JPH1168516A - サンプリング周波数変換装置、及び、サンプリング周波数変換方法 - Google Patents

サンプリング周波数変換装置、及び、サンプリング周波数変換方法

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JPH1168516A
JPH1168516A JP22181597A JP22181597A JPH1168516A JP H1168516 A JPH1168516 A JP H1168516A JP 22181597 A JP22181597 A JP 22181597A JP 22181597 A JP22181597 A JP 22181597A JP H1168516 A JPH1168516 A JP H1168516A
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JP
Japan
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sampling frequency
data
signal
ratio
coefficient
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JP22181597A
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English (en)
Inventor
Hiromi Kobayashi
寛美 小林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模が小さくなり効率的なサンプリング
周波数変換装置を提供する。 【解決手段】 リングバッファ32には、NTSC方式に準
拠した14.318MHzのサンプリング周波数のデータが順次
格納される。セレクタ36は、アドレステーブル35
a,35bで指定されるメモリのアドレスのデータを、
CCIR601方式に準拠したサンプリング周波数である13.5M
Hzで読み出して、補間演算器38に供給する。補間演算
器38は、セレクタ36からの2つのデータに、係数テ
ーブル37a,37bから供給される係数を乗算し、こ
の乗算したデータを加算して出力する。アドレステーブ
ル35a,35bで指定されるメモリのアドレス、及
び、係数テーブル37a,37bが供給する係数は、入
力データのサンプリング周波数の14.318MHzと、出力デ
ータのサンプリング周波数の13.5MHzの比率に基づいて
定められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号のサ
ンプリング周波数を変換するサンプリング周波数変換装
置、及び、サンプリング周波数変換方法に関し、例え
ば、NTSC方式に準拠したデジタル画像信号をCCI
R601方式に準拠したデジタル画像信号に変換するサ
ンプリング周波数変換装置、及び、サンプリング周波数
変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サンプリング周波数f1のデ
ジタル信号をサンプリング周波数f2のデジタル信号に
変換するサンプリング周波数変換装置が知られている。
この様なサンプリング周波数変換装置は、例えば、NT
SC方式に準拠したデジタル画像信号をCCIR601
方式に準拠したデジタル画像信号に変換するといったも
のに適用されている。
【0003】このような従来のサンプリング周波数変換
装置では、以下のような手法によりサンプリング周波数
の変換が行われている。
【0004】すなわち、入力信号のサンプリング周波数
1と出力信号のサンプリング周波数f2の最小公倍数で
この入力信号をオーバーサンプリングをする。そして、
このオーバーサンプリングした入力信号をデジタルフィ
ルタに供給し、このデジタルフィルタにより位相をシフ
トさせてサンプリング周波数f2の出力信号を得てい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のサン
プリング周波数変換装置では、データの取り込みのため
のバッファが多く必要となってしまい、そのため、回路
規模が大きくなり、また、消費電力が多くなってしまっ
ていた。
【0006】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、回路規模が小さくなり効率的なサンプリ
ング周波数変換装置、及び、サンプリング周波数変換方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るサンプリング周波数変換装置は、第
1のサンプリング周波数でサンプリングされた信号のサ
ンプリング周波数を、この第1のサンプリング周波数か
ら第2のサンプリング周波数に変換するサンプリング周
波数変換装置であって、上記第1のサンプリング周波数
でサンプリングされた信号の各データが、この第1のサ
ンプリング周波数で順次格納されるメモリと、上記各デ
ータの内、上記第1のサンプリング周波数と上記第2の
サンプリング周波数の比率で定まる2つのデータを、上
記第2のサンプリング周波数で上記メモリから順次読み
出すセレクタと、上記セレクタが読み出した2つのデー
タのそれぞれに、上記第1のサンプリング周波数と上記
第2のサンプリング周波数の比率で定まる補間係数を乗
算する乗算器と、上記乗算器により補間係数が乗算され
た2つのデータを加算する加算器とを備えることを特徴
とする。
【0008】このサンプリング周波数変換装置では、上
記セレクタにより読み出した2つのデータに補間係数を
乗算してこの2つのデータを補間し、上記第1のサンプ
リング周波数でサンプリングされた信号を、上記第2の
サンプリング周波数の信号に変換する。
【0009】本発明に係るサンプリング周波数変換方法
は、第1のサンプリング周波数でサンプリングされた信
号のサンプリング周波数を、この第1のサンプリング周
波数から第2のサンプリング周波数に変換するサンプリ
ング周波数変換方法であって、上記第1のサンプリング
周波数でサンプリングされた信号の各データを、この第
1のサンプリング周波数で順次格納し、上記各データの
内、上記第1のサンプリング周波数と上記第2のサンプ
リング周波数の比率で定まる2つのデータを、上記第2
のサンプリング周波数で順次読み出し、読み出した2つ
のデータのそれぞれに、上記第1のサンプリング周波数
と上記第2のサンプリング周波数の比率で定まる補間係
数を乗算し、上記乗算器により補間係数が乗算された2
つのデータを加算することを特徴とする。
【0010】このサンプリング周波数変換方法では、読
み出した2つのデータに補間係数を乗算してこの2つの
データを補間し、上記第1のサンプリング周波数でサン
プリングされた信号を、上記第2のサンプリング周波数
の信号に変換する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したカメラ一
体型光ディスク記録再生装置(以下、単にカメラシステ
ムという。)について、図面を参照しながら説明する。
【0012】この実施の形態におけるカメラシステム
は、図1に示すように構成され、撮像した画像をMPE
G2方式で画像圧縮して圧縮した画像データを光磁気デ
ィスク(以下、単に光ディスクDと呼ぶ)に記録し、ま
た、この光ディスクDに記録した画像圧縮された画像デ
ータを再生してディスプレイ上に表示するものである。
図1に示すカメラシステムは、この装置全体の制御及び
各回路の制御を行うホストコントローラ30を備えてい
る。
【0013】ホストコントローラ30は、撮像した画像
を光ディスクDに記録する記録モードと、光ディスクD
に記録された圧縮画像データを再生して外部出力装置で
あるディスプレイ等に画像を表示する再生モードとの切
り換えを行う。また、このホストコントローラ30は、
この記録モードと再生モードとの切り換えに応じて、後
述する各回路の動作の切り換え制御を行う。
【0014】この図1に示すカメラシステムは、撮像光
が入射されるレンズLと、このレンズLからの撮像光が
照射されるCCD(Charge Coupled Device)イメージ
センサ(以下、単にCCDと呼ぶ。)1と、このCCD
1から撮像信号を取り出して所定のレベルに増幅するサ
ンプルホールド及びオートゲインコントロールアンプ
(以下、単にS/H−AGCと呼ぶ。)2と、このS/
H−AGC2の出力をデジタル信号に変換するビデオア
ナログ/デジタルコンバータ(以下、V−A/Dコンバ
ータと呼ぶ。)3と、同期信号を生成するタイミングジ
ェネレータ4と、色コーディングに対応した信号処理を
するカメラ信号処理回路5と、このカメラ信号処理回路
5に接続されるディレイライン6と、NTSCに準拠し
たデジタルの撮像信号からCCIR601に準拠したデ
ジタルの撮像信号に変換するNTSC/CCIR601
レートコンバータ(以下、単にレートコンバータとい
う。)7と、マクロブロックの生成及び動きベクトルの
生成をする動き検出回路8と、画像データを圧縮しまた
圧縮画像データを伸張する符号化/復号回路9と、圧縮
画像データを一時格納するバッファメモリ11と、この
バッファメモリ11のコントローラとなるバッファコン
トローラ10とを備えている。
【0015】このカメラシステムで撮像した撮像光は、
レンズLを介してCCD1に照射される。CCD1は、
例えば、水平及び垂直画素が768H×494Vで構成
される2次元カラーイメージセンサであって、撮像光を
原色(R,G,B)或いは補色(Ye,Cy,Mg)の
色コーディングフィルタにより色コーディングされた撮
像信号に変換する。CCD1からの撮像信号は、S/H
−AGC2によって、相関2重サンプルホールドを行い
リセット雑音等の除去、及び、ゲインコントロールされ
た後、V−A/Dコンバータ3によってデジタルの撮像
信号に変換される。このデジタル撮像信号は、カメラ信
号処理回路5に供給される。
【0016】タイミングジェネレータ4は、上記CCD
1,S/H−AGC2,V−A/Dコンバータ3の処理
に必要な同期信号を生成する。例えば、この同期信号
は、CCD1の水平及び垂直画素が768H×494V
で構成されているものであれば、例えば、14.318
MHz(4fsc)のクロックに基づき生成される。
【0017】カメラ信号処理回路5は、メモリにより構
成されるディレイライン6を用いて、上記CCD1の色
コーディングフィルタによる色コーディングに対応した
デコード処理等を行い、デジタルの撮像信号からデジタ
ルの輝度(Y)信号、色差(Cr/Cb)信号を生成す
る。カメラ信号処理回路5は、デジタルの輝度(Y)信
号、色差(Cr/Cb)信号をレートコンバータ7に供
給する。このようなカメラ信号処理回路5は、デジタル
の輝度(Y)信号及び色差(Cr/Cb)信号を、例え
ばNTSC方式に基づいて生成しており、輝度(Y)信
号のサンプリング周波数が14.318MHzとなって
いる。また、このNTSC方式のデジタル撮像信号の色
差信号(Cr)及び色差信号(Cb)のデータ量は、輝
度(Y)信号に対して1/2となっている。そのため、
輝度(Y)信号はこのカメラ処理回路5から独立に1本
の伝送線でレートコンバータ7に伝送され、色差(C
r)信号及び色差(Cb)信号はそれぞれ時分割され1
本の伝送線でレートコンバータ7に伝送される。なお、
この色差(Cr)信号及び色差(Cb)信号を時分割し
て伝送する場合は、色差(Cr/Cb)信号と表現す
る。また、このカメラ信号処理回路5は、NTSC方式
に限らず、例えば、PAL方式に準拠したデジタルの撮
像信号を出力してもよい。
【0018】レートコンバータ7は、NTSC方式にお
けるサンプリング周波数で伝送された輝度(Y)信号及
び色差(Cr/Cb)信号を、CCIR601に準拠し
た13.5MHzのサンプリング周波数の輝度(Y)信
号及び色差(Cr,Cb)信号に変換する。この13.
5MHzに変換された輝度(Y)信号及び色差(Cr,
Cb)信号は、動き検出回路8及び後述するミキサ回路
24に供給される。
【0019】動き検出回路8は、レートコンバータ7で
処理した画像データから、MPEG2方式で画像圧縮を
行うために、いわゆるマクロブロックを生成するととも
に、動きベクトルを生成し、このマクロブロック化した
画像データと動きベクトルを符号化/復号回路9に供給
する。
【0020】符号化/復号回路9は、MPEG2方式の
エンコーダとデコーダとが一体化したものであって、例
えば、1つのICとして構成される。この符号化/復号
回路9は、撮像時における記録モードと、光ディスクD
の再生時における再生モードとで符号化機能と復号機能
がホストコントローラ30により切り換えられる。この
ような符号化/復号回路9が採用するMPEG2方式の
画像圧縮方式では、まず画像信号のフレーム間の差分を
取ることにより時間軸方向の冗長度を落とし、その後、
離散コサイン変換(DCT)等の直交変換手法を用いて
空間軸方向の冗長度を落としてビデオ信号を能率良く符
号化する。そして、このMPEG2方式では、ある単位
の動画像すなわち何枚かの画像をグループ・オブ・ピク
チャ(GOP:Group of Pictures )と呼び、GOP単位で
の独立再生ができるようにしている。GOP内の画像
(Picture )は大別してIピクチャ,Pピクチャ又はB
ピクチャの3種類のタイプを持ち、各フレームの画像信
号は、いずれかのタイプのピクチャとして符号化され
る。
【0021】この符号化/復号回路9では、記録モード
時に、動き検出回路8を介して供給されるCCIR60
1に準拠したデジタル撮像信号(Y,Cr,Cb)にM
PEG2方式のエンコード処理を施すことによりデータ
圧縮を行う。そして、この符号化/復号回路9から動き
検出回路8に発生ビット量がフィードバックされること
により、レート制御がなされるようになっている。ま
た、符号化/復号回路9は、再生モード時に、上記バッ
ファコントローラ10から供給される圧縮された画像デ
ータに符号化処理とは逆の復号処理を施すことにより、
CCIR601に準拠したデジタル画像信号(Y,C
r,Cb)を生成して後述するミキサ回路24に供給す
る。さらに、この符号化/復号回路9は、上記記録モー
ドの場合に、符号化した画像データをバッファコントロ
ーラ10に供給するとともに、このミキサ回路24に供
給することも可能となっている。
【0022】バッファコントローラ10は、このバッフ
ァコントローラ10に接続されるバッファメモリ11を
制御する回路である。バッファメモリ11は、符号化/
復号回路9で符号化又は復号をする圧縮画像データを一
時記憶するものであり、符号化/復号回路9と後述する
インターフェース回路12との間でやりとりするデータ
をバッファリングするものである。なお、このバッファ
コントローラ10は、ホストコントローラ30により制
御され、記録モードの場合には、符号化/復号回路9か
らの圧縮画像データをバッファメモリ11に格納する。
そして、後述するインターフェース回路12の処理速度
に応じて、バッファメモリ11に格納した圧縮画像デー
タをこのインターフェース回路12に供給する。また、
このバッファコントローラ10は、ホストコントローラ
30により制御され、再生モードの場合には、インター
フェース回路12からの圧縮画像データをバッファメモ
リ11に格納する。そして、符号化/復号回路9の処理
速度に応じて、バッファメモリ11に格納した圧縮画像
データをこの符号化/復号回路9に供給する。
【0023】なお、このバッファコントローラ10は、
圧縮画像データのみならず、後述する圧縮された音声デ
ータも取り扱い、この圧縮された音声データを光ディス
クDに記録するために、又は、この圧縮された音声デー
タを光ディスクDから再生するために、バッファメモリ
11にこの圧縮された音声データを一時格納する制御を
行う。
【0024】また、この図1に示すカメラシステムは、
上記バッファコントローラ10と圧縮画像データのやり
とりを行うインターフェース回路12と、このインター
フェース回路12を介して圧縮画像データが供給される
ディスクエンコーダ13と、このディスクエンコーダ1
3の出力により駆動される記録ドライバ14と、この記
録ドライバ14により励磁され光ディスクDに磁界を印
加する磁気ヘッド15と、光ディスクDを挟んで上記磁
気ヘッド15と対向するように配置された光学ヘッド1
6と、この光学ヘッド16に接続された再生増幅回路1
7と、この再生増幅回路17を介して光学ヘッド16に
よる再生信号が供給されるディスクアナログ/デジタル
コンバータ(以下、D−A/Dコンバータと呼ぶ。)1
8及びADIP(Address in pre-groove )デコーダ1
9と、D−A/Dコンバータ18の出力が供給されるビ
タビ復号回路20と、ADIPデコーダ19及びビタビ
復号回路20の出力が供給されるディスクデコーダ21
とを備えている。
【0025】インターフェース回路12は、ホストコン
トローラ30による記録モードと再生モードの切り換え
制御に基づき処理を行う。インターフェース回路12
は、記録モードの場合には、バッファコントローラ10
から供給される圧縮画像データをディスクエンコーダ1
3に供給し、再生モードの場合には、ディスクデコーダ
21からの圧縮画像データをバッファコントローラ10
に供給する。
【0026】ディスクエンコーダ13は、ホストコント
ローラ30によって記録モードが設定されることにより
インタフェース回路12から圧縮画像データを変調し、
変調出力で記録ドライバ14を駆動する。記録ドライバ
14は、このディスクエンコーダ13の出力に応じて磁
気ヘッド15を励磁する。また、この実施の形態におけ
るカメラシステムでは、記録モード時に、光ディスクD
を挟んで磁気ヘッド15と対向するように配置された光
学ヘッド16から光ディスクDに照射されるレーザ光が
記録用の光量に切り換えられ、レーザ光の照射により光
ディスクDの光磁気記録層がキュリー温度まで上昇され
た状態で、磁気ヘッド15が励磁されることにより、光
ディスクDの光磁気記録層に圧縮画像データが磁界変調
記録される。
【0027】光学ヘッド16は、ホストコントローラ3
0によって再生モードが設定されることにより、光ディ
スクDに照射するレーザ光を再生用の光量に切り換え
る。そして、光学ヘッド16は、再生用の光量のレーザ
光を光ディスクDの光磁気記録層に照射して、その反射
光を検出することにより再生信号を生成する。この光学
ヘッド16により生成された再生信号は、再生増幅回路
17を介してD−A/Dコンバータ18及びADIPデ
コーダ19に供給される。D−A/Dコンバータ18に
供給された再生信号は、デジタル化されてビタビ復号回
路20でビタビ復号されることにより再生データとされ
る。ビタビ復号回路20は、ビタビ復号した再生データ
をディスクデコーダ21に供給する。また、ADIPデ
コーダ19は、光ディスクDのグルーブのウオブリング
を例えばバイフェーズ変調することによりADIP信号
として記録されているアドレス情報を再生信号からデコ
ードしてディスクデコーダ21に供給する。そして、デ
ィスクデコーダ21は、上記ディスクエンコーダ13に
対応する復調処理を再生データに施すことにより、圧縮
画像データを再生してインターフェース回路12を介し
てバッファコントローラ10に供給する。
【0028】また、この図1に示すカメラシステムは、
上記レートコンバータ7により生成されるCCIR60
1に準拠したデジタル画像信号と上記符号化/復号回路
9により生成されるCCIR601に準拠したデジタル
画像信号と管面表示信号発生回路(以下、OSDと呼
ぶ。)22が発生するする管面表示信号とが供給される
ミキサ回路24と、上記OSD22に接続されたパター
ンランダムアクセスメモリ(以下、パターンRAMと呼
ぶ。)23と、上記ミキサ回路24に接続されたNTS
Cエンコーダ25と、このNTSCエンコーダ25に接
続されたビデオデジタル/アナログコンバータ(以下、
V−D/Aコンバータと呼ぶ。)26とを備えている。
【0029】ミキサ回路24は、レートコンバータ7又
は符号化/復号回路9により生成されるCCIR601
に準拠した輝度(Y)信号及び色差(Cr,Cb)信号
にOSD22により発生される管面表示信号をスーパー
インポーズするためのものである。このOSD22は、
パターンRAM23に格納される管面表示信号や、ホス
トコントローラ30から供給される管面表示信号を取得
して、ミキサ回路24に供給する。
【0030】NTSCエンコーダ25は、レートコンバ
ータ7又は符号化/復号回路9からミキサ回路24を介
して供給されるCCIR601に準拠したデジタル画像
信号の輝度(Y)信号及び色差(Cr,Cb)信号を、
上記ディレイライン6を用いてNTSCに準拠したデジ
タル画像信号にエンコードしてV−D/Aコンバータ2
6に供給する。なお、このディレイライン6は、上記カ
メラ信号処理回路と共通に用いられる。
【0031】V−D/Aコンバータ26は、NTSCエ
ンコーダ25から供給されるNTSC方式に準拠したデ
ジタル画像信号をアナログ化して、アナログ画像信号を
図示しないモニター装置等に出力する。
【0032】また、この図1に示すカメラシステムは、
デジタルの音声データとアナログの音声信号をそれぞれ
アナログ/デジタル変換又はデジタル/アナログ変換す
る音声アナログデジタル/デジタルアナログコンバータ
(以下、A−AD/DAコンバータと呼ぶ。)27と、
音声データの信号圧縮/伸張を行う音声符号化/復号回
路28と、この符号化/復号回路28と上記バッファコ
ントローラ10とのデータのやりとりを行うインターフ
ェース回路29とを備えている。
【0033】A−AD/DAコンバータ27は、ホスト
コントローラ30により動作モードが切り換えられて、
記録モードの場合に、図示しないマイクロホン又はスピ
ーカ等の音声入出力装置を介して入力されるアナログ音
声信号をデジタル化して、デジタル音声信号を音声符号
化/復号回路28に供給する。また、このA−AD/D
Aコンバータ27は、再生モードの場合に、音声符号化
/復号回路28から供給されるデジタル音声信号をアナ
ログ化して、音声入出力装置を介してアナログ音声信号
を出力する。
【0034】音声符号化/復号回路28は、ホストコン
トローラ30により動作モードが切り換えられて、記録
モードの場合には上記A−AD/DAコンバータ27に
よりデジタル化された音声信号を高能率符号化圧縮(デ
ータ圧縮)するデータ圧縮装置として機能し、再生モー
ドの場合にはインターフェース回路29を介してバッフ
ァコントローラ10から供給される圧縮音声データを伸
張してから上記A−AD/DAコンバータ27に供給す
るデータ伸張装置として機能するものである。
【0035】ここで、この音声符号化/復号回路28に
おける高能率符号化圧縮方式としては、例えば、人間の
聴覚特性(聴覚マスキング効果と最小可聴限性)を利用
したサブバンド符号化あるいは直交変換によるATRA
C(Adaptive Transform Acoustic Cording )方式が採
用される。すなわち、この音声符号化/復号回路28
は、記録モードの場合に、A−AD/DAコンバータ2
7を介して供給されるデジタル音声信号にATRAC方
式のエンコード処理を施してデータ圧縮を行い、また、
再生モードの場合に、インターフェース回路29を介し
て上記バッファコントローラ10から供給される圧縮音
声データに上記エンコード処理とは逆のデコード処理を
行う。
【0036】以上のような構成のこの実施の形態にかか
るカメラシステムでは、撮像した被写体を撮像信号に変
換し、この撮像信号を画像圧縮して光ディスクDに記録
することができる。また、このカメラシステムでは、画
像圧縮して撮像信号が記録してある光ディスクDから、
この撮像信号を再生してディスプレイ等の画像出力装置
に表示することができる。
【0037】このようなカメラシステムでは、記録モー
ドにおいて、レンズLにより撮像された撮像光がCCD
1により撮像され、この撮像信号が,S/H−AGC
2,V−A/Dコンバータ3,カメラ信号処理回路5,
レートコンバータ7,動き検出回路8,符号化/復号回
路9,バッファコントローラ10,バッファメモリ1
1,インターフェース回路12,ディスクエンコーダ1
3,記録ドライバ14,磁気ヘッド15等のパスを介し
て光ディスクDに記録される。
【0038】また、このようなカメラシステムでは、再
生モードにおいて、光ディスクDに記録された圧縮画像
データが、光学ヘッド16,再生増幅回路17,ディス
クA/Dコンバータ18,ビタビ復号回路20,ディス
クデコーダ21,インターフェース回路12,バッファ
メモリ11,バッファコントローラ10,符号化/復号
回路9,ミキサ回路24,NTSCエンコーダ25,V
−D/Aコンバータ26等のパスを介してディスプレイ
等の画像出力装置に表示される。
【0039】また、このようなカメラシステムでは、記
録モードにおいて、撮像信号を記録するとともに、この
撮像信号が、レートコンバータ7からミキサ回路24の
パスを介してディスプレイ等の画像出力装置に表示され
る。
【0040】また、このようなカメラシステムでは、記
録モードにおいて、撮像信号を記録するとともに、この
撮像信号が、符号化/復号回路9からミキサ回路24の
パスを介してディスプレイ等の画像出力装置に表示され
る。このように符号化/復号回路9からミキサ回路24
へのパスを介して画像を表示することによって、圧縮後
の画像データを表示をすることができ、撮像信号を記録
するとともに、記録する圧縮画像データの画質を確認す
ることができる。
【0041】なお、このカメラシステムでは、NTSC
方式に準拠したデジタル画像データを取り扱う場合につ
いて説明したが、例えば、PAL方式に準拠したデジタ
ルの画像データを取り扱っても良い。
【0042】つぎに、上述したレートコンバータ7につ
いて、図2を用いて説明する。
【0043】レートコンバータ7は、次の処理として動
き検出回路8や符号化/復号回路9でMPEG2方式の
画像圧縮を行えるように、カメラ信号処理回路5から供
給されたNTSC方式に準拠したデジタルの画像データ
を、CCIR601方式に準拠したデジタルの画像デー
タに変換する回路である。
【0044】このレートコンバータ7には、サンプリン
グ周波数が14.318MHzである輝度(Y)信号が
供給される。また、このレートコンバータ7には、この
輝度(Y)信号に対してデータ量が1/2である色差信
号(Cr)及び色差信号(Cb)がそれぞれ時分割さ
れ、1本の伝送線でサンプリング周波数が14.318
MHzの色差(Cr/Cb)信号として供給される。図
2では、例えば、輝度(Y)信号についてのサンプリン
グ周波数の変換の回路の構成を示しており、本実施の形
態におけるカメラシステムのレートコンバータ7には、
この図2の輝度(Y)信号のサンプリング周波数の変換
回路とは別に、同様の構成の色差(Cr/Cb)信号の
サンプリング周波数の変換回路が設けられているが、そ
の詳細な説明は省略する。
【0045】以下、具体的にこのレートコンバータ7の
回路構成を図2を参照して説明する。
【0046】このレートコンバータ7は、ライトクロッ
クWCLKに基づきライトイネブル信号WEN0〜WE
N6を発生するライトアドレス発生器(以下、WA発生
器と呼ぶ。)31と、上記ライトイネブル信号WEN0
〜WEN6に基づき入力データを格納するリングバッフ
ァ32と、リードクロックRCLKに基づきカウント値
Cntを発生する33進カウンタ34と、上記カウント
値Cntに基づきアドレス値Addを発生するライトア
ドレス発生器(以下、RA発生器と呼ぶ。)35と、上
記アドレス値Addに基づき上記リングバッファ32か
ら画像データを読み出す第1のセレクタ36a及び第2
のセレクタ36bと、カウント値Cntに基づき係数K
を発生する係数発生器37と、上記係数Kと上記セレク
タ36a,36bが読み出した画像データを乗算する第
1の乗算器38a及び第2の乗算器38b並びにこの乗
算結果を加算する加算器38cからなる補間演算器38
とを備えている。
【0047】このようなレートコンバータ7は、サンプ
リング周波数が14.318MHz(以下、周波数f1
とする。)の入力信号が入力され、サンプリング周波数
が13.5MHZ(以下、周波数f2とする。)の出力
信号を出力する。
【0048】WA発生器31には、入力信号の周波数f
1に同期した14.318MHzのライトクロックWC
LKが供給される。WA発生器31は、このライトクロ
ックWCLKに同期したライトイネブル信号WEN0〜
WEN6を発生する。このWA発生器31は、ライトイ
ネブル信号WEN0〜WEN6を、 ・・・−WEN0−WEN1−WEN2−WEN3−W
EN4−WEN5−WEN6−WEN0−WEN1−W
EN2−WEN3−・・・ といった順番で発生する。
【0049】リングバッファ32は、アドレス0で指定
されるメモリ32aと、アドレス1で指定されるメモリ
32bと、アドレス2で指定されるメモリ32cと、ア
ドレス3で指定されるメモリ32dと、アドレス4で指
定されるメモリ32eと、アドレス5で指定されるメモ
リ32fと、アドレス6で指定されるメモリ32gとの
7タップのメモリで構成される。このリングバッファ3
2には、上記WA発生器31のライトイネブル信号WE
N0〜WEN6が供給され、メモリ32aにはWEN
0、メモリ32bにはWEN1、メモリ32cにはWE
N2、メモリ32dにはWEN3、メモリ32eにはW
EN4、メモリ32fにはWEN5、メモリ32gには
WEN6がそれぞれ供給される。
【0050】また、このリングバッファ32には、カメ
ラ信号処理回路5からのNTSC方式に準拠した周波数
1のサンプリング周波数のデジタル画像データが、入
力信号として供給される。各メモリ32a〜32gは、
ライトイネブル信号WENが供給された時に、入力デー
タをラッチして画像データを1ピクセル毎に格納する。
従って、このリングバッファ32の各メモリ32a〜
32gには、周波数f1に同期して、メモリ32aから
1ピクセル毎の画像データが順次ラッチされていくこと
となる。そして、メモリ32gまで画像データがラッチ
されると、また、メモリ32aから上書きがされてい
く。
【0051】33進カウンタ34には、出力信号の周波
数f2に同期した13.5MHzのリードクロックRC
LKが供給される。この33進カウンタ34は、0〜3
2までのカウント値Cntを、このリードクロックに同
期させて出力する。この33進カウンタ34は、カウン
ト値Cntが32まで達すると、0から再度カウント値
Cntを出力していく。この33進カウンタ34は、周
波数f2に同期したカウント値Cntを、RA発生器3
5及び係数発生器37に供給する。
【0052】RA発生器35には、第1のリードアドレ
ステーブル35aと、第2のリードアドレステーブル3
5bとが設定されている。RA発生器35には、上記3
3進カウンタ34のカウント値Cntが供給され、この
カウント値に基づき各アドレステーブル35a,35b
に設定されているアドレス値Add−aと、アドレス値
Add−bと出力する。ここで、このアドレス値Add
−a及びAdd−bは、上記リングバッファ32の各メ
モリ32a〜32gのいずれかを示すアドレスである。
この各リードアドレステーブル35a,35bの詳細に
ついては後述する。RA発生器35は、アドレス値Ad
d−aを第1のセレクタ36aに供給し、アドレス値A
dd−aを第2のセレクタ36bに供給する。第1のセ
レクタ36aと第2のセレクタ36bは、リングバッフ
ァ32の各メモリ32a〜32gと接続され、各メモリ
32a〜32gに格納されているピクセル単位の画像デ
ータを、補間演算器38に供給する。
【0053】すなわち、第1のセレクタ36aは、RA
発生器35から供給されるアドレス値Add−aで示さ
れるメモリからデータを読み出し、このデータを補間演
算器38の第1の乗算器38aに供給する。また、第2
のセレクタ36bは、RA発生器35から供給されるア
ドレス値Add−bで示されるメモリからデータを読み
出し、このデータを補間演算器38の第2の乗算器38
bに供給する。
【0054】ここで、第1のセレクタ36aと第2のセ
レクタ36bでは、出力信号のサンプリング周波数であ
る周波数f2に同期されてデータが読み出される。これ
は、この第1のセレクタ36aと第2のセレクタ36b
のデータの読み出し速度は、33進カウンタ34に供給
されるリードクロックRCLKに依存するためである。
【0055】係数発生器37には、第1の係数テーブル
37aと、第2の係数テーブル37bとが設定されてい
る。係数発生器37には、上記33進カウンタ34のカ
ウント値Cntが供給され、このカウント値に基づき各
係数テーブル37a,37bに設定されている係数Ka
と、係数Kbと出力する。ここで、この係数Ka及び係
数Kbは、上記第1のセレクタ36aと第2のセレクタ
36bにより読み出されたメモリ32a〜32gに格納
されたデータに対する係数である。この各係数テーブル
37a,37bの詳細については後述する。係数発生器
37は、係数Kaを補間演算器38の第1の乗算器38
aに供給し、係数Kaを補間演算器38の第2の乗算器
38bに供給する。
【0056】補間演算器38は、第1の乗算器38a
と、第2の乗算器38bと、加算器38cとから構成さ
れ、第1と第2のセレクタ36a,36bにより読み出
した2つのピクセル単位の画像データの補間演算を行
う。
【0057】第1の乗算器38aには、第1のセレクタ
36aが読み出した画像データと、係数発生器37から
の係数Kaとが供給され、この画像データと係数Kaを
乗算する。また、第2の乗算器38bには、第2のセレ
クタ36bが読み出した画像データと、係数発生器37
からの係数Kbとが供給され、この画像データと係数K
bを乗算する。そして、加算器38cには、この第1の
乗算器38aと第2の乗算器38bとの出力が供給さ
れ、これら加算して出力データとして出力する。なお、
この補間演算器38の出力データは、上記33進カウン
タ34のカウント値Cntに同期することとなる。すな
わち、この補間演算器38からは、周波数f2をサンプ
リング周波数とした信号が出力される。
【0058】以上のような構成のレートコンバータ7
は、NTSC方式に準拠したデジタル画像データのサン
プリング周波数である14.318MHzと、CCIR
601方式に準拠したデジタル画像データのサンプリン
グ周波数である13.5MHzとの比率に応じて、各リ
ードアドレステーブル35a,35bの値、すなわち、
リングバッファ32の各メモリ32a〜32gから読み
出すデータの設定がされている。また、レートコンバー
タ7は、上記比率に応じて、各係数テーブル37a,3
7bの値、すなわち、各セレクタ36a,36bで読み
出したデータの補間係数の値が設定されている。
【0059】従って、レートコンバータ7では、NTS
C方式に準拠したサンプリング周波数である14.31
8MHzのデジタルの画像データを、CCIR601方
式に準拠したサンプリング周波数である13.5MHz
の画像データに変換することができる。
【0060】つぎに、NTSC方式に準拠したデジタル
画像データのサンプリング周波数である14.318M
Hzと、CCIR601方式に準拠したデジタル画像デ
ータのサンプリング周波数である13.5MHzとの比
率を、35:33とした場合のリードアドレステーブル
35a,35bと、係数テーブル37a,37bの一例
を図3及び図4に示す。
【0061】第1のリードアドレステーブル35aは、
例えば、図3(a)に示すように設定される。33進カ
ウンタ34からのカウンタ値Cntは、サンプリング周
波数の比率を35:33で近似していることから、0〜
32で1サイクルとなっている。アドレス値Add−a
の値は、リングバッファ32の各メモリ32a〜32g
のアドレスを示している。
【0062】第2のリードアドレステーブル35bは、
例えば、図3(b)に示すように設定される。33進カ
ウンタ34からのカウンタ値Cntは、サンプリング周
波数の比率を35:33で近似していることから、0〜
32で1サイクルとなっている。アドレス値Add−a
の値は、リングバッファ32の各メモリ32a〜32g
のアドレスを示している。
【0063】第1の係数テーブル37aは、例えば、図
4(a)に示すように設定される。33進カウンタ34
からのカウンタ値Cntは、サンプリング周波数の比率
を35:33で近似していることから、0〜32で1サ
イクルとなっている。係数Kaの値は、例えば、ステッ
プ補間積分演算により以下の式(1)のように求められ
る。
【0064】 Ka=1−(2-4−2-9)×n ・・・(1) なお、この式(1)の演算は、積分幅を1として演算し
ており、図4(a)に示している値は、このKaに29
を乗算している。
【0065】第2の係数テーブル37bは、例えば、図
4(b)に示すように設定される。33進カウンタ34
からのカウンタ値Cntは、サンプリング周波数の比率
を35:33で近似していることから、0〜32で1サ
イクルとなっている。係数Kbの値は、例えば、ステッ
プ補間積分演算により以下の式(2)のように求められ
る。
【0066】Kb=1−Ka ・・・(2) なお、この式(2)の演算は、積分幅を1として演算し
ており、図4(b)に示している値は、このKbに29
を乗算している。
【0067】レートコンバータ7では、以上のようなテ
ーブルを用いて、例えば、カウント値Cntが0の場合
は、第1のメモリ32aに格納されたデータに511/
9を乗算し、第2のメモリ32bに格納されたデータ
に0/29を乗算し、それぞれの値を加算して出力す
る。また、カウント値Cntが1の場合は、第2のメモ
リ32bに格納されたデータに480/29を乗算し、
第3のメモリ32cに格納されたデータに31/29
乗算し、それぞれの値を加算して出力する。そして、こ
のような演算をカウント値Cntが32まで繰り返し、
これを1サイクルとしてデータを出力していく。
【0068】以上のように、レートコンバータ7では、
第1と第2のセレクタ36a,36bにより読み出した
2つの画像データに補間係数を乗算してこの2つのデー
タを補間し、14.318MHzでサンプリングされた
信号を、13.5MHzでサンプリングした信号に変換
する。このことにより、回路規模が小さくなり効率的な
サンプリング周波数の変換処理をすることができる。ま
た、回路規模が小さくなるので消費電力も小さくするこ
とができる。さらに、このレートコンバータ7では、デ
ータの遅延量を小さくすることができる。
【0069】なお、このレートコンバータ7において、
バッファメモリ32のタップ数及び33進カウンタ34
の1サイクルのカウント数は、入力信号のサンプリング
周波数と出力信号のサンプリング周波数に応じて定めら
れるため、7タップ又は33進に限られない。また、補
間演算器38の補間手法も、ステップ補間積分に限られ
るものではない。
【0070】
【発明の効果】本発明に係るサンプリング周波数変換装
置では、上記セレクタにより読み出した2つのデータに
補間係数を乗算してこの2つのデータを補間し、上記第
1のサンプリング周波数でサンプリングされた信号を、
上記第2のサンプリング周波数の信号に変換することに
より、回路規模が小さくなり効率的なサンプリング周波
数の変換処理をすることができる。また、回路規模が小
さくなるので消費電力も小さくすることができる。さら
に、このサンプリング周波数変換装置では、データの遅
延量を小さくすることができる。
【0071】本発明に係るサンプリング周波数変換方法
では、読み出した2つのデータに補間係数を乗算してこ
の2つのデータを補間し、上記第1のサンプリング周波
数でサンプリングされた信号を、上記第2のサンプリン
グ周波数の信号に変換することにより、回路規模が小さ
く、効率的なサンプリング周波数の変換処理をさせるこ
とができる。また、回路規模が小さくなるので消費電力
も小さくすることができる。さらに、このサンプリング
周波数変換方法では、データの遅延量を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態のカメラ一体型光
ディスク記録再生装置のブロック構成図である。
【図2】上記カメラ一体型光ディスク記録再生装置のN
TSC/CCIR601周波数変換回路のブロック構成
図である。
【図3】上記NTSC/CCIR601周波数変換回路
で用いられるリードアドレステーブルの一例を示す図で
ある。
【図4】上記NTSC/CCIR601周波数変換回路
で用いられる係数テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
7 NTSC/CCIR601周波数変換回路、31
ライトアドレス発生器、32 リングバッファ、34
33進カウンタ、35 ライトアドレス発生器、35a
第1のリードアドレステーブル、35b 第2のリー
ドアドレステーブル、36a 第1のセレクタ、36b
第2のセレクタ、37 係数発生器、37a 第1の
係数テーブル、37b 第2の係数テーブル、38 補
間演算器、38a 第1の乗算器、38b 第2の乗算
器、38c 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 11/20 H04N 7/13 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のサンプリング周波数でサンプリン
    グされた信号のサンプリング周波数を、この第1のサン
    プリング周波数から第2のサンプリング周波数に変換す
    るサンプリング周波数変換装置において、 上記第1のサンプリング周波数でサンプリングされた信
    号の各データが、この第1のサンプリング周波数で順次
    格納されるメモリと、 上記各データの内、上記第1のサンプリング周波数と上
    記第2のサンプリング周波数の比率で定まる2つのデー
    タを、上記第2のサンプリング周波数で上記メモリから
    順次読み出すセレクタと、 上記セレクタが読み出した2つのデータのそれぞれに、
    上記第1のサンプリング周波数と上記第2のサンプリン
    グ周波数の比率で定まる補間係数を乗算する乗算器と、 上記乗算器により補間係数が乗算された2つのデータを
    加算する加算器とを備えるサンプリング周波数変換装
    置。
  2. 【請求項2】 上記第1のサンプリング周波数と上記第
    2のサンプリング周波数の比率で定まるカウント数を、
    第2のサンプリング周波数でカウントするカウンタと、 上記第1のサンプリング周波数と上記第2のサンプリン
    グ周波数の比率で定まる2つのデータが格納される上記
    メモリ上のアドレスが、上記カウント数に対応して設定
    されている読み出しアドレステーブルと、 上記第1のサンプリング周波数と上記第2のサンプリン
    グ周波数の比率で定まる補間係数が、上記カウント数に
    対応して設定されている係数テーブルとを備え、 上記セレクタは、上記アドレステーブルに設定されてい
    るアドレスのデータを、上記カウンタのカウントに応じ
    て読み出し、 上記乗算器は、上記係数テーブルに設定されている補間
    係数を、上記カウンタのカウントに応じて、上記セレク
    タが読み出した2つのデータに乗算することを特徴とす
    る請求項1に記載のサンプリング周波数変換装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のサンプリング周波数は、1
    4.318MHzのNTSC方式に準拠した画像信号の
    サンプリング周波数であり、上記第2のサンプリング周
    波数は、13.5MHzのCCIR601方式に準拠し
    た画像信号のサンプリング周波数であり、第1のサンプ
    リング周波数と第2のサンプリング周波数の比率は、3
    5:33で定められることを特徴とする請求項1に記載
    のサンプリング周波数変換装置。
  4. 【請求項4】 第1のサンプリング周波数でサンプリン
    グされた信号のサンプリング周波数を、この第1のサン
    プリング周波数から第2のサンプリング周波数に変換す
    るサンプリング周波数変換方法において、 上記第1のサンプリング周波数でサンプリングされた信
    号の各データを、この第1のサンプリング周波数で順次
    格納し、 上記各データの内、上記第1のサンプリング周波数と上
    記第2のサンプリング周波数の比率で定まる2つのデー
    タを、上記第2のサンプリング周波数で順次読み出し、 読み出した2つのデータのそれぞれに、上記第1のサン
    プリング周波数と上記第2のサンプリング周波数の比率
    で定まる補間係数を乗算し、 上記乗算器により補間係数が乗算された2つのデータを
    加算することを特徴とするサンプリング周波数変換方
    法。
  5. 【請求項5】 上記第1のサンプリング周波数と上記第
    2のサンプリング周波数の比率で定まるカウント数を第
    2のサンプリング周波数でカウントし、 上記第1のサンプリング周波数と上記第2のサンプリン
    グ周波数の比率で定まる2つのデータの格納場所が上記
    カウント数に対応して設定されている読み出しアドレス
    テーブル基づき、上記カウント数のカウントに応じて2
    つのデータを読み出し、 上記第1のサンプリング周波数と上記第2のサンプリン
    グ周波数の比率で定まる補間係数が上記カウント数に対
    応して設定されている係数テーブルに基づき、上記カウ
    ント数のカウントに応じて、読み出した2つのデータに
    補間係数を乗算することを特徴とする請求項4に記載の
    サンプリング周波数変換方法。
  6. 【請求項6】 上記第1のサンプリング周波数は、1
    4.318MHzのNTSC方式に準拠した画像信号の
    サンプリング周波数であり、上記第2のサンプリング周
    波数は、13.5MHzのCCIR601方式に準拠し
    た画像信号のサンプリング周波数であり、第1のサンプ
    リング周波数と第2のサンプリング周波数の比率は、3
    5:33で定められることを特徴とする請求項4に記載
    のサンプリング周波数変換方法。
JP22181597A 1997-08-18 1997-08-18 サンプリング周波数変換装置、及び、サンプリング周波数変換方法 Withdrawn JPH1168516A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6724430B2 (en) 2000-03-29 2004-04-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Sampling frequency converter, sampling frequency conversion method, video signal processor, and video signal processing method
JP2008072712A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Seiko Epson Corp 2つのクロック周波数を用いてデジタル・ビデオ・データを符号化することができる符号化装置および2つのクロック周波数を用いてビデオ取り込み装置で取り込まれたデジタル・ビデオ・データを符号化することができる方法

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JP2008072712A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Seiko Epson Corp 2つのクロック周波数を用いてデジタル・ビデオ・データを符号化することができる符号化装置および2つのクロック周波数を用いてビデオ取り込み装置で取り込まれたデジタル・ビデオ・データを符号化することができる方法

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