JPH11503679A - 熱転写記録媒体と、真空を用いた記録方法 - Google Patents

熱転写記録媒体と、真空を用いた記録方法

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JPH11503679A
JPH11503679A JP8531244A JP53124496A JPH11503679A JP H11503679 A JPH11503679 A JP H11503679A JP 8531244 A JP8531244 A JP 8531244A JP 53124496 A JP53124496 A JP 53124496A JP H11503679 A JPH11503679 A JP H11503679A
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ダブリュ. エリス,アーネスト
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Abstract

(57)【要約】 ドナー要素およびレセプタ要素とからなる改良された像形成組み立て体ならびに前記組み立て体を作り、使用する方法とが開示されており、前記ドナーはレーザでアドレス可能物質移動像形成材料から作ることができ、像形成組み立て体が気密囲い体を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 熱転写記録媒体と、真空を用いた記録方法 発明の背景 本発明は、一般に例えば印刷技術分野において使用されるようなドナー要素と レセプタ要素とを含む像形成組み立て体に関し、特にレーザでアドレス可能な物 質移動組み立て体並びに前記の組み立て体を作り、使用する方法とに関する。 印刷技術分野においては、例えばプリント、証明、版面、あるいはマスクのよ うな各種の基板上にポジおよびネガ像を形成するために、各種の像形成組み立て 体が使用されてきた。像形成組み立て体の周知の一範疇は物質移動タイプである 。 物質移動タイプの像形成は、例えばダイ拡散物質移動、溶解ワックス、および レーザアブレーション(除去)移動を含む。一般に、物質移動による像形成方法 によれば、熱が、例えばポリマあるいは着色剤のようなドナー材の選定した部分 を、共に延びるレセプタ材すなわち基板上に転写するためにドナーとレセプタと からなる合成像形成組み立て体のドナー要素の方に像毎に選択的に加えられる。 米国特許第5,256,506号は、レーザの付勢に応答してドナー材のピクセ ルをレセプタにレーザアブレーション式に転写する極めて好結果の像形成媒体を 記載している。 周知の物質移動タイプの像形成媒体を像形成する場合、ドナー要素とレセプタ 要素とを個別に扱い、次に像形成過程の間それらを接合し、共に保持してその後 分離させるのが通常のやり方であった。典型的なドナー要素とレセプタ要素とは 薄くて、脆く、したがって処理や移動の間摩擦や掻き傷のような損傷を避けるた め極めて慎重に取り扱う必要がある。この種の媒体を像形成するには、ドナー要 素とレセプタ要素とは、ドナー要素とレセプタ要素の双方を共に真空で保持する ことを含む真空積層方法により均一な接触状態に保持される。例えば、米国特許 第5,171,650号および同第5,156,938号に記載のようなレーザ でアドレス可能な物質移動タイプの像形成装置においては、レセプタ要素はレー ザレコーダの内部あるいは外部ドラムに取り付けられ、続いてレセプタ要素の上 にそれより大きいドナー要素が物理的に重ねられる。ドナー要素とレセプタ要素 とは、通常前記ドラムの上にある形成物を通して吸引される真空によって共に保 持される。しかしながら、この方法は並置された要素の間にダストや紙片が閉じ 込められる可能性があるという点で欠点がある。そのようなダストが閉じ込めら れることにより、時にはその後のレーザ像形成の間に人工的痕跡すなわち欠陥を 生ぜしめる。さらに、シートに真空が加えられるので、小さい気泡が前記シート の境界面において捉えられ、その結果不均一な空隙が形成される確度が高まる。 そのような気泡の介在は、また望ましくない像形成の痕跡を形成することになる 。 これまで、これらの欠点を克服するために数種の解決方法が提案されてきた。 これらの方法は、例えば媒体のウエブを事前に清浄にしたり、書き込みエンジン に正の空気圧を加えたり、ドナー要素とレセプタ要素の境界面から空気を圧出す るために使用する絞り装置のような可成り複雑で、高価につく機械的方法を含ん でいた。 したがって、その一貫性を保ち、扱い易く、周知の像形成装置と共に引き続き 使用でき、さらに重要なことは、出来た像に好ましくない像の欠陥痕跡が無いよ うな仕方で像形成が実行出来るようにし得るように物質移動タイプの像形成組み 立て体を扱う方法に対する改良が継続して望まれている。 発明の好適形態の要約 本発明の目的は、新規で改良された像形成組み立て体と、該組み立て体を作る 方法とを提供することである。本発明の一好適実施例においては、ドナー要素と 、レセプタ要素と、一方の要素が他方の要素に重なる所定の位置に少なくとも前 記要素を保持する手段であって、前記要素の間に介在した真空を含む手段とから なる、改良された像媒体組み立て体が提供される。 本発明の別な好適形態においては、像形成組み立て体はレーザでアドレス可能 な物質移動像形成材料である。さらに別な本発明の形態は概ね均一にかつ緊密接 触した状態で保持されることを含む。 さらに別な本発明の形態においては、保持手段が一方の要素の少なくとも一部 を他方の要素に密閉するための気密囲い体を含む。さらに別な形態においては、 気密囲い体は双方の要素を密閉する。 本発明のさらに別な好適形態においては、気密囲い体が像形成エネルギに対し て透過性の材料から作られている。さらに、この実施例は、ダストや紙片が概ね 入らない囲い体を含む。そのような実施例においては、保持手段は真空を保つた めに前記要素の間でシールを含む。シールの一実施例は接着材を含む。 本発明のさらに別な好適形態においては、ドナー要素は基板と、中間のレーザ で除去可能な材料と、像形成放射線で除去可能なキャリヤトップコートとから成 る物質移動像形成のレーザで除去可能媒体である。 本発明のさらに別な好適形態においては、囲い体は可撓性のある覆いであり、 組み立てられたドナー要素とレセプタ要素は、それらが取り付けられる対象物に 緊密に適合しうるように可撓性である。そのような実施例において、囲い体は、 像形成されたドナー要素とレセプタ要素とを外し得るように剥離可能である剥離 可能部分を含む。 本発明の一好適形態においては、パッケージ材料において一方の要素が他方の 要素に重なるようにしたドナー要素とレセプタ要素とを含む像媒体を組み立てる 段階と、像パッケージ材料を通して前記要素を像形成する段階とを含む像形成方 法が提供される。 本発明の一好適形態においては、パッケージ材料において一方の要素が他方の 要素に重なるようにしたレーザで除去可能なドナー要素とレセプタ要素とを含む 像媒体を組み立てる段階と、前記要素を像パッケージ材料を通して像形成する段 階とを含む、像形成方法が提供される。 本発明の一好適形態においては、本方法はパッケージ内のシートの間で真空を 供給し前記シートを相互に対する所定位置に保つ段階と、真空によって保持され たシートを像形成する段階とを含む。 本発明のさらに別な好適形態においては、レーザ物質移動像形成要素をレセプ タ要素との重なり関係で組み立てる段階と、真空が前記要素を所定の関係で共に 保持し易くするように前記要素の間に真空を加える段階と、前記要素を共にシー ルする段階とからなる物質移動像ドナー要素をレセプタ要素との重なり関係で保 持する方法が提供される。 本発明の一好適形態においては、レーザ物質移動要素をレセプタ要素との重な り関係で組み立てる段階と、組み立てられた要素を像形成放射線に対して透過性 である囲い体において密閉する段階と、真空が前記要素を所定関係で保持するよ うに前記囲い体に真空を加える段階と、前記囲い体をシールする段階とを含む、 レーザ物質移動像ドナー要素を重なり関係でレセプタ要素に対して保持する方法 が提供される。 本発明のさらに別な好適形態おいては、少なくともドナーシートとレセプタシ ートとを物質移動像形成シートの間で重なり関係で含む物質移動像形成組み立て 体と、前記シートの少なくとも一部を密閉する囲い体であって、その一部がシー トの像形成を開始するためにエネルギに対して透過性の材料から作られている囲 い体とを提供する段階と、像形成組み立て体を像形成する位置に位置させる段階 と、前記シートの物質移動像形成を開始するために囲い体の部分に像毎に物質移 動像形成エネルギを導く段階とを含む物質移動像形成組み立て体を像形成する方 法が提供される。さらに別な本発明の好適形態においては、囲い体は像形成され たシートを取り出せるように開放可能である。 本発明のさらに別な好適形態においては、一方のシートがレーザで除去可能な 層を含んでいる、少なくとも一対の並置された物質移動像形成シートを含む物質 移動像形成組み立て体と前記シートの一方の少なくとも一部と他方のシートの一 部とを密閉する囲い体であって、少なくとも一部が並置されたシートの像形成を 開始するためのエネルギに対して透過性の材料から作られた囲い体とを提供する 段階と、像形成組み立て体を像形成すべき位置に位置させる段階と、組み立て体 の像形成を開始するために囲い体の部分に対して像毎に物質移動像形成エネルギ を導く段階とを含む、物質移動像形成組み立て体を物質移動像形成する方法が提 供される。本発明の別な好適形態においては、囲い体は像毎に露出した後像形成 された組み立て体を取り出せるように開放可能である。 したがって、本発明の目的には、改良された物質移動像形成組み立て体と、該 組み立て体を作り、かつ使用する方法と、露出の前、および露出の間ドナーとレ セプタとの複合体が均一に係合され高品質の像を得ることが出来る前述のタイプ の一体の物質移動像形成組み立て体と、レーザでアドレス可能な前述のタイプの 物質移動像形成組み立て体と、ドナーとレセプタとの複合体がダストの入らない 状態で相互に保持されている前述のタイプの物資値移動像形成組み立て体と、既 存のレーザ像形成装置に簡単に適合しうる前述のような物質移動像形成組み立て 体と、運送、格納、および使用時の掻き傷、摩擦あるいはその他の損傷から保護 されている前述のタイプの物質移動像形成組み立て体と、ドナーとレセプタとの 複合体が簡単に取り出せる物質移動像形成組み立て体とが提供される。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明によって作られた複合物質移動媒体の一好適実施例の概略断 面図、 第2図は、ドナーとレセプタとの複合物質移動媒体の別な好適形態の概略断面 図、 第3図は、ドナーとレセプタとの物質移動媒体のさらに別な好適形態の概略断 面図、 第4図は、ドナーとレセプタとの物質移動媒体のさらに別な好適形態の概略断 面図、 第5図は、本発明の一好適方法のフローチャートである。 発明の詳細説明 一体化され、独立した物質移動像形成組み立て体10の一好適実施例を示す第 1図をまず参照する。本実施例においては、物質移動像形成組み立て体10は、 薄くてシート状のドナー要素12と、その上に重なった薄くてシート状のレセプ タ要素14と、前記シートの双方を囲む囲い体16とを含む。本実施例において は、ドナー要素は米国特許第5,256,506号に記載のような種類のレーザ でアドレス可能なものでよい。したがって、前記特許に記載のドナー要素の説明 を参考のために本明細書に含める。本明細書並びに請求の範囲で使用するドナー 要素という用語は、限定的ではないが、レーザによって加熱される媒体、サーマ ルプリントヘッド、静電媒体、あるいはその他の何らかのメカニズムを含むいず れかのタイプの物質移動媒体を含む意図である。勿論、レセプタ要素は、例えば 最後に述べた特許に記載のもののような適当なタイプのもので良い。基本的には 、除去移動ドナー要素あるいは媒体は支持基板18と、全体的に同延の少なくと も一枚の中間の動的開放層20と、これも全体的に同延の少なくとも一枚の像形 成 放射線除去キャリアトップコート22とを含む。さらに、レセプタ要素14はド ナー要素12と全体的に連続して整合しているものとして示されている。ドナー 要素12を像形成するためには、ドナー要素は所望の波長で像形成放射線のパタ ーンが当てられる。この像形成エネルギによりキャリアトップコートの予め選定 した部分を除去し、レセプタ要素に移動される。その結果、像形成されたドナー フイルムと、レセプタ要素上の反対の符号の対応する像とが作られる。このタイ プのレーザでアドレス可能な物質移動像形成媒体に対して採用される像形成放射 線は可視および近赤外線スペクトル領域の波長を含み得る。さらに、この点に関 して、例えばソリッドステートレーザ、半導体ダイオードレーザ、ガスレーザ、 キセノンランプ、水銀ランプ、並びにその他のエネルギ源のような像を露出する 各種の像形成放射装置が提供される。勿論、本発明は媒体を像形成する手段に限 定されない。このように、特定の媒体に対する除去―移動方法を実行するのに必 要なエネルギレベルを提供することの出来るその他のタイプのエネルギ源を採用 することが出来る。ドナー要素を付勢するための各種のエネルギ源が開示されて いるが、除去―移動方法は、特に適している最後に述べた特許あるいは米国特許 第5,156,938号および第5,171,650号に記載のもののようなレ ーザエネルギによって最も容易に達成される。最後に述べた2つの特許の開示を 参考のために本明細書に含めている。レーザに関する限り特定の波長およびエネ ルギ源ならびに持続時間は他の要素や、選択されたドナー要素材料の関数である ことが認められる。したがって、本発明は、レーザ除去移動を達成するのに必要 なエネルギ源並びにエネルギレベルの全範囲を包含する。本発明は複合のドナー 要素およびレセプタ要素が広範囲のサイズや形状を有することが可能で、前記要 素は必ずしも相互に共に延びる必要はないことを考えている。ドナー要素および レセプタ要素の厚さは、像形成組み立て体10bがプリント作業環境で想定され る通常の取り扱いに耐え得るように適当に形成されることは勿論である。 囲い体16は気密パッケージを形成することができる特性を有した薄くて弾性 のプラスチックバッグあるいは覆いであることが好ましい。以下詳細に説明する ように、大気圧がドナー要素とレセプタ要素とをそれらの共通の境界面21にお いて相互に押圧し積層複合体を作ることができ、それら2枚の要素の間は均一で 緊密な接触がなされていることが好ましい。ドナー要素およびレセプタ要素の間 により均一で緊密な係合があるため、高品質で高解像力の像が形成される。本実 施例はドナー要素とレセプタ要素との間での均一で緊密な接触を開示しているが 、均一な係合が重なっている要素の対面の間にあり、すなわちそれらの間に空隙 があることが認められる。この空隙は当接する要素12および14の間に極めて 小さい、数ミクロン、0.01―20ミクロン程度の空隙の形である。したがっ て、ドナー要素とレセプタ要素12および14は、また相互に対して重なり関係 で緊密に接触せずに合わすことも出来る。本実施例において、囲い体16はレー ザ除去移動を達成するのに有効なレーザ波長に透過性である透明のポリエステル 材である。ポリエステル材は像形成放射線に対して透過性であることの他に、真 空状態を保つために、空気の通過に対して概ね非透過性である。前述のように、 ドナー要素とレセプタ要素との間に空気が含まれると、泡や不均一な空隙等を形 成させ、そのため像に痕跡が残るようにさせ得る。本実施例は、囲い体全体が透 明なポリエステルであることを示しているが、本発明は選定された部分あるいは 窓が像形成エネルギに対して透明であるようにしていることが認められる。しか しながら、どのような材料が選定されようとも、囲い体16によって形成された 空洞19の気密性を保つことが好ましい。ポリエステルを使用することの別な利 点は、適当な抗摩擦および湿度特性を有しているという事実である。したがって 、囲い体16はドナー要素とレセプタ要素の一体性を守ることができる。囲い体 16は気密であり、積層物の周りに巻き付けられているので、像形成、格納およ び運送のために、作業者および(または)機械によって簡単に扱われる一体の組 み立て体が形成される。さらに、囲い体ならびにドナーおよびレセプタの複合体 は弾性であるので、外側や内側のドラムならびに平坦ベッドタイプの真空フレー ム部材のような取り付け面に容易に適合しうる。 囲い体を作りうるその他の適当な材料は、限定的ではないが、9、9ビス(4 −ヒドロキシフェニル)フルオレンおよびイソファリック酸、テレフタル酸、あ るいはその混合物および加水分解および非加水分解したセルローズアセテートか ら誘導の繰り返し相互重合ユニットから基本的に構成されているポリエチレンテ レフタレートフルオリンポリエステルポリマから作られたもののようなプラスチ ックシートやフイルムを含む。 第1図に示す像形成組み立て体を形成するには、ドナー要素12およびレセプ タ要素14を受け取るための開放端部(図示せず)を有する空のポリエステル囲 い体すなわちポーチ16が設けられている。囲い体にドナー要素あるいはレセプ タ要素が装填された後、囲い体を真空にするために真空室の両側から真空が引か れる。囲い体の、これも図示していないフラップ部が折り曲げられ、開放端を閉 鎖し、ポリエステル囲い体が、例えばヒートシール等により24でシールされ囲 い体16を気密に保つ。囲い体をヒートシールする他に、熱で活性化し、加圧タ イプの接着剤を用いて縁部のシールを促進する。気密囲い体を形成する前述の方 法は、ドナー要素とレセプタ要素とを相互に接触するように押圧するように作用 しうる数種の方法の中の一つである。したがって、希望に応じて開放されるよう になるまで、一体化され、搬送や取り扱いや、像形成が可能な像形成組み立て体 が形成される。囲い体は基本的に透明であるので、それを外すことなく像を見る ことが出来る。希望に応じて、ドナー/レセプタの組み合わせ体を像形成する前 に外すことができる。 ドナーとレセプタとの組み合わせ体を外すために、囲い体16は、限定的では ないが、切断、引裂きあるいは引裂き帯片のような何らかの機構やバッグを開く ためのその他の方法を含む広範囲な方法によって開くことが出来る。囲い体は一 旦開放されると、ドナーとレセプタ要素とは、それらが真空圧縮によって相互に 対して保持されていたので簡単に外し、分離させることが出来る。その後、例え ば後硬化のような方法で基板を後で処理すればよい。例1 この例は版面が形成される本発明の方法を示す。LATコンピュータ/プレート アルミニュームプレート(33.32X40.64X20.32センチメート ル=13″X16″X8″ミル)の粗粒化し陽極酸化処理した側を有する基板要 素を、除去可能インク受容高分子材(33.32X40.64X7.62センチ メートル=13″X16″X3ミル)で被覆したアルミナイジングしたポリエス テルシートから構成させるLAT(レーザ除去移動)ドナー要素のコーテイング した側に合わせた。本明細書を通して使用するLATという略語はレーザ除去移 動を意味する。次に、このドナー/レセプタの複合体すなわち組み合わせ体が、 真空室に入れられている間に透明なポリエステルバッグ(〜18″×18″×〜 1ミル厚さ)に位置した。真空室は約66.04センチメートル(26インチ) Hgまで真空に引かれ、バッグは例えば商業的な真空包装設備を用いてヒートシ ールされ、そのためヒートシールは真空を保っている。囲い体を押圧して平坦に するための円滑な圧力を加えるためにフォーム状の加圧パッドを用いた。次に、 囲い体を真空室から取り出し、内部のドラム書き込みエンジンに位置させた。像 形成組み立て体はテンションによりドラムの面に緊密に適合するようにされた。 その後、像形成組み立て体をレーザ除去移動を実行することに関する教示に沿っ た仕方でレーザ像形成した。次に、像形成されたドナー/レセプタのラミネート は真空包装すなわち囲い体16から取り出され、そのため、ドナー要素はリトグ ラフ版面と対応するネガマスクを作った。本実施例に含まれる段階を示す第5図 を参照する。例2 以下の例はレーザ除去可能材料を用いてモモクロームプルーフを形成する方法 を示す。 #1等級のペーパプリント材料のシート(33.02×40.64センチメー トル=13″×16″)を除去可能シアンインク製剤で被覆したアルミナイジン グしたポリエステルシートから構成されるLATドナー要素のコーテイングした 側と合わせた。次に、ドナー/レセプタの組み合わせ体を、全て真空室内に入れ られた透明なポリエステルのバッグ(〜45.72×45.72センチメートル =18″×18″×〜1ミル厚さ)に位置させた。真空室は約66.04センチ メートル(26インチ)Hgまで真空を引き、真空を保つためにバッグがヒート シールされた。次に、パッケージを室から取り出し、内部のドラム書き込みエン ジンに位置させ、(媒体パッケージは真空によりドラム面に適合するようにされ た)、最後に述べた特許に記載の適当なレーザとパワーとを用いてレーザ像形成 した。その結果出来たドナー/レセプタのラミネートを真空包装から取り出し、 ドナー要素をパッケージから取り出しシアンポジプルーフと、対応するネガシア ンマスクあるいはネガを形成した。取り出し段階はフラップを開放し、単にパッ ケージの中味を空にすることにより達成された。一旦、ドナー/レセプタの組み 合わせ体が取り外されると、真空状態がもはや存在しないため2個の要素は相互 から簡単に分離された。 本発明は真空にされた囲い体16を形成する複数の周知の方法を考慮している ことが認められる。例えば、ドナー/レセプタ複合体は前述のタイプの一対の並 置したポリエステルシートの間に挟むことが出来る。その後、2枚のシートは、 例えばヒートシールにより適当にシールされ気密の囲い体を形成する。気密囲い 体を形成する方法自体は本発明の一部を形成しないことを注目すべきである。さ らに、本発明は、囲い体に、したがってドナー要素とレセプタ要素との間の境面 にダストや紙片が入らないように像形成組み立て体はクリーンルームで形成する ことを考慮している。したがって、環境から保護された像形成組み立て体10が 形成される。前述の実施例は単一層のポリエステルバッグの使用を説明している が、多層のものを利用しうることが認められる。また、ポリエステルは所望の耐 湿性および耐久性を提供することが出来る。 本発明は、囲い体内のドナーとレセプタ像形成要素の単一の複合体を示してい るが、希望に応じて、複数のそのような複合体の群を有することも本発明の精神 と範囲とに入る。例えば、各複合体が像形成可能である、ドナー要素とレセプタ の要素との二重の複合体を囲い体16内に設けることも可能である。代替的に、 単一の囲い体は囲い体のウエッブ状チェインを形成すべく他の囲い体に結合する ことが出来る。さらに、囲い体16の少なくとも一部は後述するように、レーザ 書き込みに必要なレーザ波長に対して透過性である。 別な本発明の好適形態を説明するために、第2図を以下参照する。本実施例に おいては、ドナー要素12aはレセプタ要素14aに対して大き目の寸法とされ ており、縁部が、例えばヒートシール24aにより、レセプタ要素がその上に乗 っている裏打ち基板40までシールされている。したがって、レセプタ要素は裏 打ち基板とドナー要素との間に挟まれることによってドナー要素が囲い体の一体 部分を形成する。本実施例において、ドナー要素12aと基板要素14aとは、 先の実施例のドナー要素と同じ種類の材料から作られている。裏打ち基板40は 最後に述べた実施例の囲い体16と同じ種類の材料から作ることが出来る。例え ば、基板40は薄くて透明なポリエステル材料から作ることが出来る。この像形 成実施例を組み立てるために、裏打ち基板40は真空室に位置し、レセプタ要素 14aはその上に位置している。その後、大き目にされたドナー要素12aはレ セプタ要素14aと裏打ち基板40との対して重なり関係で位置している。ドナ ーシートの縁部は、24aにおいて、例えばヒートシールによって裏打ち基板に 対してシールされ一体化した像形成組み立て体10aを形成する。したがって、 ドナー要素とレセプタ要素とは、それらの間で、囲い体内の真空で相互に保持さ れる。前述の実施例と同様に、その結果得られた像形成組み立て体は搬送し、取 り扱いし、像形成することが出来る。希望に応じて、ドナー/レセプタ組み合わ せ体はさらに囲い体内で処理することが出来る。 本発明の別な好適実施例を説明するために、第3図を以下参照する。本実施例 において、ドナー要素12bとレセプタ要素14bとは一体の像形成組み立て体 10bを形成するが、個別な囲い体は無い。ドナー要素とレセプタ要素とは前述 の好適形態で説明したものと同じ材料から作ことが出来る。前述のように、ドナ ー要素12bとレセプタ要素14bの厚さは、像形成組み立て体10bが通常の 運送と、プリント作業環境において想定される取り扱いに耐え得るように適当に 形成される。2個の要素を、ドナー要素とレセプタ要素との間で真空が保たれる 一体のユニットに接合する一方法は、それらが相互に対して対面して重なった関 係に置かれる真空室内で双方の要素を組み立てることである。真空が加えられた 後、ドナー要素とレセプタ要素との間の境面21bに介在する空気は排出され、 縁部は相互に接触するようにされた相合面の一方あるいは双方に接着剤のような 適当な手段で、例えば加圧装置を使用することにより、ドナー要素とレセプタ要 素との間で真空を保つように24cにおいてシールすることが出来る。本発明は 、各種の接着剤が使用い得ることを考えている。例えば、そのような接着剤は熱 活性タイプや圧力タイプのものでよい。使用が考えられている接着剤の一好適タ イプは高温溶解ウレタンである。そのような接着剤は、長期にわたって、真空を 保つ特性を有し、かなり簡単に取り外せることが出来るため特に有利である。好 適な一シール方法は接着剤を何ら必要としない。囲い体は共に溶融してシールを 形 成する。前述のように、ドナー素を像形成した後、ドナー/レセプタ要素は、例 えばそれらの間を結合している接着剤を破断することにより分離させることが出 来る。 したがって、操作者によって直接かつ容易に取り扱うことができ、かつ媒体を 受け入れるための余分の段階をとることなく周知の像形成組み立て体に位置させ ることができる像形成媒体が作られる。本実施例は最後に述べた実施例と同様に 、真空を加え、2個の要素の間の境面には概ねダストや紙片が入らないようにク リーンルーム環境においてシールすることが出来る。その結果、環境的に健全な 像形成組み立て体あるいは媒体が形成される。 本発明のさらに別な好適な形態を示すために第4図を参照する。基本的に、像 形成組み立て体10cは第1図に関連して前述したものと同様であるが、媒体の 像形成窓を画成することが好ましい剥離可能あるいは引裂き可能フラップ部分5 0を形成した囲い体16cが追加されている。本実施例の構造は最初に述べた実 施例に類似であるのみならず、組み立て方法も同じである。主な相違はフラップ 部分を形成し、それを囲い体16cに固定する仕方である。本実施例においては 、フラップの周囲はヒートシールあるいは接着剤を使用することにより24cに おいて囲い体に対してシールされていることが理解される。フラップ部分50は レーザアブレーション(除去)を達成するために考えられているレーザエネルギ に対して不透明あるいは透明である。フラップ部分50は、像形成前に剥離する か、あるいは引裂くことが出来る。この点に関して、フラップ部分50はプルタ ブ52を有する。フラップ部分を介して書き込みが可能であるが、この機能は本 発明の要件ではない。囲い体を適当に開放した後、ドナー/レセプタ組み立て体 全体を取り外すことが出来る。 前述した実施例は材料の断続したシートを使用しているが、本発明の原理は、 本発明の範囲から逸脱することなく材料の連続したウエッブに対しても適用する ことができる。 さらに、本発明は、レーザ像形成が好ましい書き込み方法であるが、その代わ りに気密囲い体に直接サーマルプリントヘッド(図示せず)を衝突させることが 出来るような実施例を考えている。このようにして、熱は囲い体およびドナー要 素を通り、レセプタに対してドナー熱物質移動像形成材料を物質移動する。例え ば、そのような実施例においては、気密囲い体は、出来あがった移動像の解像力 を低下することなく囲い体内で熱の領域が不当に広がることが無くてプリントヘ ッドとその下の熱物質移動ドナー要素との間に効率的な軌道で熱が伝わるように 薄い金属フォイルあるいはポリエチレンテレフタレートフイルムから作ることが 出来る。最後に述べたタイプのプリントは比較的低解像力の像を作る上で特に有 用である。 本発明は、本発明の精神および基本特性から逸脱することなくその他の特定の 形態で実施することが出来る。したがって、本発明は全ての点において例示であ って、限定的でないと考えるべきである。本発明の範囲は、前述の説明ではなく 、むしろ請求の範囲によって指示されものであるので、請求の意味および均等範 囲に入る全ての変更は本発明に含める意図である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月13日 【補正内容】 請求の範囲 1.ドナー要素と、レセプタ要素と、少なくとも一方の要素が他方の要素に重 なる所定位置において前記要素を保持する手段であって、前記要素の間に真空を 介在させている手段とを含み、さらに前記手段が前記要素の間にあって真空を維 持するシールを含むことを特徴とする像媒体組み立て体。 2.前記ドナー要素がレーザ物質移動像形成材料であることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の像形成組み立て体。 3.前記手段が一方の要素の少なくとも一部を他方の要素に対して密閉するた めの気密囲い体を含むことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の像形成組み立 て体。 4.前記手段が前記要素の双方を密閉する気密囲い体であることを特徴とする 請求の範囲第2項に記載の像形成組み立て体。 5.前記気密囲い体が概ねダストや紙片を入れないことを特徴とする請求の範 囲第4項に記載の像形成組み立て体。 6.前記要素が相互に接触していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載 の像形成組み立て体。 7.前記シールが少なくとも接着材により形成されていることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の像形成組み立て体。 8.前記物質移動像形成材料が、基板と、中間のレーザ除去材料と、像形成放 射線除去キャリアトップコートとを含むレーザ除去可能ドナー要素からなること を特徴とする請求の範囲第2項に記載の像形成組み立て体。 9.前記レーザ物質移動像形成材料が、基板および像形成放射線除去キャリア トップコートを含むレーザ除去可能ドナー要素からなることを特徴とする請求の 範囲第2項に記載の像形成組み立て体。 10.前記キャリヤトップコートが1個以上のピグメントおよび(または)ポ リマを含むことを特徴とする請求の範囲第9項に記載の像形成組み立て体。 11.ドナー要素と、レセプタ要素と、一方の要素が他方の要素に重なる所定 位置において少なくとも前記要素を保持する手段であって、前記要素の双方を包 囲する気密の囲い体を含むような前記手段を含み、前記囲い体が可撓性のある覆 いであって、前記組み立てた要素が、それらが取り付けられる対象物にぴったり 適合しうるように可撓性があることを特徴とする像媒体組み立て体。 12.前記可撓性のある囲い体が前記要素を取り外すことができるように開放 可能であることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の像形成組み立て体。 13.パッケージ材料において一方の要素が他方の要素に重なる状態でドナー 要素とレセプタ要素とを含む像媒体を組み立てる段階と、像パッケージ材料を通 して前記要素を像形成する段階とを含むことを特徴とする像形成方法。 14.パッケージ材料において一方の要素が他方の要素に重なる状態でレーザ 除去可能ドナー要素とレセプタ要素とを含む像媒体を組み立てる段階と、像パッ ケージ材料を通して前記要素を像形成する段階とを含むことを特徴とする像形成 方法。 15.シートを相互に対して所定位置に保つためにパッケージにおいてシート の間に真空を加える段階と、真空によって保持されたシートを像形成する段階と を含むことを特徴とする請求の範囲第14項に記載の方法。 16.前記一方の要素が他方の要素に接触している、真空を加える段階を含む ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の方法。 17.ドナー要素がレーザでアドレス可能物質移動媒体であることを特徴とす る請求の範囲第16項に記載の方法。 18.レーザ物質移動像形成要素をレセプタ要素との重なり関係で組み立てる 段階と、真空が前記要素を所定の関係で一緒に保持するのを助けるように前記要 素の間に真空を加える段階と、前記要素の間に真空を維持するように前記要素を 一緒にシールする段階とを含むことを特徴とする、物質移動像形成ドナー要素を レセプタ要素との重なり関係に保持する方法。 19.レーザ物質移動像形成要素をレセプタ要素との重なり関係で組み立てる 段階と、前記組み立てられた要素を像形成放射線に対して透過性の囲い体に包囲 する段階と、真空が前記要素を一緒に所定の関係で維持するように真空を前記囲 い体に加える段階と、前記要素の間に真空を維持するように前記囲い体をシール する段階とを含むことを特徴とするレーザ物質移動像形成ドナー要素をレセプタ 要素に対して重なり関係に保持する方法。 20.前記真空を加える段階がダストや紙片のない環境で実行されることを特 徴とする請求の範囲第19項に記載の方法。 21.真空を加える段階が前記要素を均一に接触させるように作用することを 特徴とする請求の範囲第19項に記載の方法。 22.前記囲い体が可撓性のある覆いであり、前記組み立てられた要素が、そ れらがその上に取り付けられる対象物に対して緊密に適合するように可撓性があ ることを特徴とする請求の範囲第19項に記載の方法。 23.真空を加える前記段階が前記囲い体を平坦にするように押圧するために 前記囲い体に真空を加えることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。 24.ドナー要素と、レセプタ要素と、一方の要素が他方の要素に重なる所定 位置において少なくとも前記要素を保持する手段を含み、前記手段が前記要素の 間に介在している真空を含み、また前記要素の他方に対して一方の要素少なくと も一部分を包囲する気密の囲い体を含み、前記気密の囲い体が像形成エネルギー に対して透過性の材料で作られていることを特徴とする像媒体組み立て体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ドナー要素と、レセプタ要素と、少なくとも一方の要素が他方の要素に重 なる所定位置において保持する手段であって、前記要素の間に真空を介在させて いる手段とを含むことを特徴とする像媒体組み立て体。 2.前記ドナー要素がレーザ物質移動像形成材料であることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の像形成組み立て体。 3.前記手段が一方の要素の少なくとも一部を他方の要素に対して密閉するた めの気密囲い体を含むことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の像形成組み立 て体。 4.前記手段が前記要素の双方を密閉する気密囲い体であることを特徴とする 請求の範囲第2項に記載の像形成組み立て体。 5.前記気密囲い体が像形成エネルギを透過する材料から作られていることを 特徴とする請求の範囲第3項に記載の像形成組み立て体。 6.前記気密囲い体が概ねダストや紙片を入れないことを特徴とする請求の範 囲第4項に記載の像形成組み立て体。 7.前記手段が真空を保つため前記要素の間でシールを含んでいること特徴と する請求の範囲第1項に記載の像形成組み立て体。 8.前記要素が相互に接触していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載 の像形成組み立て体。 9.前記シールが少なくとも接着材により形成されていることを特徴とする請 求の範囲第6項に記載の像形成組み立て体。 10.前記物質移動像形成材料が、基板と、中間のレーザ除去材料と、像形成 放射線除去キャリアトップコートとを含むレーザ除去可能ドナー要素からなるこ とを特徴とする請求の範囲第2項に記載の像形成組み立て体。 11. 前記レーザ物質移動像形成材料が、基板と、像形成放射線除去キャリ アトップコートとを含むレーザ除去可能ドナー要素からなることを特徴とする請 求の範囲第2項に記載の像形成組み立て体。 12.前記キャリヤトップコートが1個以上のピグメントおよび(または)ポ リマを含むことを特徴とする請求の範囲第11項に記載の像形成組み立て体。 13.前記囲い体が可撓性のある覆いであり、前記の組み立てられた要素が、 それらが取り付けられる対象物に緊密に適合するように可撓性であることを特徴 とする請求の範囲第4項に記載の像形成組み立て体。 14.前記可撓性のある囲い体が前記要素を取り外すことができるように開放 可能であることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の像形成組み立て体。 15.パッケージ材料において一方の要素が他方の要素に重なるようにしてド ナー要素とレセプタ要素とを含む像媒体を組み立てる段階と、像パッケージ材料 を通して前記要素を像形成する段階とを含むことを特徴とする像形成方法。 16.パッケージ材料において一方の要素が他方の要素に重なるようにしてレ ーザ除去可能ドナー要素とレセプタ要素とを含む像媒体を組み立てる段階と、像 パッケージ材料を通して前記要素を像形成する段階とを含むことを特徴とする像 形成方法。 17.シートを相互に対して所定位置に保つためにパッケージにおいてシート の間に真空を加える段階と、真空によって保持されたシートを像形成する段階と を含むことを特徴とする請求の範囲第16項に記載の方法。 18.前記一方の要素が他方の要素に接触している、真空を加える段階を含む ことを特徴とする請求の範囲第16項に記載の方法。 19.ドナー材料がレーザでアドレス可能物質移動媒体であることを特徴とす る請求の範囲第16項に記載の方法。 20.レーザ物質移動像形成要素をレセプタ要素との重なり関係で組み立てる 段階と、真空が前記要素を所定の関係で相互に保持し易くするように前記要素の 間に真空を加える段階と、前記要素を相互にシールする段階とを含むことを特徴 とする、物質移動像形成ドナー要素をレセプタ要素との重なり関係で保持する方 法。 21.レーザ物質移動像形成要素をレセプタ要素との重なり関係で組み立てる 段階と、前記の組み立てられた要素を像形成放射線に対して透過性の囲い体に密 閉する段階と、真空が前記要素を相互に所定の関係で保持するように真空を前記 囲い体に加える段階と、前記囲い体をシールする段階とを含むことを特徴とする レーザ物質移動像形成ドナー要素をレセプタ要素に対して重なり関係で保持する 方法。 22.前記の真空を加える段階がダストや紙片が入らない環境で実行されるこ とを特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。 23.真空を加える段階が前記要素を均一に接触させるように作用することを 特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。 24.前記囲い体が可撓性のある覆いであり、前記組み立てられた要素が、そ れらがその上に取り付けられる対象物に対して緊密に適合するように可撓性であ ることを特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。 25.真空を加える前記の段階が前記囲い体を平坦にするように押圧するため に前記囲い体に真空を加えることを特徴とする請求の範囲第23項に記載の方法 。
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