JPH11349217A - 輪転機の折機 - Google Patents
輪転機の折機Info
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- JPH11349217A JPH11349217A JP16360898A JP16360898A JPH11349217A JP H11349217 A JPH11349217 A JP H11349217A JP 16360898 A JP16360898 A JP 16360898A JP 16360898 A JP16360898 A JP 16360898A JP H11349217 A JPH11349217 A JP H11349217A
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Abstract
にし、経済的で作業性がよく、省スペース化と高速化に
対応できる輪転機の折機を提供する。 【解決手段】 連続紙Wの幅方向の中央を走行方向に沿
って縦切りし、これによって得られた半幅の連続紙Wa
を走行方向と略直角に切断したのち、その断裁線に略平
行に半分に折り畳んで折り丁を排出する輪転機の折機に
おいて、上記半幅の連続紙Waに対応する大きさの断裁
・折り畳み手段10a,10bを上段と下段に配設する
とともに、該断裁・折り畳み手段10a,10bの間に
折り丁重ね手段3を設けてなり、上記断裁・折り畳み手
段10a,10bによって折り丁Sa,Sbを形成し、
該折り丁Sa,Sbを重ね合わせて送り出すように構成
している。
Description
関するものである。
の口絵などの部数の多い商業印刷物は、短納期化と高品
質化に対応するため、大部分がオフセット輪転機で印刷
されている。これらの印刷物には、一般的にB列系の用
紙を用い、チラシ印刷の場合、輪転機の折機から2つ折
りにした折り丁、即ちB4判4ページの折り丁が排出さ
れ、雑誌の口絵等の印刷の場合、更に半分に折り畳んで
4つ折りにした折り丁、即ちB5判8ページの折り丁が
排出される。図7及び図8は、この種の印刷に従来から
用いられている、最も標準的なB縦半裁の商業用オフセ
ット輪転機の折機を示す斜視図である。
刷部で印刷された全幅の連続紙Wが、折機の入り口に配
設されたスリッタ2によって紙の流れ方向に沿って紙幅
の中央で半分に縦切りされ、こののち、半幅になった連
続紙Wa,Wbは、それぞれ矢印方向に進み、2列にな
って折機の断裁・折り畳み部に入って行く。図7に示す
折機の断裁・折り畳み部は、鋸胴31と折胴32とくわ
え胴33より構成された公知の3胴形式のものである。
また、図8に示す折機の断裁・折り畳み部は、鋸刃付き
折胴42とくわえ胴43より構成された公知の2胴形式
のものである。これらの断裁・折り畳み部の各胴の面長
は、いずれも倍幅になっていて、同一面上を2列に並ん
で入ってきた半幅の連続紙Wa,Wbが同時に鋸胴31
と折胴32間又は鋸刃付き折胴42とくわえ胴43間で
所定寸法、即ちB3判の長さに切断され、次いで折胴3
2とくわえ胴33間又は鋸刃付き折胴42とくわえ胴4
3間で、この断裁線に平行に半分に折り畳まれて、B4
判4ページの大きさに2つ折りされる。この2つ折りさ
れた各折り丁Sa,Sbはそれぞれ1部づつ一定のピッ
チで搬送され、羽根車37を経て排紙コンベヤ38から
2列になって機外に排出される。
従来の商業用輪転機の折機は、各胴の面長が倍幅になっ
ていて、断裁・折り畳み部で形成された折り丁Sa,S
bが1部づつ2列になって排紙コンベヤ38から排出さ
れるようになっているため、次のような問題点があっ
た。 (1) 折機のフレーム間隔が広く、各胴及びローラ類の面
長が長いため、機械の保守・点検に困難な部分があるほ
か、機械剛性を更に高めることが困難であり、輪転機の
更なる高速化が望めなかった。 (2) 折り丁Sa,Sbは、排紙コンベヤから2列になっ
て機外に排出されるため、スタッカや包装・結束機など
の後処理機器が2系列分必要となり、輪転機を含む総合
的設備投資費が嵩むとともに、広い設置スペースが必要
であった。 (3) 断裁・折り畳み部で形成された2つ折りの折り丁S
a,Sbは、1部づつ搬送されるため、軽量紙に対して
は高速になるほど排紙の乱れが生じ易く、運転速度を抑
えざるを得なかった。
を解決し、半幅の折機によって折り丁の1列排出を可能
にし、経済的で作業性がよく、しかも省スペース化と高
速化に対応できる輪転機の折機を提供することを目的と
する。
め、本発明に係る輪転機の折機は、連続紙の幅方向の中
央を走行方向に沿って縦切りし、2分された半幅の連続
紙を所定の長さに切断し、その断裁線に平行に半分に折
り畳んで折り丁を排出する輪転機の折機において、上記
半幅の連続紙に対応する大きさの断裁・折り畳み手段を
上下段に2組配設するとともに、これらの2組の断裁・
折り畳み手段の間に折り丁重ね手段を設けてなり、上記
断裁・折り畳み手段によって折り丁を形成し、該折り丁
を上記折り丁重ね手段によって重ね合わせて送り出すよ
うに構成している。上記断裁・折り畳み手段は、例え
ば、鋸胴と折胴とくわえ胴とを含む3胴式のものを採用
することができ、一方、鋸付き折胴とくわえ胴とを含む
2胴式の断裁・折り畳み手段を採用することもできる。
2胴式の断裁・折り畳手段を採用する場合は、鋸胴が不
要となるので、コンパクトな構造となる。上記折り丁重
ね手段は、上下段の断裁・折り畳み手段から排出されて
くる2つの折り丁を重ね合わせて排出するためのもので
ある。折り丁重ね手段は、受け渡し胴と紙案内装置とか
ら構成することができる。受け渡し胴は、上段のくわえ
胴と下段のくわえ胴とに隣接して配設され、これらのく
わえ胴と同径及び同速度で回転することが好適である。
紙案内装置は、上下段の各くわえ胴から送り出されてく
る2つの折り丁が受け渡し胴の外周面で重なるように構
成することが好適である。
折り丁重ね手段が受け渡し胴と紙案内装置とを備え、該
受け渡し胴は、上記断裁・折り畳み手段の各胴と等速で
回転駆動され、上記紙案内装置は、上下段の断裁・折り
畳み手段で形成されたそれぞれの折り丁を上記受け渡し
胴の外周面上で重なるように挟持して搬送し、排紙手段
の搬送ベルトに受け渡すように構成している。上記排紙
手段は、折り丁重ね手段から排出されてくる重なり合っ
た折り丁を搬送し、機外に排出するものである。この排
紙手段は、受け渡し胴から排出されてくる重ねられた折
り丁を搬送する上下の搬送ベルト、羽根車及び排紙コン
ベヤを備えていることが好適である。本発明に係る輪転
機の折機は、上述したように、半幅の連続紙1列分に対
応する大きさになっており、半幅の連続紙2列分に対応
する大きさの従来の折機に比べ、フレーム間隔が狭く、
各胴およびローラ類の面長が短いため、機械剛性が高く
なり、輪転機の安定した高速運転が可能となるほか、機
械の保守や点検が容易になる。また、本発明に係る折機
は、折り丁が2部づつ重なった状態で1列になって排出
されるので、折丁が1部づつ2列になって排出される従
来の折機に比べ、スタッカーや包装・結束機などの後処
理機器が1系列分で済み、折機及び後処理機器の設置ス
ペース、ランニングコストや総合的設備投資費を少なく
することができる。さらに、本発明に係る折機は、折り
丁が2部づつ重ねた状態で搬送されるので、軽量紙の印
刷時にも排紙の乱れが無く、高速運転が可能になる。
て図面を用いて詳細に説明する。第1の実施の形態 図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係る輪転機の折
機を示している。該折機は、B縦半裁の商業用オフセッ
ト輪転機に適用したものであり、図1に示すように、上
下段の断裁・折り畳み手段10a,10bと、折り丁重
ね手段3と、排紙手段4とを備えている。また、印刷さ
れたのち折機に送られてくる全幅の連続紙Wは、ドラグ
ローラ1によって折機に引き込まれ、ドラグローラ1の
中央で半分の幅にスリッタ2で走行方向に沿って縦切り
され、半幅の連続紙であるWa,Wbに分割される。次
いで、この半幅の連続紙Wa,Wbは、反転ローラ6
0,61及び複数のローラ群62を経て、以下に説明す
る断裁・折り畳み手段10a,10bに送られる。
は、半幅の連続紙Wa,Wbをそれぞれ版胴の周長で切
断し、この断裁線に平行に半分に折り畳んで2つ折りの
折り丁Sa,Sbを形成するものであり、それぞれ鋸胴
11a,11bと折胴12a,12bとくわえ胴13
a,13bよりなる公知の3胴形式である。図2に示す
ように、各鋸胴11a,11bには、スリッタ2によっ
て縦切りされた半幅の連続紙Wa,Wbを、走行方向に
対して略直角にそれぞれ所定長さ分ずつ切断するための
1組の鋸刃5を設け、各折胴12a,12bには、上記
鋸刃5を受けるための鋸刃受け6と、鋸刃5によって切
断される断裁紙の回転方向前縁部を引っかけるためのカ
ム機構を備えた針装置7と、この断裁紙の回転方向2等
分位置に突き出て、この断裁紙を半分に折り込むための
カム機構を備えた折りブレード装置8をそれぞれ2組ず
つ設けている。そして、各くわえ胴13a,13bに
は、折胴12a,12bの折りブレード装置8によって
突き出された断裁紙の折り線部をくわえるためのカム機
構を備えた2組のくわえ装置9を設けている。
畳み手段10a,10bから排出されてくる折り丁S
a,Sbを重ね合わせて排出するものである。この折り
丁重ね手段3は、受け渡し胴14と紙案内装置19とか
ら構成されている。図3に示すように、該受け渡し胴1
4は、上段のくわえ胴13aと下段のくわえ胴13bに
相接する位置に配設されており、これらのくわえ胴13
a,13bの胴径と同一(等径)で、かつ等速で回転駆
動されるように構成されており、上記紙案内装置19
は、上下段の各くわえ胴13a,13bから送りだされ
てくる折り丁Sa,Sbが受け渡し胴14の外周面上で
重なるように導入するために配設されている。この紙案
内装置19は、受け渡し胴14の外周面に接触して排紙
手段4への折り丁Sa,Sbの搬送を兼ねる上部搬送ベ
ルト15aと、上段のくわえ胴13aの外周面と上部搬
送ベルト15aの外周面に接触する上部紙案内ベルト1
6aと、下段のくわえ胴13bの外周面と上段搬送ベル
ト15aの外周面に接触する下部紙案内ベルト16b
と、下部紙案内ベルト16bの外周面に接触する中部紙
案内ベルト16cとから構成されている。
ら排出されてくる重なり合った折り丁Sa,Sbを搬送
し、機外に排出するものである。この排紙手段4は、受
け渡し胴14から排出されてくる重ねられた折り丁S
a,Sbを搬送する上下の搬送ベルト15a,15b
と、公知の羽根車17と排紙コンベヤ18より構成され
ている。さらに、第1実施形態に係る折機には、図2に
示すように、上記搬送ベルト15a,15bによって搬
送されてくる重ねられた2つ折りの折り丁Sa,Sb
を、その断裁線に対して直角方向に半分に折り畳む公知
の直角折り装置50を設けている。なお、図1において
は、分かり易くするために、上段搬送コンベヤ15aは
省略してある。
機の折機の作用を以下に示す。第1実施形態に係る折機
を用い、重ね出し、即ちB4判4ページの大きさに2つ
折りされた折り丁Sa,Sbを2部づつ重ねて排出する
場合について説明する。まず、図1に示すように、折機
に送られてくる全幅の連続紙Wをドラグローラ1とスリ
ッタ2の間に通して紙幅の中央位置で半幅に縦切りす
る。次に、図2に示すように、2分された片方の連続紙
Waを上段の鋸胴11aと折胴12aの間に通し、他方
の連続紙Wbを下段の鋸胴11bと折胴12bの間に通
す紙通しを行う。この状態に紙通しを行った後、輪転機
を起動すると、印刷され2分されて送られてくる半幅の
連続紙Wa,Wbは、それぞれ、鋸胴11a,11bの
鋸刃5と折胴12a,12bの鋸刃受け6によって所定
の長さ、即ちB3判の長さに切断され、折胴12a,1
2bの折りブレード装置8とくわえ胴13a,13bの
くわえ装置9とによって2つ折りの折り丁、即ちB4判
4頁の折り丁Sa,Sbが形成される。
形成された2つ折りの折り丁Saは、くわえ装置9に折
り線部がくわえられて、くわえ胴13aの外周に沿って
所定角度まで回転移動し、くわえ装置9から解放され
る。くわえ装置9から解放された折り丁Saは、図3に
示すごとく、上部紙案内ベルト16aと上部搬送ベルト
15aの間に挟持されて受け渡し胴14の外周に沿って
搬送される。一方、下段の折胴12bとくわえ胴13b
の間で形成された2つ折りの折り丁Sbは、くわえ装置
9に折り線部がくわえられて、くわえ胴13bの外周に
沿って所定角度まで回転移動し、くわえ装置9から解放
される。くわえ装置9から解放された折り丁Sbは、図
3に示すごとく、下部紙案内ベルト16bと中部紙案内
ベルト16cの間に挟持されてくわえ胴13bの外周に
沿って搬送される。
13bが接する位置の直前で上部紙案内ベルト16aに
よる拘束状態から解放される折り丁Saの先端は、中部
紙案内ベルト16cによる拘束状態から解放される折り
丁Sbの先端と一致するように構成されているので、そ
れぞれの紙案内ベルト16a,16cから解放された折
り丁Sa,Sbは、それぞれの先端が揃った状態で重な
り合って、上部搬送ベルト15aと下部紙案内ベルト1
6bの間に挟持される。2部づつ重ね合わされた折り丁
SaとSbは、この状態で一定距離搬送された後、下部
紙案内ベルト16bに接続している下部搬送ベルト15
bと上部搬送ベルト15aの間に挟持され、一定のピッ
チで搬送されて、羽根車17を経て排紙コンベヤ18に
よって機外に排出される。
送経路に設けられた直角折り装置50を用いれば、この
上下の搬送ベルト15a,15bの間に挟持されて搬送
されてくる2部づつ重ねられた2つ折りの折り丁Sa,
Sbは、重なり合ったまま断裁線に対して直角方向に半
分に折り畳まれ、B5判8ページに4つ折りされた折り
丁を2部づつ重ねた状態で排出することができる。
て、図4〜図6を用いて説明する。第1実施形態におけ
る断裁・折り畳み手段10a,10bは、図4に示すよ
うに、鋸胴11a,11bと、折胴12a,12bと、
くわえ胴13a,13bからなる3胴方式であるのに対
し、第2実施形態における断裁・折り畳み手段20a,
20bは、鋸刃付き折胴22a,22bとくわえ胴23
a,23bから構成される公知の2胴方式である。図5
に示すように、この鋸刃付き折胴22a,22bには鋸
刃5と針装置7と折りブレード装置8をそれぞれ2組づ
つ設けており、くわえ胴23a,23bには、鋸刃受け
6とくわえ装置9をそれぞれ2組づつ設けている。さら
に、第2本実施形態における折り丁重ね手段の紙案内装
置29は、受け渡し胴14の外周面に接触して排紙手段
への折り丁の搬送を兼ねる下部搬送ベルト25bと、上
段のくわえ胴23aの外周面と下部搬送ベルト25bの
外周面に接触する上部紙案内ベルト26aと、下段のく
わえ胴23bの外周面と下部搬送ベルト25bの外周面
に接触する下部紙案内ベルト26bと、上部紙案内ベル
ト26aの外周面に接触する中部紙案内ベルト26cと
から構成されている。なお、図4においては、分かり易
くするため、上段搬送コンベヤ25aを省略してある。
その他の構成は、第1実施形態における折機と同一であ
るため、説明を省略する。
機の折機の作用を以下に説明する。第2実施形態におけ
る折機を用いて重ね出し、即ちB4判4ページの大きさ
に2つ折りされた折り丁Sa,Sbを2部づつ重ねて排
出する場合について説明する。図4及び図5に示すよう
に、先ず印刷されて折機に送られてくる全幅の連続紙W
をスリッタ2によって紙幅の中央位置で半幅に縦切りし
てWa,Wbに2分する。このうち、片方の連続紙Wa
を上段の鋸刃付き折胴22aとくわえ胴23aの間に通
し、他方の連続紙Wbを下段の鋸刃付き折胴22bとく
わえ胴23bの間に通して紙通しを行う。この紙通しの
後、輪転機を起動すると、連続紙Wa,Wbは、それぞ
れ鋸刃付き折胴22a,22bの鋸刃5とくわえ胴23
a,23bの鋸刃受け6によって所定の長さ、即ちB3
判の長さに走行方向に対して略直角に切断される。この
切断後、鋸刃付き折り胴22a,22bの折りブレード
装置8とくわえ胴23a,23bのくわえ装置9によっ
て2つ折りの折り丁、即ちB4判4ページの折り丁S
a,Sbが形成される。上段の鋸刃付き折胴22aとく
わえ胴23aの間で形成された2つ折りの折り丁Sa
は、くわえ装置9に折り線部がくわえられて、くわえ胴
23aの外周に沿って所定角度まで回転移動する。次い
で、中部紙案内ベルト26cとの間に挟持されて受け渡
し胴14と接する位置へ向けてくわえ胴23aの外周に
沿って搬送され、この間に、折り丁Saはくわえ装置9
から解放される。
胴23bの間で形成された2つ折りの折り丁Sbは、く
わえ装置9に折り線部がくわえられて、くわえ胴23b
の外周に沿って所定角度まで回転移動し、くわえ装置9
から解放される。くわえ装置9から解放された折り丁S
bは、下部紙案内ベルト26bと下部搬送ベルト25b
の間に挟持されて受け渡し胴14の外周に沿って搬送さ
れる。ここで、受け渡し胴14と上段のくわえ胴23a
が接する位置の直前で中部紙案内ベルト26cによる拘
束状態から解放される折り丁Saの先端は、下部紙案内
ベルト26bによる拘束状態から解放される折り丁Sb
の先端と一致するように構成されているので、それぞれ
の紙案内ベルト26b,26cから解放された折り丁S
a,Sbは、それぞれの先端が揃った状態で重なり合っ
て、上部紙案内ベルト26aと下部搬送ベルト25bの
間に挟持される。2部づつ重ね合わされた折り丁Sa,
Sbは、この状態で一定距離搬送された後、上部紙案内
ベルト26aに接続している上部搬送ベルト25aと下
部搬送ベルト25bの間に挟持され、一定のピッチで羽
根車17に向けて搬送される。これ以降の動きは第1実
施形態の場合と同じである。第2実施形態に係る折機
は、上述したように、断裁・折り畳み手段20a,20
bが鋸刃付き折胴22a,22bとくわえ胴23a,2
3bとからなる2胴方式になっているため、第1実施形
態に係る折機に比較して、鋸胴11a,11bが不要と
なるので、第1実施形態における折機と同じ機能がコン
パクトな構造で得られる。
機の折機は、半幅の連続紙に対応する大きさの断裁・折
り畳み手段を上下段に2組設け、それぞれの断裁・折り
畳み手段によって形成された2つ折りの折り丁を共通の
受け渡し胴を介して重ね合わせて排出する構造になって
いるので、半幅の折機によって折り丁の1列排出を可能
にし、経済的で作業性がよく、省スペース化と高速化に
対応することができる。
を示す斜視図である。
が重ねられる状態を示す概略図である。
を示す斜視図である。
が重ねられる状態を示す概略図である。
視図である。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 連続紙の幅方向の中央を走行方向に沿っ
て縦切りし、これによって得られた半幅の連続紙を走行
方向と略直角に切断したのち、その断裁線に略平行に半
分に折り畳んで折り丁を排出する輪転機の折機におい
て、上記半幅の連続紙に対応する大きさの断裁・折り畳
み手段を上記折機の上段と下段に配設するとともに、該
断裁・折り畳み手段の間に折り丁重ね手段を設けてな
り、上記断裁・折り畳み手段によって折り丁を形成し、
該折り丁を上記折り丁重ね手段によって重ね合わせて送
り出すように構成したことを特徴とする輪転機の折機。 - 【請求項2】 上記折り丁重ね手段が受け渡し胴と紙案
内装置とを備え、該受け渡し胴は、上記断裁・折り畳み
手段の各胴と等速で回転駆動され、上記紙案内装置は、
上下段の断裁・折り畳み手段で形成されたそれぞれの折
り丁を上記受け渡し胴の外周面上で重なるように挟持し
て搬送するように構成したことを特徴とする請求項1に
記載の輪転機の折機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16360898A JP3652885B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 輪転機の折機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16360898A JP3652885B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 輪転機の折機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11349217A true JPH11349217A (ja) | 1999-12-21 |
JP3652885B2 JP3652885B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=15777169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16360898A Expired - Fee Related JP3652885B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 輪転機の折機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3652885B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007015859A (ja) * | 2005-06-16 | 2007-01-25 | Hunkeler Ag | 新聞を作製するための方法及び装置 |
JP2009137702A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Komori Corp | 折丁の案内装置 |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP16360898A patent/JP3652885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007015859A (ja) * | 2005-06-16 | 2007-01-25 | Hunkeler Ag | 新聞を作製するための方法及び装置 |
JP2009137702A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Komori Corp | 折丁の案内装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3652885B2 (ja) | 2005-05-25 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20041224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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