JPH1169227A - 画像データのシーケンス検出装置および符号化装置 - Google Patents

画像データのシーケンス検出装置および符号化装置

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JPH1169227A
JPH1169227A JP21752997A JP21752997A JPH1169227A JP H1169227 A JPH1169227 A JP H1169227A JP 21752997 A JP21752997 A JP 21752997A JP 21752997 A JP21752997 A JP 21752997A JP H1169227 A JPH1169227 A JP H1169227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プルダウンシーケンスを入力ビデオ信号から
検出し、検出に基づいて圧縮符号化する時に、画面のブ
レが発生することを防止する。 【解決手段】 シーケンス検出の状態遷移は、状態f1
から開始する。シーケンス検出がロックしている状態で
は、状態F2→F3→F4→F1のように、1/24
(秒)の周期で順次状態が遷移する。状態F3から状態
遷移が生じる時に、シーケンス検出のロックが外れる
と、状態f3に遷移する。この状態f3は、直前の状態
F3とフィールドの関係を維持し、順次走査のフラグを
インターレス走査のものへ反転したものである。状態f
3において、再びシーケンスが検出されるのを待機す
る。状態f3を設けることによって、プルダウン素材の
途中にCM等が挿入されている場合でも、画面のブレが
生じることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、映画等のフィル
ム素材の画像情報をビデオ信号に変換し、さらに、ビデ
オ信号を圧縮するのに適用される画像データのシーケン
ス検出装置および符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映画等のフィルム素材は、毎秒24コマ
のデータであり、一方、ビデオ信号例えばNTSC方式
のビデオ信号は、毎秒30フレームである。従って、フ
ィルム素材をビデオ信号に変換する場合では、24コマ
から30フレームを生成する処理が必要とされる。この
ような処理は、所定の変換パターンで2個のフィールド
を3個のフィールドに変換する処理を含むことから、一
般に2:3プルダウンと称される。すなわち、自動的に
5フレームに2回の割合で第1フィールドの繰り返しを
発生させることにより、24コマから30フレームの変
換がなされる。テレシネ装置がフィルム素材をテレビジ
ョン素材に変換する装置として知られている。
【0003】画像データは、一般的にデータ量が多いの
で、伝送、記録に際して、データ量を圧縮する圧縮処理
がなされる。上述した2:3プルダウン処理により得ら
れたビデオ信号を圧縮する時には、フレーム数を増やす
ために挿入したフィールド(繰り返しフィールド)の情
報が冗長であるため、繰り返しフィールドを除去するよ
うに圧縮符号化を行い、圧縮の効率を向上するようにな
される。このように、2:3プルダウン処理によりフレ
ーム数を毎秒30フレームに増やした画像データの繰り
返しフィールドを検出し、繰り返しフィールドを除去
し、再びフレーム数を24フレームに減らす処理は、逆
2:3プルダウン処理と呼ばれる。繰り返しフィールド
の検出は、フレーム間差分に基づいてなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
ム素材から変換されたビデオ信号を編集した場合には、
2:3プルダウンの処理のシーケンスが乱れることがあ
る。また、映画の途中にCMが入るように、途中で2:
3プルダウンでない素材が混入されることがある。さら
に、撮像管を使用したテレシネ装置によりフィルム素材
をビデオ信号へ変換した場合、フレームメモリを使用し
たノイズリデューサによるノイズ処理を受けた場合で
は、フレーム間に残像が発生し、2:3プルダウンのシ
ーケンスが乱れることがある。これらの2:3プルダウ
ンでない素材が入ったり、2:3プルダウンのシーケン
スが乱れた素材が存在する場合には、繰り返しフィール
ドを正しく検出することが困難である。若し、誤った検
出に基づいて、圧縮符号化を行うと、復号画像が不自然
な動きとなる問題があった。
【0005】このような不自然な動きを含む時でも、D
VD、磁気テープ等のストレージメディアの場合では、
検出方法および検出条件を適宜変更して検出を行うこと
によって、2:3プルダウンのシーケンスを予め探して
おき、編集等により途中でシーケンスが乱れても、圧縮
効率を高めることが可能である。しかしながら、ディジ
タル放送のような放送用のメディアでは、リアルタイム
性が要求されるために、検出方法および検出条件を変更
して予めシーケンスを探しておくことができない。この
ため、ディジタル放送では、2:3プルダウン処理され
たビデオ信号を圧縮符号化する場合、繰り返しフィール
ドの除去の処理を行わないのが普通であり、圧縮効率が
低下する問題があった。
【0006】従って、この発明の目的は、圧縮符号化の
ために2:3プルダウンのシーケンスを検出する時に、
シーケンスが検出できない場合でも、圧縮符号化を良好
に行うことが可能な画像データのシーケンス検出装置お
よび符号化装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、同一フィールドの画像が所定
の割合で繰り返された画像データが入力され、繰り返さ
れたフィールドを検出するシーケンス検出装置におい
て、フレーム間差分を演算し、フレーム間差分からシー
ケンスを検出するシーケンス検出部を有し、シーケンス
検出部は、インターレス走査の第1の状態からシーケン
ス検出を開始し、シーケンス検出がなされると、インタ
ーレス走査と順次走査を区別するフラグを順次走査にセ
ットする第2の状態に移り、第2の状態において、シー
ケンス検出のロックが外れると、インターレス走査と順
次走査を区別するフラグをインターレス走査にセット
し、次にシーケンス検出がなされるまで、インターレス
走査にセットした状態で待機し、フラグをビデオデータ
と共に出力することを特徴とするシーケンス検出装置で
ある。
【0008】請求項2の発明は、順次走査で"1" とな
り、インターレス走査で"0" となる第1のフラグと、最
初のフィールドがトップで"1" となり、これがホトム
で"0" となる第2のフラグと、繰り返しフィールドが存
在する時に"1" となり、これが存在しない時に"0" とな
る第3のフラグとによって、状態遷移が規定され、シー
ケンス検出がロックしている場合では、第1のフラグ、
第2のフラグおよび第3のフラグが全て"1" の状態F2
と、第1のフラグが"1" で、第2および第3のフラグ
が"0" の状態F3と、第1および第3のフラグが"1"
で、第2のフラグが"0" の状態F4と、第1および第2
のフラグが"1" で、第3のフラグが"0"の状態F1とが
順次所定周期で遷移することを特徴とするシーケンス検
出装置である。
【0009】好ましくは、シーケンス検出のロックが外
れるときには、状態F3から第1のフラグが"0" に反転
し、第2および第3のフラグが"0" のままの状態f3に
遷移し、シーケンス検出がロックするまで待機する。
【0010】また、この発明は、同一フィールドの画像
が所定の割合で繰り返された画像データが入力され、繰
り返されたフィールドを検出するシーケンス検出装置か
らのビデオデータとフラグとが供給される画像データ符
号化装置において、フレーム間差分を演算し、フレーム
間差分からシーケンスを検出するシーケンス検出部を有
し、シーケンス検出部は、インターレス走査の第1の状
態からシーケンス検出を開始し、シーケンス検出がなさ
れると、インターレス走査と順次走査を区別するフラグ
を順次走査にセットする第2の状態に移り、第2の状態
において、シーケンス検出のロックが外れると、インタ
ーレス走査と順次走査を区別するフラグをインターレス
走査にセットし、次にシーケンス検出がなされるまで、
インターレス走査にセットした状態で待機し、フラグを
ビデオデータと共に圧縮符号化のエンコーダに対して出
力し、エンコーダは、フラグに従って圧縮符号化を行う
ようにしたことを特徴とする画像データ符号化装置であ
る。
【0011】2:3プルダウンの素材の場合でも、CM
の挿入、編集等によってプルダウンのシーケンスが乱れ
ることがある。その場合に、直前のフィールドの関係を
維持したまま、順次走査からインターレス走査に信号と
して扱って符号化する。それによって、画面のブレが生
じることを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の理解を容易とするため
に、毎秒24コマのフィルム素材を毎秒30フレームの
NTSC方式のテレビジョン素材に変換する処理、すな
わち、2:3プルダウンの処理について図1を参照して
説明する。フィルム素材は、毎秒24コマであり、同一
の画像の2フィールド(第1および第2フィールド)の
画像を各コマから形成し、毎秒48フィールドの画像信
号を形成する。次に、フィルム素材の4コマ(8フィー
ルド)をビデオ信号例えばNTSC方式のビデオ信号の
5フレーム(10フィールド)へ変換する。
【0013】そして、図1において、略三角形で囲まれ
た3フィールドの中の時間的に最後のフィールドがフィ
ールド数を増やすために繰り返されたフィールド、すな
わち、リピートファーストフィールドである。リピート
ファーストフィールドは、5フレームに2回の割合で生
じる。このように、2:3プルダウン処理がなされたビ
デオ信号に付随して、top field first (TFFと略称
する)、repeat firstfield(RFFと略称する)の二
つのフラグが伝送される。TFFは、フレームストラク
チュアの場合、最初のフィールドがトップかボトムかを
示すフラグである。RFFは、繰り返しフィールドの存
在を示すフラグである。
【0014】画像圧縮符号化としてのMPEG2では、
5フレームに2回の割合で発生するフラグRFFを参照
して、繰り返しフィールドを除いた4フレーム分の画像
データを符号化している。それにより符号化効率を高く
することができる。しかしながら、前述したように、繰
り返しフィールドが挿入されるシーケンスが編集、CM
の挿入等により乱れるので、フラグRFFのみでシーケ
ンスを検出することは検出の正確性を損なう問題があ
る。
【0015】この発明の一実施形態においては、プルダ
ウンのシーケンスを検出するために、トップフィールド
とボトムフィールドの各フィールドに関してフレーム間
差分を求める。フレーム間差分は、時間的に連続するフ
レームにそれぞれ属するトップフィールド(またはボト
ムフィールド)の画面上の同一位置の画素値の差分の絶
対値を1画面の画素について積算したものである。フレ
ーム間差分としては、画素値の差分の自乗和を積算した
ものでも良い。さらに、1画面の全画素について積算を
行わずに、しきい値より大きな画素値の差分の絶対値を
積算しても良い。
【0016】図2は、フレーム間差分を示すもので、D
0,D2,D4,...がトップフィールドに関するフ
レーム間差分であり、D1,D3,D5,...がボト
ムフィールドに関するフレーム間差分である。例えばD
0は、トップフィールドと1フレーム後のトップフィー
ルドの間で、画面上の同じ位置の画素の値の差分を計算
し、差分の絶対値を1フィールドにわたって積算した値
である。
【0017】プルダウンのシーケンスを検出するために
は、少なくとも3.5フレーム分のフレーム間差分を必
要とする。そのため、求められたフレーム間差分をパイ
プラインレジスタにより4フレーム分記憶しておき、順
次遅延させる。一方、画像データも、プルダウン判定が
できるまで、同様にフレームメモリに蓄えられ、3フレ
ーム分遅延される。
【0018】図2のタイミングチャート、図3の状態遷
移図および図4のフローチャートを参照してプルダウン
のシーケンスの検出処理について説明する。符号化を開
始するために、エンコーダを初期化する時、プルダウン
のシーケンスが見つかっていないので、インターレスの
状態から開始する。なお、図2および図3において、状
態については、F1,F2,F3,F4,f1,f3の
参照符号が使用される。また、図3において、各状態を
表す円形の領域内の3ビットは、MPEG2の規格で規
定されているフラグの3ビットの値を示している。すな
わち、3ビットは、(PF,TFF,RFF)である。
【0019】この発明の一実施形態では、これらの3個
のフラグとそれぞれ対応する3ビットによって状態遷移
が規定される。プルダウンのシーケンス検出がロックし
ている場合では、(111)の状態F2→(100)の
状態F3→(101)の状態F4→(110)の状態F
1が1/24(秒)周期で遷移する。
【0020】フラグTFFは、上述したように、最初の
フィールドがトップの場合で、(TFF="1" )とな
り、これがボトムの場合で、(TFF="0" )となるフ
ラグである。RFFは、繰り返しフィールドの存在を示
すフラグであり、繰り返しフィールドが存在するとき
に、(RFF="1" )となり、これが存在しないとき
に、(RFF="0" )となる。PFは、Progressive Fr
ame の略称であり、このピクチュアが順次(プログレッ
シブ)走査でできているか、インターレス走査でできて
いるかを示すフラグである。順次走査のフレームで(P
F="1" )、インターレス走査のフレームで(PF="
0" )である。映画素材の場合では、毎秒24フレーム
の各フレーム内の画素は、全て同一時間にサンプリング
されたものであるので、順次走査のデータである。
【0021】符号化の最初では、インターレスの状態か
ら開始し、また、最初のフィールドがトップであり、さ
らに、繰り返しフィールドがないので、(PF,TF
F,RFF)=(010)である。この状態をf1と表
記する。フローチャートの最初のステップS1では、変
数jの初期値が設定され、次のステップS2で、3個の
フラグの値と対応する、状態レジスタの内容が(01
0)にセットされる。
【0022】f1の状態でプルダウンのシーケンスが検
出されるのを待機する。そして、次の条件を満たした場
合には、プルダウンであると判定し、次のフレームでF
2の状態に遷移する。状態F2は、(PF,TFF,R
FF)=(111)である。それ以外では、f1の状態
のままである。図4では、ステップS3およびS4の処
理がなされ、下記の条件が満足されると、ステップS4
の結果が肯定となり、ステップS5において、状態レジ
スタの内容が(111)とされる。ステップS4で、条
件が満たされないと、ステップS2に処理が戻る。
【0023】D0−D2>Tp でかつ D4−D2>
Tp でかつ D2<Ti ここで、Tpは、検出のためのしきい値である。フレー
ム間差分D0およびD2の差、フレーム間差分D4およ
びD2の差をしきい値Tpとそれぞれ比較する。これ
は、ノイズが多い画像の場合、フレーム間差分もノイズ
の影響を受けて変動しやすいため、フレーム間差分の差
をとることによりノイズ成分をキャンセルするためであ
る。素材によって、しきい値Tpを変更する必要はな
い。
【0024】Tiは、ノイズマージンを含んだ動き検出
のしきい値であり、フレーム間差分そのものと比較す
る。しきい値Tp、動き検出しきい値Tiは、実験的に
求めるが、一般的なフィルム素材の場合では、TpをT
iに比べて十分に大きな値とする。このように条件を厳
しくすることによって、前後のフレーム間差分が大き
く、そのフレーム自身のフレーム間差分が小さいものを
検出することができるので、シーケンスを正しく検出す
ることができる。
【0025】状態F2では、PFおよびRFFが反転
し、(PF,TFF,RFF)=(111)となる。す
なわち、順次走査であり(PF="1" )、最初のフィー
ルドがトップであり(TFF="1" )、繰り返しフィー
ルドが存在する(RFF="1")。圧縮符号化において
は、この繰り返しフィールド(1フィールド)を間引い
てフレームピクチャを構成する。F2の状態からは、無
条件で次のフレームで、状態F3へ遷移する。図4で
は、ステップS6を経てステップS7に移り、状態レジ
スタの内容が(100)とされる。
【0026】状態F3では、TFFおよびRFFが反転
し、(PF,TFF,RFF)=(100)となる。す
なわち、順次走査であり(PF="1" )、最初のフィー
ルドがボトムであり(TFF="0" )、繰り返しフィー
ルドが存在しない(RFF="0" )。この状態では、既
にプルダウンのシーケンスが検出されているので、アン
ロック検出のみを行う。アンロックの検出は、プルダウ
ンのシーケンスを検出しているロック状態から、これを
検出できないアンロック状態に移行することを検出する
ことである。例えばCMが挿入されている場合、編集が
されている場合等では、プルダウンのシーケンスが乱
れ、インターレスフレームが連続することがある。
【0027】そして、次の条件を満たした場合は、プル
ダウンではないと判定し、次のフレームで状態f3へ遷
移する。それ以外は、プルダウンと判断し、状態F4に
遷移する。状態f3では、(PF,TFF,RFF)=
(000)となる。また、状態F4では、(PF,TF
F,RFF)=(101)となる。このように、状態F
3からPFが"0" に反転し、TFF,RFFが"0" のま
まの状態f3に遷移し、シーケンス検出がロックするま
で待機する。
【0028】D7≧Tn Tnは、ノイズマージンを含んだ動き検出のしきい値T
iと同じでも良い。シーケンスが不連続になることが多
いと予想される場合は、しきい値TnをTiと同様に小
さい値とし、不連続になることが少ないと予想される場
合は、しきい値Tnを大きな値として、アンロックを検
出しにくくすることができる。
【0029】図4のフローチャートでは、ステップS8
の後のステップS9において、上述した条件が満たされ
るかどうかが決定される。ステップS9では、(Dk<
Tn?)とされているので、否定の結果でステップS1
0に処理が移り、状態レジスタの内容が(000)とさ
れる。一方、ステップS9の肯定の結果で、処理がステ
ップS13に移り、状態レジスタの内容が(101)と
される。
【0030】上述した条件検出に基づいて、状態F3か
ら状態f3への遷移を可能としている点がこの発明の特
徴的な部分である。すなわち、状態f3では、(TFF
="0" )状態を引き継ぐが、(PF="0" )として、イ
ンターレス走査の符号化を行う。なお、MPEG2のシ
ンタックス(符号化規則)では、(RFF="1" )の連
続を許していないので、(RFF="0" )である。この
状態f3は、最初の状態f1と比較すると、フィールド
が反転した対称的な状態である。状態f3では、プルダ
ウンシーケンスが再び検出されるのを待機する。
【0031】状態f3において、次の条件が満たされる
場合は、プルダウンと判定し、次のフレームで状態F4
に遷移する。それ以外は、状態f3のままである。
【0032】D5−D7>Tp 且つ D9−D7>T
p 且つ D7<Ti 図4のフローチャートでは、ステップS11の後のステ
ップS12が条件判定のステップである。ステップS1
2の結果が肯定で、ステップS13に処理移り、状態レ
ジスタの内容が(101)とされる。そうでないと、ス
テップS10に処理が戻り、ステップS11を経てステ
ップS12で再び判定がなされる。
【0033】若し、状態f3を設けないと、プルダウン
のシーケンスが乱れた場合に、インターレスの状態f1
に戻すには、もう一度、(RFF="1" )の状態、すな
わち、繰り返しフィールドが存在するものとして、1フ
レームの符号化を行う必要がある。その結果、この部分
で画面のブレが発生する問題が生じる。状態f3によっ
てかかる問題を解決できる。
【0034】(PF,TFF,RFF)=(101)の
状態F4では、繰り返しフィールド(1フィールド)を
間引いてフレームピクチャを構成する。状態F4から
は、無条件で、次のフレームで状態F1に遷移する。図
4のフローチャートでは、ステップS14を経て、ステ
ップS15において、状態レジスタの内容が(110)
とされる。
【0035】状態F1では、TFFが"1" に反転し、R
FFが"0" に反転し、PFは、"1"のままである。この
状態F1では、既にプルダウンのシーケンスが検出され
ているので、アンロック検出のみを行う。次の条件を満
たしている場合には、プルダウンではないと判定し、次
のフレームで状態f1に遷移する。それ以外では、状態
F2へ遷移する。
【0036】D12≧Tn 図4のフローチャートでは、ステップS16の後の決定
のステップS17において、上述の条件が満たされるか
どうかが決定される。但し、ステップS17では、(D
k<Tn?)とされているので、ステップS17の結果
が否定の場合に、ステップS2(f1の状態)に処理が
移り、その結果が肯定の場合に、ステップS5(状態F
2)に処理が移る。
【0037】上述したように、プルダウンのシーケンス
が連続する場合では、1/24(秒)の周期で(F1→
F2→F3→F4)の順に状態が遷移する。このプルダ
ウンのシーケンスの検出に基づいて、繰り返しフィール
ドを間引く処理を行うと、5フレームで4枚のフレーム
ピクチャが構成される。
【0038】なお、図3の状態遷移図に存在しない他の
2つの状態、すなわち、(PF,TFF,RFF)=
(001)、(PF,TFF,RFF)=(011)
は、PF="0" 、RFF="1" となり、MPEG2のシ
ンタックスでは、禁止されている状態である。
【0039】上述したフラグは、後述するようなフラグ
の処理を受けて、処理後のフラグがMPEG2のエンコ
ーダに対して出力される。また、TFFおよびRFF
は、符号化前にフィールドデータからフレームピクチャ
を構成する、フィールド/フレーム変換処理のために使
用される。一方、PFは、それに続くその他のフラグを
連動させることによって、圧縮効率を高めることができ
る。
【0040】PFと連動する他のフラグは、frame pred
ictive frame DCT(FPFDと表記する)、chroma 420
type (C420Tと表記する)、alternate scan(A
Sと表記する)である。FPFDは、フレームストラク
チュアの場合、フレームモードDCTの予測がフレーム
モードだけであることを示すフラグである。C420T
は、(4:2:0)の場合ではPFと同じ値であり、そ
うでない場合で"0" となるフラグである。ASは、ジグ
ザクスキャンを使うか、オルタネートスキャンを使うか
の選択のフラグである。PFとこれらのフラグの連動
は、次に示すものである。
【0041】(PF,FPFD,C420T,AS)=
(1,1,1,0) (PF,FPFD,C420T,AS)=(0,0,
0,1) かかるフラグの処理によって、プルダウンのシーケンス
が検出される、プルダウン素材では、(PF="1" )で
あり、インターレス素材では、(PF="0" )である。
フラグPFに応じて符号化方法を最適なものとすること
ができる。フラグFPFDによって、プルダウン素材で
は、フレーム予測、フレームDCTに固定することがで
き、インターレス素材の場合のみ、フィールド予測、フ
ィールドDCTに切り換える。
【0042】フラグC420Tによって、色差信号の間
引き/補間方式をインターレス素材とプルダウン素材と
で切り換えて色のにじみを防止することができる。さら
に、ASによって、オルタネートスキャンは、インター
レス素材の場合に使用し、プルダウン素材では、通常の
ジグザクスキャンを使用する。オルタネートスキャンお
よびジグザクスキャンは、共にDCTで発生した係数デ
ータを1次元のデータ系列に変換する手法であり、オル
タネートスキャンによって、インターレス成分を効率よ
く拾うことができる。
【0043】なお、上述したものに対して変形したフラ
グ処理が可能である。例えばフラグFPFDは、PF
="0" になった場合には、同時に"0" とするが、PF
="0" になった場合には、予測する画像がまだ順次走査
になっていないので、次にIピクチャが来るまで"0" の
ままとし、Iピクチャ以降に"1" としても良い。
【0044】上述のようなプルダウンの検出およびフラ
グの処理を行い、次に、MPEG2の符号化を行うよう
にしたこの発明の一実施形態の構成について、より具体
的に説明する。図5は、一実施形態の構成の概要であ
る。図5において、1で示す入力端子から(4:2:
2)のビデオデータがビデオデータ処理部2に供給され
る。ビデオデータ処理部2において、上述したプルダウ
ンのシーケンスの検出と、フラグの処理がなされる。ビ
デオデータ処理部2からのフラグおよびビデオデータが
MPEG2のエンコーダ3に供給される。エンコーダ3
では、受け取ったフラグを使用してMPEG2の符号化
を行い、符号化出力(エレメンタリーストリーム)を発
生する。フラグは、符号化出力中のヘッダとして挿入さ
れる。
【0045】図6を参照してビデオデータ処理部2につ
いて説明する。入力端子1に供給されたビデオデータが
フレームメモリ21およびフレーム間差分検出部22に
供給される。フレーム間差分検出部22では、入力デー
タとフレームメモリ21からの前フレームのデータとが
供給され、1フレーム離れたトップフィールド同士の同
一位置の画素値の差分の絶対値と、1フレーム離れたボ
トムフィールド同士の同一位置の画素値の差分の絶対値
とが演算される。演算されたフレーム間差分がシフトレ
ジスタ23に格納される。
【0046】プルダウン検出部24は、シフトレジスタ
23に格納されているフレーム間差分を参照して、プル
ダウンのシーケンスを検出する。すなわち、図3の状態
遷移図および図4のフローチャートを参照して説明した
ように、プルダウンのシーケンスを検出し、また、フラ
グの処理を行う。
【0047】フレームメモリ21からのビデオデータが
フィールド/フレーム変換部25に供給される。フィー
ルド/フレーム変換部25では、5フレームに2回の割
合で発生する繰り返しフィールドを間引いて4フレーム
のデータに変換する。具体的には、フィールド単位で記
憶できるメモリが設けられ、繰り返しフィールドを除去
し、24フレーム/秒のデータがメモリから読出され
る。さらに、フィールド/フレーム変換部25では、
(4:2:2)から(4:2:0)の変換がなされる。
この場合に、色差信号の間引き処理がプルダウン素材と
インターレス素材とで切り換えられる。フィールド/フ
レーム変換部25のこれらの処理は、プルダウン検出部
24からの出力フラグに基づいて制御される。
【0048】図7は、ビデオデータ処理部2の出力が供
給されるMPEG2エンコーダ3の一例を示す。ビデオ
データ処理部2の出力端子2aからのフラグと、出力端
子2bからの(4:2:0)のビデオデータがMPEG
2エンコーダ3の入力端子3aおよび3bにそれぞれ供
給される。
【0049】ビデオデータは、動き検出部32に供給さ
れ、動きベクトルが検出される。この場合、フラグP
F、FPFDに基づいてフレーム予測とフィールド予測
の一方が動き検出部32に対して指示される。フラグ
は、レートコントロール、モードコントロール部31に
供給される。
【0050】レートコントロール、モードコントロール
部31は、符号化を制御する制御部である。フレームま
たはフィールド単位でMPEG2のエンコーダの各構成
要素を制御し、入力画像データをIピクチャ、Pピクチ
ャ、Bピクチャの内のいずれかのピクチャタイプに圧縮
処理を行う。さらに、量子化特性を制御し、符号化出力
のレートを制御する。
【0051】動き検出部32を通ったビデオデータが減
算部33に供給される。減算部33には、動き補償部4
0から動き補償されたローカル復号データが供給され
る。入力データとローカル復号データの差分データが減
算部33から発生する。この差分データがDCT部34
に供給される。DCT部34に対して、レートコントロ
ール、モードコントロール部31からフィールドDCT
とフレームDCTとの一方を指示するコントロール信号
が供給される。
【0052】DCT部34の出力が量子化部35に供給
される。量子化部35には、レートコントロール、モー
ドコントロール部31から量子化特性を指定するコント
ロール信号が供給される。量子化部35に対して逆量子
化部38、逆DCT部39および動き補償部40からな
るローカル復号部が接続される。すなわち、逆量子化部
38は、量子化部35と逆の処理を行い、逆DCT部3
9は、DCT部34と逆の処理を行う。動き補償部40
からのローカル復号出力が減算部33に供給され、予測
誤差が検出される。動き補償部40では、順方向予測、
逆方向予測、双方向予測が可能とされている。
【0053】量子化部35に対してスキャン部36が接
続される。スキャン部36は、DCTの係数データを量
子化したデータを1次元のデータに変換する部分であ
る。スキャン部36に対してレートコントロール、モー
ドコントロール部31からスキャン方法を指示するコン
トロール信号が供給される。上述したように、フレーム
予測では、通常ジグザグスキャンでデータが出力され、
フィールド予測では、オルタネートスキャンでデータが
出力される。
【0054】スキャン部36からのデータがVLC(可
変長符号化)部37に供給され、可変長符号化される。
また、VLC部37は、レートコントロール用の情報を
レートコントロール、モードコントロール部31に対し
てフィードバックする。さらに、VLC部37では、伝
送される付加的な情報がピクチャヘッダとして挿入され
る。ヘッダに挿入される情報は、レートコントロール、
モードコントロール部31からのフラグ等の情報、動き
検出部32からの動きベクトルである。VLC部37か
ら出力端子4に対して、MPEG2の符号化出力が取り
出される。
【0055】図7に示す構成は、一例であって、種々の
変形が可能である。例えば動き検出を動き補償部40に
おいて行うこともできる。
【0056】
【発明の効果】上述したこの発明は、2:3プルダウン
のシーケンスが不連続な場合でも、不自然な動きが見え
ないように符号化することができる。この発明では、
2:3プルダウンのシーケンス検出動作を常に働かせる
ことによって、素材の特性を予め調べる必要がない。従
って、リアルタイムで放送しながら、プルダウン素材が
到来したら、自動的にフラグRFFを発生させ、効率良
く圧縮符号化を行うことができる。
【0057】また、この発明は、プルダウン検出に基づ
いて生成されるフラグPFに対して、他のフラグを連動
させることによって、次のステップの圧縮符号化を素材
に適したものに制御することができ、効率良く符号化を
行うことが可能となる。さらに、この発明において、圧
縮符号化としてMPEG2を採用する場合では、MPE
G2の規格を満足することによって、デコーダに対して
一切の変更が要求されない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができる2:3プルダ
ウンを説明するための略線図である。
【図2】2:3プルダウンのシーケンスを検出するのに
使用するフレーム間差分の説明に用いる略線図である。
【図3】この発明の一実施形態における状態遷移を説明
するための略線図である。
【図4】この発明の一実施形態を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】この発明の一実施形態の全体的構成を示すブロ
ック図である。
【図6】この発明の一実施形態におけるビデオデータ処
理部の一例の構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の一実施形態における圧縮符号化のエ
ンコーダの一例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2・・・ビデオデータ処理部、3・・・MPEG2のエ
ンコーダ、22・・・フレーム間差分検出部、24・・
・プルダウン検出部、25・・・フィールド/フレーム
変換部、32・・・動き検出部、34・・・DCT部、
35・・・量子化部、36・・・スキャン部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一フィールドの画像が所定の割合で繰
    り返された画像データが入力され、上記繰り返されたフ
    ィールドを検出するシーケンス検出装置において、 フレーム間差分を演算し、上記フレーム間差分から上記
    シーケンスを検出するシーケンス検出部を有し、 上記シーケンス検出部は、インターレス走査の第1の状
    態からシーケンス検出を開始し、シーケンス検出がなさ
    れると、インターレス走査と順次走査を区別するフラグ
    を順次走査にセットする第2の状態に移り、 上記第2の状態において、シーケンス検出のロックが外
    れると、上記インターレス走査と順次走査を区別するフ
    ラグをインターレス走査にセットし、次に上記シーケン
    ス検出がなされるまで、上記インターレス走査にセット
    した状態で待機し、 上記フラグをビデオデータと共に出力することを特徴と
    するシーケンス検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 順次走査で"1" となり、インターレス走査で"0" となる
    第1のフラグと、最初のフィールドがトップで"1" とな
    り、これがホトムで"0" となる第2のフラグと、繰り返
    しフィールドが存在する時に"1" となり、これが存在し
    ない時に"0" となる第3のフラグとによって、状態遷移
    が規定され、 シーケンス検出がロックしている場合では、上記第1の
    フラグ、上記第2のフラグおよび上記第3のフラグが全
    て"1" の状態F2と、上記第1のフラグが"1"で、上記
    第2および第3のフラグが"0" の状態F3と、上記第1
    および第3のフラグが"1" で、上記第2のフラグが"0"
    の状態F4と、上記第1および第2のフラグが"1" で、
    上記第3のフラグが"0" の状態F1とが順次所定周期で
    遷移することを特徴とするシーケンス検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 同じフィールドの組み合わせの状態を保持して、次に上
    記シーケンス検出がなされるまで待機するようにしたこ
    とを特徴とするシーケンス検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記シーケンス検出のロックが外れるときには、上記状
    態F3から上記第1のフラグが"0" に反転し、上記第2
    および第3のフラグが"0" のままの状態f3に遷移し、
    シーケンス検出がロックするまで待機することを特徴と
    するシーケンス検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 シーケンス検出の結果に応じて制御されるフィールド/
    フレーム変換部をさらに有し、 上記フィールド/フレーム変換部において、繰り返しフ
    ィールドを間引くことを特徴とするシーケンス検出装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 シーケンス検出の結果に応じて制御されるフィールド/
    フレーム変換部をさらに有し、 上記フィールド/フレーム変換部において、(4:2:
    2)から(4:2:0)のビデオ信号へ変換することを
    特徴とするシーケンス検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 上記インターレス走査と順次走査を区別するフラグのセ
    ットと連動して、フレーム予測とフィールド予測を区別
    するフラグをセットし、 上記フレーム予測とフィールド予測とを区別するフラグ
    を出力することを特徴とするシーケンス検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記インターレス走査と順次走査を区別するフラグのセ
    ットと連動して、さらに、ビデオ信号が(4:2:0)
    かどうかを区別するフラグをセットし、 上記フレーム予測とフィールド予測とを区別するフラグ
    と、上記ビデオ信号が(4:2:0)かどうかを区別す
    るフラグを出力することを特徴とするシーケンス検出装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記インターレス走査と順次走査を区別するフラグのセ
    ットと連動して、さらに、DCTで生成したデータの出
    力の方法を区別するフラグをセットし、 上記フレーム予測とフィールド予測とを区別するフラグ
    と、上記DCTで生成したデータの出力の方法を区別す
    るフラグを出力することを特徴とするシーケンス検出装
    置。
  10. 【請求項10】 同一フィールドの画像が所定の割合で
    繰り返された画像データが入力され、上記繰り返された
    フィールドを検出するシーケンス検出装置からのビデオ
    データとフラグとが供給される画像データ符号化装置に
    おいて、 フレーム間差分を演算し、上記フレーム間差分から上記
    シーケンスを検出するシーケンス検出部を有し、 上記シーケンス検出部は、インターレス走査の第1の状
    態からシーケンス検出を開始し、シーケンス検出がなさ
    れると、インターレス走査と順次走査を区別するフラグ
    を順次走査にセットする第2の状態に移り、 上記第2の状態において、シーケンス検出のロックが外
    れると、上記インターレス走査と順次走査を区別するフ
    ラグをインターレス走査にセットし、次に上記シーケン
    ス検出がなされるまで、上記インターレス走査にセット
    した状態で待機し、 上記フラグをビデオデータと共に圧縮符号化のエンコー
    ダに対して出力し、 上記エンコーダは、上記フラグに従って圧縮符号化を行
    うようにしたことを特徴とする画像データ符号化装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 上記シーケンス検出部がシーケンス検出の結果に応じて
    制御されるフィールド/フレーム変換部をさらに有し、 上記フィールド/フレーム変換部において、繰り返しフ
    ィールドが間引かれたビデオ信号が上記圧縮符号化のエ
    ンコーダに対して入力されることを特徴とする画像デー
    タ符号化装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 上記シーケンス検出部がシーケンス検出の結果に応じて
    制御されるフィールド/フレーム変換部をさらに有し、 上記フィールド/フレーム変換部において、(4:2:
    2)から(4:2:0)のビデオ信号へ変換されたビデ
    オ信号が上記圧縮符号化のエンコーダに対して入力され
    ることを特徴とする画像データ符号化装置。
  13. 【請求項13】 請求項10において、 上記シーケンス検出部が上記インターレス走査と順次走
    査を区別するフラグのセットと連動して、フレーム予測
    とフィールド予測を区別するフラグをセットし、 上記フレーム予測とフィールド予測とを区別するフラグ
    が上記圧縮符号化のエンコーダの制御部に供給され、 上記フラグにより指示される予測方式に従って、上記圧
    縮符号化のエンコーダが符号化を行うことを特徴とする
    画像データ符号化装置。
  14. 【請求項14】 請求項10において、 上記シーケンス検出部が上記インターレス走査と順次走
    査を区別するフラグのセットと連動して、さらに、DC
    Tで生成したデータの出力の方法を区別するフラグをセ
    ットし、 上記フレーム予測とフィールド予測とを区別するフラグ
    と、上記DCTで生成したデータの出力の方法を区別す
    るフラグが上記圧縮符号化のエンコーダの制御部に供給
    され、 上記フラグにより指示される予測方式と上記出力の方法
    に従って、上記圧縮符号化のエンコーダが符号化を行う
    ことを特徴とする画像データ符号化装置。
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