JPH11323855A - 反射体付き防護柵 - Google Patents

反射体付き防護柵

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JPH11323855A
JPH11323855A JP13651698A JP13651698A JPH11323855A JP H11323855 A JPH11323855 A JP H11323855A JP 13651698 A JP13651698 A JP 13651698A JP 13651698 A JP13651698 A JP 13651698A JP H11323855 A JPH11323855 A JP H11323855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
protective fence
groove
support
concave groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP13651698A
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English (en)
Inventor
Satoshi Fujita
諭 藤田
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Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間の視認性が高く、組み立てが容易、かつ
反射体部分の破損し難い反射体付き防護柵を提供する。 【解決手段】 支柱1の外面全周に亘って凹溝11が形
成され、この凹溝11の幅に適合した反射体3または帯
状反射体4がこの凹溝11の全周に亘って埋設され、防
護柵の支柱1の全周に亘って夜間の視認性を向上された
もので、支柱外面の全周に亘って反射体が配設されて全
周に亘って光を反射するので歩行者等からの視認性も高
められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や公園等に設
置される防護柵に関し、特に夜間の視認性が高められた
防護柵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路や公園等に設置される防護柵
の夜間視認性を高めるために、防護柵の支柱上端にキャ
ップを取着し、この支柱の上部に板状の反射板を金属バ
ンドで取り付けたものが知られていた。また、実開平7
−12508号公報には防護柵の支柱の頭部を閉塞する
キャップの側方に取付窓を設け、この取付窓を閉塞する
形状を有する反射体を前記キャップの内側から前記取付
窓に嵌着してキャップに固定したことを特徴とする交通
安全反射器が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き支柱の上部に板状の反射板を金属バンドで取り付けた
防護柵においては、支柱と支柱に取着されるキャップと
反射板が夫々別体で構成され、組立工数がかかる上に、
部品点数が多く製造コストがかかるという問題があっ
た。一方、実開平7−12508号公報に提案されてい
る反射体が設けられたキャップが支柱の頭部に取着され
た防護柵においては、キャップの組み立てに工数がかか
るという問題がある。また、上記いずれの防護柵におい
ても反射体は支柱の上部やキャップの一部に設けられて
おり、キャップの支柱への取付は螺子等によるので外観
的にも好ましいものではなく、キャップがとれ易いとい
う問題があった。
【0004】そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研
究の結果、部品点数が少なく、組み立てが容易で、夜間
の視認性が高く、かつ外観も好適な反射体付き防護柵を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載の反
射体付き防護柵は、地表に適宜間隔で立設された支柱と
この支柱間に架設されたパネルとからなる防護柵におい
て、支柱外面の全周に亘って凹溝が形成され、この凹溝
の幅に適合した反射体がこの凹溝の全周に亘って埋設さ
れ、防護柵の支柱が全周に亘って夜間の視認性を向上さ
れたもので、支柱の外面の全周に亘って光を反射するの
で歩行者等からの視認性も高められる。さらに、支柱の
外面の全周に形成された凹溝に反射体が埋設されている
ので、反射体が車等の接触によって簡単に破損すること
が無い。なお、反射体とは付設あるいは配設されたプリ
ズムやレンズ等の働きによって照射された光が屈折され
て反射を可能に形成されたものをいう。
【0006】また、本発明請求項2記載の反射体付き防
護柵は、反射体が帯状に形成された帯状反射体となされ
たものであり、支柱の外面の全周に形成された凹溝には
め込んで巻き付けるように取り付けられるので組み立て
が容易である。
【0007】また、本発明請求項3記載の反射体付き防
護柵は、帯状反射体が帯状体に適宜間隔で多数のガラス
ビーズ製の反射器が配設されたものであり、反射体がガ
ラスビーズ製の反射器で構成されているので、汚れにく
く、汚れがついても雨水や散水等によって容易に流され
て汚れが落とされる。また、材質がガラスなので劣化が
なく半永久的に反射機能が維持される。なお、ガラスビ
ーズ製の反射器は主として着色透明ガラス製で表面が球
状に成形されたものであり、着色により反射光の視認性
がよくなされている。
【0008】また、本発明請求項4記載の反射体付き防
護柵は、管体の一端が熱処理により閉塞されて支柱とな
されたもので、キャップが不要なためキャップの脱落に
伴う反射機能の喪失という問題がなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
について説明する。図1は本発明反射体付き防護柵の実
施形態の一例を示す正面図であり、図2は図1のa部に
示した要部の詳細正面図である。支柱1は適宜間隔で地
表に立設され、この支柱1間にパネル2が架設され、防
護柵となされている。支柱1の外面には全周に亘って反
射体3あるいは帯状反射体4等の反射体が取着されてお
り、防護柵の夜間視認性が向上される。
【0010】支柱1は鋼管等の金属管の上端が熱処理に
より変形され、管体の外壁が球状に膨出されるととも
に、管体の端部が窄められて塞がれ擬宝珠部12となさ
れており、この擬宝珠部12の下部には管体外壁の全周
に亘って凹溝11が設けられている。この凹溝11内に
は、凹溝11の幅に適合した反射体3または帯状反射体
4等の反射体が挿入嵌着または巻着されて反射部となさ
れている。支柱1の外面に設けられる凹溝11は図2に
表すように支柱1の上部だけでなく、支柱1の下部や中
央部に適宜設けられればよく、複数箇所に凹溝が設けら
れていてもよい。また、凹溝11は図2の実施例では帯
状反射体4が支柱の上下に設けられた、凹溝11に対し
て上下それぞれ1段に巻着された状態を表しているが、
凹溝11の幅は1箇所の凹溝11に対して2段以上の反
射体が挿入嵌着または巻着される幅となされていてもよ
い。なお、支柱1の上端部は支柱の管体内部への雨水等
の浸入を防ぐものであればよく、図2に表すような擬宝
珠の形状に限るものではなく平坦に閉塞されてもよい。
【0011】反射体3は、図3に示す実施形態の例で
は、支柱1の外面の全周に亘って設けられた凹溝11の
幅より稍々小寸法となされた幅の反射体3が、この凹溝
の円周に沿った曲率寸法で半円形になされ、この半円形
の反射体3が2個合わせられて凹溝11の全周に亘って
埋設され、この合わせられた反射体3の外径が支柱1の
外径より稍々小寸法となされることによって、反射体3
の外周表面が凹溝11より露出することなく凹溝11の
深さ内に埋設されて取着される。反射体3の両端は、凸
嵌合部33と凹嵌合部34とを互いに嵌合させることに
よって組立一体化が可能に形成されており、この半円形
の反射体3が2個合わせられて支柱1の外面に形成され
た凹溝11内に埋設されて取着される。反射体3は、基
体32の外周に空気層を介してポリカーボネートやアク
リル等の透明プラスチックのレンズ体31を配設させて
作製される。この反射体3の外周表面は上述したように
支柱1の外面に形成された凹溝11内に埋設されて、反
射体3の表面が支柱1の外径面より露出しないように取
着されるので、輸送時に直接反射体の表面同士の接触が
起こらず、使用中に車等が接触した際にも反射体3の表
面が接触して傷がつくということがない。
【0012】帯状反射体は、帯状であって巻回すること
ができる反射体であれば特にその形態は限定されるもの
ではなく、シート状の基板に空気層を介して透明プリズ
ムシートが貼付された反射シートであってもよく、また
可撓性シート上に半球状の突起を多数突出させたもので
もよいが、図4に示される実施形態の例では、帯状反射
体4は支柱1の外面に形成された凹溝11の幅より稍々
小寸法となされた幅の帯状体41に、適宜間隔で多数個
のガラスビーズ製の反射器42が半球状の部分が露出す
るように埋設されて帯状反射体4となされている。帯状
体41の両端は支柱1の凹溝11内に巻回された際に、
両端が合欠のように互いに重ね継ぎされるように切り欠
き部が形成されている。帯状体41端部の切り欠き部に
はリベット孔43が穿設され、このリベット孔43にブ
ラインドリベットが挿入されるようになされている。ガ
ラスビーズ製の反射器42は一端が半球状となされた着
色ガラスの成型品であり、ポリエチレンなどの合成樹脂
を成型して作成された帯状体41に、反射器42の半球
状の部分が露出されるように埋設され帯状反射体4とな
されている。帯状反射体4の表面に露出されたガラスビ
ーズ製の反射器42の高さは、前記支柱1の外面に設け
られた凹溝11の深さより低くなされているので、輸送
時の反射器42同士の接触が起こらず、使用中に車等が
接触した際にも反射器42に接触して傷がつくというこ
とがない。
【0013】帯状反射体4は支柱1外面に設けられた凹
溝11に巻き回され、両端の切り欠き部が互いに合欠の
如く重ねられ、ブラインドリベットで支柱1に鋲着され
る。このブラインドリベットの頭部はキャップ本体31
と同色になされているので、鋲着部分が目立たず景観上
好ましい。また、帯状反射体4の取着方法はこの例に限
るものではなく、螺子などで取着されてもよいし、帯状
反射体4の裏面に両面テープなどを貼り、支柱1に貼着
してもよい。
【0014】
【発明の効果】上述の如く、本発明請求項1記載の反射
体付き防護柵は、地表に適宜間隔で立設された支柱とこ
の支柱間に架設されたパネルとからなる防護柵におい
て、支柱外面の全周に亘って凹溝が形成され、この凹溝
の幅に適合した反射体がこの凹溝の全周に亘って埋設さ
れ、防護柵の支柱が全周に亘って夜間視認性を向上され
たもので、支柱の外面の全周に亘って光を反射するので
歩行者からの視認性も高められる。さらに、支柱の外面
の全周に形成された凹溝に反射体が埋設されているの
で、反射体が車等の接触によって簡単に破損することが
無い。
【0015】また、本発明請求項2記載の反射体付き防
護柵は、反射体が帯状に形成された帯状反射体となされ
たものであり、支柱の外面の全周に形成された凹溝には
め込んで巻き付けるように取り付けられるので組み立て
が容易である。
【0016】また、本発明請求項3記載の反射体付き防
護柵は、帯状反射体が帯状体に適宜間隔で多数のガラス
ビーズ製の反射器が配設されており、反射体がガラスビ
ーズ製の反射器で構成されているので、汚れにくく、汚
れがついても雨水や散水等によって容易に流されて汚れ
が落とされる。また、材質がガラスなので劣化がなく半
永久的に反射機能が維持される。
【0017】さらにまた、本発明請求項4記載の反射体
付き防護柵は、管体の一端が熱処理により閉塞されて支
柱となされたもので、キャップが不要なためキャップの
脱落に伴う反射機能の喪失という問題がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明反射体付き防護柵の実施形態の一例を示
す正面図である。
【図2】図1のa部の詳細正面図である。
【図3】本発明反射体付き防護柵における反射体の実施
形態の一例を示す(イ),(ハ)は側面図、(ロ)は一
部破断の上面図である。
【図4】本発明反射体付き防護柵における帯状反射体の
実施形態の一例を示す(イ)は正面図、(ロ)は側面図
である。
【符号の説明】
1 支柱 11 凹溝 12 擬宝珠部 2 パネル 3 反射体 31 レンズ体 32 基体 33 凸嵌合部 34 凹嵌合部 4 帯状反射体 41 帯状体 42 反射器 43 リベット孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表に適宜間隔で立設された支柱とこの
    支柱間に架設されたパネルとからなる防護柵において、
    支柱外面の全周に亘って凹溝が形成され、この凹溝の幅
    に適合した反射体がこの凹溝の全周に亘って埋設され、
    防護柵の支柱が全周に亘って夜間視認性を向上されたこ
    とを特徴とする反射体付き防護柵。
  2. 【請求項2】 反射体が、帯状に形成された帯状反射体
    となされたことを特徴とする請求項1記載の反射体付き
    防護柵。
  3. 【請求項3】 帯状反射体が、帯状体に適宜間隔で多数
    のガラスビーズ製の反射器が配設されたことを特徴とす
    る請求項2記載の反射体付き防護柵。
  4. 【請求項4】 管体の一端が熱処理により閉塞されて支
    柱となされたことを特徴とする請求項1、2または3記
    載の反射体付き防護柵。
JP13651698A 1998-03-17 1998-05-19 反射体付き防護柵 Pending JPH11323855A (ja)

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JP13651698A JPH11323855A (ja) 1998-03-17 1998-05-19 反射体付き防護柵

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JP6628398 1998-03-17
JP10-66283 1998-03-17
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Effective date: 20040224