JPH11351828A - リード検査方法及びリード検査装置 - Google Patents

リード検査方法及びリード検査装置

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JPH11351828A
JPH11351828A JP16913098A JP16913098A JPH11351828A JP H11351828 A JPH11351828 A JP H11351828A JP 16913098 A JP16913098 A JP 16913098A JP 16913098 A JP16913098 A JP 16913098A JP H11351828 A JPH11351828 A JP H11351828A
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lead
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JP16913098A
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Akira Saito
明 斎藤
Kazunori Noso
千典 農宗
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Nidec Tosok Corp
Original Assignee
Tosok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置におけるリードの浮き沈み検査の
信頼性が向上するリード検査方法及びリード検査装置を
提供する。 【解決手段】 出荷時に半導体装置1が収容される搬送
用容器52を、事前に透光性を有する合成樹脂により形
成しておく。搬送用容器52の下方に2台のCCDカメ
ラ14,15を設置し、搬送用容器52の底部52aを
介して互いに異なる撮像方向イ,ロから半導体装置1を
撮影する。2台のCCDカメラ14,15が撮像した2
種類の画像に基づき、画像処理装置によって、各リード
3先端の垂直方向の座標位置を幾何学的に計算し、リー
ド3の浮き沈み量を測定する。出荷状態での検査を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC等の半導体装
置におけるリードの浮き沈みを検査するリード検査方法
及びリード検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パッケージ側面にリードが延出す
るIC等の半導体装置は、その製造後に、所定の搬送用
容器に収容された状態で出荷されている。かかる搬送用
容器には、例えば図5に示したように、硬質の合成樹脂
により上面が開口した函体状に形成されたトレイ型容器
51がある。かかるトレイ型容器51は、図示した半導
体装置1のようにパッケージ2の全側面に多数のリード
3が延出するものに用いられている。
【0003】また、図6に示したものはエンボステープ
型容器52である。エンボステープ型容器52は、合成
樹脂製のテープ材にその長さ方向に一定間隔で収容凹部
53がエンボス形成されたものであって、図示した半導
体装置1のようにパッケージ2の二側面(又は一側面)
に少数のリード3が延出するものに用いられている。な
お、エンボステープ型容器52は、全体として適度の可
撓性を有しており、各収容凹部53に半導体装置1を収
容した後、一連の収容凹部53の開口部をテープで封止
した後リール等に巻取ることが可能となっている。
【0004】一方、前述したような半導体装置1にあっ
ては、その出荷前にリード3の浮き沈み検査が行われて
いる。かかる浮き沈み(コプラナリティともいう)は、
半導体装置1を基板等に実装するときハンダ付け不良の
原因となるため、その検査が重要であるとともに高い検
査精度が求められている。
【0005】また、リード3の浮き沈み検査には、一般
に画像処理技術が用いられているが、半導体装置1の平
面画像データのみに基づく検査では高い検査精度を得る
ことが難しい。このためリード3の浮き沈み検査は、以
下のようにして行われている。すなわち、図7に示すよ
うに、半導体装置1を所定の検査ステージ55上に載置
し、半導体装置1のリード3の延出部分を水平方向から
カメラ56で撮像する。そして、撮像した画像(図8参
照)から各リード3の先端下部の位置Yを計測し、浮き
沈みを検査する。
【0006】また、図9に示すように、半導体装置1を
スリガラス57上に載置し、上方に設けた複数の照明
A,Bを順次切換点灯することにより、異なる方向の観
察光La,Lbによりリード3の延出部分を順次照明す
る(図10参照)。このときスリガラス57に写ったリ
ード3の先端部3aの影をスリガラス57の下方より個
別に撮像し、双方の影の位置Ka,Kbの移動量から浮
き沈み量を演算する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の検査方法にあっては、半導体装置1を所定の検査
ステージ56やスリガラス57上に載置することにより
行われていたことから、検査後には、半導体装置1を前
述したような搬送用容器に収容する工程が存在してい
る。つまり、出荷状態での最終検査とはなっていなかっ
た。
【0008】こうしたことから、例えば検査後の半導体
装置1を検査ステージ56等から搬送用容器に収容する
とき、例えば半導体装置1のハンドリング時にリード3
が曲がったとしても、そうした製品がそのまま出荷され
てしまう場合もあり、検査の信頼性を低下させる要因と
なっていた。
【0009】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、半導体装置におけるリードの浮き沈み
検査の信頼性が向上するリード検査方法及びリード検査
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、半導体装置におけるリー
ドの浮き沈みを検査するリード検査方法において、出荷
時に前記半導体装置が収容される搬送用容器の所定部位
に、予め前記リードが認識可能な透光性を確保してお
き、前記半導体装置を前記搬送用容器に収容する第1の
工程と、第1の撮像方向から前記所定部位を介して撮像
された前記リードの第1の画像と、前記第1の撮像方向
とは異なる第2の撮像方向から撮像された前記リードの
第2の画像とを取得する第2の工程と、前記第1の画像
及び前記第2の画像に基づき前記リードの浮き沈み量を
取得する第3の工程とを備えている。
【0011】かかる方法においては、半導体装置を出荷
時の搬送容器の内部に収容した状態でリードの浮き沈み
量を取得するようにしたことから、出荷状態での検査と
なる。しかも、リードの浮き沈み量を互いに異なる撮像
方向から撮像された複数の画像に基づき取得することか
ら、高い検査精度が得られる。また、第1の撮像方向と
第2の撮像方向を大きく変える、つまり第1の画像と第
2の画像との撮像角度の違いを大きくすることができ、
極めて高い検査精度が得られる。
【0012】また、請求項2の発明にあっては、前記第
2の画像を前記半導体装置の表面側垂直上方から撮像し
た画像とした。かかる方法においては、前記第2の画像
に基づきリードの浮き沈み量を取得するのと同時にリー
ドの長さ、パッケージ表面のの傷やボイド検査、パッケ
ージ表面の文字品質検査等の他の検査の情報をも取得す
ることが可能となる。
【0013】また、請求項3の発明にあっては、前記所
定部位が前記搬送用容器の底部に設けられている。かか
る方法においては、半導体装置が搬送容器の内部に収容
された状態においては、一般にリードが搬送用容器の底
部に当接することから、第1の画像におけるリードの輪
郭をより鮮明なものとすることができる。
【0014】また、請求項4の発明にあっては、半導体
装置におけるリードの浮き沈みを検査するリード検査装
置において、前記半導体装置が収容されるとともに前記
リードが認識可能な透光性が所定部位に確保された搬送
用容器を支持する支持手段と、この支持手段に支持され
た前記搬送用容器に収容されている半導体装置における
リードの第1の画像を、第1の撮像方向から前記所定部
位を介して撮像する第1の撮像手段と、前記支持手段に
支持された前記搬送用容器に収容されている半導体装置
におけるリードの第2の画像を、前記第1の撮像方向と
は異なる第2の撮像方向から撮像する第2の撮像手段
と、前記リードの前記第1の画像及び前記第2の画像に
基づき前記リードの浮き沈み量を取得する画像処理手段
とを備えたものとした。
【0015】かかる構成においては、半導体装置を出荷
時の搬送容器の内部に収容した状態でリードの浮き沈み
量を取得することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1及び図2は、図6に示した
エンボステープ型容器52に収容された状態で出荷され
る半導体装置1の検査ラインを示す模式図である。
【0017】この検査ラインでは、一連の収容凹部53
のそれぞれに半導体装置1が事前に収容された状態のエ
ンボステープ型容器52が搬送レール11に支持されて
いる(図2参照)。エンボステープ型容器52の一方の
側部には、図6に示すように送り穴54が一定間隔で設
けられており、図示しない送り装置が前記送り穴54を
用いてエンボステープ型容器52を所定の搬送方向(図
1の矢示A方向)に随時送るようになっている。
【0018】エンボステープ型容器52は、透光性を有
する合成樹脂によって収容凹部53を形成する部分の厚
みが薄くなるよう形成したものであって、収容凹部53
に収容された半導体装置1がエンボステープ型容器52
を介して外部から十分に認識可能となっている。
【0019】また、前記搬送レール11の途中に検査地
点が設定されており、検査地点に該当する部分は、エン
ボステープ型容器52を支持するとともに収容凹部53
の下方側に位置して観察窓12が開口する支持部材13
によって構成されている。観察窓12の下方には第1の
CCDカメラ14と第2のCCDカメラ15が配設され
ている。第1のCCDカメラ14は搬送レール11の下
流側に位置する第1の撮像方向イから、また第2のCC
Dカメラ15は搬送レール11の上流側に位置する第2
の撮像方向ロから、それぞれエンボステープ型容器52
の底部52aを介して半導体装置1を撮影するものであ
る。
【0020】また、第1及び第2のCCDカメラ14,
15は本発明の撮像手段であって、画像処理装置16に
接続されている。画像処理装置16は、従来技術で既説
したリード3の浮き沈み検査に用いられているものと同
等の機能を備えたものであって、CPUや画像処理プロ
セッサ等を有しており、第1及び第2のCCDカメラ1
4,15によって得られた画像データに基づき、予め記
憶されたプログラムに従い各種の画像処理及びデータ演
算を行う。主として前記支持部材13と、第1及び第2
のCCDカメラ14,15、画像処理装置16、及び半
導体装置1の前述した撮影に必要とする光を提供する図
示しない照明装置によって本発明のリード検査装置が構
成される。なお、前記照明装置は、前記搬送レール11
の上下方向の双方またはいずれか一方に設けておけばよ
い。
【0021】また、前記搬送レール11の側方部には、
前記画像処理装置16が出力する排除信号に応じて、検
査地点に位置した半導体装置1をエンボステープ型容器
52から取り出すとともに、別途用意されている他の半
導体装置1を代わりに収容する移載動作を行うハンドリ
ング装置17を配設する。
【0022】そして、前述した検査ラインでは、図1に
示したように各収容凹部53に半導体装置1が収納され
たエンボステープ型容器52を間欠的に移動させる一
方、搬送レール11の検査地点に位置した半導体装置1
の画像を、エンボステープ型容器52の底部52aを介
して第1及び第2のCCDカメラ14,15によって撮
像する。すなわち、第1のCCDカメラ14によって第
1の画像を撮像し、第2のCCDカメラ15によって第
2の画像を撮像する。図3(a)に、任意のリード3a
に浮き沈みがあった場合における第1の画像21を、図
3(b)に、その場合における第2の画像22の例を示
す。
【0023】引き続き、画像処理装置16により第1の
画像21と第2の画像22とに基づき各リード3の浮き
沈み量を演算させる。かかる演算は、双方の画像21,
22の各々について、各々の画像上での各リード3の先
端座標位置を求め、その値と、第1及び第2のCCDカ
メラ14,15の位置、及び撮像方向(撮像角度)か
ら、各リード3先端の3次元空間座標上での位置(X
値、Y値、Z値)を三角測量の原理により演算すること
により行う。
【0024】次に、いずれかのリード3の先端の浮き沈
み量が所定の基準を満たさない場合には、画像処理装置
16から排除信号を出力させ、前記ハンドリング装置1
7によって、収容凹部53内の半導体装置1を取り出し
他の半導体装置1と交換させる。引き続き、交換した半
導体装置1に対して再度各リード3の浮き沈み量を測定
し、浮き沈み量が所定の基準を満たしていれば、画像処
理装置16から図示しない送り装置に送り信号を出力さ
せる。これによりエンボステープ型容器52を移動させ
て、次の半導体装置1を検査地点に移動させ、以後、上
記と同様の処理を繰返し行わせる。
【0025】そして、検査地点の下流側においては、一
連の収容凹部53の開口部をテープで封止しながらリー
ル等に順次巻取らせる。
【0026】したがって、実施の形態によれば、半導体
装置1におけるリード3浮き沈み検査を出荷状態で行う
こととなることから、従来のように、検査後にリード3
が曲がるなどの不具合が発生することが防止でき、検査
の信頼性が向上する。しかも、リード3の浮き沈み量
を、互いに異なる撮像方向から撮像された第1の画像
(21)と第2の画像(22)とに基づき測定すること
により、高い検査精度が得られる。さらには、第1の画
像(21)と第2の画像(22)とをエンボステープ型
容器52の底部52aを介して撮像するため、エンボス
テープ型容器52の縦壁部52bに視線を遮られること
なく、例えば双方の画像を半導体装置1の表面側上方か
ら撮像する場合と比べて、第1及び第2のCCDカメラ
14,15の配置位置の自由度が広い。このため、第1
の画像(21)と第2の画像(22)との撮像角度の違
いを大きく設定することができ、極めて高い検査精度が
得られる。
【0027】なお、本実施の形態においては、半導体装
置1が、リード3がエンボステープ型容器52の幅方向
に位置するように収容されている場合を示したが、それ
と異なる向きで半導体装置1がエンボステープ型容器5
2に収容されている場合であっても、支障なく検査がで
きる。
【0028】一方、図4は本発明の他の実施の形態を示
す図である。すなわち本実施の形態においては、前述し
た第2のCCDカメラ15を検査地点の上方に配置し、
第2のCCDカメラ15により撮像される第2の撮像画
像を半導体装置1の表面側垂直上方から撮像した画像と
したものである。
【0029】かかる構成においても、前述した実施の形
態と同様の理由により、リード3の浮き沈み検査の信頼
性が向上する。また、第2のCCDカメラ15の撮像方
向ハが第1のCCDカメラ14の撮像方向イと異なり、
しかも第1の画像をテープ型容器52の底部52aを介
して撮像するため、第1の撮像画像と第2の撮像画像と
の撮像角度の違いを大きく設定することができ、極めて
高い検査精度が得られる。また、これに加えて、リード
の浮き沈み検査時には第2の撮像画像から、リード3の
長さや、パッケージ2上面の文字品質や、傷・ボイドの
有無等の他の検査情報をも取得することができる。よっ
て、リード3の浮き沈み検査だけでなく、半導体装置1
における他の外観検査を一括して行うことができ、半導
体装置1の検査能率が向上する。
【0030】また、本実施の形態においては、エンボス
テープ型容器52の底部52aに透光性が確保されると
ともに、底部52aを介して第1の画像を撮像するよう
にしている。ここで、一般にリード3はエンボステープ
型容器52の底部52a当接することから、第1の画像
におけるリード3の輪郭がより鮮明であり、従って、リ
ードの浮き沈み検査の精度が、より一層向上する。
【0031】また、本実施の形態においては、出荷時に
半導体装置1が収容される搬送用容器としてエンボステ
ープ型容器52を使用する場合について説明したが、例
えば図5に示したトレイ型容器51を透光性を有する合
成樹脂によって形成しておき、それを使用するようにし
てもよい。なお、いずれの搬送用容器を用いる場合で
も、前述した画像処理に使用する画像が得られる程度に
リード3の認識が可能であれば、搬送用容器は無色透明
である必要は全くない。
【0032】また、エンボステープ型容器52の底部5
2aを介して第1の画像を撮像するようにしたが、例え
ばリード3がエンボステープ型容器52の幅方向に位置
するように半導体装置1が収容されている場合には、エ
ンボステープ型容器52の縦壁部52bを介して第1の
画像を撮像し、それを用いてリード3の浮き沈み量を測
定することも可能である。
【0033】また、第1の画像と第2の画像とを2台の
CCDカメラ14,15によって個別に撮像する場合を
示したが、ミラーやプリズム等の光学部材を用いること
により、1台のCCDカメラで第1の画像と第2の画像
とを撮像するようにしてもよい。すなわち本発明におけ
る第1及び第2の撮像手段を1台の1台のCCDカメラ
で実現させてもよい。無論、そうした場合等において
は、リード3の浮き沈み量の測定に用いる第1の画像と
第2の画像との双方またはいずれか一方をリード3部分
のみの画像としても構わない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の方法によ
れば、半導体装置を出荷時の搬送容器の内部に収容した
状態でリードの浮き沈み量を取得し、基準を満たさなも
のを搬送容器から排除するようにし、出荷状態での検査
となるようにした。このため検査後にリードが曲がるな
どの不具合が発生することが防止できる。しかも、リー
ドの浮き沈み量を互いに異なる撮像方向から撮像された
複数の画像に基づき取得することによって極めて高い検
査精度が得られるようにした。
【0035】よって、極めて高い検査精度を確保しつつ
半導体装置におけるリードの浮き沈み検査の信頼性を向
上させることができる。
【0036】また、請求項2の方法によれば、リードの
浮き沈み検査時に、リードの長さ、パッケージ表面のの
傷やボイド検査、パッケージ表面の文字品質検査等の他
の検査の情報をも取得ことが可能となるようにした。よ
って、半導体装置の外観検査を一括して行うことがで
き、半導体装置の検査能率が向上する。
【0037】また、請求項3の方法によれば、リードの
浮き沈み量の取得に使用する第1の画像におけるリード
の輪郭をより鮮明なものとすることができるようにし
た。よって、リードの浮き沈み検査の精度を、より一層
向上させることができる。
【0038】また、請求項4の装置によれば、半導体装
置を出荷時の搬送容器の内部に収容した状態でリードの
浮き沈み量を取得することができ、出荷状態でのリード
の浮き沈み検査を行うことが可能となる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す、半導体装置の搬
送方向とカメラの配置を示す模式図である。
【図2】同実施の形態を示す半導体装置の搬送方向から
見たカメラの配置を示す模式図である。
【図3】本実施の形態で撮像される第1の画像と第2の
画像の一例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す、図1に対応す
る模式図である。
【図5】半導体装置が収容されたトレイ型容器を示す平
面図である。
【図6】半導体装置が収容されたエンボステープ型容器
を示す平面図である。
【図7】従来技術を示す説明図である。
【図8】同検査方法において撮像される画像を示す図で
ある。
【図9】他の従来技術を示す説明図である。
【図10】図9のC部拡大図である。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 パッケージ 3 リード 13 支持部材 14 第1のCCDカメラ 15 第2のCCDカメラ 16 画像処理装置 21 第1の画像 22 第2の画像 51 トレイ型容器 52 エンボステープ型容器 52a 底部
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC等の半導体装
置におけるリードの浮き沈みを検査するリード検査方法
及びリード検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パッケージ側面にリードが延出す
るIC等の半導体装置は、その製造後に、所定の搬送用
容器に収容された状態で出荷されている。かかる搬送用
容器には、例えば図5に示したように、硬質の合成樹脂
により上面が開口した函体状に形成されたトレイ型容器
51がある。かかるトレイ型容器51は、図示した半導
体装置1のようにパッケージ2の全側面に多数のリード
3が延出するものに用いられている。
【0003】また、図6に示したものはエンボステープ
型容器52である。エンボステープ型容器52は、合成
樹脂製のテープ材にその長さ方向に一定間隔で収容凹部
53がエンボス形成されたものであって、図示した半導
体装置1のようにパッケージ2の二側面(又は一側面)
に少数のリード3が延出するものに用いられている。な
お、エンボステープ型容器52は、全体として適度の可
撓性を有しており、各収容凹部53に半導体装置1を収
容した後、一連の収容凹部53の開口部をテープで封止
した後リール等に巻取ることが可能となっている。
【0004】一方、前述したような半導体装置1にあっ
ては、その出荷前にリード3の浮き沈み検査が行われて
いる。かかる浮き沈み(コプラナリティともいう)は、
半導体装置1を基板等に実装するときハンダ付け不良の
原因となるため、その検査が重要であるとともに高い検
査精度が求められている。
【0005】また、リード3の浮き沈み検査には、一般
に画像処理技術が用いられているが、半導体装置1の平
面画像データのみに基づく検査では高い検査精度を得る
ことが難しい。このためリード3の浮き沈み検査は、以
下のようにして行われている。すなわち、図7に示すよ
うに、半導体装置1を所定の検査ステージ55上に載置
し、半導体装置1のリード3の延出部分を水平方向から
カメラ56で撮像する。そして、撮像した画像(図8参
照)から各リード3の先端下部の位置Yを計測し、浮き
沈みを検査する。
【0006】また、図9に示すように、半導体装置1を
スリガラス57上に載置し、上方に設けた複数の照明
A,Bを順次切換点灯することにより、異なる方向の観
察光La,Lbによりリード3の延出部分を順次照明す
る(図10参照)。このときスリガラス57に写ったリ
ード3の先端部3aの影をスリガラス57の下方より個
別に撮像し、双方の影の位置Ka,Kbの移動量から浮
き沈み量を演算する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の検査方法にあっては、半導体装置1を所定の検査
ステージ55やスリガラス57上に載置することにより
行われていたことから、検査後には、半導体装置1を前
述したような搬送用容器に収容する工程が存在してい
る。つまり、出荷状態での最終検査とはなっていなかっ
た。
【0008】こうしたことから、例えば検査後の半導体
装置1を検査ステージ55等から搬送用容器に収容する
とき、例えば半導体装置1のハンドリング時にリード3
が曲がったとしても、そうした製品がそのまま出荷され
てしまう場合もあり、検査の信頼性を低下させる要因と
なっていた。
【0009】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、半導体装置におけるリードの浮き沈み
検査の信頼性が向上するリード検査方法及びリード検査
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、半導体装置におけるリー
ドの浮き沈みを検査するリード検査方法において、出荷
時に前記半導体装置が収容される搬送用容器の所定部位
に、予め前記リードが認識可能な透光性を確保してお
き、前記半導体装置を前記搬送用容器に収容する第1の
工程と、第1の撮像方向から前記所定部位を介して撮像
された前記リードの第1の画像と、前記第1の撮像方向
とは異なる第2の撮像方向から撮像された前記リードの
第2の画像とを取得する第2の工程と、前記第1の画像
及び前記第2の画像に基づき前記リードの浮き沈み量を
取得する第3の工程とを備えている。
【0011】かかる方法においては、半導体装置を出荷
時の搬送容器の内部に収容した状態でリードの浮き沈み
量を取得するようにしたことから、出荷状態での検査と
なる。しかも、リードの浮き沈み量を互いに異なる撮像
方向から撮像された複数の画像に基づき取得することか
ら、高い検査精度が得られる。また、第1の撮像方向と
第2の撮像方向を大きく変える、つまり第1の画像と第
2の画像との撮像角度の違いを大きくすることができ、
極めて高い検査精度が得られる。
【0012】また、請求項2の発明にあっては、前記第
2の画像を前記半導体装置の表面側垂直上方から撮像し
た画像とした。かかる方法においては、前記第2の画像
に基づきリードの浮き沈み量を取得するのと同時にリー
ドの長さ、パッケージ表面の傷やボイド検査、パッケー
ジ表面の文字品質検査等の他の検査の情報をも取得する
ことが可能となる。
【0013】また、請求項3の発明にあっては、前記所
定部位が前記搬送用容器の底部に設けられている。かか
る方法においては、半導体装置が搬送容器の内部に収容
された状態においては、一般にリードが搬送用容器の底
部に当接することから、第1の画像におけるリードの輪
郭をより鮮明なものとすることができる。
【0014】また、請求項4の発明にあっては、半導体
装置におけるリードの浮き沈みを検査するリード検査装
置において、前記半導体装置が収容されるとともに前記
リードが認識可能な透光性が所定部位に確保された搬送
用容器を支持する支持手段と、この支持手段に支持され
た前記搬送用容器に収容されている半導体装置における
リードの第1の画像を、第1の撮像方向から前記所定部
位を介して撮像する第1の撮像手段と、前記支持手段に
支持された前記搬送用容器に収容されている半導体装置
におけるリードの第2の画像を、前記第1の撮像方向と
は異なる第2の撮像方向から撮像する第2の撮像手段
と、前記リードの前記第1の画像及び前記第2の画像に
基づき前記リードの浮き沈み量を取得する画像処理手段
とを備えたものとした。
【0015】かかる構成においては、半導体装置を出荷
時の搬送容器の内部に収容した状態でリードの浮き沈み
量を取得することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1及び図2は、図6に示した
エンボステープ型容器52に収容された状態で出荷され
る半導体装置1の検査ラインを示す模式図である。
【0017】この検査ラインでは、一連の収容凹部53
のそれぞれに半導体装置1が事前に収容された状態のエ
ンボステープ型容器52が搬送レール11に支持されて
いる(図2参照)。エンボステープ型容器52の一方の
側部には、図6に示すように送り穴54が一定間隔で設
けられており、図示しない送り装置が前記送り穴54を
用いてエンボステープ型容器52を所定の搬送方向(図
1の矢示A方向)に随時送るようになっている。
【0018】エンボステープ型容器52は、透光性を有
する合成樹脂によって収容凹部53を形成する部分の厚
みが薄くなるよう形成したものであって、収容凹部53
に収容された半導体装置1がエンボステープ型容器52
を介して外部から十分に認識可能となっている。
【0019】また、前記搬送レール11の途中に検査地
点が設定されており、検査地点に該当する部分は、エン
ボステープ型容器52を支持するとともに収容凹部53
の下方側に位置して観察窓12が開口する支持部材13
によって構成されている。観察窓12の下方には第1の
CCDカメラ14と第2のCCDカメラ15が配設され
ている。第1のCCDカメラ14は搬送レール11の
流側に位置する第1の撮像方向イから、また第2のCC
Dカメラ15は搬送レール11の流側に位置する第2
の撮像方向ロから、それぞれエンボステープ型容器52
の底部52aを介して半導体装置1を撮影するものであ
る。
【0020】また、第1及び第2のCCDカメラ14,
15は本発明の撮像手段であって、画像処理装置16に
接続されている。画像処理装置16は、従来技術で既説
したリード3の浮き沈み検査に用いられているものと同
等の機能を備えたものであって、CPUや画像処理プロ
セッサ等を有しており、第1及び第2のCCDカメラ1
4,15によって得られた画像データに基づき、予め記
憶されたプログラムに従い各種の画像処理及びデータ演
算を行う。主として前記支持部材13と、第1及び第2
のCCDカメラ14,15、画像処理装置16、及び半
導体装置1の前述した撮影に必要とする光を提供する図
示しない照明装置によって本発明のリード検査装置が構
成される。なお、前記照明装置は、前記搬送レール11
の上下方向の双方またはいずれか一方に設けておけばよ
い。
【0021】また、前記搬送レール11の側方部には、
前記画像処理装置16が出力する排除信号に応じて、検
査地点に位置した半導体装置1をエンボステープ型容器
52から取り出すとともに、別途用意されている他の半
導体装置1を代わりに収容する移載動作を行うハンドリ
ング装置17を配設する。
【0022】そして、前述した検査ラインでは、図1に
示したように各収容凹部53に半導体装置1が収納され
たエンボステープ型容器52を間欠的に移動させる一
方、搬送レール11の検査地点に位置した半導体装置1
の画像を、エンボステープ型容器52の底部52aを介
して第1及び第2のCCDカメラ14,15によって撮
像する。すなわち、第1のCCDカメラ14によって第
1の画像を撮像し、第2のCCDカメラ15によって第
2の画像を撮像する。図3(a)に、任意のリード3a
に浮き沈みがあった場合における第1の画像21を、図
3(b)に、その場合における第2の画像22の例を示
す。
【0023】引き続き、画像処理装置16により第1の
画像21と第2の画像22とに基づき各リード3の浮き
沈み量を演算させる。かかる演算は、双方の画像21,
22の各々について、各々の画像上での各リード3の先
端座標位置を求め、その値と、第1及び第2のCCDカ
メラ14,15の位置、及び撮像方向(撮像角度)か
ら、各リード3先端の3次元空間座標上での位置(X
値、Y値、Z値)を三角測量の原理により演算すること
により行う。
【0024】次に、いずれかのリード3の先端の浮き沈
み量が所定の基準を満たさない場合には、画像処理装置
16から排除信号を出力させ、前記ハンドリング装置1
7によって、収容凹部53内の半導体装置1を取り出し
他の半導体装置1と交換させる。引き続き、交換した半
導体装置1に対して再度各リード3の浮き沈み量を測定
し、浮き沈み量が所定の基準を満たしていれば、画像処
理装置16から図示しない送り装置に送り信号を出力さ
せる。これによりエンボステープ型容器52を移動させ
て、次の半導体装置1を検査地点に移動させ、以後、上
記と同様の処理を繰返し行わせる。
【0025】そして、検査地点の下流側においては、一
連の収容凹部53の開口部をテープで封止しながらリー
ル等に順次巻取らせる。
【0026】したがって、実施の形態によれば、半導体
装置1におけるリード3浮き沈み検査を出荷状態で行う
こととなることから、従来のように、検査後にリード3
が曲がるなどの不具合が発生することが防止でき、検査
の信頼性が向上する。しかも、リード3の浮き沈み量
を、互いに異なる撮像方向から撮像された第1の画像
(21)と第2の画像(22)とに基づき測定すること
により、高い検査精度が得られる。さらには、第1の画
像(21)と第2の画像(22)とをエンボステープ型
容器52の底部52aを介して撮像するため、エンボス
テープ型容器52の縦壁部52bに視線を遮られること
なく、例えば双方の画像を半導体装置1の表面側上方か
ら撮像する場合と比べて、第1及び第2のCCDカメラ
14,15の配置位置の自由度が広い。このため、第1
の画像(21)と第2の画像(22)との撮像角度の違
いを大きく設定することができ、極めて高い検査精度が
得られる。
【0027】なお、本実施の形態においては、半導体装
置1が、リード3がエンボステープ型容器52の幅方向
に位置するように収容されている場合を示したが、それ
と異なる向きで半導体装置1がエンボステープ型容器5
2に収容されている場合であっても、支障なく検査がで
きる。
【0028】一方、図4は本発明の他の実施の形態を示
す図である。すなわち本実施の形態においては、前述し
た第2のCCDカメラ15を検査地点の上方に配置し、
第2のCCDカメラ15により撮像される第2の撮像画
像を半導体装置1の表面側垂直上方から撮像した画像と
したものである。
【0029】かかる構成においても、前述した実施の形
態と同様の理由により、リード3の浮き沈み検査の信頼
性が向上する。また、第2のCCDカメラ15の撮像方
向ハが第1のCCDカメラ14の撮像方向イと異なり、
しかも第1の画像をテープ型容器52の底部52aを介
して撮像するため、第1の撮像画像と第2の撮像画像と
の撮像角度の違いを大きく設定することができ、極めて
高い検査精度が得られる。また、これに加えて、リード
の浮き沈み検査時には第2の撮像画像から、リード3の
長さや、パッケージ2上面の文字品質や、傷・ボイドの
有無等の他の検査情報をも取得することができる。よっ
て、リード3の浮き沈み検査だけでなく、半導体装置1
における他の外観検査を一括して行うことができ、半導
体装置1の検査能率が向上する。
【0030】また、本実施の形態においては、エンボス
テープ型容器52の底部52aに透光性が確保されると
ともに、底部52aを介して第1の画像を撮像するよう
にしている。ここで、一般にリード3はエンボステープ
型容器52の底部52a当接することから、第1の画像
におけるリード3の輪郭がより鮮明であり、従って、リ
ードの浮き沈み検査の精度が、より一層向上する。
【0031】また、本実施の形態においては、出荷時に
半導体装置1が収容される搬送用容器としてエンボステ
ープ型容器52を使用する場合について説明したが、例
えば図5に示したトレイ型容器51を透光性を有する合
成樹脂によって形成しておき、それを使用するようにし
てもよい。なお、いずれの搬送用容器を用いる場合で
も、前述した画像処理に使用する画像が得られる程度に
リード3の認識が可能であれば、搬送用容器は無色透明
である必要は全くない。
【0032】また、エンボステープ型容器52の底部5
2aを介して第1の画像を撮像するようにしたが、例え
ばリード3がエンボステープ型容器52の幅方向に位置
するように半導体装置1が収容されている場合には、エ
ンボステープ型容器52の縦壁部52bを介して第1の
画像を撮像し、それを用いてリード3の浮き沈み量を測
定することも可能である。
【0033】また、第1の画像と第2の画像とを2台の
CCDカメラ14,15によって個別に撮像する場合を
示したが、ミラーやプリズム等の光学部材を用いること
により、1台のCCDカメラで第1の画像と第2の画像
とを撮像するようにしてもよい。すなわち本発明におけ
る第1及び第2の撮像手段を1台のCCDカメラで実現
させてもよい。無論、そうした場合等においては、リー
ド3の浮き沈み量の測定に用いる第1の画像と第2の画
像との双方またはいずれか一方をリード3部分のみの画
像としても構わない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の方法によ
れば、半導体装置を出荷時の搬送容器の内部に収容した
状態でリードの浮き沈み量を取得し、基準を満たさな
ものを搬送容器から排除するようにし、出荷状態での検
査となるようにした。このため検査後にリードが曲がる
などの不具合が発生することが防止できる。しかも、リ
ードの浮き沈み量を互いに異なる撮像方向から撮像され
た複数の画像に基づき取得することによって極めて高い
検査精度が得られるようにした。
【0035】よって、極めて高い検査精度を確保しつつ
半導体装置におけるリードの浮き沈み検査の信頼性を向
上させることができる。
【0036】また、請求項2の方法によれば、リードの
浮き沈み検査時に、リードの長さ、パッケージ表面の傷
やボイド検査、パッケージ表面の文字品質検査等の他の
検査の情報をも取得ことが可能となるようにした。よっ
て、半導体装置の外観検査を一括して行うことができ、
半導体装置の検査能率が向上する。
【0037】また、請求項3の方法によれば、リードの
浮き沈み量の取得に使用する第1の画像におけるリード
の輪郭をより鮮明なものとすることができるようにし
た。よって、リードの浮き沈み検査の精度を、より一層
向上させることができる。
【0038】また、請求項4の装置によれば、半導体装
置を出荷時の搬送容器の内部に収容した状態でリードの
浮き沈み量を取得することができ、出荷状態でのリード
の浮き沈み検査を行うことが可能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置におけるリードの浮き沈みを
    検査するリード検査方法において、 出荷時に前記半導体装置が収容される搬送用容器の所定
    部位に、予め前記リードが認識可能な透光性を確保して
    おき、前記半導体装置を前記搬送用容器に収容する第1
    の工程と、 第1の撮像方向から前記所定部位を介して撮像された前
    記リードの第1の画像と、前記第1の撮像方向とは異な
    る第2の撮像方向から撮像された前記リードの第2の画
    像とを取得する第2の工程と、 前記第1の画像及び前記第2の画像に基づき前記リード
    の浮き沈み量を取得する第3の工程とを備えたことを特
    徴とするリード検査方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の画像を前記半導体装置の表面
    側垂直上方から撮像した画像としたことを特徴とする請
    求項1記載のリード検査方法。
  3. 【請求項3】 前記所定部位が前記搬送用容器の底部に
    設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    リード検査方法。
  4. 【請求項4】 半導体装置におけるリードの浮き沈みを
    検査するリード検査装置において、 前記半導体装置が収容されるとともに前記リードが認識
    可能な透光性が所定部位に確保された搬送用容器を支持
    する支持手段と、 この支持手段に支持された前記搬送用容器に収容されて
    いる半導体装置におけるリードの第1の画像を、第1の
    撮像方向から前記所定部位を介して撮像する第1の撮像
    手段と、 前記支持手段に支持された前記搬送用容器に収容されて
    いる半導体装置におけるリードの第2の画像を、前記第
    1の撮像方向とは異なる第2の撮像方向から撮像する第
    2の撮像手段とを備えたことを特徴とするリード検査装
    置。
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