JPH11333991A - 熱線遮蔽板 - Google Patents

熱線遮蔽板

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JPH11333991A
JPH11333991A JP14960098A JP14960098A JPH11333991A JP H11333991 A JPH11333991 A JP H11333991A JP 14960098 A JP14960098 A JP 14960098A JP 14960098 A JP14960098 A JP 14960098A JP H11333991 A JPH11333991 A JP H11333991A
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俊積 広田
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文彰 神崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光線透過率が高く、ギラツキ観の少ない熱線
遮蔽効果に優れた熱線遮蔽板を提供する。 【解決手段】 透明性を有する合成樹脂100重量部に
対して、平均直径が1〜50μm、厚さが平均直径の1
/200〜1/10の範囲の鱗片状をしたアルミ片を
0.001〜0.05重量部添加した組成物よりなる成
形物の片面又は両面に厚み30〜300μmの透明着色
合成樹脂層を設けた熱線遮蔽板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公共施設、工場等の採
光用屋根材、カーポート、アーケード、車両の窓材等可
視光線透過性は必要であるが、直射日光による温度上昇
は抑えたい、つまり可視光線透過性と熱線遮蔽性を必要
とする用途に適した熱線遮蔽板に関する。
【0002】
【従来の技術】公共施設、工場等の採光用屋根材、カー
ポート、アーケード等には、従来ポリカーボネート、ア
クリル、ポリ塩化ビニル等の透明性合成樹脂からなる平
板、波板、折板などが用いられている。これら採光材に
は無色透明のものや着色剤によりブラウンスモークやブ
ルースモーク色としたもの、あるいは乳白状半透明とし
たものなどがある。しかし、上記採光材は採光性は良い
が、直射日光にさらされることにより、内部の温度が上
昇したり、中にいる人に厚さを感じさせたり、中の物が
熱と紫外線によって変形あるいは劣化したりするなどの
問題があった。そこで、近年、近赤外線吸収剤を添加す
る方法(特開平6−240146号公報等)やアルミニ
ウムを蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムを
接着剤で貼り付ける方法(特開平3−264354号公
報等)、酸化チタンを被覆した雲母を添加する方法(特
開平2−173060号公報等)、直射日光中の熱線を
遮蔽する種々の方法が提案されている。
【0003】しかし、有機系近赤外線吸収剤を添加する
方法は、透明感のあるものが得られるが、近赤外線吸収
剤そのものの耐熱性や耐久性が不足しており、価格も高
く、また、熱線を熱に変化させるため、熱線遮蔽効果の
高いものほど得られた採光材自身が非常に熱くなるとい
う問題がある。また、アルミニウムを蒸着したポリエチ
レンテレフタレートフィルムを接着剤で貼り付ける方法
は、透明感があり、熱線遮蔽効果も高いが、基板と貼り
合わせたフィルムの界面で発泡や剥離が発生したり、波
形状や折板形状への加工が困難であり、また価格が高い
という問題がある。一方、酸化チタン被覆雲母を添加す
る方法では半透明でかつ真珠光沢を呈するものとなり、
車両の窓等透明性を必要とする用途には適さない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術における上記記載の課題を解決し、光線透過率が高
く、透明感があり、かつ熱線遮蔽効果に優れた熱線遮蔽
板を安価に提供することにある。
【0005】本発明者らは、特願平9−4557号公報
において、アルミは熱線の吸収能は非常に少ないが極め
て良好な熱線反射能を有しており、その粉末の粒径を選
択し、かつ樹脂中に適宜な量を配置することにより直射
日光中の熱線を効果的に反射させる性能をもたせること
が可能となることを見い出した。しかし、この熱線遮蔽
板は、アルミ粒子によるギラつきがあり外観を損なうた
め、用途が限定されるという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、透明性を有する合
成樹脂に、鱗片形状をしたアルミ片を少量分散させた組
成物よりなる成形板の片面または両面に着色透明合成樹
脂層を設けることによって、着色層を設けた面のメタリ
ック感が低減され、かつ光線透過率が高く、透明感があ
り、熱線遮蔽効果に優れた熱線遮蔽板が得られることを
見い出し、本発明に到達した。
【0007】
【発明の実施の形態】即ち、本発明は、透明性を有する
合成樹脂100重量部に対して、平均直径が1〜50μ
m、厚さが平均直径の1/200〜1/10の範囲の鱗
片形状をしたアルミ片を0.001〜0.05重量部添
加した組成物よりなる成形板の片面または両面に厚み3
0〜300μmで可視光線透過率が20〜80%の着色
透明合成樹脂層を設けた熱線遮蔽板である。更に、本発
明は、着色透明合成樹脂層中に紫外線吸収剤を1〜10
重量%添加されてなる熱線遮蔽板である。
【0008】本発明に使用される透明性を有する合成樹
脂としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂およびポリエチ
レンテレフタレート樹脂等の透明性を有する樹脂が用い
られる。その中でも、透明性が高く、耐候性が良好なた
め、一般に建材として使用されているポリカーボネート
樹脂およびアクリル系樹脂が好適に用いられる。
【0009】本発明に好ましく用いられるポリカーボネ
ート樹脂は、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
アルカンや2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
ハロゲノフェニル)アルカンで代表されるビスフェノー
ル化合物から周知の方法で製造された重合体が用いら
れ、その重合体骨格中に脂肪酸ジオールに由来する構造
単位が含まれていても、エステル結合を持つ構造単位が
含まれていてもよい。分子量についても特に限定はしな
いが、押出成形性や機械的強度の観点から、粘度平均分
子量で2万〜3万のものが好ましい。
【0010】本発明に好ましく用いられるアクリル系樹
脂は、メタクリル酸メチルのホモポリマーまたはメタク
リル酸メチルを50%以上含む重合性不飽和単量体のコ
ポリマーである。これらのポリマーの分子量は特に限定
しないが、生産性の点で溶融押出成形が可能な範囲であ
ることが好ましく、重量平均分子量で8万〜17万のも
のが好ましい。かかるアクリル系樹脂は、塊状重合、懸
濁重合、乳化重合等公知の方法で行うことができ、重合
に際して分子量調節剤、触媒等は必要に応じて適宜使用
される。
【0011】更に、上記ポリカーボネート樹脂およびア
クリル系樹脂中には、現在市販されているベンゾトリア
ゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、サリシ
レート系、トリアリールトリアジン系等の有機系紫外線
吸収剤あるいは酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム等
無機系紫外線吸収剤を添加してもよく、また、他の光安
定剤、酸化防止剤、熱安定剤、帯電防止剤、熱線遮蔽
剤、難燃剤、滑剤、顔料、フィラー等を含むものであっ
てもよい。
【0012】本発明で使用するアルミ片の具体的な形状
は鱗片形状が好適であり、平均直径は1〜50μmが好
ましく、5〜30μmがより好ましい。鱗片形状アルミ
片の厚さは、平均直径の1/200〜1/10の範囲の
ものが好ましい。粒径が細かくなるほど遮蔽効果が高く
なる傾向があるが、あまり細かくなりすぎるとほんのわ
ずかな添加量の変化で遮蔽効果が変化するため製造上好
ましくない。一方、粒径が大きくなると多量に添加しな
ければ必要とする遮蔽効果が出ず、コストアップや物性
低下につながり、また鱗片を散りばめたようなぎらつい
た外観となり好ましくない。
【0013】また、上記アルミ片の添加量は、使用する
アルミ片の形状および基材の厚みにより異なるが、可視
光線透過率が20〜80%となるように適宜選択すれば
良く、具体的には透明性合成樹脂100重量部に対して
0.001〜0.050重量部の範囲が好ましい。可視
光線透過率が20%未満では満足な明るさが得られず、
80%を超えると満足のいく熱線遮蔽効果が得られな
い。
【0014】本発明のの着色透明合成樹脂層は、厚みが
30〜300μmであることが好ましい。着色透明合成
樹脂層の厚みが30μm以下では着色剤を多量に添加し
なければならず、またわずかな厚みの変化で光線透過率
が変化し、多層化の際のコントロールが困難となる。一
方、着色透明合成樹脂層の厚みを300μm以上として
も全光線透過率をある程度高く保つには着色剤の濃度を
少なくしなければならないためメタリック感を低減させ
る効果は向上しない。着色透明合成樹脂層に使用する樹
脂としてはポリカーボネート樹脂やアクリル系樹脂が好
適であり、その樹脂中に顔料や染料等を添加することに
より得られる。着色透明合成樹脂層の可視光線透過率
は、一般に20〜80%が良く、更に30〜70%の範
囲が特に好ましい。可視光線透過率が80%を超えると
メタリック感の低減させる効果に乏しく、また20%未
満になると熱線遮蔽板そのものも光線透過率が低くなり
すぎるため好ましくない。
【0015】本発明における積層方法としては、特に制
限はない。例えば、熱線遮蔽層及び着色透明層の原料樹
脂を同時に溶融押出して成形する共押出法や熱線遮蔽層
をシート状に押出成形する際に同時に着色樹脂合成樹脂
層を溶融押出してラミネートする方法、予めフィルム状
に成形された着色透明層を熱線遮蔽層の押出成型時に連
続的に熱ラミネートする方法、シート状あるいはフィル
ム状に成形された熱線遮蔽層及び透光性樹脂層を熱プレ
ス機にて熱圧着する方法等が用いられる。
【0016】本発明の着色透明合成樹脂層に使用する紫
外線吸収剤は、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン
系、サリチル酸フェニルエステル系、トリアリールトリ
アジン系、金属酸化物等紫外線吸収効果を有するもので
あれば良いが、好ましくは280〜300nmの領域の
紫外線吸収能が高く、揮散性の低いものが良い。尚、該
熱線遮蔽板の形状には格別の制限はなく、最も一般的な
平板状やフィルム状、波板状、あるいは折板状等様々な
形状のものが包含される。
【0017】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに具体的に
説明する。尚、本実施例で用いた評価、試験方法を以下
に示す。
【0018】(1)熱線遮蔽効果 第1図に示す測定装置を用いて以下の要領で行った。即
ち、熱がこもらないように側壁に通気孔を有するボック
ス1の上壁開口部2を覆うように試験片3を置き、その
上方約35cmに125Wの赤外線ランプ4によって試
験片3を照明し、試験片3から16cmの間隔をあけて
ボックス内に設置された熱吸収板(両面黒色の鉄板)5
によって試験片3を透過した熱線を吸収させ、この熱吸
収板の温度を熱電対6によって経時的に測定し、温度が
変化しない平衡点を求めたものである。
【0019】(2)光線透過率 日本電色工業のヘーズメーターにて試験片の全光線透過
率(%)、曇価(%)を測定した。
【0020】(3)可視光反射率、日射反射率、日射透
過率 島津製作所の分光光度計にて可視光領域(340〜80
0nm)、及び近赤外領域(800〜1800nm)で
の反射率および透過率を測定した。
【0021】(4)外観 試験片を目の前に置き、蛍光灯の光を斜めに当てて、メ
タリック感の有無を目視にて確認した。
【0022】(5)促進耐候性 スガ試験機のサンシャインウエザオメーターを使用し、
ブラックパネル温度63℃、降雨なし(120分)、降
雨あり(18分)のサイクルで2000時間照射後のサ
ンプルの黄変度を測定した。
【0023】実施例1 (1)熱線遮蔽剤添加組成物の調製 ポリカーボネート樹脂としてユーピロンE−2000
(商品名、三菱ガス化学社製)100重量部に、鱗片状
アルミ片としてSS−7000AR(商品名、ミネラル
スピリット36重量%含有アルミペースト、平均直径
9.6μm、平均厚さ0.1μm、シルバーライン社
製)を0.014重量部(純アルミ分として0.009
重量部)の割合でタンブラー内にて予備混合し、更に4
5mmの2軸押出機(池貝鉄工所社製)を用いてペレッ
トとした。 (2)着色透明層用樹脂の調製 ポリカーボネート樹脂として赤色のユーピロンE−20
00(MEP No.147A)100重量部に、カー
ボンブラック0.22重量部、および紫外線吸収剤とし
てサイアソーブUV1164(商品名、サイテック社
製)を2.3重量部の割合でタンブラー内て予備混合
し、更に45mmの2軸押出機(池貝鉄工所社製)を用
いてペレットとした。 (3)熱線遮蔽板の作製と評価 熱線遮蔽添加組成物として(1)で調製した樹脂を用
い、また表層用樹脂として、(2)で調製した樹脂を用
いて、共押出法でPC積層シートを作製した。即ち、熱
線遮蔽添加組成物を65mmの単軸押出機(日立造船産
業社製)を用いて押出し、一方、着色透明層用樹脂は3
2mmの単軸押出機(プラスチック工学研究所製)を用
いて押出し、フィードブロックタイプのダイを用いて板
厚2.0mm、表層厚み150μmの2種2層の積層シ
ートを試作した。得られたシートの着色透明層側のメタ
リック感がかなり低減され、通常のスモークシートと同
等の外観であった。得られたシートの評価結果を表1に
示した。また、サンシャインウエザオメーターによる促
進耐候性評価結果を表2に示した。
【0024】実施例2 アクリル系樹脂としてエスチレンMS600(商品名、
メタクリル酸メチル/スチレン=6/4共重合樹脂、新
日鉄化学社製)100重量部に、鱗片状アルミ片として
SS−7000AR(実施例1と同じ)を0.0113
重量部(純アルミ分として0.0072重量部)の割合
で添加した基材表面に着色透明層としてグレースモーク
色のメタクリル酸メチル/スチレン=6/4共重合樹脂
シートのアクリエースMS−056HP−2(商品名、
日本アクリエース社製)用10倍マスターペレット75
重量部を、エスチレンMS600(商品名)25重量部
で希釈したものにて積層し、板厚2.0mm、表層厚み
100μmの2種2層シートとした以外は実施例1と同
様に実施した。評価結果を表1に示した。また、得られ
たシートの着色透明層側及び鱗片状アルミ添加層側の分
光光線反射率曲線を図2に示したが、反射光、特に可視
光領域の反射光が低減されているのが分かる。
【0025】比較例1 ユーピロンE−2000を100重量部に対して鱗片状
アルミ片としてSS−7000AR(実施例1に同じ)
を0.014重量部(純アルミ分として0.0090重
量部)添加し、65mm単軸のシート押出機にて板厚
2.0mmの単層のシートとした。
【0026】比較例2 ブロンズ色のユーピロンE−2000(MEP No.
693C)を100重量部に対して鱗片状アルミ片SS
−7000AR(実施例1に同じ)を0.0070重量
部(純アルミ分として0.0045重量部)添加し、6
5mm単軸のシート押出機にて板厚2.0mmの単層の
シートとした。
【0027】比較例3 アルミ片無添加のポリカーボネートシートとしてブロン
ズ色のユーピロンNF2000U MEP No.69
3C(商品名、板厚2.0mm、三菱ガス化学社製)を
用いて、熱線遮蔽効果を測定した。性能評価結果を表1
に示した。
【0028】比較例4 アルミ片無添加のアクリル系シートとしてグレースモー
ク色のアクリエースMS−056HP(商品名、メタク
リル酸メチル/スチレン=6/4、板厚2.0mm、日
本アクリエース社製)を用いて、熱線遮蔽効果を測定し
た。性能評価結果を表1に示した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】本発明により、通常のスモークシートと
違和感が無く、かつ透視性及び熱線遮蔽効果の優れたも
のを安価に得ることができるため、公共施設、工場等の
採光用屋根材、カーポート、アーケードのみならず、採
光用窓、サンルーフ、車両の窓等透視性を必要とする用
途にも使用可能な熱線遮蔽採光板が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得た熱線遮蔽試験片の着色透明層側
及び鱗片状アルミ添加層側の分光光線反射率曲線であ
る。
【図2】実施例で得た熱線遮蔽試験片の熱線遮蔽効果の
測定に用いた装置の概略図である。
【符号の説明】
1.ボックス 2.上壁開口部 3.試験片 4.125W赤外線ランプ 5.熱吸収板 6.熱電対 7.記録計

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明性を有する合成樹脂100重量部に
    対して、平均直径が1〜50μm、厚さが平均直径の1
    /200〜1/10の範囲の鱗片形状をしたアルミ片を
    0.001〜0.05重量部添加した組成物よりなる成
    形物の片面又は両面に厚み30〜300μmの着色透明
    合成樹脂層を設けることを特徴とする熱線遮蔽板。
  2. 【請求項2】 着色透明合成樹脂層の可視光線透過率が
    20〜80%である請求項1に記載の熱線遮蔽板。
  3. 【請求項3】 着色透明合成樹脂層中に紫外線吸収剤を
    1〜10重量%添加されてなる請求項1または2に記載
    の熱線遮蔽板。
  4. 【請求項4】 透明性を有する合成樹脂が、ポリカーボ
    ネート樹脂またはアクリル系樹脂である請求項1ないし
    3に記載の熱線遮蔽板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013021848A1 (ja) * 2011-08-05 2013-02-14 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 パネル及びパネル設置構造
JP2013035367A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Mitsubishi Engineering Plastics Corp パネル及びパネル設置構造
JP2013099945A (ja) * 2011-10-17 2013-05-23 Mitsubishi Engineering Plastics Corp パネル

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