JPH11502089A - 対話型テレビジョン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 対話型テレビジョンシステムは、テレビジョン送信装置(TTA)、送信パス(TPA)及び複数のテレビジョン受信機(TRA-1乃至TRA-n)を含む。テレビジョン受信機は、テレビジョン送信機(TTA)との通信を行うための電話インタフェース(TRT-1乃至TRT-n)を含む。システムは、視聴者がテレビジョンスタジオの競争相手と競争する対話型ゲームが可能なように構成される。番組の始めの部分では、視聴者が独立して挑戦し、テレビジョン受信機が得点を蓄積する。番組の終わりの段階では、送信された閾値以上の得点を持つ視聴者が、スタジオの競争相手と生放送で競争するように招請される。

Description

【発明の詳細な説明】 対話型テレビジョン 本発明は、対話型テレビジョンシステムを用いてクイズショーを行う方法、対 話型テレビジョンシステムのためのテレビジョン送信機、対話型テレビジョンシ ステムに用いるためのテレビジョン信号発生方法、及び、対話型テレビジョンシ ステムに用いるためのテレビジョン受信機に関する。 テレビジョンスタジオから放送されるゲームに視聴者が参加する、対話型テレ ビジョンゲームショーが知られている。放送者がテレテキスト信号を介して複数 の選択対象回答を送信し、これが送信された画像に重ねられてテレビジョンスク リーン上に表示される。これらの複数の選択対象回答はカラーコード化され、視 聴者が受信機に付属しているリモートコントロール装置の適当なキーを押すこと により、回答を選択することができる。通常、カラーコード化された回答は、英 国テレテキストシステムのファステキストページの選択のために用いられるカラ ーを用いることができる。受信機は、正解が選択されたかをチェックし、その回 答に点数を付与する手段を含む。放送者は、ゲームショーに対応するテレテキス ト送信中に、複数の選択対象回答、一つの正解、及び正解に対して与えられる点 数、更に、オプションとして誤回答に対して減点する点数を含めておく。更に、 スタジオにいる競争相手が問題の回答を始めた場合、テレテキストを介して回答 が入力されるのを阻止する阻止信号が送信される。阻止信号は、例えばスタジオ の参加者が問題に回答する前に鳴らすべきブザーを監視することによって発生す ることができる。 ショーの終わりで点数が積算され、放送者が視聴者に対して、積算された彼ら の点数を送るように要請し、最高得点に対して賞を与える。これは、電話に接続 し、テレビジョン受信機中のマイクロプロセッサから読出される得点を、多周波 音を用いてコード化することによって達成される。しかしながら、例えばビデオ レコーダを用いてこの装置に勝つために用いられる不正行為には種々の方法があ る。 米国特許第4,592,546 号は、視聴者がゲームのイベントを予想し、予想の正確 さに応じて得点が与えられる、対話型テレビジョンシステムを開示している。こ の場合、不正を防ぐために、送信端からの信号によって一連のタイマーが不規則 的にスタートし、それらの状態が得点と同時に送信端に返信される。次にこれら のカウンターの状態が送信端で対応するタイマーと比較され、両端のカウンター が同一の状態の場合にのみ得点が受信される。これは、ビデオレコーダを用いて 記録された信号を時間的にずらすことによる不正行為の困難性を増大させるが、 多くの情報を送信する必要があり、送信元及び受信側双方共、装置が著しく複雑 になる。 本発明の目的は、対話型テレビジョンシステムの視聴者がゲームショーに参加 することを可能にし、一方で不正行為の可能性を低減することにある。 本発明は、対話型テレビジョンシステムを用いてスタジオの参加者と共にクイ ズショーを行う方法であり、 ｉ）スタジオ参加者に問題が出されるクイズショーの生放送を送信するステッ プ、 ii）番組中の適当な時刻に問題に対する回答を送信するステップ、 iii）視聴者がその問題に回答することができる時間を決める信号を送信する ステップ、 iv）正しく回答された問題に対して得点を与えるステップ、 ｖ）クイズショーの間の所定の時刻に、認定得点を蓄積した視聴者を、スタジ オの参加者と共にクイズショーの生放送に参加するように招請するステップ、 vi）招請した各視聴者とスタジオとの間に通信リンクを設け、生放送に参加で きるようにするステップ、及び vii）クイズショーの残りの時間に、招請した視聴者からリアルタイムで回答 を受信するステップ、及び viii）招請した視聴者及びスタジオ参加者両者の得点を蓄積し、勝者を決定す るステップ を含む方法を提供する。 最高得点を得た視聴者をショーの後半部分でゲームの生放送に参加させること により、主要な賞は幾つかの問題に生放送で既に回答したことが必要である最後 の勝者に行くので、不正行為により主要な賞を獲得する可能性が減少する。この ように、例えば電話により少数の視聴者がスタジオと直接結合され、スタジオの 競争相手と厳密に同時に問題に回答する。このため、ビデオレコーダを用いるこ とによる回答の時間のズレ、又は放送者によって送られる禁止信号の打破は、少 なくともゲームの最終段階では無効になる。その結果、主要な賞は、ゲームの生 放送の最終段階に参加することによってのみ獲得できることになる。初期段階は 分別の役割を果たし、良い得点を得た人のみが最終段階の生放送に参加するよう に招請される。その結果、少数の参加者のみが通信リンクによってスタジオと接 続されることになる。 通信リンクは公衆電話ネットワーク中の線であってもよい。これに代わり、対 話型テレビジョンシステムがケーブルテレビジョンネットワークの一部を形成し ている場合は、通信リンクがケーブルテレビジョンネットワークの帰路チャンネ ルであってもよい。 各問題について、視聴者が問題に答えることができる時間の終期を決定する禁 止信号が送信されてもよい。この禁止信号は、スタジオの競争相手が問題に対し て回答を開始する時に送られてもよく、これにより、視聴者がスタジオの競争相 手の回答によって影響されることがなくなる。このように、スタジオの競争相手 が問題に対して回答を開始する前に視聴者が問題に対する回答を挿入しない場合 は、視聴者からの回答は締め出される。禁止信号は、例えばスタジオの競争相手 が問題に回答するためにブザーを押す時に発生されてもよい。 代替案の一つは、固定時間の応答を設定することである。しかし、これは、そ の固定時間が満了する前にスタジオの参加者が回答することができないという制 約を課すことになり、又は家庭の参加者が彼らの回答を利用することができるこ とになる。 充分な視聴参加者が得られるまで認定得点を次第に減らすことができる。 放送者は家庭の視聴者からの生放送参加者の数が少ないことを望むと思われ、 これを達成するため、最大又は最大に近い点数の人のみを招請して開始するかも 知れない。しかしながら、これは参加者が無いか又は極めて少ないという結果を 生むことがあり、この問題を克服するために、充分な視聴参加者が得られるまで 必要な点数を次第に減らす。 複数の選択対象回答を視聴者に送信することができ、各問題に与えられる得点 も共に送信され、蓄積されるべき得点を合計することができる。これにより、例 えば、複数のそれぞれの選択対象回答の近くのスクリーン上に表示されたカラー に対応するカラーでコード化されたキーを持つリモートコントロールユニットに より、問題に対する回答を容易に入力することができる。これに代わり、複数の 選択対象回答が個別のカラーで表示され、リモートコントロールユニット上のカ ラーコード化されたキーにより容易に選択できるようにしてもよい。得点が送信 され、これにより、個々の問題にその難易度に応じて異なる点数が与えられるよ うにしてもよい。 本発明は更に、対話型テレビジョンシステムに用いるテレビジョン送信装置で あって、クイズショーを提供するテレビジョン信号を発生する手段、質問された それぞれの問題に対する回答を発生しそれらを補助データチャンネルで送信する 手段、及び、クイズショーの所定の時点で、招請要求を受ける時刻までの合計得 点が少なくとも所定の値に達する場合に、クイズショーの視聴者をクイズショー の残りの時間の生放送に参加するように招請する要求信号を発生する手段を具え るテレビジョン送信装置を提供する。 このようなテレビジョン送信装置を提供することにより、テレビジョンサービ スの提供者が本発明の方法を実施することが可能になる。このように、テレビジ ョンクイズショーを送信し、更にスタジオで提示された問題に視聴者が回答でき ることにより、視聴者がスタジオの参加者と同一の方法で得点を蓄積することが でき、これらの参加者と直接競争することができる。クイズショーの所定の時点 で、視聴者に、クイズショーの残りの時間の生放送への参加を招請する要求信号 を発生することにより、主要な賞は、確実にクイズショーの生放送の後段に参加 した人にのみ開放されることになる。視聴者にとって大きな金銭的魅力は存在せ ず、主要な賞はクイズショーの少なくとも或る部分の生放送に参加することによ ってのみ得られるので、これは、視聴者が不正行為を行う可能性を小さくする。 このように視聴者が生放送に参加することなしに主要な賞を得られるとすると、 視聴者にとってそれがこれらの賞を得るために不正行為の方法を発見する大きな 誘因になる。しかしながらこの賞が比較的小さい場合は、不正行為の誘因は極め て小さく、この小さい賞を得るために行動を開始しようという人々の範囲は、大 きい賞が得られる場合に比べて著しく小さい。 スタジオの参加者が問題の回答を始めた後で視聴者が問題に回答することを防 ぐための禁止信号を送信する手段が提供される。これは、視聴者がスタジオ参加 者によって与えられた回答によって暗示を受けることを防ぐ。禁止信号の送信に 代わる方法は、受信機内にタイマーを具え、問題が提示された後所定の時間経過 後は、視聴者が問題に回答できないようにすることである。しかしながら、これ は、この時間はスタジオ参加者も問題に回答できなくなることを含む。 回答が複数の選択対象回答の形で表示されるように送信され、視聴者によって 選択された回答と比較するための正解は表示できないようにすることができる。 複数の選択対象回答は、視聴者による回答の入力を容易にする。例えば、リモ ートコントロールユニットの色付けされた多数のキーの一つを押すことによって 入力することができる。これに代えて、複数の選択対象回答が数字を付したフォ ーマットで表示される場合は、回答は数字が付されたキーを押すことによって入 力される。これは、本質的に無限の数の選択を可能にする。 正解は複数の選択対象回答の選択の後で送信するとよい。この場合、正解が問 題に回答するための時間の経過後に送信される場合は、正解を表示することがで きる。次の問題が提示される前又は少なくとも次の問題の複数の選択対象回答が 送信される前に、正解が送信されることが望ましい。しかしながら、テレビジョ ン受信機に、選択を記憶して後で正解と比較するのに充分なメモリーが具えられ ている場合は、これは本質的なことではない。 各問題に対する得点を送信する手段を具えることができる。この方法によれば 、種々の難易度の問題に異なる点数を与えることができる。このような手段は、 勿論、全ての問題に同一の点数を与える場合には不要である。 補助データチャンネルがテレビジョン信号の垂直帰線区間に含まれていてもよ いし、テレテキストチャンネルであり、回答が１又は複数のテレテキストデータ パケットにコード化されてもよい。これにより、放送者は、問題の回答を送るた めに、既に存在する通常のテレテキストデータネットワークを利用することがで きる。 充分な視聴参加者が得られるまで所定の値を減らす手段を具えることができる 。この方法によれば、クイズショーの担当者は、参加する認定を行うための得点 を最初は高い値に設定し、その得点を充分な視聴参加者が得られるまで減らすこ とにより、クイズショーの後段の生放送に参加するために招請する視聴者の数を 制限することができる。 本発明は更に、対話型テレビジョンシステムに用いる、クイズショーを提供す るテレビジョン信号発生方法であって、 ｉ）質問された各々の問題に対する回答を発生し、それらを補助データチャンネ ルに挿入するステップ、及び ii）クイズショーの所定の時点で、招請要求を受ける時刻までの合計得点が所定 の数以上である場合に、クイズショーの視聴者をクイズショーの残りの時間の生 放送に参加するように招請する要求信号を発生するステップ を含む。 このような方法は、更に、スタジオの参加者が問題に対して回答を始めた後で 視聴者が回答することを防ぐための、禁止信号を発生するステップを含むことが できる。 これに代わる方法は、問題の提示後、スタジオの参加者が問題の回答を始める 前の間に、所定の時間を設定することである。この特別な場合においては、禁止 信号は問題の提示の開始を表示する信号中に含まれる。このように、回答が補助 データチャンネルに挿入される時に、これがテレビジョン受信機中のタイマーを スタートさせ、これにより、タイマーが満了するまでの間のみ視聴者が問題に回 答することができるようになる。 この方法のステップｉ）が、視聴者による表示のために、複数の選択対象回答 の形で回答を発生し、且つ、視聴者によって選択された回答と比較するための正 解を発生するステップを含むことができる。 複数の選択対象回答及び正解が両者共同時に送信される場合は、正解が表示さ れないようにすることが必要である。同様に、スタジオの参加者が問題に回答し た後にのみ正解を送信することも可能である。視聴者によって入力された回答と の比較は、スタジオの競争相手が問題に回答した後で行うことができる。これは 正解が送られるまで、視聴者によって与えられた回答が記憶されなければならな いことを意味する。 この方法は、更に、各問題に対する得点を発生するステップ、及び、問題又は その回答に対応する得点を送信するステップを含むことができる。 これにより、それぞれの問題に対してそれらの難易度に応じて異なる点数を与 えることができる。それは、複数の選択対象回答が送信される時又は正解が送信 される時のいずれかに送信されるとよい。他の可能性は、例えば、ショーの開始 時点のような、所定の時点における全ての問題に対する得点を送信することであ る。 本発明は更に、対話型テレビジョンシステムに用いるテレビジョン受信機であ って、クイズショーを提供するテレビジョン信号を受信する手段、補助データチ ャンネルを介して、クイズショーで提出された各問題に対する回答を受信する手 段、提出された各問題に視聴者が回答できるようにする手段、視聴者の回答を正 解と比較し、比較の結果に基づいて回答に対する得点を定める手段、各々の問題 に対する得点を蓄積する手段、蓄積した得点が少なくとも所定の値に達する視聴 者を、クイズショーの残りの時間の生放送に参加するように招請する信号を受信 する手段、及び、蓄積した得点が所定の値に達する場合に、ショーの残りの時間 に参加することを要求する手段を具えるテレビジョン受信機を提供する。 このようなテレビジョン受信機によれば、主要な賞は首尾よくクイズショーの 生放送の部分に参加するように要請されることを必要とし、不正行為を行う誘因 が殆ど無いので、不正行為の可能性が小さい状態で、視聴者が対話型テレビジョ ンクイズに参加することができる。従って、回答を入力できる時間を制御する禁 止信号の作用を阻止こと又はビデオレコーダを用いて番組の時刻をずらせること の利益は殆ど無い。スタジオの参加者と同一のタイムスロット中の生放送で問題 に回答しなければならない時に不正行為を行うことは極めて難しくなる。 テレビジョン受信機は、提出された問題に対して複数の選択対象回答を、正解 の指示と共に受信するように構成され、複数の選択対象回答を表示する手段、視 聴者が複数の回答の中から一つを選択できるようにする手段、及び、選択された 回答を正解と比較する手段を具えることができる。 正解が複数の選択対象回答と同時に送られる場合は、勿論、正解は表示されな いようにすることが必要である。これに代えて、視聴者によって問題に対する回 答が入力された後、又は少なくとも視聴者が自分の回答を入力することができる 時間の満了後に正解を送ってもよい。 テレビジョン受信機は、更に、禁止信号を受信する手段、及び、禁止信号を受 信した後は視聴者が回答を入力することを防ぐ手段を具えることができる。 この禁止信号は、通常は、クイズショーを主催しているテレビジョン番組提供 者によって送信され、例えばスタジオの参加者が、クイズの司会者に回答を与え るためにブザーを押す時に送信される。これは従って視聴者の回答を締め出し、 これにより視聴者がスタジオ参加者の回答の暗示を利用できなくなる。換言すれ ば、視聴者は、スタジオの参加者が回答を始める前に回答を入力しなければなら ない。 補助データチャンネルがテレテキストデータチャンネルであり、回答がコード 化され、１又は複数のテレテキストデータパケットで送信され、テレビジョン受 信機が、テレテキストデコーダ、及び、視聴者の回答と比較するために正解を格 納する手段を具えることができる。 テレビジョン受信機の厳密な実施態様は、回答が番組提供者によって送信され る方法に依存する。複数の選択対象回答の場合に、それらが問題提示と同時に送 信され、正解が更に同時に送信される場合は、回答が正解の受信の後に入力され ることになるので、正解は、視聴者によって入力された回答と比較するために記 憶されることが必要である。他方、複数の選択対象回答が問題提示と同時に送信 され、正解は、視聴者が複数の選択対象回答のーつを選択した後まで送られない 場合は、比較のために正解を記憶する必要はないが、勿論、視聴者の選択を記憶 することが必要である。 禁止信号がテレテキストパケットで送信されてもよい。 禁止信号をいずれの補助チャンネルで送信することも可能であるが、テレテキ ストチャンネルは多くの国で提供されており、この場合に利用できる容量を持つ ものの一つである。 視聴者が問題に回答できるようにする手段がリモートコントロールユニットを 具えることができる。現在市販の殆どのテレビジョン受信機が、キーパッド、及 び例えば、ファステキストページ又は他のテレテキストシステムの他のリンクさ れたページにアクセスできる色付きボタンのような、他のボタンを含むリモート コントロールユニットを具えていることはよく知られている。テレビジョン受信 機中の制御ソフトウェアを、これらのボタンが更に、カラーコード化され、ファ ステキストに用いられるカラーと同一のカラーでコード化されたキーを用いてい る、特定の複数の選択対象回答について回答するために用いることができるよう に構成することができる。勿論リモートコントロールユニットを他の方法で用い ることも可能である。例えば数を答えることが必要な問題の場合は、リモートコ ントロールユニットの数字キーを用いることができる。 例えばコンピュータマウスと同様の装置、又は、音声認識装置がテレビジョン 受信機に組込まれている場合は音声入力装置のような、他の形の入力装置を用い ることもできる。他の可能性は、その上に視聴者が回答を書くことができる接触 感応性タブレットである。このような接触感応性タブレットは、コンピュータ及 びパーソナルディジタル装置の分野ではよく知られている。 本発明は更に、対話型テレビジョンシステムに用いるデコーダであって、クイ ズショーを提供するテレビジョン信号を受信してデコードする手段、補助データ チャンネルを介して、クイズショーで提出された各問題に対する回答を受信し且 つデコードする手段、提出された各問題に視聴者が回答できるようにする手段、 視聴者の回答を正解と比較し、比較の結果に基づいて回答に対して得点を与える 手段、各々の問題に対する得点を蓄積する手段、蓄積された得点が少なくとも所 定の値に達する視聴者を、クイズショーの残りの時間の生放送に参加するように 招請する信号を受信する手段、蓄積した得点が所定の値に達した場合に、ショー の残りの時間に参加することを要求する手段、及び、デコードされたテレビジョ ン信号をテレビジョン受信機に送る手段を具えるデコーダを提供する。 デコーダが提出された問題に対して複数の選択対象回答を、正解の指示と共に 受信するように構成される時は、デコーダは、視聴者が複数の回答の中から一つ を選択できるようにする手段、及び、選択された回答を正解と比較する手段を具 えてもよい。 デコーダは、禁止信号を受信する手段、及び、禁止信号を受信した後は視聴者 が回答を入力することを防ぐ手段を具えることができる。 補助データチャンネルがテレテキストデータチャンネルであり、回答がコード 化され且つ１又は複数のテレテキストデータパケットで送信され、デコーダが、 テレテキストデコーダ、及び、視聴者の回答と比較するために正解を格納する手 段を具えることができる。 次に、添付の図面を用いて、例示により、本発明の実施例を説明する。 図１は本発明による対話型テレビジョンシステムをブロック図の形で示す図、 図２は視聴者が対話型ゲームに参加する方法を説明するイベントシーケンス図 、 図３は図１のシステムに用いられるテレビジョン受信機のブロック図、 図４は図３に示されたテレビジョン受信機のマイクロプロセッサ及びテレテキ スト捕捉回路のブロック図である。 図１は、本発明による対話型テレビジョンシステムの一実施例をブロック図の 形で示す図であり、このシステムは、テレビジョン信号発生及び送信装置TTA 、 複数の対話型テレビジョン受信機装置TRA-1 乃至TRA-n 及び双方向送信パスTPA を具える。テレビジョン信号発生及び送信装置TTA は、通常のスタジオ装置であ るテレビジョン信号発生器TSG 及びテレテキスト信号挿入器TSI を具え、この両 者は同様に既知のように共に変調器TMに接続され、変調器TMはビデオ及びテレテ キスト信号を、例えばＰＡＬシステムによるコード化のような、送信に適する形 にアセンブルする。コード化された信号は、次に、例えば衛星、地上無線波、又 はケーブルのような適当な送信媒体TPA による放送のためのテレビジョン送信機 TTに送られる。テレビジョン受信機TRA-1 乃至TRA-nは、幾つかの付加的な機能 を具えた通常のテレビジョン受信機である。これらの機能は、例えば公衆交換電 話ネットワーク（PSTN）を介して、受信機と視聴されている番組を放送している テレビジョンスタジオとの間の通信を可能にするための、電話インタフェースTR T-1 乃至TRT-n を含む。テレビジョン信号発生及び送信装置TTA を具えているテ レビジョンスタジオは、公衆電話ネットワークPSTNを介してテレビジョン受信機 装置TRA-1 乃至TRA-n からの信号を受信する電話インタフェースTIを含む。 図１に含まれる装置は、視聴者がテレビジョンゲームショー及びクイズに参加 することを可能にするために用いられる。これらは、リアルタイムの返信チャン ネルなしに、ＴＶ番組に重ねてローカルに発生されたテキストにより、視聴者が 家庭で競争できるように送信される付加的情報を持つ通常のゲームショーであっ てもよい。視聴者は、番組提供者からの特別な招請によりショーの間に、又はゲ ーム終了後に、電話線を介して自己の得点を送信することができる。 これらは、最終的には特定の時刻に著しく多数の人々が参加するゲームオンデ マンド（ＧｏＤ）とは異なる。これらのゲームにおいては、（精巧なゲームでは 少数の関連するチャンネル間を切替えることができるが）全ての視聴者が同一の 画像を受信するが、ビデオオンデマンド（ＶｏＤ）及びＧｏＤの利用者には、画 像との直接の対話が不可能であることが制約的であり過ぎると考えられるとして も、それは、通常の番組制作技術を生放送スタジオの競争相手が用いることを可 能にするものであり、動画を用いることに比べ、多数の視聴者によるスタジオの 競争相手に対する感情移入はずっと容易になる。 放送ゲームは幾つかの利点を有する。第１は、装置を持っていない人々でも興 味を持ち、対話を行いたくなるように番組を制作することができ、又そうすべき ことである。これは、サービス提供者が、少なくとも他の番組から得られると同 様の広告収益を受取ることを保証する。それは、全ての人が番組を見ることがで き、視聴者にとって何が欠点なのかが明らかになるので、装置の販売者を鼓舞す ることになる。第２は、視聴者が特定のゲームに参加することについては、放送 予定が決まった時点で決めることができ、且つ参加開始時点ではコスト不要であ るので、そのための障壁は極めて低いことである。第３は、賞を家庭で参加する 人々に与えることができること、自己の得点を登録するための電話コールを割引 料金にすること、収入を増す特別な機会を与えることである。賞は、ゲーム完了 時点の最高得点の人から選んで与えられる。これは、参加するための抽選に過ぎ ないような目前の「視聴者への問題」を見る多数の人々を勇気付け、自己の得点 を送信した人々の間に若干の賞を不規則に割当てることができ、これにより低い 得点の人も同様に参加することができる。 図２は、ユーザーがアプリケーションを起動して複数選択（ＭＣ）の常識クイ ズの問題に回答する方法を示す、イベントシーケンス図を示す図であり、可能性 がある回答が色付けされ、リモートコントロールメニューキー上に配置されてい る。これは次のステップを有する。 1.対話型テレビジョンクイズ（I-TVQ）番組が放送されるのを検出するため、 テレビジョン受信機が特定のテレテキストページを連続的に監視する。これが検 出されると、視聴者に、参加する希望があるかを質問するプロンプトが表示され る。 2.視聴者が参加を希望する場合は、リモートコントロールユニット上のボタン を押すと、自己の得点が映像上に重ねて表示される。 3.各々の問題が提示された時に、可能性がある回答が表示される。これらは、 リモートコントロールメニューキーに対応して色付けされる。 4.スタジオの競争相手が回答を始める前に視聴者が回答を選択すると、受信機 のディスプレイに表示される。視聴者は回答を変更することはできない。 5.スタジオのゲストが回答している間は、視聴者からの入力は不可能である。 6.スタジオで正解が与えられた時は、視聴者に彼らの回答が正解であったか否 かが知らされ、彼らの得点が更新される。 7.ゲームの終了に近くなると、最高得点の視聴者は、ゲームの生放送の最終ラ ウンドに出演することを希望するかについて質問される。希望する場合は、リモ ートコントロールユニット上の適当なボタンを押すことによって有効になり、テ レビジョン受信機の電話インタフェースがスタジオに電話し、表示するために彼 らの名前及び現在の得点を送信する。 8.全ての連続するＲＣ入力が直接ＴＶスタジオに送られ、得点を更新する。ゲ ーム終了時点で最高得点を持つ、スタジオに接続された視聴者が主要な賞を獲得 する。 9.低い得点の視聴者は、続けて参加し、後でテレビジョンスタジオに彼らの得 点を送信し、低い賞を獲得する機会を持つように計画することができる。 図３は、図１に示した対話型ゲームショーに参加することを可能にするための システムに用いるのに適したテレビジョン受信機の実施例を形成するブロック図 である。 図３に示すように、アンテナ１がテレビジョン受信機のフロントエンド２の入 力に接続され、このフロントエンドは、テレビジョン技術でよく知られているよ うに、通常のＲＦ増幅器、復調器及び検波機能を遂行する。このフロントエンド は、マイクロプロセッサ及びテレテキスト捕捉回路３の制御の下で動作し、テレ テキスト捕捉回路３は、赤外線受信機４から、リモートコントロールユニット16 上のキーの押下によって示される信号を受信する。復調されたビデオ信号はパス ５を通ってＴＶプロセッサ６に送られる。これにより、カラーデコード、同期パ ルスの発生等を可能にする通常のビデオ信号処理を提供する。映像帰線結合信号 が線７を通って、また、同期パルスが線８を通って、共にマイクロコントローラ 及びテレテキスト捕捉回路３に供給される。これらのパルスは、通常のテレビジ ョンの水平及び垂直同期パルスである。マイクロコントローラ及びテレテキスト 捕捉回路３は、線９を通して出力を供給する。この出力は、ＲＧＢ信号であり、 テレビジョンプロセッサ６に送られる。ＲＧＢ信号は、線10を経てＴＶプロセッ サ６から映像増幅器11に送られ、次にディスプレイ装置12に送られる。同時にオ ーディオ出力信号は、線13を経てオーディオ増幅器14及びラウドスピーカー15に 送られる。マイクロプロセッサ３は、更にパス17を通って電話インタフェース18 に接続され、この電話インタフェース18によってテレビジョンスタジオへの送信 が行われる。 電話インタフェース18はマイクロプロセッサ３によって制御される自動ダイヤ ル装置を含むことができ、このマイクロプロセッサ３は、視聴者によってリモー トコントロールユニットを用いて入力された電話番号又は補助データチャンネル を経て受信することができる番組提供者の端末装置の電話番号を格納することが できる。電話インタフェース18は、更に通常の電話のハンドセットを含むことが でき、電話接続が確立されると視聴者が問題に言葉で回答できるようにする。こ れに代えて、視聴者はリモートコントロールユニットのボタンを用いて問題の回 答を続けることができる。この場合、マイクロプロセッサ３は、どのボタンが押 されたか、及び複数選択回答のうちのどれが選択されたか決定する。次に、電話 インタフェース18を経て、視聴者によって選択された回答の信号を番組提供者に 送る。これは、ダイヤルに用いられている標準的な多周波コードを用いて達成す ることができる。複数選択回答の代わりに数の回答が用いられる場合には、これ らのコードを用いることによって更に信号送信が容易になる。 アンテナ１、フロントエンド２、マイクロプロセッサ及びテレテキスト捕捉回 路３、赤外線受信機４、ＴＶプロセッサ６及び電話インタフェース18は、「セッ トトップ」デコーダボックス中に統合し、これがＲＧＢ信号及びオーディオ信号 を映像増幅器11及びオーディオ増幅器14にそれぞれ送ることができる。「セット トップ」デコーダボックスは、送信基準がテレビジョン受信機の設計のための標 準と異なっていてもよい、衛星テレビジョン信号での用途が知られている。「セ ットトップ」デコーダボックスと受信機との間の機能の分配は変化することがあ り、特別な場合、「セットトップ」デコーダボックスは、受信した信号をデコー ドしてＲＧＢ信号及びオーディオ信号を生成することができ、また、ＰＡＬ、Ｓ ＥＣＡＭ又はＮＴＳＣ標準に再コード化することができる。後者の場合、映像帰 線結合信号（CVBS）をＴＶプロセッサ６に送ることができ、又は、CVBS信号を予 備地上チャンネルに再変調し、その信号をアンテナソケットを経てテレビジョン 受信機のフロントエンド２に送ることができる。 デコーダボックスは更に又はこれに代えて、提案された１又は複数のディジタ ルテレビジョン信号をデコードするための手段を含むことができ、又は、アクセ ス及び料金支払い制御システムを含むケーブルテレビジョンシステムで用いるこ とができる。このようなデコーダそれ自体は、当業者には既知のものである。 このようなデコーダボックスは、ケーブルテレビジョンシステムで、更に、視 聴するべき特定のチャンネルを選択するための手段を含むために、及び、多分番 組を見る度に支払いのためにアクセスすることを可能にするスクランブル解除回 路を含むために、用いることができる。それは更に、ケーブルネットワーク中の 返信パスを経由する番組提供者との通信のための手段を含むことができる。 図４は、図３に示したマイクロコントローラ及びテレテキスト処理回路３の詳 細を示す図である。この装置は、入力100 を持ち、これはデータスライサー101 に接続される。入力100 は線７上に存在する映像帰線結合信号（CVBS）を受信す る。データスライサーは、テレテキスト送信を捕捉しデコードするテレテキスト 捕捉回路102 に接続される。マイクロコントローラ103 は、入力／出力ポート10 4 を介し、Ｉ² Ｃバス105 を通して、視聴者がそれによって視聴する番組及び／ 又は例えばテレテキスト及びスクリーン表示のような他の機能を選択することが できるリモートコントロールユニットから制御情報を受信する。マイクロプロセ ッサ103 は、インタフェース107 を介し、バス106 を通して、テレテキスト捕捉 回路102 に命令を出力し、テレテキスト捕捉回路102 はこれにより選択されたペ ージを捕捉する。選択されたページはページメモリー108 に送られる。更にバス 106 にはリードオンリーメモリー109 、ランダムアクセスメモリー110 、タイマ ーカウンター回路112 、アナログ−ディジタル変換器113 、パルス幅変調器114 及びチューニングパルス幅変調器115 が接続されている。これらは全て入力／出 力ポート104 を介してテレビジョン受信機中の他の回路に接続されている。マイ クロコントローラ103 は、更にバス106 及びインタフェース回路107 を介してペ ージＲＡＭ108 及びテレテキスト文字発生器116 に接続されている。文字発生器 116 は、更にディスプレイタイミング発生器117 からタイミングパルスを受信す る。このディスプレイタイミング発生器117 には、入力118 及び119 を介して垂 直及び水平同期パルスが送られる。文字発生器116 は、120 にＲＧＢ出力を生成 し、これは線９を通ってＴＶ処理回路に送られ、増幅されてディスプレイ装置に 印加される。マイクロコントローラ103 は、更にクロック発生器121 からクロッ クパルスを受信する。 電話インタフェース18は、Ｉ² Ｃバスを介してマイクロプロセッサ103 に接続 され、マイクロプロセッサ103 は生放送参加要求をスタジオに送るための適当な 信号を発生し、更にリモートコントロールユニット上のキーの押下からデコード された連続する問題に対する回答を送る。更に、マイクロプロセッサは、最終段 階で生放送参加が招請され受信する時に、又は、生放送に参加しない人のために はショーの終わりに、電話インタフェースを通して蓄積された得点を放送者に送 る。 問題の回答、即ち複数選択及び正解選択、及び、問題に対して与えられた得点 は、放送者によりテレテキストページとして送信され、テレテキスト捕捉回路10 2 によって受信されデコードされ、ＲＡＭ110 に格納される。マイクロプロセッ サはこの情報を処理し、複数選択回答（但し勿論正解選択ではない）、及びオプ ションとして、有効な点数を表示するようにする。視聴者がリモートコントロー ルユニット16上のキーを押すことにより選択を行った時は、マイクロプロセッサ 103 はこれをＲＡＭ110 に格納されている正解と比較し、回答の正しさに応じて 点数を与える。この得点はＲＡＭ110 に格納され、各問題が提示され回答された 時に更新される。複数選択回答は、問題が提示される前に送信することができ、 問題の提示と同時に送信された信号により回答可能にすることができる。 問題に回答するために、視聴者に一定の時間を与えることができる。この時間 はマイクロプロセッサによって制御される。しかしスタジオの競争相手と競争す る時は、これは通常満足されない。このため、テレテキストデコーダによって受 信され、マイクロプロセッサに送られるテレテキストデータ送信を用いるこの例 においては、放送者のためには禁止信号を送信する方が好ましい。この場合、マ イクロプロセッサは次にリモートコントロールキーの押下の動作を禁止し、スク リーン上に、回答が遅過ぎる旨を表示する。 ゲームの選択された段階で、放送者が、認定得点を特定し招請を含むテレテキ ストページを送ることにより、認定得点を持つ視聴者に対して生放送に参加する ことを要請する。テレテキストデコーダは、これをマイクロプロセッサに送り、 マイクロプロセッサはこの招請を視聴者に表示するようにする。この場合、マイ クロプロセッサは、先ず、特定の得点をＲＡＭ110 に格納された視聴者の得点と 比較し、認定得点に到達している場合のみ招請を表示することが望ましい。これ の代替技術は、認定得点に到達していない視聴者によるマイクロプロセッサへの 要求を禁止することである。しかし、これは、視聴者が、故障が起きたと思いそ のような要求の入力を繰り返し試みることによって失望感を抱くことがあるので 満足とはいい難い。 特別な例によって説明したが、補助データがテレテキストデータとして送信さ れるシステムは、本発明にとって本質的なものではない。しかし、これは、現在 利用できる技術であり、利用されるべき従来のテレビジョン受信機に、普通に利 用できる機能である。それが充分な安全性を持っておれば、即ち、視聴者は送信 された正解を抽出すること又は禁止信号を無効にすることが容易にできないなら ば、どのような補助チャンネルであってもこれを用いることができる。可能な限 り受信機の複雑さを低く抑えるために、補助データチャンネルは標準テレビジョ ンチャンネル中に置かれることが望ましい。 回答を入力するために、例えば、テレビジョン受信機中に統合された音声認識 技術を利用する音声入力のような、他の入力装置を用いることができる。他の可 能性は、表示された複数選択回答を指示することができるポインタ装置である。 複数選択回答の数は任意であり、そのため、総合的なリモートコントロールユニ ットは多数の選択を可能にする。 複数選択回答に代えて、数値回答を要求するようにゲームを構成することがで きる。この場合、回答の入力のためには、リモートコントロールユニットの数値 キーを用いることができる。 代替の入力装置としては、視聴者がスクリーン上の可能性がある回答が示され ている箇所に触れる接触感応性スクリーンを用いることができる。 当業者にとっては、この開示を読むことにより他の変更が明らかになろう。そ のような変更は、対話型テレビジョンシステム及びそれの部品の設計及び使用に おいて既知の他の特徴又はここに上述した特徴に代えて用いられる特徴又はこれ に加えて用いられる特徴を含むことがあり得る。この出願において請求の範囲が 特徴の特定の組合せとして記述されていたとしても、この出願の開示の範囲は、 更に、明示的と否とに拘らず、ここに開示されたいかなる新規な特徴又は特徴の いかなる新奇な組合せをも、又はここにいずれかの請求項において請求された発 明と同一の発明であると否とに拘らず、この発明が解決する技術的課題と同一の 技術的課題の一部又は全てを解決すると否とに拘らず、当業者にとって自明であ るべき一又は複数の特徴のいかなる一般化をも、含むものと理解されるべきであ る。出願人は、この出願又はこの出願の継続出願の係属中に、そのような特徴及 び／又はそのような特徴の組合せについて新たな請求項が提出されることがあり 得ることをここに明記する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．対話型テレビジョンシステムを用いて、スタジオの参加者と共に視聴者がテ レビジョンのクイズショーに参加できるようにする方法であって、 ｉ）スタジオ参加者に問題が出されるクイズショーの生放送を送信するステッ プ、 ii）番組中の適当な時刻に問題に対する回答を送信するステップ、 iii）視聴者がその問題に回答することができる時間を決める信号を送信する ステップ、 iv）正しく回答された問題に対して得点を与えるステップ、 ｖ）クイズショーの間の所定の時刻に、認定得点を蓄積した視聴者を、スタジ オの参加者と共にクイズショーの生放送に参加するように招請するステップ、 vi）招請した各視聴者とスタジオとの間に通信リンクを設け、生放送に参加で きるようにするステップ、及び vii）クイズショーの残りの時間に、招請した視聴者からリアルタイムで回答 を受信するステップ、及び viii）招請した視聴者及びスタジオ参加者両者の得点を蓄積し、勝者を決定す るステップ を含む方法。 ２．通信リンクが公衆電話ネットワーク中の線である請求項１に記載の方法。 ３．通信リンクがケーブルテレビジョンネットワークの帰路チャンネルである請 求項１に記載の方法。 ４．充分な視聴参加者が得られるまで認定得点が次第に減らされる請求項１乃至 ３のいずれか１項に記載の方法。 ５．各問題について、視聴者が問題に回答することができる時間の終期を決定す る禁止信号が送信される請求項１乃至４のいずれか１項に記載の方法。 ６．複数の選択対象回答が視聴者に送信される請求項１乃至５のいずれか１項に 記載の方法。 ７．各問題に与えられる得点が送信され、蓄積されるべき得点を合計できる請求 項１乃至６のいずれか１項に記載の方法。 ８．対話型テレビジョンシステムに用いるテレビジョン送信装置であって、クイ ズショーを提供するテレビジョン信号を発生する手段、質問されたそれぞれの問 題に対する回答を発生しそれらを補助データチャンネルで送信する手段、及び、 クイズショーの所定の時点で、招請要求を受ける時刻までの合計得点が少なくと も所定の値に達する場合に、クイズショーの視聴者をクイズショーの残りの時間 の生放送に参加するように招請する要求信号を発生する手段を具えるテレビジョ ン送信装置。 ９．スタジオの参加者が問題の回答を始めた後で視聴者が回答することを防ぐた めの禁止信号を送信する手段を具える請求項８に記載のテレビジョン送信装置。 10．回答が複数の選択対象回答の形で表示されるように送信され、視聴者によっ て選択された回答と比較するための正解は表示できないようにする請求項８又は ９に記載のテレビジョン送信装置。 11．各問題に対する得点を送信する手段を具える請求項８乃至１０のいずれか１ 項に記載のテレビジョン送信装置。 12．補助データチャンネルが、テレビジョン信号の垂直帰線区間に含まれる請求 項８乃至１１のいずれか１項に記載のテレビジョン送信装置。 13．補助データチャンネルがテレテキストデータを含み、回答が１又は複数のテ レテキストデータパケットにコード化される請求項１２に記載のテレビジョン送 信装置。 14．充分な視聴参加者が得られるまで所定の値を減らす手段を具える請求項８乃 至１３のいずれか１項に記載のテレビジョン送信装置。 15．対話型テレビジョンシステムに用いる、クイズショーを提供するテレビジョ ン信号発生方法であって、 ｉ）質問された各々の問題に対する回答を発生し、それらを補助データチャン ネルに挿入するステップ、及び ii）クイズショーの所定の時点で、招請要求を受ける時刻までの合計得点が所 定の数以上である場合に、クイズショーの視聴者をクイズショーの残りの時間の 生放送に参加するように招請する要求信号を発生するステップ を含む方法。 16．更に、スタジオの参加者が問題に対して回答を始めた後で視聴者が回答する ことを防ぐための、禁止信号を発生するステップを含む請求項１５に記載の方法 。 17．ステップｉ）が、視聴者による表示のために、複数の選択対象回答の形で回 答を発生し、且つ、視聴者によって選択された回答と比較するための正解を発生 するステップを含む請求項１５又は１６に記載の方法。 18．更に、 iii）各問題に対する得点を発生するステップ、及び iv）問題又はその回答に対応する得点を送信するステップ を含む請求項１５乃至１７のいずれか１項に記載の方法。 19．対話型テレビジョンシステムに用いるテレビジョン受信機であって、クイズ ショーを提供するテレビジョン信号を受信する手段、補助データチャンネルを介 して、クイズショーで提出された各問題に対する回答を受信する手段、提出され た各問題に視聴者が回答できるようにする手段、視聴者の回答を正解と比較し、 比較の結果に基づいて回答に対する得点を定める手段、各々の問題に対する得点 を蓄積する手段、蓄積した得点が少なくとも所定の値に達する視聴者を、クイズ ショーの残りの時間の生放送に参加するように招請する信号を受信する手段、及 び、蓄積した得点が所定の値に達する場合に、ショーの残りの時間に参加するこ とを要求する手段を具えるテレビジョン受信機。 20．提出された問題に対して複数の選択対象回答を、正解の指示と共に受信する ように構成され、複数の選択対象回答を表示する手段、視聴者が複数の回答の中 から一つを選択できるようにする手段、及び、選択された回答を正解と比較する 手段を具える請求項１９に記載のテレビジョン受信機。 21．禁止信号を受信する手段、及び、禁止信号を受信した後は視聴者が回答を入 力することを防ぐ手段を具える請求項１９又は２０に記載のテレビジョン受信機 。 22．補助データチャンネルがテレテキストデータチャンネルであり、回答がコー ド化され、１又は複数のテレテキストデータパケットで送信され、テレテキス トデコーダ、及び、視聴者の回答と比較するために正解を格納する手段を具える 請求項１９乃至２１のいずれか１項に記載のテレビジョン受信機。 23．禁止信号がテレテキストパケットで送信される請求項２２に記載のテレビジ ョン受信機。 24．視聴者が問題に回答できるようにする手段がリモートコントロールユニット を具える請求項１９乃至２３のいずれか１項に記載のテレビジョン受信機。 25．対話型テレビジョンシステムに用いるデコーダであって、クイズショーを提 供するテレビジョン信号を受信してデコードする手段、補助データチャンネルを 介して、クイズショーで提出された各問題に対する回答を受信し且つデコードす る手段、提出された各問題に視聴者が回答できるようにする手段、視聴者の回答 を正解と比較し、その比較の結果に基づいて回答に対して得点を与える手段、各 々の問題に対する得点を蓄積する手段、蓄積された得点が少なくとも所定の値に 達する視聴者を、クイズショーの残りの時間の生放送に参加するように招請する 信号を受信する手段、蓄積した得点が所定の値に達した場合に、ショーの残りの 時間に参加することを要求する手段、及び、デコードされたテレビジョン信号を テレビジョン受信機に送る手段を具えるデコーダ。 26．提出された問題に対して複数の選択対象回答を、正解の指示と共に受信する ように構成され、視聴者が複数の回答の中から一つを選択できるようにする手段 、及び、選択された回答を正解と比較する手段を具える請求項２５に記載のデコ ーダ。 27．禁止信号を受信する手段、及び、禁止信号を受信した後は視聴者が回答を入 力することを防ぐ手段を具える請求項２５又は２６に記載のデコーダ。 28．補助データチャンネルがテレテキストデータチャンネルであり、回答がコー ド化され且つ１又は複数のテレテキストデータパケットで送信され、デコーダが 、テレテキストデコーダ、及び、視聴者の回答と比較するために正解を格納する 手段を具える請求項２５乃至２７のいずれか１項に記載のデコーダ。