JPH1171839A - 建材用軽量形鋼 - Google Patents

建材用軽量形鋼

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JPH1171839A
JPH1171839A JP23464797A JP23464797A JPH1171839A JP H1171839 A JPH1171839 A JP H1171839A JP 23464797 A JP23464797 A JP 23464797A JP 23464797 A JP23464797 A JP 23464797A JP H1171839 A JPH1171839 A JP H1171839A
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昇 金子
Yoshihito Sakamoto
義仁 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動の減衰性又は吸振性に優れ、衝撃音を低
減することができ、施工も容易な建材用軽量形鋼を得る
こと。 【解決手段】 断面形状が溝形又はリップ溝形の鋼材1
5の表面に振動の減衰性又は吸振性を有する被覆材16
を一体に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材用軽量形鋼に
係り、特に、スチールハウスの床根太に用いて有効な建
材用軽量形鋼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、木材に代えて板厚1mm程度の溝
形鋼を用いた建築物が実用化されている。図4はこの種
建築物の一例の要部を示す斜視図である。図において、
1aは2本のリップ溝形鋼を背中合せに立設固定した下
階のスタッド、3aはスタッド1aのウエブ面にビス止
めされたホールダウン金物、2aはスタッド1a上に設
置され、スタッド1aにビス止めされた上枠である。4
はそのフランジが上枠2aにビス止めされた端根太、5
aは上枠2a上にこれと直交して設置され、一端が端根
太4のウエブに当接されて上下のフランジが上枠2aに
ビス止めされた床根太、6は端根太4及び床根太5aの
ウエブにビス止めされたウエブ補強材、7は端根太4及
び床根太5aのフランジ上に載置され、ビスで固定され
た床用合板である。
【0003】2bは上階の下枠、1bは下枠2b上に立
設されて下枠2bに固定されたスタッド、3bはスタッ
ド1bのウエブ面にビス止めされたホールダウン金物
で、下枠2b、床用合板7を介して端根太4及び床根太
5a上に載置され、ホールダウン金物3a,3b間に挿
通されたボルト8により一体に結合される。
【0004】上述の床根太5aには、一般に、フランジ
幅40〜50mm、ウエブ幅140〜300mm、リッ
プ幅12〜20mm、板厚0.8〜1.6mmのリップ
溝形鋼が用いられている。そして、上枠2a上に300
〜500mmピッチで並べられてビス止めされ、フラン
ジ上に床用合板7が載置され、ビス止めされて床を構成
している。なお、下階に居室がある場合は、床構造の下
部に天井板9が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような床構造の
建築物においては、歩行や物の落下などにより床面に衝
撃力が作用すると、この衝撃力が床用合板7を介して床
根太5aに伝達される。床根太5aには上述のように
0.8〜1.6mmの薄い肉厚のリップ溝形鋼が用いら
れているため、床面から伝達された衝撃力によって振動
し、これが音源となって音が放射され、木造床などに比
べて音色の高い音が発生し、天井板9を通して下階室に
騒音が侵入する。
【0006】このような問題を解決するため、図5に示
すように、床用合板7と天井板9で囲まれた空間に、厚
さ40〜50mm程度のグラスウール、ロックウールの
如き吸音材12を配設し、その吸音効果により下階室の
床衝撃音の低減をはかっている。なお、図5において、
10は床仕上げ材、11は天井根太である。
【0007】しかしながら、吸音材12は放射された音
を吸引するが、床根太5aの振動を抑制する効果がない
ため、下階室への騒音の低減効果は充分ではなかった。
また、床根太5aと天井板9との間に形成された空間
に、大きな吸音材12を設置しなければならないので、
施工が面倒であった。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、振動の減衰性又は吸振性に優れ、衝撃音
を低減することができ、施工も容易な建材用軽量形鋼を
得ることを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建材用軽量
形鋼は、断面形状が溝形又はリップ溝形の鋼材の表面に
振動の減衰性又は吸振性を有する被覆材を一体に設けた
ものである。
【0010】また、本発明に係る建材用軽量形鋼は、一
方の面に振動の減衰性又は吸振性を有する被覆材を一体
に設けた鋼板を、前記被覆材を設けた面を外側にして曲
げ加工し、断面形状を溝形又はリップ溝形に形成したも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る建材用軽量形
鋼(以下軽量形鋼という)を用いた床構造の要部を示す
模式図で、7は合成床板、9は天井板、10は床仕上材
である。5は軽量形鋼で構成された床根太で、本発明に
おいては、軽量鋼材は図2に示すように、断面がリップ
溝形の形鋼15の表面に、振動の減衰性又は吸振性を有
する被覆材16を一体に設けたものである。
【0012】上記のような軽量鋼材からなる床根太5に
よれば、床面に作用した衝撃力による振動は、被覆材1
6を介して形鋼15に伝達されるが、被覆材16により
減衰又は吸収され、また、床根太5のウエブ面の振動に
対して被覆材16が伸縮変形することにより、床根太5
自体の減衰性能も向上して振動しにくくなるため、音源
としての床根太5は放射音を大幅に低減することができ
る。
【0013】また、端根太4及び上枠2aと床根太5を
構成する形鋼15との間に被覆材16が介装されている
ため、端根太4、上枠2a、下枠2b、スタッド1a,
1bなどには減衰した床根太5からの振動が伝達され、
また、床根太5とこれら部材とが直接金属によって接触
していないので、いわゆるこすり音が皆無になる。さら
に、床根太5や合成床板7のビス止め(通常、タッピン
グねじを使用している)時において、これら部材の振動
の他部材への伝播が押えられ、また発生音が抑制される
ため、周囲環境が改善される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。床
根太5を構成する形鋼15には、フランジ幅40〜50
mm、ウエブ幅140〜300mm、リップ幅12〜2
0mm、板厚0.8〜1.6mmのリップ溝形鋼を用
い、また、被覆材16には、熱硬化性の合成樹脂を展色
剤とし、無機顔料を充填剤として加えた20℃で220
ボイズ程度の粘度を有するペースト状の塗料を使用し
た。そして、この被覆材16を形鋼15の全表面に重ね
塗りして2mm厚程度塗布することにより複合材からな
る床根太5を構成し、この床根太5を300〜500m
mピッチで端根太4上にビス止めして設置し、その上に
床用合板7を載置してビス止めし、スチールハウスの床
構造を施工した。
【0015】上記のような本発明に係る軽量形鋼からな
る床根太5を用いた床構造と、比較用として被覆材16
を設けていないリップ溝形鋼を床根太として同じ仕様で
施工した従来のスチールハウスの床構造とを、JISA
1418「建築物の現場における床衝撃音レベルの測定
方法」に規定された軽量床衝撃源により床面を加振した
ときの床根太のウエブ中央部における振動加速度レベル
の測定を行った。結果を図3に示す。図3から明らかな
ように、本発明に係る床根太には、比較例の床根太に比
べて各周波数において振動加速度レベルが小さいことが
確認された。
【0016】上記の説明では、本発明に係る建材用軽量
形鋼を床根太に使用した場合を示したが、本発明はこれ
に限定するものではなく、溝形鋼を用いる端根太その他
の部材にも使用することができる。また、上記の説明で
は断面が溝形又はリップ溝形の形鋼の表面に被覆材を設
けた場合を示したが、一方の面に減衰性又は吸振性を有
する被覆材を一体に設けた鋼板を、被覆材を設けた面を
外側にして曲げ加工し、断面が溝形又はリップ溝形の軽
量形鋼を構成してもよい。
【0017】なお、本発明に係る軽量形鋼に加えて、従
来技術で説明した吸音材を併設すれば、放射音自体の低
減と、放射された音の吸収の両方の効果を得ることがで
きる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る建材用軽量形鋼は、断面形
状が溝形又はリップ溝形の鋼材の表面に振動の減衰性又
は吸振性を有する被覆材を一体に設け、または、一方の
面に振動の減衰性又は吸振性を有する被覆材を一体に設
けた鋼板を、被覆材を設けた面を外側にして曲げ加工
し、断面形状を溝形又はリップ溝形に形成したので、こ
れらを例えば、スチールハウスの床根太に使用すれば、
床面に衝撃力が加えられた場合に床根太の振動が抑制さ
れ、下階室への衝撃音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建材用軽量形鋼を使用した床構造
の要部の模式図である。
【図2】図1の床根太の斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係る床根太と従来の床根太の
各周波数と振動加速度レベルとの関係を示す線図であ
る。
【図4】従来のスチールハウスの要部の斜視図である。
【図5】図4の床構造の要部の模式図である。
【符号の説明】
5 床根太 7 床用合板 9 天井板 15 形鋼 16 被覆材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状が溝形又はリップ溝形の鋼材の
    表面に振動の減衰性又は吸振性を有する被覆材を一体に
    設けたことを特徴とする建材用軽量形鋼。
  2. 【請求項2】 一方の面に振動の減衰性又は吸振性を有
    する被覆材を一体に設けた鋼板を、前記被覆材を設けた
    面を外側にして曲げ加工し、断面形状を溝形又はリップ
    溝形に形成したことを特徴とする建材用軽量形鋼。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102713101A (zh) * 2010-01-14 2012-10-03 新日本制铁株式会社 板状楼板构造以及建筑构造物
CN103088947A (zh) * 2013-02-18 2013-05-08 中国十七冶集团有限公司 冷弯薄壁格构型钢-混凝土叠合保温楼板及其生产工艺
CN104612299A (zh) * 2014-12-06 2015-05-13 朱赞成 高效隔声的木结构房屋楼盖

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