JPH11344453A - 産業用x線ct装置 - Google Patents

産業用x線ct装置

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JPH11344453A
JPH11344453A JP10150910A JP15091098A JPH11344453A JP H11344453 A JPH11344453 A JP H11344453A JP 10150910 A JP10150910 A JP 10150910A JP 15091098 A JP15091098 A JP 15091098A JP H11344453 A JPH11344453 A JP H11344453A
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JP
Japan
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image
ray
views
data
rotation speed
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Pending
Application number
JP10150910A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Fujii
圭一 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビュー数を指定するだけで自動的にTVカメ
ラの垂直同期信号周期に応じてそのビュー数のプロファ
イルデータを360°回転で正確に収集する。 【解決手段】 CCDカメラ13からのビデオ信号をビ
デオキャプチャ部21に送り、1フレームごとにデジタ
ル化して収集メモリ22に取り込むとともに、ビデオキ
ャプチャ部21から垂直同期信号を取り出してタイマー
29でその周期を測定し、この測定値と操作・入力部2
7から入力されたビュー数とからCPU23がテーブル
14の回転速度を求めてテーブル制御部28に設定し、
回転装置15を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品などの
産業上の物品の非破壊検査に用いる産業用X線CT装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置は、被検査物の周囲360
°の各方向からのX線透過データをプロファイルデータ
として取り込んで画像再構成処理することによりその被
検査物の断面の画像(断層像)を再構成するものであ
る。医療用のX線CT装置では被検査物が人体であるた
め被検査物を回転させるわけにはいかないが、産業用X
線CT装置では産業上の物品を被検査物としているの
で、この被検査物を回転させ、X線透過データを収集す
る撮像系(通常、X線管およびイメージインテンシファ
イアとTVカメラ)の方を固定するようにしている。
【0003】そして、TVカメラ(通常CCDカメラが
用いられる)から出力されるビデオ信号をデジタル化し
てプロファイルデータを得る際には、ビデオ信号の垂直
同期信号(VSYNC)に同期させる必要がある。その
ため、被検査物の1回転に要する時間と垂直同期信号の
周期とによって360°内のビュー数が決まることにな
る。換言すると、1回転(360°回転)する間に所望
のビュー数のデータを収集しようとするなら、被検査物
の回転速度を、垂直同期信号の周期とその所望のビュー
数とによって定める必要がある。
【0004】そこで、従来、使用するCCDカメラの垂
直同期信号の周期を操作者がマニュアルで入力してお
き、360°でのビュー数が決まったなら、その周期と
ビュー数とに基づき回転速度を計算し、その回転速度に
設定するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように使用するCCDカメラの垂直同期信号の周期を操
作者がマニュアルで入力するのでは、操作が煩雑である
し、入力ミスなどがあれば所望のビュー数を得ることが
できなくなって望み通りのCT像を再構成することがで
きない。
【0006】この発明は、上記に鑑み、収集ビュー数さ
え入力すれば、後は自動的にTVカメラの垂直同期信号
周期に応じてそのビュー数のプロファイルデータを36
0°回転中に収集し、望み通りの正確なCT像を得るこ
とができるように改善した、産業用X線CT装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による産業用X線CT装置においては、被
検査物体が載せられるテーブルを回転させる回転手段
と、該被検査物体にX線ビームを照射するX線発生手段
と、被検査物体を透過したX線ビームによるX線画像を
光学像に変換する画像変換手段と、該画像変換手段の出
力光学像を撮影してビデオ信号を得る撮像手段と、該撮
像手段の出力ビデオ信号をデジタル化してデータ収集す
るデータ収集手段と、該収集データから断層像を再構成
する画像再構成手段と、プロファイルデータのビュー数
を入力する手段と、上記撮像手段の垂直同期信号の周期
を測定する測定手段と、測定した垂直同期信号周期と上
記の入力されたビュー数とに基づいて上記のテーブル回
転速度を算出し、その速度でテーブルが回転するように
上記の回転手段を制御する手段とが備えられることが特
徴となっている。
【0008】撮像手段の垂直同期信号の周期が測定さ
れ、その測定値と指定されたビュー数とに基づいてテー
ブル回転速度が計算され、その回転速度でテーブルが回
転するよう制御される。そのため、1回転(360°)
で指定ビュー数のデータを正確に収集することが自動的
になされるようになり、操作者の負担を軽減するととも
に、操作ミスによって所望のCT画像を得ることができ
ないという不都合を解消することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1におい
て、電子部品などの被検査物10に対してX線管11か
らX線ビームが照射され、その被検査物10を透過した
X線ビームがイメージインテンシファイア12に入射す
るようにされている。イメージインテンシファイア12
では、入射した透過X線ビームによるX線画像が輝度増
強された上で光学像に変換され、その出力光学像がCC
Dカメラ13によって撮像されビデオ信号が出力され
る。CCDカメラ13から出力されるビデオ信号はビデ
オキャプチャ部21に送られて1フレームずつのデジタ
ル画像データに変換され、そのデータが収集メモリ22
に送られて収集される。
【0010】被検査物10はテーブル14に載置されて
おり、このテーブル14は回転装置15によって一定の
回転速度で回転させられるようになっている。この定速
回転中の被検査物10の透過X線画像についてビデオ信
号の1フレームごとにデータが収集されるため、所定の
角度(ビュー)ごとのプロファイルデータが収集される
ことになる。テーブル14が1回転(360°回転)し
て全ての方向(ビュー)のプロファイルデータが収集さ
れると、CPU23の制御の下でそのデータが画像再構
成部24に転送され、補正処理、コンボリューション処
理、バックプロジェクション処理などの演算処理が施さ
れて、被検査物10の回転軸に直角な断面での断層像が
得られる。この断層像は画像表示部25を経て画像モニ
ター装置26に送られて表示される。
【0011】操作・入力部27は、キーボードやマウス
などからなり、所定のコマンド、データなどの入力を行
う。この操作・入力部27より、360°におけるビュ
ー数(N)の入力がなされる。こうしてビュー数が指定
されると、その指定ビュー数のデータを、1回転の間に
正確に収集する必要がある。ビデオキャプチャ部21は
ビデオ信号の垂直同期信号(VSYNC)に同期して
(つまり1枚ずつの画像ごとに)データを取り込んでい
るため、その垂直同期信号の周期にN(ビュー数)をか
けた時間でちょうど1回転するようにテーブル14の回
転速度を定めなければ、1回転でN個のプロファイルデ
ータ収集を収集することができない。
【0012】たとえば、ビュー数N=1800と指定さ
れ、CCDカメラ13がインターレース走査でその垂直
同期信号の周波数=59.94Hzである場合、図2に
示すように2フィールド(垂直同期信号の2周期)で1
フレームの画像が構成されるので、{(1/59.9
4)×2}秒の期間で360°/1800の角度進むよ
うな回転速度とする必要がある。回転速度v(rps)
とするとvは1回転に要する時間であるからvはつぎの
ようになる。 回転速度v={(1/59.94)×2}×1800=
60.06(rps)
【0013】従来では、垂直同期信号の周波数を、使用
するCCDカメラ13の仕様書等で調べ、操作・入力部
27を介してマニュアル入力していたため、入力ミスな
どがあれば、360°で指定ビュー数のデータを正確に
取り込むことができず、所望の再構成画像が得られない
こととなっていた。
【0014】ここでは、図1に示すようにビデオキャプ
チャ部21から垂直同期信号だけを取り出してタイマー
29に送り、クロック発生器31からの基準クロック信
号をカウントして垂直同期信号の周期を実測するように
している。収集メモリ22へのデータ収集の開始前に、
CPU23がこのタイマー29を動作させて垂直同期信
号周期の実測を行わせる。そして、その実測された垂直
同期信号周期と、操作・入力部27を介して入力された
ビュー数とによって、CPU23が回転速度を算出し、
その回転速度をテーブル制御部28に設定する。
【0015】検査を開始すると、テーブル制御部28は
テーブル14の回転速度がその設定された速度となるよ
うに回転装置15を制御し、定速回転となったときにX
線管11からX線ビームが照射され、ビデオキャプチャ
部21および収集メモリ22によって1回転ごとに、図
3で示すように指定のビュー数Nのプロファイルデータ
41が1番目のビュー、2番目のビュー、…、N番目の
ビューというように収集されていく。
【0016】この場合、実測した垂直同期信号の周期と
指定ビュー数Nとによって被検査物10の回転速度を定
めているので、360°内で正確にN個のプロファイル
データ41が得られ、その角度間隔はすべて正確に36
0°/Nと等しくなる。そのため、ビュー数の指定によ
って期待したCT画像を、その期待通りに得ることが可
能となる。
【0017】なお、上記では、CPU23が、実測され
た垂直同期信号周期と、操作・入力部27を介して入力
されたビュー数とによって、テーブル14の回転速度を
算出したが、これらを点線で示したルックアップテーブ
ル32に送ってそれらに対応する回転速度を直接テーブ
ル制御部28に設定するよう構成することもできる。こ
こでルックアップテーブル32とは、垂直同期信号周期
とビュー数とに対する回転速度に関する表のようなもの
を記憶しているメモリであり、垂直同期信号周期とビュ
ー数とよってメモリアドレスを指定するとそこに記憶さ
れていた対応する回転速度が読み出されるようにされた
ものである。
【0018】その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々に構成を変更することができる。すなわち、上記
はこの発明の一つの実施形態の例を示すものにすぎず、
具体的な構成などは種々に変更可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の産業用
X線CT装置によれば、ビデオ信号の垂直同期信号周期
を実測してその測定値を自動的に取り込むようにしてい
るので、ビュー数の入力だけでテーブル回転速度を正確
に求めることができ、その回転速度でテーブルが回転す
るよう制御することができて、1回転(360°)で指
定ビュー数のデータを正確に収集することを自動的に行
うことができる。その結果、所望のCT像をつねに得る
ことができるようになり、操作ミスによって所望のCT
画像を得ることができないという不都合をなくし、操作
者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】ビデオ信号波形を示す波形図。
【図3】各ビューのプロファイルデータを示す模式図。
【符号の説明】
10 被検査物 11 X線管 12 イメージインテンシファイア 13 CCDカメラ 14 テーブル 15 回転装置 21 ビデオキャプチャ部 22 収集メモリ 23 CPU 24 画像再構成部 25 画像表示部 26 画像モニター装置 27 操作・入力部 28 テーブル制御部 29 タイマー 31 クロック発生器 32 ルックアップテーブル 41 プロファイルデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物体が載せられるテーブルを回転
    させる回転手段と、該被検査物体にX線ビームを照射す
    るX線発生手段と、被検査物体を透過したX線ビームに
    よるX線画像を光学像に変換する画像変換手段と、該画
    像変換手段の出力光学像を撮影してビデオ信号を得る撮
    像手段と、該撮像手段の出力ビデオ信号をデジタル化し
    てデータ収集するデータ収集手段と、該収集データから
    断層像を再構成する画像再構成手段と、プロファイルデ
    ータのビュー数を入力する手段と、上記撮像手段の垂直
    同期信号の周期を測定する測定手段と、測定した垂直同
    期信号周期と上記の入力されたビュー数とに基づいて上
    記のテーブル回転速度を算出し、その速度でテーブルが
    回転するように上記の回転手段を制御する手段とを備え
    ることを特徴とする産業用X線CT装置。
JP10150910A 1998-06-01 1998-06-01 産業用x線ct装置 Pending JPH11344453A (ja)

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JP10150910A JPH11344453A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 産業用x線ct装置

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JPH11344453A true JPH11344453A (ja) 1999-12-14

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ID=15507070

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JP10150910A Pending JPH11344453A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 産業用x線ct装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214879A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Sony Corp X線断層撮像方法及び装置
US7099432B2 (en) 2003-08-27 2006-08-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. X-ray inspection apparatus and X-ray inspection method
CN102590243A (zh) * 2012-02-17 2012-07-18 重庆大学 一种铁路铸件全身ct扫描成像方法
WO2022107476A1 (ja) * 2020-11-18 2022-05-27 日本装置開発株式会社 X線検査装置

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