JPH1160185A - フォークリフトのティルト機構 - Google Patents

フォークリフトのティルト機構

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Publication number
JPH1160185A
JPH1160185A JP23173797A JP23173797A JPH1160185A JP H1160185 A JPH1160185 A JP H1160185A JP 23173797 A JP23173797 A JP 23173797A JP 23173797 A JP23173797 A JP 23173797A JP H1160185 A JPH1160185 A JP H1160185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
connecting rod
forklift
tilt cylinder
tilt
Prior art date
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Pending
Application number
JP23173797A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Umichi
彰 卯路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication of JPH1160185A publication Critical patent/JPH1160185A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、荷役装置を前傾あるいは後傾させ
るティルトシリンダを車体の自由な空間に配すること
で、車体の部品配置の自由度を増し、主に運転室フロア
部分のスペースが拡大できるフォークリフトのティルト
機構を提供することを目的としている。 【構成】 車体と、該車体前方に荷役装置を備え、該荷
役装置は下部を車体に軸支して立設したマスト材と、該
マスト材に沿って上下動するリフトブラケット、該リフ
トブラケット前方に係止された左右一対のフォークから
なり、マスト材と車体はティルトシリンダにて連結さ
れ、該ティルトシリンダの伸縮によって車体に軸支され
たマスト材下部を回転中心に、荷役装置全体が前傾ある
いは後傾する構造のフォークリフトのティルト機構にお
いて、ティルトシリンダを車体内部に配し、リンク機構
を介してマスト材と連結してなるフォークリフトのティ
ルト機構とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷役装置を前傾あるい
は後傾させるティルトシリンダを車体の自由な空間に配
することで、車体の部品配置の自由度を増し、主に運転
室フロア部分のスペースの拡大を目的とするフォークリ
フトのティルト機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォークリフトのティルト機構
は、マスト材と車体は図4および図5のようにマスト材
中間高さ部分と車体前方部分でティルトシリンダにて直
接連結され、該ティルトシリンダの伸縮によって車体に
軸支されたマスト材下部を回転中心に、荷役装置全体が
前傾あるいは後傾する構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来の技術では、車体前方にティルトシリンダを配す必要
があり、自由な部品配置を行うことができなかった。し
たがって、車体のフロア部分前方にティルトシリンダを
設置するための傾斜を付けなければならず、フロア部分
の足下スペースが狭く運転しづらいものであり、特に小
型のフォークリフトでは足下スペースが極度に狭くなっ
ていた。
【0004】また、フロア部分には車体を運転するため
のアクセルペダル、ブレーキペダルが配されており、狭
い足下スペースで無理な体勢で運転するのは非常に危険
であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては車体
と、該車体前方に荷役装置を備え、該荷役装置は下部を
車体に軸支して立設して立設したマスト材と、該マスト
材に沿って上下動するリフトブラケット、該リフトブラ
ケット前方に係止された左右一対のフォークからなり、
マスト材と車体はティルトシリンダにて連結され、該テ
ィルトシリンダの伸縮によって車体に軸支されたマスト
材下部を回転中心に、荷役装置全体が前傾あるいは後傾
する構造のフォークリフトのティルト機構において、テ
ィルトシリンダを車体の内部に配し、リンク機構を介し
てマスト材と連結してなるフォークリフトのティルト機
構として、上述課題を解決している。
【0006】さらには、ティルトシリンダを車体のフロ
ア部分の内部に配し、ティルトシリンダと第二連結棒、
第二連結棒と第一連結棒、第一連結棒とマスト材をそれ
ぞれ軸支し、さらに、第二連結棒は車体に軸支してリン
ク機構を形成する上述記載のフォークリフトのティルト
機構としても、上述同様に上述課題を解決している。
【0007】
【実施例】本発明を本発明を最も効果的に実施できる車
体内部の空間部の少ない三輪型フォークリフト(以下フ
ォークリフトとする。)に実施して説明すると、図1お
よび図2において1がフォークリフト、2がフォークリ
フト1の車体、3が車体2前方の荷役装置を示す。
【0008】車体2は中心部に車体2および荷役装置3
を操作する運転室4、運転室4への転落物から運転者を
保護するヘッドガード5、車体2前方の左右一対の駆動
輪6、車体2後方中央部の旋回輪7からなる。
【0009】また、荷役装置3は下部を車体2に軸支し
て立設したマスト材8、マスト材8に沿ってリフトシリ
ンダ9の伸縮によって上下動するリフトブラケット1
0、リフトブラケット10前方に係止された左右一対の
フォーク11からなる。
【0010】運転室4には運転者が座る運転シート1
2、車体2の移動方向を旋回輪7に指示するステアリン
グ13、ティルトシリンダ14の伸縮によって荷役装置
3を前後傾させるティルトレバー15、リフトシリンダ
9の伸縮によってリフトブラケット10を上下動させる
リフトレバー16、運転者の足下部分にはフロアプレー
ト17、駆動輪6へ駆動力を指示するアクセルペダル1
8、駆動輪6を制動するブレーキペダル19が配されて
いる。
【0011】具体的な荷役作業は、運転者は運転シート
12に座り、足でアクセルペダル18およびブレーキペ
ダル19、腕でステアリング13を操作し、車体2を移
動させ、荷の下部にフォーク11を挿入する。そしてリ
フトレバー16およびティルトレバー15にて荷役装置
3を操作し、荷をフォーク11上に積載し、荷役操作を
行う構成である。
【0012】本発明は上述のように荷をフォーク11上
に積載するときに使用するティルトシリンダ14の発明
である。
【0013】本発明のティルトシリンダ14はフロアプ
レート17の下部の車体2に固着した部材20に回転自
在にチューブ側14Aが固定軸21Cで軸支されてい
る。さらにティルトシリンダ14のロッド側14B先端
は第二連結棒22の端部と移動軸23Bで、第二連結棒
22の他端部は第一連結棒24の端部と移動軸23Aで
それぞれで軸支され、第一連結棒24の他端部はマスト
材8に固定軸21Aで軸支されている。また、第二連結
棒22の略中間部は車体2に固定軸21Bで軸支されて
おり、これらの構造によって、ティルトシリンダ14の
リンク機構が左右一対に構成されている。
【0014】この際に移動軸23Aは固定軸21Bの上
方、移動軸23Bは固定軸21Bの下方に配すること
で、第一連結棒24、第二連結棒22、ティルトシリン
ダ14は車体の形状の合わせて配置されるものである。
【0015】上述構成によって、荷役装置3の前傾はテ
ィルトシリンダ14を操作することで、ティルトシリン
ダ14が縮み、第二連結棒22が固定軸21Bを中心に
回転し、第一連結棒24がマスト材8を前方に押し、荷
役装置3が車体2に軸支した下部を回転中心に前傾する
構造である。これらの動きを図3中矢印に示す。
【0016】荷役装置3の後傾は上述とは反対の動きの
みであるため省略する。
【0017】本実施例ではティルトシリンダ14の設置
場所をフロアプレート17下部に設置したがこれらは本
実施例に限られるものではなく、フォークリフト1の車
体2内部の空きスペースの自由な位置に設置すればよい
ものである。
【0018】
【発明の効果】本発明によって各図のようにフロア部分
前方に全く傾斜を付ける必要が無くフラットに設置する
ことができる。したがって、運転者の足下スペースは従
来と比べて広く、乗降性、運転姿勢が向上することは明
らかである。また、フロア部分前方の傾斜が無くなるこ
とで、アクセルペダルおよびブレーキペダルの踏み込み
量も従来と比較して深く自由に設定することができ、各
ペダルの操作性も向上し、運転ミスも減少する。さら
に、リンク機構を用いることで、車体内部の自由な空間
部にティルトシリンダを配置することが可能となるり、
設計時の配置の自由度が増し、ティルトシリンダの短縮
時にはロッド側から油圧を送る油圧力が低減できる構造
としたり、組立作業の作業性、マストの大きさ等、様々
な要因を考慮して設計することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したフォークリフトの側面図であ
る。
【図2】本発明を実施したフォークリフトのヘッドガー
ドを除いた上面図である。
【図3】本発明を実施したリンク機構の移動方向を示す
側面図である。
【図4】本発明を実施したフォークリフトの側面図であ
る。
【図5】本発明を実施したフォークリフトのヘッドガー
ドを除いた上面図である。
【符号の説明】
1 三輪型フォークリフト 2 車体 3 荷役装置 4 運転室 5 ヘッドガード 6 駆動輪 7 旋回輪 8 マスト材 9 リフトシリンダ 10 リフトブラケット 11 フォーク 12 運転シート 13 ステアリング 14 ティルトシリンダ 14A チューブ側 14B ロッド側 15 ティルトレバー 16 リフトレバー 17 フロアプレート 18 アクセルペダル 19 ブレーキペダル 20 部材 21A 固定軸 21B 固定軸 21C 固定軸 22 第二連結棒 23A 移動軸 23B 移動軸 24 第一連結棒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体と、該車体前方に荷役装置を備え、 該荷役装置は下部を車体に軸支して立設したマスト材
    と、該マスト材に沿って上下動するリフトブラケット、
    該リフトブラケット前方に係止された左右一対のフォー
    クからなり、 マスト材と車体はティルトシリンダにて連結され、該テ
    ィルトシリンダの伸縮によって車体に軸支されたマスト
    材下部を回転中心に、荷役装置全体が前傾あるいは後傾
    する構造のフォークリフトのティルト機構において、 ティルトシリンダを車体内部に配し、リンク機構を介し
    てマスト材と連結してなるフォークリフトのティルト機
    構。
  2. 【請求項2】ティルトシリンダを車体のフロア部分の内
    部に配し、ティルトシリンダと第二連結棒、第二連結棒
    と第一連結棒、第一連結棒とマスト材をそれぞれ軸支
    し、さらに、第二連結棒は車体にも軸支してリンク機構
    を形成する請求項1記載のフォークリフトのティルト機
    構。
JP23173797A 1997-08-12 1997-08-12 フォークリフトのティルト機構 Pending JPH1160185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23173797A JPH1160185A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 フォークリフトのティルト機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23173797A JPH1160185A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 フォークリフトのティルト機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1160185A true JPH1160185A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16928256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23173797A Pending JPH1160185A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 フォークリフトのティルト機構

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JP (1) JPH1160185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011087823A1 (de) * 2011-12-06 2013-06-06 Jungheinrich Aktiengesellschaft Neigzylinderanbindung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011087823A1 (de) * 2011-12-06 2013-06-06 Jungheinrich Aktiengesellschaft Neigzylinderanbindung

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030402