JPH1143971A - 人工地中空間の形成方法 - Google Patents
人工地中空間の形成方法Info
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- JPH1143971A JPH1143971A JP9218194A JP21819497A JPH1143971A JP H1143971 A JPH1143971 A JP H1143971A JP 9218194 A JP9218194 A JP 9218194A JP 21819497 A JP21819497 A JP 21819497A JP H1143971 A JPH1143971 A JP H1143971A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Abstract
(57)【要約】
【課題】空間比率を高めることができると共に、正確な
貯水量を確保し得る人工地中空間の形成方法を提供す
る。 【解決手段】地中に液体を貯留するための人工の地中空
間を形成する方法であって、地面に凹所を形成して、該
凹所内に中空柱状体を層状もしくは柱状に積層すると共
に、中空柱状体の上部に人工の表面層を形成して中空柱
状体を地中に埋設し、該中空柱状体の内部空間等によっ
て地中空間を形成する。中空柱状体は、例えば滑り止め
材により積層された円形パイプで形成され、地中空間内
に液体を給液し得る給液手段と地中空間内の液体を取液
し得る取液手段が設けられる。また、積層された複数の
中空柱状体の外周部には多孔板からなる板体が配設され
る。
貯水量を確保し得る人工地中空間の形成方法を提供す
る。 【解決手段】地中に液体を貯留するための人工の地中空
間を形成する方法であって、地面に凹所を形成して、該
凹所内に中空柱状体を層状もしくは柱状に積層すると共
に、中空柱状体の上部に人工の表面層を形成して中空柱
状体を地中に埋設し、該中空柱状体の内部空間等によっ
て地中空間を形成する。中空柱状体は、例えば滑り止め
材により積層された円形パイプで形成され、地中空間内
に液体を給液し得る給液手段と地中空間内の液体を取液
し得る取液手段が設けられる。また、積層された複数の
中空柱状体の外周部には多孔板からなる板体が配設され
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中空間を人工的
に形成する人工地中空間の形成方法に係わり、特に、洪
水調整のための雨水調整槽、雨水利用を目的とした貯水
・散水のための貯水槽、火災・地震等の非常時用水のた
めの貯水槽等に使用される地中空間を容易に形成するこ
とにより、雨水利用の促進や土地の有効活用を図り得る
人工地中空間の形成方法に関する。
に形成する人工地中空間の形成方法に係わり、特に、洪
水調整のための雨水調整槽、雨水利用を目的とした貯水
・散水のための貯水槽、火災・地震等の非常時用水のた
めの貯水槽等に使用される地中空間を容易に形成するこ
とにより、雨水利用の促進や土地の有効活用を図り得る
人工地中空間の形成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、地中空間を人工的に作る形成方法
としては、例えば特公平７−３０５３２号公報に開示さ
れている。この形成方法は、泥岩、コンクリート等の不
透水層で形成された凹所に、砂利等の帯水材を人工的に
層積して帯水層を形成し、この帯水層の上面に表面部透
水層を人工的に層積すると共に、表面部透水層より帯水
層へ水を導く給水手段と、帯水層内の水を外部へ取水す
る取水手段を設けるようにしたものである。
としては、例えば特公平７−３０５３２号公報に開示さ
れている。この形成方法は、泥岩、コンクリート等の不
透水層で形成された凹所に、砂利等の帯水材を人工的に
層積して帯水層を形成し、この帯水層の上面に表面部透
水層を人工的に層積すると共に、表面部透水層より帯水
層へ水を導く給水手段と、帯水層内の水を外部へ取水す
る取水手段を設けるようにしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この形
成方法にあっては、地中空間が砂利等の帯水材間に形成
される間隙によって形成されるため、単位体積当たりの
空間比率が３０〜４０％と極めて悪く、例えば大規模な
帯水層を形成するには、極めて大きな容積の凹所が必要
になると共に、個々の帯水材の大きさ等の種類によって
空間比率が変化するため、帯水層内の貯水量を設計値に
対応する正確な貯水量に確保することが困難であるとい
う問題点があった。
成方法にあっては、地中空間が砂利等の帯水材間に形成
される間隙によって形成されるため、単位体積当たりの
空間比率が３０〜４０％と極めて悪く、例えば大規模な
帯水層を形成するには、極めて大きな容積の凹所が必要
になると共に、個々の帯水材の大きさ等の種類によって
空間比率が変化するため、帯水層内の貯水量を設計値に
対応する正確な貯水量に確保することが困難であるとい
う問題点があった。
【０００４】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、空間比率を高めることができると共に、正確な
貯水量を確保し得る人工地中空間の形成方法を提供する
ことにある。
もので、空間比率を高めることができると共に、正確な
貯水量を確保し得る人工地中空間の形成方法を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項１記載の発明は、地中に液体を
貯留するための人工の地中空間を形成する方法であっ
て、地面に凹所を形成して、該凹所内に中空柱状体を層
状もしくは柱状に積層すると共に、中空柱状体の上部に
人工の表面層を形成して中空柱状体を地中に埋設し、該
中空柱状体によって地中空間を形成するようにしたこと
を特徴とする。
く、本発明のうち請求項１記載の発明は、地中に液体を
貯留するための人工の地中空間を形成する方法であっ
て、地面に凹所を形成して、該凹所内に中空柱状体を層
状もしくは柱状に積層すると共に、中空柱状体の上部に
人工の表面層を形成して中空柱状体を地中に埋設し、該
中空柱状体によって地中空間を形成するようにしたこと
を特徴とする。
【０００６】このように構成することにより、中空柱状
体は、地面に形成された凹所内に横方向に並べて積層す
るか、あるいは縦方向に立てて柱状にして積層され、そ
の上部に人工の表面層が形成されて地中に埋設される。
この地中に埋設された中空柱状体の内部空間及び各中空
柱状体間の間隙空間が地中空間となり、雨水等の液体が
貯留される。地中空間が中空柱状体の内部空間等で形成
されることから、空間比率を大幅に高めることができる
と共に、その貯水量も設計値に正確に対応させることが
できる。
体は、地面に形成された凹所内に横方向に並べて積層す
るか、あるいは縦方向に立てて柱状にして積層され、そ
の上部に人工の表面層が形成されて地中に埋設される。
この地中に埋設された中空柱状体の内部空間及び各中空
柱状体間の間隙空間が地中空間となり、雨水等の液体が
貯留される。地中空間が中空柱状体の内部空間等で形成
されることから、空間比率を大幅に高めることができる
と共に、その貯水量も設計値に正確に対応させることが
できる。
【０００７】また、請求項２記載の発明は、中空柱状体
による地中空間内に液体を給液し得る給液手段と、地中
空間内の液体を取液し得る取液手段が設けられているこ
とを特徴とする。このように構成することにより、地中
空間に貯留される液体を効率的に給液し得ると共に、地
中空間内の液体を必要に応じて取液することができ、液
体の有効利用が図れる。
による地中空間内に液体を給液し得る給液手段と、地中
空間内の液体を取液し得る取液手段が設けられているこ
とを特徴とする。このように構成することにより、地中
空間に貯留される液体を効率的に給液し得ると共に、地
中空間内の液体を必要に応じて取液することができ、液
体の有効利用が図れる。
【０００８】また、請求項３記載の発明は、積層された
中空柱状体の外側に多孔板からなる板体が配設されてい
ることを特徴とする。このように構成することにより、
凹所の側方土圧や表面層の荷重を板体を介して支えるこ
とができ、中空柱状体の積層状態が安定して、より正確
な貯水量の確保が可能になる。
中空柱状体の外側に多孔板からなる板体が配設されてい
ることを特徴とする。このように構成することにより、
凹所の側方土圧や表面層の荷重を板体を介して支えるこ
とができ、中空柱状体の積層状態が安定して、より正確
な貯水量の確保が可能になる。
【０００９】また、請求項４記載の発明は、中空柱状体
が多数の円形パイプで形成され、該円形パイプが滑り止
め材を介して積層されていることを特徴とする。このよ
うに構成することにより、円形パイプからなる中空柱状
体を確実かつ安定して積層することができて、より正確
な貯水量の確保が可能になる。
が多数の円形パイプで形成され、該円形パイプが滑り止
め材を介して積層されていることを特徴とする。このよ
うに構成することにより、円形パイプからなる中空柱状
体を確実かつ安定して積層することができて、より正確
な貯水量の確保が可能になる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて詳細に説明する。図１〜図４は、本発
明に係わる形成方法によって形成した人工地中空間の一
実施例を示し、図１がその概略的な断面図、図２が図１
の側面から見た断面図、図３が図１のＡ−Ａ線矢視断面
図、図４が図１の要部拡大図である。
を図面に基づいて詳細に説明する。図１〜図４は、本発
明に係わる形成方法によって形成した人工地中空間の一
実施例を示し、図１がその概略的な断面図、図２が図１
の側面から見た断面図、図３が図１のＡ−Ａ線矢視断面
図、図４が図１の要部拡大図である。
【００１１】図１〜図３において、人工地中空間（以
下、地中空間という）１は、中空柱状体としての多数本
の円形の貯留パイプ２を有し、この貯留パイプ２が地面
３に形成された凹所４内の略直方体形状の板体５内に積
層配置されることにより地中空間１が形成されている。
板体５は、底板５ａと４枚の側板５ｂ及び天板５ｃで形
成され、この板体５の天板５ｃ上には、土、砂利等から
なる透水性の表面層６が人工的に形成されている。
下、地中空間という）１は、中空柱状体としての多数本
の円形の貯留パイプ２を有し、この貯留パイプ２が地面
３に形成された凹所４内の略直方体形状の板体５内に積
層配置されることにより地中空間１が形成されている。
板体５は、底板５ａと４枚の側板５ｂ及び天板５ｃで形
成され、この板体５の天板５ｃ上には、土、砂利等から
なる透水性の表面層６が人工的に形成されている。
【００１２】地中空間１の貯留パイプ２は、横方向（地
面３と平行する方向）に連結された２本の貯留パイプ２
が、横方向と縦方向に複数本（図では７本×４本）積層
されており、貯留パイプ２の長手方向両端部の隅部の一
個所には、図２及び図３に示すように、給液手段として
の給水パイプ７と、取液手段としての取水パイプ８が略
垂直状態で埋設されている。
面３と平行する方向）に連結された２本の貯留パイプ２
が、横方向と縦方向に複数本（図では７本×４本）積層
されており、貯留パイプ２の長手方向両端部の隅部の一
個所には、図２及び図３に示すように、給液手段として
の給水パイプ７と、取液手段としての取水パイプ８が略
垂直状態で埋設されている。
【００１３】給水パイプ７は、例えば貯留パイプ２と同
形状の円形パイプで形成され、貯留パイプ２の端部２ａ
（図３参照）を給水パイプ７の外径分短く設定すること
により、端部２ａに連結されている。そして、この給水
パイプ７の外周面には、図２に示すように多数の給水孔
７ａが形成されると共に、その上端の開口７ｂが地面３
に位置し、この給水パイプ７の開口７ｂから、例えば雨
水が矢印イの如く各貯留パイプ２内に給水される。
形状の円形パイプで形成され、貯留パイプ２の端部２ａ
（図３参照）を給水パイプ７の外径分短く設定すること
により、端部２ａに連結されている。そして、この給水
パイプ７の外周面には、図２に示すように多数の給水孔
７ａが形成されると共に、その上端の開口７ｂが地面３
に位置し、この給水パイプ７の開口７ｂから、例えば雨
水が矢印イの如く各貯留パイプ２内に給水される。
【００１４】また、取水パイプ８も給水パイプ７と同様
に形成されて、貯留パイプ２の端部２ｂ（図３参照）に
連結され、その外周面には多数の取水孔８ａ（図２参
照）が形成されると共に、この取水パイプ８の上端の開
口８ｂには、ポンプ９が接続されている。このポンプ９
が作動することにより、貯留パイプ２内の水が、図２の
矢印ロの如く取水孔８ａから取水パイプ８内に吸引さ
れ、取水パイプ８を介して地面３上に汲み上げられて適
宜に再利用される。
に形成されて、貯留パイプ２の端部２ｂ（図３参照）に
連結され、その外周面には多数の取水孔８ａ（図２参
照）が形成されると共に、この取水パイプ８の上端の開
口８ｂには、ポンプ９が接続されている。このポンプ９
が作動することにより、貯留パイプ２内の水が、図２の
矢印ロの如く取水孔８ａから取水パイプ８内に吸引さ
れ、取水パイプ８を介して地面３上に汲み上げられて適
宜に再利用される。
【００１５】なお、図１及び図４に示すように、多数本
の積層された貯留パイプ２は、板体５の底板５ａ及び天
板５ｃとの当接部に断面三角形状の滑り止め材１０が介
在されると共に、各貯留パイプ２間にも断面三角形状の
滑り止め材１１が介在され、各貯留パイプ２の積層時の
滑り（崩れ）が防止されている。また、図４に示すよう
に、板体５の底板５ａ及び側板５ｂの外側には、地中空
間１内の水の、凹所４の底土４ａ及び側方土４ｂ中への
浸透を防止する不透水性シート１２が配置され、天板５
ｃの上面には表面層６からの雨水の地中空間１への給水
を妨げない透水性シート１３が配置されている。
の積層された貯留パイプ２は、板体５の底板５ａ及び天
板５ｃとの当接部に断面三角形状の滑り止め材１０が介
在されると共に、各貯留パイプ２間にも断面三角形状の
滑り止め材１１が介在され、各貯留パイプ２の積層時の
滑り（崩れ）が防止されている。また、図４に示すよう
に、板体５の底板５ａ及び側板５ｂの外側には、地中空
間１内の水の、凹所４の底土４ａ及び側方土４ｂ中への
浸透を防止する不透水性シート１２が配置され、天板５
ｃの上面には表面層６からの雨水の地中空間１への給水
を妨げない透水性シート１３が配置されている。
【００１６】上記貯留パイプ２としては、例えば外径が
３００ｍｍ、肉厚２０ｍｍで長さが略１．５ｍ程度の塩
化ビニールパイプが使用され、その外周面には貯留され
た雨水が互いに流通し得る多数の流通孔１４（図３参
照）が形成されている。また、滑り止め材１０、１１と
しては、例えばゴムの廃材で成形された成形品が使用さ
れ、板体５の各板５ａ〜５ｃとしては、例えば合成樹脂
の廃材で成形された成形板が使用されている。
３００ｍｍ、肉厚２０ｍｍで長さが略１．５ｍ程度の塩
化ビニールパイプが使用され、その外周面には貯留され
た雨水が互いに流通し得る多数の流通孔１４（図３参
照）が形成されている。また、滑り止め材１０、１１と
しては、例えばゴムの廃材で成形された成形品が使用さ
れ、板体５の各板５ａ〜５ｃとしては、例えば合成樹脂
の廃材で成形された成形板が使用されている。
【００１７】次に、上記地中空間１の具体的な形成方法
について説明する。先ず地面３に所定の大きさの凹所４
を形成し、この凹所４内に不透水性シート１２を敷設
し、不透水性シート１２を凹所４の底土４ａ及び側方土
４ｂに当接させる。この状態で不透水性シート１２の底
部１２ａ上に板体５の底板５ａを置くと共に、この底板
５ａの両端部に４枚の側板５ｂを凹所４の側方土４ｂに
沿ってそれぞれ立て掛ける。
について説明する。先ず地面３に所定の大きさの凹所４
を形成し、この凹所４内に不透水性シート１２を敷設
し、不透水性シート１２を凹所４の底土４ａ及び側方土
４ｂに当接させる。この状態で不透水性シート１２の底
部１２ａ上に板体５の底板５ａを置くと共に、この底板
５ａの両端部に４枚の側板５ｂを凹所４の側方土４ｂに
沿ってそれぞれ立て掛ける。
【００１８】そして、底板５ａ及び側板５ｂで形成され
た空間内に、最下段の２本直列状態で連結される一方側
の貯留パイプ２を、滑り止め材１０を介して複数本（７
本）横方向に敷設して積層し、この貯留パイプ２の一端
を板体５の側板５ｂに当接させる。一方側の貯留パイプ
２を底板５ａ上に敷設したら、この貯留パイプ２の他端
側に他方側の貯留パイプ２を径方向に略半径分ずらして
滑り止め材１０により敷設する。
た空間内に、最下段の２本直列状態で連結される一方側
の貯留パイプ２を、滑り止め材１０を介して複数本（７
本）横方向に敷設して積層し、この貯留パイプ２の一端
を板体５の側板５ｂに当接させる。一方側の貯留パイプ
２を底板５ａ上に敷設したら、この貯留パイプ２の他端
側に他方側の貯留パイプ２を径方向に略半径分ずらして
滑り止め材１０により敷設する。
【００１９】これにより、２本の貯留パイプ２が図３に
示すように、その長手方向の連結部分において平面的に
径方向にずれた状態で敷設され、この敷設された一段目
の貯留パイプ２上に、２段目の貯留パイプ２を滑り止め
材１１を介して積み重ねる。この２段目の貯留パイプ２
の長手方向の２本の貯留パイプ２も、連結部分で径方向
にずれた状態となる。なお、平面的に敷設される複数本
の貯留パイプ２のうち、敷設方向の端部の貯留パイプ２
は、円形パイプを長手方向に切断した断面半円弧形状の
貯留パイプ２となる。
示すように、その長手方向の連結部分において平面的に
径方向にずれた状態で敷設され、この敷設された一段目
の貯留パイプ２上に、２段目の貯留パイプ２を滑り止め
材１１を介して積み重ねる。この２段目の貯留パイプ２
の長手方向の２本の貯留パイプ２も、連結部分で径方向
にずれた状態となる。なお、平面的に敷設される複数本
の貯留パイプ２のうち、敷設方向の端部の貯留パイプ２
は、円形パイプを長手方向に切断した断面半円弧形状の
貯留パイプ２となる。
【００２０】このようにして４段の貯留パイプ２が上下
方向に積層されると、最上段の貯留パイプ２上に板体５
の天板５ｃを載置すると共に、この天板５ｃ上に多数の
透孔１３ａ（図４参照）が形成された透水性シート１３
を被せ、この透水性シート１３上に土等を盛って透水性
の表面層６を形成する。この表面層６の厚さｔは、例え
ば３００〜５００ｍｍに設定され、これにより、多数本
の貯留パイプ２が地中に埋設され、貯留パイプ２の内部
空間Ｋ１及び各貯留パイプ２の外周面で形成される間隙
空間Ｋ２で、地中空間１が形成されることになる。
方向に積層されると、最上段の貯留パイプ２上に板体５
の天板５ｃを載置すると共に、この天板５ｃ上に多数の
透孔１３ａ（図４参照）が形成された透水性シート１３
を被せ、この透水性シート１３上に土等を盛って透水性
の表面層６を形成する。この表面層６の厚さｔは、例え
ば３００〜５００ｍｍに設定され、これにより、多数本
の貯留パイプ２が地中に埋設され、貯留パイプ２の内部
空間Ｋ１及び各貯留パイプ２の外周面で形成される間隙
空間Ｋ２で、地中空間１が形成されることになる。
【００２１】そして、この地中空間１は、略直方体形状
の板体５の内部に多数本の貯留パイプ２が滑り止め材１
０、１１で崩れが防止された状態で設置されているた
め、側方土４ｂの圧力や表面層６の土の荷重等を板体５
で支持することができると共に、滑り止め材１０、１１
の使用により多数本の貯留パイプ２の積層状態が安定す
ると共に、積層作業も容易に行える。
の板体５の内部に多数本の貯留パイプ２が滑り止め材１
０、１１で崩れが防止された状態で設置されているた
め、側方土４ｂの圧力や表面層６の土の荷重等を板体５
で支持することができると共に、滑り止め材１０、１１
の使用により多数本の貯留パイプ２の積層状態が安定す
ると共に、積層作業も容易に行える。
【００２２】この地中空間１には、例えば図２に示すよ
うに、給水パイプ７を介して給水された雨水を貯留する
ことができると共に、透水性の表面層６、透水性シート
１３及び天板５ｃの孔１５（図４参照）を介して、表面
層６上の雨水を地中空間１内に給水することができる。
この地中空間１内に給水された雨水は、径方向にずれた
貯留パイプ２内を矢印ハの如く長手方向に流れると共
に、各貯留パイプ２の外周面に設けた流通孔１４を介し
て流通しつつ、地中空間１内全域に効率良く貯留され
る。そして、この地中空間１内に貯留された雨水は、必
要に応じて、取水パイプ８から取水することにより散水
等に使用されて雨水が再利用される。
うに、給水パイプ７を介して給水された雨水を貯留する
ことができると共に、透水性の表面層６、透水性シート
１３及び天板５ｃの孔１５（図４参照）を介して、表面
層６上の雨水を地中空間１内に給水することができる。
この地中空間１内に給水された雨水は、径方向にずれた
貯留パイプ２内を矢印ハの如く長手方向に流れると共
に、各貯留パイプ２の外周面に設けた流通孔１４を介し
て流通しつつ、地中空間１内全域に効率良く貯留され
る。そして、この地中空間１内に貯留された雨水は、必
要に応じて、取水パイプ８から取水することにより散水
等に使用されて雨水が再利用される。
【００２３】このように上記実施例の地中空間１の形成
方法にあっては、地面３に設けた凹所４内に不透水性シ
ート１２及び板体５を介して多数本の貯留パイプ２を積
層すると共に、この貯留パイプ２の上部に天板５ｃ及び
透水性シート１３を介して透水性の表面層６を形成する
ことにより、貯留パイプ２を地中に埋設して地中空間１
を形成するため、多数本の貯留パイプ２の内部空間Ｋ１
と各貯留パイプ２の外周面間で形成される間隙空間Ｋ２
を雨水の貯留空間とすることができて、例えば従来の砂
利等の帯水材を使用する場合に比較して、地中空間１の
空間比率を約２倍以上に設定し得る等、空間比率を大幅
に高めることができる。
方法にあっては、地面３に設けた凹所４内に不透水性シ
ート１２及び板体５を介して多数本の貯留パイプ２を積
層すると共に、この貯留パイプ２の上部に天板５ｃ及び
透水性シート１３を介して透水性の表面層６を形成する
ことにより、貯留パイプ２を地中に埋設して地中空間１
を形成するため、多数本の貯留パイプ２の内部空間Ｋ１
と各貯留パイプ２の外周面間で形成される間隙空間Ｋ２
を雨水の貯留空間とすることができて、例えば従来の砂
利等の帯水材を使用する場合に比較して、地中空間１の
空間比率を約２倍以上に設定し得る等、空間比率を大幅
に高めることができる。
【００２４】また、貯留パイプ２の内径寸法及び長さ寸
法等の寸法から、地中空間１の貯水量を容易に算出する
ことができるため、地中空間１に予め設計した貯水量を
確実に確保することができる。これらのことから、必要
とする容積の地中空間１を最小面積の敷地に効率良く形
成することができて、土地の有効活用が図れると共に、
所望する大きさの地中空間１を容易に設置することが可
能になる。
法等の寸法から、地中空間１の貯水量を容易に算出する
ことができるため、地中空間１に予め設計した貯水量を
確実に確保することができる。これらのことから、必要
とする容積の地中空間１を最小面積の敷地に効率良く形
成することができて、土地の有効活用が図れると共に、
所望する大きさの地中空間１を容易に設置することが可
能になる。
【００２５】さらに、断面円形の貯留パイプ２を略直方
体形状の板体５の内部に滑り止め材１０、１１を介して
積層するため、各貯留パイプ２が滑って崩れることがな
く、安定した状態の積層状態が得られ、所定の貯水量を
確実に確保することができる。また、長手方向に複数本
連結される貯留パイプ２を径方向にずらしたり、貯留パ
イプ２の外周面に流通孔１４を設けているため、雨水の
貯留パイプ２内及び貯留パイプ２間の流れが良好とな
り、地中空間１内に雨水を効率良くかつ安定して貯留す
ることができる。
体形状の板体５の内部に滑り止め材１０、１１を介して
積層するため、各貯留パイプ２が滑って崩れることがな
く、安定した状態の積層状態が得られ、所定の貯水量を
確実に確保することができる。また、長手方向に複数本
連結される貯留パイプ２を径方向にずらしたり、貯留パ
イプ２の外周面に流通孔１４を設けているため、雨水の
貯留パイプ２内及び貯留パイプ２間の流れが良好とな
り、地中空間１内に雨水を効率良くかつ安定して貯留す
ることができる。
【００２６】また、多数本の貯留パイプ２が板体５で保
護された状態となると共に、貯留パイプ２の外径及び肉
厚を適宜に設定することにより、個々の貯留パイプ２に
所定の剛性を持たせることができるため、表面層６の荷
重や凹所４の側方土４ｂの圧力にも十分に耐えることが
でき、地震等の発生時に崩壊することのない十分な強度
の地中空間１を形成することができる。
護された状態となると共に、貯留パイプ２の外径及び肉
厚を適宜に設定することにより、個々の貯留パイプ２に
所定の剛性を持たせることができるため、表面層６の荷
重や凹所４の側方土４ｂの圧力にも十分に耐えることが
でき、地震等の発生時に崩壊することのない十分な強度
の地中空間１を形成することができる。
【００２７】またさらに、貯留パイプ２として安価な円
形の塩化ビニールパイプを使用すると共に、滑り止め材
１０、１１及び板体５に、ゴムの廃材や合成樹脂の廃材
の成形品を使用しているため、これらの部品を安価に形
成することができる。また、貯留パイプ２を予め掘られ
た地面３の凹所４内に、滑り止め材１０、１１を介して
単に積み重ねるだけで設置することができるため、積層
作業が容易に行えると共に工事期間の短縮を図ることが
でき、これらのことから、地中空間１を低コストで形成
することが可能になる。
形の塩化ビニールパイプを使用すると共に、滑り止め材
１０、１１及び板体５に、ゴムの廃材や合成樹脂の廃材
の成形品を使用しているため、これらの部品を安価に形
成することができる。また、貯留パイプ２を予め掘られ
た地面３の凹所４内に、滑り止め材１０、１１を介して
単に積み重ねるだけで設置することができるため、積層
作業が容易に行えると共に工事期間の短縮を図ることが
でき、これらのことから、地中空間１を低コストで形成
することが可能になる。
【００２８】図５及び図６は、本発明に係わる形成方法
により形成された地中空間のそれぞれ他の実施例を示
し、図５が図１と同様の概略的な断面図、図６がその変
形例を示す要部の断面図である。なお、上記実施例の地
中空間１と同一部位には、同一符号を付しその詳細な説
明は省略する。これらの実施例の地中空間の特徴は、貯
留パイプ２を横方向ではなく、縦方向に積層した点にあ
る。
により形成された地中空間のそれぞれ他の実施例を示
し、図５が図１と同様の概略的な断面図、図６がその変
形例を示す要部の断面図である。なお、上記実施例の地
中空間１と同一部位には、同一符号を付しその詳細な説
明は省略する。これらの実施例の地中空間の特徴は、貯
留パイプ２を横方向ではなく、縦方向に積層した点にあ
る。
【００２９】すなわち、図５に示す地中空間２１は、多
数本の貯留パイプ２を立てた状態とし、これを径方向に
積層したものであり、各貯留パイプ２の外周面には、多
数の流通孔１４が形成されている。この実施例の地中空
間２１においても、給水パイプ７や透水性の表面層６を
介して各貯留パイプ２内に雨水が給水され、この雨水が
各貯留パイプ２の外周面に設けた流通孔１４を介して流
通し、例えば取水パイプ８を介して取水される。
数本の貯留パイプ２を立てた状態とし、これを径方向に
積層したものであり、各貯留パイプ２の外周面には、多
数の流通孔１４が形成されている。この実施例の地中空
間２１においても、給水パイプ７や透水性の表面層６を
介して各貯留パイプ２内に雨水が給水され、この雨水が
各貯留パイプ２の外周面に設けた流通孔１４を介して流
通し、例えば取水パイプ８を介して取水される。
【００３０】また、図６に示す地中空間２２は、上下方
向に複数本（図では２本）の貯留パイプ２を、その連結
部分を径方向に略半径分ずらした状態で立てて積層する
と共に、各貯留パイプ２を径方向（横方向）に多数本積
層したものである。この地中空間２２においても、図５
に示す地中空間２１と同様の作用効果が得られる。
向に複数本（図では２本）の貯留パイプ２を、その連結
部分を径方向に略半径分ずらした状態で立てて積層する
と共に、各貯留パイプ２を径方向（横方向）に多数本積
層したものである。この地中空間２２においても、図５
に示す地中空間２１と同様の作用効果が得られる。
【００３１】ところで、上記各実施例においては、例え
ば地中空間１内の雨水を再利用するため、給水パイプ７
等で給水した雨水を、不透水性シート１２で地中空間１
内に貯留する場合について説明したが、例えば地中空間
１を洪水調整用の雨水調整槽として使用し貯留された雨
水を再利用しない場合は、不透水性シート１２を透水性
シート１３としたり、あるいは不透水性シート１２を取
り外しても良い。この場合は、貯留パイプ２内の雨水が
板体５の孔１５から地中に浸透するが、例えば大雨時の
多量な雨水を地中空間１内に一時的に貯留することがで
きる。
ば地中空間１内の雨水を再利用するため、給水パイプ７
等で給水した雨水を、不透水性シート１２で地中空間１
内に貯留する場合について説明したが、例えば地中空間
１を洪水調整用の雨水調整槽として使用し貯留された雨
水を再利用しない場合は、不透水性シート１２を透水性
シート１３としたり、あるいは不透水性シート１２を取
り外しても良い。この場合は、貯留パイプ２内の雨水が
板体５の孔１５から地中に浸透するが、例えば大雨時の
多量な雨水を地中空間１内に一時的に貯留することがで
きる。
【００３２】また、地中空間１を洪水調整用に使用する
場合には、取水パイプ８やポンプ９を必要とせず、場合
によっては給水パイプ７を設けることなく、雨水を表面
層６から給水させるようにしても良い。さらに、地中空
間１を例えば工場敷地内に設け、この地中空間１内に工
場で使用した特定の液体を貯留し、この液体を再利用す
る場合等には、板体５の天板５ｃの上面に不透水性シー
ト１２を配置して、地中空間１の全周を不透水性シート
１２で覆ったり、表面層６をコンクリート等の不透水層
で形成し、この地中空間１内に給水パイプ７から液体を
給液するようにすれば良く、地中空間１の使用用途に応
じて、適宜に変更することができる。
場合には、取水パイプ８やポンプ９を必要とせず、場合
によっては給水パイプ７を設けることなく、雨水を表面
層６から給水させるようにしても良い。さらに、地中空
間１を例えば工場敷地内に設け、この地中空間１内に工
場で使用した特定の液体を貯留し、この液体を再利用す
る場合等には、板体５の天板５ｃの上面に不透水性シー
ト１２を配置して、地中空間１の全周を不透水性シート
１２で覆ったり、表面層６をコンクリート等の不透水層
で形成し、この地中空間１内に給水パイプ７から液体を
給液するようにすれば良く、地中空間１の使用用途に応
じて、適宜に変更することができる。
【００３３】なお、上記各実施例においては、貯留パイ
プ２が断面円形の塩化ビニールパイプである場合につい
て説明したが、本発明はこれに何ら限定されるものでも
なく、例えば図７（ａ）に示すように、外周面に流通孔
２３ａを有する断面方形状の角パイプ２３を使用しても
良いし、あるいは図７（ｂ）に示すように、外周面に流
通孔２４ａを有する断面六角形状等の多角形パイプ２４
を使用する等、適宜形状及び材質の中空パイプを使用す
ることができる。
プ２が断面円形の塩化ビニールパイプである場合につい
て説明したが、本発明はこれに何ら限定されるものでも
なく、例えば図７（ａ）に示すように、外周面に流通孔
２３ａを有する断面方形状の角パイプ２３を使用しても
良いし、あるいは図７（ｂ）に示すように、外周面に流
通孔２４ａを有する断面六角形状等の多角形パイプ２４
を使用する等、適宜形状及び材質の中空パイプを使用す
ることができる。
【００３４】また、上記実施例においては、給水パイプ
７及び取水パイプ８を貯留パイプ２と同一形状のものを
使用したが、例えば異なる径のパイプを使用しても良い
し、その設置位置も、例えば図３の二点鎖線で示す位置
に設ける等、適宜の位置に設定することができる。
７及び取水パイプ８を貯留パイプ２と同一形状のものを
使用したが、例えば異なる径のパイプを使用しても良い
し、その設置位置も、例えば図３の二点鎖線で示す位置
に設ける等、適宜の位置に設定することができる。
【００３５】さらに、上記実施例においては、地中空間
１が直方体形状である場合について説明したが、例えば
断面が逆台形状の地中空間に適用することもできる。ま
た、上記実施例における貯留パイプ２の長手方向の連結
数、貯留パイプ２、給水パイプ７、取水パイプ８及び板
体５の各孔の個数、大きさ及び設置位置等は一例であっ
て、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更
可能であることはいうまでもない。
１が直方体形状である場合について説明したが、例えば
断面が逆台形状の地中空間に適用することもできる。ま
た、上記実施例における貯留パイプ２の長手方向の連結
数、貯留パイプ２、給水パイプ７、取水パイプ８及び板
体５の各孔の個数、大きさ及び設置位置等は一例であっ
て、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更
可能であることはいうまでもない。
【００３６】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項１ないし４
記載の発明によれば、中空柱状体を地面の凹所内に積層
しその上部に人工的に表面層を形成することにより地中
空間が形成されため、中空柱状体の内部空間等を貯水空
間とすることができ、空間比率を大幅に高めることがで
きると共に、予め設計した貯水量を確実かつ容易に確保
することができる等の効果を奏する。
記載の発明によれば、中空柱状体を地面の凹所内に積層
しその上部に人工的に表面層を形成することにより地中
空間が形成されため、中空柱状体の内部空間等を貯水空
間とすることができ、空間比率を大幅に高めることがで
きると共に、予め設計した貯水量を確実かつ容易に確保
することができる等の効果を奏する。
【図１】本発明に係わる形成方法によって形成した地中
空間の一実施例を示す概略的な断面図
空間の一実施例を示す概略的な断面図
【図２】同図１の側面から見た断面図
【図３】同図１のＡ−Ａ線矢視断面図
【図４】同図１の要部拡大図
【図５】本発明に係わる形成方法により形成した地中空
間の他の実施例を示す概略的な断面図
間の他の実施例を示す概略的な断面図
【図６】同その変形例を示す要部の断面図
【図７】同中空柱状体の他の例を示す断面図
１・・・・・・・地中空間 ２・・・・・・・貯留パイプ ３・・・・・・・地面 ４・・・・・・・凹所 ４ａ・・・・・・底土 ４ｂ・・・・・・側方土 ５・・・・・・・板体 ５ａ・・・・・・底板 ５ｂ・・・・・・側板 ５ｃ・・・・・・天板 ６・・・・・・・表面層 ７・・・・・・・給水パイプ ７ａ・・・・・・給水孔 ８・・・・・・・取水パイプ ８ａ・・・・・・取水孔 １０、１１・・・滑り止め材 １２・・・・・・不透水性シート １３・・・・・・透水性シート １３ａ・・・・・透孔 １４・・・・・・流通孔 １５・・・・・・孔
Claims (4)
- 【請求項１】地中に液体を貯留するための人工の地中空
間を形成する方法であって、地面に凹所を形成して、該
凹所内に中空柱状体を層状もしくは柱状に積層すると共
に、中空柱状体の上部に人工の表面層を形成して中空柱
状体を地中に埋設し、該中空柱状体によって前記地中空
間を形成するようにしたことを特徴とする人工地中空間
の形成方法。 - 【請求項２】前記中空柱状体による地中空間内に液体を
給液し得る給液手段と、地中空間内の液体を取液し得る
取液手段が設けられていることを特徴とする請求項１記
載の人工地中空間の形成方法。 - 【請求項３】前記積層された中空柱状体の外側に多孔板
からなる板体が配設されていることを特徴とする請求項
１または２記載の人工地中空間の形成方法。 - 【請求項４】前記中空柱状体が多数の円形パイプで形成
され、該円形パイプが滑り止め材を介して積層されてい
ることを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載
の人工地中空間の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9218194A JPH1143971A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 人工地中空間の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9218194A JPH1143971A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 人工地中空間の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1143971A true JPH1143971A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16716100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9218194A Pending JPH1143971A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 人工地中空間の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1143971A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100379624B1 (ko) * | 2000-09-06 | 2003-04-08 | 이근희 | 부력방지와 안정적 담수위를 유지하는 수자원 지하비축시설의 시공방법 |
| JP2006138092A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Jfe Metal Products & Engineering Inc | 軽量路体および軽量地盤 |
| JP2009057695A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | テーブル状単位部材およびそれを用いる雨水等の貯留浸透施設 |
| JP2009235876A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Toda Constr Co Ltd | 地盤浸透機能を備えた雨水貯留構造物 |
| JP2010275843A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 貯水施設および貯水施設構築方法、貯水施設を用いた給水方法 |
| CN105794511A (zh) * | 2016-03-08 | 2016-07-27 | 华中科技大学 | 一种具有径流雨水分级截流利用功能的花园 |
| CN107460915A (zh) * | 2016-06-02 | 2017-12-12 | 仁创生态环保科技股份有限公司 | 净水储水系统 |
| KR101886677B1 (ko) * | 2017-11-10 | 2018-08-08 | 한삼코라(주) | 회전수류를 발생시키는 연접구조형 물탱크 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP9218194A patent/JPH1143971A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100379624B1 (ko) * | 2000-09-06 | 2003-04-08 | 이근희 | 부력방지와 안정적 담수위를 유지하는 수자원 지하비축시설의 시공방법 |
| JP2006138092A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Jfe Metal Products & Engineering Inc | 軽量路体および軽量地盤 |
| JP2009057695A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | テーブル状単位部材およびそれを用いる雨水等の貯留浸透施設 |
| JP2009235876A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Toda Constr Co Ltd | 地盤浸透機能を備えた雨水貯留構造物 |
| JP2010275843A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 貯水施設および貯水施設構築方法、貯水施設を用いた給水方法 |
| CN105794511A (zh) * | 2016-03-08 | 2016-07-27 | 华中科技大学 | 一种具有径流雨水分级截流利用功能的花园 |
| CN107460915A (zh) * | 2016-06-02 | 2017-12-12 | 仁创生态环保科技股份有限公司 | 净水储水系统 |
| KR101886677B1 (ko) * | 2017-11-10 | 2018-08-08 | 한삼코라(주) | 회전수류를 발생시키는 연접구조형 물탱크 |
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