JPH1152396A - 液晶表示装置の組立て方法および組立て装置 - Google Patents

液晶表示装置の組立て方法および組立て装置

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JPH1152396A
JPH1152396A JP10141565A JP14156598A JPH1152396A JP H1152396 A JPH1152396 A JP H1152396A JP 10141565 A JP10141565 A JP 10141565A JP 14156598 A JP14156598 A JP 14156598A JP H1152396 A JPH1152396 A JP H1152396A
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岡 覚 成
Tetsuya Nishino
野 哲 哉 西
Hirokazu Morimoto
本 浩 和 森
Takaomi Tanaka
中 孝 臣 田
Tadashi Honda
田 端 本
Hiroshi Otaguro
洋 大田黒
Hironori Takabayashi
林 弘 徳 高
Toshitaka Nonaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス基板に傷を付けることなくフラットデ
ィスプレイパネルを組み立て可能な組立方法、および組
立装置を提供することにある。 【解決手段】 アレイ基板60の表面上には、表示領域
を囲むようにシール材64が設けられているとともに、
表示領域内に複数のスペーサ66が設けられている。ア
レイ基板と対向基板62とそれぞれステージ20、18
により吸着して対向配置する。一方のステージには、対
向基板の有効領域に対向する凹所26が形成されてい
る。凹所内を真空排気することにより、対向基板の有効
領域をアレイ基板の有効領域から離間する方向に撓ま
せ、その状態で、アレイ基板および対向基板の周縁部同
士をシール材を介して貼り合わる。続いて、X−Y−Θ
ステージによりアレイ基板に対して対向基板を位置合わ
せした後、対向基板の撓みを除き、スペーサを介して対
向基板およびアレイ基板の表示領域同士を接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基板の組立て装
置および組立て方法に関し、より詳しくは、例えば液晶
表示装置等のフラットパネルディスプレイの組立て装置
および組立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、薄型軽量、低消費電力
等の利点を有することから、ノート型やサブノート型の
パーソナルコンピュータのディスプレイとして広く用い
られている。近年、パーソナルコンピュータの性能向上
に伴い、ディスプレイの表示容量や表示面積の拡大、画
質の向上が要求されてきている。
【0003】液晶表示装置は、スペーサを介して2枚の
ガラス基板を貼り合わせ、これらのガラス基板間に液晶
分子を封入することにより構成されている。通常、液晶
表示装置は以下の工程によって組立られる。
【0004】すなわち、まず、互いに対向した上下一対
のステージにガラス基板をそれぞれ吸着保持する。この
場合、下ステージ上に保持されたガラス基板の表面上に
は、多数の電極が形成されているとともに、表示領域を
規定する矩形枠状のシール材と、2枚のガラス基板間の
ギャップを保持するためのスペーサとが配置されてい
る。また、上ステージに保持されたガラス基板には、対
向電極、カラーフィルタ等が設けられている。
【0005】この状態で、2枚のガラス基板が所定の隙
間をおいて対向するように上ステージを下降させた後、
上ステージをX、Y方向に移動、およびZ軸回りで回動
することにより、2枚のガラス基板同志を所定の位置合
わせマーク等を基準として位置合わせする。
【0006】続いて、上側のガラス基板が下側のガラス
基板上のシール材およびスペーサに接触する位置まで上
ステージを下降させる。この場合、2枚のガラス基板が
スペーサやシール材を介して接触する際の抵抗や、上下
ステージの上下駆動の剛性、平行度、さらには、X、
Y、θ駆動機構におけるバックラッシュ等に起因して、
両ガラス基板間に微妙な位置ずれが生じる。
【0007】そこで、2枚のガラス基板がシール材およ
びスペーサを介して互いに接触した状態で、再度上ステ
ージをX、Y、θ方向に移動して位置合わせを行う。位
置合わせ終了後、2枚のガラス基板間のギャップが所定
の値となるように加圧し、これらのガラス基板間に液晶
分子を封入する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように2枚のガラス基板がスペーサを介して互いに接触
した状態で一方のガラス基板を移動させて位置合わせを
行う場合、スペーサが配向膜表面を強く擦って傷を付け
てしまうとともに、カラーフィルタ層等にめり込んでし
まう虞もある。
【0009】そして、上述したように、近年の液晶表示
装置においては画質の向上が強く要望されていることか
ら、製造工程中に生じた僅かな傷についても画質不良と
して上げられ、製造歩留りを低下させる要因となる。
【0010】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、一対の基板を組み立てるに際して、そ
れらの基板に傷を付けることなく組み立てることが可能
な組み立て装置および組み立て方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1に係る装置は、表示領域領域を
囲むようにシール材が設けられているとともに、表示領
域内に複数のスペーサが設けられた第1の基板と第2の
基板とを位置合わせして組み立てる液晶表示装置の組立
て装置において、前記第1の基板および第2の基板それ
ぞれを保持する上ステージと下ステージとを備え、前記
上ステージおよび下ステージの少なくとも一方のステー
ジは、前記第1および第2の基板の少なくとも一方の基
板の表示領域を他方の基板の表示領域から離間する方向
に撓ませる機構を備えることを特徴とする。
【0012】請求項2に係るこの発明の方法は、表示領
域を囲むようにシール材が設けられているとともに、表
示領域内に複数のスペーサが設けられた第1の基板と第
2の基板とを位置合わせして組み立てる液晶表示装置の
組立て装置において、前記第1の基板を保持する上ステ
ージと、この上ステージの下方に位置し、前記第2の基
板を載置状態に保持する下ステージであって、前記第2
の基板を載置保持する周縁部とそれによって囲まれた内
側の凹部とを有し、この凹部は、前記第2の基板の前記
載置状態においてこの第2の基板がそれ自体の自重によ
って下方に撓むのを許容するものとして機能するものと
して構成されている、下ステージと、を備えるものとし
て構成されている。
【0013】請求項8に係るこの発明の方法は、表示領
域を囲むようにシール材が設けられているとともに、表
示領域内に複数のスペーサが設けられた第1の基板と第
2の基板とを対向配置し、前記第1および第2の基板の
周縁部同士を前記上記シール材を介して貼り合わせ、前
記第1および第2の基板の少なくとも一方の基板の表示
領域を他方の基板の表示領域から離間する方向に撓ませ
た状態で、前記貼り合せた第1および第2の基板の少な
くとも一方を移動し位置合わせを行うことを特徴として
いる。
【0014】請求項9に係るこの発明の方法は、表示領
域を囲むようにシール材が設けられているとともに、表
示領域内に複数のスペーサが設けられた第1の基板と第
2の基板とを位置合わせして組み立てる液晶表示装置の
組立て方法において、上ステージによって第1の基板を
保持し、この上ステージの下方に位置する下ステージに
よって前記第2の基板を載置状態に保持し、この下ステ
ージとして、前記第2の基板を載置保持する周縁部とそ
れによって囲まれた内側の凹部とを有し、この凹部は、
前記第2の基板の前記載置状態においてこの第2の基板
をそれ自体の自重によって下方に撓むのを許容するもの
として機能するものとして構成されているものを用いる
ことを特徴としている。
【0015】請求項12に係るこの発明の組立て方法
は、表示領域を囲むようにシール材が設けられていると
ともに、表示領域内に複数のスペーサが設けられた画素
電極を有するアレイ基板と対向基板とを対向配置し、前
記アレイ基板および対向基板の周縁部同士を前記上記シ
ール材を介して貼り合わせ、前記アレイ基板および対向
基板の少なくとも一方の基板の表示領域を他方の基板の
表示領域から離間する方向に撓ませた状態で、前記貼り
合わせたアレイ基板および対向基板の少なくとも一方を
移動し位置合わせを行うことを特徴としている。
【0016】請求項15に係るこの発明の組立て方法
は、表示領域を囲むようにシール材が設けられていると
ともに、表示領域内に複数のスペーサが設けられた第1
の基板と第2の基板とを対向配置し、前記第1および第
2の基板の周縁部同士を前記上記シール材を介して貼り
合わせ、前記第1および第2の基板の少なくとも一方の
基板の表示領域を他方の基板の表示領域から離間する方
向に撓ませた状態で、前記貼り合わせた第1および第2
の基板の少なくとも一方を移動し位置合わせを行い、前
記位置合わせが終了した後、前記基板の撓みを除き、前
記スペーサを介して前記第1および第2の基板の表示領
域同士を接触させることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】下側のアレイ基板と上側の対向基
板を組立て、圧着するフローチャートを図1に、組立て
手順を図23に示す。先ず、このフローチャートに沿っ
て作業工程を簡単に説明し、各作業工程との関係におい
て本発明の第1の実施形態について詳しく説明する。
【0018】図1のフローチャートにおいて、先ず、図
2からわかるように、アレイ基板1と対向基板2を後述
のように仮止め、封着すべく、予め仮止め用樹脂3及び
封着用樹脂4をアレイ基板上に塗付する(S1)。仮止
め用樹脂3は紫外線の照射により硬化するいわゆるUV
硬化剤であり、封着用樹脂4は本シールとして機能する
ものであり、いわゆる熱硬化型シール剤用である。ちな
みに、図2は、いわゆる2面取りの例を示している。
【0019】このようにして、仮止め用樹脂3及び封着
用樹脂4を塗布した後、組立機による仮止め工程に移行
する。即ち、図3に示す下ステージ6及び上ステージ7
に図5、図6に示すアレイ基板1及び対向基板2を載
置、吸着し、図7に示す如くに組立機によって対向させ
アライメントして、仮止めし、さらに封着する。
【0020】より詳しくは、図3の上ステージ7に対向
基板2を吸着し、下ステージ6にアレイ基板1を載せる
(S2)。対向基板2を膜面を下に下ステージ6上に置
く。このとき、下ステージ6はいわゆる凹型ステージな
ので、表示エリアがステージに全面的に接触することは
ない。この状態で、ゲージングピングアライメントす
る。この後、上ステージ7が降りて対応基板2を吸着
し、上方へ持ち上げる。この後、下ステージ6上にアレ
イ基板1を載せる。これにより、概略的には、図23
(a)のような状態となる。
【0021】この後、基板間距離を約200μmに近づ
けて第1回目のアライメントを実施し、続いて基板間距
離を順次ほぼ半分として、その都度アライメントを行
う。いわゆる、これが多段階の粗アライメントである
(図23(b))。
【0022】このような粗アライメントを実施した後、
上、下のステージ7,6によって上下の基板2,1を圧
着する(S4)(図23(c))。
【0023】この重ねた後、重ねたことによるずれを補
償すべく、さらにアライメント、つまり、精密アライメ
ントを行う(S5)(図23(c))。
【0024】この後、ステップS1で塗付したUV硬化
剤としての仮止め用樹脂3,3,…に図7に示すよう
に、UVランプ9,9,…からの紫外線を照射して硬化
させ、仮止めする(S6)。
【0025】この後、上ステージ7による対向基板2の
吸着保持を停止し、対向基板2をそのままとしつつ上ス
テージ7のみを上方へ逃がし、吸着開放を行う(S
7)。以上の工程が組立機によって行われる。
【0026】この後、仮止めされた一対の基板1,2に
対して封着治具づめを実施する(S8)。
【0027】この状態で、加熱して封着用樹脂(シール
剤)4を硬化させて、封着を実行する(S9)。
【0028】以上が組立から封着までの工程であるが、
それらの工程及びそれに用いる装置についてより詳しく
説明する。
【0029】先ず、ステップS2で使用される上下のス
テージ7,6について説明する。図3に示すように、対
向基板2を吸着する上ステージ7は、いわゆる平板ステ
ージであり、複数の吸引口10,10,…を有してい
る。これらの吸引口10,10,…は、内部で連通し
て、さらに、吸引チューブ11につながっている。この
吸引チューブ11の他端には、真空ポンプ12がつなが
っている。このような上ステージ7において、図23
(a)に示すように真空ポンプ12の吸引により吸引口
10,10,…から空気が吸引され、ここに位置させた
対向基板2が吸着保持されることになる。
【0030】上記上ステージ7に対向する下ステージ6
は、図3、図23からわかるように、中央に深さが3c
mの凹所13が設けられ、周囲が、表面が平坦な基板保
持面14aの周縁部14となっている。この周縁部14
には基板保持面14aに開口する吸引口15,15,…
が形成され、これらの吸引口15,15,…は内部で連
通し、吸引チューブ17を介して真空ポンプ18につな
がっている。前記凹所13のほぼ中央には、突き上げス
テージ20が設けられている。この突き上げステージ2
0は、凹所13の底面に立設した柱21によって平板状
の突き上げステージ本体22を支持したものである。こ
のステージ本体22の高さは、前記基板保持面14aよ
り約1〜50μm低い高さに設定されている。この下ス
テージ6に対してアレイ基板1が載せられるが、このア
レイ基板1の自重による下向きの撓みは突き上げステー
ジ20の支持によって可及的に少なく抑えられる。図4
は、この下ステージ6と、それに載置されるアレイ基板
1の平面的位置関係を示すものである。図4において、
実線は下ステージ6の基板保持面14を示し、2点鎖線
はアレイ基板1の外形を示し、破線は、いわゆる一面取
りのものにおいて、2つの基板1,2を合わせた状態で
両者間をシールするシール材(封着用樹脂)4を示して
いる。
【0031】上記上下のステージ7,6に吸着、載置さ
れる対向基板2及びアレイ基板1は、図5及び図6に示
される。図5は、2つの基板7,6が組立てられる前の
分離状態を示し、図6は組立て後の状態を示す。先ず、
下側のアレイ基板1において、ガラス基板31の主面側
のTFT部にはポリシリコン(又はα−Si)でなる半
導体層32が設けられ、その上にはゲート絶縁膜33が
形成され、その上にはゲート電極34およびこれと同一
工程で形成された補助容量線35が設けられている。こ
れらの上には酸化珪素よりなる絶縁膜37、窒化珪素膜
38が順次形成されている。ゲート電極の両側位置に
は、ソース電極39およびドレイン電極40が窒化珪素
膜38、絶縁膜37、ゲート絶縁膜33を貫通して半導
体層32に達している。ドレイン電極は信号線(図示せ
ず)に接続されている。
【0032】また、これらの全体に表面が平坦化された
ストライプ状に、R、G、Bに各々着色された樹脂が順
次配列されたカラーフィルタ層42が堆積され、表面に
画素電極43が形成されている。この画素電極はソース
電極39と、コンタクトホール45を介して接続されて
いる。
【0033】なお、補助容量線は画素電極と電気的に接
続されており、半導体層と同層で形成された層との間で
ゲート絶縁膜を介して容量Csを形成している。
【0034】このアレイ基板1には、2つの基板1,2
間の距離を保持するスペーサ47が固定状態に設けられ
ている。即ち、このスペーサ47は、樹脂にR,G,B
を混合して得られた黒色樹脂から形成された直径が約2
0μmの四角柱である。このスペーサ47は、走査線の
上方位置に設けられている。このスペーサ47は配向膜
48によって被覆されている。このスペーサ47によっ
て、基板間距離は3〜4μmに保持される。
【0035】上記のアレイ基板1に対向する対向基板2
は、ガラス基板51上に対向電極52と配向膜53を順
次形成したものとして構成される。図6に示すように、
これらの2つの基板2,1の間には液晶54が封入され
ている。
【0036】上記のように、2つの基板1,2のアライ
メントに際して、アレイ基板1に上述のようにスペーサ
47が固定されていることから、従来は、このスペーサ
47が相手側としての対向基板2の内側面の配向膜53
を傷つけるおそれもあった。本発明は、まさにこのよう
な難点を解消しようとしてなされたものであり、アライ
メントを、2枚の基板をシールにより接着した状態で2
枚の基板間距離を、セルギャップよりも大きくした状態
で行うものである。例えば、アライメント時に下側の基
板としてのアレイ基板1をやや下方へ撓ませることによ
り、上記のスペーサ47の先端で対向基板2の内側面を
損傷するのを防ごうとしたものである。具体的には下側
のアレイ基板1を下ステージ6上に置くと、アレイ基板
1は凹所13に対応して僅かに下方へ撓むと共に、過度
の撓みは突き上げステージ20によって防止される。こ
の状態で両基板1,2のアライメントをすると、アレイ
基板1の下方への僅かな撓みに起因して、スペーサ47
が対向基板2を傷つけることは防止されつつアライメン
トが行われる。
【0037】尚、セルギャップとは、液晶セルとした時
の2枚の基板間距離をいい、スペーサ高さと同等にな
る。
【0038】このように、上記の実施の形態によれば、
対向基板に対して傷がつくのを防止できる。特に、対向
基板の内側に配向膜が形成されている場合は、この配向
膜の硬度が弱いため、特に有効である。即ち、ITO等
の無機膜よりポリイミドなどの有機膜からなる配向膜は
硬度が弱いためである。
【0039】次に、ステップS3,S5における両基板
1,2のアライメントについて説明する。いずれのステ
ップにおいても、以下のようにしてアライメントが行わ
れる。ステップS3においては、多段階アライメントが
行われるが、これは、以下のアライメントが2つの基板
1,2を順次近づけて複数回行われることを意味する。
【0040】上記アライメントは、上ステージ7に対向
基板2を吸着し、下ステージ6にアレイ基板1を載せ、
その状態で上、下ステージ7,6即ち2つの基板2,1
を相対的に移動することによって行われる。
【0041】このようなアライメントは、図8に示すよ
うに2つの基板1,2にそれぞれアライメントマーク5
8,59を付しておき、それらのマークを観察しながら
2つの基板1,2を相対的に変位させることにより行わ
れる。このようなマークの観察のため、図7の組立機は
以下のような構成となっている。
【0042】即ち、上ステージ7及び下ステージ6に、
それぞれ透孔(アライメント用穴)55,55;56,
56が穿設されている。これらの透孔55,55;5
6,56を通して、2つの基板2,1にそれぞれ形成さ
れたアライメントマーク58,58が互いに重ね合わせ
た状態に観察できるようにしている。この観察を光学的
に行うため、上ステージ7の透孔55,55に対向させ
て照明用のランプ60,60が設けられ、下ステージ6
の透孔56,56の下方にカメラ61,61が設けられ
ている。
【0043】図7からわかるように、上ステージ7に対
向基板2を吸着固定し、下ステージ6にアレイ基板1を
載置する。この状態において、ランプ60,60を点灯
する。ランプ60,60による上下のアライメントマー
クの重った像がアライメント用穴56,56を通って、
カメラ61,61に像を送られる。この像は、図8から
わかるように、上側の対向基板2に付けたアライメント
マーク58と、下側のアレイ基板1に付けたアライメン
トマーク59とが重なって、図9に示すように表わされ
たものとなる。ここで、アライメントは、図10(a)
〜(c)からわかるように、上側の基板2のアライメン
トマーク58,58の中心Oと、下側の基板1のアライ
メントマーク59,59の中心O′とを重ね合わせるこ
とによってなされる。
【0044】なお、上述した例は、上側の対向基板2と
下側のアレイ基板1の大きさ、つまりトータルピッチが
合っている場合のものであるが、トータルピッチが合っ
ていない場合は、上記の方法ではアライメントできない
ので、以下のようにしてアライメントする。即ち、2つ
の基板1,2のトータルピッチが合っていないときは、
それらの重ね合わせ状態の2組のアライメントマークの
重ね合わせ像は図11のように示される。この場合に
は、図12に示すように、x方向については上述のよう
にして合わせ、y方向については2つの基板1,2の中
心によって合わせる。つまり、x方向については、上側
の基板2のアライメントマーク59,59の中心Oと下
側の基板1のアライメントマーク59,59の中心O′
とが縦に並んでx座標値を同じくするようにする。y方
向については、上側の基板2の2組のアライメントマー
ク58,58;58,58の中心O,Oを結ぶ線の中心
Iと、下側の基板1の2組のアライメントマーク5
9,59;59,59の中心O′,O′を結ぶ線の中心
I ′とが横に並んでy座標値を同じくするようにす
る。
【0045】上述のアライメントは、図13に示すフロ
ーチャートに沿って行われる。ただし、ここにおける、
2組のマークは、図10においてはO,O′を指し、図
12においてはO,O′を指すと共にOI ,OI ′を指
す。この図13に対応して説明すれば以下の通りであ
る。即ち、アレイ基板1および対向基板2上のマーク
O,O′,OI ,OI ′を、センサとしてのカメラ61
で読み込み、互いのマーク間距離、いわゆる位置ずれ量
を測定する。
【0046】すなわち、アレイ基板1および対向基板2
について位置合わせが開始されると、まず、アレイ基板
1および対向基板2の位置ずれ量を、上述のようにして
測定する(ステップ11)。次に、測定された距離を基
にずれ量を零にするため、上側の対向基板をX,Y,θ
方向に移動・回転してアライメントを行う(ステップ1
2)。
【0047】このようにアライメントを行っても、X,
Y,θ駆動機構におけるバックラッシュなどに起因して
アレイ基板1および対向基板2間に微妙なずれが生じる
ので、再びアレイ基板1および対向基板2の位置ずれ量
を測定する(ステップ13)。この結果、アレイ基板1
および対向基板2の位置ずれ量が規定値範囲内か否かを
判断し(ステップ14)、ずれ量が規定値範囲外であれ
ば、アライメント動作が予め設定した動作時間に達して
いないか、または、予め設定した動作回数に達していな
いかを判断し(ステップ15)、達していなければアラ
イメント動作(ステップ12)を繰り返す。
【0048】この後、再度ステップ13,14を繰り返
し、アレイ基板1および対向基板2のずれ量が依然とし
て規定値範囲外であれば、ステップ15の判断により、
位置合わせ動作が、予め設定した動作時間、または、予
め設定した動作回数に達するまでステップ12ないしス
テップ114の動作を繰り返す。
【0049】そして、このアライメント動作が、予め設
定した動作時間、または、予め設定した動作回数に達し
ても両基板のずれ量が規定値範囲外であれば、アライメ
ントが正常に行われなかったことを意味するのでエラー
メッセージを出力して(ステップ16)、アライメント
動作を終了する。
【0050】これに対し、ステップ12のアライメント
動作により、アレイ基板1および対向基板2のずれ量が
規定値範囲内(ステップ14)になった場合、さらに、
アレイ基板1および対向基板2のずれ量が零かを判断し
(ステップ17)、零でない場合は、アライメント動作
が予め設定した動作時間に達していないか、または、予
め設定した動作回数に達していないかを判断し(ステッ
プ18)、ステップ18で達していないと判断されれ
ば、アライメント動作(ステップ12)を繰り返す。こ
のとき、規定値範囲に達している位置ずれ量は情報とし
て入力しておく。このアライメント動作は、位置ずれ量
が零にならない限り、ステップ18の判断で、予め設定
した動作時間、または、予め設定した動作回数に達する
まで繰り返される。すなわち、アライメント動作が繰り
返される毎に位置ずれ量は零に近付く。そして、位置ず
れ量が零になった場合、零にならなくとも予め設定した
動作時間、または、予め設定した動作回数に達した場合
は、位置合わせ動作を正常終了する(ステップ19)。
【0051】このようにして、アレイ基板1および対向
基板2のずれ量が零か、零でなくとも、アライメント動
作を予め設定した動作時間または予め設定した動作回数
に達するまで繰り返した後、終了する。
【0052】次に、図1のステップ6で行われる仮止め
硬化に関していえば、図7からわかるように、下ステー
ジ6の4隅の下方に4つのUVランプ9,9,…が上向
きに設けられている。これらのランプ9,9,…のUV
光を、この下ステージ6上のアレイ基板1に塗付したU
V硬化剤(仮止め剤)3に導き、照射させる4つの仮止
め硬化用穴63,63,…を、下ステージ7に穿けてい
る。なお、これらのランプ9,60やカメラ61は可撓
性ある光ファイバー等によって支持されている。
【0053】以下図面を参照しながら、この発明のさら
に異なる第2実施の形態について詳細に説明する。
【0054】図14は、フラットパネルディスプレイと
して液晶表示装置を組み立てるための、この発明の実施
の形態に係る組立装置110を示しており、上記実施形
態の組立装置も上ステージ、下ステージの形状を除いて
同様の構造をとっている。この組立装置110は、後述
する液晶表示装置の2枚のガラス基板を貼り合わせる貼
り合わ機構部112と、貼り合わ機構部112へガラス
基板を供給する供給機構部114と、を備え、これらの
貼り合わ機構部および供給機構部は本体フレーム116
上に設置されている。
【0055】貼り合わ機構部112は、互いに対向配置
された上ステージ118および下ステージ120を有し
ている。これらのステージ118、120は矩形板状に
形成されほぼ水平に配置されている。下ステージ120
は本体フレーム116上に固定的に配設されている。
【0056】上ステージ118は、位置調整機構として
機能するX−Y−θステージ122に取り付けられてい
る。X−Y−θステージ122は、水平面内において、
X方向、Y方向に移動自在であるとともに、垂直軸の回
りで回動可能となっている。また、X−Y−θステージ
122は、本体フレーム116に設けられたガイド12
5により、垂直方向に沿って昇降自在に支持およびガイ
ドされ、本体フレーム116の上部に設けられた駆動機
構124によって昇降駆動される。
【0057】そして、上ステージ118は、X−Y−θ
ステージ122を作動させることにより、下ステージ1
20に対して位置調整可能であるとともに、駆動機構1
24によってX−Y−θステージ122を昇降駆動する
ことにより、下ステージに対して接離する方向に移動さ
れる。
【0058】図15(a)に示すように、上ステージ1
18の下面は基板保持面118aを構成し、この基板保
持面の中央部には、矩形状の凹所126が形成されてい
る。凹所126は、後述するガラス基板の有効領域とほ
ぼ対応した形状および寸法に形成されているとともに、
その深さは、50μm以上に形成されている。更に、凹
所126の底面中央には、排気口128が開口してい
る。そして、排気口128は、吸引チューブ130を介
して第1の真空ポンプ132に接続されている。また、
上ステージ118には多数の吸着孔134が形成され、
これらの吸着孔は基板保持面118aに開口していると
ともに、凹所126の周縁部に沿って並んで設けられて
いる。これらの吸着孔134は、吸引チューブ135を
介して第2の真空ポンプ136に接続されている。
【0059】図15(b)に示すように、下ステージ1
20の上面は基板保持面120aを構成し、この基板保
持面の中央部には、矩形状の凹所138が形成されてい
る。凹所138は、後述するガラス基板の有効領域とほ
ぼ対応した形状および寸法に形成されている。また、下
ステージ120には多数の吸着孔140が形成され、こ
れらの吸着孔は基板保持面120aに開口しているとと
もに、凹所138の周縁部に沿って並んで設けられてい
る。これらの吸着孔140は、吸引チューブ142を介
して第3の真空ポンプ143に接続されている。
【0060】なお、第1ないし第3の真空ポンプ13
2、136、142は、図14に示すように、下ステー
ジ120の下方において本体フレーム116上に配置さ
れ、この発明における吸着手段および吸引手段を構成し
ている。
【0061】図14に示すように、貼り合わ機構部11
2の上ステージ118および下ステージ120にガラス
基板を供給する供給機構部114は、本体フレーム11
6上にほぼ水平に設けられたX−Yテーブル144と、
X−Yテーブル上に垂直に立設された支持ポスト146
と、を備え、支持ポストには垂直方向に沿って昇降可能
な移動台148が取付けられている。また、移動台14
8には、水平方向に延びる伸縮自在かつ回動自在な支持
アーム150が取り付けられ、支持アームの延出端に
は、ガラス基板を吸着保持する保持部152が設けられ
ている。
【0062】そして、供給機構部114は、保持部15
2によりガラス基板を吸着保持した状態で、移動台14
8を昇降および支持アーム150を伸縮、回動させるこ
とにより、ガラス基板を上ステージ118、および下ス
テージ120にそれぞれ供給する。
【0063】一方、以上のように構成された組立装置を
用いて組立られる液晶表示装置は、図16に示すよう
に、それぞれ矩形状の透明基板として機能するアレイ基
板160および対向基板162を備えている。アレイ基
板160はガラス基板の表面上に、信号線161、走査
線163、画素電極165等の形成することにより構成
された矩形状の表示領域160aを有している。また、
アレイ基板160上には、表示領域160aを囲むよう
にシール材164が塗布されているとともに、表示領域
160a上には、多数の球状スペーサ1616が散布さ
れている。シール材164の高さは潰していないときは
30〜50μm、スペーサの径は5μm程度に設定され
ている。つまり、シール材164の高さは、シール塗付
時は30〜50μm、組立直後は12〜20μm、シー
ル材硬化後は5.5μmである。
【0064】対向基板162はガラス基板からなり、そ
の下面には、対向電極168、カラーフィルタ170等
の形成された矩形状の表示領域162aが設けられてい
る。表示領域162aは、アレイ基板160側の表示領
域160aに対応した寸法を有している。
【0065】そして、液晶表示装置は、シール材164
を介してアレイ基板160および対向基板162を貼り
合わ、これらの基板間に液晶分子を封入することにより
構成されている。
【0066】次に、以上のように構成された組立装置を
用いて液晶表示装置を組み立てる方法について説明す
る。先ず、図17(a)の状態となるまでを説明する。
対向基板162を膜面を下にして下ステージ120上に
置く。このとき、下ステージ120はいわゆる凹型ステ
ージなので、表示エリアがステージに接触することはな
い。この状態で、ゲージングピンでアライメントする。
この後、上ステージ118が降りてきて対向基板162
を吸着し、上方へ持ち上げる。この後、図17(a)に
示すように、まず、予め形成されたアレイ基板160を
供給機構114によって貼り合わ機構部112の下ステ
ージ120まで供給し、表示領域160aを上にして下
ステージ上に載置する。この際、アレイ基板160の表
示領域160aが下ステージ120の凹所138と対向
し、かつ、アレイ基板の周縁部が基板保持面120aと
接触するように載置する。この状態で、第3の真空ポン
プ143を作動させ、吸着孔140によってアレイ基板
160の周縁部を下ステージ120の基板保持面120
a上に吸着保持する。この際、アレイ基板は自重によ
り、基板中央部がたわんだ状態となっている。
【0067】続いて、上記と同様の工程によって対向基
板162を上ステージ118に供給し、有効領域162
aを下に向けて上ステージの基板保持面118a上に吸
着保持する。この場合、対向基板162の表示領域16
2aが上ステージ118の凹所126と対向し、かつ、
対向基板の周縁部が基板保持面118aと接触した状態
で、第2の真空ポンプ136を作動させ、吸着孔134
によって対向基板の周縁部を基板保持面118a上に吸
着保持する。これにより、アレイ基板160および対向
基板162は、表示領域160a、162aが互いに対
向した状態に配置される。
【0068】続いて、図17(b)に示すように、駆動
機構124によってX−Y−θステージ122とともに
上ステージ118を下降させ、対向基板162をアレイ
基板160に接近する方向へ移動させる。その間、第1
の真空ポンプ132を作動させ、排気口128を通して
上ステージ118の凹所126内を所定の圧力まで排気
する。すると、対向基板162の表示領域162aは、
凹所126の底面側に吸引されアレイ基板160から離
間する方向へ微妙に撓む。対向基板160の撓み量は、
排気圧を制御することにより所定の値、例えば、50μ
m程度に調整される。
【0069】そして、図17(c)に示すように、対向
基板162が所定量撓んだ状態で、対向基板162の周
縁部がアレイ基板160上のシール材164に接触する
位置まで上ステージ118を更に下降させる。この際、
対向基板162の表示領域162aは、アレイ基板16
0の表示領域160aから離間する方向へ撓んでいるこ
とから、表示領域162aはアレイ基板上のスペーサ1
66に接触することなく保持されている。
【0070】この状態で、X−Y−θステージ122を
作動させて上テーブル118および対向基板118を
X、Y、θ方向に移動させ、対向基板162をアレイ基
板160に対して所定の位置に位置合わせする。
【0071】位置合わせ終了後、図17(d)に示すよ
うに、第1の真空ポンプ132を停止し、上ステージ1
18の凹所126内を大気圧に戻す。それにより、対向
基板162は撓みが取り除かれて元の状態、すなわち、
平坦な状態に復帰する。その結果、対向基板162の表
示領域162aはアレイ基板160上のスペーサ166
に接触し、対向基板およびアレイ基板160は所定のギ
ャップ、例えば、5μmを持って貼り付けられる。
【0072】なお、この際、上ステージ118の排気口
128から凹所126内に加圧空気を供給し、アレイ基
板160と対向基板162との間のギャップを補正する
ようにしてもよい。
【0073】貼り合わ終了後、あるいは、貼り合わせ終
了した時点で、アレイ基板160および対向基板162
を圧着した状態のまま、UV硬化剤等の仮止め剤によっ
て基板同士を仮止めし、この仮止め剤を硬化させる。
【0074】その後、第2および第3の真空ポンプ13
6、143を停止してアレイ基板160および対向基板
162の吸着を解除し、更に、上ステージ118をX−
Y−θステージ122とともに上昇させる。続いて、貼
り合わされたアレイ基板160および対向基板162
を、図示しない搬送機構によって下ステージ上から取り
出し、次に、シール材を硬化させる行程に搬送する。
【0075】以上のように構成された液晶表示装置の組
立方法および組立装置によれば、対向基板160の表示
領域160aをアレイ基板162から離間する方向へ撓
ませ、対向基板の周縁部のみがシール材164を介して
アレイ基板に接触した状態で位置合わせを行う構成とし
たことから、対向基板の表示領域がスペーサ166に対
して非接触な状態で位置合わせを行うことができる。ま
た、下ステージ120の基板保持面120aにも凹所1
38が設けられているため、基板保持面に付着したゴミ
等によってアレイ基板160の有効領域160aが対向
基板162側へ撓むことを防止でき、同時に、アレイ基
板160の有効領域160aが自重により凹所138側
へ僅かに撓んで対向基板162から離間する。
【0076】従って、位置合わせの間、スペーサ166
によってアレイ基板160および対向基板162の表示
領域160a、162aに傷が付くことを防止でき、そ
の結果、傷に起因する配向不良、画像不良の発生を防止
し、画質の向上した液晶表示装置を提供することができ
る。更に、アレイ基板160と対向基板162とがスペ
ーサ166を介して接触していない状態で位置合わせを
行うことにより、高精度な位置合わせが可能となり、一
層画質の向上を図ることができる。
【0077】なお、対向基板160を撓ませた状態でガ
ラス基板同士の位置合わせを行うため、位置合わせ終了
後に対向基板の撓みを取り除いた際、撓み分の位置ずれ
を生じるこのも考えられるが、対向基板の撓み量を50
μm程度とした場合、通常の300×300mmのガラ
ス基板においても位置ずれ量は0.02〜0.05μm
程度であり、実用上何等問題とならない。
【0078】図18は、この発明のさらに異なる第3の
実施の形態に係る組立装置および組立方法を概略的に示
している。第2の実施の形態によれば、下ステージ12
0の凹所138にも排気口70が設けられ、この排気口
には図示しない第4の真空ポンプが接続されている。こ
の場合、凹所138は50μm以上の深さに形成されて
いる。
【0079】そして、上述した実施の形態と同様に、上
ステージ118および下ステージ120に対向基板16
2およびアレイ基板160をそれぞれ吸着保持した後、
第1および第4の真空ポンプを作動させて対向基板の有
効領域162aおよびアレイ基板の有効領域160aを
互いに離間する方向へ撓ませる。この際、撓み量は両基
板共同一の値とする。
【0080】この状態で、対向基板162およびアレイ
基板160の周縁部同志をシール材164を介して貼り
合わた後、X−Y−θステージ122によって基板同士
の位置合わせを行う。その後、第1および第4の真空ポ
ンプを停止して凹所126、138内を大気圧に戻すこ
とにより、対向基板162およびアレイ基板160の撓
みを取り除く。それにより、対向基板162およびアレ
イ基板160は、スペーサ166を介して互いに接触
し、所定のギャップをおいて張り合わされる。
【0081】なお、他の構成は前述した実施の形態と同
一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0082】このように構成された第2、3の実施の形
態においても、前述した第1の実施の形態と同様の作用
効果を得ることができるとともに、2枚のガラス基板を
同量だけ撓ませた状態で位置合わせした後、撓みを取り
除く構成としたことから、撓みに起因する位置合わせの
ずれをほぼゼロにすることが可能となる。
【0083】図19ないし図22は、上ステージ118
および下ステージ120の変形例を示している。
【0084】図19に示す第1の変形例によれば、上下
各ステージの凹所126、138の底面には、互いに平
行に延びる複数の細長いリブ172が形成されている。
各リブ172の高さは例えば50μmに設定されてい
る。
【0085】第1の変形例において、凹所126、13
8内を所定の圧力で排気することにより、対向基板16
2およびアレイ基板160は凹所の底側に撓み、リブ1
72の上面に接触した状態に保持される。このような構
成の場合、リブ172の高さを調整することにより、ガ
ラス基板の撓み量を常に一定にすることができ、排気圧
の制御が容易となる。
【0086】図20に示す第2の変形例によれば、各ス
テージの凹所126、138の底面は、ステージの基板
保持面に連続した緩やかな球面状に形成されている。こ
のような構成によれば、ガラス基板を撓ませた際、ガラ
ス基板の撓みが、ステージの基板保持面と凹所との境界
部に集中することを防止することができる。それによ
り、ガラス基板周縁部の吸着保持が外れ、周縁部が基板
保持面から跳ね上がることを防止できる。
【0087】上述したような球面状の底面を有する凹所
の加工は非常に困難であることから、図21に示す第3
の変形例のように、凹所の底面上に互いに平行に延びる
複数の細長いリブ172を形成し、これらのリブの高さ
を、凹所の中央部に位置したリブを最も低く、凹所周縁
部に行くに従って高く形成することにより、疑似的な曲
面形状を構成するようにしてもよい。
【0088】また、図22に示す第4の変形例のよう
に、リブに代わって、それぞれ独立した角柱形状の突起
74を凹所の底面に多数形成し、凹所の中央部に位置し
た突起を最も低く、凹所周縁部に行くに従って高く形成
することにより、疑似的な曲面形状を構成するようにし
てもよい。
【0089】以上のように構成された第1ないし第4の
変形例に係るステージを用いた場合にも、前述した実施
の形態と同様の作用効果を得ることができる。また、こ
れらの変形例に係るステージを用いた場合、ガラス基板
を撓ませた状態において、ガラス基板はリブ172、凹
所底面、突起に当接した状態に保持されることから、ガ
ラス基板の周縁部をステージの基板保持面上に吸着する
ための排気系を省略し、ガラス基板を撓ませるための排
気系のみによってガラス基板の吸着保持を併せて行うこ
とが可能となる。
【0090】なお、この発明は上述した実施の形態およ
び変形例に限定されることなく、この発明の範囲内で更
に種々変形可能である。例えば、上ステージおよび下ス
テージに形成された凹所の形状、寸法、並びに、ガラス
基板の寸法等は必要に応じて種々変形可能である。ま
た、この発明は、球状のスペーサを有する液晶表示装置
に限らず、リソグラフィ工程により有効領域上に立設さ
れた柱状のスペーサを有する液晶表示装置の組立にも適
用可能である。
【0091】また、上記実施の形態においては、アレイ
基板および対向基板の少なくとも一方を撓ませた状態で
シール材を介して貼り合わせ、その後、一方の基板を移
動させて位置合わせを行う構成としたが、これに限ら
ず、以下の組立方法としてもよい。すなわち、アレイ基
板および対向基板の少なくとも一方を撓ませた状態で基
板同士を接近させ、接近した状態で少なくとも一方の基
板を移動して基板相互の位置合わせを行う。そして、位
置合わせ終了後、アレイ基板および対向基板をシール材
を介して貼り合わせ、続いて、基板の撓みを除くことに
より、アレイ基板および対向基板の表示領域同志を、ス
ペーサを介して接触させるようにしてもよい。
【0092】このような構成によれば、アレイ基板およ
び対向基板を非常に接近させた状態で基板同士の位置合
わせを行っても、スペーサを介して表示領域同士が接触
することがなく、スペーサによる表示領域の損傷を防止
することができる。従って、傷に起因する配向不良、画
像不良の発生を防止し、画質の向上した液晶表示装置を
提供することができる。更に、アレイ基板と対向基板と
が非常に接近した状態で位置合わせを行うことにより、
高精度な位置合わせが可能となり、一層画質の向上を図
ることができる。
【0093】更に、上述した実施の形態においては、1
枚のガラス基板上に1つの有効領域が設けられた基板を
用いて液晶表示装置を組立てる構成について説明した
が、1枚のガラス基板上に複数の有効領域が設けられた
基板を用いて複数の液晶表示装置を同時に組立てる構成
としてもよい。この場合、少なくとも一方のステージ
に、有効領域に対応する複数の凹所を設ける構成、ある
いは、単一の凹所を形成するとともに、凹所内に複数の
突出部を形成し、各有効領域の中央部と対向する突出部
を最も低く、各有効領域の周縁部に行くほど突出部を高
く形成した構成とすることができる。
【0094】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、一対の基板を組み立てるに際し、それらの基板に傷
を付けることなく組み立てることが可能な基板の組立方
法、および組立装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の製造工程を示すフロー
チャートである。
【図2】一対の基板に対する仮止め、本シールを行う樹
脂の塗布位置を示す平面説明図である。
【図3】上、下のステージの斜視図である。
【図4】下ステージとアレイ基板との位置関係を示す平
面的説明図である。
【図5】対向基板とアレイ基板の分離状態の横断面図で
ある。
【図6】対向基板とアレイ基板の組立て状態の横断面図
である。
【図7】組立機の斜視図である。
【図8】2つの基板におけるアライメントマークを示す
斜視図である。
【図9】2つの基板のアライメントマークを重ね合わせ
て見た平面図である。
【図10】アライメントを説明する説明図である。
【図11】大きさの異なる2つの基板におけるアライメ
ントマークの重なり状態を示す説明図である。
【図12】図11の場合におけるアライメント方法を説
明する説明図である。
【図13】アライメントの動作を説明するフローチャー
トである。
【図14】この発明の実施の形態に係る組立装置全体を
示す側面図。
【図15】上記組立装置の上ステージおよび下ステージ
を示す斜視図。
【図16】上記組立装置によって組み立てられる液晶表
示装置の分解斜視図および側面図。
【図17】上記組立装置を用いて液晶表示装置を組み立
てる工程を示す図。
【図18】この発明のさらに異なる実施の形態に係る組
立装置および組立方法を概略的に示す図。
【図19】上記上ステージおよび下ステージの第1の変
形例を示す断面図および斜視図。
【図20】上記上ステージおよび下ステージの第2の変
形例を示す断面図。
【図21】上記上ステージおよび下ステージの第3の変
形例を示す断面図。
【図22】上記上ステージおよび下ステージの第4の変
形例を示す斜視図。
【図23】本発明の一態様としての組み立て手順を示す
図。
【符号の説明】
1 アレイ基板 2 対向基板 3 仮止め用樹脂 4 封着用樹脂 6 下ステージ 7 上ステージ 10,15 吸込口 11 吸引チューブ 12 真空ポンプ 14 凹所 17 吸引チューブ 20 突上げステージ 110 組立装置 112 貼り合わ機構部 114 供給機構部 116 本体フレーム 118 上ステージ 118a 基板保持面 120 下ステージ 120a 基板保持面 122 X−Y−Θステージ 126、38 凹所 128 排気口 132 第1の真空ポンプ 134、40 吸着孔 136 第2の真空ポンプ 143 第3の真空ポンプ 160 アレイ基板 162 対向基板 160a、62a 有効領域 164 シール材 166 スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 本 浩 和 兵庫県姫路市余部区上余部50 株式会社東 芝姫路工場内 (72)発明者 田 中 孝 臣 兵庫県姫路市余部区上余部50 株式会社東 芝姫路工場内 (72)発明者 本 田 端 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 (72)発明者 大田黒 洋 兵庫県姫路市余部区上余部50 株式会社東 芝姫路工場内 (72)発明者 高 林 弘 徳 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33 生産技 術研究所内 (72)発明者 野 中 俊 孝 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示領域領域を囲むようにシール材が設け
    られているとともに、表示領域内に複数のスペーサが設
    けられた第1の基板と第2の基板とを位置合わせして組
    み立てる液晶表示装置の組立て装置において、 前記第1の基板および第2の基板それぞれを保持する上
    ステージと下ステージとを備え、 前記上ステージおよび下ステージの少なくとも一方のス
    テージは、前記第1および第2の基板の少なくとも一方
    の基板の表示領域を他方の基板の表示領域から離間する
    方向に撓ませる機構を備える液晶表示装置の組立て装
    置。
  2. 【請求項2】表示領域を囲むようにシール材が設けられ
    ているとともに、表示領域内に複数のスペーサが設けら
    れた第1の基板と第2の基板とを位置合わせして組み立
    てる液晶表示装置の組立て装置において、 前記第1の基板を保持する上ステージと、 この上ステージの下方に位置し、前記第2の基板を載置
    状態に保持する下ステージであって、前記第2の基板を
    載置保持する周縁部とそれによって囲まれた内側の凹部
    とを有し、この凹部は、前記第2の基板の前記載置状態
    においてこの第2の基板がそれ自体の自重によって下方
    に撓むのを許容するものとして機能するものとして構成
    されている、下ステージと、 を備える液晶表示装置の組立て装置。
  3. 【請求項3】前記下ステージにおける前記凹部内に、こ
    の下ステージで支持している前記第2の基板を裏面から
    支えて前記第2の基板の自重による下方への撓みの量を
    制御する突き上げステージをさらに備える、請求項2の
    液晶表示装置の組立て装置。
  4. 【請求項4】前記上ステージはそれの下側面に開口した
    吸引口によって前記第1の基板を吸着するフラットステ
    ージとして構成され、前記吸引口はそれの内部側に接続
    可能な排気手段によって排気されて前記第1の基板を吸
    着するものとして構成されている、請求項2の液晶表示
    装置の組立て装置。
  5. 【請求項5】前記凹部は、それを排気する機構を備えた
    ものとして構成されている、請求項2の液晶表示装置の
    組立て装置。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2の基板は、スペーサを介
    して互いの間隔が規定された状態に組み立てられるもの
    であり、前記スペーサが前記第1及び第2の基板の一方
    に固定的に設けられている、請求項2の液晶表示装置の
    組立て装置。
  7. 【請求項7】前記第1及び第2の基板のそれぞれ対向面
    には配向膜が形成されている、請求項1又は2の液晶表
    示装置の組立て装置。
  8. 【請求項8】表示領域を囲むようにシール材が設けられ
    ているとともに、表示領域内に複数のスペーサが設けら
    れた第1の基板と第2の基板とを対向配置し、 前記第1および第2の基板の周縁部同士を前記上記シー
    ル材を介して貼り合わせ、前記第1および第2の基板の
    少なくとも一方の基板の表示領域を他方の基板の表示領
    域から離間する方向に撓ませた状態で、前記貼り合せた
    第1および第2の基板の少なくとも一方を移動し位置合
    わせを行う液晶表示装置の組立て方法。
  9. 【請求項9】表示領域を囲むようにシール材が設けられ
    ているとともに、表示領域内に複数のスペーサが設けら
    れた第1の基板と第2の基板とを位置合わせして組み立
    てる液晶表示装置の組立て方法において、 上ステージによって第1の基板を保持し、 この上ステージの下方に位置する下ステージによって前
    記第2の基板を載置状態に保持し、 この下ステージとして、前記第2の基板を載置保持する
    周縁部とそれによって囲まれた内側の凹部とを有し、こ
    の凹部は、前記第2の基板の前記載置状態においてこの
    第2の基板をそれ自体の自重によって下方に撓むのを許
    容するものとして機能するものとして構成されているも
    のを用いる、液晶表示装置の組立て方法。
  10. 【請求項10】前記上ステージとして、下側面に開口し
    た吸引口によって前記第1の基板を吸着するフラットス
    テージであって、前記吸引口はそれの内部側に接続可能
    な排気手段によって排気されて前記第1の基板を吸着す
    るものとして構成されているフラットステージを用い
    た、請求項8の液晶表示装置の組立て方法。
  11. 【請求項11】前記第1及び第2の基板のそれぞれ対向
    面には配向膜が形成されている、請求項8又は9の液晶
    表示装置の組立て方法。
  12. 【請求項12】表示領域を囲むようにシール材が設けら
    れているとともに、表示領域内に複数のスペーサが設け
    られた画素電極を有するアレイ基板と対向基板とを対向
    配置し、 前記アレイ基板および対向基板の周縁部同士を前記上記
    シール材を介して貼り合わせ、前記アレイ基板および対
    向基板の少なくとも一方の基板の表示領域を他方の基板
    の表示領域から離間する方向に撓ませた状態で、前記貼
    り合わせたアレイ基板および対向基板の少なくとも一方
    を移動し位置合わせを行う液晶表示装置の組立て方法。
  13. 【請求項13】前記上ステージとして、前記下ステージ
    に対向する下側面に開口した吸引口によって前記対向基
    板を吸着するフラットステージであって、前記吸引口は
    それの内部側に接続可能な排気手段によって排気されて
    前記対向基板を吸着するものとして構成されているフラ
    ットステージを用いた、請求項12の液晶表示装置の組
    立て方法。
  14. 【請求項14】前記対向基板及び前記アレイ基板は、ス
    ペーサを介して互いの間隔が規定された状態に組み立て
    られるものであり、前記スペーサが前記2つの基板の一
    方に固定的に設けられている、請求項12の液晶表示装
    置の組立て方法。
  15. 【請求項15】表示領域を囲むようにシール材が設けら
    れているとともに、表示領域内に複数のスペーサが設け
    られた第1の基板と第2の基板とを対向配置し、 前記第1および第2の基板の周縁部同士を前記上記シー
    ル材を介して貼り合わせ、前記第1および第2の基板の
    少なくとも一方の基板の表示領域を他方の基板の表示領
    域から離間する方向に撓ませた状態で、前記貼り合わせ
    た第1および第2の基板の少なくとも一方を移動し位置
    合わせを行い、 前記位置合わせが終了した後、前記基板の撓みを除き、
    前記スペーサを介して前記第1および第2の基板の表示
    領域同士を接触させることを特徴とする液晶表示装置の
    組立て方法。
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