JPH116635A - 空調用室内機の断熱材固定方法 - Google Patents
空調用室内機の断熱材固定方法Info
- Publication number
- JPH116635A JPH116635A JP9171189A JP17118997A JPH116635A JP H116635 A JPH116635 A JP H116635A JP 9171189 A JP9171189 A JP 9171189A JP 17118997 A JP17118997 A JP 17118997A JP H116635 A JPH116635 A JP H116635A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- casing
- insulating material
- thermal insulation
- insulation material
- Prior art date
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- Pending
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内機のケーシング内にスクロール形状を形
成するための発泡スチロール製断熱材を簡単且つ確実に
固定する方法を提供すること。 【解決手段】 室内機の本体ケース1の内側面11に所
要のスクロール形状を形成するため発泡スチロール製の
断熱材2を固定するための方法であって、内側面11に
取付け用のピン穴12を所要の位置に予め形成してお
き、本体ケース1内で断熱材2を位置決めした後、断熱
材2に取付けピン3を通して取付けピン3の先端部を対
応するピン穴12内に嵌め込んで固定する。
成するための発泡スチロール製断熱材を簡単且つ確実に
固定する方法を提供すること。 【解決手段】 室内機の本体ケース1の内側面11に所
要のスクロール形状を形成するため発泡スチロール製の
断熱材2を固定するための方法であって、内側面11に
取付け用のピン穴12を所要の位置に予め形成してお
き、本体ケース1内で断熱材2を位置決めした後、断熱
材2に取付けピン3を通して取付けピン3の先端部を対
応するピン穴12内に嵌め込んで固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調用室内機の断
熱材固定方法に関する。
熱材固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の空気調和装置の室内機としてス
クロール形状のものが一般に普及している。この型式の
室内機は、断熱効果及びコスト的な面からスクロール形
状を構成するのに発泡スチロールを用いている。すなわ
ち、室内機のケーシング内に収納されるスクロールファ
ン及び熱交換器等に対して所要の形状の空間を形成する
ための発泡スチロールから成る断熱材をケーシング内側
に固定し、これにより所要のスクロール形状を室内機の
ケーシング内に形成すると同時に、熱交換器等に対する
所要の断熱効果を果たす構成となっている。空気調和装
置の室内機のスクロール形状を、上述の如く、発泡スチ
ロール材を用いて構成する場合、発泡スチロール材を合
成樹脂製のケーシング内側面に両面接着テープ又は接着
剤を用いて貼付して固定している。
クロール形状のものが一般に普及している。この型式の
室内機は、断熱効果及びコスト的な面からスクロール形
状を構成するのに発泡スチロールを用いている。すなわ
ち、室内機のケーシング内に収納されるスクロールファ
ン及び熱交換器等に対して所要の形状の空間を形成する
ための発泡スチロールから成る断熱材をケーシング内側
に固定し、これにより所要のスクロール形状を室内機の
ケーシング内に形成すると同時に、熱交換器等に対する
所要の断熱効果を果たす構成となっている。空気調和装
置の室内機のスクロール形状を、上述の如く、発泡スチ
ロール材を用いて構成する場合、発泡スチロール材を合
成樹脂製のケーシング内側面に両面接着テープ又は接着
剤を用いて貼付して固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両面接着テー
プを用いる方法では接着の耐久性に問題があり、発泡ス
チロール材を長期間に亙ってケーシングに安定に固定し
ておくことができないという問題点を有している。ま
た、接着剤を用いる方法では、両面接着テープを用いる
場合と同じく耐久性の面で問題がある上に、発泡スチロ
ール材に接着剤を塗布する作業を行う場合、接着材に含
まれている溶剤を乾燥させて発泡スチロール材が溶けな
いようにするための乾燥時間を必要とするので作業性が
悪く、作業コストが高くならざるを得ないという問題点
も有している。
プを用いる方法では接着の耐久性に問題があり、発泡ス
チロール材を長期間に亙ってケーシングに安定に固定し
ておくことができないという問題点を有している。ま
た、接着剤を用いる方法では、両面接着テープを用いる
場合と同じく耐久性の面で問題がある上に、発泡スチロ
ール材に接着剤を塗布する作業を行う場合、接着材に含
まれている溶剤を乾燥させて発泡スチロール材が溶けな
いようにするための乾燥時間を必要とするので作業性が
悪く、作業コストが高くならざるを得ないという問題点
も有している。
【0004】本発明の目的は、空気調和装置の室内機の
ケーシング内にスクロール形状を形成するための発泡ス
チロールから成る断熱材を簡単且つ確実に固定すること
ができるようにした、空調用室内機の断熱材固定方法を
提供することにある。
ケーシング内にスクロール形状を形成するための発泡ス
チロールから成る断熱材を簡単且つ確実に固定すること
ができるようにした、空調用室内機の断熱材固定方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、空気調和装置の室内機のケーシング
内に所要のスクロール形状を形成するため発泡スチロー
ルから成る断熱材を前記ケーシング内に固定するための
方法であって、前記ケーシングの内側に取付け用のピン
穴を所要の位置に予め形成しておき、前記ケーシング内
で前記断熱材を位置決めした後、前記断熱材に取付けピ
ンを通して該取付けピンの先端部を対応するピン穴内に
嵌め込んで固定することにより前記断熱材を前記ケーシ
ング内に固定するようにした点にある。
の本発明の特徴は、空気調和装置の室内機のケーシング
内に所要のスクロール形状を形成するため発泡スチロー
ルから成る断熱材を前記ケーシング内に固定するための
方法であって、前記ケーシングの内側に取付け用のピン
穴を所要の位置に予め形成しておき、前記ケーシング内
で前記断熱材を位置決めした後、前記断熱材に取付けピ
ンを通して該取付けピンの先端部を対応するピン穴内に
嵌め込んで固定することにより前記断熱材を前記ケーシ
ング内に固定するようにした点にある。
【0006】発泡スチロールから成る断熱材を取付けピ
ンを用いてケーシングに固定する場合、断熱材に通され
た取付けピンの先端をケーシングに予め形成されている
取付け用のピン穴に押し込むだけでよいので、特別な工
具を必要とせず、作業性が良く、誰でも簡単且つ迅速に
取り付けのための作業を行うことができる。また、使用
する部品は取付けピンだけであるから部品及び作業の両
面から大巾なコストダウンを図ることができる。
ンを用いてケーシングに固定する場合、断熱材に通され
た取付けピンの先端をケーシングに予め形成されている
取付け用のピン穴に押し込むだけでよいので、特別な工
具を必要とせず、作業性が良く、誰でも簡単且つ迅速に
取り付けのための作業を行うことができる。また、使用
する部品は取付けピンだけであるから部品及び作業の両
面から大巾なコストダウンを図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
の方法を用いた空調装置の室内機の組み立て方法を説明
するための図である。1は本体ケースであり、例えば合
成樹脂をモールド成形して作られており、本体ケース1
と対をなす図示しない別のケースと組み合って室内機の
ケーシングを構成している。2は本体ケース1内に取り
付けられる発泡スチロールから成る断熱材であり、この
断熱材2は本体ケース1内に取り付けられることによっ
て本体ケース1内にスクロール形状を形成する目的も有
しており、断熱材2は本発明の方法により、取付けピン
3を用いて本体ケース1内に固定される。
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
の方法を用いた空調装置の室内機の組み立て方法を説明
するための図である。1は本体ケースであり、例えば合
成樹脂をモールド成形して作られており、本体ケース1
と対をなす図示しない別のケースと組み合って室内機の
ケーシングを構成している。2は本体ケース1内に取り
付けられる発泡スチロールから成る断熱材であり、この
断熱材2は本体ケース1内に取り付けられることによっ
て本体ケース1内にスクロール形状を形成する目的も有
しており、断熱材2は本発明の方法により、取付けピン
3を用いて本体ケース1内に固定される。
【0008】本体ケース1の内側面11には、取付けピ
ン3の先端が嵌め込まれるピン穴12が予め形成されて
いる。取付けピン3の先端部がピン穴12に嵌め込まれ
ることによってその先端部をピン穴12に固定すること
ができるよう、ピン穴12の穴径は取付けピン3の直径
よりも若干小さく形成されている。これらのピン穴12
は、本体ケース1をモールド成形する際に同時に形成さ
れる。
ン3の先端が嵌め込まれるピン穴12が予め形成されて
いる。取付けピン3の先端部がピン穴12に嵌め込まれ
ることによってその先端部をピン穴12に固定すること
ができるよう、ピン穴12の穴径は取付けピン3の直径
よりも若干小さく形成されている。これらのピン穴12
は、本体ケース1をモールド成形する際に同時に形成さ
れる。
【0009】一方、スクロール形状を与えるための発泡
スチロール製の断熱材2には、本体ケース1のピン穴1
2に対応する貫通孔21が形成されており、断熱材2を
本体ケース1の所定の位置に位置決めしたときにこれら
の貫通孔21が対応するピン穴12とそれぞれ整列する
ようになっている。したがって、断熱材2を本体ケース
1内で位置決めした後、取付けピン3を貫通孔21に通
し取付けピン3の先端部を対応するピン穴12内に嵌め
込むことにより、取付けピン3の先端部がピン穴12に
固定される。取付けピン3による上述の固定を全てのピ
ン穴12に対して行うことにより断熱材2を本体ケース
1にしっかりと固定することができる。
スチロール製の断熱材2には、本体ケース1のピン穴1
2に対応する貫通孔21が形成されており、断熱材2を
本体ケース1の所定の位置に位置決めしたときにこれら
の貫通孔21が対応するピン穴12とそれぞれ整列する
ようになっている。したがって、断熱材2を本体ケース
1内で位置決めした後、取付けピン3を貫通孔21に通
し取付けピン3の先端部を対応するピン穴12内に嵌め
込むことにより、取付けピン3の先端部がピン穴12に
固定される。取付けピン3による上述の固定を全てのピ
ン穴12に対して行うことにより断熱材2を本体ケース
1にしっかりと固定することができる。
【0010】なお、図1に示した実施の形態では、取付
けピン3を7個用いた場合を例示したが、勿論、取付け
ピン3の使用個数はこれに限定されるものではなく、本
体ケース1の形状、大きさ等に応じて適宜の任意の個数
とすることができる。
けピン3を7個用いた場合を例示したが、勿論、取付け
ピン3の使用個数はこれに限定されるものではなく、本
体ケース1の形状、大きさ等に応じて適宜の任意の個数
とすることができる。
【0011】取付けピン3を用いた上述の取付、固定方
法によれば、本体ケース1と断熱材2とを位置合わせし
て取付けピン3を貫通孔21を通してピン穴12に嵌め
込んで固定するだけの作業で済むので、両面接着テープ
や接着剤を用いる従来の方法に比べて作業性が格段と向
上するほか、取付、固定後の安定性も良好であり、長期
間に亙って断熱材2の本体ケース1に対する所要の固定
状態を保持することができる。また、ピン穴12は本体
ケース1のモールド成形の際に一緒に形成することがで
きるのでコストの上昇を殆ど生じさせることがない。同
様に、貫通孔21もまた断熱材2の成形の際に一緒に形
成することができるのでコストの上昇を殆ど生じさせる
ことがない。そして、取付けピン3は安価な部品である
から、結局、組立コストを著しく低減させることができ
る。
法によれば、本体ケース1と断熱材2とを位置合わせし
て取付けピン3を貫通孔21を通してピン穴12に嵌め
込んで固定するだけの作業で済むので、両面接着テープ
や接着剤を用いる従来の方法に比べて作業性が格段と向
上するほか、取付、固定後の安定性も良好であり、長期
間に亙って断熱材2の本体ケース1に対する所要の固定
状態を保持することができる。また、ピン穴12は本体
ケース1のモールド成形の際に一緒に形成することがで
きるのでコストの上昇を殆ど生じさせることがない。同
様に、貫通孔21もまた断熱材2の成形の際に一緒に形
成することができるのでコストの上昇を殆ど生じさせる
ことがない。そして、取付けピン3は安価な部品である
から、結局、組立コストを著しく低減させることができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、組立作業
が簡単となり、組立、固定のための部品コストの低減を
も図ることができるので、室内機のコストの低減に著し
く役立つ。
が簡単となり、組立、固定のための部品コストの低減を
も図ることができるので、室内機のコストの低減に著し
く役立つ。
【図1】本発明の方法の実施の形態の一例を説明するた
めの説明図。
めの説明図。
1 本体ケース 2 断熱材 3 取付けピン 11 内側面 12 ピン穴 21 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 空気調和装置の室内機のケーシング内に
所要のスクロール形状を形成するため発泡スチロールか
ら成る断熱材を前記ケーシング内に固定するための方法
であって、 前記ケーシングの内側に取付け用のピン穴を所要の位置
に予め形成しておき、前記ケーシング内で前記断熱材を
位置決めした後、前記断熱材に取付けピンを通して該取
付けピンの先端部を対応するピン穴内に嵌め込んで固定
することにより前記断熱材を前記ケーシング内に固定す
るようにしたことを特徴とする空調用室内機の断熱材固
定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171189A JPH116635A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 空調用室内機の断熱材固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171189A JPH116635A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 空調用室内機の断熱材固定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH116635A true JPH116635A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15918665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9171189A Pending JPH116635A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 空調用室内機の断熱材固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH116635A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0535363A2 (de) * | 1991-09-30 | 1993-04-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Empfangseinrichtung für amplituden-, frequenz- und/oder FSK-modulierte Sendesignale auf verschiedenen Trägerfrequenzkanälen |
US10260773B2 (en) | 2015-10-27 | 2019-04-16 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP9171189A patent/JPH116635A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0535363A2 (de) * | 1991-09-30 | 1993-04-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Empfangseinrichtung für amplituden-, frequenz- und/oder FSK-modulierte Sendesignale auf verschiedenen Trägerfrequenzkanälen |
EP0535363A3 (en) * | 1991-09-30 | 1993-12-08 | Siemens Ag | Receiver for amplitude, frequency and/or fsk modulated signals on different carrier frequencies |
US10260773B2 (en) | 2015-10-27 | 2019-04-16 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
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