算器18aによってシフト信号SHFT=‘0’が加算
され、加算器18aの出力信号=‘4’になる。
【0041】この加算器18aの出力信号=‘4’は制
御回路20へ入力され、制御回路20においては、加算
器18aの出力信号=‘4’が確認され、これが8以上
ではないことが検出される。また、加算器18aの出力
信号=‘4’はシフト回路22bにも入力され、シフト
回路22bでは、加算器18aの出力信号=‘4’は、
2番目のコードデータC[1]をシフトするための信号
として使用される。
【0042】続いて、FIFOコントローラ14によっ
て、2番目のデータ組であるコードデータCODE=
‘11100’、サイズデータSIZE=‘4’がレジ
スタ12bに書き込まれる。同様に、レジスタ12bに
書き込まれたデータ組の内、コードデータC[1]はシ
フト回路22bに入力され、サイズデータS[1]は+
1回路16bに入力される。
【0043】ここで、コードデータC[1]は、上述す
るように、加算器18aの出力信号=‘4’であるか
ら、シフト回路22bによってLSB側に4ビット分シ
フトされ、セレクタ24に入力される。一方、サイズデ
ータS[1]=‘4’は、+1回路16bによって
‘1’が加算された後、加算器18bによって加算器1
8aの出力信号=‘4’が加算され、加算器18bの出
力信号=‘9’になる。
【0044】この加算器18bの出力信号=‘9’は制
御回路20へ入力され、制御回路20においては、加算
器18bの出力信号=‘9’が確認され、これが8以上
であることが検出される。制御回路20は、加算器18
bの出力信号=‘9’が8以上であることを検出する
と、セレクタ24に対して切換信号を出力し、加算器1
8およびシフト回路22に対してシフト信号SHFTを
出力し、FIFOコントローラ14に対して制御信号を
出力する。
【0045】すなわち、切換信号によって、セレクタ2
4からは、加算器18aの出力信号=‘4’に対応し
て、シフト回路22aのMSB側から4ビット分、すな
わち、コードデータC[0]=‘1011’の有効ビッ
ト、および、加算器18bの出力信号=‘9’に対応し
て、シフト回路22bのMSB側から5ビット目〜9ビ
ット目までの5ビット分、すなわち、LSB側に4ビッ
ト分シフトされたコードデータC[1]=‘1110
0’の有効ビットが選択出力される。
【0046】セレクタ24の9ビット分の出力信号=
‘101111100’はフリップフロップ26に保持
され、MSB側から8ビット分が出力信号OUT=‘1
0111110’として出力される。また、出力信号O
UTとして出力されない9ビット目以降のデータ=
‘0’は、8ビット分MSB側にシフトされてセレクタ
24に戻され、この9ビット目以降のデータ=‘0’
は、次の8ビット長のデータのMSBとして使用され
る。
【0047】また、制御回路20では、8以上であるこ
とが検出された加算器18bの出力信号=‘9’から
‘8’が減算され、シフト信号SHFT=‘1’とされ
る。制御信号が出力されると、FIFOコントローラ1
4によって、3番目のデータ組であるコードデータCO
DE=‘100’、サイズデータSIZE=‘2’が、
FIFOレジスタ12のレジスタ12cではなく、レジ
スタ12aに書き込まれ、以下同様にして8ビット長の
データに変換される。
【0048】このように、本発明の可変長符号接続装置
10においては、複数のコードデータCODEおよびサ
イズデータSIZEをパラレルに処理し、サイズデータ
SIZEの累積加算値を求めることによって、複数のコ
ードデータCODEの中から、これに各々対応するサイ
ズデータSIZEで表される1〜16ビット長の有効ビ
ットを同時に取り出して一度に接続し、8ビット長のデ
ータに変換しているため、圧縮率に係わらず、変換処理
を高速化することができる。
【0049】以上、本発明の可変長符号接続装置につい
て詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定され
ず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改
良や変更をしてもよいのはもちろんである。
【0050】例えば、コードデータおよびサイズデータ
のビット長や、変換後のデータのビット長は必要に応じ
て適宜変更可能である。また、コードデータの有効ビッ
トは、MSB側詰めでもよいし、LSB側詰めでもよ
い。また、上記実施例では、FIFOレジスタ12とし
て4つのレジスタ12a,12b,12c,12dを設
けているが、これも限定されず、必要に応じて必要な個
数のレジスタを設ければよいのは言うまでもないことで
ある。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の可変
長符号接続装置は、コードデータおよびサイズデータか
らなるデータ組を複数保持するレジスタを設け、各々の
レジスタに保持されたサイズデータを所定の順序で累積
加算し、各々のレジスタに保持されたコードデータを、
これに各々対応するサイズデータの累積加算値に相当す
るビット数分シフトしておき、累積加算された順序で各
々の累積加算値を確認して、一定単位のビット長を持つ
データのビット長以上となるものを検出し、複数のコー
ドデータの中から、一定単位のビット長を持つデータと
なる有効ビットだけを1ビット毎に選択出力するように
したものである。このように、本発明の可変長符号接続
装置によれば、複数のコードデータおよびサイズデータ
からなるデータ組をパラレルに処理するようにしたた
め、コードデータの圧縮率に係わらず、変換処理を高速
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の可変長符号接続装置の一実施例の概
念図である。
【図2】 FIFOレジスタの一実施例の構成概念図で
ある。
【図3】 本発明の可変長符号接続装置の動作を表す一
実施例の概念図である。
【図4】 コードデータおよびサイズデータの一例の概
念図である。
【図5】 可変長符号接続装置の動作の一例を表す概念
図である。
【図6】 従来の可変長符号接続装置の一例の構成回路
図である。
【図7】 従来の可変長符号接続装置の動作を表す一例
の概念図である。
【符号の説明】
10,30 可変長符号接続装置 12 FIFOレジスタ 14 FIFOコントローラ 16,32 +1回路 18,34 加算器 20 制御回路 22,46,48 シフト回路 24,40,50 セレクタ 26,42,52 フリップフロップ 36 −8回路 38 検出回路 44 切換信号発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に入力される、可変長の有効ビット
    を含む一定単位のビット長を持つコードデータ、およ
    び、このコードデータの有効ビット長を表すサイズデー
    タからなるデータ組の内、前記サイズデータで表される
    前記コードデータの有効ビットだけを接続し、一定単位
    のビット長を持つデータに変換する可変長符号接続装置
    であって、 前記データ組を保持する少なくとも2つのレジスタと、
    各々の前記レジスタへの前記データ組の書き込みを制御
    するコントローラと、各々の前記レジスタに対応して設
    けられ、各々の前記レジスタに保持された前記サイズデ
    ータを所定の順序で累積加算する少なくとも2つの加算
    器と、各々の前記レジスタに対応して設けられ、各々の
    前記レジスタから出力される前記コードデータを、これ
    に各々対応する前記加算器の出力信号に相当するビット
    数分シフトする少なくとも2つのシフト回路と、前記累
    積加算された順序で各々の前記加算器の出力信号を確認
    し、前記一定単位のビット長を持つデータのビット長以
    上となる前記加算器の出力信号を検出する制御回路と、
    この制御回路の検出結果に応じて、各々の前記シフト回
    路の出力信号の中から、前記一定単位のビット長を持つ
    データとなる前記コードデータの有効ビットだけを1ビ
    ット毎に選択出力するセレクタと、このセレクタの出力
    信号を保持し、前記一定単位のビット長を持つデータの
    ビット長に相当するビットを、前記一定単位のビット長
    を持つデータとして出力するとともに、残りのビットを
    前記セレクタに戻すフリップフロップとを有することを
    特徴とする可変長符号接続装置。
JP25982797A 1997-09-25 1997-09-25 可変長符号接続装置 Withdrawn JPH1198026A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1311111C (zh) * 1999-07-12 2007-04-18 旭化成株式会社 聚对苯二甲酸丙二醇酯纤维及其制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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