JPH11515068A - 水平流出オイル密封保存排出臭気トラップ - Google Patents

水平流出オイル密封保存排出臭気トラップ

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Abstract

(57)【要約】 無水便器や反蒸発フロア排水等の排水適応のための、オイル密封された臭気トラップにおける油性液体密封剤維持の改善は、かなり垂直な流路という従来の方法から逸脱して、液体流路をかなり水平にすることにより達成される。トラップは、かなり水平な流路を実現させ、流路が密封剤層または傾斜した遮断部分のすぐ下に位置するような構造を持つ。これにより、浮流性のために流路の上方表面に漂流し上昇する密封剤の小滴は、再び捕らえられ、主要密封剤層へ戻されるのである。かなり水平な流れを達成させるために、エントリー・コンパートメントは、お互いからかなり切り離された入り口と出口を持つように造ることができる。エントリー・コンパートメントと放出コンパートメントの間の遮断は、伝統的には完全に垂直に造られてきたのであるが、ここでは、密封剤回復のために傾斜が好ましいとされる非垂直な部分を持つようにされているのである。密封剤シェルター部分は、エントリー部分の近辺に持たれるようにして、高圧力排水の場合の膨大な密封剤のロスを防ぐようになされる。

Description

【発明の詳細な説明】 水平流出オイル密封保存排出臭気トラップ この出願は、オイル密封保存臭気トラップに関する、米国特許出願第08/5 48,281号(1995年10月25日出願)及びPCT出願第PCT/US 95/16064号(1995年12月11日出願)の一部継続出願である。 技術的分野 この発明は水気のない男性用小便器、反蒸発フロア排出トラップ等に関するも のであり、それは特に、密封剤維持力を長くすること、そして高圧力の水排出へ の保護のためのオイル密封剤臭気トラップの内部構造を改善することに焦点をあ てている。 発明の背景 水源保護に対する強調が増すにつれ、水の量を極力減らすように設計されたト イレや男性用小便器に新たに関心が集まっている。入口が増すにつれ、尿処理や 排水が過度になってきているからである。 公衆衛生規則によると、排水システムに生じる気体や臭気を密封する男性用小 便器が必要とされる。これは、よく知られているP−トラップやS−トラップで 従来は達成されてきた。これらによると、密封は、排出された水の残余部分によ り密封がなされる。この密封は、トラップを越えて、排水管から下水道において 、効率的に閉まるようになっている。しかし、上昇する液体の表面は、ユーザー 環境と自由にコミュニケートする。それにより、トラップが、頻繁な排水による 尿の残余がなくなるようにし、トラップ内の液体から不快な臭気をなくすためで ある。それ故に、大量の水が、これらの従来の男性用小便器で排水することによ り消耗される。特に何年もにわたって米国で水が安くて、そして豊富であった時 、従来の男性用小便器やトイレは、挑戦されない専売業だったのである。しかし ながら、最近はいっそう、水源の欠乏により環境への懸念が新たに現れ、水源保 存 の意識が増してきたのであるが、これは、低排水トイレの導入より明らかである 。 水源のコストが増加し、予算が苦しくなるにつれて、実行可能な水気のない男 性用小便器システムの見込みは、政府機関や、都市や州や刑務所、レクリエーシ ョン機関や公園等といった機関にとって、非常に魅力的なものとなるのである。 水オイル密封臭気トラップを使用した水気のない男性用小便器が可能になるので ある。しかしながら、当発明者はそのような男性用小便器を可能にする鍵となる 要因は、維持管理を容易にすることであることを発見した。そしてこれは、液体 密封剤の寿命に大きく左右され、またその寿命は代わって臭気トラップの内部構 造に関連していることも発見したのである。それで、当発明者は、改善は、通常 の状態における消耗の速度と、高圧力な排水による密封剤の膨大なロスに対する 対策の両方において改善されることが好ましいと認識している。密封剤ロスに対 する保護は、規定されているわけではないが、必要上起こりうることなのである 。 この発明においては、排水をしないフロア配水管または反蒸発フロア配水管の ためのオイル密封剤臭気トラップを改善させることが焦点である。このような改 善されたトラップは、配水管におけるPトラップの必要性を排除するという規定 を満たすだけではない。これは、米国の衛生基準に沿うものであるが、経済的で もあり、インストールが容易でパフォーマンスは能率的で信頼度が高いし、維持 管理が比較的容易である。このトラップのもっと特定な特徴は、油気のある液体 密封剤の消耗に関することである。トラップを密封剤の逃避を防ぐようにデザイ ンすることが主要な目的であるが、これは、排水経路の活発に漂っている密封剤 の小滴を密封剤の中心に戻すことにより可能である。 また、臭気トラップが常設の下水末端配管設備に設置・取り外しが容易にでき るようなデザインにすることも目的としている。 さらに、臭気トラップが、高圧力な排水の場合に生じる密封剤のロスを防ぐよ うにデザインされ、そのような構造を有することも、目的のひとつである。 参考リスト 特許番号 特許権者 303,822 D’Heureuse 1,050,290 Posson 3,829,909 Rod, et al. 4,026,317 Ekstrom 4,028,747 Newton 4,045,346 Swaskey 4,244,061 Webster, et al. 4,263,934 Redden, et al. 4,411,286 Ball 4,432,384 Guiboro 4,773,441 Biba 5,159,724 Vosper 5,203,369 Hwang 318264 Germany Zeigler 2816597.1 Germany Ernst 606,646 Switzerland Ernst 従来の技術 米国特許第303,822号(D’Heureuse)は、廃水パイプS−ト ラップを紹介している。このパイプには消毒剤または悪臭除去剤が導入される。 オイルをトイレシステムにおいて排水の再循環剤として使用することは、米国 特許第3,829,909号(Rodその他)において発表されている。 臭気トラップを形成するトイレにおけるオイルの使用は、ドイツ特許第121 356号(Beckその他)および米国特許第1,050,290号(Poss on)および第4,028,747号(Newton)において発表されている 。 ベルトラップは、S−トラップと本質的には同種のものであるが、これは百年 以上も知られているもので、ドイツ特許第318264号(Zeigler)に おいて具現化されている。マルチプル防止構造は米国特許第4,026,317 号(Ekstrom)において発表されている。センターエントリー同軸トラッ プ設定は、米国特許第4,045,346号(Swaskey)および第5,2 03,369号(Hwang)において示されている。 Beetzは、油気のある液体層を紹介している。これは、尿や水が下方へ浸 透できるようになっている臭気バリアとしてのトラップに漂う液体層である。B eetzは、オイル混合が特異な特性を有するようにしている。また、「先天的 粘着力が臭気ロックパーツに粘着するようにしてロックパーツが尿に処理攻撃さ れないようにもしている」。また、Beetzは、維持管理を日々行うことを勧 めている。これには、洗浄や、男性用小便器のキャストアイロンパーツの被覆、 臭気トラップのオイル混合による保護、「オイルフィルムが尿を拒絶するように キャストアイロンパーツがオイルの大部分を吸収するようにする」ことなどを含 む。Beetzの、容易に分解できる3つの部分から成る構造(漏出の傾向のあ る底部インターフェースジョイントを含む)において述べられている日々の洗浄 と維持管理の義務づけ、および、消毒剤としての役目を果たす密封剤の要求は、 今では、密封剤の過度な消耗を引き起こすと信じられている。 オイル密封剤トラップを用いたほかの例には、ドイツ特許第2816597. 1号およびスイス特許第606,646号(Ernst)−商標「SYSTEM −ERNST」において見出される。 前述した各トラップの例は、ヨーロッパでは使用が限られている。典型的には 、「水気のない」様式よりもむしろ「低排水」様式で用いられている。たとえば 、Beetzの特許は水パイプラインとして分類されており、その仕様は「水と 尿」に言及している。その臭気トラップはフロアレベルの下、コンクリート製の swale(窪み部分)に設置されており、暫時完全排水タイプまたは、今や米 国の建造物衛生規則では認められていないstall男性用小便器タイプとして 機能するものであった。 米国特許第4,244,061号(Websterその他)において発表され ている非排水便器はオイルを使わず、代わりに、P−トラップと関連する、小さ な「プラッグ・フロー」の開口に依存する。またこの便器は、「通常の状態での トラップ内の尿は新鮮であるゆえに不快な臭気を出さない」という前提に基づい ている。 無水便器用の統合円筒状のカートリッジ臭気密封剤は、当発明者により、米国 特許出願第08/052,668号(1993年4月27日出願)の発明者と協 同で発表されたもので、またその一部継続出願第08/512,453号(19 95年8月8日出願)であり、オイル密封剤同軸edge−entryトラップ として分類されている(このトラップは、下方延長する管状垂直分割が付随した キャップパーツがついている)。 無水便器のためのオイル密封トラップの鍵となる要因は、通常の使用状態で、 ある程度の期間中、頻度の条件下でおきる密封剤の消耗量である。これに関して いるのが、不必要ではあるが避けることのできない高圧力排水という異常な状態 から生じうる部分的あるいは全面的密封剤のロスである。最近のオイル密封臭気 トラップのいくつかは、以前のバージョンに比べると相当改善されてはいるが、 前述した密封剤保存という面における更なる改善がまだ実現されていない。しか し、そのような改善が、本発明によりなされるのである。 発明の陳述 前述した目標やその他の目標は、統合プラスチックオイル密封臭気トラップの 本発明において達成されている。これは、トラップから液体が垂直に流出すると いう従来の型とは異なり、液体の流出経路の相当部分が全般的に水平で、密封剤 小滴が漂流のために密封剤の中心地へ向かって上方に戻っていく(直接または傾 斜した遮断設定により)ように特別にデザインされているのである。このように 、密封剤が排水管へ向けて逃避することを大部分防ぐのである。 臭気トラップは二つのプラスチック・パーツにより経済的に造ることができる ように設定されている。その二つのパーツとは主要コンパートメント・パーツと キャップ/遮断パーツであり、プラスチックから形成することができ、熱接合に より、取り替え可能な円筒状カートリッジとして設定されたユニットに接合する ことができる。そのカートリッジは、密封剤により満たされており、輸送用のス テッカーにより密封されている。インストールする際には、カートリッジをイン ストールし、ステッカーをはずすだけでよいのである。 必要な維持管理(つまり密封剤の点検と補充)は、もし必要ならばユニットを 設置したまま実行することができる。 カートリッジは、手で容易に挿入することができるような形になっており、覆 いにより供給される窪みに摩擦させながら挿入できる。この覆いはホストの配管 の部分として便器またはフロア配管へインストールできる。配管の洗浄または取 り替えのためには、臭気トラップは特別な簡易道具によりはずすことができる。 エントリー・コンパートメントの形は、シェルターの部分となっているが、こ れは、高圧力の排水の場合に一時的に密封剤が置き換えられる場所となり、それ により、異常な密封剤のロスを防ぐのである。 図面の簡単な説明 本発明に関する前述の目標や他の目標、特徴や利点については、添付された図 の次の描写によって、よりよく理解できる。 図1は、オイル密封による同軸臭気トラップの断面図である。 図1Aは、図1の左半分を示す機能的ダイアグラムである。 図2は、主に水平流出法を用いる本発明の原則を表わした機能的ダイアグラム である。 図3と4は、本発明に係るedge−entry同軸トラップ構造におけるふ たつの異なる遮断設定を表した機能的ダイアグラムである。 図5〜8は、本発明に係るcenter−entry臭気トラップ構造におけ る異なる遮断設定を表した機能的ダイアグラムである。 図9は、center−entry円筒状臭気トラップ・カートリッジの立体 図である。 図10は、本発明における水平流出臭気トラップ・カートリッジの実施例の立 体断面図である。これには、円筒状容器と、垂直および水平遮断部分を有する非 同軸内部設定およびオフセット管状配管スタンドがある。 図11は、図10に基づいたもので、平坦分割配管スタンドを含めた、別の視 点からの図である。 図12は、本発明の好適な実施例の断面図で、図10または図11と似ている が、漂流した密封剤をさらに回復するために傾斜された底部遮断部分を含めてい る。 図13は、本発明の他の好適な実施例の断面図である。 図14は、臭気トラップが導入されている、壁設置便器の例である。 図15〜18は、図13の好適な実施例の構想図である。図15はその上層部 分の底面図であり、図16は中間部分の斜視図で、図17は底部の斜視図(中間 および上層部は点線で表されている)で、図18はこの実施例に含むことのでき るプラッグ・ハンドル部分の斜視図である。 発明の詳細な説明 図1は前述の発明のedge−entryトラップ設定を用いた臭気トラップ 10Aの中間部断面図で、円筒状カートリッジとして設定されている。 臭気トラップ10Aは、主要液体容器14を有しており、これは、外部壁から 内部壁へ延長しており、内部壁は配管スタンド14Aを形成している。配管スタ ンド14Aは、その上部エッジにおいて容器14における余剰液体レベルを明記 する。オーバーヘッド・キャップ部分16は、垂直遮断16Aを供給するために 形成されており、容器14へ向けて下方へ伸びており、内部補充コンパートメン トと周辺エントリー・コンパートメントに分かれている。残余尿はスタンド・パ イプ14Aの上部における過剰流出レベルへ向けて延長しオーバーヘッド密閉高 圧空間区域と関連して、キャップ部分16により形成される。尿18の余剰部分 は配管規則に応じて外部配管ラインから生じる下水気体を捕らえる(トラップす る)役目を果たす。 油性液体密封剤20は、水あるいは尿よりも軽く、トラップされた尿18の上 部のエントリー・コンパートメントに漂流しているが、これは、尿18からの臭 気をトラップし、トラップ10Aから逃避するのを防ぐ役目を果たす。 便器の使用に際しては、外部エッジ周辺の上方から来る尿は小滴に分散し、密 封剤20の層を通して浸透し、尿10に合流する。さらに尿が尿18に入ると、 スタンド・パイプ14Aから溢れ出し、過剰部分は配管を下ってゆく。 知られている油性密封臭気トラップは垂直遮断16Aとともに図1に示されて いる。実際の体験によると、密封剤の一部は使用中に逃避しうる。そのような消 耗は次のようにして起こる。使用しているときに、乱流あるいは乳化の形態とし て起きる。密封剤20の低密度によるその本質的浮力また水あるいは尿への非密 着性にもかかわらず、密封剤の小滴は主要密封剤から分離し、尿の主要部分とと もに下方へ流れ、外部部分へ押し出されていくのである。これらの漂流小滴はそ の本質的な浮力により、また下流する尿の速度や下流する深さに応じて、減速す る傾向がある。それらの小滴の一部は停止してからまた流れに逆らって逆流し上 方にある密封剤の主要部分に戻り、こうして回復するものもある。しかし、尿の 流れに押されて遮断16Aの底部を超えていく小滴は、その浮力のため内部コン パートメント18において上方へ向けて加速し、スタンド・チューブ14Aの排 水導管を通して逃避していく。 本発明は、前述の基本的原則を修正したものに応じて作動し、新しい内部構造 を紹介するものであるが、図1に示された臭気トラップと同じ外部全般円筒状形 状で実施することができる。また、上方にあるエントリーボウル12Aを有する 便器システムの一部である空洞容器内に納めることができる。これは、臭気トラ ップ10Aの主要液体容器の外壁の先細になった上方エッジの方につながってお り、トラップ10A周辺から削減部分12Bへ向けて下方に伸びている。削減部 分12Bは、通常配管・アタッチメントによって外部配管システムに連結してい る。 図1Aは、図1の左右対称的設定の左部分の簡潔な図式で表したものである。 それはまた、中心軸C−C’において同軸的であり、エントリー・コンパートメ ントの尿における密封剤20と尿18と密封剤流出経路22の関係を再び示すも のでもある。この設定においては、遮断16Aの垂直な位置のため、流出経路2 2は主に垂直であり、図の通り外部コンパートメントにおいては下方に向かって おり、内部室では上方に向かっており、わずかに遮断16Aの底部周辺とスタン ド・チューブ14Aの上方部分においてのみ、比較的水平である。流出経路22 は、密封剤20が上方にあり、流出経路の中では、密封剤の回復が起きうる唯一 の部分である。したがって、それに相当するパラメターはX次元によって表され ており、効果的な密封剤回復の水平流出経路の長さを表している。図1と図1A の分類上の典型的臭気トラップにおいては、主要液体容器14が内部半径Rが5 .4cmとなっており、遮断16Aは外部半径が4cmで、水平回復次元Xが0 .8cmとなっている。これに基づいて、比率=X/R=14.8%が得られ、 この特定な内部構造を特徴づけているのである。 図に示されているコンポーネントXは、廃水経路の水平ベクトル・コンポーネ ントXの概算平均値である。このコンポーネントは、エントリー・オープニング の中間(たとえば廃水から密封剤へ続く入り口の平均地点)から、密封剤回復の 起きうる流出経路の最も遠い地点(たとえば遮断周辺)まで延びている。本発明 では、理想的には概算平均値を基にしたXの値を構想しているが、廃水のすべて は、全般的にはコンポーネントXを有する流出経路に流れる。たとえば、そのよ うな経路を流れない廃水は、たいした量ではないため、本発明の機能効果を発す ることもない。その経路における最小限の流出量を可能にするような外部オープ ニングである。 流出経路の垂直ベクトルYは、スタンド・パイプ14Aの上部から遮断16A の底部までのおよその距離として定義できる。したがって、別の機能は、XとY の比率に基づくことができ、これは、流出経路の効果的傾斜を概算するのに用い ることができる。たとえば、X/Y<1の場合、主に垂直な流出経路を示してお り、X/Y>1の場合、主に水平な流出経路を示している。 この臭気トラップの部類は、高圧力の排水をする場合、場外部コンポーネント の幅が比較的狭く、エントリー部分(排水管へ強制的に流されるのではなく、排 水により一時的にこのエントリー部分へ密封剤が置き換えられる)においてかな り大きなシェルター・コンポーネントが欠如しているため、密封剤の完全なロス のありうるものである。 図2〜8は、本発明の原則を示す様々な臭気トラップを示す簡潔な断面図であ る機能的なダイアグラムで、密封剤の保存を対象としている。簡潔にするため、 図1Aと同じように、対称的断面図の半分のみが、中心軸に沿って示されている 。示されている形状は、一般的には、示された軸において同軸である構造に適応 することができる。しかし、本発明はそのような断面図を、他の非同軸的、また は 非対称的設定に適応することによっても実践できる。たとえば、長方形の容器や 、内部構造が非同軸的である円筒状の容器などである。 図2は、本発明の基本的原則を示した概念的ダイアグラムで、臭気トラップ1 0Bは新しい構造を持っている。つまり、遮断を図1および図1Aのように垂直 に立てるのではなく、少なくとも遮断の一部分を非垂直式に形どり、液体流出経 路を主に水平にするのである。これは、完全に垂直な遮断とは大きな違いであり 、また、前述のように従来の技術では普遍的であった、主に垂直な液体流出とは 大きく異なるのである。 図2における遮断は、垂直部分16Aがあり、配管riser14Aの垂直外 壁に面している。また、この遮断は、傾斜しているがかなり水平な部分16Bが あり、これは、エントリー・オープニング16Dが左側にあるカバー16Cまで 傾斜している。主要液体容器14の低部分14Bの輪郭が簡潔化のために示され ている。これは、相当な深みのある流出経路を形成するが、実際には流出経路に 沿って深さはもっと多様に変化する。 16D左側のエントリー・オープニングから、右側へ流出する、液体流出経路 には二つの部分がある。示されているように、22Aと22Bである。22Aの 部分では、流出は、入り口に始まり、水平であり、密封剤20の主要部分の下を 通る。22Bの部分では、流出経路は下方に傾斜するが、傾斜遮断16Bにより 方向づけられて、主に水平のままである。流出経路は、垂直遮断16Aの平面に おいて、急に上方へと変化し、過剰流出riser14Aへ進み、図1および図 1Aと同じ様に、配管を下って出ていく。 流出経路部分22Aと22Bにおいては、流出経路は主に水平であることは明 らかで、図1および図1Aにおける主に垂直な流出経路とは異なるのである。 図2においては、経路の長さX内では、流出経路の上部へ向けて上方へ移動す る浮流する密封剤の小滴は、実際には、回収され、密封剤20の主要部分へ戻る のである。流出経路22Aにおいて、密封剤20は真上にあり、22B部分に沿 って遮断16Bの傾斜は、カーブした矢印で示されたように、上方へと浮流する 密封剤を密封剤20の主要部分へ戻すのである。密封剤の回収はこれら両方の部 分に沿って起きるため、示されているように、回収次元Xはこの二つの部分の水 平コンポーネントの合計である。 図2の断面図は同軸的円筒状構造に適応することができる。この構造は、C− C’の線上に、またD−D’における円筒状容器の外壁(たとえば壁14など) に中心軸がある。また、図2の断面図は逆の様式で適応できる。つまり、中心軸 D−D’においてセンター・エントリー型の同軸円筒状臭気トラップ構造を供給 、そしてC−C’において円筒状容器の外壁を供給するのである。 さらには、図2の断面図は、円筒状以外の囲い込み(たとえば長方形など)を 表すこともできる。また、容器はD−D’およびC−C’の両方において外壁と ともに造ることもできる。それにより非対称的・非同軸的装置が形成されるので ある。 図2に直接基づいた同軸構造は、図1に示された形のカートリッジよりはより 浅く、また直径が長くなる傾向にある。実用的な限度として、トラップにおける 最低限の液体の深さが決められている。配管システムにおける下水気体圧力の抑 制に関する規定に沿うためである。たとえば、米国では2インチであり、ヨーロ ッパでは50mmである。現在の便器スペースの制限のため、円筒状トラップは 典型的には最大直径が約150mm(5.9インチ)に、そして最高の高さが約 90mm(3.54インチ)に制限されている。そのようなコンパクトなサイズ で適切に機能するために、図2で示されている概念的な例は、形状においては、 理想的には再設定され、遮断部分16A、16Bおよびカバー16Cの間の無駄 な空間が理想的には利用されるようにするのである。 図2で示されている密封剤保留の原則と利点は、本発明に応じて、様々な臭気 トラップ設定において実現できる。これは、特定の実用的条件を満たすために構 想され、規定されているもので、次の例において示される。 図3は、エッジ・エントリー臭気トラップ10Cの構造であり、遮断は図の通 り、垂直上方部分16Aと傾斜部分16Bで設定されており、回復次元Xに応じ て流出経路22を供給し、平均エントリー点から傾斜遮断部分16Bの極端点ま で延びている。 図2および図3においては、実行可能な遮断形状の変化として、垂直部分16 Aは傾斜部分16Bのこの二つの図の極端部分の間であれば、どの部分において も見出すことができる。しかし、傾斜部分16Bはそのまま保たれ、基本的な機 能と次元Xは実際影響を受けないままなのである。 図4は図3の変化として臭気トラップ10Dを描写しており、遮断部分16B は完全に傾斜している。流出経路22と次元Xは図3とほぼ同じである。 図5は、センター・エントリー臭気トラップ10Eを描写しており、垂直上方 部分16Aおよび水平下方部分16Bが図のようにフランジ付きで外側に開くよ うに遮断が設定されている。これにより折り込まれた液体経路が図のように情報 経路22Aと下方部分22Bを持って、創り出されている。上方部分22Aのみ が、漂流する密封剤を元に戻す効力があるが、これは、遮断16Bが傾斜してい ないからである。このように、22B部分における漂流密封剤は、右方向へ押し 流され、排水とともに配管へ逃避する傾向にある。水平回復次元Xは上方流出経 路部分22Aを起源として、表示される。 図6は、図5の変化としての臭気トラップ10Fを描写しており、そこでは下 方遮断部分16Bが図のように傾斜しており、下方水平流出経路22Bから流出 する漂流密封剤を捕らえ、上方経路22Aが水平回復次元Xがより大きくなるよ うにするのである。 図7は、図6の変化としての臭気トラップ10Gを描写しており、傾斜フラン ジ部分16Bは反対側に傾斜する上方表面部分を有しており、この表面部分は残 骸がフランジの上方部分に堆積するのを防ぐ役目を果たしている。さもなくば図 6の構造のこの部分において、この堆積は起きうるのである。次元Xは、事実上 、図6のそれと同じである。 図8は、前述したセンター・エントリー同軸設定の逆バージョンとしての臭気 トラップ10Hを描写している。これは、配管スタンド壁14A’により囲まれ た簡易垂直遮断16Aを有した主に水平な流出経路(過剰流出レベルを設定する )の形状を有する。壁14A’は、カバー16Cの周囲から下方へ延長している 外壁により囲まれているが、14Bの周囲に付着しており、簡易円筒状主要容器 パン14を形成するのである。これは周辺カバー16Cあるいは放射状翼による 配管供給12Bによりサポートできる(図には示されていない)。センター・エ ントリーは液体が放射状に、また傾斜しているがかなり水平な流出経路22にお い て放散するようにし、遮断16Aの底辺の端へつながっている。また、回復次元 Xに対応する。 図5〜8では、密封剤の上方断面図に、カバーの傾斜で形成された三角形の空 の部分が見える。この三角形の部分は、密封剤シェルターという重要な役割を果 たす。その部分は、高圧力な排水の場合に密封剤が流される部分である。これは 、流れる水の前を強制的に流される代わりに起きる。後者は、これまでのトラッ プ構造では、従来の垂直遮断16Aと主に垂直な流出経路を有しているため、起 こりうることである(図1および図1A)。 図9は、円筒状臭気トラップカートリッジ10Iの立体的図である。本発明の 好ましい実施例に係るセンター・エントリー16Dを有する。上方表面は、中心 へ向かって裏返しにされた円錐において下方へ傾斜する。この中心においては、 エントリー・オープニング16Dがフィルター・スクリーンまたはカバー素材の 微細な目打ち模様とともにはめ込まれている。 囲い込みは、たとえば、直径約4.5インチ(11.4cm)、および高さ2 .75インチ(7.0cm)の寸法を取ることができる。現在の工業規格により 、トラップのサイズには制限がある。たとえば、トラップの直径は理想的には2 から2.5インチである。できればポリエチレンあるいはその他の適切な素材( ポリプロピレン、ABS、ポリスチレンなど)から製造して、汚れに抵抗力のあ る表面を供給するべきである。素材は、グラスファイバーで強化されたポリエス テルを使用することもできる。その他の適切な素材も使用できる。典型的には、 主要容器14およびキャップ分割部分16は、別々の部分として製造でき、それ から接着して統合された囲い込みを造ることができる。内部へのアクセスは通常 、必要ないからである。トラップ10Iのエントリー設定により、エントリー・ オープニング16Dを密封することが可能になる(底辺出口オープニングを密封 したままで。図9では見えない)。この密封は、密封剤をすでに含めたカートリ ッジとして、配置できるよう準備したまま、輸送のためのものである。たとえば 、オープニング16Dを密封するには、そこにステッカーを貼ることができる。 ステッカーには、ラベルや配置要領や製造ラベルなどを加えることもできる。 図10は、センター・エントリー円筒状臭気トラップ10Jの立体的断面図で 、 非同軸的内部設定である(明確にするために液体は図では示していない)。遮断 には二つの平坦な部分がある。垂直部分16Aは上方表面オフセットから下方へ 、エントリー・オープニングの16Dの右側へ延びている。垂直遮断部分16A の底辺では、水平部分16Bが臭気トラップ10Jの左側の壁へ完全に延長して いる。ラウンド・オープニング16Eは、オープニング16Dとほぼ同じサイズ で、垂直遮断部分16Aから最も遠い端において水平遮断部分16Bにて設定さ れている。オープニング16Eは、より低いコンパートメントへ通じており、そ れは、平坦フロア14Bで設定されている。そのフロアの一部は、右手上方へ向 けて延びており、管状スタンド14Cを形成している。このスタンドの上方は図 のように、容器の過剰流出のレベルを定義している。二つの液体流出経路22A と22Bが図に示されており、対応する回復経路次元Xは、22Aから引き出さ れたものとして表示されている。 図11は、臭気トラップ10Kの描写で、図10の通りの遮断設定である。し かし、配管立ち管14Dはここでは平坦垂直立ち管14Dとして設定されており 、14Dはフロア14Bおよび臭気トラップ10Lの主要囲い込み14の外壁に 付着して統合されており、また、できれば一つのセットとして接合されている。 図12は、図10と図11の両方に適応できる重要なバリエーションを示した 臭気トラップの中心断面図である。水平遮断部分16Bは、漂流密封剤を捕らえ 密封剤の主要部分10へ戻し回復できるように傾斜している。結果としての水平 回復次元Xは図10および図11よりもずっと長いものになっているが、これは 、傾斜遮断部分16Bによる回復によるものである。 図10と11の断面図は一般的に図5のそれと似通っており、図12の断面図 は図6のそれと似通っている。しかし、図5と6に係る好ましい構造は、軸C− C’を中心とした、完全に同軸的な内部・外部設定を意味している。他方、図1 0〜12の内部構造は、中心にあるというよりも出口オフセットと非同軸的であ り、また、遮断は円筒状というよりも平坦である。 上記の設定の相対的な密封剤回復効果は、容器半径Rとの相対関係で、水平流 出経路Xの回復効果の長さにより、概算でき、以下のような概算表を基に比較で きる。表1は、概算価値数の例をリストしており、それは、X/Rで算出される (下記はこれを限度としない)。 代わりに、上記の構成の相対的な密封剤回復効力は、いくつかの例として、流 道X/Yの関数として表されることができる。次の表2は、「X/Y」で表せる 概算例であるが、それに制限されるものではない。 本発明によれば、入口と出口の場所や遮断設定などは、主に水平方向の流れを もたらす。例えば、いくらかの好ましい実施例では、本発明は、上記のテーブル で、例えば、従来の技術の主に垂直な流出とは異なる、X/R>30%の値を出 す。表1で見られるように、本発明は、従来の技術の概算15%よりずっと大き い値である50%以上の値を出すことさえできる。他の例としては、本発明はX /Yの理想的な値である1.0以上を出すこともできる。他方、従来の技術では 1.0よりもずっと低い値である。明らかに理想的ではないが、理想的なX/R またはX/Yの例よりも低い値は、ある場合には本発明の原則に基づいて使用す ることもできるのである。 X/Rのような1次元パラメターは効力の概算の一つとして認められているが 、より洗練された2次元パラメターは流出経路上に位置する効果的な水平回復部 分を考慮する。さらに洗練された3次元パラメターは、液体粘性、幅、深さ、長 さ、流出経路の逐次的地点などを考慮できる。 上記の表により指摘される総体的効力は、通常の使用に適応するもので、本発 明による改善を必ずしも含むものではない。本発明では、高圧力排水時の異常な 密封剤ロスに対する保護を考慮している。この点においては、本発明の他の面に 応じて、シェルター部分が密封剤のために供給されている。そのような部分は本 発明の実施例においてどれでも、供給できるのである。たとえば、図10〜12 の実施例の設定は、シェルター部分のエントリー・コンパートメントがあり(た とえば図12のT)、そこでは、高圧力排水がエントリー・オープニング16D から直接経路を通って遮断・オープニング16Eへと行く傾向にある。同時に、 その排水は、密封剤の大部分の分割し、一時的に両端において密封剤をシェルタ ー部分へと押しやる。その他、曲げられた上方壁と広いコンパートメントは、そ のようなシェルターを供給するのに役立つ。シェルター部分は、通常の密封剤レ ベル以上の領空を形成する(たとえば図12のT内部のような)。密封剤が速く シェルター部分へ入るようにするための装置には、一つまたはそれ以上の通気孔 を供給して、シェルター部分内の空気を外へ出す様にすることができる。たとえ ば、図12の実施例ではトラップの上方において少なくとも一つの通気孔16F がある。通気孔16Fは、空気が通過するようなサイズになっており、同時に、 液体の通過をかなり防ぎ、直径は約1〜2mmである。図の通り、通気孔は装置 の上方壁にある。このようにして、密封剤が通気孔を強制的に通る場合、密封剤 は上方表面沿いにオープニング16Dに方向づけられ、主要密封剤の方へ戻され るのである。 図13は本発明のもう一つの好ましい実施例である。図13の装置は図10〜 12に示された特徴と似たものが多数ある。図13は臭気トラップ10Mの立体 的断面図で、非同軸的内部設定である。遮断は全般的に垂直な16Aで上方表面 から下方へ延びており、エントリー・オープニング16Dの右へオフセットし、 垂直部分16Bは垂直遮断16Aの底辺において臭気トラップ10Mの左の壁に 完全に延びている。水平遮断は一部のみトラップを横切っており、垂直遮断部分 16Aから最も遠い地点にオープニングを残す。オープニング16Eは低コンパ ートメントへつながっており、フロア14Bで設定されている。管状配管スタン ド14Cはフロア14Bの右側で上方に延びている。配管スタンド14Cの上方 端は、容器の過剰流出レベルを定義する。二つの液体流出経路22Aおよび22 Bは、図12に示される回復経路次元と似た回復経路次元Xを供給する(たとえ ば、22Aおよび22Bから合計がX1およびX2である)。図13には、廃水 18は浮流する密封剤の層18を有する。廃水18は流出経路a)22Iからエ ントリー・オープニング16Dへ、b)遮断の上部22Aへ、c)遮断16B下 方の22Bへ、d)22Cから配管スタンド14Cの上そして上端へ、e)22 Dから配管スタンド14C下方へ進む。 図15〜18は図13に示す実施例の好ましい組み立ての一つである。これに は、頂点部分150(図15)、中間部分160(図16)、根底部分170( 図17)、およびプラッグ部分180(図18)が含まれる。頂点部分150に は、全般的に円筒状の周囲壁151、下方へ傾斜する頂点壁152、頂点壁の中 心に位置するオープニング153が含まれる。頂点壁152は、図13のそれと 同じように傾斜している。示されるように、エントリー・オープニングは、理 想的には、頂点壁の中心部に三つの穴154がある。また、頂点壁には、遮断1 65を回復し密封するための二つの密封隆起155があると好ましい(これにつ いては以下で取り上げる)。 中間部分160には、周囲壁161、全般的に垂直な部分165を有する遮断 、および上方へ傾斜する部分166が含まれる。部分166には、遮断周辺に液 体経路168を供給する全般的にまっすぐな上方隆起167がある。 根底部分170には、周辺壁171、根底壁172、および上方へ拡張する配管 スタンド173が含まれる。配管スタンドはできれば、上方オープニング175 と下方オープニング176を有した、壁171の上に拡張する円筒状の管である ことが好ましい。たとえば、底辺部分の下方エッジは図のように先細な壁174 を含むことができる。 この装置は、周囲壁161が周囲壁151のきちんと納まるように、そして遮 断部分165が隆起155の間にきちんと納まるように組み立てられている。壁 151は、壁161の上方の一部のみへ向けて拡張する。根底部分170は、遮 断部分165の右側の部分内で、また、円筒状壁171内に納まる円筒状壁16 1の下方部分内において、配管スタンド173にきちんと納まる。結果として、 密封容器は別々に隔離されたエントリーおよび放出コンパートメントを有するよ うに組み立てられる。 図18は、後者の実施例に含むことのできるプラッグ・ハンドル部分180を 示している。それは、できれば管状部分181、ハンドル突起部分182、およ び上方壁184におけるL字型の突起部分183を含むと好ましい。プラッグは 、できれば配管スタンド173にうまく収まるような形状とサイズであるとよい 。この組み立てでは、プラッグ180がオープニング176に挿入され、シール (粘着剤のついたラベルなど)がオープニング153の上に貼られるならば、組 み立てられた構造内で、臭気トラップは密封剤とともに輸送できる。図の通り、 L字型突起部分は、穴154内に納まるような形状とサイズであり、それにより 、組み立てられた構造物が、突起部分を穴154へ挿入し、プラッグ180を図 18、Lの方向に回すだけで持っていけるようになっている(L字型突起部分は 、頂点壁152の下に納まるようになっている)。このように、部分180は、 新 しい未使用ユニットを密封し、廃水で満たされた汚れたユニットを取り外すため に使う道具を供給するのである。プラッグおよびハンドル機能はできれば単一の 道具180に結合されるべきであるが、これらの特徴を具現する別々の装置が含 まれるか、または適切な処理に応じてプラッグあるいはハンドルが削除されるよ うに考慮されてもいるところである。 密封剤20は、できれば生分解性のある油性液体であるとよい。液体20の理 想的成分は、化学的鎖における9−11炭素を含む脂肪アルコールであるとよい 。それは、華氏68度において0.84の重力である。便器の操作は油性液体の 重力と尿のそれとの差に基づいているため(それは典型的にはほぼ1.0である が)、油性液体の重力はできる限り低くなされるべきである。できれば0.9を 超えないようにする、あるいは理想的には0.9を軽く下回るべきである。密封 剤20は、水に対する類似性がなるだけ低くするために選ばれたもので、それに より、密封剤と尿がお互いと強く反発するようにする。また、化学的相互作用や その他の相互作用がなくなるようにし、尿/水が密封剤の層から浸透して分離し ていくようにするのである。また、密封剤20は、維持管理・確認のために、で きれば色(たとえば青など)をつけるべきである。 図14は、様々な臭気トラップ(全般的に10として示される)が位置する便 器の型の例である。図に示す便器140は風呂表面の上の壁に取り付けられてい る(図には示していない)。本発明のトラップはあらゆる型の便器を使用できる 。さらに、本発明の使用は、ある点では無水便器を対象としているが、それに限 られるものではない。この臭気トラップは、他の配管表面等にも適応できる。た とえば、使用される好ましい密封剤は、蒸発に関しては水よりも相当安定してい るので、本発明はフロア排水としての利用価値もある。たとえば、従来のS型フ ロア排水等から生じる下水気体発生の解決などである。この下水気体発生は、た とえば、特に高温で乾燥した気候での残余水蒸発や残余水補充の欠如などによる 密封の完全な失敗等が原因である。 本発明は、その本質的な精神と特徴から逸脱することなく、他の形態において も具現化し実用化することができるのである。ここで述べた実施例はあくまで説 明のためのものであり、これに制限されるものではないとみなすべきである。ま た、本発明の適応範囲は、前述の記述よりはむしろ請求の範囲により示される。 さらに、権利の意味と範囲内に納まるすべてのバリエーションや代用や変更はそ こで取り扱うこととする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月9日 【補正内容】 トラップを密封剤の逃避を大幅に防ぐような構造にすることを目的とし、これは 、排水通路に浮揚している密封剤の小滴を密封剤の中心に戻すことにより可能で ある。 また、臭気トラップが常設の下水末端配管設備に設置・取り外しが容易にでき るようなデザインにすることも目的としている。 さらに、臭気トラップが高圧の排水によって生じる密封剤のロスを防ぐデザイ ン・構成とすることも目的である。 今までの技術に関する言明 臭気トラップを形成するためにトイレにオイルを使用することは、ドイツ特許 番号121356(Beck他)、また、米国特許番号1,050,290(P osson)および4,028,747(Newton)の中で発表されている 。 その他にもオイル密封トラップはドイツ特許番号2816597.1およびス イス特許番号 606,646(Ernst)でも公表されており、SYSTE M−ERNSTという商標で具現化されている。 ドイツ特許番号2816597.1は、オイル密封剤の維持を可能とする、し 尿処理システム用の下水配管内に設置したオイル密封トラップを示すものと考え られる。参考’597は、トラップをエントリーと排水部分に分断している大型 の垂直遮断装置と、大型の垂直遮断装置に隣接するエントリー部分の内部オープ ニングを示していると考えられる。さらに、参考’597は、トラップのフロア 部分の下に伸びている過剰流出スタンド・パイプを示すものと思われる。 無水便器用の統合円筒状カートリッジ臭気密閉は、当発明者により、米国特許 申請08/052,668(1993年4月27日受理)、およびその継続とし ての08/512,453(1995年8月8日受理)において、下方に伸びる 管状垂直分断壁が付いたキャップパーツを装備したオイル密封同軸edge−e ntryトラップの部門で、共同発明として発表された。 無水便器用のオイル密封トラップに関して鍵となる要素は、通常使用した状態 で、使用期間と頻度を考慮した上での密封剤の消耗量である。これに関連してい るのは、不必要ではあるが不可避の高圧排水という異常な状態から生じうる密封 剤の部分的あるいは完全なロスである。最近のオイル密封臭気トラップには以前 のものと比べると大幅に改良されたものもあるが、上述の密封剤保存という点に 関しては、さらなる改善が必要である。 しかし、これらの改善は、当発明により実現される。 発明に関する言明 前述、およびその他の目的は、統合プラスチックオイル密封臭気トラップの当 発明により達成される。これは、従来主流である液体がトラップから垂直に流出 するものとは異なり、トラップを特別にデザイン、編成し、相当部分の... 図5〜8には、密封剤上の断面図に、カバーの傾斜によって形成される三角形 の空の部分が見られる。この三角形の部分は、密封剤シェルターとして重要な役 割を果たす。高圧での排水時には、この三角形の部分に密封剤が流される。これ は、流水の前に強制的に流す代わりに起きる。後者は従来の技術(図1、1A) を用いたトラップ構造は従来の垂直遮断装置16Aや、従来主流の垂直型流出経 路を有しているために発生することがある。 図9は、円筒状臭気トラップカートリッジ10Iを立体的に表わした図である 。これには、当発明を理想的に具現化した像と一致するセンター・エントリー1 6Dが取り付けてある。上部表面は中心に向かって裏返しにされた浅い円錐内で 下方へと傾斜している。この中心では、エントリー・オープニング16Dがフィ ルター・スクリーン、またはカバー素材の微細な目打ち模様とともにはめ込まれ ている。 たとえば、囲い込みは、直径約4.5インチ(11.4cm)、高さ2.75 インチ(7.0cm)とすることができる。前述したとおり、現在の工業規格に より、トラップの大きさは、制限されている。たとえば、トラップの半径は約2 〜2.5インチの範囲以内(5〜6.4cm)が望ましいとされている。ポリエ チレン、またはそれ以外の適切なプラスチック素材(ポリプロピレン、ABS、 ポリスチレン等)を用いて成形し、滑らかでしみになりにくい表面にすることが 理想的である。素材には、グラスファーバー強化のポリエステルやその他の適切 な素材が使用される。典型的な例としては、主要容器14およびキャップ/分断 壁部分16は、別個の部品として形成され、その後、接着して統合された囲い込 みとなる。これは内部へのアクセスが、通常必要ないからである。トラップ10 Iのエントリー構造により、エントリー・オープニング16Dの密封が可能にな る(図9では見えない底辺出口オープニングを同様、または他のかたちでに密封 する)。 請求の範囲 1.臭気トラップ装置は次のものから構成される。 ・トップカバー付主要液体容器(16C)。 ・前述のトップカバー内のオープニング(最低ひとつ)(16D、153)。こ のトップカバーを通じて、実質的に廃水すべてが同容器に流入する。 ・同容器内の遮断装置(16A、16B、165、166)。これは、同容器を 次のように分割する。1)同トップカバー内の同オープニング(最低ひとつ)を 通じて廃水を受け取るエントリー・コンパートメントと2)同遮断装置下の液体 流出経路に沿った同エントリー・コンパートメントからの廃水を受け取る補充コ ンパートメント。 ・配管スタンド(14A、14A’、14D、14C)。補充コンパートメント 内に設置され、同容器の過剰流出レベルを決定する上部エッジ、および外部配管 につながる底部出口を有す。 ・同容器が、廃水でエントリー・コンパートメントの廃水上に浮かんだ密封剤の 層で過剰流出レベルまで一杯になった場合、密封剤の層を形成するための低濃度 の液体(20)を入れるための上述の容器。 これを特徴づける改良点として次のことが挙げられる。 ・先述の前記トップカバー内の各同オープニング(最低ひとつ)から、先述の廃 水が周囲を通過していく同遮断装置の先端までの測定水平距離(X)は、同過剰 流出レベルから同遮断装置の底辺までの測定垂直距離(Y)より長い。これによ り、同遮断装置の下の同液体流出経路(22、22A、22B)は、大体にして 水平となる。 2.臭気トラップ装置は次のものから構成される。 ・トップカバー付主要液体容器(16C)。 ・前述のトップカバー内の各同オープニング(最低ひとつ)(16D、153) 。 このトップカバーを通じて、実質的に廃水すべてが同容器に流入する。 ・同容器内の遮断装置(16A、16B、165、166)。これは、同容器を 次のように分割する。1)同トップカバー内の同オープニング(最低ひとつ)を 通じて廃水を受け取るエントリー・コンパートメントと2)同遮断装置下の液体 流出経路に沿った同エントリー・コンパートメントからの廃水を受け取る補充コ ンパートメント。 ・配管スタンド(14A、14A’、14D、14C)。補充コンパートメント 内に設置され、同容器の過剰流出レベルを決定する上部エッジ、および外部配管 つながる底部出口を有す。 ・同容器が、廃水でエントリー・コンパートメントの廃水上に浮かんだ密封剤の 層で過剰流出レベルまで一杯になった場合、密封剤の層を形成するための低濃度 の液体(20)を入れるための上述の容器。 これを特徴づける改良点として次のことが挙げられる。 ・先述のトップカバー内の各同オープニング(最低ひとつ)から、先述の廃水が 周囲を通過していく同遮断装置の先端までの測定水平距離(X)は、同遮断装置 の底辺の高さで、容器の中心からその側面までの寸法(R)の30%より長い。 3.請求項1、2で定義される装置、同遮断装置は、同容器上部の垂直部分(1 6A)と、同遮断装置の同垂直部分の下部先端部分からエントリー・コンパート メントに向かって伸びている非垂直部分(16B)を有す。 4.請求項3で定義されている装置、同遮断装置の同非垂直部分(16B)は、 同下部先端から上向きに傾斜しており、そのため、漂流している低濃度の液体小 滴は同遮断装置に沿って上へと向かう。 5.請求項1、2で定義される装置、前述の流出経路の大部分は、低濃度液体( 20)の真下に位置している。 6.請求項1、2で定義される装置、同遮断装置には傾斜部分(16B)が含ま れる。これは、同流出経路の大部分の真上に位置し、上に向かって漂流している 低濃度の液体小滴が、低濃度の液体に戻るように導いている。 7.請求項1〜6で定義される装置、前述の容器は、円筒状のものが一般的で、 前述の水平距離(X)は同円筒の半径の30%以上である。 8.請求項7で定義される装置、前述の半径は約2〜2.5インチ(5〜6.4 cm)である。 9.請求項1で定義される装置、同容器には同遮断装置の底辺の高さで、容器の 中心からその側面までの寸法(R)があり、前述の水平距離(X)は同寸法(R )の少なくとも30%である。 10.請求項1〜9で定義される装置、同容器は、通常、同遮断装置の垂直部分 の全体の高さ以上の固定半径を有する。この遮断装置は、一般的に同容器へと下 方向に向かって伸びている。 11.請求項1〜10で定義される装置、同容器には、上部にシェルター部分( T)が含まれ、これは前述のエントリー・オープニングの最低一つに隣接してい る。同シェルター部分は、同通路を通ってシェルター部分に流れる廃水により一 時的に取替えられた低濃度の液体を受け入れ、その取替えられた低濃度の液体の ロスを防ぐ。 12.請求項11で定義される装置には、さらに同シェルター部分につながって いる同容器の上部先端に空気孔がある。 13.請求項12で定義される装置、前述のトップカバーは下方へと傾斜してお り、これは同傾斜の低部側面に最低ひとつのオープニングと、同傾斜の上部側面 下のシェルター部分を有する。 14.請求項1〜13で定義される装置は、前述の配管スタンド内に設置可能な 道具部分(180)、および前述の容器を移動するためのオープニング(最低ひ とつ)(153、154)に接続可能な突出部(183)を有する。 15.請求項1〜13で定義される装置は、同容器中に低濃度の液体(20)を 有し、前述の配管スタンド内に密封して設置されたプラグ部分(180)、およ び同オープニング(最低ひとつ)上には接着ラベルを有する。これにより、低濃 度の液体は容器に内包される。 16.請求項1〜15で定義される装置、同容器はプラスチック製である。 17.請求項16で定義される装置、同容器の素材は、ポリエチレン、ポリプロ ピレン、グラスファイバー強化のポリエステル等の選択されたプラスチックであ る。 18.請求項1〜17で定義される装置には、低濃度の液体が含まれ、これは唯 一の液体である。 19.請求項1〜17で定義される装置は、さらに同容器内に脂肪族アルコール である低濃度の液体を有す。 20.請求項19で定義される装置、同脂肪族アルコールには炭素番号が9から 11の化学連鎖が含まれる。 21.請求項1〜17で定義される装置は、さらに同容器内に低濃度の液体を有 し、この重力は0.9を超えない。 22.請求項2で定義される装置、前述の水平距離(X)は、前述の寸法(R) の50%以上である。 23.廃水の排水システムには次のものが含まれる。 a)請求項1〜22で定義される臭気トラップ。 b)前述のオープニング(最低ひとつ)に廃水を導く排水表面部分。 24.請求項23で定義されるシステム、同排水表面部分は壁に取り付けられた 便器である。 25.請求項24で定義されるシステム、同排水表面部分はフロア表面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.密封臭気トラップは排水配管で使用され、無水便器は反蒸発フロア排水を含 み、次のものから構成される。 ・トップ・カバーを含む主要液体容器。 ・上記の容器内の遮断。少なくとも、トップカバーから下方へ拡張する垂直部分 を有し、容器を次のように分割する:1)廃水ボウルから廃水を受け取るエント リー・コンパートメント、2)同遮断の下のエントリー・コンパートメントから 廃水を受け取る補充コンパートメント。 ・配管スタンド。補充コンパートメントで形成され、同容器の過剰流出レベルを 定義する上方エッジを持つ垂直補充液体通路を有する。また外部配管とつながる 根底出口を有する。 ・同容器に、廃水がエントリー・コンパートメントの廃水上に漂流する密封剤の 層とともに、過剰流出レベルに達したときの、密封剤層を形成するために調整さ れた低密度液体の量。 ・廃水ボウルから受け取られた廃水のすべてを、主に水平な同遮断の下にある液 体流出経路をとって流れるようにするために組み立てられた同容器と同遮断。こ れにより遮断の水平ベクトルはその垂直ベクトルを超える。 2.請求項1において定義された臭気トラップ。そこでは遮断には、遮断の垂直 部分の下方後部からエントリー・コンパートメントへ拡張する非垂直部分がある 。 3.請求項2で定義される臭気トラップ。遮断の非垂直部分は、遮断の下の液体 流出経路から浮流してくる低密度液体小滴を密封剤の主要部分で戻すように傾斜 している。 4.請求項3で定義されている臭気トラップ。容器は円筒状で、前もって設定さ れた内部半径のある垂直出口壁がある。遮断と容器は、低密度液体回復の長さが 内部半径の30%を超えないように組み立てられている。低密度液体回復の長さ は、低密度液体層の下に直接位置する液体流出経路の長さと、遮断の傾斜部分の 下に直接位置する液体流出経路の長さを足したものである。 5.請求項1で定義される臭気トラップ。Xを廃水が密封剤へ入る地点から、密 封剤回復の起こりうる遮断の周りの流出経路に沿った最も遠い地点までの長さと する。また、Yをスタンド・パイプの頂点から遮断の根底部分までの垂直距離と すると、この臭気トラップではX/Y>1となる。 6.請求項4で定義される臭気トラップ。半径は約2インチから2.5インチで ある。 7.請求項1で定義される臭気トラップ。容器はプラスチック性である。 8.請求項1で定義される臭気トラップ。容器は、ポリエチレン、ポリプロピレ ン、グラスファイバー強化されたポリエステル等のグループから選ばれたプラス チック素材から造られる。 9.請求項1で定義される臭気トラップ。容器はポリエチレンから造られる。 10.請求項1で定義される臭気トラップ。低密度液体は油性液体である。 11.請求項1で定義される臭気トラップ。低密度液体は脂肪族アルコールを含 む。 12.請求項11で定義される臭気トラップ。脂肪族アルコールは炭素番号が9 から11までの化学鎖を含む。 13.請求項1で定義される臭気トラップ。低密度液体重力が0.9を超えない 。 14.次のものを含む排水システム。 a)以下を含むトラップ: ・全般的に漏洩を防ぐ囲い込みとして組み立てられる主要容器。 ・同容器の頂点に位置するエントリー・オープニングが少なくとも一つあること 。これは廃水を上からすべて受け取るように構造である。 ・同容器の一部分を形成するエントリー・コンパートメントで、同エントリー部 分より廃水全体を受け取るようにできている。 ・同容器の別の部分に形成される補充コンパートメントで、同エントリー・コン パートメントに隣接する。 ・少なくとも垂直部分を有する遮断。垂直部分は、頂点から容器の方へ下方に拡 張し、エントリー・コンパートメントを補充コンパートメントから隔離させる。 ・補充コンパートメントに位置する配管スタンド。容器の下方から上方へ伸び、 垂直排水導管を供給する。排水導管は前もって設定された容器の過剰流出レベル を定義し、排水パイプへ補充する根底補充オープニングを有する。 ・容器が、過剰流出レベル間で拡張する排水層により満たされるとき、密封剤層 を形成するために定式化される低密度油性液体の量。この場合、同エントリー・ コンパートメント内で、油性液体密封剤の層が同廃水上に漂流する。容器は密封 剤層が廃水を密封するような構造を持つ。 ・容器と遮断は、エントリー・オープニングから遮断の下方エッジまでの主に水 平な液体流路を供給するような構造である。 b)少なくとも一つのエントリー・オープニングへ排水を導くための排水表面部 分。 15.請求項14で定義されるシステム。排水表面部分は、壁取り付けの便器で ある。 16.請求項14で定義されるシステム。排水表面部分はフロア表面である。 17.請求項14で定義されるシステム。排水スタンド内に納められる道具部分 を含み、同トラップを運ぶためのオープニングを最低一つ使用できる突起部分を 有する。 18.請求項14で定義されるシステム。容器の頂点表面は円状で最低一つのオ ープニングへ向けて下方へ傾斜する。 19.請求項14で定義されるシステム。遮断には非垂直部分があり、遮断の垂 直部分の下方底部からエントリー・コンパートメントへ向けて拡張し、遮断の下 の液体流路から浮流してくる密封剤の小滴を密封剤の主要部分へ導くように、傾 斜している。 20.下水気体に対する臭気密封の役を果たす廃水を含む型の改善された廃水臭 気トラップ。また、トラップのエントリー・コンパートメントにおける廃水部分 上に漂流する液体密封剤を有し、含まれる廃水から生じる臭気に対する臭気密封 の役目を果たす。改善された臭気トラップは以下のものから構成される: ・内部に位置する遮断を有する主要容器。 ・最低一つのエントリー・オープニングを有する主要容器。このオープニングを 通って、排水がすべて主要容器へ入る。 ・最低一つのエントリー・オープニングと遮断。トラップを通して、廃水が入る ようにする、主に水平な流路を供給する。 21.請求項20で定義される改善された排水臭気トラップ。最低一つのオープ ニングが、容器の頂点表面に形成される。 22.請求項20で定義される改善された排水臭気トラップ。最低一つのオープ ニングが遮断の端から水平に間隔を開けられていること。遮断の周りには、同流 路が走っており、最低一つのオープニングに入る排水が遮断のその端の周りに水 平に来るようにするのである。 23.請求項22で定義される改善された排水臭気トラップ。主要容器は、上方 部分にエントリー・オープニングに隣接するシェルター部分を含む。シェルター 部分は、流路を通ってトラップへ流れる廃水により一時的に取替えられた密封剤 を受け取るようなサイズと構造である。これにより取替えられた密封剤を守り、 そのロスを防ぐのである。 24.請求項22で定義される改善された排水臭気トラップ。水平空間は容器の 直径の最低15%である。 25.請求項22で定義される改善された排水臭気トラップ。容器は全般的に円 筒状で、頂点表面はかなり円状である。水平空間が、円状頂点表面の半径の最低 30%であるようにするためである。 26.請求項20で定義される改善された排水臭気トラップ。液体流路の相当部 分が油性液体密封剤部分のすぐ下に位置する。 27.請求項20で定義される改善された排水臭気トラップ。遮断は傾斜部分を 含む。傾斜部分は、主に水平な部分の相当部分のすぐ上に位置しており、流路の 頂点部分に到達しようと上昇する密封剤の漂流小滴を油性液体部分に戻すのであ る。 28.無水便器や反蒸発フロア廃水を含む廃水に用いる密封臭気トラップ。これ は以下のものから構成される。 ・トップカバーが付着する主要液体容器。 ・容器内の遮断。トップカバーに付着した垂直部分を有し、そこから下方へ拡張 する。容器を以下のように分割するような構造を持つ。1)上方の廃水ボウルか ら廃水を受け取るエントリー・コンパートメント。2)遮断の下にある液体流路 かを通ってエントリー・コンパートメントから廃水を受け取る補充コンパートメ ント。 ・補充コンパートメントに形成される排水スタンド。垂直補充液体通路を定義す るような構造を持つ。容器の過剰流出を定義するかなり水平な上方エッジと、外 部配管とつながる根底出口を有する。 ・トラップが容器において廃水により満たされているときに密封剤を形成するた めにサイズを決め、定式化された低密度油性液体の量。過剰流出レベルへ向けて 上方へ拡張する。油性液体の層は、エントリー・コンパートメントの排水状に漂 流する。 ・直径がRで、遮断の底部からの高さ(容器の中心からその側面まで)を有する 容器。容器と遮断は、臭気トラップに入り込む廃水がすべて水平密封回復の長さ Xを有する流路を伝わるような構造を持つ。上昇する密封剤は漂流し、低密度油 性液体の量(最低X/R=30%)へ戻る。 29.請求項28で定義される臭気トラップ。容器は一般的に円筒状で、次元R はその半径である。 30.請求項29で定義される臭気トラップ。容器は一般的に、容器へ向けて下 方へ拡張する遮断の垂直部分の高さ以上の固定半径を有する。 31.請求項28で定義される臭気トラップ。密封剤回復の長さは、密封剤層の 下および遮断の傾斜部分の下に直接位置する液体流路の長さである。 32.請求項28で定義される臭気トラップ。密封剤回復の長さは、入り口から 密封剤層を通して遮断の最低地点までの液体流路における、廃水の流れる距離で ある。 33.無水便器や反蒸発フロア配管を含む配管に用いる密封臭気トラップ。以下 より構成される。 ・トップカバーが付着した主要容器。 ・容器内の遮断で、トップカバーに付着した垂直部分を有する。そこから下方へ 拡張しており、容器を次のように分割すような構造を持つ。1)上方の廃水ボウ ルから廃水を受け取るエントリー・コンパートメント、2)遮断下方の液体流路 を通してエントリー・コンパートメントから廃水を受け取る補充コンパートメン ト。 ・補充コンパートメントに形成される排水スタンド。垂直補充液体通路を定義す るような構造を持つ。容器の過剰流出レベルを定義する、常に水平な上方エッジ を有する。また、外部配管とつながる底部出口を有する。 ・過剰流出レベルへ向けて上昇し、トラップが容器内の廃水により満たされたと きの、低密度油性液体の量。油性液体密封剤の層は、エントリー・コンパートメ ント状に漂流する。 ・容器と遮断。廃水が、液体流路が主に水平な方向へ流れるようにする遮断を有 した構造。その水平ベクトルは垂直ベクトルを超える。 34.無水便器内の臭気を抑制するための臭気トラップ。尿をトラップへ向けて 下方へ導く。トラップからは、廃水尿が外部排水システムの排水パイプへ向けて 下方へ放出される。この臭気トラップは以下のものから構成される。 ・継ぎ目のない、漏洩を防ぐボウルとして一般的に用いられるよう組み立てられ た主要容器。 ・容器の頂点部分にあるエントリー・オープニング。上方から尿を受け取るよう な構造を持つ。 ・容器の一部分に形成されるエントリー・コンパートメント。エントリー・オー プニングから尿全体を受け取るような構造を持つ。 ・容器の別の部分に形成される放出コンパートメント。エントリー・コンパート メントに隣接し、フロア部分を有する。 ・一般に容器の頂点部分から下方へ拡張する垂直部分を有する遮断。エントリー ・コンパートメントを放出コンパートメントからかなり隔離させるような構造を 持つ。 ・放出コンパートメントに位置する排水スタンド。フロア部分に付着しており、 そこから上方へ延びている垂直壁を有する。垂直排水導管を供給する構造を持つ 。 前もって決められた容器の過剰流出レベルを定義するかなり水平な上方エッジを 有する。排水パイプとつながる底部放出オープニングがある。 ・容器が、過剰流出レベルまで上昇した尿により満たされたときに密封剤の層を 形成するために定式化された低密度油性液体の量。油性液体密封剤の層はエント リー・コンパートメント内の尿上に漂流している。容器は、この密封剤の層が、 尿からの臭気を密封し、包み込み、そして臭気が密封剤を通り越して上方へ逃避 するのを防ぐ。また、外部配管からの下水気体を密封し包み込む役目を果たす放 出コンパートメントにおいて密閉高圧空間を供給する。 ・次元Rを有する容器。遮断の底部においての高さで、容器の中心から側部まで である。容器と遮断は、臭気トラップに入り込む廃水を水平密封剤回復の長さX を有する流路を通るようにする構造を持つ。上昇する密封剤は漂流し、低密度油 性液体の量に戻す(最低X/R=30%)。 35.尿層上に漂流する油性密封剤の層から、臭気トラップ内の油性液体の消耗 を減らす方法。以下のステップから成る。 ・主要容器に、最低一つのエントリー・オープニングと遮断を供給する。 ・油性密封剤の水平層を通して、廃水を尿に流す。同時に、密封剤の小滴が密封 剤層から切り離され、尿へ向けて下方へ流れる。 ・トラップに入り込む廃水を全般的に、主に水平な液体流路に沿って流す。この 流路は、バッフルの周りを通り、分離した小滴は上方へ流れ、密封剤層へ戻る。 36.請求項35に基づいた方法は、容器内の排水口から尿を放出させるステッ プも含む。 37.請求項35に基づいた方法は、さらに、密封剤層の下にない小滴を、遮断 を用いて、密封剤層の方へ導くステップも含む。 38.請求項36に基づいた方法は、さらに、密封剤層と配管との間をつなぐ傾 斜遮断を用いて、油性小滴を密封剤層へ導くステップを含む。 39.請求項36に基づいた方法は、さらに、オイル層に生分解可能なオイルを 供給するステップを含む。またそのオイルは、室温で重力が0.8を下らず、一 般に尿に対して不活発で、また、本質的には尿や水に対して溶解性も混和性もな い。 40.廃水臭気トラップ内の密封剤ロスを防ぐ方法。下水臭気を捕らえる廃水を 含む。トラップは、コンパートメントを分離する遮断の下にある隣接する放出コ ンパートメントとつながるエントリー・コンパートメントを有する。エントリー ・コンパートメントは、納められた廃水上に漂流する低密度密封剤の層を含む。 それにより、そこからの臭気を抑制し、トップ・カバー・エントリー・ポートか ら廃水を受け取り、廃水は密封剤の層を通して浸透し、放出コンパートメントは 、外部排水システムにつながるスタンド壁を有する。受け取られた廃水は、遮断 下方のエントリー・コンパートメントを通る流路を流れ、放出コンパートメント へ流れる。スタンド壁は過剰流出し、配管システムを下る。この方法は以下の事 項から成る。 ・エントリー・コンパートメントの上方部分、廃水の入り口隣接部分にシェルタ ーを供給する。 ・廃水を入り口から流す。廃水は遮断の下方部分へ向けて液体流路を通る。密封 剤部分は、通過する廃水により取替えられる。 41.請求項40の方法は、さらに、次のステップも含む。つまり、前述の廃水 を流すステップ時、および密封剤の小滴が浮流するステップ時に、通気孔からシ ェルター部分へ通気させる。密封剤の小滴は、通過していく排水により、密封剤 層下方へ分離される。そして、廃水が入る地点から遮断の最低地点までの間に、 密封剤層と再結合する。 42.請求項41の方法は、さらに次のステップを含む。つまり、廃水が通過す るステップと、排水をすべて、主に水平な流路に沿って流れるように臭気トラッ プへ入るようにするステップの時に、通気孔を通して、シェルターから通気させ ることである。廃水はエントリー・コンパートメントを通って、廃水が入ってか ら遮断の最低地点の周りを通過する間に起きることである。 43.請求項40の方法は、さらに次のステップを含む。つまり、エントリー・ コンパートメントへ拡張する主に水平な遮断部分とともに流路を修正することで ある。遮断部分は、直立遮断部分から拡張しており、流路が、遮断部分の端の周 りを通って逆戻りするように方向づける。これにより、主に水平で、反対に方向 づけられた上方と下方の流路部分が作り出されるのである。 44.請求項41の方法。浮流上昇のステップは、さらに、次のステップを含む 。つまり、一般的に水平な遮断部分を上方へ傾斜するようにして、垂直に移動す る密封剤の小滴を密封剤層へ戻すよう方向づけるのである。
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