JPH11501488A - 可変長デコーダ - Google Patents

可変長デコーダ

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JPH11501488A JP9524135A JP52413597A JPH11501488A JP H11501488 A JPH11501488 A JP H11501488A JP 9524135 A JP9524135 A JP 9524135A JP 52413597 A JP52413597 A JP 52413597A JP H11501488 A JPH11501488 A JP H11501488A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、HDTV用のディジタルビデオデータの復号化に特に適した可変長デコーダである。この可変長デコーダは、単一クロックサイクルで、MPEGデータ流中のペイロードを並列の制限コードワードに復号化し、そして単一クロックサイクルで、MPEGデータ流中のセットアップデータを単一の非制限コードワードに変換する。ペイロードデータがMPEGデータ流のおよそ95%が形成することにより、従来のVLDよりも著しくクロックレートが低くても、本発明のVLDのスループットが従来のVLDのスループットよりも著しく高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】 可変長デコーダ 技術分野 本発明は、一般的にデータ通信システムで使用する可変長デコーダに関するも ので、特に、高品位テレビジョン(HDTV:High Definition Television)用のデ ィジタルビデオデータを復号化する可変長デコーダに関する。 背景技術 ディジタルビデオデータ送信システムにおいて、ビデオデータは、符号化され たディジタルビデオデータを復号化する受信機に送信される前に符号化される。 復号化されたディジタルビデオデータは、連続する信号処理段に出力される。こ のようなシステムのデータスループット及びメモリ効率を上げるため、ディジタ ルビデオデータを圧縮及び符号化するため、統計的圧縮アルゴリズムが使用され る。圧縮アルゴリズムの一例は、ハフマン符号化アルゴリズムである。データの 圧縮は特に、固定長コードワードよりも可変長コードワードに分割されたデータ 流をもたらす。可変長復号化器は、圧縮データ流を有する可変コードワードを復 号化する。 可変長コードワード群を復号化するために利用可能な方法は、いくつか存在す る。最も一般的な方法は、ツリー検索アルゴリズム及テーブル参照技術である。 ツリー検索アルゴリズムは、終端及び入力ビット流中のコードワード個々の値 を介してビット毎の検索を使用する。符号化ツリーは、既知のコードワードの葉 を有する。符号化ツリーの幹から始りかつ、符号化ツリーの異なる枝に対してビ ット毎に継続する復号化工程は、それぞれ連続するビット単位の流れの復号化値 に依存する。最終的には葉に到り、そしてコードワードの最終が検出される。コ ードワードは、この場合、ビット流の休止により分割され、そして検出されたコ ードワード値が参照されかつ、可変長デコーダから出力される。ツリー検索アル ゴリズムを使用したビット流の復号化は、象徴的なレートよりも遅いビットレー トで復号化処理が実施されるため、多くの高速装置に対しては遅すぎる。この結 合において、このビットレートでビット流を復号化することは、HDTVデコーダが 要求する象徴的なピークレートを満足しない。 可変長デコーダのデータスループットを向上させるため、Sun氏等により発明 された米国特許第5173695号に開示されたようなテーブル参照デコーダが開発さ れた。このようなデコーダは、必要に応じて本発明に応用する。上述の米国特許 のテーブル参照符号器は、入力において可変ワード長復号化されたビット流を受 信し、ビット流である最大長コードワードの長さに等しい並列ビット群を出力す るレートバッファの出力に結合される。このビット群は、カスケードラッチに読 みとられる。各ラッチにおけるカスケード群は、マルチビット入力と、テーブル 参照デコーダに対するスライド復号窓からなるバレルシフタに入力される。制御 信号は、検出された各コードワードを、バレルシフターの復号窓の位置に直接シ フトする。 各コードワードを検出するため、デコーダ窓の初期ビットが、テーブル参照デ コーダに用意されたコードワードと比較される。コードワードが検出された場合 、対応するコードワード長が、丁度復号化されたワードのビット数により符号化 窓を直接シフトする制御信号を生成するために適切な演算が為されたコードワー ドを有するアキュムレータの値に付加される。第1ラッチのビットの全てが復号 化された場合、バッファの次のビット群が第2ラッチに入力され、第2ラッチの 所望のビット群が第1ラッチに転送される。復号化窓はこの場合、非復号化シー ケンス中の次のコードワードの始めにシフトされる。デコーダのシフト及びコー ドワードの復号化は、一つのクロックサイクルで実施される。この結果、テーブ ル参照デコーダは、ビット長に依存しないクロックサイクル毎の或るコードワー ドの復号化に適応し、この結果、ツリー検索アルゴリズムのデコーダよりもデコ ーダのデータスループットが著しく向上する。 民生用のHDTV機器において、ピークシンボルレートがおよそ1億個のコードワ ード/秒で、単一の可変長デコーダのシンボルレートで全ての画像の復号化を実 現できる。HDTVシステムにおいて、画像表示時間中に、レートバッファからの入 力画像を処理するために可変長デコーダ(VLD)が使用される。VLDは、表 示装置の解像度と表示時間に依存するピークシンボルレート(PSR)でデータ流 中のワードを復号化しなければならない。MPEGプロトコルを使用するHDTVシステ ム用には、1秒当り1億もしくはそれ以上のコードワードのVLDスループットが 要求される。この様なスループットを有するVLDの改善に関する技術的な問題に 加えて、大容量レートバッファを有する高速VLDインタフェースは、実現するた めのメモリが大変高価である。この問題は、より高速化のため、非同期型DRAMの ようなより低速で安価なメモリ素子でなく、スタティックRAM(SRAM)及び同期D RAM(SDRAM)を使用しなければならない場合には一層重要である。もちろん、メ モリの価格は、HDTVのような民生機器において非常に重要な要素である。 現在の手法において、HDTVシステムは、並行して画像の異なる部分を復号化す るため、多重VLDを使用する多重処理経路に区分けされる。この様な手法におい て、VLDが大きな問題となる。画像の各区画が画像情報の略々全てを含んでも良 いため、多重に寄与するピンポンバッファがVLDの全てとレートバッファの間に 要求され、この結果、システムに要求されるビット流メモリの数が著しく上昇す る。例えば、8つの並行VLDを有する区画された復号化システムは、8つのピン ポンバッファが必要で、ピンポンバッファのそれぞれは、レートバッファの2倍 のサイズである。この結果、単一VLDを有するシステム上では因数が16である ため、要求されるバッファメモリの総数が上昇する。 上述及び以降の内容から、現在利用可能な技術の上述の様な問題点及び欠点を 克服する可変長デコーダに関する技術の必要性が明かに存在することが期待され 、さらに区画HDTVデコーダよりも単一VLD-HDTVデコーダを応用使用できることが 期待されている。より明確には、デジタルビデオデータの処理に適応するデジタ ルスループットを有するが、クロックレートが低い可変長デコーダに関する技術 の必要性が明らかに存在する。この結果、より安価な(低速の)メモリの使用及 びより明確には可変長デコーダの実現を可能にする。 以下に明確になるように、本発明は、クロックサイクル中のMPEGデータ流中の ペイロードデータとして並列の修正コードワードに復号化する。そして単一のク ロックサイクル中に、MPEGデータ流中のセットアップデータとして非修正コ ードワードを復号化する非可変長デコーダを提供することにより、この分野で必 要な条件を満たす。ペイロードデータが、約95%のMPEGデータ流からなる場合 、本発明のVLDのスループットは、現在実現可能なVLDのよりも明らかに低いクロ ックレートで、現在の実現可能なVLDのものよりも明らかに高い。 発明の開示 本発明は、HDTVデジタルビデオデータの復号化に特に適する可変長デコーダを 網羅する。本発明の可変長デコーダは、第1及び第2のカスケードレジスタ、そ してバレルシフタを望ましくは有する。第1レジスタの出力は、コードワード( 最大コードワード長)の最大ビット数と等しい値の並列入力ビット(32)の第 1セットを介してバレルシフタの入力に結合される。第1レジスタの出力は、コ ードワード(最大コードワード長)の最大ビット数に等しい数の並列入力ビット ラインの第1セット(32本)を介してバレルシフタの入力に結合され、そして 第2レジスタの出力は、最大コードワード長に等しい数の並列入力ビットライン (32)の第2セットを介してバレルシフタの入力に結合される。 入力ビット流のビット群は、第1及び第2レジスタに供給される。両者のレジ スタのビット群は、並列入力ビットらいんの2つのセット上のバレルシフタに入 力される。即ち、望ましくは最大コードワード長の2倍である並列入力ビットラ インの総数(64)に等しいバレルシフタに並列群の可能な入力ビットを供給す ることは、本発明に限定されない。バレルシフタは、シフト入力と、最大コード ワード長(32)に等しい数の並列出力ビットラインのセットとを有する。復号 化窓を形成するバレルシフタからの並列出力ビットラインは、バレルシフタのシ フト入力に供給されるワードポインタに応じて、可能な入力ビット群を横断する 形でシフトされる。 バレルシフタの並列出力ラインは、単一クロックサイクルで処理される一つも しくは複数のコードワード長を復号化するための複数の並列コードワード長デコ ーダを含むワード長演算回路に結合される。復号化されたコードワード長は、有 効な入力ビット群を横断する復号化窓をシフトするワードポインタを提供するた めの適切な演算流されたコードワード長を有する演算器の値に付加される。第1 レジスタ中のビットの全てが復号化されると、入力ビット群からの次のビット群 が、第2レジスタに供給され、そして第2レジスタ中の現在のビット群が第1レ ジスタに転送される。復号化窓は、非復号化群中の次のコードワードの始りをシ フトするために、ワードポインタによりシフトされる。 バレルシフタの並列出力ビットラインは、単一クロックサイクルで処理される 一つもしくは複数のコードワード値を復号する複数のコードワード値デコーダを 含む値復号化回路に結合される。コードワード値デコーダにより出力される復号 化コードワード値は、復号化装置及び関連する論理回路からなる制御回路の制御 による出力多重化により、復号化ワード流を生成するために多重化される。 制御回路は、回路に基づいて入力ビット流のコードワードの形式を、そして例 えばMPEGプロトコルである復号化プロトコルに対応する復号化コードワードを規 定する。本発明によると、制御回路は、復号化sれるべきコードワードの形式に 応じて2つの異なるコードワード処理モードで動作する、入力回路、ワード長演 算回路、値復号化回路、そして出力マルチプレクサの動作を制御する。最初若し くは従属するコードワード処理モードにおいて、4つ(若しくは所望の数)の従 属コードワードが、同一の復号化テープにより単一クロックサイクルで、並列に 復号化され、第2もしくは個別コードワード処理モードにおいては、異なる復号 化テーブルにより単一クロックサイクルで個別コードワードが復号化される。即 ち、本発明の可変長デコーダのデータスループットは、現存する可変長デコーダ のレートよりも著しく低いクロックレートで、現存する可変長デコーダよりも著 しく高い。 図面の簡単な説明 第1A図及び第1B図は、本発明の技術により構築された可変長デコーダのブ ロック図である。 第2図は、本発明の可変長デコーダによりコードワードがどのように並列処理 されるかを示す図である。。 発明を実施するための最良の形態 前述のような本発明の目的、構成そして効果について、図面を参照して以下に 詳細に述べる。以下に本発明が特定の構成について示した実施例を基に説明され るが、本発明はこの実施例に限定されないことに注意されたい。当業者及びここ で述べる技術を利用できる者による、本発明を利用可能である範囲及び付加的な 領域に関する、付加的な変更、構成、そして実施例の実現をも含む。 第1図は、本発明の望ましい実施例に対応して構築された可変長デコーダ10 の回路である。可変長デコーダ10の動作は、クロックCLK(図示せず)に同期 する。レートバッファ(図示せず)からの入力ビット流20は、可変長コードワ ード群を含む。入力ビット流20は、第1レジスタ22に受信される。この構成 の実施例において、入力ビットストリーム20は、ペイロードデータ及びセット アップデータを含むMPEGディジタルビデオデータ流である。圧倒的に優位なデー タ(約95%のデータ)を構成するペイロードデータは、対応するルックアップ テーブルを使用して復号化されるDCT(Discrete Cosine Transform)係数、モーシ ョンベクトルのようなコードワードにより示される。セットアップデータは、MP EG復号化プロトコルに対応して、復号化工程を提供する対応機器及び対応する論 理回路を有する制御回路60により使用される。 第1レジスタ22は、32本の並列入力ビットライン34を介して第1バレル シフタ28に結合される。各ラインは、第1レジスタ22のビットに対応する。 第2レジスタ26は、32本の並列入力ビットライン32を介してバレルシフタ 28に結合される。各ラインは第2レジスタ26のビットに対応する。即ち、合 計で64本の並列入力ビットライン32,34がバレルシフタ28に結合される 。これにより、バレルシフタ28用の64本の対応群が提供される。バレルシフ タ28は、シフト入力35及び32本の並列出力ビットライン38を有する。他 の数の並列入力ビットライン32,34及び並列出力ビットライン38が本発明 の及す範囲から内で当業者が利用することを望むであろう。この場の実施例にお いて、並列入力ビットライン32の数、並列入力ビットライン34の数、そして 並列出力ビットライン38の数が、コードワード(最大コードワード長)の最大 ビット数に等しい値が選択される。 初めに、データ要求信号40に応じて、復号化されるべきコードワードを示す 32ビット群が入力ビット流20から第1レジスタ22に向けて供給される。再 び第1レジスタ22にビットが供給されると、第1レジスタ22の内容が32ビ ット並列ビットライン24を介して第2レジスタ26に転送され、そして入力ビ ット流20の32ビットの次の群が、第1レジスタ22に供給される。即ち、6 4入力ビットの群が、バレルシフタ28に対して実現する。32本の並列出力ビ ットライン38は、以下に示す方法で64本の並列入力ビットライン32,34 から選択される。この選択のため、復号化窓38が設けられる。復号化窓38は 、バレルシフタ28のシフト入力35に対してライン36上に供給されるワード ポインタに応じて有効な入力ビット分を左から右へと横断するようにシフトされ る。復号化窓38は、所望のクロックサイクルで復号化されたコードワードの長 さ(若しくは合成長)により有効な入力ビット群を横断するワードポインタによ りシフトされる。この結果、基本クロックサイクルで処理される次のコードワー ドの始りが、復号化窓38の左端から始る。 ワードポインタの値は、基本クロックサイクルで復号化されたコードワードの 復号化長もしくは合成長を有する第1加算器44により加算される。加算器44 の出力は、レジスタ64に結合され、その出力はワードポインタに結合される。 もちろん、システムが初期化された場合、レジスタ64がゼロに初期化される。 ワードポインタの基準値の合計と復号化窓38のビット幅である基本クロックサ イクルの間に復号化されたコードワードの復号長若しくは合成長が加算されると (以後、ループ加算と称す)、加算器44がオーバフローもしくはゼロループを 繰返し、そしてデータ要求先40に供給するキャリー出力Cを発生する。即ち、 第1レジスタ22の内容が第2レジスタ26に移動されるデータ再ロードトリガ され、そして入力ビット流20からの32ビットの次の群が第1レジスタ22に 供給される。加算器44がオーバーフローした場合、加算器44の出力値は、3 2ビットのループ加算の総数に等しくなる。即ち、ワードポインタがこの差に等 しい入力ビットに対する復号化窓38の左端をずらす。例えば、ループ加算が4 0の場合、加算器の出力は8で、ワードポインタが8つの有効入力ビットに復号 化窓38の左端に移動する。 制御回路60は、例えばMPEGプロトコルである復号化プロトコルにより、基 本的な及び所望の復号化コードワードに基づいて入力ビット流20に含まれたコ ードワードの形式を特定する。 制御回路60は、復号化される入力ビット流の次のコードワードが単一形式の コードワードであることを特定する。この場合の制御回路60は、単一コードワ ード長デコーダ72及び単一ワード地デコーダ76を活性化する為にライン62 に供給される単一/合成選択(Sign/Contig Select)制御信号を生成する。即ち、 VLD10の動作の単一コードワード処理モードを初期化する。この単一コードワ ード処理モードにおいて、単一クロックサイクル中、単一コードワードの値は、 単一ワード値デコーダ76により復号化され、単一コードワードの長さは、単一 コードワード長デコーダ72により復号化される。単一コードワードの復号長は 、単一/合成マルチプレクサ50の第1入力にライン52を介して供給される。 単一/合成選択制御信号は、単一/個別マルチプレクサ50の制御入力にライン 62を介して供給される。このため、単一/合成マルチプレクサ50の出力とし てライン52に供給される復号化された単一コードワード長を選択する。マルチ プレクサ50の出力は、上述のようにワードポインタ(加算器44の他の入力) の基本値を加算する加算器44の入力にライン48を介して供給される。適切な 有効入力ビット、即ち復号化されるべき次のコードワードの第1ビットに、復号 化窓38の左端をシフトしても良いようにワードポインタの値を更新する。制御 信号は、VLD10により処理されるコードワードの形式を示すライン80上の制 御回路60により出力され、そして単一コードワード長デコーダ72と単一ワー ド値デコーダ76の適切なルックアップテーブルを選択するために使用される。 制御回路60が、一つも若しくは複数の合成形式コードワードを含む入力ビッ ト流20中の次のビット群を規定する場合、単一/合成選択制御信号が、一つも しくは複数の並列合成ワード長デコーダ74,88,106,116及び一つも しくは複数の並列合成ワード値デコーダ78,102,108,114を選択も しくは活性化するため、ライン62上の供給される。結果、VLD10の動作の合 成コードワード処理モードを初期化する。 合成コードワード処理モードにおいて、単一クロックサイクルにおいては、4 つまでの合成コードワードの値が並列合成ワード値デコーダ78,102,10 8,114に復号化され、4つまでの合成コードワードの長さが、並列合成ワー ド長デコーダ74,88,106,116により復号化される。ライン80上の 制御回路60により出力される制御信号は、VLD10に処理されるコードワード の形式を示し、そして、選択された合成ワード長デコーダ74,88,106, 116および合成ワード値デコーダ78,102,108,114の適切なルッ クアップテーブルを選択するために使用される。合成ワード長デコーダ74,8 8,106,116および合成ワード値検出器78,102,108,114の 数は、制御回路60が規定しかつ、復号化すべき次にビット群含まれる合成コー ドワードの数に依存して活性化される。制御回路60は、復号化プロトコルに対 応する基本的なもしくは所望の復号化コードワードに基づいて、復号化されるべ き合成コードワードの数を規定する。規定に応じて、制御回路60は、2ビット の加算選択制御信号を生成する。この信号は、加算マルチプレクサ122の制御 入力にライン130を介して供給される。これにより4つの入力、Sum1、Sum1 −2、Sum1−3、Sum1−4の所望の何れかが加算マルチプレクサ122の出力 として選択される。 基本クロックサイクルで復号化された合成コードワードの復号化長(もしくは 合成長)を示す加算マルチプレクサ122の出力を示す加算マルチプレクサ12 2の出力は、単一/合成マルチプレクサ50の封入力にライン54を介して結合 される。単一/合成選択制御信号は、単一制御合成マルチプレクサ50の出力と してライン54に供給された合成マルチプレクサ122の出力を選択する。マル チプレクサ50の出力は、ライン48を介して、例えば復号化される次のコード の左端の適切な有効入力ビットに符号化窓38の左端をシフトするように、ワー ドポインタの値を更新するため、上述のワードポインタ(加算器44の他の入力 )の基本値を加算する加算器44の入力に供給される。制御回路60は、群ター ミネータ(例えばEOB)用の検索による及び/もしくは群のモーションベクトル (MV)の数を所望の復号化ヘッダデータに基づいて計数することにより、選択 のための加算マルチプレクサ122に対する入力(合計)に関する結果を出す。 この実施例において、可変長デコーダ10は、3つの並列、即ち第2、第3、 第4バレルシフタ66,68,70のそれぞれが、4つの並列コードワードの処 理経路の各々について、第1バレルシフタ28に加えて含まれる。各バレルシフ タの復号化窓は、最大コードワード長には望ましくは等しくない。第1バレルシ フタ28の出力には、バレルシフタ66,68,70の各々の入力に供給され、 そして各バレルシフタ28,66,68,70の各出力が、それぞれ合成ワード 長デコーダ74,88,106,116の何れかに対応する入力に結合される。 第1バレルシフタ28の出力は、単一ワード長デコーダ72の入力に結合される 。 制御回路60が到来する単一コードワードを検出すると、ライン80を介して 単一ワード長デコーダ72の所望のルックアップテーブルを活性化する。加えて 、制御回路60は、ライン62を介して供給された単一/合成選択制御信号を介 して単一コードワードモードに単一/合成マルチプレクサ50を切替える。単一 コードワードの復号化されたワード長は、詳細に述べたように、ライン52を介 して単一/合成マルチプレクサ50の入力として供給される。次いで、単一コー ドワードの復号化値は、ライン82を介して、出力マルチプレクサ(レート加速 器)84の入力として単一ワード値検出器76により出力される。 制御信号60は、復号化されるべき次のビット群が合成コードワードで始るこ とを検出し、ビットストリームからの合成コードワードの数、合成ワード長のお よその数及び対応する値デコーダの選択的な活性化を規定する。この話題の目的 として、可変長デコーダ10が以下の方法で動作する場合、制御回路60が復号 化されるべき4つの合成コードワードのブロックを検出することに注意されたい 。 第1合成ワード長デコーダ74は、ブロック中の第1合成コードワードの長さ を検出する。第1合成ワード値デコーダ78は、第1合成コードワードの値を復 号化し、ライン81を介して出力マルチプレクサ84の入力として復号値を出力 する。第1合成コードワードの長さを示す第1合成ワード長デコーダ74の出力 Sum1は、ライン90を介して第2加算器92の第1入力に、そしてライン90を 介して第2バレルシフタ66のシフト入力に供給される。即ち、第1合成ワード 長デコーダ74の出力Sum1が、第1合成コードワードの復号化長により、第2バ レルシフタ66の復号化窓86の左端にシフトするワードポインタとして使用さ れる。ゆえに、第2バレルシフタ66の復号化窓86の左端は、第1バレルシフ タ28の復号化窓38の第2合成コードワードで始る。第1合成ワード長デ コーダ74の出力Sum1は、ライン128を介して加算マルチプレクサ122の 第1入力に供給される。 第2バレルシフタ66の復号化窓86は、第2合成ワード長デコーダ88の入 力及び第2合成ワード値デコーダ102の入力に結合される。第2合成ワード値 デコーダ102は、第2合成コードワードの値を復号化し、そしてライン83を 介して出力マルチプレクサ84の入力として復号化値を出力する。第2合成コー ドワードの長さを示す第2合成ワード長の出力は、ライン94を介して、第2加 算器92の第2入力に供給される。即ち、第2加算器92は、第1合成コードワ ードの長さSum1を加算する。これにより、第1及び第2合成コードワードの合成 長を示す合成加算出力、Sum1,2が生成される。第2加算器92の出力Sum1,2は、 ライン96を介して第3バレルシフタ68のシフト入力に供給される。ゆえに、 第3バレルシフタ68の復号化窓98の左端は、第1バレルシフタ28の復号化 窓38の第3合成コードワードで始る。第2加算器92の出力Sum1,2は、第3加 算器104の第1入力として、そして加算マルチプレクサ122の第2入力とし て供給される。 第3バレルシフタ68の復号化窓98は、第3合成ワード値デコーダ106の 入力及び第3合成ワード値デコーダ108の入力に結合される。第3合成ワード 値デコーダ108は、第3合成コードワードの値を復号化し、そしてライン85 を介して出力マルチプレクサへの入力として復号化値を出力する。第3合成コー ドワードの長さを示す第3合成ワード長デコーダ106の出力は、ライン97を 介して第3加算器104の第2入力に供給される。即ち第3加算器104は、第 1及び第2合成コードワードの合成長Sum1,2を第3合成コードワードの長さに加 算する。これにより、第1乃至第3合成コードワードの合成長を示す合成加算出 力Sum1,2,3が生成される。第3加算器104の出力Sum1,2,3が、ライン110を 介して第4バレルシフタ70のシフト入力に印加される。即ち、第3加算器10 4の出力が、第1乃至第3合成コードワードの合成長Sum1,2,3により第4バレル シフタ70の復号化窓112の左端をシフトするためのワードポインタとして使 用される。この結果、第4バレルシフタ70の復号化窓112の左端が、第1バ レルシフタ28の復号化窓38の第4合成コードワードで始る。第3加算 器104の出力Sum1,2,3は、第4加算器に第1入力として、加算マルチプレクサ 122に第3入力として供給される。 第4バレルシフタ70の復号化窓112は、第4合成ワード長デコーダ116 の入力及び第4合成ワード値デコーダ114の入力に結合される。第4合成ワー ド値デコーダ114は、第4合成コードワードの値を復号化し、ライン87を介 して出力多重化84の入力として復号化利を出力する。第4合成コードワードの 長さを示す第4合成ワード値デコーダ116の出力は、ライン11を介して第4 加算器118の第2入力に供給される。即ち、第4加算器118は、第1乃至第 3合成コードワードの合成長Sum1,2,3を第4合成コードワードの長さに加算する 。これにより第1乃至第3合成コードワードの合成長を示す合成加算出力Sum1,2 ,3,4が生成される。第4加算器118の出力Sum1,2,3,4は、合成マルチプレクサ 122に第4入力として供給される。 上述の例において、制御回路60が単一クロックサイクルで復号化されるべき 第4合成コードワードを検出することにより、制御回路60は、加算マルチプレ クサ122に対する出力として、ライン130を介して加算マルチプレクサ12 2の制御出力に供給される2ビットの制御信号SumSelectを介して、第4入力Sum 1,2,3,4を選択するであろう。もちろん、第4入力の特定の一つ(Sum1、Sum1,2 、Sum1,2,3、Sum1,2,3,4の何れか)が、群の合成コードワードの数に依存して選 択される。 制御回路60は、ライン80を介してコードワードの形式を出力マルチプレク サ84の入力として、ライン134を介して復号化サイクル毎のコードワードの 数を出力マルチプレクサ84の他の入力と指定、さらに単一/合成選択制御信号 を出力マルチプレクサ62に制御入力として出力する。出力マルチプレクサ84 は、ライン136を介してコードワード形式流として、コードワード形式を出力 する。出力マルチプレクサ84は、ライン138を介してクロックサイクル毎の コードワードの数をデータ処理システムの次の段階に出力する。これによりシス テムの次の段階の所望の回路が活性化される。 動作モード(単一もしくは合成コードワード処理モードの両者において)、そ してクロックサイクル毎の有効コードワードの数(合成コードワード処理モー ド)に基づいて、制御回路60はある単一コードワード値もしくは4つの合成コ ードワード値の両者の出力に提供する出力マルチプレクサ(レート加速器)を制 御する。システムの構成に応じて、より高いレートで計時された単一コードワー ド流に多重化可能で、また所望のアドレス能力を使用する場合と同様のレートで 以下のメモリ段に書込まれる。 第2図は、コードワードが、どのように第1図に示した特定の実施例の可変長 デコーダ10により並列処理されるかを示す図で、以下にその説明を行う。 第1バレルシフタ28の復号化窓38の内容は、可変長デコーダ10が、クロ ックサイクルあたりのコードワードをどのように多くできるかを示すため、各ク ロックサイクルについて示されている。クロックサイクル毎のコードワードをよ り多く処理することにより、本発明の可変長復号化は、基本レートの速度よりも 遅い速度で計時されても良い。この結果、データ処理システムの可変長デコーダ から他の電気的な部分へのインタフェースについてハードウェアの要求速度を提 言することができ、クロックサイクル毎のデータスループットを上げることがで きる。 第2図の上部において、第1及び第2レジスタ22,26の内容が示されてい る。コードワードは、左から右にかけて、第1ヘッドコードワードH1、第2ヘ ッダコードワードH2、第1合成コードワードC1、第2合成コードワードC2 、第1端部ブロックコードワードEOB1、第3合成コードワードC3、第4合成コ ードワードC4、第5合成コードワードC5、第2端部ブロックコードワードEO B2、そして第3ヘッダコードワードH3が含まれる。ブロックコードワードEOB1 ,EOB2の第1及び第2端部は、同一のルックアップテーブルをDCT関数として使 用することにより復号化できるため、合成コードワードと見なされる。 ライン35に供給されるワードポインタは、第1バレルシフタ28の復号化窓 38の左端を規定する。復号化窓38のビット幅は、復号化窓38を、H1乃至 C4とコードワードC5の第1部分からなる8つのコードワードに限定する。復 号化窓38の幅が32ビットの場合、コードワードH1乃至C4の長さプラスコ ードワードC5の第1部分の長さとの合計が32ビット以下でなくてはならない 。 第1クロックサイクルにおいて、第1コードワードH1が単一形式のコードワ ード形式であるため、第1コードワードH1の値が、単一ワード値デコーダ76 により復号化され、そして復号化値が出力マルチプレクサ84を介して出力され る。さらに、第1コードワードH1の長さが単一ワード長検出器72により復号 化される、ライン36上に供給されるワードポインタがただちに更新される。こ の結果、第2クロックサイクル用の次のコードワードH2の始りに、復号化窓3 8の左端がシフトする。 第2クロックサイクルにおいて、復号化窓38は、次のコードワードH2で始 る。復号化窓38は、コードワードC5の全てを含む為にシフトされる。コード ワードH2が単一形式のコードワードである場合、コードワードH2の値が単一 ワード値デコーダ76で復号化され、そして復号化値が出力マルチプレクサ84 を介して出力される。さらに、第1コードワードH2の長さは、単一ワード長デ コーダ72により復号化され、そしてライン36上のワードポインタが、ただち に更新される。この結果、復号化窓38の左端が、第3クロック用に、次のコー ドワードC1の初めにシフトされる。 第3クロックサイクルにおいて、制御回路60は、コードワードC1,C2, EOB1,そしてC3を含む合成コードワードのグループの出現を検出する。そのよ うな状態において、制御回路60は4つ全ての接触ワード長検出器74,88, 106,116及び接触ワード値デコーダ78,102,108,114を活性 化する。即ち、第3クロックサイクルにおいて、4つの接触コードワードC1, C2,EOB1,C3の値が接触ワード値デコーダ78,102,108,114に より復号化され、そして4つの接触コードワードの復号化値が、出力マルチプレ クサ84を介して出力される。さらに、4つの接触コードワードの長さが、接触 ワード長検出器74,88,106,116に復号化される。 可変長デコーダ10が第3クロックサイクルの合成コードワード処理モードで 動作することにより、制御回路60は、単一/合成選択制御信号を介して、単一 /合成マルチプレクサ50の出力として、加算マルチプレクサ122の出力を選 択する。4つの接触コードワードが第3クロックサイクルにおいて復号化される ことにより、制御回路6は、2ビットの加算選択制御信号を介して、加算マルチ プレクサ122の出力として、4つの入力Sum1,2,3,4を選択する。即ち、第3 クロックサイクルで復号化された4つ全ての接触コードワードの合成長を示す演 算された加算値Sum1,2,3,4は、ワードポインタの基本値として第1加算器44に より加算される。この結果、復号化窓38が、第4クロックサイクル用に次のコ ードワードC4の初めにシフトされる。第3クロックサイクルで復号化された4 つ全ての合成コードワードの演算長が第1バレルシフタ28の復号化窓38のビ ット幅(例えば32ビット)に及ぶことにより、第1加算器44ではあふれが生 じ、そして結果として生じるキャリーアウトCがデータ要求線40を活性化する 。この動作は、以下に詳細に述べるようなデータ再ロード動作のきっかけとなる 。 第4クロックサイクルにおいて、制御回路60は、コードワードC4,C5, EOB2を有する合成コードワードのグループの出現を検出する。コードワードEOB2 が合成コードワードの適切なグループの終りであることが規定されると、制御回 路60は、合成するワード長デコーダ74,88,106,116及び合成する コードワード長デコーダ78,102,108,114のそれぞれ最初の3つを 活性化する。即ち、第3クロックサイクルにおいて、3つのコードワードC4, C5,EOB2の値が合成ワード値デコーダ78,102,108により復号化 され、3つの合成コードワードの復号化値が出力マルチプレクサ84を介して出 力される。さらに、3つの合成コードワードの長さが、合成ワード長デコーダ7 4,88,106により復号化される。 可変長デコーダ10が第4クロックサイクルの合成コードワード処理モードで 操作されることにより、制御回路60は、単一/合成選択制御信号を介して、単 一/合成マルチプレクサ50の出力として総量マルチプレクサ122の出力を選 択する。3つの合成コードワードが第4クロックサイクルで復号化されることに より、制御回路60は、2ビットの総量選択制御信号を介して、総量マルチプレ クサ122の出力として、第3入力Sum1,2,3を選択する。即ち、第4クロックサ イクルで復号化された3つ全ての合成コードワードの合成長を示す、演算された 総量Sum1,2,3が、第1加算器44により、ワードポインタの現在値に加算される 。この結果、ワードポインタの値が更新され、復号化窓38が、第5クロックサ イクル用の次のコードワードH3の初めにシフトされる。 第5クロックサイクルにおいて、制御回路60は、第5クロックサイクルで復 号化されるべきコードワードH3が単一形式のコードワードであるため、可変長 デコーダ10の動作モードを合成コードワード処理モードから単一コードワード 処理モードに変更する。即ち、第5クロックサイクルにおいて、単一コードワー ドH3の値が、単一コードワード値複合器76に復号化され、単一コードワード H3の復号値が出力マルチプレクサ84を介して出力される。 バレルシフタ28の復号化窓38のビット幅が、復号プロトコルにおける最大 コードワード長に適応可能であるが、適切な合成コードワードの最大長の4倍よ りも広くないと理解されたい。実施例において、制御回路60が所望のクロック サイクルで復号化された全ての合成コードワードのビット総数をあふれる事態を 検出可能で、この基準に基づくクロックサイクル毎の合成コードワードの数を限 定するため、合成総数の選択機構を使用する。レートバッファに格納されたビッ トの画像サイズが、バッファのサイズにより限定される。即ち、高いスループッ トを要求するコードワードにおけるピークは、より短いコードワードが多数存在 することにより生じる。このため、合成総数Sumの選択機構は、システムの能力 について妥協することなくより長いコードワード用のスループットを提言するた めに使用できる。 可変長デコーダは、与えられたクロックサイクルで、可変長デコーダにより処 理される或る形式の複数のコードワードを容認する。これにより、低いクロック レートにおけるデータスループットが改善される。可変長デコーダは、ビット流 の位置及び量に関してヘッダデータに通常良く規定されるDCT係数及びモーシ ョンベクトルのようなペイロードデータを使用する。DVT係数は、通常、ブロ ックに形成され、ブロックの数は既知である。ターミネータと呼ばれるブロック コードワード(EOB)の終りは、DCT係数テーブルの一部である。DCT係 数及びモーションベクトルは、復号化工程のルーチンには影響を及さず予測が非 常に容易である。この内容及びDCT係数及びモーションベクトル(特定のデー タ形式)が他の形式の情報から簡単に分離できる長いシーケンスで送信されると いう内容が、疑似並列処理用に提供される。 並列処理されるべき的確なデータ形式は、単一モードの動作において処理され る単一データ形式により中断される。残念なことに、単一形式のコードワードは 、的確な合成形式のコードワードとは別に処理されねばならない。例えば、第4 経路において、AC係数のような合成コードワードが、合成AC係数とは別に復 号化されるDC係数合成コードワードで始る新たな合成ブロックの始りにおいて 中断される。この結果、DC係数が並列処理用(単一コードワードが存在する) には適切ではなく、単一コードワードの復号化ループにおいて処理される。スル ープットは、過去のブロックの最終クロックサイクルにおいて処理されねばなら ない4つのAC係数よりも小さいという事態のためにさらに削減される。AC係 数の数が4で割れるとは限らないので、EOBコードワードを含むブロックの終 りにおいて残りのAC係数の数を、1乃至4の何れかとすることができる。世っ て、クロックサイクルあたりのスループットが、構築された経路の数よりも削減 される。 平行処理により本発明の可変長符号器は現在有効な可変長符号器よりいくつか の重要な利点を達成したことを理解すべきである。 第一に、データの処理能力比が非常に上がった。それはHDTVのような高速 機器にはきわめて重要である。前述のように、HDTV機器のピークシンボルレ ートは一秒に1億個のコードワードを超す。ここで開示している特定の実施例に より、本発明の可変長符号器は形式的な可変長デコーダのデータ処理能力比のお よそ3.5倍、ビット流データのおよそ95%以上を達成することができる。 第二に、本発明の可変長デコーダのクロックレートはデータ処理能力比の向上 に直接比例して減少した。このクロックレートの減少は安価で遅いメモリーの使 用を可能にし、また、HDTVのような高速機器への可変長デコーダの採用の実 現を容易にする。 第三に、本発明の可変長符号器は単一VLD高速データ処理システム、例えば HDTVシステム、を可能にし、それにより、レートバッファインターフェース で必要なメモリー量を大幅に減少させる。 第四に、本発明の可変長デコーダの測定可能な構造は異なるVLDの実現に柔 軟性を与える。このため、選択された平行処理経路の数は、特定の機器の必要条 件で決定される。典型的には、選択される処理経路の数は2から6の範囲となる 。 概して、本発明の望ましい実施例を詳細に説明したが、当業者にはおそらく明 らかである、ここで示されている基本的な発明の概念の多くのバリエーションお よび/もしくは修正は添付のクレームで定義されるように、依然として本発明の 精神と範囲内にあることを明確に理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 複数の合成及び単一コードワードを含む入力ビット流をコードワードを復 号する可変長デコーダにおいて、 入力ビット流を受信しかつ、出力に復号されるべき一つもしくは複数のコード ワードを含むビット群を有する復号化窓を提供する入力手段と、 前記復号化窓において一つもしくは複数の合成コードワードの長さを並列に規 定する合成コードワード長復号手段と、 前記復号化窓において単一コードワードの長さを規定する単一コードワード長 復号化手段と、 前記復号化窓において、一つもしくは複数の合成コードワードの値を並列に規 定する合成コードワード値復号化手段と、 前記復号化窓において、単一コードwどの値を規定する単一コードワード値復 号化手段とを有することを特徴とする可変長デコーダ。 2. 請求項1に記載の可変長デコーダにおいて、 復号化プロトコルに応じて、前記可変長デコーダの動作を制御する制御手段を 有することを特徴とする可変長デコーダ。 3. 請求項2に記載の可変長デコーダにおいて、 前記入力手段が、前記復号化窓を有する第1バレルシフタを有し当該復号化窓 に並列結合された複数の付加的バレルシフタとを有すること特徴とする可変長デ コーダ。 4. 請求項3に記載の可変長デコーダにおいて、 前記単一コードワード長デコーダが前記復号化窓に結合され、当該コードワー ド長デコーダの各々が、前記付加的バレルシフタの対応する出力復号化窓に結合 されたことを特徴とする可変長デコーダ。 5. 請求項4に記載の可変長デコーダにおいて、 前記単一コードワード値デコーダの出力に結合された第1入力を有する出力マ ルチプレクサと、前記合成コードワード値デコーダの滞欧する出力に結合された 複数の付加的な入力とを有することを特徴とする可変長デコーダ。 6. 請求項5に記載の可変長デコーダにおいて、 与えられたクロックサイクルで復号化される一つもしくは複数の合成コードワ ードの合成長を規定しかつ、代表的な加算コードワード長加算信号を出力する前 記合成コードワード長復号化手段の対応する出力に結合された複数の入力を有す る加算手段と、 単一コードワード長復号化手段の単一ワード長出力に結合された第1入力と、 合成コードワード長加算信号に結合された第2入力とを有する単一/合成マルチ プレクサとを有し、 前記制御手段が、与えられたクロックサイクルで処理すべきコードワードの形 式を規定し、この規定に基づき、単一/合成マルチプレクサの単一/合成出力と して、単一/合成マルチプレクサに対する第1もしくは第2入力の所望の何れか を選択する第1制御信号を発生することを特徴とする可変長デコーダ。 7. 請求項6に記載の可変長デコーダにおいて、 前記加算手段が、 第1合成コードワードの前記規定された長さを代表する最初の合成コードワー ド長デコーダの第1合成ワード長出力に結合された第1入力を有する加算マルチ プレクサと、 前記第1合成ワード長に結合された第1入力と二つ目の前記合成コードワード 長デコーダの第2合成ワード長出力に結合される第2入力と、前記加算マルチプ レクサの第2入力に結合されたワード長加算出力を有する第1加算回路とを有し 、 前記制御手段が、与えられたクロックサイクルで復号化されるべき合成コード ワードの数を規定し、この規定に応じて、前記合成コードワード長加算信号とし て前記加算マルチプレクサに第1もしくは第2入力の何れかを選択するための第 2制御信号を生成することを特徴とする可変長デコーダ。 8. 請求項7に記載の可変長デコーダにおいて、 前記加算手段が、前記ワード長加算出力に結合された第1入力と、三つ目の前 記合成コードワード長デコーダの第3合成ワード長出力に結合された第2入力と 、前記加算マルチプレクサの第3入力に結合された付加的なワード長加算出力と を有することを特徴とする可変長デコーダ。 9. 請求項7に記載の可変長デコーダにおいて、 前記単一/合成マルチプレクサの前記単一/合成多重出力に結合された第1入 力と、前記入力手段の出力において復号化されるべき一つもしくは複数の付加的 コードワードを有する新たなビット群を提供する前記入力手段の前記復号化窓を シフトするためのワードポインタを有する前記加算器の出力に結合された第2入 力とを有する加算器を備えたことを特徴とする可変長デコーダ。 10. 請求項9に記載の可変長加算器において、 前記加算器が、当該加算器のあふれが生じた場合に前記入力手段に供給される べき前記入力ビット流から新たなビット流を要求する桁上げが生じることを特徴 とする可変長デコーダ。 11. 請求項9に記載の可変長デコーダにおいて、 前記制御手段が、現在の望ましい復号化コードワードに基づいて、前記復号プ ロトコルに応じて可変長デコーダの動作を制御する固定機器及び対応する論理回 路を有することを特徴とする可変長デコーダ。 12. 請求項1に記載の可変長デコーダにおいて、 前記入力ビット流がディジタルビデオデータ流で、 前記単一コードワードが前記ディジタルビデオデータ流中のセットアップデー タを有し、 前記合成コードワードが、前記ディジタルビデオデータ流中のペイロードデー タを有することを特徴とする可変長デコーダ。 13. 請求項12に記載の可変長デコーダにおいて、前記ディジタルビデオデ ータ流がMPEGデータ流であることを特徴とする可変長デコーダ。 14. 複数の合成及び単一コードワードを有する入力ビット流に含まれるコー ドワードを復号化する方法において、 前記入力ビット流を受信しかつ、出力において復号化されるべき一つもしくは 複数のコードワードを含むビット群を有する復号化窓を提供し、 第1クロックサイクルで前記復号化窓中の一つもしくは複数の合成コードワー ドの長さを並列に規定し、 第2クロックサイクルの間、前記復号化窓中の単一コードワードの長さを規定 する工程を有し、さらに、 前記第1クロックサイクルの間、前記復号化窓中の一つもしくは複数の合成コ ードワードの値を並列に規定する合成コードワード値復号化手段と、 第2クロックサイクルの間、前記復号化窓中の単一コードワードの値を規定 する単一コードワード値復号化手段とが利用されることを特徴とする可変長デコ ーダ。
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