JPH11350388A - 共重合体ラテックスおよび紙被覆用組成物 - Google Patents

共重合体ラテックスおよび紙被覆用組成物

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JPH11350388A
JPH11350388A JP15340798A JP15340798A JPH11350388A JP H11350388 A JPH11350388 A JP H11350388A JP 15340798 A JP15340798 A JP 15340798A JP 15340798 A JP15340798 A JP 15340798A JP H11350388 A JPH11350388 A JP H11350388A
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copolymer latex
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JP15340798A
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Kazunori Kamata
一則 鎌田
Toshio Tanabe
田辺  敏雄
Eisuke Shiiyama
栄介 椎山
Takashi Kojima
小島  隆
Saburo Hayano
三郎 早野
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 脂肪族共役ジエン系単量体30〜50重
量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.1〜5.
0重量%、及びその他共重合可能なビニル単量体45〜
60.9重量%からなる共重合体ラテックスに不飽和結
合を1〜2個含有する化合物であって、特定の沸点と融
点を有する化合物を0.1〜5重量%添加混合してなる
共重合体ラテックス、及び該ラテックスを含有すること
を特徴とする紙被覆用組成物。 【効果】 本発明の共重合体ラテックスはフィルムのブ
ロッキング性に優れ、更に該ラテックスを含有してなる
紙被覆用組成物はハイシェアー粘度が低いため高速、高
濃度塗工時の塗工作業性に優れ、又該組成物を塗工して
なるオフセット用印刷用紙は、白紙光沢、印刷光沢、接
着強度及び耐ブリスター性等の印刷適性が良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗工時の塗工作業
性が良好で、オフセット印刷用紙としての印刷適性、特
に白紙光沢、印刷光沢に優れ、更にドライピック、ウエ
ットピック強度等の接着強度、耐ブリスター性等が良好
な塗工紙を得ることが可能となる共重合体ラテックス、
及び該ラテックスを用いることを特徴とする紙被覆用組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙被覆用組成物(以下、塗料と略称す
る。)のバインダー成分として塗工時の作業性、塗工紙
の経済性及び品質の面から、スチレン、ブタジエンを主
たる成分とする共重合体ラテックス(以下、ラテックス
と略称する。)が従来から広範に使用されている。しか
しながら、印刷技術の著しい発展に伴って充分な対応が
できていないのが実情であり、より高品位の塗料が望ま
れている。
【0003】また、近年の印刷方式としてはオフセット
印刷が主流であり、塗料を塗工した印刷用紙に求められ
る性能として、表面平滑性、印刷光沢、接着強度(ドラ
イピック、ウェットピック)、耐ブリスター性及びイン
キ受理性等が挙げられる。更に最近ではコスト低減の目
的からバインダー量を減少させる要求が多くなってきて
おり、このために、より少量の配合量でも十分な表面強
度、印刷光沢等を示すバインダーが求められているのが
現状である。一方、塗料を塗工する塗工マシンについて
は、年々高速化されており、塗工作業上の問題としてロ
ール汚れの発生に対する改良要求も多くなってきてい
る。
【0004】これらの要求性能に対し、これまでバイン
ダーの主たる構成成分であるラテックスに対して種々の
改良が試みられてきた。一般的には共重合体組成を変え
る方法やゲル含率を最適化する方法等があるが、前記し
た要求物性は、ほとんどが互いに背反する性質となって
いるため、全てを満足する要求水準に到達させることは
極めて困難であった。
【0005】例えば、接着強度を改善するために脂肪族
共役ジエン系単量体の量を増やしラテックスのガラス転
移温度を低くするといった方法が知られているが、この
方法では接着強度の向上は認められるもののラテックス
フィルムのブロッキング性(粘着性)が増加し、塗工時
にロールが汚れ易くなる。逆に、ガラス転移温度を高く
すると、耐ブロッキング性は良好であるが、接着強度、
印刷光沢等の低下が認められる。又、ゲル含率の変動に
よる改良も同様であり、ゲル含率を高くすると接着強
度、耐ブロッキング性が改善されるものの耐ブリスター
性が低下し、ゲル含率を低くすると耐ブリスター性が向
上し接着強度、印刷光沢、耐ブロッキング性が劣る。
【0006】そこで、これらの背反する物性を克服する
ため、高ガラス転移温度あるいは高ゲル含率のラテック
スにフタル酸ジアルキルエステルに代表される外部可塑
剤の添加による改良が知られているが、この方法では性
能は向上するものの、ラテックス粒子に該可塑剤がうま
く吸収されず経時で遊離してしまうという問題があり、
好ましい手段ではない。またその他の改良方法として、
共重合体ラテックスを製造する時に用いる連鎖移動剤、
あるいは分子量調節剤の種類を特定し、種々の背反する
要求特性のバランス向上が提案されているが(特開平3
−166201号公報、特開平3−166202号公
報、特開平3−109451号公報、特開平3−227
303号公報、特開平3−109470号公報、特開平
4−239502号公報、特開平4−332701号公
報等)、特に白紙光沢、印刷光沢については満足する水
準に未だ到達していないのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の技術
的課題を背景になされたものであり、塗工紙の接着強度
を大幅に改良し、白紙光沢、印刷光沢、更には耐ブロッ
キング性にも優れるため、得られる紙被覆用組成物は塗
工時のロール汚れ等の作業性が良好な共重合体ラテック
スを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の問
題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、フタル酸ジア
ルキルエステル等の、所謂一般的な熱可塑性プラスチッ
ク用可塑剤ではなく、通常塗料用の原料や溶剤又は、連
鎖移動剤あるいは分子量調節剤、更には香料用等として
使用されている化合物の中から選択される特定の構造と
性状を有する化合物は、ラテックスに添加混合した場合
に、経時でもラテックスと該化合物とが遊離せず、更に
特定の単量体で構成される共重合体ラテックスと組み合
わせた場合に得られたフィルムは、柔軟性と耐ブロッキ
ング性に優れることを発見した。
【0009】又、該ラテックスと鉱物性顔料とを主とし
て含有する塗料は塗工時のロール汚れが認められず、更
に該塗料により得られた塗工紙は高い接着強度を維持
し、特に白紙光沢、印刷光沢に優れることを見いだし、
本発明を完成させるに至った。
【0010】即ち、本発明は、以下の(1)〜(4)を
提供するものである。 (1) (A)脂肪族共役ジエン系単量体: 30 〜 50 重量% (B)エチレン系不飽和カルボン酸単量体: 0.1〜 5.0重量% (C)その他共重合可能なビニル単量体 45 〜 60.9重量% からなる単量体混合物100重量%を乳化重合して得ら
れる共重合体ラテックスの固形分100重量%に対し
て、以下の(D)〜(I)の群の中から選択された1種
又はそれ以上の化合物であって、該化合物が分子中に不
飽和結合を1〜2個含有し、かつ沸点が140℃以上で
あり、融点が40℃以下である当該化合物を0.1〜5
重量%添加混合してなる共重合体ラテックス。 (D)不飽和脂肪酸類 (E)アルケン類 (F)アルケノール類 (G)アルケニルケトン類 (H)アルケニルベンゼン類 (I)アルケニルフェノール類
【0011】(2) (1)記載の共重合体ラテックス
のゲル含率が、60%以上であることを特徴とする共重
合体ラテックス。
【0012】(3) (C)その他共重合可能なビニル
単量体が、シアン化ビニル系単量体を必須成分として含
むことを特徴とする(1)又は(2)記載の共重合体ラ
テックス。
【0013】(4) (1)〜(3)のいずれかに記載
の共重合体ラテックスを含有してなることを特徴とする
紙被覆用組成物。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。本発明の共重合体ラテックスとは、基本的に (A)脂肪族共役ジエン系単量体: 30 〜 50 重量% (B)エチレン系不飽和カルボン酸単量体: 0.1〜 5.0重量% (C)その他共重合可能なビニル単量体 45 〜 60.9重量% からなる単量体混合物100重量%を乳化重合して得ら
れるものである。以下、本発明の共重合体ラテックスの
製造に使用する単量体について説明する。
【0015】本発明に用いられるラテックスの製造にお
いて、該ラテックスを構成する単量体のうち(A)脂肪
族共役ジエンの例としては、具体的には、例えば、1,
3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2
−クロロ−1,3−ブタジエン等が挙げられ、単独ある
いは複数種併用で使用することが出来るが、中でも特に
1,3−ブタジエンが好ましい。
【0016】(A)脂肪族共役ジエンの使用量として
は、全単量体に対して30〜50重量%の範囲で使用さ
れる。この使用量が30重量%未満では、ドライピック
強度が低下し易く、50重量%を超えると耐ブリスター
性が低下し易い傾向にあり、あまり好ましくない。
【0017】本発明における(B)エチレン系不飽和カ
ルボン酸単量体の例としては、具体的には、例えば、ア
クリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸等のモノカルボ
ン酸類、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸等のジカル
ボン酸類およびその無水物またはハーフエステル類、等
が挙げられ、単独あるいは複数種併用で用いることが出
来る。
【0018】(B)エチレン系不飽和カルボン酸単量体
の使用量としては、全単量体に対して0.1〜5重量%
で使用される。この使用量が0.1重量%未満ではラテ
ックス粒子の安定性が低下し易く、塗料配合時凝集物が
発生し易くなり易い傾向にあり、また5重量%を超える
と塗料のせん断応力が高くなり、高速塗工に適さなくな
り易い傾向にあるため、好ましくは0.5〜3重量%、
更に好ましくは1〜2重量%である。
【0019】本発明における(C)その他共重合可能な
ビニル単量体の例として、その代表例を挙げれば、アル
ケニル芳香族系単量体、不飽和カルボン酸アルキルエス
テル単量体、及びそのヒドロキシ含有単量体、エチレン
系不飽和アミド系単量体、及びシアン化ビニル単量体等
がある。
【0020】アルケニル芳香族単量体について、その具
体的な例としては、例えば、スチレン、アルファメチル
スチレン、メチルアルファメチルスチレン、パラメチル
スチレン、ビニルトルエン等が挙げられる。
【0021】また不飽和カルボン酸アルキルエステル単
量体の具体的な例としては、例えば、メチル(メタ)ア
クリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリ
レート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、n−
プロピル(メタ)アクリレート、iso−プロピル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、(メチル)グ
リシジル(メタ)アクリレート、ジメチルマレート、ジ
エチルマレート、ジメチルイタコネート、ジメチルフマ
レート、ジエチルフマレート等が挙げられるが、中でも
特にメチルメタクリレートが好ましい。
【0022】又、不飽和カルボン酸アルキルエステル単
量体でヒドロキシル基を含有するものの具体的な例とし
ては、例えば、β−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、β−ヒドロキシn−プロピル(メタ)アクリレー
ト、β−ヒドロキシiso−プロピル(メタ)アクリレ
ート、β−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ジ−(エチ
レン)グリコールマレート、ジ−(エチレングリコー
ル)イタコネート、2−ヒドロキシエチルマレート、ビ
ス−(2−ヒドロキシエチル)マレート、2−ヒドロキ
シエチルフマレート等が挙げられる。
【0023】さらにエチレン系不飽和アミド系単量体の
具体的な例としては、例えば、(メタ)アクリルアミ
ド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N,N−
ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチロ
ール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチロール
(メタ)アクリルアミド等が挙げられる。
【0024】更に、シアン化ビニル単量体の具体的な例
としては、例えば、(メタ)アクリロニトリル、アルフ
ァ−クロルアクリロニトリル、アルファ−エチルアクリ
ロニトリル等が挙げられる。
【0025】これら(C)その他共重合可能なビニル単
量体は、単独もしくは複数種併用で使用される。
【0026】単量体(C)の使用量としては、全単量体
に対し、上記(A)、(B)成分を除いた残りの部分で
あり、おおよそ45〜60.9重量%となる。又、単量
体としての(C)その他共重合可能なビニル単量体の種
類について、特に制約はないが、シアン化ビニル単量体
を必須成分として使用することにより、耐ブロッキング
性が更に向上する。
【0027】本発明におけるラテックスの製造方法にお
いては、前記した条件の単量体を用いることを除けば、
公知の乳化重合方法に従って製造することが出来るもの
であり、本発明の主旨にかなう限り、特に制約はない。
即ち、水性媒体(通常、水)に乳化剤、重合開始剤、分
子量調節剤、単量体混合物等を加えて乳化重合を行う
か、あるいは単量体混合物を分割、もしくは連続で投入
しながら乳化重合を行うことによって得られる。
【0028】本発明における乳化重合を行う際に使用さ
れる乳化剤あるいは重合開始剤については特に制限はな
い。本発明で使用する乳化剤の具体的な例としては、例
えば、高級アルコールの硫酸エステル、アルキルベンゼ
ンスルホン酸の金属塩、アルキルジフェニルエーテル
(ジ)スルホン酸の金属塩等のアニオン性界面活性剤、
ポリエチレングリコールのアルキルエステル類、アルキ
ルフェニルエーテル類、アルキルエーテル類等のノニオ
ン性界面活性剤、およびベタイン類等の両性界面活性
剤、プロペニル−2−エチルヘキシルスルホコハク酸エ
ステルナトリウム、(メタ)アクリル酸ポリオキシエチ
レン硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルプロペ
ニルエーテル硫酸エステルアンモニウム塩、ポリオキシ
エチレンアルキルベンゼンエーテル(メタ)アクリル酸
エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(メ
タ)アクリル酸エステル等のアニオン性またはノニオン
性の重合性界面活性剤等が挙げられ、単独もしくは複数
種併用でも用いることが出来る。
【0029】又、本発明で使用する重合開始剤として
は、具体的には、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナト
リウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、過酸化水素
等の水溶性開始剤、あるいはこれらと重亜硫酸ナトリウ
ム、アミン類等の還元剤とを組み合わせたレドックス系
開始剤等があり、水溶性のアゾ系開始剤、更には過酸化
ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル等の油溶性開
始剤等が挙げられ、単独もしくは複数種併用で用いられ
るが、これらの中で特に過硫酸塩類が好適である。上記
重合開始剤は、単量体混合物100重量部に対し、通常
0.1〜2重量%使用される。
【0030】本発明の乳化重合における温度は、50〜
100℃の範囲で選ばれることが好ましいが、重合の促
進あるいはより低温での重合を行う場合には、酸性亜硫
酸ナトリウム、アスコルビン酸、あるいはエリソルビン
酸やその塩類、ロンガリットなどの還元剤を重合開始剤
に組み合わせて用いることで、いわゆるレドックス重合
方法を行うことが出来る。
【0031】又、本発明で使用する分子量調節剤として
は、具体的には、例えば、t−ドデシルメルカプタン、
n−ドデシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタ
ン、メルカプトエタノール、メルカプトプロピオン酸、
およびそのエステル等の硫黄元素化合物、テトラエチル
チウラムジスルフィド、ジエチルキサントゲンジスルフ
ィド等のジスルフィド類、四塩化炭素、臭化エチレン等
のハロゲン化アルキル類、ターピノーレン、α−テルピ
ネン、ジペンテン等のテルペノイド類及び、α−メチル
スチレンダイマー(2,4−ジフェニル−4−メチル−
1−ペンテン)、3−フェニル−1−ペンテン、1,4
−シクロヘキサジエン、ヒドロキノン、t−ブチルカテ
コール、2、6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、2,4−ジメチル−6−t−ブチルフェノール、
2,6−キシレノール、アクロレイン、メタクリロレイ
ン、アリルアルコール等が挙げられる。又、これらの公
知の分子量調節剤は単独でも複数種併用して用いても構
わない。
【0032】本発明においては、必要に応じ各種重合調
整剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリ
ウム等のPH調整剤等を添加することが出来る。
【0033】本重合方法にて得られるラテックスのゲル
含率については、特に制約はないが、好ましくは60%
以上、更に好ましくは60〜95%に調整されると接着
強度がより向上する。又、ゲル含率の測定は以下の方法
による。
【0034】[ゲル含率の測定方法]ポリプロピレン板
上に均一にラテックスを塗布(キャスト)し、室温で一
週間静置乾燥後、80℃の熱風循環乾燥機中で1時間乾
燥して皮膜を形成させる。得られた皮膜を化学天秤で約
1g精秤した後、100gのトルエン中に2日浸漬した
後、トルエン溶液を10ml採取し、乾燥後の固形分を
秤量する。ゲル含率は以下の方法で算出する。
【0035】本発明の共重合体ラテックスは、前記
(A)脂肪族共役ジエン系単量体、(B)エチレン系不
飽和カルボン酸単量体、(C)その他共重合可能なビニ
ル単量体からなる単量体混合物を乳化重合して得られる
共重合体ラテックスに対して、以下に説明する特定化合
物の特定量を添加混合することにより得られる。
【0036】本発明において、上記の特定化合物の特定
量を添加混合することとは、以下の(D)〜(I)の群
の中から選択された1種又はそれ以上の化合物であっ
て、該化合物が分子中に不飽和結合を1〜2個含有し、
かつ沸点が140℃以上であり、融点が40℃以下であ
る当該化合物を、共重合体ラテックスの固形分100重
量%に対して、0.1〜5重量%添加混合することであ
る。 (D)不飽和脂肪酸類 (E)アルケン類 (F)アルケノール類 (G)アルケニルケトン類 (H)アルケニルベンゼン類 (I)アルケニルフェノール類
【0037】本発明の上記(D)〜(I)から選択され
る不飽和結合を1〜2個含有する化合物であって、沸点
が140℃以上、融点が40℃以下の化合物についての
具体例を挙げる。
【0038】(D)不飽和脂肪酸類としては、具体的に
は例えば、オレイン酸、リノール酸等が挙げられる。中
でも高級不飽和脂肪酸類が好ましい。
【0039】(E)アルケン類としては、具体的には例
えば、1−ノネン、1−デセン等の脂肪族系化合物、又
アリルシクロヘキサン、ジシクロペタジエン、α(β)
−ピネン、テルピノレン、α(β、γ)−テルピネン、
リモネン等の脂環族系化合物が挙げられる。中でも高級
アルケン類が好ましい。
【0040】(F)アルケノール類としては、具体的に
は例えば、リナロール、シクロヘキセノール、α(β、
γ)−テルピネオール、テルピネン−1−オール、テル
ピネン−4−オール、ピノカルベオール等が挙げられ
る。中でも高級アルケノール類が好ましい。
【0041】(G)アルケニルケトン類としては、具体
的には例えば、イソホロン、l−カルボン、イロン等が
挙げられる。中でも高級アルケニルケトン類が好まし
い。
【0042】(H)アルケニルベンゼン類としては、具
体的には例えば、アリルベンゼン、αーメチルスチレ
ン、βーメチルスチレン、αーメチルスチレンダイマ
ー、1−フェニル−1−ブテン、1−フェニル−2−ブ
テン、2−フエニル−2−ブテン、4−フェニル−1−
ブテン等が挙げられる。
【0043】(I)アルケニルフェノール類としては、
具体的には例えば、アリルフェノール等が挙げられる。
上記化合物は単独で使用しても複数種併用でも構わな
い。
【0044】本発明に用いられる化合物(D)〜(I)
の沸点は140℃以上であり、150℃以上が望ましい
が、更に好ましくは180℃以上である。沸点が140
℃未満の化合物である場合には、耐ブリスター性、印刷
光沢向上の効果が乏しい傾向にある。又、融点は40℃
以下が好ましく、40℃を超えると経時でラテックスか
ら分離し、化合物が析出し易い傾向にあるため、あまり
好ましくない。
【0045】また、本化合物の添加量は共重合体ラテッ
クスの固形分100重量%に対し、0.1〜5重量%が
望ましいが、好ましくは0.5〜3重量%であり、更に
好ましくは1.0〜2.0重量%である。上記添加量が
0.1重量%未満の場合には、耐ブリスター性、印刷光
沢向上の効果が発現しにくい傾向にあり、5重量%を超
えると、ラテックスからの分離や臭気の問題が発生し易
い傾向にある。
【0046】本発明の塗料(紙被覆組成物)とは、基本
的には顔料(鉱物性顔料)と、本発明の共重合体ラテッ
クス等のバインダー、及びその他の添加剤、添加助剤等
からなり、その配合割合はその用途に併せて適宜調整さ
れ得るものである。
【0047】本発明の塗料(紙被覆用組成物)で使用さ
れる鉱物性顔料としては、具体的には例えば、カオリ
ン、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸
化チタン、サチンホワイト、硫酸バリウム、酸化亜鉛、
タルク等の無機顔料が挙げられる。また、ポリスチレ
ン、SBR及びフェノール樹脂等の有機顔料も使用で
き、これらの単独あるいは二種以上の組み合わせで使用
される。
【0048】又、本発明の塗料で使用されるバインダー
としては、具体的には例えば、本発明のラテックスの他
に、必要に応じて、デンプン類、カゼイン、ポリビニル
アルコール等の水溶性ポリマー、ポリ酢酸ビニル、アク
リル酸エステル共重合体等のエマルション等を挙げるこ
とができ、本発明のラテックスと併用することが出来
る。
【0049】本発明の塗料において、主成分であるバイ
ンダーと顔料の配合割合については、本発明の共重合体
ラテックスが、顔料(固形分)に対して、通常5〜30
重量部(固形分)の範囲で、好ましく用いられる。
【0050】更に、上記した鉱物性顔料、バインダー以
外のその他の添加剤、添加助剤等としては、分散剤、耐
水化剤、粘度調整剤、消泡剤、保水剤、染料、蛍光染
料、滑剤、pH調節剤、界面活性剤、防腐剤、その他助
剤、添加剤類等の公知の種々の添加剤が挙げられ、これ
らを必要に応じて加えることが出来る。そして、この紙
塗工用塗料は、各種ブレードコーター、ロールコーター
等を用いる通常の塗工方法によって、原紙に塗工するこ
とが出来る。
【0051】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は実施例等により何等限定されるもので
はない。尚、実施例、比較例中に用いられる%、及び部
数は、特に断わりのない限り重量%を意味する。
【0052】[共重合体ラテックスの製造]共重合体ラテックスの製造例A〜C 内容積10lの攪拌機付きオートクレーブに以下に示す
原料を仕込み、窒素置換にて脱酸素を行った後、攪拌し
ながら70℃まで昇温を行った。 《原料処方》 純水 100 部 重炭酸ナトリウム 0.1 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.15 過硫酸ナトリウム 2
【0053】一方、別の内容積10lの攪拌機付きオー
トクレーブに、表−1に示す部数の単量体を仕込み、混
合攪拌を行った後、一定速度で6時間かけ先のオートク
レーブに添加した。単量体混合物の重合転化率が98%
になった時点で冷却し反応を終了させた。ゲル含率の調
整は分子量調節剤(t−ドデシルメルカプタン)の仕込
み量を変えることにより行った。得られた反応生成物は
水酸化ナトリウム水溶液でPH8.0に調整し、更にス
チームストリッピングにより未反応の単量体及び低揮発
成分を除去し、その後純水にて希釈調整し、加熱残分5
0%(JIS K−5400の測定法による)の共重合
体ラテックスA〜Cを得た。
【0054】[共重合体ラテックスの製造]共重合体ラテックスの比較製造例D〜G 表−1に示す部数の単量体を用いる以外は全て製造例1
と同様の操作を行い、共重合ラテックスD〜Gを得た。
【0055】実施例1〜8及び比較例1〜10 共重合体ラテックスA〜C及びD〜Gを用いて各種化合
物を表−2に示す配合部数にて添加し、実施例1〜8及
び、比較例1〜11のラテックスを得た。得られたラテ
ックスを用い、以下の処方により紙被覆用組成物を調整
した。
【0056】《配合処方》 No−1カオリンクレー 70 重量部 重質炭酸カルシウム 30 分散剤 0.2 NaOH 0.1 酸化デンプン 4 共重合ラテックス(固形分) 10 水 適当量(塗料固形分が63
%となるように添加)
【0057】上記紙被覆用組成物を、上質紙に片面の塗
工量が乾燥重量で15g/m2となるように、CLC−
6000(Cylindrical Laborato
ryCoater:Weyerhaeuser社製)に
て塗工速度1000m/分で塗工し、赤外線乾燥装置に
よって20秒間乾燥を行い、塗工紙を得た。
【0058】得られた塗工紙を温度20℃相対湿度65
%の条件にて一昼夜シーズニングを行い、その後、線圧
100kg/cm、ロール温度50℃の条件にてスーパ
ーカレンダー処理を2回行い、オフセット印刷用紙を得
た。このようにして得られたラテックス、紙被覆用組成
物(塗料)及び、オフセット印刷用紙の各種性能評価
を、以下の試験方法に従い行った。その評価結果を表−
3に示した。
【0059】[試験方法](1)ラテックスフィルムの耐ブロッキングテスト ラテックスを、ポリエステルフィルムの上にドクターブ
レードにより130℃で40秒後の乾燥膜厚が10μに
なるように塗工した。その後ラテックスフィルム上に黒
羅紗紙を重ねて、線圧50kg/cm、65℃の条件下
でカレンダーを通し圧着させた後、黒羅紗紙をポリエス
テルフィルム上より剥離した。判定は黒羅紗紙繊維のポ
リエステルフィルム上への転移の程度を目視で判定し、
5点法(5点を転写なし、1点をラテックスフィルム上
全面に転写)で評価した。
【0060】(2)塗料粘度及びハイシェアー粘度測定 塗料はB型粘度(60rpm、NO.4ローター)にて
静置粘度を、ハーキュレスハイシェアー粘度計(Max
8800rpm、Fボブ)にて8800rpm見掛け粘
度を測定した。
【0061】(3)塗料安定性試験 塗料100gを不揮発分50%、温度50℃に調整し、
マロン式機械的安定性試験機にて温度を50℃に保ちな
がら、加重15Kg、20分間試験した。試験後塗料を
#300メッシュの金網で濾過し、濾過残さの乾燥重量
を測定し、ppmで表示した。残さ量が少ない程、塗料
の安定性は優れる。
【0062】(4)印刷用紙のドライピック強度試験 RI印刷適性試験機(明製作所製)を用い、タックイン
キ(東洋インキSMXタック15)の印刷した際の、試
験片の紙むけ(ピッキング)状態を目視にて判定し、5
点法(5点を優、1点を劣)で評価した。
【0063】(5)印刷用紙のウエット強度試験 RI印刷適性試験機(明製作所製)を用い、塗工紙表面
に湿し水を与えた後、タックインキ(東洋インキSMX
タック15)の印刷した際の、試験片の紙むけ(ピッキ
ング)状態を目視にて判定し、5点法(5点を優、1点
を劣)で評価した。
【0064】(6)印刷用紙の白紙光沢 塗工紙表面の光沢を、村上色差計を使用して60°の角
度で測定した。
【0065】(7)印刷用紙の印刷光沢 RI印刷適性試験機(明製作所製)を用いてオフセット
印刷用インキをベタ塗りし、村上色差計を使用して60
°の角度で測定した。
【0066】(8)ブリスター試験 上質紙の表裏面に、それぞれ片面塗工量が乾燥重量で1
5g/m2となるようにベンチコーターを用い、10m
/分の速度で塗料を塗工し、乾燥は150℃で行った。
その後50℃の線圧下100kg/cmの条件にてスー
パーキャレンダー処理を表裏それぞれ2回行い、これに
て得られた塗被紙を150℃〜200℃のオイルバスに
浸漬し、発生するブリスターの数(状態)で採点し(ブ
リスター無し=5点)、試験片20個の平均で評価し
た。
【0067】(9)ラテックスの経時安定性 ラテックスを40℃の状態で一週間保存後、10℃の状
態で一週間保存というサイクルの繰り返しを三回行っ
た。その後ラテックスの状態を目視で観察した。評価判
定は以下の基準で行った。 ○ : 変化なし。 △ : 表面に油状の分離物発生。 × : 固形のブツ発生。
【0068】比較例1、11については、特定の化合物
の添加がないかもしくは添加量が指定量未満のラテック
スの例であるが、該ラテックスを用いた塗料は実施例6
と比較し、白紙光沢、印刷光沢が劣っている。
【0069】比較例2、3については、共重合体ラテッ
クス中の構成成分である脂肪族共役ジエン系単量体が指
定量に該当しない場合の例であるが、指定量未満の場合
では接着強度が劣り、指定量を超える場合では耐ブリス
ター性が劣る。
【0070】同様に比較例4、5については、不飽和カ
ルボン酸単量体の含有量が指定量範囲外の例であるが、
指定量未満の場合では塗料の安定性が著しく低下し、指
定量を超える場合では塗料の静置粘度及び、ハイシェア
ー下の粘度が上昇する。
【0071】比較例6については、プラスチック可塑剤
として一般的なジブチルフタレートの添加例であるが、
塗料及び、塗工紙の性能は良好であるが、ラテックスフ
ィルムのブロッキング性が低下し、経時で可塑剤の分離
が発生している。比較例7については、不飽和結合を含
まない化合物の例で塗工紙の光沢発現性に劣り、比較例
6と同様に経時で化合物の分離が発生している。
【0072】比較例8については、沸点が指定範囲外の
例であるが、白紙光沢、印刷光沢の発現が認められな
い。比較例9については、化合物の融点が指定範囲外の
例であるが、各種性能は良好であるが経時でラテックス
に固形のブツが発生している。比較例10については、
化合物の添加量が指定量を超えた例であるが、ラテック
スフィルムのブロッキング性の低下と経時でラテックス
中に化合物の分離が発生している。
【0073】
【表1】
【0074】
【表2】
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】
【表5】
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、特定の単量体で構成さ
れた共重合体ラテックスに対し、不飽和結合を1〜2個
含有し140℃以上の沸点と40℃以下の融点の特定の
化合物を0.1〜5重量%の範囲で添加混合することに
より、柔軟性と耐ブロッキング性と機械的安定性及び塗
料のハイシェア粘度に優れる性能のラテックスが得られ
るため、特に高速塗工時に発生し易いブレード下のバッ
クアップロール汚れやブリーディング等の防止効果に優
れ、更に作業性にも優れ、且つ表面強度(塗工紙の接着
強度)、白紙光沢、印刷光沢、耐ブリスター性に優れた
オフセット印刷用塗工紙に好適な塗被紙用組成物を提供
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 47/00 C08L 47/00 (72)発明者 小島 隆 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 化学株式会社内 (72)発明者 早野 三郎 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 化学株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)脂肪族共役ジエン系単量体: 30 〜 50 重量% (B)エチレン系不飽和カルボン酸単量体: 0.1〜 5.0重量% (C)その他共重合可能なビニル単量体 45 〜 60.9重量% からなる単量体混合物100重量%を乳化重合して得ら
    れる共重合体ラテックスの固形分100重量%に対し
    て、以下の(D)〜(I)の群の中から選択された1種
    又はそれ以上の化合物であって、該化合物が分子中に不
    飽和結合を1〜2個含有し、かつ沸点が140℃以上で
    あり、融点が40℃以下である当該化合物を0.1〜5
    重量%添加混合してなる共重合体ラテックス。 (D)不飽和脂肪酸類 (E)アルケン類 (F)アルケノール類 (G)アルケニルケトン類 (H)アルケニルベンゼン類 (I)アルケニルフェノール類
  2. 【請求項2】 請求項1記載の共重合体ラテックスのゲ
    ル含率が、60%以上であることを特徴とする共重合体
    ラテックス。
  3. 【請求項3】 (C)その他共重合可能なビニル単量体
    が、シアン化ビニル系単量体を必須成分として含むこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の共重合体ラテック
    ス。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の共重合
    体ラテックスを含有してなることを特徴とする紙被覆用
    組成物。
JP15340798A 1998-06-02 1998-06-02 共重合体ラテックスおよび紙被覆用組成物 Pending JPH11350388A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004316031A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Seiko Pmc Corp クリアコート用表面サイズ剤及び塗工紙の製造方法

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