JPH1148287A - 射出成形装置におけるシリンダ用の射出ノズル、及びこれを使用した射出成形金型 - Google Patents

射出成形装置におけるシリンダ用の射出ノズル、及びこれを使用した射出成形金型

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JPH1148287A
JPH1148287A JP20497897A JP20497897A JPH1148287A JP H1148287 A JPH1148287 A JP H1148287A JP 20497897 A JP20497897 A JP 20497897A JP 20497897 A JP20497897 A JP 20497897A JP H1148287 A JPH1148287 A JP H1148287A
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injection
nozzle
tip
cylinder
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JP20497897A
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Tatsuhiko Aoki
達彦 青木
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】溶融樹脂が洩れ出ないようにするためのスプー
ルブッシュ60側への加圧にも十分耐えることができる
ことは勿論、成形金型40の冷却時における冷却作用が
及ばない、つまり十分な保温性を有する射出ノズルを提
供すること。 【構成】射出成形装置の射出機を構成するシリンダの先
端に取付けられて、型締めされた成形金型のキャビティ
内に成形材料を射出するための射出ノズル50であっ
て、この射出ノズル50の金型当接面の一部または全体
を、セラミックスを材料として一体的に形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の分野】本発明は、合成樹脂製射出成形に使用
される射出成形機用の射出ノズル、及びこれを使用した
射出成形金型に関し、特に、射出材料の保温を考慮した
射出ノズル及び射出成形金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂を材料として種々な製品を成形
する成形法の一つに射出成形装置が使用されている。こ
の種の射出成形装置は、図1及び図2に示すように、大
きく分けて図示右側の射出機10と、成形金型40の開
閉作動を行う図示左側の金型装置30と、これらの金型
装置30及び射出機10を駆動するための駆動装置とか
らなっている。
【0003】この図1及び図2に示した射出成形装置1
00では、その射出機10におけるホッパー11内に投
入された樹脂材料は、シリンダ20内のスクリュー21
の強制回転による発熱及びシリンダ20の外周に設けて
あるヒータ22による加熱によって軟化・溶融され、シ
リンダ20の先端の射出ノズル50に送られる。この射
出ノズル50は、図10にも示すように、成形金型40
の固定ダイプレート41に設けてあるスプールブッシュ
60に強い圧力で当接させてあり、この射出ノズル50
から成形金型40のキャビティ内に溶融樹脂が射出され
ることになる。
【0004】成形金型40のキャビティ内に充填された
溶融樹脂は、例えば成形金型40内に冷却水を通すこと
により冷却され、これによって成形金型40のキャビテ
ィの形状に応じた形の製品として固化されるのであり、
図2に示したように、成形金型40の型開きを行うこと
により、製品として取り出されることになる。この成形
金型40内の冷却を行う際には、射出ノズル50は固定
ダイプレート41側のスプールブッシュ60から引き離
さなければならない。何故なら、成形金型40は冷却さ
れているのであるから、射出ノズル50を引き離さない
と、この射出ノズル50内に残留している溶融樹脂も冷
却されて固化し変質ないしノズルの目詰りを生じさせる
ものであって、この変質した樹脂材料は、次の製品の成
形時に悪影響を及ぼすものとなるからである。
【0005】また、この射出成形装置100では、図2
に示すように、金型装置30側の固定ダイプレート41
及び移動ダイプレート42のそれぞれが装着されるもの
であり、型締油圧シリンダ31により移動ダイプレート
42を固定ダイプレート41に対して移動させることに
よって、所謂「型締め」と「型開き」を行うようにして
ある。なお、固定ダイプレート41側には、図4などに
示すように、スプールブッシュ60が一体化されてお
り、このスプールブッシュ60内にて固化した樹脂材料
は、「型開き」の際にほぼ同時に取り除かれるものであ
る。
【0006】以上の射出ノズル50は、これを成形金型
40の冷却時毎にスプールブッシュ60から引き離して
いると、次のような問題が生ずることになる。 射出ノズル50のスプールブッシュ60に対する前進
・後退作業には時間が要るから、当該射出成形装置10
0全体の作業効率が当然悪くなる。 スプールブッシュ60から後退した射出ノズル50の
先端からは、シリンダ20内の残圧等によって常に溶融
樹脂が吐流されることになり、樹脂材料の無駄になるば
かりか、その処理も必要となる。 射出ノズル50とスプールブッシュ60とが後退すれ
ば、両者共外気温によって冷却され、特に、射出ノズル
50の先端が冷却されることになれば、次の射出を行っ
たときに、射出ノズル50の先端部分で冷却された樹脂
材料が成形金型40内に入ることになって、これが製品
中のショートショット(固化した樹脂材料の後流側に溶
融樹脂が充填されるために生ずる切れ目または未充填状
態)の発生の原因となる。 上記のように、樹脂材料の無駄を承知で溶融樹脂を
逆流吐出させるのであるが、それでも射出ノズル50が
外気等によって冷却されることにより、次の射出を行っ
たときに冷却された溶融樹脂と、後から入ってくる十分
加熱されている溶融樹脂との間に物性的な差が生じ、こ
れが製品上にフローマーク(色や表面形態が微妙にズレ
て生ずる模様)として現出するばかりか、射出ノズル5
0の冷却がある程度以上であれば、所謂ノズルの目詰り
となって、連続した射出成形作業に支障をきたすもので
ある。
【0007】そこで、本発明者は、この種の射出成形装
置100におけ上記のような問題を解決するにはどうし
たらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発
明を完成したのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の経緯
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、射出ノズル内の溶融樹脂が成形金型40の冷却時に
おいても固化しないようにして、成形時間の短縮化を図
り、効率の良い射出成形を行えるようにすることであ
る。
【0009】すなわち、まず請求項1に係る発明の目的
とするところは、溶融樹脂が洩れ出ないようにするため
のスプールブッシュ60側への加圧にも十分耐えること
ができることは勿論、成形金型40の冷却時における冷
却作用が及ばない、つまり十分な保温性を有する射出ノ
ズル50を提供することにある。
【0010】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、上記請求項1に係る発明と同様な、十分な耐圧
性と保温性を有するものとすることができる他、ノズル
本体51自体の良好な熱伝導性を全体にわたって維持す
ることのできる射出ノズル50を提供することにある。
【0011】請求項3に係る発明の目的とするところ
は、上記請求項2に係る射出ノズル50の保温性及び熱
伝導性をより一層高めることのできる射出ノズル50を
提供することにある。
【0012】そして、請求項4に係る発明の目的とする
ところは、上記請求項1〜3のいずれかの射出ノズル5
0の保温性をより効果的なものとすることができ、射出
材料の溶融状態を保ち、、製品中にショートショットや
フローマークの発生が全く発生しないようにすることの
できる射出成形金型40を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述の
実施形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「射出成形装置100の射出機10を構成するシリンダ
20の先端に取付けられて、型締めされた成形金型40
のキャビティ内に成形材料を射出するための射出ノズル
50であって、この射出ノズル50の金型当接面の一部
または全体を、セラミックスを材料として一体的に形成
したことを特徴とする射出ノズル50」である。
【0014】すなわち、この請求項1に係る射出ノズル
50は、その全体をセラミックスによって形成したもの
であり、これにより、その耐圧性と保温性を確保するよ
うにしたものである。
【0015】セラミックスとしては、射出ノズル50の
前述したようなスプールブッシュ60に対する圧接時に
十分耐え得る強度と、保温性を有しているものであれば
よいから、アルミナ、チタニア、窒化珪素、ジルコニ
ア、サーメット等種々なファインセラミックスが採用で
きるものであり、中でも公知のジルコニアは、適度に硬
く(ビッカース硬度で1,100Hv)、20℃におけ
る熱伝導率も、0.008(cal/cm・sec・
℃)と非常に小さいため、本発明に係る射出ノズル50
の材料として最も適したものとなっている。
【0016】以上のように、全体をセラミックスによっ
て構成した射出ノズル50は、シリンダ20の先端側に
螺着によって交換可能に取付けられるものであり、図3
に示すように、中央に溶融樹脂を吐出するための射出口
50aを有していて、この射出口50aはスプールブッ
シュ60側の通孔と常時連通したままの状態に維持され
ることになる。
【0017】つまり、この射出ノズル50は、射出成形
装置100を構成している金型装置30の固定ダイプレ
ート41側に設けたスプールブッシュ60に対して常に
圧接した状態で使用されるのであり、成形金型40の冷
却時は勿論、成形金型40の開閉時においても、スプー
ルブッシュ60側の通孔と当該射出ノズル50の射出口
50aとを連通させた状態のまま、射出成形装置100
の成形作業が繰り返されるのである。
【0018】このとき、射出ノズル50のスプールブッ
シュ60との当接面から溶融樹脂が洩出してはならない
ため、射出ノズル50の先端はスプールブッシュ60に
対して一定の圧力で当接されているし、金型装置30に
よる成形型40の特に型締時において型締油圧シリンダ
31による機械的衝激が加えられるが、当該射出ノズル
50は非常に硬度の高いセラミックスによって形成して
あるから、その圧力や衝激に十分耐え得るものとなって
いる。
【0019】また、射出していない時のシリンダ20に
おいては、その先端に保温性に優れたセラミックスから
なる射出ノズル50が取付けられていて、この射出ノズ
ル50によって成形金型40や金型装置30との間に熱
的遮断がなされているから、当該シリンダ20内の溶融
樹脂が冷却固化することは全くなく、射出ノズル50の
射出口50a内に残留している溶融樹脂も、冷却固化さ
れることはない。従って、この射出ノズル50内の溶融
樹脂は、次の射出成形のための材料として使用されたと
しても、前述したショートショットやフローマークの原
因となることはない。勿論、当該射出ノズル50が外気
によってその内部の溶融樹脂に影響を及ぼす程冷却され
ないことは言うまでもない。
【0020】上記課題を解決するために、請求項2に係
る発明の採った手段は、同様に、「射出成形装置100
の射出機10を構成するシリンダ20の先端に取付けら
れて、型締めされた成形金型40のキャビティ内に成形
材料を射出するための射出ノズル50であって、この射
出ノズル50を構成している金属製のノズル本体51の
先端部分にセラミックスカバー52を一体化するととも
に、ノズル本体51の一部をセラミックスカバー52の
挿通孔52aから露出することになる貫通部51aとし
たことを特徴とする射出ノズル50」である。
【0021】すなわち、この請求項2の射出ノズル50
は、図4〜図6に示すように、請求項1の射出ノズル5
0のように全体をセラミックスで形成するのではなく、
セラミックスカバー52によってノズル本体51の先端
部分を覆い、金属によって形成してあるノズル本体51
の一部を貫通部51aとして、射出ノズル50を構成し
たものである。このように構成したのは、保温性につい
てみれば、射出ノズル50の他の部分に接触する部分・
面のみを熱的に遮断しておけば十分だからである。ま
た、樹脂材料の溶融についてみれば、溶融樹脂が射出さ
れない間はその溶融状態を十分維持しなければならない
のであるが、シリンダ20内は勿論ノズル本体51内の
溶融樹脂に対しては、ヒータ22またはシーズヒータ5
4からの熱が十分伝わるようにしておかなければならな
いからである。
【0022】換言すれば、この請求項2の射出ノズル5
0は、例えば図4に示すように、そのノズル本体51に
ついては、従来のそれのように金属を材料としたものを
そのまま採用するとともに、当該射出ノズル50が金型
装置30側のスプールブッシュ60に当接すると考えら
れる部分に、セラミックスからなるセラミックスカバー
52を一体化して、このセラミックスカバー52によっ
てノズル本体51の先端部分を熱的に遮断するようにし
たのである。勿論、このセラミックスカバー52は、セ
ラミックスからなることから機械的強度に優れているか
ら、射出ノズル50全体としての硬度を非常に高いもの
となっているだけでなく、ノズル本体51の貫通部51
a自体の保護を兼ね、スプールブッシュ60側のノズル
当接面63の態様の変化に応じた形状のものに交換可能
である。
【0023】また、金属によって形成してあるノズル本
体51の先端は、上述したセラミックスカバー52の挿
通孔52a内に収納される貫通部51aとしてあり、こ
の貫通部51a内にも溶融樹脂が少し貯められるように
している。従って、図4で示した射出ノズル50のヒー
タ22によってシリンダ20が加熱されていれば、その
熱はノズル本体51を伝ってその貫通部51aにまで至
り、この貫通部51a内に残存している溶融樹脂の加熱
が、セラミックスカバー52の存在とは全く無関係にな
されることになる。勿論、このセラミックスカバー52
によって貫通部51a及びノズル本体51の先端部分が
保温されていることは前述した通りであり、ノズル本体
51やその貫通部51a内の溶融樹脂が冷却固化するこ
とは全くないのである。
【0024】図9には、上記課題を解決するための請求
項3に係る発明が示してあるが、この請求項3に係る発
明の採った手段は、上記請求項2に記載の射出ノズル5
0について、「セラミックスカバー52の後端側にノズ
ル本体51の周側面全体を覆うことになる保温壁53を
一体的に形成するとともに、この保温壁53の内側にシ
ーズヒータ54を設置するようにしたこと」である。
【0025】すなわち、この請求項3に係る射出ノズル
50は、図9に示すように、請求項2に係るセラミック
スカバー52に、その図示右側に伸びる保温壁53を一
体的に形成したものであり、この保温壁53が存在する
と、図4等に示したようなヒータ22を使用することが
できないこともあるから、この保温壁53の内側にシー
ズヒータ54を配置するという構成を採用したものであ
る。
【0026】これにより、セラミックスカバー52部及
びその挿通孔52a内に挿入されるノズル本体51の貫
通部51aとによって、請求項2に係る発明と同様の作
用を発揮する他、セラミックスカバー52と一体化して
ある保温壁53によって当該射出ノズル50の先端部分
の断熱がより一層確実になされているのであり、しか
も、この保温壁53の内側に配置したシーズヒータ54
による溶融樹脂の加熱がより確実になされるのである。
【0027】従って、この請求項3に係る射出ノズル5
0によれば、これを成形作業中スプールブッシュ60に
当接させたままにしておくことができ、シリンダ20内
の溶融樹脂の保温や加熱を十分行なうことができて、射
出成形装置100によって成形された製品中にショート
ショットやフローマークを生じさせることがなく、しか
も樹脂材料を無駄なく使用することができるのである。
【0028】そして、上記課題を解決するために、請求
項4に係る発明の採った手段は、図5に示したように、
「上記請求項1〜請求項3のいずれかの射出ノズル50
が当接することになるスプールブッシュ60に、射出ノ
ズル50について使用したのと同様なセラミックスによ
って形成したブッシュ台座61を取付けた射出成形金型
40」としたことである。
【0029】すなわち、この射出成形装置100では、
金型装置30側のスプールブッシュ60についても、射
出ノズル50と同様な機械的強度を付与するとともに、
射出ノズル50側を冷却しないようにするための保温性
を、セラミックスによって形成したブッシュ台座61に
よって達成するようにして、これによる樹脂材料による
射出成形を効率化するようにしたものである。
【0030】さらに、この請求項4に係る射出成形金型
40によれば、その射出ノズル50について上記請求項
1〜3の発明と同様な作用、効率を得ることができるこ
とは当然として、成形金型40が冷却されたときであっ
ても、その冷却作用はスプールブッシュ60内に設けて
有るセラミックス製のブッシュ台座61によって射出ノ
ズル50側に及ぼされないから、射出ノズル50が冷却
されることはない。また、ブッシュ台座61はセラミッ
クス製であるため機械的強度が高く、同じくセラミック
ス製の射出ノズル50またはセラミックスカバー52が
そのノズル当接面63に当接したとしても、当該ブッシ
ュ台座61やスプールブッシュ60を破損させることは
ないのである。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、上記のように構成した各発
明について、図面に示した実施の形態である射出ノズル
50について説明することとする。この場合、各射出ノ
ズル50や請求項4に関連するブッシュ台座61以外
は、従来の技術の項で述べた通り、図1及び図2に示し
た従来一般の射出成形装置100のそれと同様であるの
で、以下では射出ノズル50及びブッシュ台座61を中
心とした説明を行うこととする。
【0032】図3には請求項1に係る射出ノズル50が
示してあり、この射出ノズル50はジルコニアを代表と
するセラミックスによって一体形成したものである。ま
た、この射出ノズル50は、図1または図2に示したシ
リンダ20の先端に螺着すようようにしたものであるた
め、図3の(b)に示したように、ネジ部50bが形成
してある。勿論、この射出ノズル50からは、シリンダ
20内の溶融樹脂が射出されるのであるから、その軸心
には射出口50aが形成してある。本実施形態の射出ノ
ズル50においては、図3の(a)のようにみたときの
直径が約32mm、図3の(b)のようにしてみたとき
の長さが約47mmである場合に、射出口50aの内径
の最小径を5mm、先端の口径を6mm、内端の口径を
15mmとしたものである。
【0033】また、この射出ノズル50の先端面は、ス
プールブッシュ60側のノズル当接面63の半径を21
mmの凹所として形成した場合に、半径が19mmとな
る凸面として形成してあり、当該射出ノズル50をスプ
ールブッシュ60側に当接させたとき、溶融樹脂の洩れ
出ないようにしてある。
【0034】そして、この実施形態の射出ノズル50は
前述したような公知のジルコニアを材料として形成した
のであるが、その熱伝導率は0.008cal/cm・
sec・℃(3.35W/m・K)、比熱は0.12c
al/g・℃であり、450℃までの熱衝撃に十分耐え
得るものであった。また、このジルコニアのヤング率
は、(2.1E+0.6)Kgf/cm2 であり、曲げ
強度は7000Kgf/cm2 であった。
【0035】図4には、請求項2の発明に係る射出ノズ
ル50が示してあり、この射出ノズル50は、従来の射
出ノズルを構成しているのと同様な金属材料を使用して
形成したノズル本体51と、このノズル本体51の先端
に被せられるべきセラミックスカバー52と、ノズル本
体51及びその内部の樹脂材料を加熱するためのヒータ
22とを有しているものであり、図示右方に形成してあ
るネジ部(図示は省略してある)によってシリンダ20
の先端部に螺着されるものである。セラミックスカバー
52は、前述したような材質のジルコニアによって一体
形成したものである。このセラミックスカバー52のノ
ズル本体51に対する一体化は、図示した実施形態の場
合には、複数の取付ビス55をセラミックスカバー52
の外側からノズル本体51に螺着することにより行って
いるが、その他に種々な手段を採用することができるも
のである。
【0036】この図4に示した射出ノズル50で重要な
ことは、金属製のノズル本体51(通常その交換作業が
困難なものである)の先端を同材料からなる貫通部51
aとし、この貫通部51aを交換容易なセラミックスカ
バー52の先端中央に形成した挿通孔52aから露出さ
せるようにしていることである。すなわち、当該射出ノ
ズル50内に収納されることになる溶融樹脂の全体を、
熱伝導性のよいノズル本体51及び貫通部51aによっ
て包み込み、ノズル本体51の外側に配置してあるヒー
タ22からの熱が射出ノズル50内の溶融樹脂全体に伝
導し易くしていることが重要なのである。そして、金属
製の貫通部51aの先端が金型装置30側のスプールブ
ッシュ60に当接し得るように露出させることにより、
成形作業の一番最初に当該射出ノズル50をスプールブ
ッシュ60側に当接させる際の衝激がセラミックスカバ
ー52に直接かからないようにしているのである。
【0037】セラミックスカバー52は、図6に示した
ように、セラミックスの一種であるジルコニアを採用し
てカップ状のものに一体成形・焼成したものであり、そ
の先端部分を丸くして、スプールブッシュ60またはこ
れに取付けられるブッシュ台座61のノズル当接面63
に液密的に当接し得るように形成したものである。勿
論、このセラミックスカバー52には、図6の(c)に
示すように、、ノズル本体51の先端の貫通部51aを
挿通することのできる挿通孔52aが形成してあり、取
付ビス55でノズル本体51側に固定するための固定ビ
ス孔も形成してある。
【0038】図5には、請求項4の発明に係る射出成形
装置100の、射出ノズル50及びスプールブッシュ6
0を中心にしてみた部分拡大断面図が示してあるが、こ
の射出成形装置100では、請求項2に係る射出ノズル
50に対向するスプールブッシュ60に、射出ノズル5
0のセラミックスカバー52と同じセラミックス製のブ
ッシュ台座61を取付けて構成したものである。このブ
ッシュ台座61は、その中心に形成した通し孔62内
に、スプールブッシュ60に形成した樹脂通し部60a
を挿通して位置決めされ、当該スプールブッシュ60に
支持されるものである。その他は、図4に示したのと同
様な構成を有しているので、同一部材に同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0039】すなわち、この図5に示した請求項4に係
る射出成形装置100では、その全体の基本構成は、図
1及び図2に示した通りであるが、シリンダ20の先端
に取付けられる射出ノズル50を、上記請求項1または
2のそれのように、あるいは次に述べる請求項3に係る
射出ノズル50のように構成するとともに、この射出ノ
ズル50が対向することになる金型装置30側に配置し
たスプールブッシュ60に、図5及び図7に示したよう
なセラミックス製のブッシュ台座61を介在させないよ
うにしたものである。
【0040】このブッシュ台座61も、射出ノズル5
0、またはセラミックスカバー52を構成しているのと
同様なセラミックス、すなわちジルコニアを採用して一
体成形したものであり、図7に示したように、スプール
ブッシュ60の射出ノズル50側先端(図5では図示右
側)に収納するだけで装着できるような円板状のものと
してある。勿論、このブッシュ台座61には射出ノズル
50の先端が当接し、溶融樹脂を成形金型40側に通さ
なければならないから、このブッシュ台座61には、図
7の(c)に示したように、中央に通し孔62を形成す
るとともに、この通し孔62の図示右側面を、射出ノズ
ル50の先端が液密的に当接し、係る凹面状のノズル当
接面63としたものである。
【0041】さて、請求項3に係る射出ノズル50は、
図9に示してある。この請求項3に係る射出ノズル50
では、請求項2に係る射出ノズル50のセラミックスカ
バー52について、このセラミックスカバー52の後端
側に保温壁53を一体的に形成し、この保温壁53の内
側に、図9に示したように、シーズヒータ54を収納配
置して構成したものである。
【0042】この場合、セラミックスカバー52につい
ては、当該射出ノズル50のスプールブッシュ60に対
する前進当接時に破損しないようにするために、文字通
りセラミックス製のものとする必要があるが、このセラ
ミックスカバー52と一体化される保温壁53について
は、内部のノズル本体51の保温及び断熱のみを行う機
能を有していればよいから、セラミックスカバー52と
同じセラミックスを材料として形成してもよいが、例え
ば、断熱性に優れた合成樹脂等の他の材料を採用して形
成してもよいものである。
【0043】さらに、図8には、請求項2の発明に係る
射出ノズル50の他の実施形態のものが示してあり、こ
の射出ノズル50は、金属材料を使用して形成したノズ
ル本体51と、このノズル本体51の先端に被せられる
セラミックスカバー52と、ノズル本体51及びその内
部の樹脂材料を加熱するためのヒータ22とを有してい
るものであり、図示右方に形成してあるネジ部によって
シリンダ20の先端部に螺着されるものである。また、
この射出ノズル50は、ノズル本体51の先端を同材料
からなる貫通部51aとし、この貫通部51aをセラミ
ックスカバー52の先端中央に形成した挿通孔52aか
ら露出させるようにしてある。勿論、この射出ノズル5
0のセラミックスカバー52は、前述したような材質の
ジルコニアによって一体形成したものである。
【0044】以上の構成の点では、この図8に示した射
出ノズル50は、図4に示したものと同様な構成を有す
るものであるが、この図8に示した射出ノズル50で
は、そのセラミックスカバー52のノズル本体51に対
する一体化を次のようにしている点で異なっている。す
なわち、この図8の射出ノズル50では、まずそのノズ
ル本体51側の先端部に、当該射出ノズル50の圧接方
向に対して直交する当接面51cが貫通部51aを残し
た状態で形成してあり、この当接面51cに当接する当
接面52cを有したものとしてのセラミックスカバー5
2をジルコニアによって一体形成したものである。そし
て、このセラミックスカバー52の外周には、固定ナッ
ト56を係止するための段部52bが形成してある。
【0045】すなわち、この図8に示した射出ノズル5
0では、これが金型装置30側のスプールブッシュ60
に圧接されたとき、そのセラミックスカバー52に掛か
る圧力を、当接面52cのような広い面でノズル本体5
1側に分散させて掛けるようにしたものであり、これに
より、射出成形時のセラミックスカバー52自体の破損
を形状の上で防止するようにしたものである。
【0046】勿論、このセラミックスカバー52をノズ
ル本体51側に取り付けるに際しては、ノズル本体51
の貫通部51aを、セラミックスカバー52の先端中央
に形成した挿通孔52a内に挿通するようにして、当該
セラミックスカバー52をノズル本体51の先端に装着
し、その後に固定ナット56をノズル本体51側に螺着
するのである。この固定ナット56の、図8の図示右側
内面にはネジ部56aが形成してあり、このネジ部56
aに螺合するネジ部51bがノズル本体51の外側面に
形成してあるから、セラミックスカバー52のノズル本
体51に対する固定ナット56による一体化は簡単に行
える。
【0047】そして、このノズル本体51に一体化され
たセラミックスカバー52には段部52bが形成してあ
るから、この段部52bに固定ナット56の係合部57
が係合してセラミックスカバー52をノズル本体51側
に圧接させるため、当該セラミックスカバー52の当接
面52cは、ノズル本体51側の当接面51cに完全に
密着することになるのである。このため、この図8に示
した射出ノズル50では、これが金型装置30側のスプ
ールブッシュ60に圧接されたとき、そのセラミックス
カバー52に掛かる圧力が、当接面52cのような広い
面でノズル本体51側に分散されて掛けられ、射出成形
時のセラミックスカバー52自体の破損が防止されるの
である。
【0048】なお、この図8に示した射出ノズル50で
は、そのノズル本体51の側面に複数のセンサー挿通穴
58が形成してあり、これら各センサー挿通穴58内に
温度センサーを挿入して、ノズル本体51内の温度状態
を簡単に確認できるようにしてある。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述した通り、まず請求項1に係
る発明においては、射出成形装置100の射出装置10
を構成しているシリンダ20の先端に取り付けられるべ
き射出ノズル50の一部または全体をジルコニアを代表
するセラミックスによって一体的に形成したことにその
構成上の特徴があり、これにより、溶融樹脂が洩れ出な
いようにするためのスプールブッシュ60側への加圧に
も十分耐えることができることは勿論、成形金型40の
冷却時における冷却作用が及ばない、つまり十分な保温
性を有する射出ノズル50を提供することができるので
ある。
【0050】また、請求項2に係る発明においては、射
出ノズル50を構成しているノズル本体51の先端部分
にセラミックスカバー52を装着するとともに、ノズル
本体51の一部をセラミックスカバー52の挿通孔52
aから露出する貫通部51aを形成したことを特徴とす
る射出ノズル50としたことにその構成上の特徴があ
り、これにより、請求項1に係る発明と同様な、十分な
耐圧性と保温性を有する他、ノズル本体51自体の良好
な熱伝導性を全体にわたって維持することのできる射出
ノズル50を提供することができるのである。
【0051】さらに、請求項3に係る発明においては、
上記請求項2に係る射出ノズル50について、そのセラ
ミックスカバー52の後端側に保温壁53を被覆して、
この保温壁53の内側にシーズヒータ54を配置するよ
うにしたことにその構成上の特徴があり、これにより、
請求項2の発明と同様な効果を得ることができる他、ノ
ズル本体51内の溶融樹脂の保温性をより一層高めるこ
とができるのである。
【0052】そして、請求項4に係る発明においては、
上記請求項1〜請求項3のいずれかに係る射出ノズル5
0を採用するとともに、この射出ノズル50が当接する
金型装置30側に配置したスプールブッシュ60側の部
分に、セラミックス製のブッシュ台座61を介在させる
ようにしたことにその構成上の特徴があり、これによ
り、上記請求項1〜3のいずれかの射出ノズル50の断
熱性をより効果的なものとすることができて、製品中に
ショートショットやフローマークの発生が全くないよう
にすることのできる射出成形金型40を提供することが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る射出ノズルを採用した射出成形
装置の概略正面図である。
【図2】 同射出成形装置の要部拡大断面図である。
【図3】 請求項1に係る射出ノズルを示すもので、
(a)はその正面図、(b)は部分破断側面図である。
【図4】 請求項2に係る射出ノズル、及びその金型装
置側のスプールブッシュとの関係を示す部分拡大断面図
である。
【図5】 請求項4に係る射出成形装置の要部拡大断面
図である。
【図6】 請求項2に係る射出ノズルのセラミックスカ
バーを拡大して示すもので、(a)は側面図、(b)は
正面図、(c)は側面図の縦断面図である。
【図7】 請求項4に係る射出成形金型において採用さ
れる射出ノズルに対向することになるブッシュ台座を拡
大して示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、
(c)は側面図の縦断面図である。
【図8】 請求項2に係る射出ノズルの他の実施例を示
す部分拡大断面図である。
【図9】 請求項3に係る射出ノズルの拡大断面図であ
る。
【図10】 従来の射出成形金型における射出ノズルと
スプールブッシュとの位置関係を示す部分拡大縦断面図
である。
【符号の説明】
100 射出成形装置 10 射出機 11 ホッパー 20 シリンダ 21 スクリュー 22 ヒータ 30 金型装置 31 型締油圧シリンダ 40 成形金型 41 固定ダイプレート 42 移動ダイプレート 50 射出ノズル 50a 射出口 51 ノズル本体 51a 貫通部 51b ネジ部 51c 当接面 52 セラミックスカバー 52a 挿通孔 52b 段部 52c 当接面 53 保温壁 54 シーズヒータ 55 取付ビス 56 固定ナット 56a ネジ部 57 係合部 58 センサー挿通穴 60 スプールブッシュ 61 ブッシュ台座 62 通し孔 63 ノズル当接面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形装置を構成するシリンダの先端に
    取付けられて、型締めされた成形型のキャビティ内に成
    形材料を射出するための射出ノズルであって、 この射出ノズルの全体を、セラミックスを材料として一
    体成形したことを特徴とする射出ノズル。
  2. 【請求項2】射出成形装置を構成するシリンダの先端に
    取付けられて、型締めされた成形型のキャビティ内に成
    形材料を射出するための射出ノズルであって、 この射出ノズルを構成しているノズル本体の先端部分に
    セラミックスカバーを装着するとともに、前記ノズル本
    体の一部を前記セラミックスカバーの挿通孔から露出す
    る貫通部を形成したことを特徴とする射出ノズル。
  3. 【請求項3】 前記セラミックスカバーの後端側に、前
    記ノズル本体の周側面全体を覆うことになる保温壁を被
    覆して形成するとともに、この保温壁の内側にシーズヒ
    ータを配置するようにしたことを特徴とする請求項2に
    記載の射出ノズル。
  4. 【請求項4】 前記請求項1〜3のいずれかの射出ノズ
    ルに対向することになる金型装置側に配置したスプール
    ブッシュについて、その前記射出ノズルが当接すること
    になる部分にセラミックス製のブッシュ台座を取付けた
    ことを特徴とする射出成形金型。
JP20497897A 1997-07-30 1997-07-30 射出成形装置におけるシリンダ用の射出ノズル、及びこれを使用した射出成形金型 Pending JPH1148287A (ja)

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