JPH1195907A - 遠隔入力装置 - Google Patents

遠隔入力装置

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JPH1195907A
JPH1195907A JP9256798A JP25679897A JPH1195907A JP H1195907 A JPH1195907 A JP H1195907A JP 9256798 A JP9256798 A JP 9256798A JP 25679897 A JP25679897 A JP 25679897A JP H1195907 A JPH1195907 A JP H1195907A
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area
screen
signal
operating tool
display area
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JP9256798A
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Inventor
Tomomitsu Muta
Yuichi Umeda
裕一 梅田
友光 牟田
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
アルプス電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器本体側の表示画面に対して操作体の向き
が外れるにつれて、マウスカーソルの制御可能な範囲が
狭められてしまい、四肢が麻痺するなど重度の障害を有
する者にとっては、細かい操作が要求され、非常に扱い
にくいものであった。 【解決手段】 画面21の表示領域11よりも広い所定
範囲のマージン領域9を設定するとともに、操作体1の
姿勢が、前記表示領域11に対する指示範囲を越え且つ
前記マージン領域9内を指示する角度姿勢である場合
に、操作体1による指示位置が前記表示領域11内に入
るように、画面21に対して設定された座標情報を補正
する。さらに、マージン領域9よりもさらに広い領域を
指示範囲にできる検出領域8を有しており、操作体1の
角度姿勢による指示位置が前記マージン領域9から外れ
ているときには、その指示位置が前記マージン領域9内
に入るように、画面21に対して設定された座標情報が
補正される。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどの機器本体に対し、遠隔操作で座標データな
どを入力する遠隔入力装置に関し、特に操作体の姿勢が
機器本体の表示領域外となったときの補正を可能とした
遠隔入力装置に関する。

【0002】

【従来の技術】図9は、従来の遠隔入力装置を示す説明
図である。この遠隔入力装置は、コンピュータ機器本体
にレシーバ12が設けられ、このレシーバ12から離れ
た位置に操作体13が設けられる。この操作体13の向
きを空間上で変えると、その姿勢角度に関する情報信号
がレシーバ12に与えられ、画面に表示されたマウスカ
ーソルなどが移動する。

【0003】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遠隔入力装置では、以下に示す操作性に関する問題が指
摘されていた。 操作体13に設けられている姿勢角度を検出するため
のセンサの能力が低く、検出角度の範囲が±10°であ
り、実用に耐え得るものではなかった。しかし、上記問
題については、より広い角度範囲を検出できるセンサ方
式(検出角度範囲±30°)を採用することにより、問
題は解消することができる。 マウスカーソルをCRTなどの画面上で移動させる場
合に、その操作性に問題があった。図9ではCRTなど
の画面上で表示可能な領域を符号11で示している。

【0004】すなわち、図9に示されているように、操
作体13がL方向へ向けられた場合、マウスカーソルを
制御できる範囲は、斜線で示されるA´の範囲となり、
また操作体13がR方向へ向けられた場合は斜線B´で
示される範囲に限られる。そのため、表示領域11上で
マウスカーソルを初期状態のように全領域で制御できる
ようにするためには、操作体13の角度を元に戻す方法
しかとることができず、操作がかなり煩雑になった。こ
のような操作は、四肢が麻痺した頚椎損傷者など重度の
障害を持った人が、一人で行うには非常に困難を伴って
いた。

【0005】また、表示領域11上でマウスカーソルを
移動できる領域は固定されているため、カーソルが画面
の表示領域11に対して外れれば外れるほどカーソルを
移動できる範囲は狭くなり、さらに操作体13が画面の
表示領域11から完全に外れるとまったく操作ができな
くなるという不都合が生じた。 例えば表示領域11の端の辺11aに沿ってカーソル
を上から下にまたは下から上に移動させる場合に、操作
体13を空間上にて上下に移動させることになるが、操
作体13の向きを前記辺11aに沿って正確に上下に移
動させるのが困難であり、その結果、画面上のカーソル
が辺11aに沿って振れながら上下に移動するようにな
る。また操作体を上下に移動させているときに、操作体
13による指示位置が前記辺11aよりも外側に外れる
と、カーソルの上下の動きが停止するという問題が生じ
る。

【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、機器本体を移動させるなどの煩
雑な操作を必要とせず、操作体の向きが大きく傾いたと
きでも、操作体の向きの変化に応じて座標データを補正
できるようにした遠隔入力装置を提供することを目的と
している。

【0007】また本発明は、カーソルを画面の端で辺に
沿って移動させるときに、その移動をスムースにできる
ような補正が可能な遠隔入力装置を提供することを目的
としている。

【0008】

【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面を有
する機器本体と、この機器本体に対して空間を介して設
けられ且つ姿勢を自由に変えることができる操作体とを
有し、前記操作体には、前記機器本体側から発せられた
基準信号を受信してこの基準信号に対する操作体の姿勢
角度を検出する検出部と、この検出部により検出された
姿勢角度に基づく情報信号を機器本体側に与える送信部
が設けられ、前記機器本体側には、前記基準信号を発す
る基準信号発信部と、前記情報信号を受信する情報信号
受信部と、受信した前記情報信号に基づいて前記画面表
示を制御する画像処理手段とが設けられ、前記画面の表
示領域よりも広い所定範囲のマージン領域を設定すると
ともに、前記操作体の姿勢が、前記表示領域に対する指
示範囲を越え且つ前記マージン領域内を指示する角度姿
勢である場合に、操作体による指示位置が前記表示領域
内に入るように、画面に対して設定された座標情報を補
正する演算手段が設けられていることを特徴とするもの
である。

【0009】この発明では、操作体を空間内で操作し、
その結果、指示位置が表示画面から外れた場合に、この
外れた位置がマージン領域内である場合には、表示画面
の中心座標(基準座標)を移動させることなく、マージ
ン内の指示位置を表示領域内に戻すような補正が行なわ
れる。よって操作体による指示位置が表示領域から外れ
た位置で移動したときには、例えばカーソルは表示画面
の端の位置を移動する。よって、例えばカーソルを画面
の端の辺に沿って直線的に移動させる入力も容易にな
る。

【0010】また、前記操作体に設けられた検出部は、
前記マージン領域よりもさらに広い領域を指示範囲にで
きる検出領域を有しており、操作体の角度姿勢による指
示位置が前記マージン領域から外れているときには、そ
の指示位置が前記マージン領域内に入るように、画面に
対して設定された座標情報が補正される。

【0011】上記のように、指示位置が表示領域の外側
のマージン領域内に移動された場合には、前記指示位置
は表示領域の端部へ移動するように補正され、また指示
位置がマージン領域の外側の領域へ移動された場合に
は、前記指示位置はマージン領域を含む座標の移動が起
こり、前記指示位置がマージン領域の端部へ移動するよ
うにマージン領域を含む表示領域全体の座標が補正さ
れ、さらに前記指示位置は前記端部から表示領域の端部
まで移動するように補正される。

【0012】また、前記演算手段は、操作体側に設けら
れ、前記座標情報の補正値は、操作体から機器本体側へ
送信される。

【0013】

【発明の実施の形態】以下、本発明の遠隔入力装置を図
面を参照して説明する。図1は本発明の遠隔入力装置の
回路構成図、図3は表示座標の補正を示す説明図、図2
および図4はそれぞれのフローチャートを示す。前記遠
隔入力装置は、操作体1と、レシーバ10および画像処
理部20および画面21を有する機器本体2とで構成さ
れる。前記操作体1側は、送信部3、検出部4および、
システム制御部を兼ねた角度演算部5により構成され、
レシーバ10側は、情報信号受信部6および基準信号発
信部7により構成されている。さらに機器本体2では、
受信部6で受信された情報信号が画像処理部20に与え
られ、この画像処理部20の処理動作により、CRTま
たは液晶表示装置などの画面21の座標表示が制御され
る。

【0014】図5ないし図7は、操作体1の検出部4の
構造と、機器本体2の基準信号発信部7との関係を示し
ている。図5に示すように、操作体1は空間においてそ
の姿勢角度を自由に変えられるものである。図6に示す
ように、操作体1に備えられた検出部4には、4分割ピ
ンホトダイオードなどの受光素子4aと、その前方に位
置する矩形状の開口4bを有するマスクと、その前方に
設けられた赤外光のみを透過するフィルタ4cとから構
成されている。

【0015】機器本体2の基準信号発信部7からは、所
定時間間隔を開けて赤外光が発信される。この赤外光
は、フィルタ4cを透過し、開口4bを介して、受光素
子4aにより受光される。図7では、開口4bを通過し
て、受光素子4aである4分割ピンホトダイオードに受
光される赤外光の受光範囲をαで示している。操作体1
の向きが基準線Zに対して傾斜すると、この傾斜角度に
応じて、受光範囲αが移動する。4分割ダイオードの各
受光部Lu,Ld,Ru,Rdでのそれぞれの受光光量
の差を検出し、角度演算部5により演算することによ
り、基準線Zに対する操作体1の姿勢角度が認識され
る。さらに前記角度演算部5は、受光素子4aからの受
光信号に基づいて、操作体1の基準線Zに対する傾斜姿
勢を座標データとして演算できるようになっている。

【0016】また、他の検出部の構造としては、図8の
(A)および(B)で示されるものを使用することがで
きる。図8(A)は、受光素子24として、第1の検出
用受光素子24a、第2の検出用受光素子24bおよび
参照用受光素子24cが設けられているとともに、前記
参照用受光素子24cの受光面のサイズが前記検出用受
光素子24a,24bの各受光面より小さく形成されて
いる。さらに、第1の検出用受光素子24aの横方向に
おける受光面の略半部が遮蔽体24asによって遮蔽さ
れ、第2の検出用受光素子24bの縦方向における受光
面の略半部が遮蔽体24bsによって遮蔽されている。
前記第1の検出用受光素子24aと参照用受光素子24
cとの出力は、除算回路25aに接続され、前記第2の
検出用受光素子24bおよび参照用受光素子24cとの
出力は、除算回路25bに接続されている。さらに、除
算回路25a側の出力は電流−電圧(I−V)変換器2
6aに、除算回路25bの出力はI−V変換器26b
に、参照用受光素子24cの出力はI−V変換器26c
にそれぞれ接続されている。さらに、スイッチ27の切
換え器を介して信号処理部28の入力に接続され、この
信号処理部28において角度演算部5における処理に必
要なデータへと変換される。

【0017】図8(B)は、受光素子34として、第1
および第2の検出用受光素子34a,34b、参照用受
光素子34cが上記と同様に設けられ、前記検出用受光
素子34a,34bの受光面における横方向の略半部が
互いに異なる方向に斜めに遮蔽されるように遮蔽体34
as,34bsが設けられている。また、参照用受光素
子34cの受光面における縦方向の略半部が遮蔽される
ように遮蔽体34csが設けられている。上記各受光素
子34a,34b,34cの出力は、それぞれ加算回路
31に接続され、加算回路31の出力は除算回路25a
および25b、I−V変換器26cの入力にそれぞれ接
続されている。第1及び第2の検出用受光素子34a,
34bはそれぞれ減算回路30の入力に接続され、減算
回路30の出力はI−V変換器26aの入力に接続され
ている。前記各受光素子34a,34b,34cはそれ
ぞれ加減算回路32に接続され、加減算回路32の出力
はI−V変換器26bに接続されている。その後の処理
は上記(A)と同様に形成されている。

【0018】この演算結果の座標データは、操作体1の
送信部3から情報信号として、レシーバ10の情報信号
受信部6に与えられる。この情報信号も赤外光である。
ここで、基準信号発信部7からの基準信号と、送信部3
から発せられる情報信号とは、時間的に分割されて交互
に送信され、情報信号と基準信号とで赤外光が干渉しな
いようになっている。また、操作体1の角度演算部5
は、操作体側の制御部としての機能も備えており、後述
するタイミングで、角度演算部5から送信部3に要求信
号を発信する司令が与えられ、これに基づき送信部3か
らは、所定の基準信号を発信しないときに機器本体2側
に要求信号が間欠的に所定回数発せられる。

【0019】すなわち、操作体1の電源が投入される
と、操作体1の送信部3からレシーバ10の情報信号受
信部6に向けて要求信号が送信される。レシーバ10を
含む機器本体2側が処理動作可能な状態のときには、前
記要求信号が前記情報信号受信部6により受信される
と、レシーバ10側の基準信号発信部7から操作体1側
の検出部4に向けて基準信号が発信される。前記基準信
号が、前記検出部4で受信されると、操作体1側の角度
演算部5により操作体1の姿勢角度が演算され、さらに
画面21に表示するための座標データを含む情報信号に
変換される。前記情報信号は、操作体1側の送信部3に
よりレシーバ10側の情報信号受信部6に向けて送信さ
れ、機器本体2側に形成されている画像処理部20へ送
られてCRTなどの画面21に座標データとして表示さ
れる。例えばこのデータにより、画面21上のマウスカ
ーソルが移動する。さらに送信部3から送信される情報
信号にはスイッチ情報が含まれ、必要に応じてマウスカ
ーソルの指示位置にてクリック動作などが行なわれる。

【0020】前記要求信号は、前記操作体1側の送信部
3から、所定回数だけ繰り返し送信されるが、要求信号
の発信が所定回数に至ったときに、例えば機器本体2側
の電源がオフになっている場合あるいは操作体1と機器
本体2との間に人が立っていて光が遮断された場合のよ
うに、前記要求信号が情報信号受信部6により受信され
ず、その結果、機器本体2から基準信号が操作体1側に
発信されず、操作体1側で基準信号を受信できなくなっ
たときには、操作体1側での操作処理が停止する。

【0021】また、前記要求信号は、上記したように、
操作体1の電源を投入したときなどに発信されるが、機
器本体2のレシーバ10から基準信号が送信され、これ
に基いて操作体1の送信部3からレシーバ10側に座標
データを含む情報信号が与えられ、これが繰り返されて
いる間は、前記操作体1から機器本体2側のレシーバ1
0への要求信号は停止する。このときの交互送信は例え
ば1秒間に60回程度である。また、この交互送信を行
なっているときに、前記基準信号または前記情報信号が
検出部4または情報信号受信部6により正常に受信され
ない状態に至ったときには、操作体1の送信部3から、
要求信号の発信が再び開始される。

【0022】また、前記要求信号は、1秒間に60回程
度発信され、このような高速で発信することにより、突
然信号のやり取りが遮断された場合でも、画面21上の
マウスカーソルが大きな間隔を置いて移動してしまい、
マウスカーソルを見失うことを極力減らすことができ
る。なお、前記操作体1には、検出部4により検出され
た姿勢角度のデータを、画面21の表示座標データに関
する情報信号に変換するための角度演算部5が設けられ
ている。このような構成とすることにより、与えられた
情報信号をそのまま機器本体2側の画像処理部20に送
り、画面21に直接表示することができるものである。

【0023】図2は、本発明の遠隔入力装置での操作体
1とレシーバ10との間の相互送信の過程を示すフロー
チャートである。前記操作体1の電源を投入することに
より、送信部3から要求信号が情報信号受信部6に向け
て発信される(ステップ1=ST1)。ST2では、機
器本体2の前記情報信号受信部6が前記要求信号を受信
すると、ST3において、レシーバ10の基準信号発信
部7から、操作体1の傾斜角度を検出するために必要な
基準信号が発信される。なお、ST2においてレシーバ
10側で要求信号が受信できないときには、要求信号を
受信するまで待機状態となる。

【0024】ST4において、この基準信号が、操作体
1の検出部4により受信されたか否か確認する。このと
き、前記検出部4が基準信号を受信しなかった場合には
再び要求信号が送信部3から発信される。ここで、ST
1aでは、制御部を兼ねる角度演算部5において要求信
号の送信回数がカウントされ、要求信号の発信回数が所
定回数に達したら、操作体1の動作を停止させる(ST
1b)。すなわち、操作体1から要求信号が間隔をおい
て発信され、操作体1において基準信号を受信できない
ときには、機器本体2側が動作可能な状態でないと判断
され、操作体1からの要求信号が停止させられる。

【0025】ST4において、前記検出部4が基準信号
を受信した場合にはST5の角度演算部5(i)へと進
み、検出部4での図7に示した4分割ホトダイオードの
受光光量の比較に応じて、角度演算部5において、操作
体1の姿勢角度に応じた座標データが演算されて生成さ
れる。この座標データを含む情報信号は、送信部3から
情報信号受信部6に向けて発信され(ST6)、レシー
バ10の受信部6により情報信号が受信されたか否かを
確認する(ST7)。ここで、前記情報信号が受信され
なかった場合には、待機状態となり、操作体1からの要
求信号が再び受信されるのを待つ。ST7で、要求信号
が受信された場合には、情報信号は画像処理部20へと
送られ、画面21上に座標データに基づく表示が行なわ
れる(ST8)。

【0026】信号の遮断などの障害が発生しなければ、
ST3からST8の行程が繰り返され、基準信号と情報
信号とが常に交互に送信され、CRT画面21上をマウ
スカーソルが連続して滑らかに移動させることができ
る。なお、ST3からST8が繰り返されているとき
は、操作体1から要求信号が発せられない。一方、ST
7において、レシーバ10において情報信号が受信され
なかったときには、機器本体2側では操作体1からの次
の要求信号を待つ待機状態になる。このとき、機器本体
2の画像処理部20では、情報信号の受信が断たれる前
に受信した情報信号の座標データが保持され、例えば画
面21上においてカーソルが止まった状態になる。その
後に、要求信号が出され、その後に基準信号と情報信号
との交信が再開されたときには、新たに受信された情報
信号に基づいて画面21をカーソルが移動する。このと
き再開時のカーソルの移動距離が長い場合には、画像処
理部20で平均化処理が行なわれ、カーソルがゆっくり
と移動するように処理される。

【0027】次に、座標データの補正について図3およ
び図4を参照して説明する。この遠隔入力装置では、図
6および図7に示す操作体1の検出部4での傾斜角度の
検出範囲が広く設定されている。この検出範囲は、図7
に示す受光範囲αと4分割ダイオードの受光部Lu,L
d,Ru,Rdとの関係で決められるが、例えば図6に
示す受光素子4aと開口4bとの距離を短くすることに
より、検出範囲を広く設定することが可能である。

【0028】図3では、画面21での表示領域11を6
40×480ドットで示している。この数値は操作体1
の送信部から送信される情報信号の座標データを意味し
ている。図3に示すように、操作体1において認識可能
な検出領域8は2048×2048ドットである。この
検出領域8は11ビットのX座標データおよび11ビッ
トのY座標データとで表現できる。すなわち、操作体1
から送信される情報信号には、X座標データ、Y座標デ
ータの信号長として11ビットずつ用意しておけば、検
出領域8の座標位置を表現できる。

【0029】さらに、この遠隔入力装置では、図3に示
すように、画面21での実際の表示領域11よりも一回
り広いマージン領域9を設定している。このマージン領
域9の幅Wxと高さHyは、表示領域11の縦横長より
もわずかに大きく、例えばこのマージン領域9の範囲は
800×600ドットである。操作体1を最初に操作し
始めたときに、操作体1が画面21の表示領域11の中
心点Cに向けられているときには、マウスカーソルはこ
の中心点Cに表示される。または操作体1を操作し始め
たときに、操作体1の向きが表示領域11内であれば、
マウスカーソルは表示領域11内のいずれかの位置に表
示される。そして、操作体1を空間中で動かすと、操作
体1から送信される前記情報信号での座標データが随時
更新され、操作体1の姿勢の変化にしたがって、表示領
域11内をカーソルが移動する。

【0030】ここで、操作体1の向きが前記表示領域1
1から外れ、画面21上の表示領域11内に表示されて
いたマウスカーソルの指示位置が、表示領域11の外側
で且つマージン領域9の内側であるP1点に移動した場
合には、表示領域11の中心点Cはそのままの状態を保
持し、P1点が表示領域11の1辺11a上またはやや
内側のP1´となるように補正される。すなわち、前記
表示領域11とマージン領域9とが、相似な関係を有し
ていることにより、中心点CとP1点とを結ぶラインと
表示領域11の1辺11aとの交点にP1´点が移動す
る。この補正は、操作体1の角度演算部5において、P
1の座標をP1´となるように、X座標とY座標の値を
加算しまたは減算することにより行なわれる。この加算
または減算処理は操作体1の角度演算部5において行な
われ、補正された座標データを含む情報信号が操作体1
からレシーバ10に与えられる。よって、機器本体2側
の画像処理部20では、表示座標のデータがP1´の位
置であると認識し、画面21では、表示領域11の端の
P1´点にマウスカーソルが表示される。

【0031】この遠隔入力装置では、操作体1の向きが
空間内で変えられることになるため、例えば操作者が、
表示領域11の1辺11aに沿って上から下へまたは下
から上へマウスカーソルを移動させようとして操作体1
を動かしても、操作体1の向き(図5と図6の基準線
Z)を正確に前記1辺11aに沿って移動させることは
実質的に不可能である。そこで、前記のようにマージン
領域9を設け、操作体1がこのマージン領域9内の位置
を指示したときには、カーソルがその直近となる表示領
域11の辺またはそのやや内側に位置するように補正し
ている。この補正により、操作者による操作体1の上下
の動きに追従して、マウスカーソルが表示領域11の辺
11aに沿って移動するようになる。これは表示領域1
1の他の3辺においても同じである。

【0032】一方、操作体1が大きく傾いて、マウスカ
ーソルの指示位置がマージン領域9から外れて、マージ
ン領域9の外側のP2点に移動した場合には、表示領域
11の中心点Cの座標位置が補正される。この場合の補
正として、操作体1が指示しているP2の座標(Px,
Py)を表示領域11の中心点Cの座標として換算し、
表示領域11の中心Cにカーソルマークを表示させても
よい。しかし、本発明では、このように操作体1による
指示位置が表示領域11から大きく外れた場合には、操
作体1による指示位置P2が、マージン領域9の1辺9
a上に位置するように座標データが補正される。

【0033】すなわち、マウスカーソルが、最初の
(E)状態において、表示領域11の端辺のP0に表示
されているときに、操作体1の指示位置がP2点まで移
動したときには、(E)状態の中心点CとP0点とで結
ばれるラインの延長線がマージン領域9の1辺9bと交
わる交点が、P2点に一致するように、座標データが平
行移動するような演算処理が行なわれる。この演算処理
は、操作体1の角度演算部5においてX座標データとY
座標データを加算しまたは減算することにより行なわれ
る。しかも、前記のように、マージン領域9内にある指
示座標は、表示領域11の1辺上またはやや内側の座標
データに変換される。これらの演算結果が情報信号とし
て機器本体2の画像処理部20に与えられることにな
る。

【0034】その結果、操作体1の指示位置(基準線
Z)が表示領域11から大きくはずれているのにもかか
わらず、画面21では表示領域11の端の辺上またはや
や内側の点P2´にマウスカーソルが表示される。そし
て、その位置から操作体1の向きを変えると、P2点を
支点として座標データが更新されていく。例えば、操作
体1の向きを変えて図3の状態の点P2を左に動かして
いくと、P2がマージン領域9内にあるときには、マウ
スカーソルはP2´(表示領域11の辺上)に位置して
おり、それよりも左方向へ向けると、マウスカーソルは
表示領域11内を移動できるようになる。

【0035】したがって、操作体1が表示領域11に対
して大きく傾いていても、その位置を起点として操作体
1を動かすことにより、表示領域11内でマウスカーソ
ルを移動させることができる。例えば障害者が操作体1
を頭部に設置して、頭の動きでマウスカーソルを移動さ
せる場合に、操作体1の頭部での取付け位置がずれたと
しても、頭の動きを無理に傾けることなく、自然の姿勢
で表示領域11内にマウスカーソルを移動させることが
できる。

【0036】また、図2に示すフローチャートでは、S
T7においてレシーバ10での情報信号の受信が断たれ
たときには、次に要求信号が出されるまで待機状態にな
る。次に要求信号が出され情報信号と基準信号との相互
交信が再開されたときに、操作体1の向きがP2点のよ
うに表示領域11から大きく外れた場合には、交信再開
時に、マウスカーソルは表示領域11の端の部分に移動
する。なお、マージン領域9内の指示位置を表示領域1
1の辺11aに移動させる座標データの変換を画像処理
部20に分担させ、P2のように大きく外れた指示点を
マージン領域9内に戻すように、座標データ(基準座
標)を平行移動させる処理を、角度演算部5に分担させ
てもよい。

【0037】図4は、上記の補正演算のフローチャート
で示したものである。なお、このフローチャートは、P
1点およびP2点のX座標(Px)の補正についてのみ
示したが、Y座標(Py)についても同様である。ま
た、移動するマウスカーソルの座標はすべてP点(P1
およびP2を含む)として表わし、またマージン領域9
のX座標方向の全幅をWx(Y座標の場合は全高Hy)
で表した。また表示領域11の中心の座標をC(x,
y)とする。

【0038】まず、ステップ9(ST9)において、マ
ウスカーソルの位置Pxの位置を検出する。このPxが
マージン領域9内、すなわちST10に示されているよ
うに、Cx−(Wx/2)≦Px≦Cx+(Wx/2)
である場合には、表示領域11の中心点C点の補正は行
われず、Cx´=Cxとなる(ST11)。ステップ1
2において、再びPxの位置が確認され、Pxが表示領
域11内であればその位置がそのまま表示画面21の座
標データを含む情報信号に変換され(ST16)、一
方、Pxの位置が表示領域11外であればPxを表示領
域11の端辺に位置するように座標が補正され(ST1
3)、画面21に表示するための情報信号に変換される
(ST16)。

【0039】また、ST9において、Pxの位置がマー
ジン領域9を超えた場合、すなわち、ST14に示され
ているように、Px>Cx+(Wx/2)あるいはPx<
Cx−(Wx/2)である場合には、表示領域11の中心
点の座標(Cx)補正が行われる。このとき、Pxがプラ
ス方向に移動している場合には、その中心点は、Wxの
1/2を差し引いて新たなセンター(Cx´)を算出
し、Pxがマイナス方向に移動している場合には、その
中心点は、Wxの1/2を足して新たなセンター(Cx
´)を求める。このようにして補正されたデータは、S
T16において、画面21に表示するための座標データ
を含む情報信号に変換され(ST16)、コンピュータ
の画面21に出力される。

【0040】さらに、本入力装置は、図示していない
が、演算部(ST5)によるデータを保持する記憶装置
が設けられており、次の演算が行われるまでは、前記デ
ータが保持されるようになっており、操作の途中でデー
タの伝達に障害が発生した場合でも、直前に保持されて
いたデータを基準として、次の処理が行われる。なお、
電源を投入した直後は、画面21の中心を初期状態とす
るようになっている。上記のように、本発明の遠隔入力
装置は、主として頚椎損傷など重度の障害を抱えた人用
として開発されたものであり、本装置を頭に装着するな
どして、コンピュータのCRT画面上に表示された画像
(ワープロ画面)を利用して文字などの入力を行うこと
ができるようにしたものである。

【0041】以上説明したように、本発明の遠隔入力装
置は、上記実施例に限られるものではなく、上記補正処
理に、平均化処理やちらつき防止処理などの処理を加え
ることにより、細かな操作をすることができない障害者
などが使用する際に手がぶれるなどして波打つようにマ
ウスカーソルが移動されてしまった場合でも、カーソル
が直線的になめらかに移動することができるようにする
など、さらに操作性を向上させることができるものであ
る。

【0042】

【発明の効果】本発明の遠隔入力装置は、マウスカーソ
ルの指示位置が表示画面から外れた場合、さらに大きく
外れた場合でも指示位置の座標補正が行われ、常に表示
画面の全領域に対してマウスカーソルを移動させること
ができるようにしたものである。その結果、操作体が頭
部からずれたとしてもCRT画面と頭部の位置関係は初
期の自然な状態に戻るので再びマウスカーソルを容易に
コントロールすることができる。

【0043】また、操作体を装着して使用しているとき
に、障害者が自ら操作体の位置をコントロールすること
ができ、さらに仰臥など特殊な姿勢で使用するなど敢え
て特別な角度で使用する場合にも役立つものである。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明の遠隔入力装置の内部構成を示すブロッ
ク図、

【図2】操作体と機器本体との信号の送信と受信の処理
動作を示すフローチャート、

【図3】本発明の遠隔入力装置の座標補正に関する説明
図、

【図4】座標補正の処理動作を示すフローチャート、

【図5】操作体と基準信号との関係を示す斜視図、

【図6】操作体の検出部の構造を示す断面図、

【図7】検出部の受光素子を示す平面図、

【図8】(A)および(B)検出部の他の実施例を示す
平面図、

【図9】従来の遠隔入力装置の問題点の説明図、

【符号の説明】

1 操作体 2 機器本体 3 送信部 4 検出部 5 角度演算部 6 情報信号受信部 7 基準信号発信部 8 検出可能領域 9 マージン領域 10 レシーバ 11 表示領域 20 画像処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面を有する機器本体と、この機器
    本体に対して空間を介して設けられ且つ姿勢を自由に変
    えることができる操作体とを有し、 前記操作体には、前記機器本体側から発せられた基準信
    号を受信してこの基準信号に対する操作体の姿勢角度を
    検出する検出部と、この検出部により検出された姿勢角
    度に基づく情報信号を機器本体側に与える送信部が設け
    られ、 前記機器本体側には、前記基準信号を発する基準信号発
    信部と、前記情報信号を受信する情報信号受信部と、受
    信した前記情報信号に基づいて前記画面表示を制御する
    画像処理手段とが設けられ、 前記画面の表示領域よりも広い所定範囲のマージン領域
    を設定するとともに、前記操作体の姿勢が、前記表示領
    域に対する指示範囲を越え且つ前記マージン領域内を指
    示する角度姿勢である場合に、操作体による指示位置が
    前記表示領域内に入るように、画面に対して設定された
    座標情報を補正する演算手段が設けられていることを特
    徴とする遠隔入力装置。
  2. 【請求項2】 前記操作体に設けられた検出部は、前記
    マージン領域よりもさらに広い領域を指示範囲にできる
    検出領域を有しており、操作体の角度姿勢による指示位
    置が前記マージン領域から外れているときには、その指
    示位置が前記マージン領域内に入るように、画面に対し
    て設定された座標情報が補正される請求項1記載の遠隔
    入力装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、操作体側に設けられ、
    前記座標情報の補正値は、操作体から機器本体側へ送信
    される請求項1または2記載の遠隔入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010204882A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Hitachi Ltd 関係分析方法、関係分析プログラム、および、関係分析装置
JP2015038750A (ja) * 2007-09-07 2015-02-26 アップル インコーポレイテッド 3dリモートコントローラ用のguiアプリケーション

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