JPH119779A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH119779A
JPH119779A JP16550297A JP16550297A JPH119779A JP H119779 A JPH119779 A JP H119779A JP 16550297 A JP16550297 A JP 16550297A JP 16550297 A JP16550297 A JP 16550297A JP H119779 A JPH119779 A JP H119779A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発射台に余分に供給される溢れ球を、発射台
から排除する。 【解決手段】 パチンコ球を発射位置に静止させる発射
台41の左端部に、整流器30から補給されるパチンコ
球を発射台41上に誘導する補給誘導レール45を一体
に折曲形成する。この発射台41と発射機(ソレノイド
40)を同じ取付基板42に取り付ける。発射台41を
挟んで補給誘導レール45とは反対側(右側)に、発射
台41上に待機するパチンコ球(待機球)の右方への転
動を規制するストッパ部49を設けると共に、このスト
ッパ部49の上端から右方に向かって下り傾斜する溢れ
球通路50を設ける。待機球以外に発射台41に余分に
供給されるパチンコ球(溢れ球)は、待機球に衝突し
て、その側方の溢れ球通路50内に転がり落ち、球皿内
に回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発射台上に待機し
たパチンコ球を上向きに発射するパチンコ機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なパチンコ機は、右側下部
に設けられた球発射装置からパチンコ球を左方向に発射
するようにしていたため、遊技盤の下方を発射レールが
左右に横切っていた。このため、遊技盤面を下方に拡大
するのに、発射レールが障害になっていた。そこで、本
発明者は、特開平9−24134号公報に示すように、
発射レールを遊技盤の左側下方部にほぼ垂直に設け、パ
チンコ球を上向きに発射する構成とすることで、遊技盤
面の下方への拡大を可能にしたパチンコ機を提案してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、発射レール下端
の発射台には、発射動作に同期して整流器から1個ずつ
パチンコ球が補給されるようになっているが、次に発射
されるパチンコ球が発射台上に待機しているにも拘ら
ず、誤って余分にパチンコ球が補給されてしまったり、
先に発射されたパチンコ球が、発射力不足等の理由によ
り再び発射台に落下してくる場合がある。しかし、上記
公開公報のパチンコ機では、このように発射台に余分に
供給されるパチンコ球(溢れ球)を排除する機能を備え
ていないため、発射台上で複数のパチンコ球が積み重な
ってしまう。この状態では、パチンコ球を正常に発射す
ることができず、発射不能状態になる場合もある。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、発射台に余分に供給
される溢れ球を、発射台から排除することができるパチ
ンコ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ機は、発射台上に待機
したパチンコ球を、上向きに発射するものにおいて、球
発射動作に同期して補給されるパチンコ球を前記発射台
上に誘導する補給誘導レールを設けると共に、前記発射
台を挟んで前記補給誘導レールとは反対側に溢れ球通路
を設け、前記発射台上に余分に供給される溢れ球を溢れ
球通路によって球皿側へ流下させるようにしたものであ
る。
【0006】この構成では、発射台上にパチンコ球が待
機していない時、補給されるパチンコ球は、補給誘導レ
ールにより発射台上に誘導されて発射位置に着く。一
方、次に発射されるパチンコ球が発射台上に待機してい
るにも拘らず、誤って整流器から補給されるパチンコ球
や、発射台上に落下してくるファール球は、発射台上の
パチンコ球に衝突して、その側方に転がり落ち、溢れ球
通路に受けられて球皿側へ流下する。これにより、次の
発射に備えて発射台上に待機しているパチンコ球以外に
余分に供給される溢れ球を、発射台から排除することが
できる。
【0007】この場合、請求項2のように、前記溢れ球
通路の入口付近に、ストッパ部を設けて、発射台上に待
機すべきパチンコ球が溢れ球通路側に転がることを防止
するようにしても良い。このようにすれば、補給誘導レ
ールに沿って発射台上に落下するパチンコ球が、落下時
の跳ね返りの勢いで、誤って溢れ球通路ヘ転がってして
しまうことを防止できる。また、既に発射台上に待機し
ているパチンコ球上に溢れ球が落下した時に、溢れ球の
落下の勢いで、発射台上のパチンコ球が溢れ球と共に溢
れ球通路ヘ転がってしまうことも防止できる。
【0008】更に、請求項3のように、発射されてから
逆戻りしてくるファール球を受け入れて球皿側に流下さ
せるファール球通路を設け、溢れ球通路を流下する溢れ
球とファール球通路を流下するファール球とを回収通路
で合流させて球皿内に流下させるようにしても良い。こ
のように、溢れ球とファール球とを共通の回収通路で球
皿内に流下させるようにすれば、溢れ球とファール球を
球皿内に流下させる通路をそれぞれ別個に設ける必要が
なく、パチンコ機内の狭いスペースを有効利用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、図4に基づいてパチンコ機
全体の概略構成を説明する。パチンコ機本体を構成する
プラスチック製の機枠11に遊技盤12が取り付けら
れ、この遊技盤12の盤面には、例えば大型ディスプレ
イ13、始動入賞口14、大型ディスプレイ13の画面
15の表示動作結果によって開放時間・開放回数が可変
される可変入賞装置16、通常の入賞口17や通常の入
賞装置18等が設けられている。
【0010】そして、パチンコ機の左側下部に後述する
球発射装置19が設けられ、この球発射装置19から上
向きに発射されたパチンコ球は、遊技盤12の左側部に
設けられた内レール20と外レール21により遊技盤1
2の上部ヘ案内される。外レール21の下半分は、ほぼ
鉛直下方に延びるように形成され、後述するように外レ
ール21に沿って戻ってくるファール球を下方のファー
ル球回収口52(図3参照)に落下させるようになって
いる。また、機枠11の前面下部には、前面パネル22
が設けられ、この前面パネル22には、1皿化された大
容量の球皿23が設けられ、従来の下皿は廃止されてい
る。球皿23の右側に球発射装置19の操作ハンドル2
4が設けられている。
【0011】図2に示すように、球皿23は、前面パネ
ル22から前方に突出した前皿部25と、前面パネル2
2よりパチンコ機後部側に広がる後皿部26とから構成
され、これら前皿部25と後皿部26とは、前面パネル
22に一体成形された仕切壁27により前後に仕切られ
ている。前面パネル22の裏面側をカバーするプラスチ
ック枠28は、機枠11に一体成形され、後皿部26の
後方への広がり及び後述する回収通路54の形状に合わ
せて後方側に窪むように形成されている。
【0012】前皿部25は、左側部分の流路が下流に向
かうにつれて狭められていると共に、底面25aが左方
に向かって下り傾斜するように形成され、パチンコ球
が、整列しながら案内流路29に流下し、球皿23の左
方側に設けられた整流器30に供給されるようになって
いる。後述する球発射装置19がパチンコ球を発射する
毎に、整流器30によって次のパチンコ球が球発射装置
19に送り出される。また、前皿部25には、底面25
aの中央部に形成された球抜き穴31に球抜き部材32
が設けられていると共に、案内流路29の最下流部に形
成された球抜き穴33に球抜き部材34が設けられ、球
皿23前面に設けられた操作レバー35,36(図4参
照)を横方向にスライドさせてそれぞれ球抜き部材3
2,34を横方向に移動させることで、球皿23内のパ
チンコ球を各球抜き穴31,33から下方へ抜き取るこ
とができるようになっている。
【0013】一方、後皿部26は、前皿部25とは反対
方向にパチンコ球が流下するように底面26aが右方に
向かって下り傾斜するように形成され、底面26a下流
側の案内底面部26bが前方に向かって下り傾斜するよ
うに形成されていると共に、この案内底面部26b前方
には、仕切壁27に、前皿部25に通じる連通口37が
設けられている。これにより、後皿部26の左側後部
(上流側後部)の上方に設けられた賞球排出口(図示せ
ず)から排出される賞球は、後皿部26内に流入した後
に、後皿部26の下流側に流下し、連通口37を通って
前皿部25の上流側ヘスムーズに転動できるようになっ
ている。
【0014】また、図4に示すように、仕切壁27に
は、連通口37の左側に覗き窓38が形成され、この覗
き窓38に透明樹脂等の透明部材により形成された透明
カバー39が取り付けられ、遊技者が覗き窓38の透明
カバー39を通して後皿部26内を覗くことで、後皿部
26内のパチンコ球の有無や貯溜量又は球の流れ具合等
を確認できるようになっている。
【0015】次に、図1乃至図3に基づいて球発射構造
及び球回収構造について説明する。図1に示すように、
球発射装置19は、発射機であるソレノイド40及びパ
チンコ球を発射位置に待機させる発射台41を、共に、
例えばプラスチック製の取付基板42に取り付けて構成
され、この取付基板42が、前記整流器30と前記プラ
スチック枠28(図2参照)との間に組み付けられてい
る。ソレノイド40の中央には、パチンコ球を打撃して
発射するためのプランジャー43が挿通され、ソレノイ
ド40は、このプランジャー43の方向が鉛直方向に対
して左側に例えば9°傾斜するように、つまり、パチン
コ球の発射方向が鉛直方向に対して左側に9°傾斜する
ように取付基板42のほぼ中央に取り付けられている。
【0016】一方、発射台41は、発射方向に対して垂
直となるように取付基板42の上部にビス44により固
定されている。発射台41には、パチンコ球より小さい
保持孔41aが形成されていると共に、発射台41の左
端部には、補給誘導レール45が、横断面V字形となる
ように一体に折曲形成されている(図2参照)。この補
給誘導レール45は、パチンコ球の直径の2倍程度の長
さで、パチンコ球の発射方向に対して外側(左側)に例
えば6°傾斜している。
【0017】整流器30の球供給口46から送り出され
るパチンコ球は、補給路47(図2参照)を通って補給
誘導レール45に流れ落ち、この補給誘導レール45よ
って保持孔41aに誘導される。この保持孔41aに、
パチンコ球の下部が嵌まり込むことで、パチンコ球が発
射位置に静止するようになっている。そして、前記ソレ
ノイド40に通電した時に発生する電磁力によって、プ
ランジャー43を瞬間的に上方に動かし、プランジャー
43上端の打球部48(図1参照)が、発射台41上に
待機したパチンコ球(以下「待機球」という)を下方か
ら打撃することで、該パチンコ球を上方に打ち上げるよ
うになっている。
【0018】この場合、補給誘導レール45がパチンコ
球の発射方向に対して左側に6°傾斜しているので、発
射されたパチンコ球が、補給誘導レール45に接触して
横方向に跳ね返されることがなくなり、発射球の飛び方
向が安定する。しかも、発射台41とソレノイド40を
同じ取付基板42に取り付けることで、待機球とプラン
ジャー43先端の打球部48との同心精度を高めること
ができ、これも発射球の飛び方向を安定させる効果があ
る。
【0019】また、発射台41の発射位置を挟んで補給
誘導レール45とは反対側(右側)には、ストッパ部4
9が、発射台41の上面に対して上方に段差をもつよう
に形成され、待機球の右方への転動を規制している。ま
た、待機球以外に発射台41に余分に供給されるパチン
コ球(溢れ球)を排除するための溢れ球通路50が、ス
トッパ部49の上端から右方に向かって下り傾斜するよ
うに、ストッパ部49と一体に形成されている。これら
ストッパ部49及び溢れ球通路50は、取付基板42に
一体成形されている。
【0020】図2に示すように、発射台41及び溢れ球
通路50の前方側には、補給誘導レール45から溢れ球
通路50の下流端部まで延びる仕切板51が宛がわれて
いる。このため、発射台41に余分に供給される溢れ球
の移動スペースは、左側方を補給誘導レール45に、後
方を取付基板42に、前方を仕切板51により囲まれて
いるため、溢れ球は発射台41上の待機球に衝突した後
に、移動スペースが開放されている右側方に転がり落ち
て溢れ球通路50に受けられ、溢れ球通路50内を下流
方向(右方向)に流下する。
【0021】また、図1に示すように、発射台41の左
側斜め上方で外レール21の下方部には、上向きに開口
したファール球回収口52が設けられ、外レール21に
沿って落下してくるファール球を受け入れるようになっ
ている。ファール球回収口52で受け入れたファール球
は、取付基板42を挟んで溢れ球通路50とは反対側
(後方側)で右方向に向かって下り傾斜するように形成
されたファール球通路53内を右方向に流下する。
【0022】更に、図2に示すように、後皿部26の左
外側面から後外側面に沿って延びるように回収通路54
が形成され、溢れ球通路50とファール球通路53から
流出する溢れ球とファール球が回収通路54に流れ込ん
で合流するようになっている。一方、回収通路54の最
下流部は、後皿部26の案内底面部26b後方側面に設
けられた回収口55により後皿部26内に連通してい
る。このように、溢れ球通路50内を流下する溢れ球と
ファール球通路53内を流下するファール球とを合流さ
せて、共通の回収通路54で後皿部26内に流下させれ
ば、溢れ球とファール球を球皿23内に流下させる通路
をそれぞれ別個に設ける必要がなく、パチンコ機内の狭
いスペースを有効に利用することができる。しかしなが
ら、溢れ球とファール球を球皿23内に流下させる通路
をそれぞれ別個に設けるようにしても良いことはいうま
でもない。
【0023】上記のように構成されたパチンコ機では、
操作ハンドル24を回動すると、その回動操作量に応じ
た電圧でソレノイド40の通電/断電が繰り返される。
これによりプランジャー43が上下動する動作が繰り返
され、発射台41上のパチンコ球が1球ずつプランジャ
ー43先端の打球部48によって上向きに発射される。
この発射動作に同期して整流器30から補給されるパチ
ンコ球は、補給誘導レール45によって発射台41の保
持孔41aに誘導され、発射位置で待機する。この際、
ストッパ部49により、補給誘導レール45に沿って発
射台41上に落下するパチンコ球が、落下時の跳ね返り
の勢いで誤って溢れ球通路50内ヘ転がってしてしまう
ことが防止される。
【0024】打ち上げられたパチンコ球は、内レール2
0及び外レール21によって遊技盤12上部に案内され
るが、発射力不足等により遊技盤12上部に到達するこ
とができずに逆戻りすることがある。本実施形態では、
パチンコ球の発射方向が鉛直方向に対して左側に9°傾
斜しているため、このように逆戻りするファール球は、
図3に示すように、発射装置19側には落下せずに、外
レール21に沿って垂直に落下して外レール21下方の
ファール球回収口52内に落下し易いようになってい
る。ファール球回収口52内に落下したファール球は、
ファール球通路53→回収通路54の経路で流下して、
回収口55から後皿部26内に流れ込んで球皿23内に
回収される。
【0025】一方、待機球以外に発射台41に余分にパ
チンコ球が供給される場合がある。例えば、発射台41
上に待機球が存在するにも拘らず、整流器30から誤っ
てパチンコ球が補給されたり、ファール球の落下方向が
衝突等によりそれて、ファール球が発射台41に落下す
るような場合がある。
【0026】このように、発射台41に余分に供給され
る溢れ球は、発射台41上の待機球に衝突して右方の溢
れ球通路50内に転がり落ちる。この際に、待機球上に
落下する溢れ球の勢いで待機球が溢れ球と共に溢れ球通
路50内ヘ転がってしまうことがストッパ部49により
防止される。溢れ球通路50内に転がり落ちた溢れ球
は、溢れ球通路50→回収通路54の経路で流下して、
回収口55より後皿部26内に流れ込んで球皿23内に
回収される。これにより、発射台41上に余分に供給さ
れる溢れ球を発射台41から排除することができるの
で、発射台41上で複数のパチンコ球が積み重なって発
射不良になることを未然に防止することができる。
【0027】ところで、特開平8−10393号公報に
示される技術を上向き発射に適用すると、例えば、補給
誘導レール45の途中に溢れ球排出用の切欠穴を形成
し、この切欠穴から溢れ球を排出することが考えられ
る。しかしながら、補給誘導レール45に切欠穴を設け
ると、整流器30から補給されるパチンコ球が、補給誘
導レール45に沿って落下する際に、切欠穴の周縁部に
当たってしまうため、パチンコ球の落下方向が変えられ
て、発射台41の保持孔41aからずれた位置にパチン
コ球が落下しやすくなり、パチンコ球が保持孔41aに
嵌まり込んで静止するまでに時間が掛かるようになる。
このため、発射台41上のパチンコ球が静止する前に、
プランジャー43上端の打球部48に打撃されて発射さ
れてしまい、発射球に飛びむらが発生してしまう。従っ
て、補給誘導レール45に切欠穴を設けることは、実用
的な解決策ではない。
【0028】これに対し、上記実施形態では、補給誘導
レール45に切欠穴を設けず、発射台41を挟んで補給
誘導レール45とは反対側に溢れ球通路50を設け、待
機球上に落下する溢れ球を溢れ球通路50内に転がり落
とすことで、溢れ球を排除するようにしている。このよ
うに補給誘導レール45に切欠穴を設けないようにすれ
ば、整流器30から補給されるパチンコ球は、切欠穴に
より落下方向が変えられることなく、補給誘導レール4
5に沿って真っ直ぐ落下し、速やかに保持孔41aに嵌
まり込んで静止する。このため、発射台41上のパチン
コ球が静止した状態で発射されるので、発射球に飛びむ
らが発生することを防止することができる。
【0029】尚、上記実施形態では、ストッパ部49と
溢れ球通路50とを一体に形成したが、ストッパ部49
と溢れ球通路50とを別体に形成しても良いことはいう
までもない。更に、ストッパ部49を廃止しても良く、
この場合であっても、発射台41の傾斜や発射台41に
形成された保持孔41aにより、待機球が溢れ球通路5
0内ヘ転がってしまうことを防止することができる。
【0030】また、上記実施形態では、球発射装置19
をパチンコ機の左側下部に設け、パチンコ機の左側下方
部からパチンコ球を上向きに打ち上げるようにしたが、
これとは反対に、球発射装置19をパチンコ機の右側下
部に設け、パチンコ機の右側下部からパチンコ球を上向
きに打ち上げるようにしても良い。
【0031】また、上記実施形態では、1皿化した球皿
23を有するパチンコ機に本発明を適用したが、従来と
同じ2皿構成のパチンコ機に本発明を適用しても良いこ
とはいうまでもない。
【0032】更に、補給誘導レール45は、横断面V字
形以外に平坦であっても良く、その他、本発明は、発射
機の種類、発射機や発射台41(補給誘導レール45)
の取付角度を変更したり、溢れ球通路50、ファール球
回収口52及びファール球通路53、発射台41、取付
基板42等の形状を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更して実施できることはいうまで
もない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ機によれば、発射台を挟んで補給
誘導レールとは反対側に溢れ球通路を設け、待機球上に
落下する溢れ球を、この溢れ球通路内に転がり落として
球皿側ヘ流下させるので、発射台に余分に供給される溢
れ球を、発射台から排除することができる。このため、
発射台上で複数のパチンコ球が積み重なって発射不良に
なることを未然に防止することができ、発射動作の信頼
性を高めることができる。
【0034】また、請求項2では、待機球が溢れ球通路
側に転がることを防止するストッパ部を設けて、発射台
上に確実にパチンコ球を待機させるので、発射機が空打
ちすることを防止できる。
【0035】更に、請求項3では、溢れ球とファール球
とを合流させて共通の回収通路で球皿内に流下させるの
で、溢れ球とファール球を球皿内に流下させる通路をそ
れぞれ別個に設ける必要がなく、省スペース化となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のパチンコ機における球発
射装置及びその周辺の構造を示す部分破断正面図
【図2】パチンコ機の主要部の横断面図
【図3】球発射装置及び内レール,外レール周辺の構造
を示す図
【図4】パチンコ機全体の正面図
【符号の説明】
11…機枠、12…遊技盤、19…球発射装置、20…
内レール、21…外レール、23…球皿、24…操作ハ
ンドル、26…後皿部、30…整流器、40…ソレノイ
ド(発射機)、41…発射台、41a…保持孔、42…
取付基板、43…プランジャー、44…ビス、45…補
給誘導レール、48…打球部、49…ストッパ部、50
…溢れ球通路、51…仕切板、52…ファール球回収
口、53…ファール球通路、54…回収通路、55…回
収口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発射台上に待機したパチンコ球を、その
    下方に設置された発射機によって上向きに発射するよう
    にしたパチンコ機において、 球発射動作に同期して補給されるパチンコ球を前記発射
    台上に誘導する補給誘導レールと、 前記発射台を挟んで前記補給誘導レールとは反対側に設
    けられ、前記発射台上に待機したパチンコ球上に誤って
    落下して該パチンコ球から側方に転がり落ちるパチンコ
    球(以下「溢れ球」という)を球皿側へ流下させる溢れ
    球通路とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記溢れ球通路の入口付近に、前記発射
    台上に待機すべきパチンコ球が前記溢れ球通路側に転が
    ることを防止するストッパ部を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 発射されてから逆戻りしてくるファール
    球を受け入れて前記球皿側に流下させるファール球通路
    を設け、前記溢れ球通路を流下する溢れ球と前記ファー
    ル球通路を流下するファール球とを合流させて前記球皿
    内に流下させる回収通路を設けたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載のパチンコ機。
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