JPH11514786A - 情報ブロックを書き込み及び／又は読み出すための読み出し／書き込み装置、読み出し装置及び情報媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 トラック（９）の情報ブロックを読み出し及び／又は書き込むための装置とディスク形状の情報媒体（１）とが開示されている。トラック（９）を示すために、情報媒体（１）は、同期要素（３５、３６）及び位置情報を含むサーボパターン（４）を有する。例えばウォッブルの簡易パルスのような同期要素が、例えば交番極性又は移動した位置の結果として既定のやり方で前記トラック（９）の隣接する巻回部（３０、３１）内で識別可能である。この装置は、読み出し／書き込みヘッドと、書き込み中前記同期要素を検出し、この読み出し／書き込みヘッドが隣接する巻回部へ行って外れたことが起こったかどうかを観察するシステム制御部とを有する。書き込みはそのとき中断される。このことは、前記情報媒体の衝撃又は不良の結果乱された場合にオーバライトされる隣接する巻回部の情報が最小となりうるという利点がある。さらに、前記同期要素に依存して読み出しを中断する読み出し装置が述べられている。

Description

【発明の詳細な説明】 情報ブロックを書き込み及び／又は読み出すための読み出し／書き込み装置、読 み出し装置及び情報媒体 技術分野 本発明は、螺旋状の又は同心円状の巻回部に記録構成されるためのトラックに ／から情報ブロックを書き込み及び／又は読出すための情報媒体に関し、このト ラックは情報媒体上のサーボパターンにより決定され、当該サーボパターンは同 期要素及び変調部を有し、この変調部では位置情報がコード化されている。 本発明は更に、記録用の情報媒体トラックから／に情報ブロックを読み出し及 び／又は書き込むための読み出し／書き込み手段を有する読み出し／書き込み装 置に関し、前記トラックは螺旋状の又は同心円状の巻回部に構成されて前記情報 媒体上のサーボパターンにより決定され、当該サーボパターンは同期要素及び変 調部を有し、この変調部では位置情報がコード化され、前記装置は前記トラック をスキャンするための読み出し／書き込みヘッドと前記同期要素に依存して読み 出し及び／又は書き込むことを制御するためのシステム制御部とを有する。 本発明はさらに、情報媒体上のトラックから情報ブロックを読みだすための読 み出し手段を有する読み出し装置に関し、前記トラックは螺旋状の又は同心円状 の巻回部に構成されて情報媒体上のサーボパターンにより決定され、当該サーボ パターンは同期要素を有し、前記装置は前記トラックをスキャンするための読み 出しヘッドと当該読み出しを制御するためのシステム制御部とを有する。 背景技術 情報を読み出し及び／又は書き込むための冒頭に述べられたタイプの装置及び 情報媒体は、米国特許公報第４９０１３００号（本出願人整理番号ＰＨＮ１２３ ９８）から知られている。情報は情報信号にコード化され、例えばＣＤ−ＲＯＭ 上に番地付け可能な情報ブロックに副分割されている。前記情報媒体は、トラッ キングサーボ信号を発生させるためのプリグルーブ（事前に形成された溝）を有 し、このプリグルーブの半径位置はいわゆるウォッブルで周期的に変化する。こ の装置はトラックをスキャンするための読み出し／書き込みヘッドを有する。ス キャン中、このウォッブルは前記トラッキングサーボ信号内に変調部を生じさせ る。この変調部は、スタート点からのトラックの絶対長さを示す位置情報とコー ド変調同期要素とを有する。前記情報ブロックは、これらブロックのアドレスに 対応する所望の位置で前記情報媒体上に記録され、前記トラック内の前記読み出 し／書き込みヘッドの位置が前記位置情報から取り出される。前記情報ブロック の書き込みは、同期シンボルと同期される。 このようなシステムの問題点は、書き込み中に衝撃又は不良の結果として読み 出し／書き込みヘッドがトラックを外れ隣接するトラックの情報が壊されること である。 発明の開示 本発明の目的は、例えば容易に且つ速く読み出し／書き込みヘッドがトラック を外れたかどうかを検出できる検出手段を提供することである。この目的のため 、本発明による情報媒体は、隣接する巻回部の同期要素が既定のやり方で識別さ れることを特徴とする。これにより、本発明による読み出し／書き込み装置は、 隣接する巻回部の同期要素（３５、３６）があらかじめ識別可能である一方でシ ステム制御部（４６）が、前記隣接する巻回部が情報ブロックの書き込み中不所 望にスキャンがなされるならば隣接する巻回部の同期要素（３５、３６）を識別 し、このような不所望のスキャンが起こるならばこの巻回部を中断するように構 成されていることを特徴とする。本発明は、例えば隣接トラックの情報破壊が限 られるという利点がある。本発明による読み出し装置は、隣接する巻回部の同期 要素(３５、３６)があらかじめ識別可能である一方で、システム制御部（４６） が、隣接する巻回部が情報ブロックの読み出し中不所望にスキャンされるならば 隣接巻回部の同期要素（３５、３６）を識別し、このような不所望のスキャンが 起こるならば読み出しを中断するように構成されることを特徴とする。このこと は、不所望の情報の読み出しが制限されるという利点がある。 本発明の他の実施例は、従属する請求項に述べられている。 本発明のこれら及び他の特徴は、これ以降述べられる実施例を参照して説明さ れ明らかになるだろう。 図面の簡単な説明 第１図は、サーボパターンを有する情報媒体を示し、第２図は、ランド／溝サ ーボパターンを示し、第３図は、隣接する巻回部の変調部を示し、第４図は、情 報ブロックを読み出し及び／書き込むための読み出し／書き込み装置を示し、第 ５図は、読み出し装置を示す。既に記された要素に対応している図に示される符 号は、参照符号として用いられている。 発明を実施するための最良の形態 第１ａ図は、記録用のトラック９を含むディスク形状の情報媒体１を示す。こ のトラックは螺旋パターンの巻回部３で構成されている。これらの巻回部は、螺 旋形状の代わりに同心的に構成されていてもよい。情報媒体上のトラック９がサ ーボパターンにより示され、例えばプリグルーブ４はスキャン中読み出し／書き 込みヘッドがトラック９をフォローすることを可能とする。サーボパターンは、 例えば通常のスプレッドサブパターンにより形成されてもよく、サーボトラッキ ングシステムでは、周期的に信号が発生する。第１ｂ図は、情報媒体１のライン ｂ−ｂに沿った断面図を示し、透明な基板５が記録層６及び保護層７により被覆 されている。プリグルーブ４はランドとして構成されても良く又はその環境が異 なる物質特性で構成されても良い。さらに、前記サーボパターンは、いわゆるラ ンド及び溝パターン、持ち上がり及び深みを交番させることにより形成されても よく、各巻回部毎にランドから溝へ又はその逆へ移る。記録層６は、既に知られ ているCD-Recordable 又はコンピュータ用のハードディスクのように情報を読み 出し及び／又は書き込むための装置により光学的、磁気光学的又は磁気的に書き 込むことができる。第１ｃ図及び第１ｄ図は、前記プリグルーブの周期的変調( ウォッブル)の二つの例を示す。このウォッブルは、付加信号をサーボトラッキ ング検出器に生じさせる。このウォッブルは、例えば周波数変調されて、当該変 調部にアドレス又は時間コードのような位置情報がコード化される。このよう なやり方で得られる位置情報を含む、記すことができるＣＤシステムの記述は、 米国特許公報第４９０１３００号（出願人整理番号ＰＨＮ１２３９８）及び米国 特許公報第５１８７６９９号（出願人整理番号ＰＨＱ８８００２）に見つけられ る。位置情報の他の例は、前記サーボパターンに含まれるヘッダシンボルであり 、これらヘッダシンボルはアドレスを示すことができ、情報ブロックを記録する ための領域の始まりを示す。 第２図は、ウォッブル２１が片側に導入されたランド／溝パターンを示し、例 えば内側から（第２図の下から）見ると、ランド／溝（Ｌ／Ｇ）移行が真っ直ぐ であり、溝／ランド（Ｇ／Ｌ）移行がウォッブルを示す。同じウォッブル信号が ランド及び溝で作られるが、ランド又は溝のどちらがスキャンされているか知ら れているので、前記巻回部は明瞭に決定できる。 本発明による情報媒体上の、記録用の領域内の巻回部３は、例えば巻回部番号 及び／又はセクタアドレスのような巻回部の半径位置を示す巻回部情報を含む。 巻回部番号は、例えば０から最内側の巻回部から外へ向かって計数される。前記 巻回部情報は、回転点への距離も示しても良い。これは、前記巻回部情報をデコ ードするために、半径位置に関係なく、前記プリグルーブの変調部が読み出し中 一定周波数が生じるようなパターンを持つとき有利である。簡易なフィルタによ り、一定の周波数を持つ変調信号がノイズ信号から良好に分離することが可能で ある。この目的のために、空間変調期間が回転点１０への距離と比例して好まし くは増大する。結果として、前記情報媒体の一定の角速度が一定の変調周波数を 導く。他に、前記空間変調期間の他のパターン及び角速度のそれにリンクしたパ ターンが選択されても良い。ジャンプ（跳び）後正確な巻回部を確かめるために 、前記巻回部情報が巻回部情報フレームの巻回部当たり数回繰り返されることが 有利である。このような巻回部情報フレームは、独立してデコード可能であるべ きである。このことは、局部的損傷に対して良好な防護も提供する。セグメント 番号で順次に前記巻回部情報フレームを番号づけることは、仮想ライン８に対す る角度位置を常に示すことができるので前記巻回部番号が螺旋トラックに対して 跳ぶか又はランド／溝で前記移行が発生する場合有利である。 第３図は、本発明によるサーボパターンの変調部を概略的に示す。この変調部 は、第１図について述べられたように情報媒体上のプリグルーブウォッブルとし て実現されても良い。第３ａ図、第３ｂ図及び第３ｃ図は、２つの隣接する巻回 部Ｎ及びＮ＋１（すなわち第２図に示されるＬ／Ｇの場合の巻回部対）の変調部 ３０、３１を示す。前記変調部は、相対的に長い長さがあるウォッブル３２を有 し、相対的に短い長さがある同期要素３５、３６、３７、３８、３９、４０を有 する。前記同期要素の振幅は、ウォッブル３２の振幅よりも大きい。このことは 、前記同期要素を検出するのが容易であるという利点がある。前記同期要素は、 前記情報媒体の回転又はスキャン速度を制御し、前記情報媒体上の正確に決定さ れた位置に前記トラック内の情報ブロックを挿入し、又は前記サーボパターンの ウォッブルから前記位置情報を読み出すような、前記書き込み及び／又は読み出 すことと同期をとるために用いられてもよい。前記ウォッブルと前記同期要素と の組み合わせは、新しい情報が加えられるべきところのトラックに情報が既に記 録されていても、情報が簡易なやり方でブロックに記録できることを提供する。 第３ａ図は、隣接するトラックの前記同期要素が常に交番極性を有するという 本発明の実施例を示す。同期要素３５及び巻回部Ｎは、例えば同じ正極性を持ち 続け、一方隣接する巻回部Ｎ＋１の同期要素３６は例えば異なる負極性を常に持 つ。明らかに、このパターンが繰り返されるので、トラックＮ−１はトラックＮ ＋１と再び等しくなる。第３ｂ図の巻回部Ｎの同期要素３７は、常交番極性を有 し、一方隣接する巻回部Ｎ＋１の対応する同期要素３８は常に異なる反対極性を 持つ。第３ａ図及び第３ｂ図に示される実施例では、隣接する巻回部の同期要素 は常に整列されている。第３ｃ図では、整列された同期要素の代わりに、隣接す る巻回部間が同期要素間の距離の半分移動されている。この場合には、巻回部跳 びの検出が、同期要素が読み出されるときに取り出すことができる。このことは 、等しい数の同期要素で見ると、より速く（同期要素の早い出現又は欠落の結果 としての）エラーを確定できる点で有利である。例えば、前記距離の３分の１が 移動されると仮定すると、２つの巻回部にわたる不所望の跳びを検出することも 可能である。明らかに、移動の他のパターンは可能であり、各種のタイプの同期 要素の使用の組み合わせも可能である。他に、異なる数の同期要素（したがって これら要素間の異なる距離）が、巻回部当たり用いられてもよい。異なる極性の 代 わりに、例えば異なる順序で２つの短いパルスと２つの長いパルスとを有する各 種のタイプの同期要素を用いることも可能である。 上記異なる同期要素、距離及び移動で、複数のトラックの数にわたって識別可 能な差の繰り返しパターンを形成することが可能であり、各種のトラックにわた る不所望の変位及び／又はこの変位の方向が検出できる。 本発明によるこのような情報媒体に書き込まれると、読み出し／書き込みヘッ ドが正しいトラックに位置づけられているか又は隣のトラックに位置づけられて いるかを検出することは容易である。次の同期要素の極性及び時間が常に知られ ているので、隣接する巻回部への不所望の跳びが、誤差のある同期要素が見つか ったとき検出できる。書き込み動作は、そのとき、オーバライトにより隣接する 巻回部にあるデータの損傷をできるだけ最小にするために即座に中断できる。次 の同期要素が待たれてもよく、この書き込みは再帰エラーの後まで中断されるこ とはないだろう。しばしばトラック損失情報も取り出せる前記サーボシステムか らの情報と検出された情報とを組み合わせることも可能である。同期要素検出情 報とサーボトラック損失情報とを組み合わせることは、前記読み出し／書き込み ヘッドの不所望の変位の検出の信頼性を上げる。 前記同期要素は、通常の間隔で前記サーボパターンに望ましくは記録される。 このことは、前記読み出し／書き込みヘッドの不所望の変位の相対的に速い検出 を提供する。好ましくは、隣接するトラックの同期要素の相互距離が情報ブロッ クの長さより短いので、この距離の多くは、間違ってオーバライトされる。情報 が誤差補正コードにより保護される読み出し／書き込みシステムでは、間違って 書き込まれるトラックの最大長が、補正されるべき最大のバーストエラーより小 さいように望ましくは選択される。前記同期要素と書き込み動作を中断させるの に必要なこれらの間違い検出の数との間の距離が、これと調整される。 螺旋トラックの巻回部当たりの同期要素のパターンが異なってもよいことがわ かる。ある角度位置で、第１ａ図の仮想ライン８に沿って示されるパターンを交 換することとなるであろう。 第４図は、磁気光学的又は光学的に（位相変化を介して）書き込み可能なディ スク形状の情報媒体に情報ブロックを書き込み及び読み出すための装置を示す。 この装置は、前記情報媒体を回転させるための駆動手段４５と、前記サーボパタ ーンにより前記情報媒体に示されたトラックをスキャンするための読み出し／書 き込みヘッド４２とを有する。この読み出し／書き込みヘッド４２は、サーボ手 段４４により半径方向にトラック上に位置づける。この読み出し／書き込みヘッ ドは、既知のトラッキング及びフォーカシング方法で前記トラックをスキャンし 、例えばプリグルーブのウォッブルにより生じた変調部が前記サーボ信号内に存 在する。このサーボ信号は復調され、そこにコード化された位置情報がサーボ手 段４４により回復されシステム制御部４６に通される。前記読み出し／書き込み ヘッドの半径位置が回復された位置情報を介して調べられても良い。書き込み手 段４１の入力部に与えられた情報はブロックに分割され、必要ならば、読み出し ／書き込みヘッド４２のための書き込み信号へ変換される。書き込み手段４１は 、例えばエラーコード器とチャネルコード器とを有する。読み出し動作中、読み 出し／書き込みヘッド４２からの信号は、例えばチャネルデコーダとエラー補正 器とを有する読み出し手段４３で情報に再変換される。この装置は、書き込み及 び読み出し動作の同期をとるための同期手段４７を有する。書き込みのタイミン グは、回復した同期要素に依存して通例通りに制御される。システム制御部４６ は、これらの同期手段４７、サーボ手段４４、書き込み手段４１、読み出し手段 ４３及び駆動手段４５を制御し、これ以降述べられるような工程を実行するため に構成される。 情報媒体１がこの装置に挿入され書き込み命令が入力されると、システム制御 部４６は所望の巻回部にわたって読み出し／書き込みヘッド４２を位置づけ、前 記書き込みが例えば第１同期要素と同期した正しいときに開始される。書き込ま れるべきトラックの同期要素のパターンが知られる。本発明によるシステム制御 部は、あるタイプの第２の同期要素及び／又はあるときの同期要素、その後他の 同期要素を検出するように構成されている。しかしながら、同期要素すなわち間 違ったタイプの同期要素が別のときに検出されるならば、読み出し／書き込みヘ ッド４２は、衝撃又は不良の結果として隣接する巻回部へ行ってしまうだろうし 、前記システム制御部は、前記書き込み動作を中断するだろう。隣接する巻回部 の整列された同期要素パターンの例が、第３ｂ図に示される。そのとき書き込ま れ るべきトラック内の同期要素の極性は、交番する。前記システム制御が１行で２ 度同じ極性を検出するならば、前記読み出し／書き込みヘッドは、隣接する巻回 部へ行ってしまう。第３ｃ図は、移動した同期要素のパターンを示す。システム 制御部４６があまりにも早く同期要素を検出する、又は期待されたときで同期要 素が見つからないならば、前記読み出し／書き込みヘッドは、隣接するトラック へ行ってしまう。例えば、４つの異なるタイプの同期要素が４つの巻回部毎に繰 り返されるパターンで用いられるとき、前記システム制御部が、不所望のタイプ を検出するので、最大３つの巻回部にわたる不所望の変位を持つ誤差でさえ検出 するだろう。前記システム制御部の実施例では、前記書き込みは、第２の又は他 の予期しないで検出された同期要素が発生するまで、止まらないだろう。このこ とは、間違って検出された一つの同期要素が前記書き込み工程の中断を即座には 導かないという利点がある。このシステム制御部の他の実施例は、前記サーボ信 号も評価し、そこから既知のやり方でトラック損失についての情報を取り出す。 この情報は、前記予期しないで検出された同期要素と組み合わされても良い。中 断するという決断が、トラック損失指標と間違った同期要素との両方の場合にな されても良い。このことは、これら２つの指標が独立して形成されるので、この 決定の信頼性が強められるという利点がある。 第５図は、情報ブロックが同様に読み出せる本発明による読み出し装置を示す 。この読み出し装置は、情報媒体上のトラックをスキャンするための読み出しヘ ッド５２と情報媒体１を回転させるための駆動手段４５とを有する。読み出しヘ ッド５２は、サーボ手段４４によりトラック上に半径方向に位置づけられる。さ らに、この装置は、システム制御部４６を有する。この読み出し動作中、読み出 し／書き込みヘッド５２からの信号を情報に、例えばチャネルデコーダとエラー 補正器とを有する読み出し手段４３で変換する。本発明による実施例では、シス テム制御部４６がこの読み出し動作中前記同期要素を検出する。外れているなら ば、この読み出しは、中断されても良い。制御信号は、必要ならば、サーボ手段 ４４へ送られても良いので、所望の巻回部の方向がこの検出された同期要素から 及び／又は各種のサーボ信号から取り出せるとする（２つの隣接する巻回部より 大きくパターンが異なる）ならば、この方向への跳びに戻される。さらに、中断 後、 前記システム制御部は直接繰り返し実行され、所望のトラックがもう一度再び読 み出せる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．螺旋状の又は同心円状の巻回部に記録構成するためのトラック（９）に／か ら情報ブロックを書き込み及び／又は読出すための情報媒体であって、このトラ ックが前記情報媒体上のサーボパターン（４）により決定され、当該サーボパタ ーン（４）は同期要素（３５）及び変調部を有し、この変調部では位置情報がコ ード化されている情報媒体において、隣接する巻回部の前記同期要素（３５、３ ６）が既定のやり方で識別できることを特徴とする情報媒体。 ２．請求項１に記載の情報媒体において、前記同期要素（３５、３６）が複数の 識別タイプを有することを特徴とする情報媒体。 ３．請求項１又は２に記載の情報媒体において、隣接する巻回部の前記同期要素 （３９、４０）が互いに対してあらかじめ決められたパターンによって位置づけ られることを特徴とする情報媒体。 ４．請求項１又は３に記載の情報媒体において、前記同期要素（３５、３６）が 前記サーボパターンの変調部により形成される第１及び第２のタイプを有し、前 記第２のタイプの前記変調部の前記極性が前記第１のタイプの前記変調部の前記 極性に対して反対の値であることを特徴とする情報媒体。 ５．請求項２、３又は４に記載の情報媒体において、隣接する巻回部の同期要素 （３５、３６）が整列され、これら整列された同期要素（３５、３６）が常に異 なるタイプであることを特徴とする情報媒体。 ６．請求項１、２、３、４又は５に記載の情報媒体において、前記変調部がプリ グルーブの周期的変化（３２）を有している間、前記同期要素（３５）がその期 間に関して短いプリグルーブ変調部を有することを特徴とする情報媒体。 ７．請求項１、２、３、４、５又は６に記載の情報媒体において、当該情報媒体 が１つ又はそれ以上の情報ブロックを表す情報パターンを有することを特徴とす る情報媒体。 ８．情報媒体（１）に記録用トラック（９）から／に情報ブロックを読み出し及 び／又は書き込むための読み出し／書き込み手段（４１、４３、４４）を有する 読み出し／書き込み装置であって、前記トラック（９）が螺旋状の又は同心 円状の巻回部に構成されて前記情報媒体上のサーボパターン（４）により決定さ れ、当該サーボパターン（４）は同期要素及び変調部を有し、この変調部では位 置情報がコード化され、前記装置は前記トラック（９）をスキャンするための読 み出し／書き込みヘッド（４２）と前記同期要素（３５）に依存して当該読み出 し及び／又は書き込むことを制御するためのシステム制御部（４６、４７）とを 有する読み出し／書き込み装置において、隣接する巻回部の前記同期要素（３５ 、３６）があらかじめ識別でき、前記システム制御部（４６）が、前記隣接する 巻回部が情報ブロックの前記書き込み中不所望にスキャンがなされるならば隣接 する巻回部の同期要素（３５、３６）を識別し、このような不所望のスキャンが 起こるならば前記書き込みを中断するように構成されることを特徴とする読み出 し／書き込み装置。 ９．請求項８に記載の読み出し／書き込み装置において、前記同期要素（３５、 ３６）が複数の識別可能なタイプを有し、前記システム制御部（４６）がこれら タイプを識別するように構成されたことを特徴とする読み出し／書き込み装置。 １０．請求項８又は９に記載の読み出し／書き込み装置において、隣接する巻回 部の前記同期要素（３９、４０）が既定のパターンで互いに関して位置づけられ 、前記システム制御部（４６）が前記書き込み中前記既定のパターンを識別する ように構成されたことを特徴とする読み出し／書き込み装置。 １１．請求項８又は１０に記載の読み出し／書き込み装置において、前記同期要 素（３５、３６）が前記サーボパターンの変調部により形成される第１及び第２ のタイプを有し、前記第２のタイプの前記変調部の前記極性が前記第１のタイプ の前記変調部の前記極性と反対の値であり、前記システム制御部（４６）が前記 書き込み中前記極性を識別するように構成されることを特徴とする読み出し／書 き込み装置。 １２．請求項８、９、１０又は１１に記載の読み出し／書き込み装置において、 隣接する巻回部の前記同期要素（３５、３６）が整列される一方で、これら整列 された同期要素（３５、３６）が常に異なるタイプであり、前記システム制御部 （４６）が、前記書き込み動作中、前記検出時の周りでスキャンされるべ き前記巻回部の同期要素の前記予期されたタイプに対して同期要素の前記タイプ から外れていることを識別するように構成されることを特徴とする読み出し／書 き込み装置。 １３．請求項８、９、１０、１１又は１２に記載の読み出し／書き込み装置にお いて、前記変調部が周期的に変動する前記プリグルーブを有し、前記同期要素（ ３５）が前記期間に関して短いプリグルーブ変調部を有し、前記読み出し／書き 込み手段（４４）が復調中信号要素の長さに依存して前記同期要素（３５）を検 出するように構成されていることを特徴とする読み出し／書き込み装置。 １４．情報媒体（１）上のトラック（９）から情報ブロックを読みだすための読 み出し手段（４３、４４）を有する読み出し装置であって、前記トラック（９） が螺旋状の又は同心円状の巻回部に構成されて前記情報媒体上のサーボパターン （４）により決定され、当該サーボパターン（４）は同期要素（３５）を有し、 前記装置が前記トラック（９）をスキャンするための読み出しヘッド（５２）と 当該読み出しを制御するためのシステム制御部（４６）とを有する読み出し装置 において、隣接する巻回部の前記同期要素（３５、３６）があらかじめ識別可能 である一方で、システム制御部（４６）が、隣接する巻回部が情報ブロックの前 記読み出し中不所望にスキャンされるならば隣接する巻回部の同期要素（３５、 ３６）を識別し、このような不所望のスキャンが起こるならば前記読み出しを中 断するように構成されることを特徴とする読み出し装置。