JPH11328331A - 電子バリュー記録媒体処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体 - Google Patents

電子バリュー記録媒体処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体

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JPH11328331A
JPH11328331A JP10131548A JP13154898A JPH11328331A JP H11328331 A JPH11328331 A JP H11328331A JP 10131548 A JP10131548 A JP 10131548A JP 13154898 A JP13154898 A JP 13154898A JP H11328331 A JPH11328331 A JP H11328331A
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JP10131548A
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Yoshitomo Kikuchi
良知 菊地
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電子バリュー記録媒体を一度に認識し
た後、残高の少ない電子バリュー記録媒体から使用して
いくことが可能な技術を提供する。 【解決手段】 代金の支払いを行う為の電子バリューを
記録した複数の電子バリュー記録媒体を処理する電子バ
リュー記録媒体処理方法において、複数の電子バリュー
記録媒体から特定の電子バリュー記録媒体をその電子バ
リューの値の小さい順に選択し、選択された特定の電子
バリュー記録媒体から電子バリューの値を引き落すもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子バリューを格納
した複数枚のカードを処理する電子バリュー記録媒体処
理方法に関し、特に電子バリューとして電子マネーやポ
イントまたは度数を格納した非接触ICカードを用い
る、電子マネーシステムまたはプリペイドカードシステ
ムにおいて、商品の自動販売機等における複数枚の非接
触ICカードの処理を制御する電子バリュー記録媒体処
理方法に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道における切符の自動券売機や
公衆電話機等の、磁気カード或いは接触型のICカード
によるプリペイドカードを利用した自動機の支払いシス
テムにおいて、最初に挿入した1枚目のカードの残高が
不足する場合、2枚目のカードを必要とするが、2枚の
カードの処理を制御する方法として、1枚目から金額を
引き落し、その後2枚目のカードの挿入を要求し、残り
の金額をその2枚目のカードから引き落す方法と、予め
2枚のカードをカードの挿入口から連続して挿入してお
き、挿入した順に使用金額、或いは、度数を引き落して
いく方法がある。
【0003】また、非接触型のICカードを使用した公
衆電話の事例としては、特開平5―300144号公報
に記載されたものがあるが、これは保守性の向上を目的
としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法には以下の
課題がある。すなわち前述の方法では、予め利用者がポ
イント度数のICカード内の残り残高を確認し、残高の
少ないカードを選んでカード挿入口に挿入する必要があ
った。
【0005】また前記従来の磁気カードや接触型のIC
カードの場合、読取りの為の磁気ヘッド或いは接触型の
ICカードの為の接触端子を必要とするので、単一の磁
気ヘッド或いは接触端子を備えた装置では同時には1枚
のカードの処理しか制御ができないが、非接触型のIC
カードの場合、1台のICカードリーダ/ライタで同時
に複数枚の非接触ICカードを制御することができる。
その為、複数枚の非接触ICカードを同時にICカード
リーダ/ライタの制御範囲に入れることが可能になる
が、その場合、その内のどの非接触ICカードから度数
を引き落すかが課題となる。
【0006】従来、複数枚の非接触ICカード制御で
は、アンチコリジョン(衝突防止)技術により制御が可
能となっている。しかしこれらの技術は、ICカードリ
ーダ/ライタの読取り範囲内に複数枚の非接触ICカー
ドがあった場合にそれら全てを認識するか、或いは、そ
の内の任意の1枚を選択する技術であり、当該非接触I
Cカード内の度数を基に特定の非接触ICカードを選択
する処理は行っていない。その為、度数が引き落される
カードが、どのカードになるかは解らず、残高の多い方
から引き落された場合、残高の少ないカードが手元に残
るという事が考えられる。
【0007】本発明の目的は上記問題を解決し、複数の
電子バリュー記録媒体を一度に認識した後、残高の少な
い電子バリュー記録媒体から使用していくことが可能な
技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、代金の支払い
を行う為の電子バリューを記録した複数の電子バリュー
記録媒体を処理する電子バリュー記録媒体処理方法にお
いて、電子バリューの値が小さい順に電子バリュー記録
媒体を選択して電子バリューの引き落し処理を行うもの
である。
【0009】本発明では、電子バリューとして電子マネ
ー、ポイントまたは度数等を記録した電子バリュー記録
媒体である非接触ICカードを、ICカードリーダ/ラ
イタにより同時に複数枚認識し読込めるものとする。な
お複数枚の非接触ICカードを同時に認識して読込む方
法としては、アンチコリジョンの技術がある。
【0010】更に、この複数枚の非接触ICカードの中
で最初に度数の引き落しを行う非接触ICカードを選択
する為に、認識した全ての非接触ICカードの度数を読
込み、その中で度数が最小のものを選択する。そして、
度数を実際に引き落すときには、この非接触ICカード
から引き落す。また、この非接触ICカードの度数が
「0」になったときは、その他の非接触ICカードの中
で度数が最小のものを次に引き落しを行う非接触ICカ
ードとして選択をする。
【0011】前記の様に本発明では、非接触ICカード
を利用した電子マネー、ポイントカードやプリペイドカ
ードで支払いを行うシステムで、複数枚の非接触ICカ
ードを一度に所定の位置に設定した時に残高の少ない非
接触ICカードから使用していく事が可能になる。
【0012】これにより複数枚の非接触ICカードを持
っている場合、予め非接触ICカードの残度数を確認し
ながら挿入していくという手間を無くし、一度に複数枚
の非接触ICカードをICカードホルダに挿入或いは所
定の位置に置き、商品の購入、或いは電話機の使用が可
能となる。また、残度数が少ない方から使用する為、少
ない度数の非接触ICカードが手元に多数残るという事
もなくなる。
【0013】以上の様に本発明の電子バリュー記録媒体
処理方法によれば、複数の電子バリュー記録媒体から電
子バリューの値が少ない順に選択して引き落しを行うの
で、複数の電子バリュー記録媒体を一度に認識した後、
残高の少ない電子バリュー記録媒体から使用していくこ
とが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下に鉄道の切符
を販売する際に複数枚の非接触ICカードを処理する実
施形態1の電子バリュー記録媒体処理装置について説明
する。
【0015】図1は本実施形態の券売機の概略構成を示
す図である。図1に示す様に本実施形態の券売機は、制
御装置101と、金額ボタン102と、ICカードリー
ダ/ライタ103と、ICカード挿入口104と、切符
印刷装置105と、切符取出し口106とを有してい
る。
【0016】制御装置101は券売機全体の動作を制御
する装置である。金額ボタン102は切符購入の際に金
額を入力するボタンである。ICカードリーダ/ライタ
103は非接触ICカード107の読書きを行う装置で
ある。
【0017】ICカード挿入口104は複数枚の非接触
ICカード107を挿入する挿入口である。切符印刷装
置105は発売する切符の印刷を行う装置である。切符
取出し口106は発売した切符を取り出す取出し口であ
る。
【0018】また券売機は、非接触ICカード選択処理
部110と、度数引き落し処理部111とを有してい
る。
【0019】非接触ICカード選択処理部110は複数
の電子バリュー記録媒体である非接触ICカード107
から特定の非接触ICカード107をその電子バリュー
である度数の小さい順に選択する電子バリュー記録媒体
選択処理部である。度数引き落し処理部111は非接触
ICカード選択処理部110で選択された特定の非接触
ICカード107から切符の代金の支払いに充てられる
度数を引き落す電子バリュー引き落し処理部である。
【0020】券売機を非接触ICカード選択処理部11
0及び度数引き落し処理部111として機能させる為の
プログラムは、フロッピィディスクやROM等の記録媒
体に記録されて実行されるものとする。なお前記プログ
ラムを記録する媒体はフロッピィディスクやROM以外
の他の媒体でも良い。
【0021】非接触ICカード107は切符を購入する
際に切符の代金の支払いに充てられる度数を電子バリュ
ーとして記録している複数の非接触型の電子バリュー記
録媒体である。
【0022】図1に示す様に鉄道の切符を販売する券売
機では、ICカード挿入口104に置かれた複数枚の非
接触ICカード107を非接触ICカード選択処理部1
10により選択し、度数引き落し処理部111により切
符の代金に相当する度数を前記選択された非接触ICカ
ード107から引き落す処理を行う。
【0023】図2は本実施形態の非接触ICカード10
7の概略構成を示す図である。図2に示す様に本実施形
態の非接触ICカード107は、CPU201と、RA
M202と、クロック部203と、ROM204と、E
EPROM205と、電源供給部206と、入出力制御
部207と、バス208とを有している。
【0024】CPU201は非接触ICカード107全
体の動作を制御する制御回路であり、コンピュータとし
ての基本的な処理・制御・記憶を行うものである。RA
M202は切符を購入する際に切符の代金の支払いに充
てられる度数を券売機に送信する処理プログラムやその
処理に必要なデータを記憶する揮発性メモリであり、C
PU201が処理を行う際に使用するメモリである。
【0025】クロック部203は非接触ICカード10
7が動作する為のクロックを供給する回路である。RO
M204は非接触ICカード107を作動させるオペレ
ーティグシステムや前記処理プログラム等を記憶する回
路である。
【0026】EEPROM205は不揮発性メモリであ
り、切符を購入する際に切符の代金の支払いに充てられ
る度数を電子バリューとして記録する回路である。電源
供給部206は発券機からの信号を受信して非接触IC
カード107が動作するのに必要な電力を非接触ICカ
ード107各部に供給する回路である。
【0027】入出力制御部207は券売機と非接触IC
カード107の間の信号の入出力を制御する回路であ
り、券売機のICカードリーダ/ライタ103との間の
データの入出力を行なうものである。バス208は非接
触ICカード107の各部を接続する信号路である。
【0028】図2は鉄道の切符を購入する際に切符の代
金の支払いを行う非接触ICカード107を表してお
り、非接触ICカード107は、券売機の非接触ICカ
ード選択処理部110により選択され、度数引き落し処
理部111により度数の引き落しが指示されると、切符
の代金の支払いに充てられる度数をEEPROM205
中の度数から差し引く処理を行う。
【0029】図3は本実施形態の複数枚の非接触ICカ
ード107から最小度数のカードの選択を行う非接触I
Cカード選択処理部110の処理手順を示すフローチャ
ートである。券売機で非接触ICカード107を用いて
切符の購入を行う際には、まずポイント度数の入った非
接触ICカード107を券売機のICカード挿入口10
4に挿入する。この時複数枚の非接触ICカード107
が挿入された場合には、以下の手順で最初に引き落しを
行う非接触ICカード107の選択を行う。
【0030】まずステップ301の処理で複数枚の非接
触ICカード107が券売機のICカード挿入口104
に挿入されると、ステップ302の処理で券売機のIC
カードリーダ/ライタ103は、アンチコリジョン方式
により複数枚の非接触ICカード107を認識する。な
おここでは仮に2枚の非接触ICカード107がICカ
ード挿入口104に置かれたとし、置かれた非接触IC
カード107をそれぞれカードA、カードBとする。
【0031】ステップ303の処理で非接触ICカード
選択処理部110は、カードA、カードBそれぞれのE
EPROM205内に設定された度数を読み込む。この
ときのカードA及びカードBの度数をそれぞれ「50」
及び「100」とする。
【0032】ステップ304の処理で非接触ICカード
選択処理部110は、カードA及びカードBの度数を比
較し、度数の少ない方の非接触ICカード107を選択
する。この場合、カードAの度数の方が少ないのでカー
ドAを選択する。
【0033】図4は本実施形態の非接触ICカード10
7から度数を引き落す度数引き落し処理部111の処理
手順を示すフローチャートである。図4は、運賃の金額
ボタン102が押下された際に、その金額に対応する度
数を引き落す処理を示しており、まずステップ401の
処理で切符の購入者は、必要な運賃に対応した金額ボタ
ン102を押下する。
【0034】ステップ402の処理で券売機の度数引き
落し処理部111は、運賃の金額に対応した度数を、例
えば金額=度数として算出する。
【0035】ステップ403の処理で度数引き落し処理
部111は、選択された非接触ICカード107の度数
を読込む。この場合カードAが選択されており、その度
数は「50」となる。
【0036】ステップ404の処理で度数引き落し処理
部111は、非接触ICカード107の度数と運賃の度
数を比較し、非接触ICカード107の度数が運賃の度
数以上である場合には、ステップ405の処理に進み、
そうでない場合にはステップ407の処理に進む。
【0037】ステップ405の処理で度数引き落し処理
部111は、運賃度数を非接触ICカード107の度数
から減算し、ステップ406の処理で、切符印刷装置1
05により切符を印刷し、切符取出し口106に切符を
出力して処理を終了する。
【0038】ステップ404の処理においてICカード
度数<運賃度数の場合には、ステップ407の処理で2
枚目の非接触ICカード107の度数を読込み、ステッ
プ408の処理で、両方のICカード度数の合計と運賃
度数を比較する。
【0039】両方の非接触ICカード107のICカー
ド度数の合計が運賃度数以上である場合には、ステップ
409の処理で1枚目のカードの残高を「0」にした
後、ステップ410の処理で2枚目の非接触ICカード
107の度数から残り度数を減算する。次にステップ4
11の処理で、切符印刷装置105により切符を印刷
し、切符取出し口106に切符を出力して処理を終了す
る。
【0040】ステップ408の処理で両方の非接触IC
カード107のICカード度数の合計が運賃度数よりも
小さい場合には、ステップ412の処理に進み、切符を
発売する処理を中止する。
【0041】以上説明した様に本実施形態の電子バリュ
ー記録媒体処理装置によれば、複数の電子バリュー記録
媒体から電子バリューの値が少ない順に選択して引き落
しを行うので、複数の電子バリュー記録媒体を一度に認
識した後、残高の少ない電子バリュー記録媒体から使用
していくことが可能である。
【0042】(実施形態2)以下に公衆電話でダイアル
通話を行う際に複数枚の非接触ICカードを処理する実
施形態2の電子バリュー記録媒体処理装置について説明
する。
【0043】図5は本実施形態の電話機の概略構成を示
す図である。図5に示す様に本実施形態の電話機は、制
御装置501と、通信制御装置502と、プッシュボタ
ン503と、ICカードリーダ/ライタ504と、IC
カード挿入口505と、音声装置506と、受話器50
8と、交換機509とを有している。
【0044】制御装置501は電話機全体の動作を制御
する装置である。通信制御装置502は電話機と交換機
509との間の通信を制御する装置である。プッシュボ
タン503は電話番号を入力するボタンである。
【0045】ICカードリーダ/ライタ504は非接触
ICカード507の読書きを行う装置である。ICカー
ド挿入口505は複数枚の非接触ICカード507を挿
入する挿入口である。音声装置506は受話器508の
音声を制御する装置である。
【0046】受話器508は音声の入出力を行う装置で
ある。交換機509は電話の通信回線を制御する装置で
ある。
【0047】また電話機は、非接触ICカード選択処理
部510と、度数引き落し処理部511とを有してい
る。
【0048】非接触ICカード選択処理部510は複数
の電子バリュー記録媒体である非接触ICカード507
から特定の非接触ICカード507をその電子バリュー
である度数の小さい順に選択する電子バリュー記録媒体
選択処理部である。度数引き落し処理部511は非接触
ICカード選択処理部510で選択された特定の非接触
ICカード507から電話料金の支払いに充てられる度
数を引き落す電子バリュー引き落し処理部である。
【0049】電話機を非接触ICカード選択処理部51
0及び度数引き落し処理部511として機能させる為の
プログラムは、フロッピィディスクやROM等の記録媒
体に記録されて実行されるものとする。なお前記プログ
ラムを記録する媒体はフロッピィディスクやROM以外
の他の媒体でも良い。
【0050】非接触ICカード507は電話機を利用し
た場合に電話料金の支払いに充てられる度数を電子バリ
ューとして記録している複数の非接触型の電子バリュー
記録媒体である。なお非接触ICカード507の構成
は、実施形態1と同様であるものとする。
【0051】利用者が電話機を利用する場合には、利用
者は電話機の受話器508を取り、非接触ICカード5
07をICカード挿入口505に挿入する。この時複数
枚の非接触ICカード507が挿入された場合、非接触
ICカード選択処理部510により非接触ICカード5
07の選択処理を行うが、この選択処理は券売機の場合
と同様であるものとする。
【0052】利用者がプッシュボタン503により電話
番号を押下し、通話回線が接続された後、電話機の度数
引き落し処理部511は、非接触ICカード507から
度数を引き落す。
【0053】図6は本実施形態の非接触ICカード50
7から度数を引き落す度数引き落し処理部111の処理
手順を示すフローチャートである。ステップ601の処
理で、利用者がプッシュボタン503により電話番号を
押下すると、電話機は通信制御装置502を通して交換
機509に電話番号を送信し、電話回線を相手先の電話
機と接続する。
【0054】ステップ602の処理で度数引き落し処理
部111は、非接触ICカード選択処理部510により
選択された非接触ICカード507から度数を「1」減
算する。
【0055】ステップ603の処理で度数引き落し処理
部111は、選択されている非接触ICカード507の
残度数が「0」より大きいかどうかを調べ、残度数が
「0」より大きい場合にはステップ604の処理に進
み、残度数が「0」でなければステップ606の処理へ
進む。
【0056】ステップ604の処理で度数引き落し処理
部111は、次の非接触ICカード507があるかどう
かを調べ、次の非接触ICカード507がある場合には
ステップ605に進み、次の非接触ICカード507が
ない場合にはステップ607の処理に進む。
【0057】ステップ605の処理で度数引き落し処理
部111は、次の非接触ICカード507を選択し、ス
テップ606の処理で1度数分の時間が経過するまで待
った後、ステップ602の処理へ戻る。
【0058】またステップ604の処理で次の非接触I
Cカード507がない場合には、ステップ607の処理
で「1」度数分の時間が経過するのを待った後、ステッ
プ608の処理で通話回線を切断し、通話を終了する。
【0059】以上説明した様に本実施形態の電子バリュ
ー記録媒体処理装置によれば、複数の電子バリュー記録
媒体から電子バリューの値が少ない順に選択して引き落
しを行うので、複数の電子バリュー記録媒体を一度に認
識した後、残高の少ない電子バリュー記録媒体から使用
していくことが可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば複数の電子バリュー記録
媒体から電子バリューの値が少ない順に選択して引き落
しを行うので、複数の電子バリュー記録媒体を一度に認
識した後、残高の少ない電子バリュー記録媒体から使用
していくことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の券売機の概略構成を示す図であ
る。
【図2】実施形態1の非接触ICカード107の概略構
成を示す図である。
【図3】実施形態1の複数枚の非接触ICカード107
から最小度数のカードの選択を行う非接触ICカード選
択処理部110の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】実施形態1の非接触ICカード107から度数
を引き落す度数引き落し処理部111の処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】実施形態2の電話機の概略構成を示す図であ
る。
【図6】実施形態2の非接触ICカード507から度数
を引き落す度数引き落し処理部111の処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
101…制御装置、102…金額ボタン、103…IC
カードリーダ/ライタ、104…ICカード挿入口、1
05…切符印刷装置、106…切符取出し口、110…
非接触ICカード選択処理部、111…度数引き落し処
理部、107…非接触ICカード、201…CPU、2
02…RAM、203…クロック部、204…ROM、
205…EEPROM、206…電源供給部、207…
入出力制御部、208…バス、501…制御装置、50
2…通信制御装置、503…プッシュボタン、504…
ICカードリーダ/ライタ、505…ICカード挿入
口、506…音声装置、508…受話器、509…交換
機、510…非接触ICカード選択処理部、511…度
数引き落し処理部、507…非接触ICカード。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 代金の支払いを行う為の電子バリューを
    記録した複数の電子バリュー記録媒体を処理する電子バ
    リュー記録媒体処理方法において、 複数の電子バリュー記録媒体から特定の電子バリュー記
    録媒体をその電子バリューの値の小さい順に選択し、選
    択された特定の電子バリュー記録媒体から電子バリュー
    の値を引き落すことを特徴とする電子バリュー記録媒体
    処理方法。
  2. 【請求項2】 代金の支払いを行う為の電子バリューを
    記録した複数の電子バリュー記録媒体を処理する電子バ
    リュー記録媒体処理装置において、 複数の電子バリュー記録媒体から特定の電子バリュー記
    録媒体をその電子バリューの値の小さい順に選択する電
    子バリュー記録媒体選択処理部と、 前記電子バリュー記録媒体選択処理部により選択された
    特定の電子バリュー記録媒体から電子バリューの値を引
    き落す電子バリュー引き落し処理部とを備えることを特
    徴とする電子バリュー記録媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 代金の支払いを行う為の電子バリューを
    記録した複数の電子バリュー記録媒体を処理する電子バ
    リュー記録媒体処理装置としてコンピュータを機能させ
    る為のプログラムを記録した媒体において、 複数の電子バリュー記録媒体から特定の電子バリュー記
    録媒体をその電子バリューの値の小さい順に選択する電
    子バリュー記録媒体選択処理部と、 前記電子バリュー記録媒体選択処理部により選択された
    特定の電子バリュー記録媒体から電子バリューの値を引
    き落す電子バリュー引き落し処理部としてコンピュータ
    を機能させる為のプログラムを記録したことを特徴とす
    る媒体。
JP10131548A 1998-05-14 1998-05-14 電子バリュー記録媒体処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体 Pending JPH11328331A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4507402B2 (ja) * 2000-12-26 2010-07-21 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4507402B2 (ja) * 2000-12-26 2010-07-21 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機

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