JPH11342098A

JPH11342098A - 食器洗い機

Info

Publication number: JPH11342098A
Application number: JP34073098A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Shimodera; 健一下寺; Kazuhiro Haraga; 一博原賀; Toshio Eki; 驛　　利男; Toshiharu Otsuka; 俊治大塚; Fumiyoshi Yoshida; 文美吉田
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1998-03-30
Filing date: 1998-11-30
Publication date: 1999-12-14

Abstract

(57)【要約】【課題】一定量の食器を収納させ且つ設置スペースを
とらないコンパクトで安価な、また洗浄ポンプから洗浄
ノズルまでの通水路についてメンテナンス性、清掃性も
考慮された食器洗い機を提供する。【解決手段】洗浄ポンプ４から洗浄ノズル５までを連
通する通水路６の少なくとも一部分を洗浄槽１の内壁と
着脱自在のパネル９ａ，９ｂとの嵌め合わせにより生じ
る空間で形成する。通水路６ａは、洗浄槽１の底面内側
より突出した一対のリブ１１とパネル９ａを嵌め合わせ
てできる内部空間１２ａ、洗浄槽１の上面部もしくは側
面内側に形成した凹部溝１６とパネル９ｂとを嵌め合わ
せてできる内部空間１２ｂで形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は食器の洗浄を行なう
食器洗い機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の食器洗い機の一例を図１２に示
し、以下、その構成について説明する。洗浄槽１は、内
部に上段食器カゴ２２ａと下段食器カゴ２２ｂとを設
け、それに食器７を載置して収納するようにしている。
洗浄槽１内部に貯められた洗浄水は温水ヒータ３によっ
て加温され、洗浄ポンプ４にて洗浄槽１底面を貫通する
洗浄槽１とは別体の通水路２３ａを経て水平に回転する
下ノズル５ａに圧送されると同時に、洗浄槽１の上部背
面を連通する洗浄槽１とは別体の通水路２３ｂを経て、
洗浄槽１の上方空間に突出している棒状の回転洗浄ノズ
ル５ｂにも圧送されて、各ノズル５ａ，５ｂより噴射さ
れ、食器カゴ２２ａ、２２ｂに載置された食器７の洗浄
を行なう。また、通水路２３ｂは、前述のような、洗浄
槽１の外側に位置して洗浄槽１の上部背面より洗浄槽１
内に貫通する通水路２３ｂの他に、図１３に示すように
洗浄槽１の底面で洗浄槽１内に貫通し、洗浄槽１の内部
空間に位置し、洗浄槽１とは別体で形成される通水路２
３ｃもある。また、特開昭６０−９０５２８号におい
て、通水路を洗浄槽の内面に施した凹部と断面半円形の
管状部材との接着もしくは溶接によって形成するという
構成も報告されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の食器洗い機にお
いては、洗浄ポンプ４から圧送された洗浄水を洗浄槽１
内に配設された洗浄ノズル５ａ，５ｂに供給するための
通水路２３ａ，２３ｂ，２３ｃが洗浄槽１と別体で形成
されているため、洗浄ポンプ４と通水路との結合部及び
通水路と洗浄槽１との貫通接合部の少なくとも２個所の
連結部位が洗浄槽１外側部に生じていた。食器洗い機の
運転時には製品の特性上、前記連結部位もしくは通水路
等から洗浄槽１の外側部への水漏れを防ぐ必要があり、
部品の信頼性の確認だけでなく、製品組立て時の作業確
認、組立て後の製品確認等で入念な検査が必要とされて
いた。また、通水路とその連結部に必要とされる部品数
も少なくない為、製造原価に占める前述の組立て作業費
及び部品コストが嵩む上、各連結部の取り外しも容易で
はなかった。

【０００４】一方、日本の住宅事情を鑑みると一般的な
家庭における台所空間には限りがあり、食器洗い機を設
置するスペースも十分取れない場合が非常に多い。そこ
で、小型の食器洗い機を求められることになるのだが、
通水路が洗浄槽１と別体となっていることで、洗浄槽１
の底部外側に通水路を設ける場合は洗浄槽１と洗浄ポン
プ４の間に通水路を配設する空間が必要となり、また洗
浄槽１の上面部もしくは側面部、背面部に通水路を設け
る場合は洗浄槽１と食器洗い機の外装部材の間に通水路
を配設する空間が必要となり、結果として食器洗い機に
おいては高さ方向もしくは幅方向または奥行き方向を洗
浄槽１より十分大きくとることが必要とされ、一定量の
食器を収納させる場合に食器洗い機を小型化することは
非常に困難であった。また、食器洗い機自体の容積を規
制する場合は、それに応じて収納する食器量を削減する
必要があった。これは、洗浄槽１内面に施した凹部と断
面半円形の管状部材を接着もしくは溶接することにより
通水路を形成した食器洗い機（特開昭６０−９０５２８
号）でも同様で、断面半円状の部材は洗浄槽内面に突出
して配設されるため、食器カゴ２を収める空間を一部通
水路と共用することとなり、スペース削減の効果が十分
に得られなかった。

【０００５】また、この場合、通水路を形成する洗浄槽
と管状部材は取外しが不可となるため、通水路が洗浄槽
と別体で形成される場合とは異なり、部品の交換等がで
きない点でメンテナンス性、清掃性について問題があっ
た。

【０００６】本発明においては、一定量の食器を収納さ
せ且つ設置スペースをとらないコンパクトで安価な、ま
た洗浄ポンプから洗浄ノズルまでの通水路についてメン
テナンス性、清掃性も考慮された食器洗い機を提供する
ことを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１では、食器を収納する洗浄槽と、食器を載
置する食器カゴと、洗浄槽の内部に位置し、洗浄水を噴
射する洗浄ノズルと洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄
ポンプとを備え、洗浄ポンプから洗浄ノズルまでを連通
する通水路の少なくとも一部分を洗浄槽内壁と着脱自在
のパネルとの嵌め合わせにより生じる空間で形成させた
ので、部品形状を簡略化し、且つ連結部位を削減した通
水経路の構成にできた。

【０００８】また、請求項２では、洗浄槽の底部に位置
する洗浄ノズルと連通する通水路は、洗浄槽の底面内側
より突出した一対のリブとパネルを嵌め合わせてできる
内部空間で形成させたので、洗浄槽底面外部のスペース
削減が可能な構成となった。

【０００９】また、請求項３では、洗浄槽の上面部もし
くは側壁部に位置する洗浄ノズルと連通する通水路は、
洗浄槽の上面部もしくは側面内側に形成した凹部溝とパ
ネルとを嵌め合わせてできる内部空間で形成させたの
で、洗浄槽上面及び側面部のスペース削減が可能な構成
となった。

【００１０】また、請求項４では、通水路を構成する内
部空間を、洗浄ノズルに向かう途中で複数の経路に分岐
する構成とした。

【００１１】また、請求項５では、メンテナンス性、清
掃性を考慮して、着脱自在のパネルを複数に分割可能と
した。

【００１２】また、請求項６では着脱自在のパネルの表
面上に、洗浄ノズルの噴射口を配設したので、通水路部
材とノズル部材を一体で形成させ、部品の簡略化及び部
品数の削減できた。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成
のものは同一符号を付して説明を省略する。図１、図２
に示すように、洗浄槽１に収納された食器カゴ２は食器
７を載置するもので、洗浄槽１に引き出し自在に設け、
この食器カゴ２の後方上部に回転可能な棚部２ｃを設
け、この棚部２ｃに重ならない食器カゴ２の後方下部に
箸、スプーンなどの小物食器の収納部２ｄを設けてい
る。

【００１４】また、図３に示すように、洗浄ポンプ４は
洗浄槽１に直接連通され洗浄ポンプ４から圧送される洗
浄水は、下ノズル取付けパネル９ａと洗浄槽１の底面内
側より突出した一対のリブ１１とを嵌め合わせることで
形成される通水路６ａから下ノズル５ａへ供給されると
同時に、通水路６ａと連通し、上ノズル取付けパネル９
ｂと洗浄槽１の背面に形成された凹部溝１６とを嵌め合
わせることで形成される通水路６ｂを経て、上ノズル取
付けパネル９ｂ上に配設された非回転ノズル５ｃに供給
され、下ノズル５ａ及び非回転ノズル５ｃより噴射され
て食器７を洗浄する。このように、洗浄ポンプ４から洗
浄ノズル５ａ，５ｃまでの経路において洗浄槽１の外側
部における連結部位１０が洗浄槽１と洗浄ポンプ４の取
付部の一個所ですむ為、組立て作業及び漏水確認等の検
査を簡易に行なうことができる。更に通水路６を簡略な
パネル部材を用いて形成することで部材費用を削減する
こともできる。

【００１５】図４に示すように、通水路６ａは、洗浄槽
１の底面内側から突出した一対のリブ１１に断面コの字
形状の下ノズル取付けパネル９ａを嵌め合わせた内部空
間１２ａで形成し、下ノズル取付けパネル９ａは複数個
のビス１３にて洗浄槽１に固定され、同時にリブ１１と
下ノズル取付けパネル９ａはパッキン１４、もしくは洗
浄槽１の内面と下ノズル取付けパネル９ａとの嵌合面で
密着させて通水路６ａから洗浄槽１への水漏れを防ぐよ
う構成されている。また、図３に示すように通水路６ａ
が形成される位置は洗浄槽１の底面と下ノズル５ａの間
の狭い空間であり、給水時には洗浄水の貯留部として使
用されるスペースである。よって狭い空間に通水路６ａ
が存在する本実施の形態では、食器洗い機の機能に影響
は殆どない上、通水路６ａが食器カゴ２の載置スペース
または洗浄槽１の外部空間１５に突出して存在すること
がないことから、食器洗い機の高さ寸法を小さく抑える
ことができる。

【００１６】図５に示すように、通水路６ｂは、洗浄槽
１の背面に施された凹部溝１６に断面コの字形状の上ノ
ズル取付けパネル９ｂを嵌め合わせた内部空間１２ｂで
形成し、上ノズル取付けパネル９ｂは複数個のビス１３
にて洗浄槽１に固定され、同時に凹部溝１６と上ノズル
取付けパネル９ｂとはパッキン１４、もしくは洗浄槽１
の内面と上ノズル取付けパネル９ｂとの嵌合面で密着さ
せて通水路６ｂからの洗浄槽１への水漏れを防ぐよう構
成されている。また、通水路６ｂは食器カゴ２の収納ス
ペースである洗浄槽１の内部に突出することがなく、さ
らに通水路６ｂは洗浄槽１の内面を利用して形成される
ため、従来例の図１２、図１３に示すような洗浄槽１と
通水路６ｂ，６ｃの部材間で必要となる間隙や部材厚み
を削減することできる。よって、通水路６ｂが洗浄槽１
の上面部もしくは側壁面上に配置された場合には食器洗
い機の高さ方向若しくは、幅方向又は奥行き方向の寸法
を小さく抑えることができる。

【００１７】図６から図１０に、この実施の形態の更に
詳しい構成を示す。図６は食器洗い機の側面視概略縦断
面図、図７は食器洗い機の正面視概念図、図８は食器洗
い機の平面視概念図、図９は食器洗い機の正面視概略縦
断面図、図１０は食器洗い機の平面視概略横断面図であ
る。図６において、洗浄ポンプ４から圧送された洗浄水
は、下ノズル取付けパネル９ａと洗浄槽１のリブ１１と
で形成される内部空間１２ａを経て下ノズル５ａ−１、
５ａ−２より噴射され、食器を洗浄する。また、同時に
上ノズル取付けパネル９ｂと洗浄槽１の凹部溝１６で形
成される内部空間１２ｂを経て非回転ノズル５ｃより噴
射され、食器を洗浄する。上ノズル取付けパネル９ｂ
は、根本部で折れ曲り断面Ｌ字形状となっており凹部溝
１６と嵌め合せるだけでなく根本部は下ノズル取付けパ
ネル９ａを上部から覆うように取付けられ、２つのパネ
ル部材が一部重複して洗浄槽１に固定される。このよう
な構成とすることで、２つのパネル部材各々で形成され
る内部空間を簡易に連結することができる。また、下ノ
ズル取付けパネル９ａと上ノズル取付けパネル９ｂを図
６のビス１３部分で洗浄槽１に共締めすることでビス固
定箇所を削減することができる。この構成は２つのパネ
ル材の嵌め込み部分を一部重複することで可能になる
為、上ノズル取付けパネル９ｂを下ノズル取付けパネル
９ａの上部から覆うように取付けても良く、また下ノズ
ル取付けパネル９ａをＬ字形状として上ノズル取付けパ
ネル９ｂと重複させても良い。また、言うまでもないが
同一平面状でのパネル部材の連結においても一部重複さ
せて取付けることでも同様の効果が得られる。また、内
部空間１２ａは下ノズル５ａ−１および５ａ−２、内部
空間１２ｂは背面上部で左右方向に各々で２経路に分岐
され、更に下ノズル取付けパネル９ａは下ノズル５ａ−
１、５ａ−２を取付けるブラケット１７を、また上ノズ
ル取付けパネル９ｂは上部左右延長腕部９ｃに噴射口を
有する非回転ノズル５ｃがパネル９ｂと一体で形成され
ている。

【００１８】このような構成とすることにより、取り外
し自在の簡易なパネル部材のみで洗浄ポンプ４から洗浄
槽１内面の任意の位置に配設された洗浄ノズル５ａ，５
ｃまでの通水路を形成することが可能となる。また更
に、本構成では下ノズル５ａまでの通水路６ａをメンテ
ナンスする場合には下ノズル取付けパネル９ａを、非回
転ノズル５ｃまでの通水路をメンテナンスする場合は上
ノズル取付けパネル９ｂを各々取り外すことで対処を容
易に行なうことができる。

【００１９】次に、図１１に基づいて通水路の別の実施
形態を説明する。前述の形態と異なり、この実施形態で
は、上ノズル取付けパネル９ｂと下ノズル取付けパネル
９ａは、共に直線状となっている。このようにしても、
通水路６を洗浄槽とパネルを用いて簡単に形成すること
ができ、またメンテナンスも容易である。

【００２０】なお、以上の実施形態での説明では、通水
路６を２つのノズル取付けパネル９ａ，９ｂで構成した
が、ノズル部以外を別のパネルで形成してもいい。

【００２１】以上の実施の形態では、洗浄ノズルへの通
水路を洗浄槽とパネルとの嵌め合わせで形成したことを
説明したが、本発明の技術思想を利用して、洗浄槽に沿
って配置されていればどの配管でも洗浄槽とパネルによ
り形成することができる。また、水が流れる配管だけで
なく、洗浄槽に乾燥空気を運ぶ通風路についても同様の
構成とすることができるのである。

【００２２】

【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項１では、洗浄ポンプから前記洗浄ノズルま
でを連通する通水路の少なくとも一部分を前記洗浄槽内
壁と着脱自在のパネルとの嵌め合わせにより生じる空間
で形成させたことにより、通水路の部品を簡易で安価な
構造とし、通水路を配置するスペースの削減を可能と
し、更に組立作業及び製品での漏水検査等の確認を簡易
化すること及び洗浄ポンプから洗浄ノズルまでの通水経
路のメンテナンス、清掃を容易に行なうことが可能とな
った。

【００２３】また、請求項２では洗浄槽の底部に位置す
る洗浄ノズルと連通する通水路は、前記洗浄槽の底面内
側より突出した一対のリブとパネルを嵌め合わせてでき
る内部空間で形成することにより、通水路を洗浄槽の底
面内側と洗浄槽の底部に位置する洗浄ノズルとの間の狭
い空間に配設することが可能となり、洗浄槽の底部外側
のスペースに通水路に係わる部材を突出させる必要がな
くなったため、食器洗い機の高さ方向を更に削減するこ
とが可能となった。

【００２４】また、請求項３では洗浄槽の上面部もしく
は側壁部に位置する洗浄ノズルと連通する通水路は、洗
浄槽の上面部もしくは側面内側に形成した凹部溝とパネ
ルとを嵌め合わせてできる内部空間で形成することによ
り、通水路を洗浄槽内部空間に突出させることがなく、
且つ洗浄槽外部空間への通水路の突出を最小限とするた
め、食器カゴを収納するスペースを削減せずに一定量の
食器を収納することができ、また食器洗い機の高さ方
向、奥行き方向、幅方向のいずれかを削減することが可
能となった。

【００２５】また、請求項４では通水路を構成する内部
空間を、洗浄ノズルに向かう途中で複数の経路に分岐す
ることにより、洗浄槽内において洗浄ノズルを任意の複
数の場所に自由にかつ容易に配置させることが可能とな
った。

【００２６】また、請求項５では着脱自在のパネルは複
数に分割可能としたことにより、通水路の一部分のみを
外す必要が生じた場合の作業性もしくは清掃性を向上さ
せることができた。

【００２７】また、請求項６では着脱自在のパネルの表
面上に、洗浄ノズルの噴射口を配設したことにより、部
品点数の削減によるコスト低減及びメンテナンス性、更
には清掃性の向上が可能となった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の正面
視概略斜視図。

【図２】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の正面
視概略縦断面図。

【図３】図２の食器洗い機の側面視概略縦断面図。

【図４】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の底面
側の通水路の断面図。

【図５】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の背面
側の通水路の断面図。

【図６】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の側面
視概略縦断面図。

【図７】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の正面
視概略縦断面図。

【図８】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の平面
視概略横断面図。

【図９】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の正面
視概念図。

【図１０】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の平
面視概念図。

【図１１】通水路の別の実施形態を示す側面視概略縦断
面図。

【図１２】従来の食器洗い機を示す図。

【図１３】従来の食器洗い機を示す図。

【符号の説明】

１ … 洗浄槽２ … 食器カゴ４ … 洗浄
ポンプ５ａ … 下ノズル５ｃ … 非回転ノズル６、６ａ、６ｂ … 通水路７ … 食器９ａ … 下ノズル取付けパネル９ｂ … 上ノズ
ル取付けパネル１１ … リブ１６ … 凹部溝

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者大塚俊治福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１号東陶機器株式会社内 (72)発明者吉田文美福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１号東陶機器株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】食器を収納する洗浄槽と、前記食器を載
置する食器カゴと、前記洗浄槽の内部に位置し、洗浄水
を噴射する洗浄ノズルと洗浄ノズルに洗浄水を供給する
洗浄ポンプとを備え、前記洗浄ポンプから前記洗浄ノズ
ルまでを連通する通水路の少なくとも一部分を前記洗浄
槽内壁と着脱自在のパネルとの嵌め合わせにより生じる
空間で形成させたことを特徴とする食器洗い機。
【請求項２】洗浄槽の底部に位置する洗浄ノズルと連
通する通水路は、前記洗浄槽の底面内側より突出した一
対のリブとパネルを嵌め合わせてできる内部空間で形成
することを特徴とする請求項１記載の食器洗い機。
【請求項３】洗浄槽の上面部もしくは側壁部に位置す
る洗浄ノズルと連通する通水路は、洗浄槽の上面部もし
くは側面内側に形成した凹部溝とパネルとを嵌め合わせ
てできる内部空間で形成することを特徴とする請求項１
又は請求項２に記載の食器洗い機。
【請求項４】上記通水路を構成する内部空間を、洗浄
ノズルに向かう途中で複数の経路に分岐することを特徴
とする請求項２又は請求項３に記載の食器洗い機。
【請求項５】上記着脱自在のパネルは複数に分割可能
としたことを特徴とする請求項１乃至請求項４に記載の
食器洗い機。
【請求項６】上記着脱自在のパネルの表面上に、洗浄
ノズルの噴射口を配設したこと特徴とする請求項１乃至
請求項５記載の食器洗い機。