JPH11510135A - 肥料の生成方法 - Google Patents

肥料の生成方法

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JPH11510135A
JPH11510135A JP9507259A JP50725997A JPH11510135A JP H11510135 A JPH11510135 A JP H11510135A JP 9507259 A JP9507259 A JP 9507259A JP 50725997 A JP50725997 A JP 50725997A JP H11510135 A JPH11510135 A JP H11510135A
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ジャルモ ルータラ
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ケミラ アグロ オーワイ
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Abstract

(57)【要約】 肥料として用いることのできるオリゴメチレン尿素生成物は、a)少なくとも尿素とホルムアルデヒドの水性溶液とを、当該ステップの尿素対ホルムアルデヒド総モル比1:1から2:1の割合で反応器に導入し、保持時間を少なくとも0.5時間、温度を40から95℃までの範囲に維持した状態、pHを6.5から11までの範囲に維持した状態におくことでメチロール尿素組成物を生成するステップと、b)メチロール尿素組成物を第二反応器に導入して温度を5から35℃に維持した状態、pHを1.8から3.5までの範囲に維持した状態におくことで第一オリゴメチレン尿素スラリを生成するステップと、及び選択的に、c)メチロール尿素組成物又は第一オリゴメチレン尿素スラリを第三反応器に導いて温度を5から35℃までの範囲に、そしてpHを1.8から3.5までの範囲に維持した状態におくことで第二オリゴメチレン尿素スラリを生成するステップと、d)第一及び第二オリゴメチレン尿素スラリから選択されるオリゴメチレン尿素スラリを濾過器に導き、これを濾過してオリゴメチレン尿素沈殿物及び濾過液を形成するステップと、e)濾過液を、第二及び第三反応器から選択される反応器に再循環させるステップと、f)オリゴメチレン沈殿物を中和及び乾燥してこれを前記オリゴメチレン尿素生成物として回収するステップとによる複数のステップから、より効率的に生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 肥料の生成方法 本発明は、複数のステップで尿素及びホルムアルデヒドを反応させることによ り、肥料として用いることのできるオリゴメチレン尿素生成物を生成する方法に 関するものである。 オリゴメチレン尿素は尿素とホルムアルデヒドとの反応生成物であり、尿素ホ ルムアルデヒドとも呼ばれる。オリゴメチレン尿素は、例えば遅効性の窒素放散 肥料として、そのままで、又はその他の肥料と混合されて用いられている。オリ ゴメチレン尿素は、その分子の鎖の長さが様々であるために、土壌中において様 々な速度で分解する。オリゴメチレン尿素の性質は、活性指数分析(公的なAO AC分析法)と呼ばれる方法を用いて化学的に評価することができ、その活性指 数は以下のように決められている。 AI=(CWIN−HWIN)・100/CWIN ただし、この式においてCWINは冷水不溶性窒素を表し、HWINは温水不溶 性窒素を表すものである。 これだけではオリゴメチレン尿素の組成を特徴づけるには不十分であるが、そ れはなぜなら活性指数AIが相対変数だからである。様々な成分の絶対量が肥料 の活性には重要である。しかしながら、HWIN部分は非常にゆっくりとした速 度で鉱化するために、大変長い時間をかけて施肥すべき植物には適していること が知られている。CWSN部分(=Ntot-CWIN)は比較的早く鉱化する。 中間部分(CWIN−HWIN)が、多くの目的には最も適しており、方法の多 くはこの部分を最大限にすることを狙いとしている。 オリゴメチレン尿素組成物を生成する方法は主に二つの種類に分けることがで きる。 濃縮溶液法では、尿素及びホルムアルデヒドから成る濃縮溶液を、尿素及びホ ルムアルデヒドが固体の生成物に凝縮するよう酸性化する。この方法には、生成 物の量に比較して大量の液体を処理する必要がないという利点があるが、得られ る固体の生成物塊の中性化が難しいという難点をこの方法は有しており、その結 果市販されている生成物でpH値が均一になっているものは珍しい。更に、生成 物に適した可溶性という特徴を達成すべく制御された状態でこの方法を実施する ことは難しい。 希釈溶液法においては、水性の尿素及びホルムアルデヒド溶液を生成物の量か ら見て大量に混合する。酸性pHにおける凝縮反応後に生じた粒子を中和させ、 その後生成物を濾過及び/又は遠心分離して水相から分離する。濾過液はこの方 法では再循環され、生成物塊を乾燥させて肥料を形成する。希釈溶液法では中和 状態が良くなっているが、大変大量の水の処理を必要とするという欠点がある。 オリゴメチレン生成物を生成する方法はまた、単一ステップ法及び二ステップ 法に分けることができる。 単一ステップ法では、尿素及びホルムアルデヒドを含有する水性溶液を直接酸 性化し、固形状態の凝縮物を生じさせる。この方法はドイツ特許明細書第2,4 22,238号に例示されており、その記載によれば、厳密に決められた条件下 でホルムアルデヒド溶液がゆっくりと水性尿素溶液に加えられる。二番目の二ス テップ法は米国特許明細書第4,173,582号に述べられており、ここでは 尿素及びホルマリン(ホルムアルデヒドの水性溶液)を接触させ、形成された溶 液を酸性化して固形の凝縮物を生じさせ、形成された生成物塊を濾過し、その後 、濾過液を尿素の溶けた容器に返している。 二ステップ法では、尿素及びホルムアルデヒドの水性溶液のpHをまずアルカ リ状態に高めることでメチロール尿素生成物を生じさせている。その後、この反 応混合液を酸性化させてメチロール尿素生成物を固形のオリゴメチレン尿素生成 物に凝縮する。このような方法はドイツ特許明細書第3,639,581号に述 べられており、ここでは、尿素を水性溶液中でホルムアルデヒドと反応させるが 、この水性溶液はポリ燐酸の塩によってアルカリ状態に予め高められたものであ る。このようにして生じたメチロール尿素生成物を、この反応混合液に酸を加え て凝縮する。反応混合液を完全に乾燥させる。 上述の引例は、濾過が難しいことそして大量の水の使用という問題に対して、 満足な解決法とはなっていない。これらの引例に関しては、生成物の量に比較し て大変大量の水を使うことによってのみ、効果的な濾過が達成されるというのが やはり真実である。 このように、本発明の目的は、生じる生成物の量に比較して最小限の液体を用 いる、肥料として用いることのできるオリゴメチレン尿素生成物を生成する方法 を提供することである。更に、この方法は特に、最大限に高い品質と効果的な濾 過状態とを備えた生成物を達成することを目的としている。これらの目標は、主 に以下のステップを特徴とする新規な方法により今や達成された。 a)少なくとも尿素とホルムアルデヒドの水性溶液とを、当該ステップの尿素対 ホルムアルデヒドの総モル比である1:1から2:1までの割合で、保持時間が 少なくとも0.5時間で温度が40から95℃の間にそしてpHが6.5から1 1の間に保たれた第一反応器中に導入することでメチロール尿素組成物を生じさ せるステップと、 b)前記メチロール尿素組成物を、温度が5から35℃までの間に、そしてpH が1.8から3.5までの間に保たれた第二反応器に導入することで第一オリゴ メチレン尿素スラリを生じさせるステップか、あるいは、 c)前記メチロール尿素組成物又は第一オリゴメチレン尿素スラリを、温度が5 から35℃までの間に、そしてpHが1.8から3.5までの間に保たれた第三 反応器に導入することで第二オリゴメチレン尿素スラリを生じさせるステップと d)第一又は第二オリゴメチレン尿素スラリから選択されるオリゴメチレン尿素 スラリを濾過器に導入し、これを濾過してオリゴメチレン尿素塊及び濾過液を形 成するステップと、 e)前記濾過液を、第二又は第三反応器から選択される反応器に再循環させるス テップと、 f)オリゴメチレン尿素沈殿物を中和及び乾燥して前記オリゴメチレン尿素生成 物として回収するステップ。 本発明に基づく本方法の様々なステップを添付の図面に図示する。 このように、濾過器から出た濾過液を尿素溶解容器ではなく凝縮反応器へ再循 環することで、以下の作用を達成することが可能となることが判明した。 1.尿素を溶解させて第一反応器中にホルムアルデヒドの濃縮溶液を形成するこ と。 2.早くも溶解ステップで比較的長時間尿素を反応させることで、その次の凝縮 反応が迅速かつより完全なものとなり、必要とされる第二又は選択的に第二及び 第三反応器の容量が小さくなり、その結果、制御がより簡単な、より柔軟性のあ る処理法となる。 3.再循環率の向上により濾過液が増加し、また大量の総水量を要せずに濾過結 果が向上するよう、濾過液の再循環を通じて処理効率に働きかけること。 4.バッチ法においても濃縮された溶液を得ること。 つまり、本発明に基づく方法のステップa)では、尿素及びホルムアルデヒド の水性溶液を、このステップの尿素対ホルムアルデヒドの総モル比である1:1 から2:1で第一反応器に導入する。必要であれば、水をこの第一反応器に導入 してもよい。次に、尿素及びホルムアルデヒドを、純粋なホルムアルデヒド及び 尿素として計算したときの尿素、ホルムアルデヒド、及び水中にあるこれらの反 応生成物の組合せ濃度が好ましくは600から900g/kg、最も好ましくは 700から800g/kgの範囲となるような量、反応器内に導入するとよい。 こうしてこの濃度は約70から80%溶液に相当する。尿素とホルムアルデヒド との間の急速な反応が、このような濃縮された溶液中で起こることは明らかであ る。 上述したように、第一反応器での保持時間、つまりステップa)でのものは、 少なくとも0.5時間であるが、このことは、バッチ処理法においては、試薬が 第一反応器中にこの時間を越えて保持されることを意味し、そして連続法におい ては、試薬の平均保持時間がこの時間に等しいことを意味するものである。第一 反応器は40から95℃の間の温度に、そして6.5から11の間のpHに維持 される。高温かつ中和した又はアルカリ性のpHの下では、尿素及びホルムアル デヒドが反応するとメチロール尿素組成物が形成されることとなろう。この関係 から、メチロール尿素組成物は、とりわけ尿素、モノメチル尿素NH2CO−N HCH2OH及びジメチロール尿素HOCH2NH−CO−NHCH2OHを含有 する組成物を意味する。 ステップa)における尿素対ホルムアルデヒドの総モル比は、これらを様々な 速度及び様々な速度比で第一反応器内に導入することができることを意味するが 、この比は、バッチ処理法においては総量比を決定し、連続処理法においては処 理中のこれらの平均的な添加速度比を決定するものである。尿素、ホルムアルデ ヒド及び水をステップa)で述べた通りに第一反応器に導入するということは、 尿 素は固体の状態又は溶液の状態のいずれで反応器に導入してもよく、またホルム アルデヒドは、不安定又は安定した水性溶液として加えても、あるいは安定した ホルムアルデヒド−水濃縮物として加えてもよく、この場合は必要に応じて水を 別に加えてもよいことを意味する。 本発明に基づく方法のステップb)では、メチロール尿素組成物を第二反応器 に導入する。第二反応器の温度は、第一反応器の温度よりもかなり低い5から3 5℃の範囲に保たれる。本発明に基づくと、ステップa)で起きるメチロール尿 素への変換率が大変高いために、ステップb)の温度をこのように低いレベルに 維持することができ、と同時に高メチロール含有率のおかげで凝縮率を高く維持 することができる。第二反応器のpHは1.8から3.5までの範囲という、著 しい酸性状態に維持される。この反応器での保持時間は好ましくは10から90 分までの範囲であるとよいが、このことは、バッチ式の処理法では、メチロール 尿素組成物が、前記の時間を越える条件に維持されると好ましく、他方連続法で は第二反応器に導入されるメチロール尿素組成物の平均保持時間は10から90 分間の範囲内であると好ましいということを意味する。このステップには、メチ ロール尿素のオリゴメチレン尿素組成物への凝縮が含まれ、このオリゴメチレン 尿素組成物は同時に水中に沈殿し、上述のオリゴメチレン尿素スラリを形成する 。 単一の凝縮反応器、つまり上述の第二反応器があれば本発明を実施するには充 分であるが、少なくとも第三の反応器を第二反応器の後又はこれに直列に接続し 、それにより、ステップc)に規定されるように、c)第一反応器から得られた メチロール尿素組成物、又は第二反応器から得られた第一オリゴメチレン尿素ス ラリを第三反応器に導くことが好ましい。この第三反応器における全体の条件は 、第二反応器の条件とまったく同一とする必要は必ずしもないが、第二反応器と 同じ限界内、つまり温度を5から35℃までの範囲内、そしてpHを1.8から 3.5までの範囲内に維持することが好ましい。保持時間は、上述の10から9 0分間までの範囲内であると好ましい。ステップc)では、つまり第三反応器で は、メチロール尿素中間生成物の大部分と反応しなかった尿素とが凝縮してオリ ゴメ チレン尿素を形成し、これが沈殿することで第一オリゴメチレン尿素スラリと共 に第二オリゴメチレン尿素スラリを形成する。 ステップd)では、第一及び第二オリゴメチレン尿素スラリから選択されるオ リゴメチレン尿素スラリが濾過器に導かれる。つまり、ステップc)がない場合 に第一オリゴメチレン尿素スラリを濾過器に導いても、ステップc)を採用した 場合に第二オリゴメチレン尿素スラリか、又はこれらのオリゴメチレン尿素スラ リの混合物を濾過器に導いて、濾過工程、生じるオリゴメチレン尿素沈殿物及び 濾過液にとって最も有用な性質を達成するようにしてもよい。しかしながら、直 列に接続したものから得た前記第二オリゴメチレン尿素スラリのみを濾過器に導 くことが利点が多い。 濾過後、ステップe)の濾過で出た濾過液を、前記第二及び第三反応器から選 択される反応器に再循環させる。濾過液は酸性の水性溶液であるため、ステップ a)のメチロール尿素組成物は実際には酸性の水性溶液に供給されることとなる が、これは従来の処理法では行われてこなかったことである。これには、メチロ ール尿素の反応を制御下におけるという長所と、所望の生成物を生成できるとい う長所とがある。反応器を直列に接続した場合、濾過液を第二反応器に再循環さ せると好ましい。ステップa)での濃度をより高く、そしてステップb)及びc )での濃度をより低く維持すると本発明の趣旨が最良の態様で達成されることが 分かっているため、ステップb)では前記メチロール尿素組成物を第二反応器に 導くこと、ステップc)では前記第一オリゴメチレン尿素組成物を第三反応器に 導くことが有利であり、また、ステップe)では濾過液を反応器に再循環させる と有利であって、当該反応器は第二及び第三反応器から選択するものとし、この 際の比率は、尿素、ホルムアルデヒド、及びこれらの反応生成物を組み合わせた ときの濃度が、純粋なホルムアルデヒド及び尿素として計算したときに350か ら600g/kgまでの範囲、好ましくは400から500g/kgまでの範囲 でとなるような比率である。この調整は更に、再循環させた濾過液の、第一反応 器から除いた、つまりステップa)でのメチロール尿素組成物に対する重量比が 1. 2から2.4までの範囲、好ましくは1.5から2.1までの範囲内であると定 義することもできる。 ステップd)で得た濾過液をステップe)で反応器に再循環させるのと同時に 、必要に応じてオリゴメチレン尿素沈殿物を中和及び乾燥させ、最終的には加工 生成物、つまりオリゴメチレン尿素生成物として回収する。 バッチ処理法、半バッチ処理法及び連続処理法を上で述べたが、本発明の利点 は連続法において最もよく論じることができる。この場合、ステップa)では尿 素及びホルムアルデヒド並びに水が連続的に第一反応器に導入され、ステップb )ではメチロール尿素組成物が連続的に第二反応器に導かれ、ステップc)では 第一オリゴメチレン尿素スラリが連続的に第三反応器に導かれ、ステップd)で はオリゴメチレン尿素スラリが連続的に濾過器に導かれると共に連続的に濾過さ れてオリゴメチレン尿素塊及び濾過液へとなり、ステップe)では濾過液を連続 的に反応器に再循環させ、そしてステップf)ではオリゴメチレン尿素塊を連続 的に中和及び乾燥する。この方法では当然ながら一回に大量を導入してもよく、 また本処理法の慣行における通常の範囲であれば、処理の様々なステップで材料 が蓄積するものとしてもよい。 本発明に基づく方法のパラメータの好適な実施例を以下に説明する。本発明の いくつかの好適な実施例においては、以下のパラメータをステップa)で相互に 独立して実施する。 −このステップでは尿素対ホルムアルデヒドの総モル比は1.2:1から1.9 :1までの範囲である。 −第一反応器における保持時間は0.5から6時間までの範囲、好ましくは1か ら3.5時間までの範囲である。 −温度は50から60℃までの範囲に保たれる。 −pHは7から10までの範囲に保たれる。 ステップa)では、第一反応器のpHを、塩基、好ましくは水酸化ナトリウム 、アンモニア、燐酸三ナトリウム、トリポリ燐酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリ ウム及び対応するカリウム塩のいずれかから選択された塩基を用いて6.5から 11までの範囲に維持するとよい。pHは、アルカリ緩衝液を用いることでアル カリ域に維持すると好ましい。 いくつかの好適な実施例ではステップb)及び/又はc)における以下のパラ メータが相互から独立して有効である。 −第二及び/又は第三反応器内の保持時間は10から35分間までの範囲である 。 −温度は10から25℃までの範囲に保たれる。 −pHは2.1から3.0までの範囲に保たれる。 ステップb)及び/又はcでは、第二及び/又は第三反応器のpHは、酸、好 ましくは硫酸又はリン酸等の無機酸、並びにクエン酸、酒石酸、フマル酸又は酢 酸などの有機酸から選択された酸により1.8から3.5までの範囲に維持する とよい。 本発明においては、必要に応じてステップe)において濾過液を前記第二及び 第三反応器から選択される反応器に再循環させるよう、中間濾過液タンクをその 中間タンクの上位に配置することもできる。 尿素は固形の物質であるため、ステップa)においてはそのままで又は水性溶 液の形で加えてもよい。対照的にホルムアルデヒドは気体であるため、実際には 水性の溶液の形で反応器に供給されるはずである。典型的な水性溶液は35から 40%までのホルムアルデヒドの水性溶液、つまり所謂ホルマリン溶液である。 ホルムアルデヒドのより濃縮された水性溶液が好ましい場合には、この溶液は暖 かい状態に維持されねばならない。濃縮された、例えば45から55%のホルム アルデヒドの水性溶液をステップa)で加えることが特に有利である。ホルムア ルデヒドは安定した状態でも、また安定した水性溶液として加えてもよい。その 典型的一例は、少量の尿素と反応させ、より好ましくは水を蒸発させて溶液を濃 縮させたホルムアルデヒドの水性溶液である。 本発明に基づく方法により、肥料として様々な用途に適した生成物を生成する ことができる。 以下、本発明の描写のみを目的として、数々の実施例を述べる。例1 840gの48%ホルムアルデヒド溶液を2.5リットルのオーバーフロー反 応器に量り入れ、そのpHを水酸化ナトリウムの25%溶液を用いて9に調節し た。1,242gの尿素を加え、この混合液を53℃まで加熱した。この混合液 を53℃及びpH9で1時間反応させた後、507g/hの尿素及び343g/ hの48%ホルムアルデヒド溶液を反応器に導入した(U:Fモル比は1.54) 。この混合液を、まず水、次に濾過器から再循環させた母液を含んだ冷却した0 .8リットルのオーバフロー反応器にオーバフローとして導いた。この反応器で は、50%の硫酸を用いてpHが2.6に維持され、また温度は10℃であった 。 この反応器から、混合液をオーバフローとして0.6リットル容量の第三反応 器に導き、条件は前の反応器での条件と同じにした。この反応器から濾過器に混 合液を導き、濾過を行い、濾過液を0.8リットルの反応器に1,500ml/ hの流量で再循環させた。沈殿物を中和して80℃で乾燥した。生成の5時間後 、試料を分析用に採取した。Ntotは40.3%、CWINは25.3、HWI Nは9.4及びAIは63.4であった。材料を生産装置から取り除いたのは材 料の流れとしてのみであり、また、工程に蓄積した材料はないため、定量的な歩 留まりが得られた。例2 855gの48%ホルムアルデヒド溶液を2.5リットルのオーバフロー反応 器に量り入れ、そのpHを水酸化ナトリウムの25%溶液を用いて9に調節した 。 1,400gの尿素を加え、この混合液を53℃まで加熱した。この混合液を5 3℃及びpH9で1時間反応させた後、560g/hの尿素及び342g/hの 48%ホルムアルデヒド溶液を反応器に供給した(U:Fモル比は1.71)。 この混合液を、まず水、後に濾過器から再循環させた母液を含んだ冷却した0. 8リットルのオーバフロー反応器にオーバフローとして導いた。この反応器のp Hはまず50%の硫酸を用いて2.6に維持されたが5時間後には2.0まで落 とした。混合液の温度は13℃に維持した。この反応器から、混合液をオーバフ ローとして0.6リットル容量の第三反応器に導き、条件は前の反応器での条件 と同じにした。この反応器から濾過器に混合液を導き、濾過を行い、濾過液を0 .8リットルの反応器に1,500ml/hの流量で再循環させた。沈殿物を中 和して80℃で乾燥した。pH2での生成の2時間後、試料を分析用に採取した 。Ntotは40.0%、CWINは17.1、HWINは4.3及びAIは74 .7であった。例3 例2の条件を、第二及び第三反応器でのpHが3.3に調節されるように変更 した。生成の3時間後、試料を分析用に採取した。Ntotは40.1%、CWI Nは15.2%、HWINは2.4%及びAIは84.4%であった。例4 1,100gの45%ホルムアルデヒド溶液を2.5リットルのオーバフロー 反応器に量り入れ、そのpHを水酸化ナトリウムの25%溶液を用いて9に調節 した。1,267gの尿素を加え、この組成物を53℃まで加熱した。この混合 液を53℃及びpH9で1時間反応させた後、507g/hの尿素及び440g /hの45%ホルムアルデヒド溶液を反応器に導入した(U:Fモル比は1.2 8)。この組成物を、まず水を、後に濾過器から再循環させた母液を含んだ冷却 した0.8リットルのオーバフロー反応器にオーバフローとして導いた。この反 応器のpHは50%の硫酸を用いて2.6に、そして温度は13℃に維持した。 この反応器から、混合液をオーバフローとして0.6リットル容量の第三反応器 に導き、条件は前の反応器での条件と同じにした。この反応器から濾過器に混合 液を導き、濾過を行い、濾過液を0.8リットルの反応器に1,500ml/h の流量で再循環させた。沈殿物を中和して80℃で乾燥した。生成の6時間後、 試料を分析用に採取した。Ntotは38.7%、CWINは31.3、HWIN は19.4及びAIは38.2であった。例5 90.6gの48%ホルムアルデヒド溶液を0.2リットルのオーバフロー反 応器に量り入れ、そのpHを水酸化ナトリウムの25%溶液を用いて7に調節し た。134.3gの尿素を加え、この組成物を53℃まで加熱した。この混合液 をこの温度及びpHで1時間反応させた後、40g/hの尿素及び27.1g/ hの48%ホルマリン溶液を加えた(U:Fモル比は1.54)。この混合液を 、最初にphを2.6に維持した10℃の水68gを含んだ第二反応器にオーバ フローとして導いた。1時間後、尿素及びホルムアルデヒド溶液を加えることを いったん中断し、第二反応器で沈殿した生成物を濾過した。母液を同じ反応器に 再循環させ、供給オペレーションを再開した。それ以降、生成物の濾過を30分 おきに行った。5回目の濾過後、生成物を中和し、乾燥させ、分析した。Ntot は39.7%、CWINは22.4%、HWINは6.2%及びAIは72.4 であった。例6 溶解反応器のpHを9に、そして温度を75℃に維持したことを除き、条件は 例5と同じとした。6回目の濾過から得た生成物を中和し、乾燥させ、分析した 。Ntotは39.1%、CWINは21.1%、HWINは4.7%及びAIは 77.5であった。例7 尿素の供給速度を120g/h、48%ホルムアルデヒド溶液の供給速度を8 1.3g/h、溶解反応器中の平均保持時間を1時間としたことを除き、条件は 例5と同じとした。沈殿反応器の水量は当初204gとした。3回目の濾過で得 た生成物を中和し、乾燥させ、分析した。Ntotは40.3%、CWINは24 .0%、HWINは6.1%及びAIは74.6であった。例8 尿素の供給速度を80g/h、48%ホルムアルデヒド溶液の供給速度を54. 2g/h、沈殿反応器の水量を当初136gとしたことを除き、条件は例5と同 じとした。基本的な違いは、25℃に保たれた沈殿反応器の温度である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN 【要約の続き】 プと、e)濾過液を、第二及び第三反応器から選択され る反応器に再循環させるステップと、f)オリゴメチレ ン沈殿物を中和及び乾燥してこれを前記オリゴメチレン 尿素生成物として回収するステップとによる複数のステ ップから、より効率的に生成することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 複数のステップで尿素及びホルムアルデヒドを反応させることにより、肥 料として用いることのできるオリゴメチレン尿素生成物を生成する方法であって 、 a)少なくとも尿素とホルムアルデヒドの水性溶液とを、本ステップの尿素対ホ ルムアルデヒドの総モル比である1:1から2:1の割合で第一反応器に導入し てメチロール尿素組成物を生成するステップであって、前記反応器が、少なくと も0.5時間の保持時間、40から95℃までの範囲に維持された温度、及び6 .5から11までの範囲に維持されたpHを有する、ステップと、 b)前記メチロール尿素組成物を、5から35℃までの範囲に維持された温度及 び1.8から3.5までの範囲に維持されたpHを有する第二反応器に導入して 第一オリゴメチレン尿素スラリを生成するステップと、及び選択的に c)前記メチロール尿素組成物又は前記第一オリゴメチレン尿素スラリを、5か ら35℃までの範囲に維持された温度及び1.8から3.5までの範囲に維持さ れたpHを有する第三反応器に導入して第二オリゴメチレン尿素スラリを生成す るステップと、 d)前記第一及び第二オリゴメチレン尿素スラリから選択されるオリゴメチレン 尿素スラリを濾過器に導き、これを濾過してオリゴメチレン尿素沈殿物及び濾過 液を形成するステップと、 e)前記濾過液を前記第二及び第三反応器から選択される反応器に再循環させる ステップと、 f)前記オリゴメチレン尿素沈殿物を中和及び乾燥させると共に前記オリゴメチ レン尿素生成物としてこれを回収するステップと を含むことを特徴とする方法。 2. ステップa)において、尿素及びホルムアルデヒドを、その尿素、ホルム アルデヒド及びこれらの反応生成物の水中における組合せ濃度が、純粋なホルム アルデヒド及び尿素として計算したときに600から900g/kgまでの範囲 、好ましくは700から800g/kgまでの範囲になるよう、第一反応器に導 入 することを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3. ステップb)で前記メチロール尿素組成物が第二反応器に導かれ、ステッ プc)で前記第一オリゴメチレン尿素組成物が第三反応器に導かれ、そしてステ ップe)で前記濾過液が前記第二及び第三反応器から選択される反応器に、この 反応器(これら反応器)中の尿素、ホルムアルデヒド及びこれらの反応生成物の 組合せ濃度が、純粋なホルムアルデヒド及び尿素として計算したときに350か ら600g/kgまでの範囲、好ましくは400から500g/kgまでの範囲 となるような割合で、導かれることを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに 記載の方法。 4. 再循環させる濾過液の、第一反応器から取り除かれるメチロール尿素組成 物に対する重量比が、1.2から2.4までの範囲、好ましくは1.5から2. 1までの範囲であることを特徴とする、請求項3に記載の方法。 5. 連続法であることを特徴とする、上記請求項のいずれかに記載の方法。 6. ステップa)において、以下 −当該ステップにおける尿素対ホルムアルデヒドの総モル比が1.2:1から1 .9:1までの範囲であること、 −第一反応器における保持時間が0.5から6時間までの範囲、好ましくは1か ら3.5時間までの範囲であること、 −温度が50から60℃までの範囲に維持されること、 −pHが7から10までの範囲に維持されること のパラメータが相互から独立して適用されることを特徴とする、上記請求項のい ずれかに記載の方法。 7. ステップa)において第一反応器のpHが、塩基、好ましくは水酸化ナト リウム、アンモニア、燐酸三ナトリウム、トリポリ燐酸ナトリウム又はピロリン 酸ナトリウム及び対応するカリウム塩のいずれかから選択された塩基を用いて6 .5から11までの範囲に維持されることを特徴とする、上記請求項のいずれか に記載の方法。 8. ステップb)及び/又はc)において、以下 −第二及び/又は第三反応器内の保持時間が、10から90分間までの範囲、好 ましくは10から35分間までの範囲であること、 −温度が10から25℃までの範囲に維持されること、 −pHが2.1から3.0までの範囲に維持されること のパラメータが相互に独立して適用されることを特徴とする、上記請求項のいず れかに記載の方法。 9. ステップb)及び/又はc)において第二及び/又は第三反応器のpHが 、酸、好ましくは硫酸又はリン酸等の無機酸、並びにクエン酸、酒石酸、フマル 酸又は酢酸などの有機酸から選択された酸により1.8から3.5までの範囲に 維持されることを特徴とする、上記請求項のいずれかに記載の方法。 10. ステップe)において前記濾過液が、第二又は第三反応器のいずれかか ら選択される、中間タンクの上位にある反応器に再循環させられることを特徴と する、上記請求項のいずれかに記載の方法。 11. ステップa)においてホルムアルデヒド及び水が、以下 −ホルムアルデヒドの水性溶液、好ましくはホルムアルデヒドの濃縮水性溶液、 最も好ましくは加熱された45から55%のホルムアルデヒド水性溶液、 −少量の尿素と反応させたホルムアルデヒドの水性溶液であって、好ましくはそ こから水を蒸発させて溶液を濃縮したもの のいずれかから選択される形で第一反応器に導入されることを特徴とする、上記 請求項のいずれかに記載の方法。
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