JPH11355873A - オーディオ装置 - Google Patents

オーディオ装置

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JPH11355873A
JPH11355873A JP16066498A JP16066498A JPH11355873A JP H11355873 A JPH11355873 A JP H11355873A JP 16066498 A JP16066498 A JP 16066498A JP 16066498 A JP16066498 A JP 16066498A JP H11355873 A JPH11355873 A JP H11355873A
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JP
Japan
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speaker
audio output
output device
storage space
plate portion
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Application number
JP16066498A
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English (en)
Inventor
Kunio Kobayashi
邦夫 小林
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Sansui Electric Co Ltd
Original Assignee
Sansui Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオ出力機器と複数のスピーカボック
ス部とをコンパクトにまとめることが可能のオーディオ
装置を提供する。 【解決手段】 下部に配置した底板部11と、上部に配置
した天板部12を共用して、相互に離間する位置に一対の
スピーカボックス部13を設ける。底板部11および天板部
12を共用して、一対のスピーカボックス部13の間にオー
ディオ出力機器32および収納空間部23を設ける。オーデ
ィオ出力機器32は、前面に設けた外部入力端子35で、収
納空間部23に収納したCDプレーヤ、MDレコーダなど
の他のオーディオ出力機器と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカボックス
部を一体化したオーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオーディオ装置は、レシーバ(チ
ューナ付増幅器)、コンパクトディスクプレーヤ(以
下、コンパクトディスクを「CD」という)、ミニディ
スクレコーダ/プレーヤ(以下、ミニディスクを「M
D」と、ミニディスクレコーダ/プレーヤを「MDレコ
ーダ」という)などの各種オーディオ出力機器を収納ラ
ック内に収納し、この収納ラックの外部に複数のスピー
カボックスを配置することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、前記オーデ
ィオ出力機器と複数のスピーカボックスとをコンパクト
にまとめることができない。
【0004】さらに、大型の収納ラックは、オーディオ
出力機器とともに複数のスピーカボックスを収納するこ
とも可能であるが、場所をとりスペース効率が良くな
い。
【0005】また、オーディオ装置に不慣れな者にとっ
て、レシーバ、CDプレーヤ、MDレコーダおよびスピ
ーカボックスなどの個々のオーディオ機器を組合せてコ
ンポーネントステレオを構成することは、複雑な組立お
よび配線作業を伴なうため容易でない。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、オーディオ出力機器と複数のスピーカボックス部
とをコンパクトにまとめることが可能のオーディオ装置
を提供することを目的とし、さらに、オーディオ装置に
不慣れな者にとっても、オーディオ出力機器およびスピ
ーカボックス部の複雑な組立および配線作業を必要とし
ないオーディオ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、底板部と、底板部より上部に配置された天板部
と、底板部および天板部を共用して相互に離間する位置
に設けられそれぞれにスピーカユニットを内蔵した複数
のスピーカボックス部と、複数のスピーカボックス部の
間に設けられた収納空間部と、収納空間部とともに複数
のスピーカボックス部の間に設けられスピーカユニット
に駆動信号を出力するオーディオ出力機器とを具備した
オーディオ装置である。
【0008】そして、オーディオ出力機器と各スピーカ
ボックス部は組立上も配線上も予め一体化されており、
オーディオ装置に不慣れな者でも、複雑な組立および配
線作業をする必要がない。スピーカボックス部間の収納
空間部は、別のオーディオ出力機器や小物の収納に用い
る。
【0009】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載のオーディオ装置において、収納空間部に棚板が設け
られたものである。
【0010】そして、棚板で収納空間部を複数に仕切
り、棚板上に他のオーディオ出力機器などを必要に応じ
て追加収納する。
【0011】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2記載のオーディオ装置において、オーディオ出力
機器の前面に外部入力端子が設けられたものである。
【0012】そして、スピーカボックス部間に予め組込
まれているオーディオ出力機器と、スピーカボックス部
間の収納空間部に後から追加収納された他のオーディオ
出力機器とを、前面の外部入力端子で接続する。
【0013】請求項4に記載された発明は、請求項1乃
至3のいずれかに記載のオーディオ装置において、収納
空間部に引出箱が摺動自在に嵌合されたものである。
【0014】そして、引出箱にコンパクトディスクソフ
ト、ミニディスクソフト、アクセサリなどの小物を収納
する。
【0015】請求項5に記載された発明は、底板部と、
底板部を共用して相互に離間する位置に設けられそれぞ
れにスピーカユニットを内蔵した複数のスピーカボック
ス部と、複数のスピーカボックス部の間に設けられスピ
ーカユニットに駆動信号を出力するオーディオ出力機器
と、少なくとも一方のスピーカボックス部の上部に設け
られ上側に開口された収納空間部と、複数のスピーカボ
ックス部およびオーディオ出力機器の上部に設けられ少
なくとも収納空間部の上側で開閉自在の天板部とを具備
したオーディオ装置である。
【0016】そして、オーディオ出力機器と各スピーカ
ボックス部は組立上も配線上も予めコンパクトに一体化
されており、オーディオ装置に不慣れな者でも、複雑な
組立および配線作業をする必要がない。また、天板部を
開くことにより上側に開口されたスピーカボックス部の
上部の収納空間部に、コンパクトディスクソフト、ミニ
ディスクソフト、アクセサリなどの小物を収納する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示される
種々の実施形態を参照しながら説明する。
【0018】図1乃至図3は、本発明に係るオーディオ
装置の実施の一形態を示す。
【0019】この実施形態は、下部に配置された底板部
11と、上部に配置された天板部12とをそれぞれ共用し
て、左右部の相互に離間する位置に一対のスピーカボッ
クス部13が設けられている。
【0020】左右のスピーカボックス部13は、図1また
は図2に示されるように、前記共用の底板部11および天
板部12に加えて、これらの間に一体化された外側の側板
部14と、内側の側板部15と、これらの底板部11、天板部
12、側板部14および側板部15で囲まれた後側開口部に一
体化された裏板部16と、前側開口部に一体化されたバッ
フル板部17とにより、ボックス本体が形成されている。
【0021】さらに、左右のスピーカボックス部13は、
図2に示されるようにバッフル板部17にスピーカ取付穴
18が設けられ、このスピーカ取付穴18の内面側周縁部に
スピーカユニット19が取付けられ、また、バッフル板部
17の外面側には全体にわたってグリルクロス21が取付け
られている。
【0022】また、図1または図3に示されるように、
底板部11および天板部12を共用して左右のスピーカボッ
クス部13が向い合う内側の側板部15の間の収納空間部23
には、2枚の棚板24a ,24b が掛渡して固定設置され、
上側の棚板24a 上に出力機器設置部31が区画形成され、
この出力機器設置部31にオーディオ出力機器32が固定的
に設置されている。
【0023】このオーディオ出力機器32は、AM放送、
FM放送などの受信信号、または他のオーディオ出力機
器から入力された信号を増幅して、図示されない接続済
み配線により、スピーカユニット19に駆動信号を出力す
るレシーバ(チューナ付増幅器)であり、このオーディ
オ出力機器32のフロントパネル部には、操作部33、表示
部34などと共に、外部入力端子35が設けられている。
【0024】さらに、下側の棚板24b により収納空間部
23が複数に区画形成されている。図3に示されるよう
に、収納空間部23を形成する底板部11、上側の棚板24a
および左右の側板部15の後側開口縁部には、収納裏板部
36が嵌着されている。この収納裏板部36は閉板形状で良
い。
【0025】すなわち、オーディオ出力機器32の前面に
外部入力端子35が設けられており、予め固定設置された
オーディオ出力機器32と、収納空間部23に後から収納さ
れた、例えば携帯型のカセットテープレコーダ/プレー
ヤ(以下、「テープレコーダ」という)、コンパクトデ
ィスクプレーヤ(以下、コンパクトディスクを「CD」
という)、ミニディスクレコーダ/プレーヤ(以下、ミ
ニディスクを「MD」と、ミニディスクレコーダ/プレ
ーヤを「MDレコーダ」という)などの各種オーディオ
出力機器との配線接続を、前面側の外部入力端子35にて
行うから、収納裏板部36には開口部がなくても良い。
【0026】底板部11には、その下面に4本の足部37が
一体に取付けられ、また、天板部12の上面は、テレビジ
ョン受像機(以下、「テレビ」という)などの載せ台と
して平坦に形成されている。
【0027】このように、オーディオ出力機器32と各ス
ピーカボックス部13とを組立上も配線上も予めコンパク
トに一体化することにより、オーディオ装置に不慣れな
者でも、複雑な組立および配線作業をする必要がない。
【0028】さらに、スピーカボックス部13間の棚板24
b で複数に仕切られた収納空間部23は、テープレコー
ダ、CDプレーヤ、MDレコーダなどの他のオーディオ
出力機器の追加収納や、小物の収納に用いる。
【0029】その際、スピーカボックス部13間に予め組
込まれているオーディオ出力機器32と、スピーカボック
ス部13間の収納空間部23に後から追加収納された他のオ
ーディオ出力機器とを、前面の外部入力端子35で接続す
る。
【0030】この図1乃至図3に示された実施形態は、
ステレオスピーカシステムと、その一対のスピーカボッ
クス部13間に設置されたレシーバ(チューナ付増幅器)
とが一体になったアンサンブル型のステレオ装置であ
り、レシーバは、AM放送、FM放送などを受信してス
ピーカユニット19に出力するとともに、レシーバのフロ
ントパネル部に設けられた外部入力端子35に、レシーバ
下側の収納空間部23に収納セッティングされた携帯型の
テープレコーダ、CDプレーヤ、MDレコーダなどの、
スピーカユニットが内蔵されていない各種オーディオ出
力機器の出力部を接続すると、それらのヘッドホン出力
(音声)を増幅または拡声することができる。
【0031】ポータブルタイプのテープレコーダ、CD
プレーヤまたはMDレコーダなどの小型化が進む中で、
このアンサンブル型のステレオ装置もサイズをコンパク
トにし、例えば幅60cm以内、高さ30cm以内、奥行30cm以
内にすることが望ましい。
【0032】また、女性や老人なども含めたパーソナル
ユース向けとして適し、コンポーネントステレオのよう
な複雑な配線は必要なく、外部入力端子35での接続の
後、電源コードを差込むだけで直ぐに使える一体型で完
結するステレオ装置を提供できる。
【0033】このステレオ装置は、左右のスピーカボッ
クス部13の底板部11と天板部12とを共用し、左右のスピ
ーカボックス部13が向い合うところにスペースをとり、
相互に対面するそれぞれの側板部15の間に複数段の棚板
24a ,24b を取付け、上側の棚板24a 上にオーディオ出
力機器32の収納部を形成するとともに、棚板24a の下側
に棚板24b で区画形成された複数の収納空間部23を確保
することで、左右のスピーカボックス部13とオーディオ
出力機器32とをコンパクトにまとめることができるとと
もに、複数の収納空間部23に、テープレコーダ、CDプ
レーヤまたはMDレコーダなどをスッキリと収納でき、
場所をとらずスペース効率の向上を図れる。
【0034】その上、天板部12は、テレビなども載せら
れるように強固な造りとすることで、小さなスピーカ装
置しか持たないテレビにも対応できるから、ゆとりある
音と大音響にも耐えうるスピーカ付テレビ台としても活
用できる。
【0035】次に、図4乃至図6は、本発明に係るオー
ディオ装置の実施の他の形態を示す。なお、図1乃至図
3に示された実施形態と同様の部分には同一符号を付
し、その説明を省略する場合もある。
【0036】この図4乃至図6に示された実施形態は、
下部に配置された底板部11と、上部に配置された天板部
12とをそれぞれ共用して、左右部の相互に離間する位置
に一対のスピーカボックス部13が設けられている。
【0037】これらのスピーカボックス部13は、図4ま
たは図5に示されるように、前記共用の底板部11および
天板部12に加えて、これらの間に一体化された外側の側
板部14と、内側の側板部15と、これらの底板部11、天板
部12、側板部14および側板部15で囲まれた後側開口部に
一体化された裏板部16と、前側開口部に一体化されたバ
ッフル板部17とにより、ボックス本体が形成されてい
る。
【0038】さらに、左右のスピーカボックス部13は、
図5に示されるようにバッフル板部17にスピーカ取付穴
18が設けられ、このスピーカ取付穴18の内面側周縁部に
スピーカユニット19が取付けられ、また、バッフル板部
17の外面側には全体にわたってグリルクロス枠20により
グリルクロス21が取付けられている。
【0039】また、図4または図6に示されるように、
前記天板部12と、左右のスピーカボックス部13の相互に
向い合う内側の側板部15と、これらの側板部15の間に掛
渡して固定設置された棚板24とにより、この棚板24の上
側に出力機器設置部31が区画形成され、この出力機器設
置部31にオーディオ出力機器32a が固定的に設置されて
いる。
【0040】このオーディオ出力機器32a は、AM放
送、FM放送などの受信信号、または他のオーディオ出
力機器から入力された信号を増幅して、図示されない接
続済み配線により、スピーカユニット19に駆動信号を出
力するレシーバ(チューナ付増幅器)と、CDプレーヤ
とが一体化されたもので、このオーディオ出力機器32a
のフロントパネル部には、操作部33、表示部34などと共
に、CD挿入口38が設けられている。
【0041】さらに、棚板24の下側には、図4に示され
るように底板部11、棚板24および左右の側板部15で囲ま
れた収納空間部23が区画形成され、この収納空間部23の
後側開口縁部には、図6に示されるように収納裏板部36
が固定され、収納空間部23は前面のみが開口された構造
となっている。
【0042】この収納空間部23に、引出箱41が摺動自在
に嵌合されている。この引出箱41は、図6に示されるよ
うに底板42、前板43、背板44および左右の側板45により
引出収納凹部46が形成され、前板43の外面には引出し用
の取手47が取付けられている。この引出箱41の引出収納
凹部46には、CDソフト、MDソフトまたはアクセサリ
などの小物を収納すると良い。
【0043】底板部11には、その下面に土台部28が一体
に取付けられ、また、天板部12の上面は、テレビジョン
受像機(以下、「テレビ」という)などの載せ台として
平坦に形成されている。
【0044】このように、図4乃至図6に示された実施
形態は、ステレオスピーカシステムと、レシーバ(チュ
ーナ付増幅器)およびCDプレーヤなどのオーディオ出
力機器32a とを一体化したアンサンブル型ステレオ装置
であり、オーディオ出力機器32a は、一対のスピーカボ
ックス部13の間に挟込んで配置されている。
【0045】このオーディオ出力機器32a の下側に設け
られた収納空間部23には、引出箱41がセットされ、この
引出箱41に、CDソフト、MDソフト、その他の小物を
収納する。
【0046】CDソフト、MDソフトのようにソフト自
体がコンパクト化されている中で、この引出付きアンサ
ンブル型ステレオ装置もサイズをできるだけコンパクト
にし、例えば幅60cm以内、高さ30cm以内、奥行30cm以内
のコンパクトサイズが望ましい。
【0047】この図4乃至図6に示されたステレオ装置
も、女性や老人なども含めたパーソナルユース向けとし
て適し、コンポーネントステレオのような複雑な配線は
必要なく、電源コードを差込むだけで直ぐに使える一体
型で完結したアンサンブル型ステレオ装置である。
【0048】次に、図7乃至図9は、本発明に係るオー
ディオ装置のさらに別の実施の形態を示す。なお、図4
乃至図6に示された実施形態と同様の部分には同一符号
を付し、その説明を省略する場合もある。
【0049】この図7乃至図9に示された実施形態は、
下部に配置された底板部11を共用して、左右部の相互に
離間する位置に一対のスピーカボックス部13が設けられ
ている。底板部11の下面には土台部28が一体に取付けら
れている。
【0050】これらのスピーカボックス部13は、図7ま
たは図8に示されるように、前記共用の底板部11に加え
て、外側の側板部14と、内側の側板部15と、これらの側
板部14,15間の後側部に一体化された裏板部16と、前側
部に一体化されたバッフル板部17と、側板部14,15、裏
板部16およびバッフル板部17の上端よりやや下側に固定
されたスピーカボックス天板51とにより、ボックス本体
が形成されている。
【0051】さらに、左右のスピーカボックス部13は、
図8に示されるようにバッフル板部17にスピーカ取付穴
18が設けられ、このスピーカ取付穴18の内面側周縁部に
スピーカユニット19が取付けられ、また、バッフル板部
17の外面側には全体にわたってグリルクロス21が取付け
られている。
【0052】また、図7または図9に示されるように、
左右のスピーカボックス部13の相互に向い合う内側の側
板部15の間に、スピーカユニット19に駆動信号を出力す
るオーディオ出力機器32b が固定的に設置されている。
【0053】このオーディオ出力機器32b の上部は、A
M放送、FM放送などの受信信号、または他のオーディ
オ出力機器から入力された信号を増幅して、図示されな
い接続済み配線により、スピーカユニット19に駆動信号
を出力するレシーバ(チューナ付増幅器)と、CDプレ
ーヤとが一体化されたもので、そのフロントパネル部に
は、操作部33、表示部34などと共に、CD挿入口38が設
けられている。
【0054】さらに、このオーディオ出力機器32b の下
部はMDレコーダであり、そのフロントパネル部には、
操作部52、表示部53などと共に、MD挿入口54が設けら
れている。
【0055】また、前記側板部14,15、裏板部16および
バッフル板部17の各上端部と、前記各スピーカボックス
天板51とにより、各スピーカボックス部13の上部に、小
物入れなどとして用いられる上側に開口された収納空間
部55がそれぞれ設けられている。すなわち、前記各スピ
ーカボックス天板51は、収納空間部55の底板も兼ねてい
る。
【0056】さらに、各スピーカボックス部13の裏板部
16の上端部に、各スピーカボックス部13およびオーディ
オ出力機器32b の全体を覆う天板部56が、蝶番などのヒ
ンジ57により開閉自在に取付けられている。
【0057】すなわち、この天板部56は、オーディオ出
力機器32b の天板部であると同時に、前記収納空間部55
の天板部でもあり、一方の収納空間部55と対応する天板
部56の内面には鏡板58が一体に取付けられている。
【0058】そして、通常は天板部56を閉じておき、ま
た、天板部56を開けることによりスピーカボックス部13
の上部の収納空間部55を上側に開口し、CDソフト、M
Dソフトまたはアクセサリなどの小物を収納したり、取
出したりする。なお、天板部56の上面は、テレビ、置物
などの載せ台としても利用できる。
【0059】このように、図7乃至図9に示された実施
形態は、ステレオスピーカシステムと、レシーバ(チュ
ーナ付増幅器)、CDプレーヤおよびMDレコーダなど
のオーディオ出力機器32b とを一体化したアンサンブル
型ステレオ装置において、左右対となるスピーカボック
ス部13の上面をオーディオ出力機器32b の上面より下げ
て段差を付けることにより、各スピーカボックス部13の
上側に収納空間部55を形成する。
【0060】さらに、天板部56はヒンジ57により開閉自
在に取付け、この天板部56を開閉させることにより、左
右のスピーカボックス部13の上側空間を、アクセサリな
どの小物入れとして活用できる。このアクセサリなどの
小物入れ付きのアンサンブル型ステレオ装置は、全体の
サイズが、例えば幅60cm以内、高さ30cm以内、奥行30cm
以内のコンパクトサイズが望ましい。
【0061】また、オーディオ出力機器32b と各スピー
カボックス部13は組立上も配線上も予めコンパクトに一
体化されており、オーディオ装置に不慣れな者でも、複
雑な組立および配線作業をする必要がないから、女性や
老人なども含めたパーソナルユース向けとして適する。
そして、コンポーネントステレオのような複雑な配線は
必要なく、電源コードを差込むだけで直ぐに使える一体
型で完結したアンサンブル型ステレオ装置である。
【0062】なお、天板部56は、少なくとも収納空間部
55の上側で開閉自在としても良い。すなわち、収納空間
部55の上側天板部のみを開閉自在とし、オーディオ出力
機器32b の上側天板部は分離して固定しても良い。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、底板部お
よび天板部を共用する複数のスピーカボックス部の間に
収納空間部とともにオーディオ出力機器を設けたから、
スピーカボックス部の枠部材がオーディオ出力機器の収
納枠部材も兼ねるため場所をとらず、スペース効率の向
上を図れ、オーディオ出力機器とスピーカボックス部と
をコンパクトにまとめることができるとともに、オーデ
ィオ出力機器と各スピーカボックス部とを組立上も配線
上も予め一体化して、オーディオ装置に不慣れな者で
も、複雑な組立および配線作業をせずにオーディオ装置
を容易に楽しむことができる。また、スピーカボックス
部間の収納空間部を、別のオーディオ出力機器の収納や
小物の収納に用いることができる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、スピーカボ
ックス部間にオーディオ出力機器とともに設けられた収
納空間部を棚板で仕切ることにより、予め設置されたオ
ーディオ出力機器に加えて、複数のオーディオ出力機器
を必要に応じて追加収納して、これらのオーディオ出力
機器とスピーカボックス部とをコンパクトにまとめるこ
とができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、予め組込ま
れているオーディオ出力機器と、収納空間部に後から追
加収納された他のオーディオ出力機器とを、前面に設け
られた外部入力端子で容易に接続できる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、収納空間部
に摺動自在に嵌合された引出箱により、コンパクトディ
スクソフト、ミニディスクソフトなどの音楽ソフトなど
も収納整理できる。
【0067】請求項5記載の発明によれば、底板部を共
用する複数のスピーカボックス部の間にオーディオ出力
機器を設けたから、オーディオ出力機器と各スピーカボ
ックス部とを組立上も配線上も予め一体化して、オーデ
ィオ装置に不慣れな者でも、複雑な組立および配線作業
をせずにオーディオ装置を容易に楽しむことができる。
また、スピーカボックス部の上部空間を収納空間部とし
て有効利用し、天板部を開くことによりこの収納空間部
を開口して音楽ソフトやアクセサリなどの小物の収納に
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーディオ装置の実施の一形態を
示す正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】本発明に係るオーディオ装置の実施の他の形態
を示す正面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】本発明に係るオーディオ装置のさらに別の実施
の形態を示す正面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】図7のIX−IX線断面図である。
【符号の説明】
11 底板部 12 天板部 13 スピーカボックス部 19 スピーカユニット 23 収納空間部 24,24a ,24b 棚板 32,32a ,32b オーディオ出力機器 35 外部入力端子 41 引出箱 55 収納空間部 56 天板部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板部と、 底板部より上部に配置された天板部と、 底板部および天板部を共用して相互に離間する位置に設
    けられそれぞれにスピーカユニットを内蔵した複数のス
    ピーカボックス部と、 複数のスピーカボックス部の間に設けられた収納空間部
    と、 収納空間部とともに複数のスピーカボックス部の間に設
    けられスピーカユニットに駆動信号を出力するオーディ
    オ出力機器とを具備したことを特徴とするオーディオ装
    置。
  2. 【請求項2】 収納空間部に設けられた棚板を具備した
    ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
  3. 【請求項3】 オーディオ出力機器の前面に設けられた
    外部入力端子を具備したことを特徴とする請求項1また
    は2記載のオーディオ装置。
  4. 【請求項4】 収納空間部に摺動自在に嵌合された引出
    箱を具備したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のオーディオ装置。
  5. 【請求項5】 底板部と、 底板部を共用して相互に離間する位置に設けられそれぞ
    れにスピーカユニットを内蔵した複数のスピーカボック
    ス部と、 複数のスピーカボックス部の間に設けられスピーカユニ
    ットに駆動信号を出力するオーディオ出力機器と、 少なくとも一方のスピーカボックス部の上部に設けられ
    上側に開口された収納空間部と、 複数のスピーカボックス部およびオーディオ出力機器の
    上部に設けられ少なくとも収納空間部の上側で開閉自在
    の天板部とを具備したことを特徴とするオーディオ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015502109A (ja) * 2011-11-25 2015-01-19 クリエイティブ テクノロジー リミテッドCreative Technology Ltd コンピュータとともに使用するのに適したスピーカ装置

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JP2015502109A (ja) * 2011-11-25 2015-01-19 クリエイティブ テクノロジー リミテッドCreative Technology Ltd コンピュータとともに使用するのに適したスピーカ装置

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