JPH1178868A - 走行台車 - Google Patents

走行台車

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Publication number
JPH1178868A
JPH1178868A JP9259290A JP25929097A JPH1178868A JP H1178868 A JPH1178868 A JP H1178868A JP 9259290 A JP9259290 A JP 9259290A JP 25929097 A JP25929097 A JP 25929097A JP H1178868 A JPH1178868 A JP H1178868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
frame
traveling
wheel
swing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9259290A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitotsugu Ozaki
仁嗣 小崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP9259290A priority Critical patent/JPH1178868A/ja
Publication of JPH1178868A publication Critical patent/JPH1178868A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】走行距離検出車輪12が配設された揺動フ
レーム10を、走行距離検出車輪がレール4近傍に位置
する場合には、レール方向に付勢し、また、走行距離検
出車輪がレールから離れた位置にある場合には、レール
から離れる方向に付勢する付勢手段16を設けた走行台
車に関するものである。 【効果】走行距離検出車輪が、レールに対してスリップ
するようなことが防止でき、従って、走行台車の正確な
走行距離を測定することができるとともに、走行台車を
据え付ける際に、揺動フレームや揺動フレームに配設さ
れた走行距離検出車輪が、レールに衝突して損傷するよ
うなことが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等の床に敷設
されたレールに沿って走行して、荷物の搬送を行う走行
台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、走行台車の台車本体の下面に配設
された車輪支持部材に、レールに載置される走行車輪
と、レールを挟持するように配設された案内車輪と、引
っ張りバネ等のバネ部材によりレールの側面に押し付け
られるように付勢された、走行距離を計測する走行距離
検出車輪とが配設された走行台車が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の走行台車は、吊
り上げられた走行台車を、レールに載置し、据え付けす
る場合に、レールの側面に押し付けられるように付勢さ
れた走行距離検出車輪等が、レール側に突出しているた
めに、そのまま走行台車を下降して、レールに載置しよ
うとすると、レール側に突出している走行距離検出車輪
等がレールに衝突して損傷するという問題があった。
【0004】従来、上述した走行距離検出車輪等の損傷
を防止するために、一時、車輪支持部材から走行距離検
出車輪等を取り外すことが行われているが、この取り外
し作業及びその後の取り付け作業のために、相当の時間
と労力を要し、省力化の点から問題があった。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の走行台車
が有する課題が解決された走行台車を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、走行距離検出車輪が配設
された揺動フレームを、走行距離検出車輪がレール近傍
に位置する場合には、レール方向に付勢し、また、走行
距離検出車輪がレールから離れた位置にある場合には、
レールから離れる方向に付勢する付勢手段を設けたもの
であり、第2には、揺動フレームの揺動中心より、付勢
手段が、レール側に位置したときには、走行距離検出車
輪が配設された揺動フレームを、レール方向に付勢する
とともに、揺動フレームの揺動中心を挟んで、付勢手段
が、レールと反対側に位置したときには、前記走行距離
検出車輪が配設された揺動フレームを、レールから離れ
る方向に付勢するようにしたものであり、第3には、連
結フレーム或いは車輪支持部材の水平フレームと、揺動
フレームとの間に付勢手段としての引っ張りバネを張設
したものである。
【0007】
【実施例】1は、走行台車の台車本体であり、2は、台
車本体1の下面に配設された車輪支持部材である。車輪
支持部材2の相対する垂直フレーム2aに取着された水
平軸3には、レール4に載置される走行車輪5が、適当
な軸受けを介して回転自在に配設されている。6は、車
輪支持部材2の水平フレーム2bに取着された垂直軸7
に、適当な軸受けを介して回転自在に配設された案内車
輪であり、該案内車輪6は、レール4の側面4aを挟持
するように、レール4を挟んで2つの案内車輪6が対で
配設されている。また、本実施例では、レール4を挟ん
で配設された案内車輪6の対が、走行車輪5を挟むよう
に、2組配設されている。
【0008】8は、車輪支持部材2の水平フレーム2b
の1つに、その一端が取着された、水平状の連結フレー
ムであり、連結フレーム8の自由端部には、垂直軸9が
取着されている。10は、一端に透孔10aが穿設され
た揺動フレームであり、揺動フレーム10の透孔10a
に、連結フレーム8に取着された垂直軸9を挿入するこ
とにより、揺動フレーム10が、垂直軸9を中心に、連
結フレーム8に対して水平方向に揺動することができる
ように構成されている。揺動フレーム10には垂直軸1
1が取着されており、該垂直軸11には、揺動フレーム
10の下方に位置するように、走行距離検出車輪12
が、適当な軸受けを介して回転自在に配設されている。
13は、揺動フレーム10上に配設された走行距離検出
ユニットである。
【0009】14は、連結フレーム8或いは車輪支持部
材2の水平フレーム2bに立設されたピンであり、15
は、揺動フレーム10の適当な箇所に立設されたピンで
ある。ピン15は、図2に示されているように、レール
4に近い側の揺動フレーム10の上面に立設されている
ことが好ましい。連結フレーム8或いは車輪支持部材2
の水平フレーム2bに立設されたピン14と揺動フレー
ム10に立設されたピン15には、引っ張りバネ等の付
勢部材16が張設されている。
【0010】走行台車の走行車輪5がレール4に載置さ
れ、案内車輪6がレール4の側面4aを挟持するよう
に、走行台車がレール4に沿って走行する際には、図2
に示されているように、連結フレーム8或いは車輪支持
部材2の水平フレーム2bに立設されたピン14と揺動
フレーム10に立設されたピン15との間に張設された
付勢部材16は、揺動フレーム10の揺動中心となる垂
直軸9より、レール4側に位置するように構成されてい
るので、付勢部材16の付勢力により、揺動フレーム1
0は、垂直軸9を中心に、レール4方向に付勢され、従
って、揺動フレーム10に配設された走行距離検出車輪
12が、レール4の側面4aに押し付けられることにな
る。
【0011】また、吊り上げられた走行台車を、レール
4に据え付ける場合には、揺動フレーム10を、付勢部
材16の付勢力に抗して、垂直軸9を中心に、レール4
から離れる方向に回動させて、図3に示されているよう
に、連結フレーム8或いは車輪支持部材2の水平フレー
ム2bに立設されたピン14と揺動フレーム10に立設
されたピン15との間に張設された付勢部材16が、揺
動フレーム10の揺動中心となる垂直軸9に対して、レ
ール4の反対側に位置するようにしておく。このように
構成することにより、揺動フレーム10は、レール4か
ら離れる方向に付勢されることになるので、レール4方
向に回動することはない。上記のように、揺動フレーム
10を、レール4から離れる方向に付勢された状態にし
て、吊り上げられた走行台車をレール4に据え付けるよ
うにようにしたので、揺動フレーム10や揺動フレーム
10に配設された走行距離検出車輪12が、レール4に
衝突して損傷するようなことが防止できる。
【0012】吊り上げられた走行台車をレール4に載置
し、据え付けた後、揺動フレーム10を、付勢部材16
が、揺動フレーム10の揺動中心となる垂直軸9より、
レール4側に位置するように、レール4方向に回動させ
る。すると、揺動フレーム10は、付勢部材16の付勢
力により、垂直軸9を中心に、レール4方向に付勢さ
れ、従って、揺動フレーム10に配設された走行距離検
出車輪12が、レール4の側面4aに押し付けられるこ
とになる。
【0013】上述したように、走行距離検出車輪12が
配設された揺動フレーム10を、走行距離検出車輪12
がレール4近傍に位置する場合には、レール4方向に付
勢して、揺動フレーム10に配設された走行距離検出車
輪12を、レール4の側面4aに押し付けるようにした
ので、走行距離検出車輪12が、レール4に対してスリ
ップするようなことが防止でき、従って、走行台車の正
確な走行距離を測定することができる。また、走行距離
検出車輪12がレール4から離れた位置にある場合に
は、揺動フレーム10を、レール4から離れる方向に付
勢するようにしたので、吊り上げられた走行台車をレー
ル4に据え付ける際に、揺動フレーム10や揺動フレー
ム10に配設された走行距離検出車輪12が、レール4
に衝突して損傷するようなことが防止できる。
【0014】揺動フレーム10の揺動中心である垂直軸
9より、付勢部材16が、レール4側に位置したときに
は、走行距離検出車輪12が配設された揺動フレーム1
0を、レール4方向に付勢するとともに、揺動フレーム
10の揺動中心である垂直軸9を挟んで、付勢部材16
が、レール4と反対側に位置したときには、走行距離検
出車輪12が配設された揺動フレーム10を、レール4
から離れる方向に付勢するように構成したので、揺動フ
レーム10のレール4方向への付勢と、揺動フレーム1
0のレール4と反対方向への付勢が、揺動フレーム10
の揺動中心である垂直軸9を挟んで、明確に切り換えら
れるので、走行台車の据え付けの際に、確実に、揺動フ
レーム10や揺動フレーム10に配設された走行距離検
出車輪12を、レール4から退避させておくことができ
るとともに、揺動フレーム10や走行距離検出車輪12
のレール4から退避状態を、揺動フレーム10や走行距
離検出車輪12の位置により、簡単に、目視により確認
することができる。
【0015】連結フレーム8或いは車輪支持部材2の水
平フレーム2bと、揺動フレーム10との間に付勢部材
16としての引っ張りバネを張設した簡単な構造によ
り、走行距離検出車輪12が、レール4に対してスリッ
プするようなことが防止でき、従って、走行台車の正確
な走行距離を測定することができるとともに、吊り上げ
られた走行台車の据え付け作業の際に、揺動フレーム1
0や揺動フレーム10に配設された走行距離検出車輪1
2が、レール4に衝突して損傷するようなことが防止で
きる。
【0016】なお、走行距離検出車輪12が配設された
揺動フレーム10が、レール4から離れる方向に付勢さ
れた際に、揺動フレーム10の過度の時計方向への揺動
を防止するために、一例として、図3において、17で
示されているような、板状のストッパーを、揺動フレー
ム10の側部から下方に垂下し、ストッパー17が、連
結フレーム8に当接するように構成することもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏することができる。
【0018】走行距離検出車輪が、レールに対してスリ
ップするようなことが防止でき、従って、走行台車の正
確な走行距離を測定することができるとともに、走行台
車を据え付ける際に、揺動フレームや揺動フレームに配
設された走行距離検出車輪が、レールに衝突して損傷す
るようなことが防止できる。
【0019】揺動フレームのレール方向への付勢と、揺
動フレームのレールと反対方向への付勢が、揺動フレー
ムの揺動中心を挟んで、明確に切り換えられるので、走
行台車の据え付けの際に、確実に、揺動フレームや揺動
フレームに配設された走行距離検出車輪を、レールから
退避させておくことができるとともに、揺動フレームや
走行距離検出車輪のレールから退避状態を、揺動フレー
ムや走行距離検出車輪の位置により、簡単に、目視によ
り確認することができる。
【0020】簡単な構成により、走行距離検出車輪が、
レールに対してスリップするようなことが防止できると
ともに、走行台車の据え付け作業の際に、揺動フレーム
や揺動フレームに配設された走行距離検出車輪が、レー
ルに衝突して損傷するようなことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の走行台車の要部正面図である。
【図2】図2は台車本体が除かれた状態の本発明の走行
台車の要部平面図である。
【図3】図3は図2と同様の台車本体が除かれた状態の
本発明の走行台車の要部平面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・台車本体 2・・・・・・車輪支持部材 4・・・・・・レール 5・・・・・・走行車輪 8・・・・・・連結フレーム 9・・・・・・垂直軸 10・・・・・揺動フレーム 12・・・・・走行距離検出車輪 16・・・・・付勢部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行距離検出車輪が配設された揺動フレー
    ムを、走行距離検出車輪がレール近傍に位置する場合に
    は、レール方向に付勢し、また、走行距離検出車輪がレ
    ールから離れた位置にある場合には、レールから離れる
    方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする走行
    台車。
  2. 【請求項2】揺動フレームの揺動中心より、付勢手段
    が、レール側に位置したときには、走行距離検出車輪が
    配設された揺動フレームを、レール方向に付勢するとと
    もに、揺動フレームの揺動中心を挟んで、付勢手段が、
    レールと反対側に位置したときには、前記走行距離検出
    車輪が配設された揺動フレームを、レールから離れる方
    向に付勢することを特徴とする走行台車。
  3. 【請求項3】連結フレーム或いは車輪支持部材の水平フ
    レームと、揺動フレームとの間に付勢手段としての引っ
    張りバネを張設したことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の走行台車。
JP9259290A 1997-09-08 1997-09-08 走行台車 Pending JPH1178868A (ja)

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JP9259290A JPH1178868A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 走行台車

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JP9259290A JPH1178868A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 走行台車

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JPH1178868A true JPH1178868A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17332036

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JP9259290A Pending JPH1178868A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 走行台車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101243859B1 (ko) * 2010-11-30 2013-03-20 한국철도기술연구원 하이브리드 교통 시스템용 차량의 유도바퀴 격납장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101243859B1 (ko) * 2010-11-30 2013-03-20 한국철도기술연구원 하이브리드 교통 시스템용 차량의 유도바퀴 격납장치

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