JPH11324994A - 軸流ファンのベンチュリケース - Google Patents
軸流ファンのベンチュリケースInfo
- Publication number
- JPH11324994A JPH11324994A JP13666398A JP13666398A JPH11324994A JP H11324994 A JPH11324994 A JP H11324994A JP 13666398 A JP13666398 A JP 13666398A JP 13666398 A JP13666398 A JP 13666398A JP H11324994 A JPH11324994 A JP H11324994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- venturi case
- cylindrical portion
- potting
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004382 potting Methods 0.000 claims abstract description 37
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 25
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 8
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 3
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 3
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 3
- 238000002271 resection Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
引出線の挿通路である足に形成された溝への樹脂の充填
も回避する。 【解決手段】円筒状風洞部2、及び風洞部から通風路を
横断する複数の足で連結されて一体を成す円筒部3を備
え、円筒部の内面に配設される駆動回路等が熱伝導性ポ
ッティング材で充填埋設される構成の軸流ファンに使用
されるベンチュリーケースで、円筒部の開口端の一部
に、三方が薄肉化された切除部を有し、ポッティング処
理の後、切除部が切欠き切除可能に形成され、円筒部底
面から切除部奥端部までの高さが、ポッティング材充填
により内装される駆動回路を構成する回路基板及び回路
基板に搭載される電子部品7−2が埋設状態となるに足
る高さを有し、複数の足のうち引出線挿通路となる溝を
備える足の近接部位に形成され、円筒部内周壁面に電動
機の引出線を案内するための壁面に沿う凹溝が形成され
る。
Description
される駆動回路の防湿・防滴等を目的としたポッティン
グ処理を必要とする軸流ファンに使用されるベンチュリ
ケースに関する。
内部に配設される駆動回路を、防湿・防滴等の目的の為
に熱伝導性に優れた樹脂で充填・埋設する、いわゆるポ
ッティング処理を行う例は知られている。そしてこのポ
ッティング処理に際し、内装される電動機および駆動回
路からの引出線の通路として当該円筒部の周壁の一部を
切除した窓が必要となるので、内部に充填するポッティ
ング材の流出を阻止する為に該窓部の封止作業を余儀な
くされ、該封止手段が手作業等で処理され多くの工数を
要する他、処理終了での仕上がりが醜くなりがちである
等問題があった。
ース1の例の断面図と背面図、図10は図8、図9に示
すベンチュリケース1を使用した軸流ファン12の例の
断面図、図11は図10の例の背面図である。
機10と駆動回路7を収納する円筒部3は、その中心に
軸受箱を形成する小径円筒部4を備えたカップ状断面を
示すが、上述の通り、円筒部3の側壁の一部には足5に
形成された溝5−1に連通する引出線8の挿通路6が設
けられており、内装される駆動回路7等を埋設する為の
ポッティング作業においては、充填されるポッテイング
材9が当然該挿通路6から流出するので、これを阻止す
ることが作業の前提となることは明白である。そこで現
実的には、挿通路6と、該挿通路6に連通するベンチュ
リケース1の足5に設けられた引出線挿通用溝5−1を
含むベンチュリケース1の周囲をテープ等で覆ってポッ
ティング材9の注入を行っている。
引出線8の周囲は、ハッチングで示すような当該ベンチ
ュリケース1の足5に形成された引出線挿通路5−1と
なる溝の全長に亙ってポッティング材9が充填され、そ
の一部は露出を避けられないのが実態であった。
は、内部での駆動回路等への防湿・防滴の目的は果たす
にせよ、外観上の醜さ等を伴い商品価値の向上の面から
改善の余地があった。
のベンチュリケースは、円筒状風洞部と、該風洞部から
通風路を横断する複数の足で連結されて一体を成す円筒
部を備え、該円筒部の内面に配設される駆動回路等が熱
伝導性ポッティング材で充填埋設される構成の軸流ファ
ンに使用されるベンチュリーケースで、前記円筒部の開
口端の一部に、三方が薄肉化された切除部を有し、前記
ポッティング処理の後、該切除部が切欠き切除可能に形
成され、前記円筒部開口端の切除部は、前記円筒部底面
から該切除部奥端部までの高さが、ポッティング材充填
により前記内装される駆動回路を構成する回路基板と該
回路基板に搭載される電子部品とが埋設状態となるに足
る高さを有し、前記複数の足のうち引出線挿通路となる
溝を備える足の近接部位に形成され、前記円筒部内周壁
面に前記電動機の引出線を案内するための壁面に沿う凹
溝が形成る如く構成されている。
の断面図で、図2は図1の例の背面図である。又、図3
は図1に示す例の円筒部3に形成する切除可能部3−1
の矢視A−Aの部分正面図、図4は図3に対応する矢視
B―Bの側面図である。
該電動機10等を保持するための円筒部3とは通風路を
横断する複数の足5で連結され、内装される電動機10
や駆動回路7の引出線8を外部へ導く為に、前記足5の
うちの何れかの表面に溝5−1を形成し、該溝5−1を
引出線挿通路6の一部とする点は基本的に従来と変わり
はない。
足5の表面に形成された溝5−1は、該溝5−1内に円
筒部3の内側からの引出線8を挿通するが、該溝5−1
は、当然電動機10や駆動回路7が配設される内部と連
通している。
ように、ポッティング処理を施す場合には、該ポッティ
ング材9を注入するに際し、円筒部3の側壁に引出線挿
通路6としての切欠部が存在すれば、該切欠部から流出
したポッティング材9は前記足5に形成された溝5−1
にも流出し、足5の終端であるベンチュリケース1の外
周面まで充填されることになってしまう。
て説明すると、駆動回路7を構成する回路基板7−1や
それに搭載された電子部品7−2を埋没させるようにし
てポッティング材9を充填する際には、図5に見るよう
にポッティング材9の溜り容器を形成する有底円筒部3
が全周に亘って連続していれば当該ポッテイング材9の
流出はなく、この状態でポッティング材9を固化すれ
ば、上述従来技術のように足に形成された溝5−1の部
分にまでポッティング材9が埋まることは回避される。
固化の際ポッティング処理された上面に引出すようにし
てある引出線8を外部に導出する為に、固化されたポッ
ティング材9の外周の一部を覆っている上記円筒部3に
形成された切除部3−1を切り欠いて、引出線8を前記
足5に形成された溝5−1に導くようにする。この様子
を図6で断面を、図7で図6に矢視C―Cで示す正面と
して示している。該切除部3−1は引出線8を挿通する
為の溝5−1を形成した足5の近傍に設けることが好ま
しいことは言うまでもない。
化に際して、円筒部3には全周面の側壁が形成されてい
るが、ポッティング材9の固化を完了した時点で、薄肉
でつながれていた切除部を切り欠いて引出線の挿通路6
とするものである。
の内周面に、引出線を這わせるように案内となる凹溝を
形成し、ここにポッティング処理される際に引出線が嵌
着されるようにしておくと、当該引出線8へのポッティ
ング材9の付着が抑制され、切除部の除去の後での引出
線8の可撓性への阻害を排除できる。
ースは、防湿・防滴を目的としたポッティング処理が所
期の目的に対応できると共に、ポッティング処理に際し
充填材の流出もなく、従って引出線の挿通路である足に
形成された溝への樹脂の充填も回避できるので外観上の
汚点を排除できる効果をもたらす。
例の断面図である。
除部の部分正面図である。
除部の部分側面図である。
ング処理の注入・固化の様子を示す断面図である。
去した状態を示す断面図である。
ある。
の例の断面図である。
技術に成る軸流ファンの例の断面図である。
溝 6 引出線挿通路 7 駆動回路 7―1 回路基板 7―2 電子部品 8 引出線 9 ポッティング材 10 電動機 11 羽根車 12 軸流ファン
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒状風洞部と、該風洞部から通風路を
横断する複数の足で連結されて一体を成す円筒部を備
え、該円筒部の内面に駆動用電動機と該電動機を制御す
る駆動回路が内装されると共に、該駆動回路が熱伝導性
ポッティング材で充填埋設される軸流ファンに使用され
るベンチュリーケースにおいて、前記円筒部の開口端の
一部に、三方が薄肉化された切除部を有し、前記ポッテ
ィング処理の後、該切除部が切欠き切除可能に形成され
ていること、を特徴とする軸流ファンのベンチュリケー
ス。 - 【請求項2】 前記円筒部開口端の切除部は、前記複数
の足のうち引出線挿通路となる溝を備える足の近接部位
に形成されていること、を特徴とする請求項1,2に記
載の軸流ファンのベンチュリケース。 - 【請求項3】 前記円筒部開口端の切除部は、その内周
壁面に前記電動機の引出線を案内するための壁面に沿う
凹溝が形成されていること、を特徴とする請求項1〜3
に記載の軸流ファンのベンチュリケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13666398A JP4223588B2 (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 軸流ファンのベンチュリケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13666398A JP4223588B2 (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 軸流ファンのベンチュリケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11324994A true JPH11324994A (ja) | 1999-11-26 |
JP4223588B2 JP4223588B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=15180596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13666398A Expired - Fee Related JP4223588B2 (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 軸流ファンのベンチュリケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4223588B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013047587A (ja) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Nidec Servo Corp | ファンフィルタユニット |
US20130149134A1 (en) * | 2011-12-12 | 2013-06-13 | Nidec Corporation | Fan |
CN105179320A (zh) * | 2014-06-18 | 2015-12-23 | 奇鋐科技股份有限公司 | 环型风扇理线结构 |
US10436205B2 (en) | 2016-03-30 | 2019-10-08 | Nidec Corporation | Fan motor |
WO2022224603A1 (ja) * | 2021-04-23 | 2022-10-27 | ミネベアミツミ株式会社 | ファンモータ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019138255A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 日本電産サンキョー株式会社 | ポンプ装置 |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP13666398A patent/JP4223588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013047587A (ja) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Nidec Servo Corp | ファンフィルタユニット |
US20130149134A1 (en) * | 2011-12-12 | 2013-06-13 | Nidec Corporation | Fan |
US9745987B2 (en) * | 2011-12-12 | 2017-08-29 | Nidec Corporation | Fan |
CN105179320A (zh) * | 2014-06-18 | 2015-12-23 | 奇鋐科技股份有限公司 | 环型风扇理线结构 |
US10436205B2 (en) | 2016-03-30 | 2019-10-08 | Nidec Corporation | Fan motor |
WO2022224603A1 (ja) * | 2021-04-23 | 2022-10-27 | ミネベアミツミ株式会社 | ファンモータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4223588B2 (ja) | 2009-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4858186B2 (ja) | 基板用コネクタ及びその組付方法 | |
US4742864A (en) | Passive ventilated control box | |
JPH11324994A (ja) | 軸流ファンのベンチュリケース | |
JP2002061596A (ja) | 防水構造を備えた遠心ファン | |
JP2001359252A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP4519258B2 (ja) | 電動弁用防水コイル | |
JPS6032534A (ja) | 小型電動機 | |
JP2003172300A (ja) | 軸流ファン | |
JP2005235487A (ja) | 電線ジョイント部の防水方法 | |
JP2005098163A (ja) | 磁気結合ポンプ | |
JP3734250B2 (ja) | 軸流ファンのベンチュリケース | |
JPH10224955A (ja) | 電子制御ユニットの収容箱 | |
JP2000018635A (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP6686426B2 (ja) | 電動機 | |
JP2008263673A (ja) | 端子箱付電動機 | |
JP4514114B2 (ja) | コイル可動形リニアモータおよび単軸ロボット | |
JP4536432B2 (ja) | 電動弁用モータ | |
BR112021010863A2 (pt) | Unidade de bomba com um conector de encaixe com filtro sinterizado para compensação de pressão | |
JP2019021780A (ja) | 電子装置 | |
KR102382311B1 (ko) | Bldc 모터 구조 | |
JP3157566B2 (ja) | 車両における空調用モータの防水構造 | |
JPS631583Y2 (ja) | ||
JPH0350886B2 (ja) | ||
JPH09240588A (ja) | 船外機の吸気通路構造 | |
CN209913610U (zh) | 壳体局部灌胶的马达 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 19980708 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081112 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |