JPH117577A - 自動販売機の冷却加熱制御装置 - Google Patents

自動販売機の冷却加熱制御装置

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Publication number
JPH117577A
JPH117577A JP15944497A JP15944497A JPH117577A JP H117577 A JPH117577 A JP H117577A JP 15944497 A JP15944497 A JP 15944497A JP 15944497 A JP15944497 A JP 15944497A JP H117577 A JPH117577 A JP H117577A
Authority
JP
Japan
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cooling
fan
opening
compartment
partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15944497A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kawabe
雅章 川部
Goro Kishimoto
悟郎 岸本
守志 ▲よし▼田
Moriyuki Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP15944497A priority Critical patent/JPH117577A/ja
Publication of JPH117577A publication Critical patent/JPH117577A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 区画室が上下に区切られ、商品がそれぞれの
区画室を通過して搬出される自動販売機に関し、区画室
の断熱壁の開口部が商品通過時、一時的に開いた時に冷
風と温風が混じり合わないようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 それぞれの区画室1c,1dを区切る断
熱壁に設けられた開口部を開閉する仕切り装置10が開
いた時に加熱している区画室1cの加熱ファン6cを停
止し、また冷却している区画室1dの冷却ファン6dを
停止することにより、冷風と温風が混じり合わないよう
にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は区画室が上下に区切
られ、商品がそれぞれの区画室を通過して搬送される自
動販売機の冷却加熱制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機の冷却加熱制御装置と
しては特開平5−197873号公報に示されているも
のがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の自動
販売機の冷却加熱制御装置を説明する。
【0004】図8は、従来の自動販売機の冷却加熱制御
装置の構成ブロック図である。図9は、従来の自動販売
機の冷却加熱制御装置の機能ブロック図である。図10
は、従来の自動販売機の冷却加熱制御装置の動作を示す
フローチャートである。
【0005】図8、図9において、1は自動販売機の本
体であり、1aは左側区画室、1bは右側区画室であ
り、各区画室1a,1bの前面には、それぞれ開口部が
設けられている。2aは左側区画室1aに設けられた左
側蒸発器、2bは右側区画室1bに設けられた右側蒸発
器、3aは左側蒸発器2aに冷媒を送り込む為に設けら
れた左側電磁弁、3bは右側蒸発器2bに冷媒を送り込
む為に設けられた右側電磁弁、4は、電磁弁3a,3b
と共に冷却回路を形成する電動圧縮機、5aは左側区画
室1aに設けられた左側ヒータ、5bは右側区画室1b
に設けられた右側ヒータ、6aは左側区画室1aに設け
られた左側ファン、6bは右側区画室1bに設けられた
右側ファン、7は電動圧縮機4と電磁弁3a,3bとフ
ァン6a,6bとに接続され区画室1a,1bを冷却す
る際は電動圧縮機4を動作、対応する電磁弁3a,3b
を開放、対応するファン6a,6bを動作させ、また冷
却を停止する際は対応する電磁弁3a,3bを閉鎖、対
応するファン6a,6bを動作させ、区画室1a,1b
全てが冷却を停止する際は電動圧縮機5も停止させる冷
却制御手段、8はヒータ5a,5bとファン6a,6b
とに接続され、区画室1a,1bを加熱する際は対応す
るヒータ5a,5b、ファン6a,6bを動作させ、ま
た加熱を停止する際は対応するヒータ5a,5bを停
止、対応するファン6a,6bを動作させる加熱制御手
段、9は、冷却制御手段7及び加熱制御手段8を有する
主制御部となっている。
【0006】以上のように構成された自動販売機の冷却
加熱制御装置について、以下その動作を図10のフロー
チャートをもとにして説明する。
【0007】まず、主制御部9は、区画室1a,1bの
温度を検知する(STEP01)。次に検知した温度が所定の
設定温度となっているかを判定し(STEP02)、設定温度
となっていない区画室1a,1bがある場合、設定温度
になるまで、冷却制御手段7または加熱制御手段8にて
区画室1a,1bを冷却または加熱する(STEP03)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、隣り合う区画室1a,1bの断熱壁に開口
部があり、開口部が仕切り装置により開閉するような場
合、たびたび開口部を開くことにより、冷風と温風が混
じり合い冷却されている区画室の温度が上昇し、加熱し
ている区画室の温度が下降するという欠点があった。
【0009】本発明は従来の課題を解決するもので、断
熱壁の開口部が仕切り装置により一時的に開く場合、開
口部が開いている間だけ冷却ファンまたは加熱ファンを
停止する自動販売機の冷却加熱制御装置を提供すること
を目的とする。
【0010】また、上記従来の構成は、隣り合う区画室
1a,1bの断熱壁に開口部があり、開口部が仕切り装
置により開閉するような場合、開口部が開いた状態で仕
切り装置が故障した時、冷風と温風が混じり合い冷却さ
れている区画室1a,1bの温度が上昇し、加熱してい
る区画室1a,1bの温度が下降するという欠点があっ
た。
【0011】本発明は従来の課題を解決するもので、開
口部が開いた状態で仕切り装置が故障した時、冷却また
は加熱を停止する自動販売機の冷却加熱制御装置を提供
することを目的とする。
【0012】さらに、上記従来の構成は、隣り合う区画
室1a,1bの断熱壁に開口部があり、開口部が仕切り
装置により開閉するような場合、開口部が開いた状態で
仕切り装置が故障した時、冷風と温風が混じり合い冷却
されている区画室1a,1bの温度が上昇し、加熱して
いる区画室1a,1bの温度が下降するという欠点があ
った。
【0013】本発明は従来の課題を解決するもので、開
口部が開いた状態で仕切り装置が故障した時、今まで加
熱していた区画室を強制的に冷却する自動販売機の冷却
加熱制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、断熱壁の開口部が一時的に開いた場合、そ
れぞれの区画室の冷却ファンと加熱ファンを一時的に停
止するように構成したものである。
【0015】これにより、冷風と温風が開口部を開いた
時に混じり難く、冷却されている区画室の温度の上昇が
少なく、また加熱している区画室の温度の下降が少なく
することができる。
【0016】また、この目的を達成するために本発明
は、開口部が開いた状態で仕切り装置が故障した時それ
ぞれの区画室の冷却と加熱を停止するように構成したも
のである。
【0017】これにより、開口部が開いた状態で仕切り
装置が故障した時に、冷風と温風が混じり難く、冷却さ
れている区画室の温度の上昇と加熱している区画室の温
度の下降を遅らせることができる。
【0018】さらに、この目的を達成するために本発明
は、開口部が開いた状態で仕切り装置が故障した時、加
熱されていた区画室を強制的に冷却するように構成した
ものである。
【0019】これにより、冷風と温風が混じり合うこと
がなく、冷却している区画室の商品を販売することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、前面が透明のパネルで形成された扉と開口部を有す
る複数の断熱壁で区画形成された少なくとも2室の区画
室と前記断熱壁の開口部を閉じる仕切り装置と前記仕切
り装置を駆動する仕切り駆動装置と前記区画室に冷媒を
蒸発させ冷却する為に個別に設けられた蒸発器と、前記
蒸発器に冷媒を送り込む為に個別に設けられた電磁弁
と、前記蒸発器、前記電磁弁と共に冷却回路を形成する
電動圧縮機と、前記区画室に個別に設けられたヒータ
と、前記区画室に個別に設けられたファンと前記仕切り
駆動装置に接続され、仕切り装置を自動で動作させる仕
切り駆動装置制御手段と前記電動圧縮機と前記電磁弁と
前記ファンとに接続され前記区画室を冷却する際は前記
電動圧縮機を動作、対応する前記電磁弁を開放、対応す
る前記ファンを動作させ、また断熱壁の開口部が一時的
に開いている際は対応する前記電磁弁は開放、対応する
前記ファンを停止させる冷却制御手段と、前記ヒータと
前記ファンとに接続され前記区画室を加熱する際は対応
する前記ヒータと対応する前記ファンを動作させ、また
断熱壁の開口部が一時的に開いている際は対応する前記
ヒータは動作、対応する前記ファンを停止させる加熱制
御手段を有する主制御部とからなり、前記主制御部は、
隣り合う区画室がそれぞれ冷却と加熱の場合で断熱壁の
開口部が一時的に開いた時、冷風と温風が混じり合うこ
とによる区画室内の温度の上昇と下降を少なくするよう
にしたものであり、電動圧縮機とヒータの動作を少なく
し、冷却または加熱を安定してできる作用を有する。
【0021】請求項2に記載の発明は、前面が透明のパ
ネルで形成された扉と開口部を有する複数の断熱壁で区
画形成された少なくとも2室の区画室と前記断熱壁の開
口部を閉じる仕切り装置と前記仕切り装置を駆動する仕
切り駆動装置と前記区画室に冷媒を蒸発させ冷却する為
に個別に設けられた蒸発器と、前記蒸発器に冷媒を送り
込む為に個別に設けられた電磁弁と、前記蒸発器、前記
電磁弁と共に冷却回路を形成する電動圧縮機と、前記区
画室に個別に設けられたヒータと、前記区画室に個別に
設けられたファンと前記仕切り駆動装置に接続され、仕
切り装置を自動で動作させる仕切り駆動装置制御手段と
断熱壁の開口部が前記仕切り装置により開閉していない
ことを検出する仕切り装置故障検出手段と前記電動圧縮
機と前記電磁弁と前記ファンとに接続され前記区画室を
冷却する際は前記電動圧縮機を動作、対応する前記電磁
弁を開放、対応する前記ファンを動作させ、また断熱壁
の開口部が開いた状態で仕切り装置が故障した際は対応
する前記電磁弁は閉鎖、対応する前記ファンを停止、前
記電動圧縮機も停止させる冷却制御手段と、前記ヒータ
と前記ファンとに接続され前記区画室を加熱する際は対
応する前記ヒータと対応する前記ファンを動作させ、ま
た断熱壁の開口部が開いた状態で仕切り装置が故障した
際は対応する前記ヒータは停止、対応する前記ファンも
停止させる加熱制御手段を有する主制御部とからなり、
前記主制御部は、隣り合う区画室がそれぞれ冷却と加熱
の場合、断熱壁の開口部が開いたまま仕切り装置が故障
し閉まらなくなったとき、冷風と温風が混じり合うこと
による温度の上昇と下降を遅らせるようにしたものであ
り、冷却と加熱を動作させている時に比べ、区画室内の
温度の上昇と下降を遅らすことができるという作用を有
する。
【0022】請求項3に記載の発明は、前面が透明のパ
ネルで形成された扉と開口部を有する複数の断熱壁で区
画形成された少なくとも2室の区画室と前記断熱壁の開
口部を閉じる仕切り装置と前記仕切り装置を駆動する仕
切り駆動装置と前記区画室に冷媒を蒸発させ冷却する為
に個別に設けられた蒸発器と、前記蒸発器に冷媒を送り
込む為に個別に設けられた電磁弁と、冷媒を凝縮させる
凝縮器と、前記蒸発器、前記電磁弁及び前記凝縮器と共
に冷却回路を形成する電動圧縮機と、前記区画室に個別
に設けられたヒータと、前記区画室に個別に設けられた
ファンと前記仕切り駆動装置に接続され、仕切り駆動装
置を自動で制御する仕切り駆動制御手段と前記仕切り装
置により断熱壁の開口部が開閉していないことを検出す
る仕切り装置故障検出手段と前記断熱壁の開口部が仕切
り装置により閉じていない場合、強制的に加熱制御から
冷却制御に切り替える加熱冷却切り替え手段と前記電動
圧縮機と前記電磁弁と前記ファンとに接続され前記区画
室を冷却する際は前記電動圧縮機を動作、対応する前記
電磁弁を開放、対応する前記ファンを動作させ、また断
熱壁の開口部が開いた状態で仕切り装置が故障した際も
対応する前記電磁弁は開放、対応する前記ファン、前記
電動圧縮機も動作させる冷却制御手段と、前記ヒータと
前記ファンとに接続され前記区画室を加熱する際は対応
する前記ヒータと対応する前記ファンを動作させ、また
断熱壁の開口部が開いた状態で仕切り装置が故障した際
は対応する前記ヒータ、対応する前記ファンを停止さ
せ、強制的に前記電動圧縮機と前記電磁弁と前記ファン
を動作させて冷却を行う加熱冷却切り替え手段を有する
主制御部とからなり、前記主制御部は、隣り合う区画室
がそれぞれ冷却制御と加熱制御の場合で断熱壁の開口部
が開いたまま仕切り装置が故障し閉まらなくなったと
き、今まで加熱をしていた区画室を冷却に切り替えるよ
うにしたもので、冷却している区画室の商品を販売する
ことができるという作用を有する。
【0023】以下、本発明による自動販売機の冷却加熱
制御装置の実施の形態について、図面を参照しながら説
明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0024】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による自動販売機の冷却加熱制御装置の構成ブロ
ックである。図2は、同実施の形態による自動販売機の
冷却加熱制御装置の機能ブロック図である。図3は、同
実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【0025】図1、図2において、1cは上側区画室、
1dは下側区画室、2cは上側区画室1cに設けられた
上側蒸発器、2dは下側区画室1dに設けられた下側蒸
発器、3cは上側蒸発器2cに冷媒を送り込む為に設け
られた上側電磁弁、5cは上側区画室1aに設けられた
上側ヒータ、6cは上側区画室1cに設けられた上側フ
ァン、6dは下側区画室1dに設けられた下側ファン、
10は、断熱壁の開口部を開閉する仕切り装置、11
は、仕切り装置10を駆動する仕切り駆動装置、12
は、仕切り駆動装置10に動作の指示を与える仕切り駆
動装置制御手段、9aは、仕切り駆動装置制御手段12
と冷却制御手段7及び加熱制御手段8を有する主制御部
となっている。
【0026】以上のように構成された自動販売機の冷却
加熱制御装置について、以下その動作を図3のフローチ
ャートをもとにして説明する。
【0027】まず、主制御部9aは、断熱壁の開口部を
仕切り装置の駆動して開ける機会を待つ(STEP11)。開
ける必要があるの場合、冷却制御手段7が下側ファン6
d(冷却ファン)を停止する(STEP12)。次に加熱制御
手段8が上側ファン6c(温風ファン)を停止する(ST
EP13)。次に仕切り駆動装置制御手段12は、仕切り駆
動装置11を介して仕切り装置10を動作させ、断熱壁
の開口部を開ける(STEP14)。次に仕切り駆動装置制御
手段12は、仕切り駆動装置11を介して仕切り装置1
0を動作させ、断熱壁の開口部を閉める(STEP15)。開
口部を閉め終わると冷却制御手段7が下側ファン6d
(冷却ファン)を動作させ(STEP16)、次に加熱制御手
段8が上側ファン6c(温風ファン)を動作させる(ST
EP17)。
【0028】以下主制御部9aは上記動作(STEP11〜1
7)を継続する。以上のように本実施の形態の自動販売
機の冷却加熱制御装置は、断熱壁の開口部が一時的に開
いた場合、それぞれの区画室1c,1dの下側ファン6
dと上側ファン6cを一時的に停止することにより、冷
風と温風が開口部を開いた時に混じり難くなりそれぞれ
の区画室1a,1bの温度の上昇と下降を少なくでき
る。
【0029】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2による自動販売機の冷却加熱制御装置の機能ブロ
ックである。図5は、同実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【0030】図4、図5において、13は、断熱壁の開
口部が仕切り装置10により開閉ができなくなったこと
を検出する仕切り装置故障検出手段である。9bは、仕
切り駆動装置制御手段12と仕切り装置故障検出手段1
3と冷却制御手段7及び加熱制御手段8を有する主制御
部となっている。
【0031】以上のように構成された自動販売機の冷却
加熱制御装置について、以下その動作を図5のフローチ
ャートをもとにして説明する。
【0032】図5において、まず、主制御部9bは、断
熱壁の開口部を仕切り装置10の駆動して開ける機会を
待つ(STEP21)。開ける必要があるの場合、冷却制御手
段7が下側ファン6d(冷却ファン)を停止する(STEP
22)。次に加熱制御手段8が上側ファン6c(温風ファ
ン)を停止する(STEP23)。次に仕切り駆動装置制御手
段12は、仕切り駆動装置11を介して仕切り装置10
を動作させ、断熱壁の開口部を開ける(STEP24)。仕切
り装置故障検出手段13は、断熱壁の開口部が開いたか
を判断する(STEP25)。次に仕切り駆動装置制御手段1
2は、仕切り駆動装置11を介して仕切り装置10を動
作させ、断熱壁の開口部を閉める(STEP26)。仕切り装
置故障検出手段13は、断熱壁の開口部が閉じたかを判
断する(STEP27)。この時に、断熱壁の開口部が閉じな
かった場合、冷却制御手段7が下側区画室1dの冷却を
停止し(STEP28)、次に加熱制御手段8が上側区画室1
cの加熱を停止する(STEP29)。
【0033】以上のように本実施の形態の自動販売機の
冷却加熱制御装置は、開口部が開いた状態で仕切り装置
10が故障した時それぞれの区画室1c,1dの冷却と
加熱を停止することにより、冷風と温風が混じり難くそ
れぞれの区画室1c,1dの温度の上昇と下降を遅らせ
ることができる。
【0034】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3による自動販売機の冷却加熱制御装置の機能ブロ
ックである。図7は、同実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【0035】図6、図7において、14は、加熱されて
いる区画室1cを強制的に冷却する切り替える加熱冷却
切り替え手段である。9cは、仕切り駆動装置制御手段
12と仕切り装置故障検出手段13と加熱冷却切り替え
手段14と冷却制御手段7及び加熱制御手段8を有する
主制御部となっている。
【0036】以上のように構成された自動販売機の冷却
加熱制御装置について、以下その動作を図7のフローチ
ャートをもとにして説明する。
【0037】まず、主制御部9cは、断熱壁の開口部を
仕切り装置10を駆動して開ける機会を待つ(STEP3
1)。開ける必要があるの場合、冷却制御手段7が下側
ファン6d(冷却ファン)を停止する(STEP32)。次に
加熱制御手段8が上側ファン6c(温風ファン)を停止
する(STEP33)。次に仕切り駆動装置制御手段12は、
仕切り駆動装置11を介して仕切り装置10を動作さ
せ、断熱壁の開口部を開ける(STEP34)。仕切り装置故
障検出手段13は、断熱壁の開口部が開いたかを判断す
る(STEP35)。次に仕切り駆動装置制御手段12は、仕
切り駆動装置11を介して仕切り装置10を動作させ、
断熱壁の開口部を閉める(STEP36)。仕切り装置故障検
出手段13は、断熱壁の開口部が閉じたかを判断する
(STEP37)。この時に、断熱壁の開口部が閉じてなかっ
た場合、加熱制御手段8は上側区画室1cの加熱を停止
し、冷却制御手段7が、強制的に冷却にする(STEP3
8)。
【0038】以上のように本実施の形態の自動販売機の
冷却加熱制御装置は、開口部が開いた状態で仕切り装置
が故障した時、加熱されていた区画室1cを強制的に冷
却することにより、冷却している区画室1dの商品を販
売。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、断熱壁の
開口部が一時的に開いた場合、それぞれの区画室の冷却
ファンと加熱ファンを一時的に停止することにより、冷
風と温風が開口部を開いた時に混じり難くなりそれぞれ
の区画室の温度の上昇と下降を少なくできる。
【0040】また、開口部が開いた状態で仕切り装置が
故障した時それぞれの区画室の冷却と加熱を停止するこ
とにより、冷風と温風が混じり難く冷却されている区画
室の温度の上昇と加熱している区画室の温度の下降を遅
らせることができる。
【0041】また、開口部が開いた状態で仕切り装置が
故障した時、加熱されていた区画室を強制的に冷却する
ことにより、冷却している区画室の商品を販売するこた
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の冷却加熱制御装置の
実施の形態1の構成ブロック図
【図2】同実施の形態の自動販売機の冷却加熱制御装置
の機能ブロック図
【図3】同実施の形態の自動販売機の冷却加熱制御装置
の動作を示すフローチャート
【図4】同実施の形態の自動販売機の冷却加熱制御装置
の機能ブロック図
【図5】本発明による自動販売機の冷却加熱制御装置の
動作を示すフローチャート
【図6】同実施の形態の自動販売機の冷却加熱制御装置
の機能ブロック図
【図7】本発明による自動販売機の冷却加熱制御装置の
動作を示すフローチャート
【図8】従来の自動販売機の冷却加熱制御装置の構成ブ
ロック図
【図9】従来の自動販売機の冷却加熱制御装置の機能ブ
ロック図
【図10】従来の自動販売機の冷却加熱制御装置の動作
を示すフローチャート
【符号の説明】
1a 左側区画室 1b 右側区画室 1c 上側区画室 1d 下側区画室 2a 左側蒸発器 2b 右側蒸発器 2c 上側蒸発器 2d 下側蒸発器 3a 左側電磁弁 3b 右側電磁弁 3c 上側電磁弁 4 電動圧縮機 5a 左側ヒータ 5b 右側ヒータ 5c 上側ヒータ 6a 右側ヒータ 6b 左側ファン 6c 上側ヒータ 6d 下側ファン 7 冷却制御手段 8 加熱制御手段 9,9a,9b,9c 主制御部 10 仕切り装置 11 仕切り駆動装置 12 仕切り駆動装置制御手段 13 仕切駆動手段 14 加熱冷却切り替え手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が透明のパネルで形成された扉と開
    口部を有する複数の断熱壁で区画形成された少なくとも
    2室の区画室と前記断熱壁の開口部を閉じる仕切り装置
    と前記仕切り装置を駆動する仕切り駆動装置と前記区画
    室に冷媒を蒸発させ冷却する為に個別に設けられた蒸発
    器と、前記蒸発器に冷媒を送り込む為に個別に設けられ
    た電磁弁と、前記蒸発器、前記電磁弁と共に冷却回路を
    形成する電動圧縮機と、前記区画室に個別に設けられた
    ヒータと、前記区画室に個別に設けられたファンと前記
    仕切り駆動装置に接続され、仕切り装置を自動で動作さ
    せる仕切り駆動装置制御手段と前記電動圧縮機と前記電
    磁弁と前記ファンとに接続され前記区画室を冷却する際
    は前記電動圧縮機を動作、対応する前記電磁弁を開放、
    対応する前記ファンを動作させ、また断熱壁の開口部が
    一時的に開いている際は対応する前記電磁弁は開放、対
    応する前記ファンを停止させる冷却制御手段と、前記ヒ
    ータと前記ファンとに接続され前記区画室を加熱する際
    は対応する前記ヒータと対応する前記ファンを動作さ
    せ、また断熱壁の開口部が一時的に開いている際は対応
    する前記ヒータは動作、対応する前記ファンを停止させ
    る加熱制御手段を有する主制御部とからなり、前記主制
    御部は、隣り合う区画室がそれぞれ冷却と加熱の場合で
    断熱壁の開口部が一時的に開いた時、冷風と温風が混じ
    り合うことによる区画室内の温度の上昇と下降を少なく
    したことを特徴とする自動販売機の冷却加熱制御装置。
  2. 【請求項2】 前面が透明のパネルで形成された扉と開
    口部を有する複数の断熱壁で区画形成された少なくとも
    2室の区画室と前記断熱壁の開口部を閉じる仕切り装置
    と前記仕切り装置を駆動する仕切り駆動装置と前記区画
    室に冷媒を蒸発させ冷却する為に個別に設けられた蒸発
    器と、前記蒸発器に冷媒を送り込む為に個別に設けられ
    た電磁弁と、前記蒸発器、前記電磁弁と共に冷却回路を
    形成する電動圧縮機と、前記区画室に個別に設けられた
    ヒータと、前記区画室に個別に設けられたファンと前記
    仕切り駆動装置に接続され、仕切り装置を自動で動作さ
    せる仕切り駆動装置制御手段と断熱壁の開口部が前記仕
    切り装置により開閉していないことを検出する仕切り装
    置故障検出手段と前記電動圧縮機と前記電磁弁と前記フ
    ァンとに接続され前記区画室を冷却する際は前記電動圧
    縮機を動作、対応する前記電磁弁を開放、対応する前記
    ファンを動作させ、また断熱壁の開口部が開いた状態で
    仕切り装置が故障した際は対応する前記電磁弁は閉鎖、
    対応する前記ファンを停止、前記電動圧縮機も停止させ
    る冷却制御手段と、前記ヒータと前記ファンとに接続さ
    れ前記区画室を加熱する際は対応する前記ヒータと対応
    する前記ファンを動作させ、また断熱壁の開口部が開い
    た状態で仕切り装置が故障した際は対応する前記ヒータ
    は停止、対応する前記ファンも停止させる加熱制御手段
    を有する主制御部とからなり、前記主制御部は、隣り合
    う区画室がそれぞれ冷却と加熱の場合で断熱壁の開口部
    が開いたまま仕切り装置が故障し閉まらなくなったと
    き、冷風と温風が混じり合うことによる温度の上昇と下
    降を遅らせることを特徴とする自動販売機の冷却加熱制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前面が透明のパネルで形成された扉と開
    口部を有する複数の断熱壁で区画形成された少なくとも
    2室の区画室と前記断熱壁の開口部を閉じる仕切り装置
    と前記仕切り装置を駆動する仕切り駆動装置と前記区画
    室に冷媒を蒸発させ冷却する為に個別に設けられた蒸発
    器と、前記蒸発器に冷媒を送り込む為に個別に設けられ
    た電磁弁と、前記蒸発器、前記電磁弁と共に冷却回路を
    形成する電動圧縮機と、前記区画室に個別に設けられた
    ヒータと、前記区画室に個別に設けられたファンと前記
    仕切り駆動装置に接続され、仕切り駆動装置を自動で動
    作させる仕切り駆動制御手段と断熱壁の開口部が前記仕
    切り装置により開閉していないことを検出する仕切り装
    置故障検出手段と前記断熱壁の開口部が仕切り装置によ
    り閉じていない場合、強制的に加熱から冷却に切り替え
    る加熱冷却切り替え手段と前記電動圧縮機と前記電磁弁
    と前記ファンとに接続され前記区画室を冷却する際は前
    記電動圧縮機を動作、対応する前記電磁弁を開放、対応
    する前記ファンを動作させ、また断熱壁の開口部が開い
    た状態で仕切り装置が故障した際も対応する前記電磁弁
    は開放、対応する前記ファン、前記電動圧縮機も動作さ
    せる冷却制御手段と、前記ヒータと前記ファンとに接続
    され前記区画室を加熱する際は対応する前記ヒータと対
    応する前記ファンを動作させ、また断熱壁の開口部が開
    いた状態で仕切り装置が故障した際は対応する前記ヒー
    タ、対応する前記ファンを停止させ、強制的に前記電動
    圧縮機と前記電磁弁と前記ファンを動作させて冷却を行
    う加熱冷却切り替え手段を有する主制御部とからなり、
    前記主制御部は、隣り合う区画室がそれぞれ冷却と加熱
    の場合で断熱壁の開口部が開いたまま仕切り装置が故障
    し閉まらなくなったとき、今まで加熱をしていた区画室
    を冷却するように切り替えることを特徴とする自動販売
    機の冷却加熱制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002123863A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機の制御方法
JP4524892B2 (ja) * 2000-09-14 2010-08-18 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機の制御方法

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